JP2019152052A - 窓付きドアパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】窓ガラスなどの窓板を固定するためにネジ留めする工程を無くすことで、部品点数の削減、組立工程の簡素化を図る。【解決手段】本発明の実施形態による窓付きドアパネルは、窓板10の両縁部にそれぞれ緩衝材11を介して保持フレーム12が装着されている組立体16と、ドアパネル本体18の裏面に取り付けられる一対のコ字形の補強部材22と、補強部材22と保持フレーム12とが係合し合い、組立体16を位置決め保持する位置決め構造部と、を備えている。窓板10に保持フレーム12が装着されている組立体16のまま保持フレーム12を補強部材22の開口部に嵌め込むことによって、組立体16はドアパネル本体に組み付けられる。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、ガラスが嵌め込まれている窓付きドアパネルに関する。
従来、エレベータの乗場ドアやかごドアには、窓は無かったのが普通であったが、近年では、窓付きのドアパネルを採用したものが普及している。ドアパネル本体に窓ガラスを設けることで、乗りかごの中から外が見えるため、乗客にとって開放感があり、また、外部から乗りかごの内部の様子が見えるため、防犯上の利点もある。窓付きドアパネルの先行技術としては、例えば、特許文献1に開示されているものがある。この種の窓付きドアパネルでは、ドアパネル本体の窓穴を埋めるように、窓ガラスがガラス押さえ部材を用いて取り付けられている。
ドアパネルに用いられる窓ガラスは、ガラスメーカーの工場で製造される。梱包された窓ガラスは、エレベータメーカーの工場に輸送され、そこでドアパネルに組み立てられる。組み立てでは、ガラス押さえ部材をドアパネル本体にネジ留めして窓ガラスを固定するのが一般的である。完成した窓付きドアパネルは、エレベータの据付現場に輸送され、乗場や乗りかごに据え付けられることになる。
以上は、エレベータの乗場や、乗りかごに設けられる窓付きドアパネルであるが、住宅やオフィス等に設けられるドアにも、同じような構造の窓付きドアパネルが使用されている。
特開平5−254770号公報
窓付きドアパネルは、窓の無い普通のドアパネルに較べると、部品点数も多くなり、組み立て工程も工数が増え、複雑になる。具体的には、ドアパネル本体に窓穴を形成する工程や、ガラス押さえ部材をネジ留めする工程が窓付きドアパネルに特有の煩雑な手間のかかる工程である。
また、窓ガラスをガラスメーカーから組立工場へ輸送する際や、破損、傷の発生に対処するため窓ガラス単体を据付現場に輸送する際には、輸送過程での破損を防止するために、緩衝材を入れる等の対策を施し厳重に梱包した上で輸送する必要があった。
本発明は、前記従来技術の有する問題点に鑑みなされたものであって、窓ガラスなどの窓板を固定するためにネジ留めする工程を無くすことで、部品点数の削減、組立工程の簡素化を図れるようにした窓付きドアパネルを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る窓付きドアパネルは、窓となる開口部を有するドアパネル本体と、前記開口部を塞ぐように取り付けられる窓板と、を有する窓付きドアパネルにおいて、前記閉塞板の両縁部にそれぞれ緩衝材を介して保持フレームが装着されている組立体と、前記ドアパネル本体の裏面に取り付けられる一対のコ字形の補強部材と、 前記補強部材と前記保持フレームとが係合し合い、前記組立体を位置決め保持する位置決め構造部と、を備え、前記窓板に前記保持フレームが装着されている組立体のまま前記保持フレームを前記補強部材の開口部に嵌め込むことによって、前記組立体は前記ドアパネル本体に組み付けられることを特徴とするものである。
