JP2019149680A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの必要とする画像が印刷された場合に印刷枚数をカウントアップ可能にし、画像形成装置の利用状況の把握や課金を適切に行うことを可能とする画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】コピー処理にてエラーが発生することなくシートが排出された場合に印刷枚数をカウントアップする機能を有するMFPは、コピー処理にてエラーが発生した場合であっても(S504でYes)、シートが排紙され(S507でYes)、且つ、特定の条件を満たす場合(S510でYes)には、原稿画像の全体が給紙したシートに印刷されている可能性が高いと判断し、印刷枚数をカウントアップする(S513)。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置、及びその制御方法ならびにコンピュータプログラムに関する。
近年、画像形成装置が広く普及しオフィス以外にも図書館等の公共施設やコンビニエンスストアでも利用されることが増えてきている。様々な利用ケースにおいて印刷枚数を正確にカウントアップする必要がある。例えば、利用状況の把握や課金時に印刷枚数を利用するケースが想定されている。このため、正確な印刷枚数のカウントアップがなされていない場合、利用状況の分析を誤ってしてしまう可能性がある。また、ユーザが望む成果物を取得できているにもかかわらず印刷枚数がカウントアップされず、正確な課金ができないなどの問題が生じる可能性もある。
従来では、ユーザが設定した用紙サイズで画像を作成し、その作成した画像全体が用紙上に印刷された状態で排紙された場合に、印刷枚数をカウントアップしていた。すなわち、画像形成装置が作成した画像の大きさが実際に給紙された用紙サイズよりも大きい場合、画像全体が用紙に印刷されていない可能性があるためカウントアップしていなかった。
特許文献1には、印刷枚数をカウントアップするポイントとして排紙ではなく定着器を通過した課金対象状態の用紙が存在するか否かにより、課金処理を実施するか否かを判断する画像形成装置が提案されている。
特開2007−086423号公報
しかし、特許文献1の技術では、定着器を通過した段階で印刷枚数をカウントアップしてしまうため、定着器を通過した後にエラーとなり紙詰まりとなってしまった場合でも、印刷枚数がカウントアップされてしまう。このため、ユーザが望む成果物を取得できていないにもかかわらず、印刷枚数のみカウントアップされてしまうなどの課題があった。
また、上記の画像形成装置が作成した画像の大きさが実際給紙された用紙サイズよりも大きい場合にカウントアップしない技術では、以下のような課題があった。原稿サイズが小さく、作成された画像の一部に実際の原稿画像がある場合、成果物に対してユーザの望む画像が印字されているのにも関わらずカウントアップされない。そのため、ユーザが必要とする画像が印刷されていたとしてもカウントアップすることができないという課題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明は、ユーザの必要とする画像が印刷された場合に印刷枚数をカウントアップすることができ、画像形成装置の利用状況の把握や課金を適切に行うことを可能とする仕組みを提供することである。
本発明は、原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、画像データに基づいてシートに画像を印刷する印刷手段と、を有し、原稿から生成された画像をシートに印刷するコピー処理が可能な画像形成装置であって、コピー処理にてエラーが発生することなくシートが排出された場合に印刷枚数をカウントアップするカウント手段を有し、前記カウント手段は、前記コピー処理にてエラーが発生した場合であっても、シートが排紙され、且つ、特定の条件を満たす場合には、前記印刷枚数をカウントアップすることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの必要とする画像が印刷された場合に印刷枚数をカウントアップすることができる。これにより、画像形成装置の利用状況の把握や課金を適切に行うことが可能となる。
本実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成図 本実施形態の画像形成装置が提供する紙サイズ設定画面を例示する図 本実施形態の画像形成装置が提供するコピー動作への画面遷移を例示する図 通常のコピー時において紙サイズ不一致が発生した場合の状態を説明する図 IDカードコピー時において紙サイズ不一致が発生した場合の状態を説明する図 第1実施形態の画像形成装置におけるコピー動作を例示するフローチャート 本実施形態の画像形成装置が提供する紙無し時のエラー表示を例示する図 本実施形態の画像形成装置が提供する紙サイズ不一致時にカウントアップする通知を例示する図
