JP2019151864A - 鋼板温度予測方法、鋼板温度予測装置、及び鋼板温度制御方法 - Google Patents

鋼板温度予測方法、鋼板温度予測装置、及び鋼板温度制御方法 Download PDF

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僚太 南部
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裕二 上原
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Toru Isokawa
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Abstract

【課題】焼鈍炉の冷却工程における鋼板温度を精度よく予測可能な鋼板温度予測方法及び鋼板温度予測装置を提供すること。【解決手段】本発明の一実施形態である鋼板温度予測方法では、制御装置13が、鋼板Sがロールと接触している区間では、ロールの直前における鋼板Sの温度及び炉内温度を用いてロールの温度を算出し、算出されたロールの温度を用いてロールと鋼板Sとの間の熱伝達を考慮して鋼板Sの温度を予測し、鋼板Sがロールと接触していない区間では、鋼板Sと炉内雰囲気との間の熱放射を考慮して鋼板Sの温度を予測することにより、焼鈍炉内の任意の位置における鋼板Sの温度を予測する。【選択図】図1

Description

本発明は、鋼板温度予測方法、鋼板温度予測装置、及び鋼板温度制御方法に関する。
冷却工程における鋼板温度を予測する方法として、鋼板の上面に滞留する冷却水の影響を考慮して鋼板温度を予測する方法(特許文献1参照)、鋼板温度の予測値と測定値の相関関数を求めて鋼板温度を予測する方法(特許文献2参照)、冷却スプレー、強制対流、ロール接触による伝熱等の熱伝達係数を求め、各場所で最大となる熱伝達係数を求めて鋼板温度を予測する方法(特許文献3参照)、時刻及び炉内位置を微小時間及び距離で区切って伝熱モデルを用いて鋼板温度を予測する方法(特許文献4参照)が知られている。
特開2013−765号公報 特開2013−71125号公報 特開2013−35011号公報 特開2008−266715号公報
特許文献1に記載の方法は、鋼板温度に対する冷却水の影響が大きい場所では鋼板温度を精度よく予測できるが、ロールとの接触による熱伝達が大きい場所では鋼板温度を精度よく予測できない。特許文献2に記載の方法は、鋼板温度を厳密に計算しているわけではないので、鋼板温度を精度よく予測できない。特許文献3に記載の方法は、鋼板の搬送速度及び温度や炉温の変化に伴うロール温度の変動を考慮していないために、鋼板温度を精度よく予測できない。特許文献4に記載の方法は、熱伝達係数を固定値にしており、接触時間等による熱伝達係数の変化を考慮していないために、鋼板温度を精度よく予測できない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、焼鈍炉の冷却工程における鋼板温度を精度よく予測可能な鋼板温度予測方法及び鋼板温度予測装置を提供することにある。また、本発明の他の目的は、鋼板温度を精度よく目標温度に制御可能な鋼板温度制御方法を提供することにある。
本発明に係る鋼板温度予測方法は、ロールによって焼鈍炉内を搬送される鋼板の温度を予測する鋼板温度予測方法であって、前記鋼板が前記ロールと接触している区間では、ロールの直前における鋼板の温度及び炉内温度を用いてロールの温度を算出し、算出されたロールの温度を用いてロールと鋼板との間の熱伝達を考慮して鋼板の温度を予測し、前記鋼板が前記ロールと接触していない区間では、鋼板と炉内雰囲気との間の熱放射を考慮して鋼板の温度を予測することにより、焼鈍炉内の任意の位置における鋼板の温度を予測するステップを含むことを特徴とする。
本発明に係る鋼板温度予測方法は、上記発明において、ロールと鋼板との間の熱伝達を考慮して鋼板の温度を予測する際に用いるロールと鋼板との間の熱伝達係数αは、鋼板の搬送速度をLS、ロールと鋼板の接触長をLとして以下に示す数式(1)で表され、プロセス及び鋼種に応じて数式(1)中のパラメータh、hの値を設定することを特徴とする。
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本発明に係る鋼板温度予測装置は、ロールによって炉内を搬送される鋼板の温度を予測する鋼板温度予測装置であって、前記鋼板が前記ロールと接触している区間では、ロールの直前における鋼板の温度及び炉内温度を用いてロールの温度を算出し、算出されたロールの温度を用いてロールと鋼板との間の熱伝達を考慮して鋼板の温度を予測し、前記鋼板が前記ロールと接触していない区間では、鋼板と炉内雰囲気との間の熱放射を考慮して鋼板の温度を予測することにより、焼鈍炉内の任意の位置における鋼板の温度を予測する手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る鋼板温度制御装置は、本発明に係る鋼板温度予測方法を用いて任意の位置における鋼板の目標温度から制御地点における鋼板の目標温度を予測し、制御地点における鋼板の温度を目標温度に制御することにより任意の位置における鋼板の温度を目標温度に制御するステップを含むことを特徴とする。
本発明に係る鋼板温度予測方法及び鋼板温度予測装置によれば、焼鈍炉の冷却工程における鋼板温度を精度よく予測できる。また、本発明に係る鋼板温度制御方法によれば、鋼板温度を精度よく目標温度に制御できる。
