JP2019150346A - 診断支援装置、診断支援方法及びプログラム - Google Patents

診断支援装置、診断支援方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019150346A
JP2019150346A JP2018038355A JP2018038355A JP2019150346A JP 2019150346 A JP2019150346 A JP 2019150346A JP 2018038355 A JP2018038355 A JP 2018038355A JP 2018038355 A JP2018038355 A JP 2018038355A JP 2019150346 A JP2019150346 A JP 2019150346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
thickness
diagnosis support
predetermined layer
support apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018038355A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7163039B2 (ja
Inventor
彰人 宇治
Akihito Uji
彰人 宇治
牧平 朋之
Tomoyuki Makihira
朋之 牧平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2018038355A priority Critical patent/JP7163039B2/ja
Priority to PCT/JP2019/007972 priority patent/WO2019172094A1/ja
Publication of JP2019150346A publication Critical patent/JP2019150346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7163039B2 publication Critical patent/JP7163039B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/1005Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for measuring distances inside the eye, e.g. thickness of the cornea
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】 層境界が正確に検出できない場合においても層厚を算出する。【解決手段】 診断支援装置は、被検眼の断層画像に含まれる所定の層における信号強度を示す値の代表値を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記代表値に基づいて前記所定の層の厚みを推定する推定手段と、前記推定手段により推定された前記所定の層の厚みを表示部に表示させる表示制御手段と、を備える。【選択図】 図2

Description

本明細書に開示の技術は、診断支援装置、診断支援方法及びプログラムに関する。
OCT(Optical Coherence Tomography)により得られた断層画像から検出された網膜の所定の層における上端、下端の層境界から層厚を算出することが知られている(特許文献1)。
特開2010−35607号公報
しかしながら、層境界が正確に検出できない場合には層厚を算出することは困難であった。
本明細書に開示の診断支援装置は、被検眼の断層画像に含まれる所定の層における信号強度を示す値の代表値を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記代表値に基づいて前記所定の層の厚みを推定する推定手段と、
前記推定手段により推定された前記所定の層の厚みを表示部に表示させる表示制御手段と、を備える。
本明細書に開示の技術によれば、層境界が正確に検出できない場合においても層厚を算出することが可能となる。
装置のハード構成の一例を示す図である。 輝度と層厚との関係の一例を示す図である。 層厚を算出する処理の一例を示すフローチャートである。 疾患を判定する処理の一例を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
本実施形態では、所定の層の輝度値から層厚(膜厚)を算出(推定)する例について説明を行う。本実施形態によれば、層境界を検出することが困難な例えば脈絡膜層の層厚を算出することが可能となる。具体的には、脈絡膜層の下端(強膜側)の層境界は測定光が十分に届かないこと等が原因で明瞭に画像化することが困難である。従って、脈絡膜層の層厚を算出することは困難であるという課題があったが、本実施形態によれば層境界が明瞭ではない場合でも脈絡膜層の層厚を算出することが可能となる。
図1(a)、(b)を用いて、本実施形態に係る装置のハード構成の一例を説明する。