本発明の第1実施形態において窓付きドアパネルに取り付けられる窓ガラスのアセンブリ(組立体)の分解斜視図である。 組み立てた窓ガラスアセンブリを示す斜視図である。 図2に示した窓ガラスアセンブリを取り付ける前のドアパネルを示す斜視図である。 図3におけるB部を拡大して示す図である。 図3におけるA−A断面を示す図である。 窓ガラスアセンブリの片側を縦補強部材に嵌め込んだ状態を示す斜視図である。 窓ガラスアセンブリが取り付けられたドアパネルを示す斜視図である。 重ね合わせた状態の第1実施形態による窓ガラスアセンブリを示す斜視図である。 第2実施形態による窓付きドアパネルを示す斜視図である。 第2実施形態による窓ガラスアセンブリを示す図である。 第2実施形態による重ね合わせた状態の窓ガラスアセンブリを示す斜視図である。 第3実施形態で用いられる窓ガラスアセンブリを示す斜視図である。 窓ガラスアセンブリが取り付けられているドアパネルを示す斜視図である。 図15におけるA−A断面を示す図である。 第3実施形態による重ね合わせた状態の窓ガラスアセンブリを示す斜視図である。 第4実施形態で用いられる窓ガラスアセンブリを示す斜視図である。 窓ガラスアセンブリのドアパネルへの組み付けの手順を示す斜視図である。 窓ガラスアセンブリが組み付けられたドアパネルを示す斜視図である。 第4実施形態による重ね合わせた状態の窓ガラスアセンブリを示す斜視図である。
以下、本発明による窓付きドアパネルの実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。以下の実施形態は、ドアパネルの窓穴となる開口部に、窓板(窓穴を塞ぐように取り付けられる部材を総称して窓板という)として窓ガラスを取り付けた窓ガラス付きドアパネルに適用した実施の形態である。この窓付きドアパネルは、エレベータの乗場や乗りかごの出入口を開閉するドアとして利用される。なお窓板としては、ガラス板の他、合成樹脂材料、複合材料の窓板も適用可能である。
(第1実施形態)
図1乃至図8は、本発明の第1実施形態に係る窓付きドアパネルを示す図である。まず、図1乃至図3を参照して窓付きドアパネルの全体構造について説明する。
図1は、窓付きドアパネルに取り付けられる窓ガラスのアセンブリ16(組立体)の分解斜視図である。図2は、組み立てた窓ガラスアセンブリ16を示す斜視図である。図3は、図2に示した窓ガラスアセンブリ16を取り付ける前のドアパネル20を示す斜視図である。窓ガラスアセンブリ16が取り付けられたドアパネル20は、図7に示されている。
窓ガラス10の左右両側の側縁には、細長い断面コ字形の緩衝材としての保護ゴム11が装着されている。さらに、保護ゴム11に上から嵌め合わせるように保持フレーム12が装着されている。保持フレーム12の長さ寸法は、窓ガラス10の縦方向の全長をカバーしている。保持フレーム12は、L字形の型材からなり、側面側に突き出るように嵌合口12aが開いている。この嵌合口12aに、保護ゴム11ごと窓ガラス10の側縁が嵌合するようになっている。
保持フレーム12の両端には、窓ガラス10を位置決めするための矩形板状の爪14が、保持フレーム12の上面から突き出るように設けられている。また、保持フレーム12の内部には、収縮変形可能なクッション部材15が収容されている。このクッション部材15は、ゴム、スポンジなどの軟らかい材料からなる細長い柱状の部材で、窓ガラス10の側縁部が保護ゴム11を介して当接するようになっている。
このような窓ガラス10、保護ゴム11、保持フレーム12を組み合わせると、図2に示すような窓ガラスアセンブリ16に組み立てられる。この窓ガラスアセンブリ16は、図3に示すドアパネル20に、嵌め込み式で組み付けられる。
本実施形態によるドアパネル20は、パネル本体18と、左右の縦枠21と、一対の縦補強部材22と、下枠23、上枠25と、から構成されている。縦補強部材22は、下枠23と上枠25の間を平行に延びるようにパネル本体18の裏面に固定されている。パネル本体18には、縦補強部材22の間に、外を見えるように、また外から内を見えるようにするため、あるいは採光のための窓となる開口部として、窓ガラス10によって塞がれる窓穴24が形成されている。