図1は、本発明の一実施形態である鋼板温度予測方法が適用される溶融亜鉛めっきラインの焼鈍炉の構成を示す模式図である。 図2は、本発明法により徐冷帯の入側における鋼板温度の実績値から徐冷帯の出側における鋼板温度を計算した結果を示す図である。 図3は、従来法により徐冷帯の入側における鋼板温度の実績値から徐冷帯の出側における鋼板温度を計算した結果を示す図である。
以下、本発明の一実施形態である鋼板温度予測方法について説明する。
〔構成〕
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態である鋼板温度予測方法が適用される溶融亜鉛めっきラインの焼鈍炉の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態である鋼板温度予測方法が適用される溶融亜鉛めっきラインの焼鈍炉の構成を示す模式図である。図1に示すように、本発明の一実施形態である鋼板温度予測方法が適用される溶融亜鉛めっきラインの焼鈍炉1は、急冷帯2と、炉室3と、炉室4と、を備えている。炉室3には、急冷帯2において冷却された鋼板Sを搬送する5つのロール3a〜3eが配設され、炉室4には、炉室3から搬送されてきた鋼板Sを溶融亜鉛めっき工程等の下工程に搬送する1つのロール4aが配設されている。
また、この焼鈍炉1には、制御系として、ロール4aの位置における鋼板Sの温度を出側板温として測定する出側板温計11、ロール3aの位置における鋼板Sの温度を入側板温として測定する入側板温計12、及び鋼板Sの温度を目標温度に制御する制御装置13を備えている。本実施形態では、制御装置13は、以下に示す出側板温予測計算処理及び入側目標板温予測計算処理を実行することにより出側板温及び入側板温の目標値(入側目標板温)を算出し、算出結果に基づいて急冷帯2を制御することにより入側板温を入側目標板温に制御する。
〔出側板温予測計算処理〕
次に、出側板温予測計算処理を実行する際の制御装置13の動作について説明する。
出側板温予測計算処理では、まず、制御装置13が、入側板温の実績値s1[℃]、炉室3内の温度の実績値g1[℃]、及び以下に示す数式(2)〜(5)を用いて、鋼板Sとロール3bとの接触に伴う鋼板Sとロール3bとの間の熱伝達による温度変化を考慮してロール3bの温度r2及びロール3bの出側における鋼板Sの温度sr2を算出する。ここで、数式(2)〜(5)中、tは前回計算からの経過時間[s]、τはロール温度時定数[s]、r2_0はロール3bの温度の前回計算結果[℃]、βはロール温度パラメータ[−]、LSはライン速度[mpm]、Cは鋼板Sの比熱[kcal/kg・℃]、ρは鋼板Sの密度[kg/m]、Dは鋼板Sの板厚[mm]、αr2はロール3bと鋼板Sの熱伝達係数[kcal/h・℃・m]、Lr2はロール3bと鋼板Sの接触長[m]、hは接触伝熱パラメータ[−]、hは熱抵抗パラメータ[−]を示す。接触伝熱パラメータh及び熱抵抗パラメータhの値は例えばテーブルデータを参照することによりプロセスや鋼種に応じて変更される。
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次に、制御装置13は、ロール3bの出側における鋼板Sの温度sr2と以下に示す数式(6)〜(9)を用いて、鋼板Sとロール3cとの接触に伴う鋼板Sとロール3cとの間の熱伝達による温度変化を考慮してロール3cの温度r3及びロール3cの出側における鋼板Sの温度sr3を算出する。ここで、数式(6)中、r3_0はロール3cの温度の前回計算結果[℃]を示し、数式(8)中、αr3はロール3cと鋼板Sの熱伝達係数[kcal/h・℃・m]、Lr3はロール3cと鋼板Sの接触長[m]を示す。
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次に、制御装置13は、ロール3cの出側における鋼板Sの温度sr3、炉室4内の温度の実績値g2[℃]、及び以下に示す数式(10)〜(14)を用いて、鋼板Sとロール3dとの接触に伴う鋼板Sとロール3dとの間の熱伝達による温度変化を考慮してロール3dの温度r4及びロール3dの出側における鋼板Sの温度sr4を算出する。ここで、数式(10)中、r4_0はロール3dの温度の前回計算結果[℃]を示し、数式(13)中、αr4はロール3dと鋼板Sの熱伝達係数[kcal/h・℃・m]、Lr4はロール3dと鋼板Sの接触長[m]を示す。
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次に、制御装置13は、ロール3dの出側における鋼板Sの温度sr4、炉室3の出側における炉温Tgr[℃]、及び以下に示す数式(15)〜(18)を用いて、鋼板Sとロール3eとの接触に伴う鋼板Sとロール3eとの間の熱伝達による温度変化を考慮してロール3eの温度r5及びロール3eの出側における鋼板Sの温度sr5を算出する。ここで、数式(15)中、r5_0はロール3eの温度の前回計算結果[℃]を示し、数式(17)中、αr5はロール3eと鋼板Sの熱伝達係数[kcal/h・℃・m]、Lr5はロール3eと鋼板Sの接触長[m]を示す。
