JP4682630B2 - 3次元計測システム、検査方法およびプログラム - Google Patents

3次元計測システム、検査方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、3次元計測システムおよびそれに関連する技術に関する。
加工部品等が要求寸法(設計寸法)通りに出来ているか否かなどを検査するため、3次元計測システムが用いられることがある。3次元計測システムを用いることによれば、対象物の3次元形状の測定結果に基づいて加工品の加工精度等を正確に検査することができる。3次元計測システムとしては、たとえば、光切断法等を用いた画像式の計測システムなどが存在する。光切断法は、照射レーザ光の撮影画像に基づいて、三角測量の原理を用いて当該撮影画像内の各点の3次元位置を求める手法である。
なお、3次元データにおいて輪郭線を抽出する技術として、特許文献1などが存在する。ただし、特許文献1に記載の3次元計測技術は検査技術に関するものではない。
特開2000−306111号公報
上記のような3次元計測システムを用いた検査においては、或る計測対象物に関する全ての計測データのうち、検査対象となる部分に関連するデータを用いて、検査対象となる部分の寸法を検査することが考えられる。
しかしながら、このような検査において、計測対象物に関する全ての計測データの中から、検査に用いるべきデータを抽出するのは困難であるという問題が存在する。たとえば、操作者が操作画面を用いてデータを手動で指定することなどが考えられるが、その場合、操作者の手を煩わせることになり、当該システムの操作性は必ずしも十分なものではない。
そこで、この発明の課題は、3次元計測による検査を簡易に行うことが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、3次元計測システムであって、計測対象物の3次元形状に関する計測データを取得する3次元計測手段と、CADデータに含まれるアノテーション情報に基づいて、検査内容に対応する計測対象物のプリミティブを特定する特定手段と、前記計測データのうち、前記特定されたプリミティブに対応するデータを抽出して形状データを算出し、算出した結果から前記計測対象物の寸法を検査する検査手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る3次元計測システムにおいて、前記計測対象物に関する前記アノテーション情報を、前記CADデータの中から検索して取得する検索手段、をさらに備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る3次元計測システムにおいて、前記検査手段は、前記アノテーション情報に含まれる公差情報を用いて、前記計測対象物の寸法を検査することを特徴とする。
請求項4の発明は、検査方法であって、CADデータに含まれるアノテーション情報に基づいて、検査内容に対応する計測対象物のプリミティブを特定する特定工程と、前記計測対象物の3次元形状に関する計測データのうち、前記特定されたプリミティブに対応するデータを抽出して形状データを算出し、算出した結果から前記計測対象物の寸法を検査する検査工程とを含むことを特徴とする。
請求項5の発明は、コンピュータに、CADデータに含まれるアノテーション情報に基づいて、検査内容に対応する計測対象物のプリミティブを特定する特定工程と、前記計測対象物の3次元形状に関する計測データのうち、前記特定されたプリミティブに対応するデータを抽出して形状データを算出し、算出した結果から前記計測対象物の寸法を検査する検査工程とを実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項1から請求項5に記載の発明によれば、CADデータに含まれるアノテーション情報に基づいて計測対象物のプリミティブが特定され、計測対象物の3次元形状に関する計測データのうち、特定されたプリミティブに対応するデータを用いて計測対象物の寸法が検査されるので、検査に用いるべきデータを自動的に決定し、3次元計測による検査を簡易に行うことが可能である。
特に、請求項2に記載の発明によれば、アノテーション情報が自動的に検索されるので、計測の自動化を促進することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、アノテーション情報に含まれる公差情報を用いて、計測対象物の寸法が検査されるので、検査の自動化を促進することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.第1実施形態>
<システム構成>