次に、図4は、図3におけるB部を拡大して示す図で、窓穴24に対して窓ガラス10を位置決めする際に爪14が差し込まれるスリット26が示されている。スリット26は、縦補強部材22の上面にその端縁から直角に切り込むように形成されている。スリット26の幅は、爪14の厚さよりも若干大きくなっている。スリット26の奥行き側には、爪14の断面形状に対応した位置決め溝27がスリット26に連続するように形成されている。
次に、図5は、図3におけるA−A断面を示す図である。
縦補強部材22は、断面コ字形を有する型材であり、開口部28が互いに向き合うような向きに取り付けられている。図2に示した保持フレーム12の高さは、開口部28の幅よりも一回り小さくなっており、保持フレーム12を開口部18に入れて比較的容易に嵌め込むことができる。
次に、図2に示した窓ガラスアセンブリ16のドアパネル20への組み付け方法を図6、図7を参照して説明する。
図6は、窓ガラスアセンブリ16の片側を縦補強部材22に嵌め込んだ状態を示す斜視図である。
まず、窓ガラスアセンブリ16は、窓ガラス10の両縁部にそれぞれ保護ゴム11を介して保持フレーム12を組み付けた一体の組立体の状態で取り扱われる。ドアパネル20の2本ある縦補強部材22のうち、片側の縦補強部材22の開口部28に、窓ガラスアセンブリ16を傾けるようにして下がっている方の保持フレーム12を嵌め込む。この際には、前もって、爪14がスリット26に入るように爪14を位置決めした上で嵌め込む。他方の保持フレーム12については、同様に、爪14をスリット26に対して位置決めし、他方の縦補強部材22に嵌め込むことになる。このとき、図6において、他方の保持フレーム12を矢印方向に押し込みながら下げていくと、図7(a)において、クッション部材15が潰れて保持フレーム12間の距離が狭まって縦補強部材22の内側から開口部28に入り込めるようになる。
図7(a)は、両側の保持フレーム12ともそれぞれ縦補強部材22に嵌まった状態を示す。
最後に、図7(b)に示されるように、窓ガラスアセンブリ16を少し縦方向に動かして、スリット26に入っていた爪14を位置決め溝27に嵌め込めば、窓ガラスアセンブリ16を位置決め、固定することができる。爪14が位置決め溝27に嵌まっていれば、爪14によって縦方向、横方向に規制されるので、窓ガラスアセンブリ16は、外れないように保持される。以上のようにして、嵌め込み操作だけで、ネジなどの締結部材を必要とせずに、窓ガラスアセンブリ16を簡単に少ない工数で組み付けることができる。
次に、図8は、重ね合わせた状態の窓ガラスアセンブリ16を示す斜視図である。
窓ガラスアセンブリ16は、ガラスメーカーからドアパネルの組立工場などに輸送するにあたっても、一体の組立体の状態で取り扱われる。図8に示されるように、窓ガラスアセンブリ16は、爪14同士が干渉しないように、積み重ねることができる。この状態で梱包箱に入れて、トラック等に積んで輸送される。輸送中は、窓ガラス10同士は接触し合わず、また、保護ゴム11、保持フレーム12が緩衝材替わりになり、窓ガラス10を破損から保護することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る窓付きドアパネルについて、図9乃至図11を参照して説明する。
図9(a)は、第2実施形態による窓付きドアパネルを示す斜視図である。図9(a)では、窓ガラスアセンブリ16は、ドアパネル20に既に組み付けられている状態が示されている。図10は、窓ガラスアセンブリ16を示す図である。第2実施形態では、ドアパネル20は第1実施形態と同一であるので、同一の構成要素には同一の参照番号を付してその詳細な説明は省略する。