[ハード構成:OCT画像取得手段]
図1(a)は、OCT装置のハード構成の一例を示す図である。図1(a)において光源001はSLD光源であり、カプラ002によって、所望の分岐比の下、光を測定光と参照光とに分岐する。測定光は、カプラ002を通過しコリメータ021よりサンプル光学系102へ出射される。サンプル光学系102には、フォーカスレンズ022、角度可変であるXガルバノメトリックミラー023とYガルバノメトリックミラー024、対物レンズ系を形成するレンズ025、レンズ026が配置され、これらを経由して被検眼027の眼底上に測定光によるビームスポットが形成される。ここで、眼底上に導かれたビームスポットは、Xガルバノメトリックミラー023とYガルバノメトリックミラー024の駆動により、眼底上で2次元に走査される。被検眼027の眼底で反射散乱した測定光は、サンプル光学系102を介した後、カプラ002へ導かれる。参照光は、参照光学系103へ導かれ、コリメータレンズ031によりコリメート光となり、NDフィルター032を通過し所定光量に減衰される。その後、参照光はコリメートされた状態を保持したまま、光軸方向に移動可能でサンプル光学系102との光路長差を補正することができるミラー033で反射され、同じ光路へ折り返される。折り返された参照光は、NDフィルター032、コリメータレンズ031を介した後、カプラ002へ導かれる。
カプラ002へ戻ってきた測定光と参照光は、カプラ002により合波され、検出系(もしくは分光器)104に導かれる。合波された光はコリメータ042により出射され、回折格子043にて分光された後、レンズ044を介してラインセンサ045で受光され、干渉信号として出力される。尚、ラインセンサ045は、各画素が回折格子043によって分光された光の波長成分に対応して受光するように配置されている。
図1(b)はOCTの光学部材以外の装置のハード構成の一例を示す図である。OCT光学系には、フォーカスレンズ022を移動させるためのフォーカス駆動手段061が、Xガルバノメトリックミラー023、Yガルバノメトリックミラー024を駆動するためのガルバノメトリックミラー駆動手段062が、ミラー033を光軸方向に移動させるためのミラー駆動手段063が、各々設けられている。各々の駆動手段と光源001、ラインセンサ045、サンプリング部051、メモリ052、信号処理手段053、操作入力手段056、モニタ055などは制御手段054に接続されて装置全体の動きが制御されている。診断支援装置は例えば、サンプリング部051、メモリ052、信号処理手段053、制御手段054、モニタ055および操作入力手段056を備えている。なお、上記の構成要素のうち信号処理手段053および制御手段054が診断支援装置の内部に備えられ、他の構成要素は診断支援装置の外部に備えられることとしてもよい。
ラインセンサ045からの出力信号は、ガルバノメトリックミラー駆動手段062によって駆動された任意のガルバノメトリックミラー駆動位置について、サンプリング部051により干渉信号として出力される。続いて、ガルバノメトリックミラー駆動手段062によってガルバノメトリックミラー駆動位置がオフセットされ、その位置における干渉信号が出力される。以降はこの繰り返しで干渉信号が次々に生成される。サンプリング部051で生成された干渉信号は、メモリ052にガルバノメトリックミラー駆動位置とともに記憶される。メモリ052に記憶された干渉信号は、信号処理手段053により周波数解析され、被検眼027の眼底の断面像となる。断層像は、制御手段054によりモニタ055に表示される。ガルバノメトリックミラー駆動位置情報によって、三次元の眼底ボリューム像を生成し、モニタ055に表示することもできる。ここで、信号処理手段053および制御手段054はCPU等のプロセッサにより実現され、信号処理手段053および制御手段054はメモリ052に記憶されたプログラムを実行することで様々な手段として機能する。
信号処理手段053は、処理対象であるOCT画像(断層画像)における所定の層の信号強度を示す値の代表値を取得する。すなわち、信号処理手段053は、被検眼の断層画像に含まれる所定の層における信号強度を示す値の代表値を取得する取得手段の一例に相当する。ここで、信号強度を示す値は例えば画像における輝度である。また、代表値は所定の層における所定領域の信号強度を示す値の統計値であってもよい。統計値としては例えば、平均値、中央値、最大値および積算値の少なくとも1つを層厚の算出に用いることが可能である。
信号処理手段053は、さらに、OCT画像における所定の層の代表値と所定の層の層厚との相関を示す情報および処理対象であるOCT画像における代表値とに基づいて、所定の層の層厚を推定する。すなわち、信号処理手段053は、取得手段により取得された代表値に基づいて所定の層の厚みを推定する推定手段の一例に相当する。なお、詳細な処理については後述する。
制御手段054は、撮像中の任意のタイミングでバックグラウンドデータを取得する。バックグラウンドデータとは、被検体に測定光が入射しない状態の信号、即ち参照光のみの信号を指し、例えばガルバノメトリックミラー駆動手段062によりガルバノメトリックミラーメトリックミラーを駆動し、サンプル光学系から測定光が戻らないように測定光の位置を調整した状態で信号取得を行うことでバックグラウンドデータを取得する。