図1は、第1実施形態に係る3次元計測システム1を示す概略図である。図1に示すように、3次元計測システム1は、計測ユニット10と駆動用アーム20とコントローラ30とを備える。
計測ユニット10は、非接触式の3次元計測ユニットであり、より具体的には、光切断法を用いた画像式の3次元計測ユニットである。光切断法は、照射レーザ光の撮影画像に基づいて、三角測量の原理を用いて当該撮影画像内の各点の3次元位置のデータを求める手法である。また、計測ユニット10は、計測用カメラ(CCDカメラ)11とレーザ光出射部12と位置算出部13とを有している(図2参照)。計測ユニット10は、レーザ光出射部12からスリット状のレーザ光を計測対象物に対して照射し、その反射光を計測用カメラ11で受光し、当該レーザ光が照射された状態の計測対象物の画像を計測用カメラ11で撮影する。位置算出部13は、三角測量の原理を用いて被写体との距離を画面内の各位置において算出する。これによって、計測対象物の表面の3次元座標値(すなわち計測対象物の3次元形状)が算出される。また、算出された3次元座標値はコントローラ30に出力される。なお、位置算出部13で算出される3次元座標値はカメラ座標系で表現された値である。
駆動用アーム20は、その先端部に計測ユニット10を装着する。駆動用アーム20は、複数の自由度を有するアームであり、先端部に装着された計測ユニット10の位置および姿勢を変更することができる。具体的には、駆動用アーム20は、鉛直方向に駆動可能な1つの直動関節と水平方向に駆動可能な2つの回転関節とを有しており、計測ユニット10の位置を3次元空間内の所定範囲の任意の位置に変更することが可能である。また、駆動用アーム20は、さらにその手先部に3つの回転自由度を有する回転駆動部を有しており、計測ユニット10の姿勢を所定範囲内の任意の姿勢に変更することが可能である。したがって、コントローラ30は、計測ユニット10の撮影位置および撮影姿勢を適宜に設定することができる。なお、駆動用アーム20の位置および姿勢は、コントローラ30からの指令に基づいて制御される。
コントローラ30は、コンピュータシステム(以下、単に「コンピュータ」とも称する)として構成される。具体的には、当該コンピュータ(コントローラ)30は、CPU2と、記憶部3と、メディアドライブ4と、液晶ディスプレイ(LCD)などの表示部5と、キーボード6aおよびマウス6bなどの操作入力部6と、計測ユニット10および駆動用アーム20との間で情報の授受を行う入出力部7とを備えている。記憶部3は、ハードディスクドライブ(HDD)3aと、RAM(半導体メモリ)3bとを有している。また、メディアドライブ4は、CD−ROM、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク、メモリカードなどの可搬性の記録媒体9からその中に記録されている情報を読み出すことができる。
コントローラ30は、記録媒体9に記録されたソフトウエアプログラム(以下、単に「プログラム」とも称する)PG(不図示)を読み込み、そのプログラムPGをCPU2等を用いて実行することによって、後述するような各種の機能(計測制御機能等)を実現する。なお、各機能を有するプログラムは、記録媒体9を介して供給される場合に限定されず、LANおよびインターネットなどのネットワークを介して、このコンピュータに対して供給されてもよい。
図2は、コントローラ30の機能ブロックを示す図である。図2に示すように、コントローラ30は、3次元CAD31と、座標変換部32と、検索部33と、特定部34と、記憶部36と、検査部37と、制御部38とを有している。
コントローラ30は、計測ユニット10の位置算出部13によって算出された計測対象物の3次元座標値と、カメラ座標系およびベース座標系相互間の関係とに基づいて、計測対象物のベース座標系における3次元座標位置を算出する。ベース座標系は空間内に固定された基準となる座標系である。複数の位置および姿勢で撮影されて取得された(計測ユニット10による)カメラ座標系による3次元座標値をそれぞれベース座標系に変換することによって、これら3次元座標値を統一的に扱うことが可能になる。この座標変換処理は、コントローラ30内の座標変換部32(図2)で行われる。また、得られた3次元座標値の集合すなわち3次元データは記憶部36に格納される。そして、コントローラ30の検査部37は、取得された計測対象物に関する3次元データ(計測データ)と、3次元CAD31のデータとを用いて、計測対象物が設計時の指示通りに加工されているか否かを検査する。