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態に係るMFP(Multi Function Peripheral)100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図中の各ブロックはモジュールを示しており、ブロック間の矢印はデータもしくは指示の流れを示している。
MFP100は、受信した印刷データの印刷、電子メールの送信、原稿のコピーなどを実行する機能を有している。なお、本実施形態では画像形成装置の一例としてMFP100を説明するが、これに限定されるものではない。例えば、単機能のプリンタなどSFP(Single Function Peripheral)であってもよい。
MFP100は、印刷部107、読取部109、操作タッチパネル110、回線I/F(インターフェース)112、及び、これらの制御を司るコントローラ部101にて構成される。
コントローラ部101は、CPU102、RAM103、ROM104、印刷部I/F106、読取部I/F108、MODEM111、USB I/F115、ネットワークI/F116を含み、各ブロックはシステムバス105にて接続されている。なお、USBは「Universal Serial Bus」の略称である。
CPU102は、各種制御プログラムに従って前記の各ブロックを総括的に制御する。CPU102は、ROM104のプログラム領域に記憶された各種制御プログラムを読み出し実行する。或いは、CPU102は、ROM104のプログラム領域に記憶された圧縮された各種制御プログラムをRAM103へ伸張、展開し、実行する。また、CPU102は、図示しないハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)等に圧縮状態/非圧縮状態で格納された各種制御プログラムをRAM103へ展開し、実行する構成でもよい。
ネットワークI/F116は、有線通信部117または無線通信部118を介してネットワーク119と通信する。これにより、ネットワークを介してデータROM104等にアクセスしてデータの書き込みや読み込みが可能となる。例えばROM104はフラッシュROM等で構成され書き込み可能なものとする。
USB I/F115は、USBケーブルを介して外部装置と通信する。
MODEM111は、回線I/F112を介して公衆回線網114と接続し、図示しない他の画像形成装置やファクシミリ装置、電話機などと通信処理を行う。回線I/F112と公衆回線網114とは、一般的に電話線113などで接続される。
印刷部I/F106は、印刷部107(プリンタエンジン)に画像信号を出力するインターフェースを担う。また、読取部I/F108は、読取部109(スキャナエンジン)からの読取画像信号を入力するインターフェースを担う。CPU102は、読取部I/F108より入力された画像信号を処理し、記録画像信号として印刷部I/F106へ出力することでコピー処理を実現する。
CPU102は、ROM104のフォント領域に記憶されたフォント情報を用いて、操作タッチパネル110の表示部に文字や記号を表示したり、ユーザの指示を受けた操作タッチパネル110からの指示情報を受けたりする。また、ROM104のデータ領域には、CPU102によって画像形成装置100の装置情報や、ユーザの電話帳情報、部門管理情報などが記憶され、CPU102により必要に応じて読み出され、必要に応じて更新される。
なお、印刷部107は、例えば用紙を収容するカセット1、カセット2、手差し給紙トレイ等の給紙部を備え、これらのいずれかから給紙(給送)される用紙(各種シート)に対して印刷を行う。なお、本実施形態では、印刷部107は、上記給紙部にセットされる用紙サイズを検知するための用紙サイズ検知センサを備えていないものとする。
また、MFP100は、コピー処理の印刷枚数をカウントするための出力枚数カウンタを備えている。この出力枚数カウンタは、例えば課金のためのカウンタである。また、管理者等が印刷枚数を管理するためのカウンタであってもよい。出力枚数カウンタのカウント値は、例えばROM104のデータROMに記憶され管理される。
以下、図2、図3を用いて、操作タッチパネル110に表示される画面(ユーザインタフェース)について説明する。