また、制御手段054は、信号処理手段053により推定された層厚をモニタ055に表示させる。すなわち、制御手段054は、推定手段により推定された所定の層の厚みを表示部に表示させる表示制御手段の一例に相当する。
[信号強度を示す値の代表値の取得]
信号処理手段053による信号強度を示す値の代表値の取得について説明する。
信号処理手段053は、OCT装置[図1(a)(b)]で得られた信号強度を画像化する事で、図2(a)に示すようなOCT画像201を取得する。
OCT画像201の様に、網膜の断層画像には、硝子体エリア203、網膜層212、脈絡膜エリア(強膜含む)204、が観察できる。特に信号強度が高い、網膜色素上皮(以下、RPEと記す)202が顕著に黒い(信号強度が高い)。なお、本実施形態では信号強度が高いほど画像では黒くなることとしたが、これに限定されるものではなく、信号強度が高いほど画像では白に近づくようにしても良い。
OCT画像201において、網膜の深さ方向をz、横方向をxとする。OCT画像において、断層方向(z方向)のエリア213の輝度プロファイルは214の様になる。輝度プロファイル214から、ピーク215が観察できる。ピーク215は網膜のRPE層(網膜色素上皮細胞層)202に該当する。このように、殆どのOCT画像において、RPE層202の輝度は他の層よりも高く、自動検出205(図2(b)に示す通り)する事が出来る。本実施形態においても信号処理手段053がOCT画像の深さ方向の輝度プロファイルを解析することでRPE層(またはRPEと脈絡膜との層境界)を検出する。
図2(b)において、信号処理手段053は、上記の輝度プロファイルを用いて硝子体と内境界膜との境界を検出することができる。そして、硝子体と内境界膜との境界の形状に基づいて黄斑中心206を検出する。黄斑中心206は凹状になっているため硝子体と内境界膜との境界の形状に基づいて検出することが可能である。なお、黄斑中心の検出は既知の種々の手法により実現可能である。
信号処理手段053は、検出した黄斑中心206から例えばx方向の±200ピクセル(約1mm)の領域を関心領域(以下、ROI)幅207とする。なお、幅207は黄斑を中心として±200ピクセルに限定されるものではなく、他の値とすることとしてもよい。さらに、必ずしも幅207の中心が黄斑中心208と一致していなくともよく、数ピクセルずれていてもよい。信号処理手段053はROI幅207と同様の幅でRPEに該当するROI208(破線)を取得する。なお、ROI208の幅はROI幅207と必ずしも一致していなくてもよい。ROI208の深さ方向における幅はRPE層の幅に対応していてもよいし、RPE層よりも狭い幅または広い幅であってもよい。次に、信号処理手段053は、領域208をz軸強膜方向(脈絡膜方向)に20ピクセル(約50μm)移動させたROI209(破線)を取得する。信号処理手段053は、ROI209を脈絡膜層におけるROIとして取得する。すなわち、信号処理手段053は、網膜色素上皮細胞層より脈絡膜側へ所定距離離れた位置を脈絡膜層として特定する。なお、領域208の移動量は20ピクセルに限定されるものではなく、RPEより強膜側に位置する脈絡膜に含まれる領域であればよい。また、ROI209の形状はROI208と同一であってもよいし、ROI208に対し平滑化処理等が施された領域で形状であってもよい。すなわち、ROI209はROI208に基づく形状の領域であればよい。なお、ROI209の形状はROI208の形状とは独立に決定されてもよい。ROI209は、例えば矩形の領域であってもよいし円形の領域であってもよいし、特定の形状に限定されるものではない。
信号処理手段053は、ROI208、209のOCT画像の各ピクセルの輝度値(本実施例では、強度を256階調で取得している)の積算値I208、I209を代表値として算出する。例えば、信号処理手段053は、積算値I209を積算値I208を用いて正規化する。具体的には積算値I209を積算値I208で除することで積算値I209を正規化する。なお、正規化する際に用いる積算値はRPE層の輝度値の積算値に限定されるものではなく、他の層における輝度値の積算値であってもよい。例えば外境界膜、内節外節結合部(IS/OSライン)および錐体外節端(COST)の少なくとも1つの輝度の積算値を用いることとしてもよい。外境界膜、内節外節結合部および錐体外節端の曲率は内境界膜の曲率に比べてRPEの曲率に近いため脈絡膜の輝度値を積算することに適している。なお、ROI209の形状はRPEの形状に基づくものであってもよいし、正規化を行うための積算値を算出した層の形状に基づくものであってもよい。
なお、積算値I208の算出および正規化は必須のものではない。