この実施形態においては、コントローラ30の特定部34は、CADデータに含まれるアノテーション情報(後述)に基づいて、計測対象物のプリミティブを特定する。そして、検査部37は、計測対象物について計測された3次元データ(計測データ)のうち、特定されたプリミティブに対応するデータを用いて、計測対象物の寸法を検査する。なお、計測対象物に関するアノテーション情報は、検索部33によって、CADデータの中から検索されて取得される。また、制御部38は、駆動用アーム20の駆動制御を行うとともに、計測ユニット10に対する制御動作(制御指令の送出等を含む)を行う機能部である。
以下では、計測対象物の検査動作を詳細に説明する。ここでは、円柱形状を有する部品61(図5参照)を計測対象物として3次元データの計測動作を行った上で、当該部品61の良否を検査する場合を想定する。
<動作>
図3は、計測対象物に関する検査動作を示すフローチャートである。
ステップSP1において、計測対象物としての部品61が適宜の保持部材(不図示)によって3次元計測システム1内の適宜の位置に固定され、操作者の開始指示が上記の操作入力部6等を介して入力されると、計測ユニット10等を用いた計測動作が開始される。コントローラ30は、計測ユニット10からの情報に基づいて3次元データを取得する。
具体的には、計測ユニット10は、駆動用アーム20によって目標変位に駆動された後、レーザ光出射部12からのレーザ光を出射するとともにその反射光を計測用カメラ11で受光して撮影画像を取得する。その後、計測ユニット10は、計測対象物の表面の3次元座標値を光切断法を用いて算出する。算出された3次元座標値はコントローラ30に出力され、コントローラ30の座標変換部32は、カメラ座標系による3次元座標値をベース座標系による3次元座標値へと変換する。変換後のベース座標系による3次元座標値は、コントローラ30内の記憶部36に記憶される。また、複数の計測位置および姿勢からの計測ユニット10による撮影動作が適宜繰り返し行われることによって、コントローラ30は、部品61の全表面の3次元座標値に関する3次元データを取得する。
また、正確な計測動作のためには、ステップSP1に先立ってキャリブレーションを行い、計測対象物の配置状態と3次元CADデータとの対応関係を予め求めておくことが好ましい。ここでは、ステップSP1に先立ってプレ撮影動作を行い、計測対象物の位置および姿勢がCADデータ内の所定の位置および姿勢となるように、3次元CADデータの座標系に合わせて計測対象物の実際の配置状態を調整するものとする。なお、実際の位置合わせを行う必要はなく、計測対象物の実際の配置状態と3次元CADデータとの対応関係を求めておけば十分である。このようなキャリブレーション動作(座標系相互間における対応関係の同定動作)によって、3次元計測システム1は、計測対象物の配置状態を3次元CADデータに基づいてより正確に把握することが可能になる。
ところで、この実施形態に係るコントローラ30は、「アノテーション情報」を利用することによって、計測対象物に関する全データの中から検査対象部位に関連するデータを自動的に抽出する。ここで、アノテーション情報(注釈情報)は、3次元CADデータに含まれる情報であり、寸法情報と公差情報とを含む情報として構成される。
図4は、アノテーション情報を構成するデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、アノテーション情報は、「アノテーション情報名」、「種類」、「第1要素(プリミティブ)」、「第2要素(プリミティブ)」、「設計値」(mm)、「公差+」(mm)、「公差−」(mm)の各項目のデータを有している。
ここでは各項目のデータは、それぞれ、アノテーション情報名=S、種類=面間距離、第1要素=平面Pa、第2要素=Pb、設計値(mm)=100、公差+(mm)=+0.5、公差−(mm)=−0.5、を表す値を有している。すなわち、このアノテーション情報は、平面Paと平面Pbとの間の距離(面間距離)に関する情報であること示すとともに、当該面間距離の設計値は100mmであり、当該設計値に関する公差は+0.5,−0.5であることを示している。この実施形態においては、円柱形状部品61の上面である平面Paと底面(下面)である平面Pbとの間の距離が上記の公差の範囲内に収まっていることを検査する。より詳細には、上面Pa上の各点と底面Pb上の各対応点との距離の全てが、上記の公差の範囲内の値に収まっているか否かを検査する。
なお、このようなアノテーション情報は、設計時等に設計情報として3次元CADにおいてデータ入力されていることが多く、そのような場合(すなわち既に設計時等に入力されている場合)には、検査目的のためだけにわざわざ入力する必要はない。
次のステップSP2(図3)において、コントローラ30の検索部33は、計測対象物に関するアノテーション情報を、3次元CADデータの中から検索して取得する。この後、この取得動作によって取得されたアノテーション情報に関する検査動作(ステップSP4)が行われることになる。すなわち、この取得動作によって、検査内容が決定されることになる。ここでは、図4のアノテーション情報の内容が取得され、平面Paと平面Pbとの面間距離Sを検査することが決定される場合を例示する。