図2は、MFP100が提供する紙サイズ設定画面の一例を示す図であり、カセットや手差しの紙サイズが設定可能なメニューに対応する。
各給紙カセット等にセットされる用紙サイズを検知する用紙サイズ検知センサを備えていないMFP100では、ユーザが使用する紙サイズを設定する。ユーザは装置全体の設定を行う画面から、各給紙カセットにセットする用紙の大きさや種類を設定する。ユーザにより設定された用紙の情報は、MFP100が画像を印刷するときのトナーの定着温度の制御や、用紙の搬送時間や搬送速度等の制御に用いられる。
用紙設定画面200では、現在設定されている紙サイズの確認及び変更が可能である。表示201は、カセット1に対して設定されている紙サイズの表示に対応する。201で示す箇所をクリックすることにより用紙サイズの変更画面202へ表示される画面が遷移する。
紙サイズの変更画面202では選択されたカセット及び手差しで設定できる紙サイズがリスト表示203される。ユーザはリスト表示された一覧から使用する用紙のサイズや種類を選択する。
図3は、MFP100が提供するコピー動作への画面遷移の一例を示す図である。
ホーム画面300からコピーアイコン301を選択すると、コピー基本画面303へ遷移する。またIDカードコピーボタン302を選択するとIDカードのコピー処理を実行するアプリケーションへ遷移する。
コピー基本画面303は、コピーの設定の変更やジョブの実行命令が可能な画面である。ユーザは「用紙」304をタップ操作して、印刷に使用する給紙カセットを選択する。また、コピー基本画面303は、コピージョブに対してスキャンするサイズの変更や出力方法の変更を行うことが可能な画面である。ジョブ設定の変更後、ユーザがコピージョブスタートボタン306を選択することでコピージョブが開始される。
以下、図4、図5を用いて、紙サイズ不一致が発生した場合の状態について説明する。
図4は、通常のコピー時において紙サイズ不一致が発生した場合の状態の一例を説明する図である。
この例では、用紙設定画面200でカセット1の紙サイズとして「Legal」(以下「LGL」)サイズの用紙が設定されている。よって、MFP100では、「LGL」サイズの用紙(400)がカセットにセットされている状態が想定されている。しかし、実際にカセットにセットされている紙サイズは「A4」サイズの用紙(401)であるとする。
この状態で通常のコピー処理が実施された場合、MFP100は、原稿画像を「LGL」サイズで作成する(402)。しかし、印刷部107で給紙される用紙は「A4」サイズのため、原稿画像は「A4」サイズの画像部分(403)のみ印刷され、「LGL」サイズの残りのエリアの画像(404)は印刷されていない用紙が出力される。この場合、MFP100は、給紙サイズと作成した画像サイズの不一致により紙サイズ不一致のエラー(405)を発生する。なお、MFP100は、この場合、原稿画像全体が用紙に印刷されていない(ユーザの所望の画像が得られていない)と判断し、印刷枚数(出力枚数カウンタ)のカウントアップを実施しない。
図5は、IDカードコピー時において紙サイズ不一致が発生した場合の状態の一例を説明する図である。
この例では、図4と同様に、用紙設定画面200でカセット1の紙サイズとして「LGL」サイズの用紙が設定されているが、実際にカセットにセットされている紙サイズは「A4」サイズの用紙(401)であるとする。
この状態で、ユーザがIDカードコピーの実行を指示すると、MFP100は以下のように動作する。MFP100では、まず読取部109が読取サイズを「A5」に設定して、原稿の読取を2回実施した後、2回の読取で生成した画像を印刷部107で印刷する。その時、MFP100は、設定されていた用紙サイズ「LGL」よりも小さな用紙「A4」に画像を印刷するため、サイズ不一致のエラーを検知する。しかし、設定されている読取サイズよりも原稿サイズが小さな場合の多いIDカードコピーでは、IDカードの両面を印刷した画像(すなわちユーザが望む画像)が形成された用紙(407)が出力される。よって、本実施形態のMFP100は、この場合、印刷枚数のカウントアップを実施する。
以下、図6〜図8を用いて、本実施形態のMFP100においてコピー時の給紙サイズと作成した画像サイズを比較することによる印刷枚数のカウントアップを制御する動作について説明する。
図6は、本実施形態のMFP100におけるコピー動作の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、MFP100のCPU102がROM104に保存されているプログラムを実行することにより実現される。なお、本実施形態の画像処理装置では、1つのCPU102が1つのメモリ(RAM103)を用いてフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の様態であっても構わない。例えば複数のCPU、RAM、ROM、及びストレージを協働させて後述するフローチャートに示す各処理を実行することもできる。