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そして、制御装置13は、ロール3eの出側における鋼板Sの温度sr5と以下に示す数式(19),(20)を用いて、炉室4内の雰囲気と鋼板Sとの間の熱放射による温度変化を考慮して炉室3の出側における鋼板Sの温度を鋼板温度予測値s2として算出する。これにより、出側板温予測計算処理は終了する。ここで、数式(19),(20)中、αはロール3eとロール4aとの間における熱放射の熱伝達係数を示し、σはステファン/ボルツマン定数[kcal/h・℃・m]を示し、φCGはロール3eとロール4aとの間における総括熱吸収率[−]を示し、Lはロール3eとロール4aとの間の長さ[m]を示す。
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〔入側目標板温予測計算処理〕
次に、入側目標板温予測計算処理を実行する際の制御装置13の動作について説明する。
入側目標板温予測計算処理では、まず、制御装置13が、炉室3内の温度の実績値g1[℃]、炉室4内の温度の実績値g2[℃]、出側板温の目標値s2[℃]、及び以下に示す数式(21)〜(25)を用いて、炉室4内の雰囲気と鋼板Sとの間の熱放射による温度変化を考慮してロール3eの出側における鋼板Sの温度sr5及びロール3eの温度r5の目標値を算出する。
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次に、制御装置13は、ロール3eの出側における鋼板Sの温度sr5及びロール3eの温度r5の目標値と以下に示す数式(26)〜(29)を用いて、鋼板Sとロール3eとの接触に伴う鋼板Sとロール3eとの間の熱伝達による温度変化を考慮してロール3dの出側における鋼板Sの温度sr4及びロール3dの温度r4の目標値を算出する。
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次に、制御装置13は、ロール3dの出側における鋼板Sの温度sr4及びロール3dの温度r4の目標値と以下に示す数式(30)〜(33)を用いて、鋼板Sとロール3dとの接触に伴う鋼板Sとロール3dとの間の熱伝達による温度変化を考慮してロール3cの出側における鋼板Sの温度sr3及びロール3cの温度r3の目標値を算出する。
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次に、制御装置13は、ロール3cの出側における鋼板Sの温度sr3及びロール3cの温度r3の目標値と以下に示す数式(34)〜(37)を用いて、鋼板Sとロール3cとの接触に伴う鋼板Sとロール3cとの間の熱伝達による温度変化を考慮してロール3bの出側における鋼板Sの温度sr2及びロール3bの温度r2の目標値を算出する。
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そして、制御装置13は、ロール3bの出側における鋼板Sの温度sr2及びロール3bの温度r2の目標値と以下に示す数式(38),(39)を用いて、鋼板Sとロール3bとの接触に伴う鋼板Sとロール3bとの間の熱伝達による温度変化を考慮して入側板温の目標値s1を算出する。これにより、入側目標板温予測計算処理は終了する。
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以上の説明から明らかなように、本発明の一実施形態である鋼板温度予測方法では、制御装置13が、鋼板Sがロールと接触している区間では、ロールの直前における鋼板Sの温度及び炉内温度を用いてロールの温度を算出し、算出されたロールの温度を用いてロールと鋼板Sとの間の熱伝達を考慮して鋼板Sの温度を予測し、鋼板Sがロールと接触していない区間では、鋼板Sと炉内雰囲気との間の熱放射を考慮して鋼板Sの温度を予測することにより、焼鈍炉内の任意の位置における鋼板Sの温度を予測するので、焼鈍炉の冷却工程における鋼板の温度を精度よく予測できる。
図2は、本発明法により徐冷帯の入側における鋼板温度の実績値から徐冷帯の出側における鋼板温度(出側板温)を計算した結果を示す図である。図3は、従来法(回帰モデル)により徐冷帯の入側における鋼板温度の実績値から徐冷帯の出側における鋼板温度(出側板温)を計算した結果を示す図である。図2,図3において、破線L1は出側板温の実績値を示し、実線L2は出側板温の計算値を示している。図2と図3の比較から明らかなように、本発明法では、抜熱を考慮してロール温度及び熱伝達係数を算出した後に出側板温を計算しているので、出側板温の予測誤差(実績値と計算値の差)が従来法より小さくなることが確認できた。なお、本発明法において、8000点のデータをとり、標準偏差σを計算したところ、標準偏差σは4.2となり、良好な計算結果が得られた。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。例えば、本実施形態は、溶融亜鉛めっきラインの焼鈍炉の比較的ロールが密集した炉室内における鋼板温度を予測する処理に本発明を適用したものであるが、本発明の適用範囲は本実施形態に限定されることはなく、例えば焼鈍炉の加熱帯内やロール間距離が長い設備内における鋼板温度を予測する処理にも適用できる。このように、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例、及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 焼鈍炉
2 急冷帯
3,4 炉室
3a〜3e,4a ロール
11 出側板温計
12 入側板温計
13 制御装置
S 鋼板