また、ステップSP3において、コントローラ30の特定部34は、アノテーション情報Sに基づいて、計測対象物のプリミティブ(基本形状)を特定する。
図4および図5に示すように、このアノテーション情報Sには、2つのプリミティブ、具体的には部品61の平面(上面)Paと平面(底面)Pbとが含まれる。ここでは、これら2つのプリミティブPa,Pbが検査対象部位として特定される。
その後、ステップSP4において、コントローラ30は、ステップSP3で特定された2つのプリミティブPa,Pbに関する計測データを用いて、計測対象物の寸法に関する検査動作を行う。なお、この検査動作においては、アノテーション情報に含まれるデータ、具体的には、設計値と公差とに関するデータが利用される。
図6は、検査動作の概要を示す概念図である。また、図7および図8は、計測動作によって得られた3次元データを表す概念図である。図7は斜視図であり、図8は側面図である。以下、これらの図を参照しながら、ステップSP4の検査動作についてさらに詳細に説明する。なお、図7においては、図示の簡略化のため、比較的大きな間隔で格子点が表現されているが、実際には微小間隔で格子点を設定することによって高精度の3次元データを得ることができる。他の図面においても同様である。
図6および図7に示すように、部品61の全表面に関する計測データ(計測点群C)が記憶部36に記憶されている。このうち、面間距離Sの検査に必要な計測データは2つのプリミティブPa,Pbに関するデータである。そこで、この実施形態においては、上記ステップSP3で特定された2つのプリミティブPa,Pbに関する計測データのみを抽出する。
以下では、上面Paに関する計測データの抽出動作について詳細に説明する。
まず、コントローラ30は、CADデータに基づいて、計測点群Cにおける全計測点のうち上面Paの理想位置の近傍に存在する計測点の計測データを、上面Paに関する計測データの候補とする。具体的には、円形状の面Paを包含する薄板状の円柱領域DK1(図8参照)を想定し、当該円柱領域DK1内の計測点の計測データを、上面Paに関する計測データの候補として選定する。このような選定動作によって選定された計測点は、上面Paに存在することが想定される計測点である。なお、円柱領域DK1の上面および底面は、平面Paに対してそれぞれ値α離間されて平行に配置されており、円柱領域DK1の直径は、円形状の面Paの直径よりも値(2×α)大きい。また、値αは、たとえば面Paの直径の数パーセント程度以内の値として、適宜に定められる。
このような選定動作によれば、上面Paから遠く離れた点の計測データ点を、上面Paに関する計測データの候補から排除することができる。
つぎに、コントローラ30は、円柱領域DK1内の各計測点の位置での法線ベクトルを算出する。上面Paの法線ベクトルAZの向きは、図8の上向き(+Zの向き)であるから、或る計測点での法線ベクトルがこの向き(+Zの向き)とほぼ同一の場合には、その計測点は平面Paに属するものと判定される。一方、或る計測点での法線ベクトル(たとえばPZ)の向きがこの向き(+Zの向き)と大きく異なる場合には、その計測点は平面Paに属しないものと判定される。これによって、エッジ近傍における円柱側面上の点を排除した計測点群Ca(図6)を得ることが出来る。
以上のようにして、上面Paに対応する計測点群Caが抽出される。このような計測点群Caの抽出処理によれば、プリミティブに関するCADデータと、計測データから導出される面の法線情報とを用いることによって、正確に輪郭の抽出動作を行うことができる。
また、同様にして、底面Pbに対応する計測点群Cbも抽出される。
図9は、計測動作によって得られた3次元データを表す概念図である。図9においては、上面Paの計測点群Caと底面Pbの計測点群Cbとの位置関係が示されている。図9の縦方向はZ軸方向(円柱の高さ方向)に対応する。また、図9においては、各計測点群Ca,Cb内でのZ座標の相違が実際よりも誇張されて表現されている。
コントローラ30の検査部37は、上面Pa上の計測点群Caと、底面Pb上の計測点群Cbとを用いて検査を行う。具体的には、まず、計測点Caに基づいて平面Paの近似面APa(図6および図9参照)を求めるとともに、計測点Cbに基づいて平面Pbの近似面APbを求める。次に、計測点群Caにおける各点と、対向する近似面APbとの距離Saを求めるとともに、計測点群Cbにおける各点と、対向する近似面APaとの距離Sbを求める。そして、計測点群Ca内の全ての点に関する距離Saがいずれも設計値に対して公差の範囲内に収まっており、且つ、計測点群Cb内の全ての点に関する距離Sbがいずれも設計値に対して公差の範囲内に収まっていると判定される場合に、当該部品61の面間距離Sが指示通りに仕上げられている旨を判定する。具体的には、各Sa,Sbが、いずれも、値(100.0−0.5)以上且つ値(100.0+0.5)以下である、との条件を満たす場合に合格であると判定する。