S500において、CPU102は、コピージョブスタートボタン306が選択されたか否かでコピー開始を受信したか否かを判定する。CPU102は、コピージョブスタートボタン306が選択されていない場合、コピー開始を受信していないと判断し、S500の処理を繰り返す。
一方、コピージョブスタートボタン306が選択された場合、CPU102は、コピー開始を受信したと判断し、S501に処理を進める。
S501において、CPU102は、コピー基本画面303でユーザが設定した条件に基づいて読取部109による画像のスキャンを開始する。この際、CPU102は、コピー基本画面303での設定値をRAM103から読み込み、該設定値に基づきスキャン動作を実行する。スキャン動作終了後、CPU102は、S502へ処理を進める。
S502において、CPU102は、コピー基本画面303での設定値をRAM103から読み込み設定値に応じて印刷する画像を作成する。
S503において、CPU102は、印刷部107を用いて、紙を給紙し印刷処理を実行する。給紙動作から印刷動作、排紙動作を実行しジョブが終了したもしくはエラーが発生して処理が終了した場合、CPU102は、S504に処理を遷移する。
S504において、CPU102は、上記S502で実行した印刷処理についてエラーが発生したか否かを判定する。エラーの種類としては、例えば、紙のジャム(紙詰まり)、紙サイズ不一致エラー、紙無しエラー、エンジントラブルエラー等が上げられる。
CPU102は、エラーなく正常に印刷処理が実行されたと判定した場合(S504でNoの場合)、S505に処理を遷移する。
S505において、CPU102は、印刷処理が正常に終了したために用紙を機外に排出した段階で出力枚数カウンタをカウントアップし、S506に処理を遷移させる。
S506において、CPU102は、未印刷のページがあるか否かを判定する。未印刷のページがあると判定した場合(S506でYesの場合)、CPU102は、S503に処理を戻し、次のページを印刷するように制御する。一方、未印刷のページが無いと判定した場合(S506でNoの場合)、CPU102は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、上記S504において、エラーが発生したと判定した場合(S504でYesの場合)、S507に処理を遷移させる。
S507において、CPU102は、用紙が機外排紙されたか否かを判定する。CPU102は、用紙が排紙されていないと判定した場合(S507でNoの場合)、S508に処理を進める。
S508において、CPU102は、発生したエラーを操作タッチパネル110へ表示しエラー解除をユーザへ促す。エラーの一例として紙無しエラーが考えられる。紙無しエラーの場合、図7に示す画面701のようにユーザにカセットに紙が無いことを通知しユーザは表示に応じてエラーの解除をしてジョブを継続するかキャンセルするか等を行う。
図7は、本実施形態における紙無し時のエラー表示の一例を示す図である。
本S508の処理の後、CPU102は、S509に処理を進める。
S509において、CPU102は、エラーが復旧したか否かを判定する。エラーが復旧していないと判定した場合(S509でNoの場合)、CPU102は、S508に処理を戻す。
一方、エラーが復旧したと判定した場合(S509でYesの場合)、CPU102は、S506に処理を遷移させる。以下、S506以降は説明済のため省略する。
一方、上記S507において、CPU102が、用紙が機外排紙されたと判定した場合(S507でYesの場合)、S510に処理を進める。
S510において、CPU102は、上記S503の印刷処理実行処理で給紙した紙サイズと上記S502で作成した画像の画像サイズを比較し、給紙した紙サイズが作成した画像サイズ以上であるか否かを判定する。なお、CPU102は、上記紙サイズを、上記S503の印刷処理実行処理で給紙時のセンサ(給紙搬送路に設けられたセンサ)を利用して給紙した紙の先端と後端を検出して計算することにより取得する。また、上記S502において生成される画像のサイズとは、原稿の読取サイズと、倍率から求められる大きさである。例えば、読取サイズが「A5」、倍率が「100%」に設定されている場合、画像サイズは「A5」となる。一方で、読取サイズが「A5」、倍率が「141%」に設定されている場合、画像サイズは「A4」となる。