以上の作業を図3(a)のフローを用い、説明する。ステップ301において、図1(a)(b)のOCT装置を用い、OCT画像201を取得する。具体的には信号処理手段053がOCT画像201を生成する。ステップ302において、信号処理手段053が、OCT画像201を解析することによりRPE層202を抽出する。ステップ303において、信号処理手段053はOCT画像201から黄斑中心206を検出した後、検出した黄斑中心206から左右各々200ピクセルの幅を有するROI207を抽出する。ステップ304において、信号処理手段053は、ROI207と同様の幅のRPE領域のROI208を取得する。ステップ305において、信号処理手段053は、ROI208を強膜側に20ピクセル移動させたROI209を取得する。ステップ306において、信号処理手段053は、ROI208、209における輝度の積算値I208、I209を取得する。ステップ307において、信号処理手段053は、ROI208、209の積算値I208、I209をメモリ052に保存する。
[代表値から層厚を推定]
信号処理手段053は、上述したROI209の積算値I209をメモリ052から読み出す。読みだす積算値I209は上述の正規化が施されたものであってもよい。本明細書においてI209は正規化された積算値および正規化されていない積算値を含むものである。また、信号処理手段053は、図2(c)に示す輝度の積算値(OCT−I)と層厚(T)の関係の情報(本実施例ではグラフ)をメモリ052から読み出す。図2(c)に示すグラフは、代表値と所定の層の厚みとの相関を示す情報の一例である。なお、図2(c)に示す相関を示す情報は診断支援装置の内部記憶装置であるメモリ052に保存されていてもよいし、診断支援装置の外部記憶装置に記憶されていてもよい。
信号処理手段053は、図2(c)のグラフから積算値I209に相当する層厚T209を算出する。信号処理手段053は、例えば正規化された積算値I209に相当する層厚T209を算出する。
脈絡膜厚を算出する手順を図3(b)のフローを用い説明する。ステップ310において、信号処理手段053は、ROI209の輝度の積算値I209をメモリ052から読み出す。ステップ311において、信号処理手段053は、輝度の積算値(OCT−I)と層厚(T)の関係の情報をメモリ052から読み出す。ステップ312において、信号処理手段053は、輝度の積算値(OCT−I)と層厚(T)の関係の情報に基づいて積算値I209に相当する層厚T209を算出する。ステップ313において、信号処理手段053は、積算値I209、層厚T209をメモリ052に保存する。さらに、制御手段054は、信号処理手段053により推定された層厚T209をメモリ052から読み出してモニタ055に表示させる。
以上の様に、層境界の検出結果から層厚を求めることが困難な層においても、層の輝度値に基づいて層厚を算出することが可能となる。すなわち、本実施形態によれば脈絡膜の厚みを算出することが可能となる。
なお、本実施形態ではでは、脈絡膜の輝度値は他の層に比べて低いまたは安定しない虞があるためROIの代表値としてROIの輝度の積算値を用いて層厚を推定したが、ROIにおける平均値や中央値、最大値でも上記と同様の効果が得られる。この場合、図2(c)における横軸は積算値ではなく、平均値、中央値または最大値となる。
(変形例1)
上記の実施形態では、ROI209は1つであったが異なる深さに位置する複数のROIを脈絡膜に設定することとしてもよい。この場合、複数ROIにおける積算値の平均または和などを代表値とすることができる。なお、上記の実施形態と同様に代表値として積算値以外を用いることとしてもよい。なお、複数のROIの形状は同じであってもよいし異なる形状であってもよい。
(変形例2)
上記の実施形態では層厚を推定する対象として脈絡膜を対象としたが、強膜など他の層を対象とすることとしてもよい。この場合ROI209を設定する際にRPEからの移動距離を推定される脈絡膜の厚みを超える値にすればよい。
また、層境界を用いて層厚が算出可能なRPE層よりも硝子体側の層に対して、上記の実施形態を適用することも可能である。なお、硝子体において上記の実施形態を実行することとしてもよい。硝子体を処理対象とする場合には、ROIを設定する基準としてRPE層を基準とするのではなく、他の網膜層、例えば、内顆粒層を基準に輝度を測定しても良い。
(変形例3)
信号処理手段053は、RPE層よりも硝子体側の層に対しては所定の層の上端の層境界と下端の層境界との深さ方向の差を層厚として算出することとし、脈絡膜に対して上記の実施形態で示したように輝度の代表値から層厚を推定することとしてもよい。すなわち、信号処理手段053は層に応じて層厚の算出方法を変更してもよい。
(変形例4)
上記の実施形態ではROIの決定の際に黄斑中心を基準として用いたが、これに限定されるものではない。例えば、浮腫、その他の基準となる領域を用いてROIを設定することとしてもよい。
また、ROIの領域が大きければ大きいほど、精度が高くなるため、ROIの領域は大きくとる事が好ましい。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態で推定された層厚を用いて被検眼が正常か異常かを判定する方法について述べる。
[正常・異常判定]