このようにして、上面Paと底面Pbとの面間距離Sに関する検査動作が行われる。
以上のような態様によれば、3次元CADデータに含まれるアノテーション情報Sに基づいて、計測対象物のプリミティブ(平面Pa,Pb)が特定され(ステップSP3)、計測対象物について取得された3次元データ(計測データ)のうち、特定されたプリミティブに対応するデータを用いて、計測対象物の寸法が検査される(ステップSP4)。したがって、検査に用いるべきデータを自動的に決定し、3次元計測による検査を簡易に行うことが可能である。
また、アノテーション情報に含まれる公差情報を用いて、計測対象物の寸法が検査されるので、検査の自動化を促進することができる。
さらに、計測対象物に関するアノテーション情報Sがコントローラ30によってCADデータの中から検索され自動的に取得されるので、検査の自動化を一層促進させることができる。
<2.第2実施形態>
この第2実施形態においては、穴の直径の検査を行う場合について説明する。より詳細には、穴が設けられた平面上の各点の3次元座標値を用いることによって、当該穴の直径が所定の条件を満たすように、当該穴が加工されているか否かを検査する場合を例示する。
この第2実施形態は、第1実施形態とほぼ同様の構成等を有しており、以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図10は、この第2実施形態での検査対象となる部品63を示す図であり、図11は、部品63について設計段階で入力されたアノテーション情報(注釈情報)を示す図である。
図11に示すように、このアノテーション情報には、アノテーション情報名=Rh、種類=穴の直径、第1要素=平面Ph、第2要素=なし、設計値(mm)=20、公差+(mm)=+0.2、公差−(mm)=0、を表す値を有している。すなわち、このアノテーション情報は、平面Phに設けられた穴の直径に関する情報であること示すとともに、当該穴の直径の設計値は20mmであり、当該設計値に関する公差は+0.2,−0であることを示している。
この第2実施形態における動作も図3のフローチャートと同様である。以下、図3を参照しながら説明する。
まず、ステップSP1において、計測ユニット10等を用いて計測対象物である部品63に対する3次元計測動作が行われ、コントローラ30は、計測ユニット10からの情報に基づいて3次元データを取得する。
次に、ステップSP2(図3)において、コントローラ30の検索部33は、計測対象物に関するアノテーション情報を、3次元CADデータの中から検索して取得する。ここでは、図11のアノテーション情報Rhの内容が取得され、平面Phの穴の径を検査することが決定される。
また、ステップSP3において、コントローラ30の特定部34は、アノテーション情報Rhに基づいて、計測対象物のプリミティブ(基本形状)を特定する。
図10に示すように、このアノテーション情報Rhには、1つのプリミティブ、具体的には平面Phが含まれる。ここでは、このプリミティブPhが検査対象部位として特定される。
その後、ステップSP4において、コントローラ30は、ステップSP3で特定されたプリミティブPhに関する計測データを用いて、計測対象物の寸法に関する検査動作を行う。なお、この検査動作においては、アノテーション情報に含まれるデータ、具体的には、設計値と公差とに関するデータが利用される。
図12は、検査動作の概要を示す概念図である。また、図13〜図15は、計測動作によって得られた3次元データを表す概念図である。図13は斜視図であり、図14は側面図であり、図15は上面図である。これらの図を参照しながら、検査動作についてさらに詳細に説明する。
図12および図13に示すように、部品63の全表面に関する計測データ(3次元データ)が記憶部36に記憶されている。このうち、平面Phに設けられた穴Hの径Rhの検査に必要な計測データは、プリミティブPhに関するデータである。そこで、この実施形態においては、全計測点群Cの中から、上記ステップSP3で特定されたプリミティブPh内の各計測点に関する計測データのみを抽出する。さらに、ここでは、プリミティブPhの計測データの中から、穴Hのエッジ部分に関する計測データを抽出するものとする。
以下では、穴Hに関する計測データの抽出動作について詳細に説明する。