上記S510において、CPU102が、給紙した紙サイズが作成した画像サイズより小さい(給紙した紙サイズ<画像サイズ)と判定した場合(S510でNoの場合)、S511に処理を進める。
S511では、CPU102は、発生したエラーを操作タッチパネル110へ表示しエラー解除をユーザへ促す。S511において発生しているエラーは、設定されていた用紙サイズと実際に給紙した用紙サイズが異なることを示す「紙サイズ不一致エラー」である。その場合、図4の405のように、紙サイズが不一致であることを通知し、ユーザは表示に応じてエラーの解除をしてジョブを継続するかキャンセルするか等を行う。
次にS512において、CPU102は、エラーが復旧したか否かを判定する。エラーが復旧していないと判定した場合(S512でNoの場合)、CPU102は、S511に処理を戻す。
一方、エラーが復旧したと判定した場合(S512でYesの場合)、CPU102は、S506に処理を遷移させる。以下、S506以降は説明済のため省略する。
一方、上記S510において、CPU102が、給紙した紙サイズが作成した画像サイズ以上(給紙した紙サイズ≧画像サイズ)と判定した場合(S510でYesの場合)、S513に処理を進める。
S513において、CPU102は、出力枚数カウンタ(印刷枚数)をカウントアップし、S514に処理を進める。
S514において、CPU102は、エラーが発生したがカウントアップしたことをユーザに通知する。
図8は、本実施形態において紙サイズ不一致時にカウントアップする通知の一例を示す図である。
CPU102は、例えば、画面801を、操作タッチパネル110へポップアップを表示し、紙サイズ不一致が発生したがジョブを正常終了扱いする旨をユーザに通知する。
本S514の処理の後、CPU102は、S506に処理を進める。以下、S506以降は説明済のため省略する。
本実施形態のMFP100は、給紙した紙サイズ(センサ等で把握できたサイズ)と、設定されたジョブによって作成する画像サイズを比較することで、画像が給紙した紙に載った(画像が全て紙上に印刷された)かどうかを判断する。そして、MFP100は、画像が載った(画像が全て紙上に印刷された)と判断した場合には、紙サイズ不一致のエラーが発生しても印刷枚数カウンタをカウントアップする。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザの必要とする画像が印刷された場合に印刷枚数をカウントアップすることができる。これにより、画像形成装置の利用状況や課金を適切に行うことが可能となる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態では、上述した第1実施形態と異なり、給紙した紙サイズとユーザが設定したスキャンの読取サイズとを比較することで、カウントアップする条件を変更する実施形態の一つを説明する。
第2実施形態では、図6のS510において、以下の処理を行う。
第2実施形態のS510では、CPU102は、ユーザがコピー基本画面303で設定されたコピー倍率が等倍であるか否かを判定し、等倍コピーが設定されている場合に、原稿の読取サイズと用紙サイズを比較する。等倍コピーが設定されている場合、原稿の読取サイズと出力される画像サイズが等しくなる。そこで、CPU102は原稿の読取サイズとセンサで検出した用紙サイズを比較することで、生成した画像が用紙に印刷できるか否かを判定する。第2の実施形態において、原稿の読取サイズはユーザにより設定される読み取りサイズでも、MFP100が自動で設定した読み取りサイズであってもよい。
以上のように、第2実施形態では、給紙した紙サイズ(センサ等で把握できたサイズ)と、原稿を読み取ることで生成された画像の画像サイズとを比較する構成を有する。これにより、本実施形態の画像形成装置は、原稿をスキャンして生成された画像が紙に印刷できるかを判断して画像が載ると判断できたときには紙サイズ不一致のエラーが発生してもカウントアップすることが可能となる。
〔第3実施形態〕
第3実施形態は、安価のMFP100で実際に給紙した紙サイズを判断するための給紙搬送路上のセンサが無い装置に対してUI設定した紙サイズとジョブによって作成する画像サイズを比較してカウントアップ方法を示す実施形態の一つである。本実施形態における、画像サイズとは第1実施形態における画像サイズと同様の方法により求められる画像の大きさであるとする。
実施形態としては図6のS510において以下の処理をしてもよい。
コピー基本画面で設定した給紙すべき紙サイズ304とS502で作成した画像の画像サイズを比較し給紙すべき紙サイズの方が作成した画像サイズを比較して給紙すべき紙サイズが作成した画像サイズより大きい場合はS513へ遷移する。逆に給紙すべき紙サイズがス作成した画像サイズより小さい場合はS511へ遷移する。