脈絡膜の厚みが基準値よりも厚い場合は、眼疾患(中心漿液性網脈絡膜症や原田病など)の可能性があり、逆に、脈絡膜の厚みが基準値よりも薄い場合は、眼疾患(病的近視、加齢黄斑変性、緑内障、および糖尿病網膜症など)の可能性がある事が分かっている。本情報に従い、信号処理手段053は、図2(c)に示す層厚と健常眼の関係を有するグラフを用いる事で、推定された層厚がTmaxを超えた場合、又は、Tminを下回る場合、は、“眼疾患の可能性がある”という判断する事も出来る。制御手段054は、信号処理手段053により推定された層厚がTmaxを超えた場合は眼疾患、中心漿液性網脈絡膜症や原田病などを注意すべき疾病としてモニタ055に表示させることができる。また、制御手段054は、信号処理手段053により推定された層厚がTminを下回る場合は、病的近視、加齢黄斑変性、緑内障および糖尿病網膜症などを注意すべき疾病としてモニタ055に表示させることができる。すなわち、本実施形態では信号処理手段053は、比較結果に基づいて被検眼の病名を推定する。また、制御手段054は、推定された病名を表示部に表示させる。
以上のプロセスについて、図4(a)を用い、説明する。ステップ401において、信号処理手段053は積算値I209をメモリ052から読み出す。ステップ402において、信号処理手段053は、健常眼情報(Tmax、Tmin)をメモリ052から読み出す。本実施例では、図2(c)に示すTmax、Tmin情報を用いる。ステップ403において、信号処理手段053は、層厚T209をTmax、Tmin情報と比較する。すなわち、信号処理手段053は、推定手段により推定された所定の層の厚みと基準値とを比較する比較手段の一例に相当する。
ステップ404において、信号処理手段053は、層厚T209がTmaxとTminとの間の数値の際は、“健常眼”と判定する。そして、制御手段054は健常眼であることを示す情報をモニタ055に表示させる。すなわち、制御手段054は、比較結果を表示部に表示させる。
ステップ405において、制御手段054は、層厚T209がTmaxよりも高い、又は、Tminよりも低い数値の際は、制御手段054は再検査が必要であることを示す情報および疾患(患眼)の可能性があることを示す情報の少なくとも一方をモニタ055に表示させる。例えば、制御手段054は、モニタ055に「再検査」というメッセージおよび「疾患の可能性あり」というメッセージの少なくとも一方をモニタ055に表示させる。なお、層厚T209がTmaxよりも高い場合、信号処理手段053は被検眼の病名を中心漿液性網脈絡膜症または原田病と推定し、制御手段054は推定された病名をモニタ055に表示させてもよい。また、層厚T209がTminよりも低い場合、信号処理手段053は被検眼の病名を病的近視、加齢黄斑変性、緑内障または糖尿病網膜症と推定し、制御手段054は推定された病名をモニタ055に表示させてもよい。
ステップ406において、信号処理手段053は、患者データと輝度値、層厚値、表示情報をメモリ052に保存する。
この様に、予め、健常眼情報(NDB:Normative Database)を元に疾患情報を提供する事が望ましいが、地域や、特殊な環境下においては、ユーザが適宜、Tmax、Tmin情報を入力する事で自動判定しても良い。
本実施形態によれば、推定された層厚から被検眼が正常か異常かを判定することが可能となる。さらには、推定された層厚から病名を推定することも可能となる。
(第3実施形態)
[経過観察]
本実施形態では、同一検眼において上述のような輝度の代表値から層厚を推定する処理を異なるタイミングで複数回実施し、被検眼の経過観察を行う例について説明する。
図4(b)を用い、経過観察のフローを説明する。
ステップ410において、信号処理手段053は今回の層厚T209を測定する(測定方法は上述の実施例と同様)。同時に、ステップ411において、信号処理手段053は同一被験者の過去の層厚T‘209をメモリ052から読み出す。ここで過去の層厚T‘209は、例えば過去の検査の中で最新の検査結果(前回の検査結果)であるが、前々回の検査結果であってもよい。ステップ412において、信号処理手段053は、今回の層厚T209と過去の層厚T‘209とを比較する。すなわち、信号処理手段053は、推定手段により推定された前所定の層の厚みと、過去に得られた被検眼の所定の層の厚みとを比較する比較手段の一例に相当する。
本実施形態では、過去のデータ層厚T‘209に対して、±10%以上の変化があるかないかを判定条件とすべく、閾値を過去の層厚T‘209の±10%とした。ステップ413において、今回の層厚T209と過去の層厚T‘209との間で10%以上の差が無いと判定された場合には、制御手段054は変化がないことを示す情報をモニタ055に表示させる。例えば、制御手段054は「変化なし」とメッセージをモニタ055に表示させる。ステップ414において、今回の層厚T209と過去の層厚T‘209との間で10%以上の差があると判定された場合には、制御手段054は再検査が必要であることを示す情報および疾患の可能性があることを示す情報の少なくとも一方をモニタ055に表示させる。例えば、制御手段054は、モニタ055に「再検査」というメッセージおよび「疾患の可能性あり」というメッセージの少なくとも一方をモニタ055に表示させる。このように、制御手段054は、比較結果に基づいて、眼底の変化に関する情報を表示部に表示させる。
