JP2019152681A - き裂検査装置およびき裂検査方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、第1実施形態のき裂検査装置の構成を示すブロック図である。図1のき裂検査装置は、検査対象物1のき裂を自動的に検査する装置である。検査対象物1の例は、ガスタービンの静翼である。
き裂検査装置は、スキャン部12に取り付けられた計測部11により検査対象物1の形状を計測する。スキャン部12は、検査対象物1の全表面の形状を計測するために、3軸の移動部21および回転部22を備えている。また、スキャン部12は、形状計測中の検査対象物1と計測部11との位置関係を維持するために、固定部23により検査対象物1の位置を固定する。演算部14内の形状スキャン部31は、計測部11の原点からの移動量と回転量の現在値を取得および記録することが可能である。
次に、形状合成部32は、検査対象物1の形状を計測して得られた複数組の形状計測データを記憶部16から読み出す。複数組の形状計測データの例は、複数のラインK1〜K6における形状計測データである。形状合成部32は、読み出した複数組の形状計測データを1組の形状計測データに合成する(ステップS4)。その後、形状合成部32は、合成した1組の形状計測データのノイズをフィルタリング等により除去する(ステップS5)。
次に、位置調整部33は、形状計測データ3との比較用の基準形状データ4を記憶部16から読み出す(ステップS6)。次に、位置調整部33は、同じ検査対象物1の形状計測データ3と基準形状データ4とを比較するために、形状計測データ3と基準形状データ4との位置調整を行う(ステップS7)。
次に、形状比較部34は、位置調整された形状計測データ3と基準形状データ4とを比較する(ステップS8)。例えば、形状比較部34は、形状計測データ3と基準形状データ4との差分形状データ5を作成する。次に、き裂領域特定部35は、形状計測データ3と基準形状データ4との比較結果に基づいて、検査対象物1においてき裂2が存在する領域を特定する(ステップS9)。以下、検査対象物1においてき裂2が存在する領域を、き裂領域と呼ぶ。
図5は、第1実施形態のき裂検出処理およびき裂測定処理について説明するための図である。ステップS10〜S15については、図5を参照しながら説明する。
図6は、第1実施形態の投影画像および合成画像の作成処理について説明するための図である。ステップS16〜S19については、図6を参照しながら説明する。
2:き裂、2a:下端線、2b、2c:側端線、2d:開始点、2e:終了点、
3:形状測定データ、4:基準形状データ、5:差分形状データ、
6a:内壁画像、6b:外壁画像、6c、6d:翼本体画像、
11:計測部、12:スキャン部、13:制御部、
14:演算部、15:表示部、16:記憶部、
21:移動部、22:回転部、23:固定部、
31:形状スキャン部、32:形状合成部、33:位置調整部、34:形状比較部、
35:き裂領域特定部、36:き裂検出部、37:き裂分類部、38:き裂測定部、
39:形状輪郭検出部、40:測定結果作成部
Claims (10)
- 検査対象物の形状を計測して得られた形状計測データと、前記形状計測データとの比較用の基準形状データとの位置調整を行う位置調整部と、
前記位置調整がされた前記形状計測データと前記基準形状データとを比較して、前記検査対象物においてき裂が存在する領域を特定するき裂領域特定部と、
前記き裂内の特定の点を検出するき裂検出部と、
前記特定の点の検出結果に基づいて、前記き裂の寸法を測定するき裂測定部と、
を備え、
前記位置調整部は、前記形状計測データおよび前記基準形状データの基準位置として、前記検査対象物であるガスタービンの静翼の内壁または外壁を選択し、前記形状計測データおよび前記基準形状データの前記基準位置を少なくとも3点でマッチングすることで、前記位置調整を行う、
き裂検査装置。 - 検査対象物の形状を計測して得られた形状計測データと、前記形状計測データとの比較用の基準形状データとの位置調整を行う位置調整部と、
前記位置調整がされた前記形状計測データと前記基準形状データとを比較して、前記検査対象物においてき裂が存在する領域を特定するき裂領域特定部と、