この第2実施形態では、第1実施形態と同様に、図10に示す窓ガラスアセンブリ16を用いているが、第1実施形態の図1に示した爪14の替わりに、保持フレーム12の両端部の上面に曲面を有する位置決め凸部30を設けている点と、スリット26の替わりに保持フレーム12の両端部の下面に丸穴31を形成している点が相違している。
このような第2実施形態においても、窓ガラスアセンブリ16を組立体のまま取り扱い、縦補強部材22の開口部28に、窓ガラスアセンブリ16を傾けるようにして保持フレーム12を嵌め込むのは、第1実施形態と同様である。
その際、一方の保持フレーム12を縦補強部材22に入れたあと、他方の保持フレーム12をもう片方の縦補強部材22に入れる際に、図10では特に図示されていないが、保持フレーム12の内部の、図7(a)に示したようなクッション部材15を潰して、保持フレーム12間の距離を狭めて、縦補強部材22の内側から開口部28に入り込めるようする点も同様である。
最後に、窓ガラスアセンブリ16を位置決め、固定する場合には、図9(b)に示されるように、位置決め凸部30を丸穴31に嵌め込めば、窓ガラスアセンブリ16を位置決め、固定することができる。このように第1実施形態と同様に、窓ガラスアセンブリ16を嵌め込み式のネジなしで簡便に少ない工数で組み付けることができる。
ここで、図11は、重ね合わせた状態の窓ガラスアセンブリ16を示す斜視図である。
図11に示されるように、窓ガラスアセンブリ16は、位置決め凸部30を丸穴31に嵌めるようにして、積み重ねることができる。この状態で梱包箱に入れて、トラック等に積んで輸送される。輸送中は、位置決め凸部30が丸穴31に嵌合していることから、安定した状態で積み重ねられており、保護ゴム11、保持フレーム12が緩衝材替わりになることもあって、窓ガラス10を破損から効果的に保護することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による窓付きドアパネルについて、図12乃至図15を参照して説明する。
図12は、第3実施形態で用いられる窓ガラスアセンブリ16を示す斜視図である。
この第3実施形態では、図12に示す窓ガラスアセンブリ16を用いているが、第1実施形態の図1に示した爪14の替わりに、保持フレーム12の両端部の上面に位置決め段差部40を設けている点と、保持フレーム12の両端部の下面に位置決め段差部40を受容する切欠き42が形成されている点が相違している。
次に、図13は、窓ガラスアセンブリが取り付けられているドアパネルを示す斜視図であり、図14は、図13におけるA−A断面を示す図である。縦補強部材22には、その上辺の縁部に位置決め段差部40に係合する折返し凸部45が形成されている。このような第3実施形態では、窓ガラスアセンブリ16を組立体のまま取り扱い、縦補強部材22の開口部28に、窓ガラスアセンブリ16を傾けるようにして保持フレーム12を嵌め込むのは、第1実施形態と同様である。
その際、一方の保持フレーム12を縦補強部材22に入れたあと、他方の保持フレーム12をもう片方の縦補強部材22に入れる際に、保持フレーム12内部のクッション部材15を潰して、保持フレーム12間の距離を縮ませ、縦補強部材22の内側から開口部28に入り込めるようにする点も同様である。
最後に、窓ガラスアセンブリ16を位置決め、固定するには、図14に示されるように、位置決め段差部40に折返し凸部45が係合し、保持フレーム12が動かないように規制されているので、窓ガラスアセンブリ16を位置決め、固定することができる。なお、位置決め段差部40には、挿入が円滑になるように傾斜面40aを付けておくことが好ましい。
次に、図15は、重ね合わせた状態の窓ガラスアセンブリ16を示す斜視図である。