まず、コントローラ30は、CADデータに基づいて、穴Hのエッジの理論位置近傍に存在する計測点を平面Phに関する計測データの候補とする。具体的には、平面Ph上の点であって穴Hを取り囲む円柱領域DK2(図14参照)を想定し、当該円柱領域DK2内の計測点の計測データを候補として選定する。なお、円柱領域DK2は、穴Hの中心軸BZと同一の中心軸を有しており、円柱領域DK2の上面および底面は、基準となる平面Phに対してそれぞれ値α離間されて平行に配置されており、円柱領域DK2の直径は、穴Hの直径よりも値(2×α)大きい。値αは、たとえば面Paの直径の数パーセント程度以内の値として、適宜に定められる。
このような選定動作によれば、穴Hから遠く離れた点の計測データ点を、穴Hに関する計測データの候補から排除することができる。
つぎに、コントローラ30は、CADデータに基づいて穴Hのエッジ付近に存在することが想定される各計測点(すなわち、円柱領域DK2内の各計測点)について、当該各計測点の位置での法線ベクトルを算出する。平面Phの法線ベクトルEZの向きは、図14の上向き(+Zの向き)であるから、或る計測点での法線ベクトルがこの向き(+Zの向き)とほぼ同一の場合には、その計測点は平面Phに属するものと判定する。一方、或る計測点での法線ベクトル(たとえばQZ)の向きがこの向き(+Zの向き)と大きく異なる場合には、その計測点は平面Phに属しないものと判定する。これによって、円柱領域DK2内の複数の計測点から、穴Hのエッジ近傍における内側面上の点を排除した計測点群Ckを得ることが出来る。
さらに、コントローラ30は、平面Phに属する計測点群Ckの中から穴Hのエッジに相当する計測点群Chを選出する。具体的には、図15に示すように、所定方向(たとえばY方向)に配置された計測点列ごとに、穴Hの中心位置に最も近い2点(図中白丸を付した点)を、エッジに相当する計測点として、計測点群Ckの中から選出する。このような動作を複数の列について繰り返すことによって、計測点群Chを選出することができる。このような選出動作は、中心軸BZに近い点群をエッジに対応する計測点群Chであるとみなすものである。なお、図15に示すように、当該所定方向(たとえばY方向)に直交する方向(たとえばX方向)において穴Hの中心から比較的離れた部分に関しては、当該所定方向に直交する方向(たとえばX方向)に配置された計測点列ごとに、穴Hの中心位置に最も近い2点を、エッジに相当する計測点(図中白丸を付した点)として、計測点群Ckの中から選出することが好ましい。
以上のようにして、計測点群Chが抽出される。
図16は、計測動作によって得られた3次元データを表す概念図である。図16においては、穴Hのエッジに相当する計測点群Chが示されている。
図16には、半径((Rc+d1)/2)の円Raと、半径((Rc−d2)/2)の円Rbとが描かれている。ここで、値d1は+側の公差の値(絶対値)であり、値d2は−側の公差の値(絶対値)である。また、両円Ra,Rbの中心は、いずれも、穴Hの中心点である。なお、図16においては、穴Hの径方向における位置の相違が実際よりも誇張されて表現されている。
コントローラ30の検査部37は、計測点群Chの全ての点が両円Ra,Rbの間に存在する場合には、穴Hを合格として判定する。
以上のような態様によれば、3次元CADデータに含まれるアノテーション情報Rhに基づいて、計測対象物のプリミティブ(平面Ph)が特定され(ステップSP3)、計測対象物について取得された3次元データのうち、特定されたプリミティブに対応するデータを用いて、計測対象物の寸法が検査される(ステップSP4)。したがって、検査に用いるべきデータを自動的に決定し、3次元計測による検査を簡易に行うことが可能である。
<3.変形例>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記各実施形態においては、3次元CADデータに単一のアノテーション情報のみが含まれる場合について説明しているが、これに限定されず、複数のアノテーション情報が含まれる場合にも適用可能である。2つ目以降のアノテーション情報に対しても、ステップSP1〜SP4の動作等を繰り返して行えばよい。
また、上記第1実施形態においては、近似面APa,APbを用いて検査を行う場合を例示したが、検査手法はこれに限定されない。たとえば、上面Pa上の各点のZ座標と、底面Pb上の各点のZ座標とを対応点相互間で比較してその差Siを求め、全ての差Siが設計値に対して公差の範囲内に収まっていると判定される場合に、当該部品61の面間距離Sが指示通りに仕上げられている旨を判定するようにしてもよい。具体的には、各Siが、いずれも、(100.0−0.5)≦Si≦(100.0+0.5)を満たす場合に合格であると判定すればよい。