Claims (4)

  1. ロールによって焼鈍炉内を搬送される鋼板の温度を予測する鋼板温度予測方法であって、
    前記鋼板が前記ロールと接触している区間では、ロールの直前における鋼板の温度及び炉内温度を用いてロールの温度を算出し、算出されたロールの温度を用いてロールと鋼板との間の熱伝達を考慮して鋼板の温度を予測し、前記鋼板が前記ロールと接触していない区間では、鋼板と炉内雰囲気との間の熱放射を考慮して鋼板の温度を予測することにより、焼鈍炉内の任意の位置における鋼板の温度を予測するステップを含むことを特徴とする鋼板温度予測方法。
  2. ロールと鋼板との間の熱伝達を考慮して鋼板の温度を予測する際に用いるロールと鋼板との間の熱伝達係数αは、鋼板の搬送速度をLS、ロールと鋼板の接触長をLとして以下に示す数式(1)で表され、プロセス及び鋼種に応じて数式(1)中のパラメータh、hの値を設定することを特徴とする請求項1に記載の鋼板温度予測方法。
    Figure 2019151864
  3. ロールによって炉内を搬送される鋼板の温度を予測する鋼板温度予測装置であって、
    前記鋼板が前記ロールと接触している区間では、ロールの直前における鋼板の温度及び炉内温度を用いてロールの温度を算出し、算出されたロールの温度を用いてロールと鋼板との間の熱伝達を考慮して鋼板の温度を予測し、前記鋼板が前記ロールと接触していない区間では、鋼板と炉内雰囲気との間の熱放射を考慮して鋼板の温度を予測することにより、焼鈍炉内の任意の位置における鋼板の温度を予測する手段を備えることを特徴とする鋼板温度予測装置。
  4. 請求項1に記載の鋼板温度予測方法を用いて任意の位置における鋼板の目標温度から制御地点における鋼板の目標温度を予測し、制御地点における鋼板の温度を目標温度に制御することにより任意の位置における鋼板の温度を目標温度に制御するステップを含むことを特徴とする鋼板温度制御方法。
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