前記き裂内の特定の点を検出するき裂検出部と、
前記特定の点の検出結果に基づいて、前記き裂の寸法を測定するき裂測定部と、
を備え、
前記位置調整部は、前記形状計測データ内の形状と前記基準形状データ内の形状とが一致する領域内で前記形状計測データおよび前記基準形状データの基準位置を選択し、前記形状計測データおよび前記基準形状データの前記基準位置を少なくとも3点でマッチングすることで、前記位置調整を行う、
き裂検査装置。 - 前記き裂検出部は、前記特定の点として、前記き裂の下端点、側端点、開始点、および終了点の少なくともいずれかを検出する、請求項1または2に記載のき裂検査装置。
- 前記き裂検出部は、前記き裂の座標の変化率に基づいて、前記特定の点を検出する、請求項3に記載のき裂検査装置。
- さらに、前記形状計測データおよび前記基準形状データの少なくともいずれかを用いて前記検査対象物の形状の輪郭を検出し、前記輪郭を2次元空間に投影した投影画像を作成する投影画像作成部を備える、請求項1から4のいずれか1項に記載のき裂検査装置。
- さらに、前記き裂の形状データと前記投影画像との合成画像を作成する合成画像作成部を備える、請求項5に記載のき裂検査装置。
- さらに、
前記検査対象物の形状を計測する計測部と、
前記検査対象物を前記計測部によりスキャンするスキャン部とを備え、
前記スキャン部は、前記計測部を移動させる移動部と、前記計測部を回転させる回転部と、前記検査対象物の位置を固定する固定部とを備える、請求項1から6のいずれか1項に記載のき裂検査装置。 - さらに、前記計測部により計測された複数組の形状計測データを1組の形状計測データに合成する形状合成部を備え、
前記き裂領域特定部は、合成された前記形状計測データと、前記基準形状データとに基づいて、前記検査対象物において前記き裂が存在する領域を特定する、請求項7に記載のき裂検査装置。 - 位置調整部が、検査対象物の形状を計測して得られた形状計測データと、前記形状計測データとの比較用の基準形状データとの位置調整を行い、
き裂領域特定部が、前記位置調整がされた前記形状計測データと前記基準形状データとを比較して、前記検査対象物においてき裂が存在する領域を特定し、
き裂検出部が、前記き裂内の特定の点を検出し、
き裂測定部が、前記特定の点の検出結果に基づいて、前記き裂の寸法を測定する、
ことを含み、
前記位置調整部は、前記形状計測データおよび前記基準形状データの基準位置として、前記検査対象物であるガスタービンの静翼の内壁または外壁を選択し、前記形状計測データおよび前記基準形状データの前記基準位置を少なくとも3点でマッチングすることで、前記位置調整を行う、
き裂検査方法。 - 位置調整部が、検査対象物の形状を計測して得られた形状計測データと、前記形状計測データとの比較用の基準形状データとの位置調整を行い、
き裂領域特定部が、前記位置調整がされた前記形状計測データと前記基準形状データとを比較して、前記検査対象物においてき裂が存在する領域を特定し、
き裂検出部が、前記き裂内の特定の点を検出し、
き裂測定部が、前記特定の点の検出結果に基づいて、前記き裂の寸法を測定する、
ことを含み、
前記位置調整部は、前記形状計測データ内の形状と前記基準形状データ内の形状とが一致する領域内で前記形状計測データおよび前記基準形状データの基準位置を選択し、前記形状計測データおよび前記基準形状データの前記基準位置を少なくとも3点でマッチングすることで、前記位置調整を行う、
き裂検査方法。
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JPH05256632A (ja) * | 1992-03-12 | 1993-10-05 | Hitachi Ltd | 金属部材の損傷検査方法および損傷検査装置 |
JP2013253905A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 欠陥判定装置、放射線撮像システム、及び欠陥判定方法 |
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