以上のように、第3実施形態では、給紙した紙サイズが詳細に判断できないような安価な画像形成装置において、給紙すべき紙サイズと、設定されたジョブによって作成する画像サイズを比較する。そして、給紙すべき紙サイズより小さい画像を作成する場合に紙が排紙された場合には画像が載ると判断できる可能性が高いため、紙サイズ不一致のエラーが発生してもカウントアップすることが可能となる。
〔第4実施形態〕
第4実施形態では、給紙した紙サイズと作成した画像の中でもトナー(印刷剤)を印字すべき領域を比較してカウントアップ方法を示す実施形態の一つである。
第4実施形態では、図6のS510において、以下の処理を行う。
第4実施形態のS510では、CPU102は、S503の印刷処理実行処理で給紙時のセンサを利用して給紙した紙の先端と後端を検出して計算した紙サイズと、S502で作成した画像の中で実際にトナーを印字すべき領域を比較する。そして、CPU102が、給紙した紙サイズに印字領域が全て含まれると判断した場合には、S513へ処理を遷移させる。一方、CPU102が、給紙した紙サイズに印字領域が全て含まれないと判断した場合にはS511へ処理を遷移させる。
印字領域の大きさは以下の方法で求められる。
CPU102は、印刷部107により印刷される画像の生成が完了したのちに、生成した画像からトナーによる画像形成が行われない領域を除いた領域を求める。即ち、生成された画像データのうちC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)のいずれのトナーの信号値も「0」である領域を除いた領域を求める。そして、印字領域の縦方向と横方向の最大値で囲まれる矩形を印字領域とする。本実施形態では、画像処理装置が上記の方法により求められた印字領域の大きさと、搬送した用紙サイズを比較する。そして、生成された画像内の実際に印刷剤が印刷される領域が、給送されるシート内に収まる場合、原稿画像全体がシートに印刷されている可能性が高いと判断し、紙サイズ不一致のエラーが発生しても印刷枚数をカウントアップすることが可能となる。
〔第5実施形態〕
第5実施形態は、特定のアプリケーションでコピーを実行中、用紙サイズ不一致エラーが発生しても使用した用紙を数えるカウンタをカウントアップしないことを特徴とする。
第5実施形態では、図6のS510において、以下の処理を行う。
第5実施形態のS510では、CPU102は、S500において開始が指示されたコピーが特定のアプリケーションにおいて実行されるコピーであるか否かを判定する。特定のアプリケーションとは、例えば免許証等IDカードの両面を等倍で印刷するIDカードコピーやパスポートの見開きを印刷するパスポートコピー等である。上記のアプリケーションで読み取られる原稿の大きさはある程度限定されている。そのため、上記のアプリケーションでは、用紙サイズに関わらず、固定の読取サイズで原稿を読み取り、固定の倍率で画像を生成される場合がある。このようなアプリケーションでは、設定されている用紙サイズよりも小さな用紙が給紙された場合であっても、用紙が排紙できた場合にはユーザの所望する画像を出力できている可能性がある。そこで、画像形成装置は用紙の排紙時にサイズ不一致エラーを検出しても、カウンタをカウントアップする。
S510において、CPU102は、実行中のジョブが特定のアプリケーションのジョブでない場合には、S511の処理を実行する。一方、CPU102は、実行中のジョブが特定のアプリケーションのジョブである場合には、S513の処理を実行する。
本実施形態を実施することでIDカードコピーのように原稿の大きさがある程度限定される印刷ジョブにおいて、サイズ不一致エラーを検知しても、印刷枚数をカウントするカウンタをカウントアップしないようにすることができる。
第5実施形態では、特定のアプリケーションのジョブの場合には、ユーザが望む画像が印字されていると判断し、紙サイズ不一致のエラーが発生してもカウントアップすることが可能となる。
以上のように、上記各実施形態の画像形成装置は、コピー処理にてエラーが発生した場合であっても、給紙したシートが排紙され、且つ、特定の条件を満たす場合には、原稿画像の全体が給紙したシートに印刷されている可能性が高いと判断し、出力枚数をカウントアップする。例えば、第1実施形態の場合では、原稿のスキャンにより生成された画像サイズが給送されたシートサイズを超えない場合には、出力枚数をカウントアップする。このような仕組みにより、ユーザが望む画像が出力された場合に出力枚数のカウントアップが可能となる。すなわち、原稿サイズが小さい場合や、作成した画像の一部に実際に原稿の画像がある場合成果物に対してユーザの望む画像が印字されているのにも関わらずカウントアップできないといった課題を解決することができる。これにより、画像形成装置の利用状況の把握や課金を適切に行うことが可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されていてもよい。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 MFP