ステップ415において、信号処理手段053は、今回の層厚T209と、表示情報をメモリ052に保存する。例えば、信号処理手段053は層厚T209と「変化なし」という情報を対応付けてメモリ052に保存する。
今回の実施例では、閾値を±10%としたが、これに限定されるものではなく他の値とすることとしてもよい。なお、閾値を小さくする事でより早期の診断が可能となる。数値の程度は、部位や、人種により、変更しても良い。また、信号処理手段053は、層厚T‘209と層厚T209との検査間隔を取得し、この検査間隔に基づいて閾値を変更することとしてもよい。例えば、信号処理手段053は、検査間隔が短いほど、閾値を±0%に近づけることとしてもよい。
(変形例)
上記の実施例では、過去の層厚と今回の層厚との比較が行われるものであったが、層厚に替えて輝度値の積算値などの代表値を用いることとしてもよい。代表値は層厚との相関を有しているため、層厚に替えて代表値を用いても同様の効果を奏することが可能である。
(第4実施形態)
本実施形態では図2(c)に示す輝度の積算値(OCT−I)と層厚(T)の関係の情報の更新を行う場合について説明する。
信号処理手段053により推定された層厚が走査入力手段056を介してユーザにより修正された場合には、信号処理手段053は当該層厚の推定に用いた輝度の積算値(代表値)と修正後(変更後)の層厚とを用いて記憶手段の一例に相当するメモリ052に記憶された図2(c)に示す輝度の積算値(OCT−I)と層厚(T)の関係の情報の更新を行う。すなわち、信号処理手段053は、推定手段により推定された所定の層の厚みがユーザにより変更された場合、取得手段により取得された代表値とユーザによる変更後の前記所定の層の厚みとに基づいて記憶手段に記憶された情報を更新する更新手段の一例に相当する。輝度の積算値(OCT−I)と層厚(T)の関係の情報の更新とは、例えば、修正後の層厚を用いて新たに相関を計算することを含む。
本実施形態によれば、推定される層厚の精度を高めることが可能となる。
(その他の実施形態)
以上、実施形態例を詳述したが、開示の技術は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体(記憶媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。係る記憶媒体は言うまでもなく、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
052 メモリ
053 信号処理手段
054 制御手段
055 モニタ

Claims (16)

  1. 被検眼の断層画像に含まれる所定の層における信号強度を示す値の代表値を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記代表値に基づいて前記所定の層の厚みを推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された前記所定の層の厚みを表示部に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする診断支援装置。
  2. 前記取得手段は、前記代表値として前記所定の層における所定領域における信号強度を示す値の統計値を取得することを特徴とする請求項1に記載の診断支援装置。
  3. 前記統計値は、平均値、中央値、最大値および積算値の少なくとも1つであることを特徴とする請求項2に記載の診断支援装置。
  4. 前記推定手段は、前記代表値と前記所定の層の厚みとの相関を示す情報と前記代表値とに基づいて前記所定の層の厚みを推定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の診断支援装置。
  5. 前記推定手段は、前記情報を外部記憶装置または内部記憶装置から取得することを特徴とする請求項4に記載の診断支援装置。
  6. 前記所定の層は脈絡膜層であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の診断支援装置。
  7. 前記取得手段は、前記断層画像に含まれる網膜色素上皮細胞層に基づいて前記脈絡膜層を特定することを特徴とする請求項6に記載の診断支援装置。
  8. 前記取得手段は、前記網膜色素上皮細胞層より脈絡膜側へ所定距離離れた位置を前記脈絡膜層として特定することを特徴とする請求項7に記載の診断支援装置。
  9. 前記所定の層は脈絡膜層であり、
    前記所定領域は前記脈絡膜層における網膜色素上皮細胞層の形状に基づく領域であり、
    前記取得手段は、前記脈絡膜層における前記網膜色素上皮細胞層の形状に基づく領域における信号強度を示す値の積算値を前記所定の層における前記代表値として取得することを特徴とする請求項1に記載の診断支援装置。
  10. 前記推定手段により推定された前記所定の層の厚みに基づいて、前記被検眼が健常眼か患眼かを判定する判定手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の診断支援装置。
  11. 前記情報を記憶する記憶手段と、