図15に示されるように、窓ガラスアセンブリ16は、位置決め段差部40を切欠き42に入れるようにして、積み重ねることができるので、位置決め段差部40が邪魔になって不安定な状態で重なることはない。この状態で梱包箱に入れて、トラック等に積んで輸送される。輸送中は、保護ゴム11、保持フレーム12が緩衝材替わりになることもあって、窓ガラス10を破損から効果的に保護することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る窓付きドアパネルについて、図16乃至図19を参照して説明する。
図16は、第4実施形態で用いられる窓ガラスアセンブリ16を示す斜視図である。この第4実施形態では、保持フレーム12の端部の一部を切り欠くことによって、それぞれ下部出しろ48と、上部出しろ49が形成されている。下部出しろ48と上部出しろ49とでは、長さが異なっており、この場合では上部出しろ49の他が長くなっている(下部出しろの方を長くしてもよい)。保持フレーム12の内部には、第1実施形態とは異なり、クッション部材15は不要である。
縦補強部材22の向きは、第1実施形態とは反対になっており、背面が互いに内側を向くように取り付けられている。この内側を向いた背面には、保持フレーム12を収めるための長切欠き50が形成されている。
次に、図17は、窓ガラスアセンブリ16のドアパネル20への組み付けの手順を示す斜視図であり、図18は、窓ガラスアセンブリ16が組み付けられたドアパネル20を示す斜視図である。
第4実施形態では、窓ガラスアセンブリ16を組立体のまま取り扱う点は、第1乃至第3実施形態と同じであるが、縦補強部材22の長切欠き50に保持フレーム12を嵌め込むときに傾ける向きが相違している。
すなわち、図17に示されるように、窓ガラスアセンブリ16の上部出しろ49を先に保持フレーム12に嵌め込むため、下部出しろ48の方が上がった状態に傾け、上部出しろ49を長切欠き50から保持フレーム12に挿入する。
上部出しろ49を全部入れると、窓ガラスアセンブリ16を倒していけば、保持フレーム12全体を長切欠き50に収めることができる。その後、窓ガラスアセンブリ16を図18で矢印示す下方向に少しスライドさせると、下部出しろ48の根本部分48aが縦補強部材22に当たるまで、下部出しろ48を縦補強部材22の中に入れることができる。このようにして、第1実施形態同様、窓ガラスアセンブリ16を嵌め込み式でネジなしで簡便に組み付けることができる。
次に、図19は、重ね合わせた状態の窓ガラスアセンブリ16を示す斜視図である。
図19に示されるように、窓ガラスアセンブリ16は、積み重ねた状態で梱包箱に入れて、トラック等に積んで輸送される。輸送中は、保護ゴム11、保持フレーム12が緩衝材替わりになることもあって、窓ガラス10を破損から効果的に保護することができる。
以上説明した第1乃至第4実施形態は、いずれもエレベータで用いられるドアパネルに適用した例であるが、本発明は、エレベータのドアパネルに限られるものではなく、住宅やオフィスビルなどの出入口に利用されるドアパネルにも適用できることはもちろんである。また、窓板としての窓ガラスについても、透明な窓ガラスの他、曇りガラス、すりガラス、強化ガラス、鋼入りガラス、熱反射ガラス、マジックミラーなど様々ガラスを利用することも可能である。また、窓板としては、ガラス材質だけでなく、樹脂製、複合材料のものであってもよい。
以上、本発明の係る窓付きドアパネルについて、好適な実施形態を挙げて説明したが、これらの実施形態は、例示として挙げたもので、発明の範囲の制限を意図するものではない。もちろん、明細書に記載された新規な装置、方法およびシステムは、様々な形態で実施され得るものであり、さらに、本発明の主旨から逸脱しない範囲において、種々の省略、置換、変更が可能である。請求項およびそれらの均等物の範囲は、発明の主旨の範囲内で実施形態あるいはその改良物をカバーすることを意図している。