101 コントローラ部
102 CPU
107 印刷部
108 読取部
110 操作タッチパネル

Claims (12)

  1. 原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、画像データに基づいてシートに画像を印刷する印刷手段と、を有し、原稿から生成された画像をシートに印刷するコピー処理が可能な画像形成装置であって、
    コピー処理にてエラーが発生することなくシートが排出された場合に印刷枚数をカウントアップするカウント手段を有し、
    前記カウント手段は、前記コピー処理にてエラーが発生した場合であっても、シートが排紙され、且つ、特定の条件を満たす場合には、前記印刷枚数をカウントアップすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記読取手段で生成される画像データに対応する画像サイズを取得する第1取得手段と、
    前記印刷手段で画像を印刷するシートに対応するシートサイズを取得する第2取得手段と、を有し、
    前記特定の条件とは、前記画像サイズが前記シートサイズを超えていない場合であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1取得手段は、前記読取手段で生成される画像のサイズを前記画像サイズとして取得することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1取得手段は、前記読取手段での読取りサイズを前記画像サイズとして取得することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2取得手段は、前記印刷手段に給送されるシートを検出して前記シートサイズを取得することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記コピー処理に使用すべきシートのサイズを設定するためのユーザインタフェース手段を有し、
    前記第2取得手段は、前記ユーザインタフェース手段から設定されたシートのサイズを前記シートサイズとして取得することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  7. 前記特定の条件とは、前記読取手段で生成された画像の中の実際に印刷剤がシートに印刷された領域が、前記印刷手段に給送されるシート内に収まることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記特定の条件とは、前記コピー処理が、原稿が限定される特定のアプリケーションを用いて行われた場合であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記特定のアプリケーションとは、IDカードの両面またはパスポートを見開きでコピー処理する際に用いられるアプリケーションであることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記カウント手段は、課金のために印刷枚数をカウントアップすることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、画像データに基づいてシートに画像を印刷する印刷手段と、を有し、原稿から生成された画像をシートに印刷するコピー処理が可能な画像形成装置の制御方法であって、
    コピー処理にてエラーが発生することなくシートが排出された場合に印刷枚数をカウントアップするカウントステップを有し、
    前記カウントステップでは、前記コピー処理にてエラーが発生した場合であっても、シートが排紙され、且つ、特定の条件を満たす場合には、前記印刷枚数をカウントアップすることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  12. コンピュータに、請求項11に記載の制御方法を実行させるためのプログラム。
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