    前記推定手段により推定された前記所定の層の厚みがユーザにより変更された場合、前記取得手段により取得された前記代表値と前記ユーザによる変更後の前記所定の層の厚みとに基づいて前記記憶手段に記憶された前記情報を更新する更新手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の診断支援装置。
  12. 前記推定手段により推定された前記所定の層の厚みと基準値とを比較する比較手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記比較結果を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の診断支援装置。
  13. 前記推定手段により推定された前記所定の層の厚みと基準値とを比較する比較手段を更に備え、
    前記推定手段は、前記比較結果に基づいて前記被検眼の病名を推定し、
    前記表示制御手段は、前記推定された病名を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の診断支援装置。
  14. 前記推定手段により推定された前記所定の層の厚みと、過去に得られた前記被検眼の前記所定の層の厚みとを比較する比較手段を有し、
    前記表示制御手段は、前記比較結果に基づいて、眼底の変化に関する情報を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の診断支援装置。
  15. 被検眼の断層画像に含まれる所定の層における信号強度を示す値の代表値を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された前記代表値に基づいて前記所定の層の厚みを推定する推定工程と、
    前記推定工程において推定された前記所定の層の厚みを表示部に表示させる表示制御工程と、を備えることを特徴とする診断支援方法。
  16. 請求項15に記載の診断支援方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
JP2018038355A 2018-03-05 2018-03-05 診断支援装置、診断支援方法及びプログラム Active JP7163039B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018038355A JP7163039B2 (ja) 2018-03-05 2018-03-05 診断支援装置、診断支援方法及びプログラム
PCT/JP2019/007972 WO2019172094A1 (ja) 2018-03-05 2019-03-01 診断支援装置、診断支援方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018038355A JP7163039B2 (ja) 2018-03-05 2018-03-05 診断支援装置、診断支援方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019150346A true JP2019150346A (ja) 2019-09-12
JP7163039B2 JP7163039B2 (ja) 2022-10-31

Family

ID=67847137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018038355A Active JP7163039B2 (ja) 2018-03-05 2018-03-05 診断支援装置、診断支援方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7163039B2 (ja)
WO (1) WO2019172094A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006022045A1 (ja) * 2004-08-26 2006-03-02 National University Corporation Nagoya University 光干渉断層装置
JP2015080677A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 キヤノン株式会社 眼科装置、比較方法及びプログラム
JP2016174978A (ja) * 2016-07-08 2016-10-06 株式会社トプコン 光画像計測装置
JP2017047111A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 キヤノン株式会社 眼科装置、表示制御方法およびプログラム
JP2017074484A (ja) * 2015-01-15 2017-04-20 株式会社トプコン 眼科装置
JP2018000687A (ja) * 2016-07-05 2018-01-11 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006022045A1 (ja) * 2004-08-26 2006-03-02 National University Corporation Nagoya University 光干渉断層装置