また、上記第2実施形態においては、穴Hの内壁部分の情報をも利用して判定する場合を例示したが、平面Phのうち穴Hに相当する部分についてのみ計測データが得られていない場合には、次のような処理を行うようにしてもよい。
具体的には、円柱領域DK2を用いた選定動作および法線ベクトルを用いた排除処理を行うことなく、図15を用いて説明した処理と同様の処理によって、計測点群Cの全ての計測点の中から直接的に選択された点群を、穴Hのエッジに対応する計測点群Chであるとみなすようにしてもよい。すなわち、所定方向の計測点列ごとに穴Hの中心位置に最も近い2点を選択する動作を複数の計測点列について繰り返して選択された点群を、計測点群Chであるとみなすようにしてもよい。
あるいは、図17に示すように、計測データ(3次元データ)におけるポリゴンの連続性に基づいて計測点群Cの全ての計測点の中から直接的に選択された点群を、計測点群Chとして決定するようにしてもよい。具体的には、平面Ph上の格子点のうち、有効なデータが得られた隣接計測点を連結してポリゴンを構成し、当該ポリゴンが連続して存在する領域を、穴H以外の平面Ph上の点であると判定する。そして、連続するポリゴンに囲まれた、穴Hの理論中心位置付近の閉領域を穴Hであるとみなし、連続ポリゴンを構成する計測点のうち、最も内側の点群を、穴Hのエッジに対応する計測点群Chであるとみなすようにしてもよい。このように、プリミティブに関するCADデータと、有効な計測点で構成されるポリゴンの連続性とに基づいて、計測点群Chを抽出することによれば、穴Hのエッジ(輪郭)を正確に抽出することができる。
3次元計測システムを示す概略図である。 コントローラの機能ブロックを示す図である。 計測対象物に関する検査動作を示すフローチャートである。 アノテーション情報を構成するデータ構造の一例を示す図である。 円柱形状の部品を示す斜視図である。 検査動作の概要を示す概念図である。 計測データを表す概念図(斜視図)である。 計測データを表す概念図(側面図)である。 計測データを表す概念図である。 第2実施形態での検査対象となる部品を示す図である。 第2実施形態での検査対象部品のアノテーション情報を示す図である。 検査動作の概要を示す概念図である。 計測データを表す概念図(斜視図)である。 計測データを表す概念図(側面図)である。 計測データを表す概念図(上面図)である。 計測データを表す概念図(上面図)である。 計測データを表す概念図(上面図)である。
符号の説明
1 3元計測システム
10 計測ユニット
20 駆動用アーム
30 コントローラ
31 3次元CAD
61,63 計測対象物
Pa,Pb,Ph プリミティブ
Rh,S アノテーション情報

Claims (5)

  1. 3次元計測システムであって、
    計測対象物の3次元形状に関する計測データを取得する3次元計測手段と、
    CADデータに含まれるアノテーション情報に基づいて、検査内容に対応する計測対象物のプリミティブを特定する特定手段と、
    前記計測データのうち、前記特定されたプリミティブに対応するデータを抽出して形状データを算出し、算出した結果から前記計測対象物の寸法を検査する検査手段と、
    を備えることを特徴とする3次元計測システム。
  2. 請求項1に記載の3次元計測システムにおいて、
    前記計測対象物に関する前記アノテーション情報を、前記CADデータの中から検索して取得する検索手段、
    をさらに備えることを特徴とする3次元計測システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の3次元計測システムにおいて、
    前記検査手段は、前記アノテーション情報に含まれる公差情報を用いて、前記計測対象物の寸法を検査することを特徴とする3次元計測システム。
  4. 検査方法であって、
    CADデータに含まれるアノテーション情報に基づいて、検査内容に対応する計測対象物のプリミティブを特定する特定工程と、
    前記計測対象物の3次元形状に関する計測データのうち、前記特定されたプリミティブに対応するデータを抽出して形状データを算出し、算出した結果から前記計測対象物の寸法を検査する検査工程と、
    を含むことを特徴とする検査方法。
  5. コンピュータに、
    CADデータに含まれるアノテーション情報に基づいて、検査内容に対応する計測対象物のプリミティブを特定する特定工程と、
    前記計測対象物の3次元形状に関する計測データのうち、前記特定されたプリミティブに対応するデータを抽出して形状データを算出し、算出した結果から前記計測対象物の寸法を検査する検査工程と、
    を実行させるためのプログラム。
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