10…窓ガラス、11…保護ゴム、12…保持フレーム、12a…嵌合口、14…爪、15…クッション部材、16…窓ガラスアセンブリ、18…パネル本体、20…ドアパネル、21…縦枠、22…縦補強部材、23…下枠、24…窓穴、25…上枠、26…スリット、27…位置決め溝、28…開口部、30…位置決め凸部、31…丸穴、40…位置決め段差部、42…切欠き、45…折り返し凸部、48…下部出しろ、49…上部出しろ、50…長切欠き
前記の目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る窓付きドアパネルは、窓となる開口部を有するドアパネル本体と、前記開口部を塞ぐように取り付けられる窓板と、を有する窓付きドアパネルにおいて、閉塞板の両縁部にそれぞれ緩衝材を介して保持フレームが装着されている組立体と、前記ドアパネル本体の裏面に取り付けられる一対のコ字形の補強部材と、
前記補強部材と前記保持フレームとが係合し合い、前記組立体を位置決め保持する位置決め構造部と、を備え、前記窓板に前記保持フレームが装着されている組立体のまま前記保持フレームを前記補強部材の開口部に嵌め込むことによって、前記組立体は前記ドアパネル本体に組み付けられることを特徴とするものである。
ここで、図11は、重ね合わせた状態の窓ガラスアセンブリ16を示す斜視図である。
図11に示されるように、窓ガラスアセンブリ16は、位置決め凸部30を保持フレーム12の下面にある丸穴32に嵌めるようにして、積み重ねることができる。この状態で梱包箱に入れて、トラック等に積んで輸送される。輸送中は、位置決め凸部30が丸穴32に嵌合していることから、安定した状態で積み重ねられており、保護ゴム11、保持フレーム12が緩衝材替わりになることもあって、窓ガラス10を破損から効果的に保護することができる。

Claims (6)

  1. 窓となる開口部を有するドアパネル本体と、前記開口部を塞ぐように取り付けられる窓板と、を有する窓付きドアパネルにおいて、
    前記閉塞板の両縁部にそれぞれ緩衝材を介して保持フレームが装着されている組立体と、
    前記ドアパネル本体の裏面に取り付けられる一対のコ字形の補強部材と、
    前記補強部材と前記保持フレームとが係合し合い、前記組立体を位置決め保持する位置決め構造部と、を備え、
    前記窓板に前記保持フレームが装着されている組立体のまま前記保持フレームを前記補強部材の開口部に嵌め込むことによって、前記組立体は前記ドアパネル本体に組み付けられることを特徴とする窓付きドアパネル。
  2. 前記位置決め構造は、前記保持フレームの両端部に設けられる爪と、
    前記補強部材に形成され、前記保持フレームの嵌め込み方向から前記爪を挿入可能なスリットと、
    前記スリットに連続し、前記爪が嵌合する位置決め溝と、からなることを特徴とする請求項1に記載の窓付きドアパネル。
  3. 前記位置決め構造は、前記保持フレームの両端部の上面に形成される凸部と、前記保持フレームの両端部の下面に形成され前記凸部が嵌合可能な穴と、からなることを特徴とする請求項1に記載の窓付きドアパネル。
  4. 前記位置決め構造は、前記保持フレームの両端部の上面に形成された段差部と、前記補強部材の縁部に形成され前記段差部に係合する折返し凸部と、からなることを特徴とする請求項1に記載の窓付きドアパネル。
  5. 前記保持フレームの内部には、前記窓板の端縁が前記緩衝材を介して接触する収縮可能なクッション部材が収容されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかの項に記載の窓付きドアパネル。
  6. 前記位置決め構造は、互いに向き合う前記補強部材の背面に形成され、前記保持フレーム全体を受容可能な長切欠きと、
    前記保持フレームの両端部にそれぞれ形成され、前記長切欠きの端部から前記保持フレーム内に挿入可能な出しろと、からなることを特徴とする請求項1に記載の窓付きドアパネル。
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