JP2015080677A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 キヤノン株式会社 眼科装置、比較方法及びプログラム
JP2017074484A (ja) * 2015-01-15 2017-04-20 株式会社トプコン 眼科装置
JP2017047111A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 キヤノン株式会社 眼科装置、表示制御方法およびプログラム
JP2018000687A (ja) * 2016-07-05 2018-01-11 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2016174978A (ja) * 2016-07-08 2016-10-06 株式会社トプコン 光画像計測装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7163039B2 (ja) 2022-10-31
WO2019172094A1 (ja) 2019-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9918634B2 (en) Systems and methods for improved ophthalmic imaging
US10238284B2 (en) Acquisition and analysis techniques for improved outcomes in optical coherence tomography angiography
US9259153B2 (en) Anterior ocular segment tomographic image analysis method and anterior ocular segment tomographic image analysis apparatus
US9107610B2 (en) Optic neuropathy detection with three-dimensional optical coherence tomography
JP5728302B2 (ja) 眼科装置、眼科システム、眼科装置の制御方法、及び該制御方法のプログラム
US9839351B2 (en) Image generating apparatus, image generating method, and program
JP2004502483A (ja) 眼疾患を診断および監視する装置
JP6580448B2 (ja) 眼科撮影装置及び眼科情報処理装置
EP4082424A1 (en) Ophthalmic apparatus
JP2019154988A (ja) 眼科撮影装置、その制御方法、プログラム、及び記録媒体
JP6637743B2 (ja) 眼科装置
JP7420476B2 (ja) 眼科装置、その制御方法、眼科情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び記録媒体
JP2019171221A (ja) 眼科撮影装置及び眼科情報処理装置
JP6646021B2 (ja) 眼科画像処理装置
JP2017158867A (ja) 眼科撮影装置
JP7163039B2 (ja) 診断支援装置、診断支援方法及びプログラム
US11911108B2 (en) Blood flow measurement apparatus
US9622659B2 (en) Method for determining the total refractive power of the cornea of an eye
JP2019150554A (ja) 画像処理装置およびその制御方法
JP7339011B2 (ja) 眼科装置、眼科情報処理装置、プログラム、及び記録媒体
JP2018198968A (ja) 眼底解析装置
Skrok et al. Comparison of subjective and objective methods of corneoscleral limbus identification from anterior segment optical coherence tomography images
Glidai et al. Comprehensive Glaucoma Imaging
Williams et al. Disc analysis
WO2019172043A1 (ja) 画像処理装置およびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220920

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221019

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7163039

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151