JP2019149651A - 放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のブランチを用いてダイバーシティ受信行う、外部機器の影響を簡便な作業で検出できる「放送受信装置」を提供する。【解決手段】制御部12は、ユーザに外部機器をオフ状態に設定させた上で、各周波数チャネルについて、各ブランチ1におけるCNRを一定期間測定する。また、ユーザに外部機器をオン状態に設定させた上で、各周波数チャネルについて、各ブランチ1におけるCNRを一定期間測定する。そして、外部機器がオフ状態にあるときとオン状態にあるときの双方において測定したCNRの集合におけるCNRの変動係数が所定レベル以上大きくなる、ブランチ1と周波数チャネルの組み合わせを、外部機器の影響によって受信状態が不良となった組み合わせとして提示する。【選択図】図1

Description

本発明は、ダイバーシティ受信を行う放送受信装置に関するものである。
ダイバーシティ受信を行う放送受信装置としては、アンテナとアンテナで捕捉された電波から受信信号を取得する受信回路と受信信号を復調する復調回路とよりなるブランチを複数備え、各ブランチの復調回路から出力される各復調信号を、各アンテナの妨害波の影響の大きさに応じた重みを付けて合成する放送受信装置が知られている(たとえば、特許文献1)。
特開平10-271053号公報
ダイバーシティ受信を行う複数のアンテナを備えた放送受信装置が搭載された自動車に、ドライブレコーダや車両安全システム用の前方監視装置などの外部機器が搭載される場合ある。
そして、このような場合、外部機器の設置位置によっては、外部機器から輻射されるノイズが、一つまたは複数のアンテナにおける一部の周波数帯域内の放送の受信の障害となることがある。
そして、外部機器の設置が、放送受信装置のどのアンテナにおけるどの周波数帯域内の放送の受信の障害となるかを検出するためには、受信周波数を変更しながら個々の周波数チャネルの個々のアンテナにおける受信状態を各々調べる煩雑な作業を行う必要があった。
そこで、本発明は、ダイバーシティ受信を行う複数のアンテナを備えた放送受信装置において、外部機器の影響を簡便な作業で検出できるようにすることを課題とする
本発明は、前記課題達成のために、アンテナを備え当該アンテナで受信チャネルとして設定された周波数チャネルの信号を受信するブランチを複数備え、当該複数のブランチを用いて放送のダイバーシティ受信行う放送受信装置に、外部機器の影響を検出する外部機器影響検出部を備えたものである。ここで、外部機器影響検出部は、外部機器がオフ状態に設定された状態で、各ブランチに複数の周波数チャネルのCNR(Carrier to Noise ratio)を測定させると共に、外部機器がオン状態に設定された状態で、各ブランチに前記複数の周波数チャネルのCNRを測定させるCNR測定制御手段と、外部機器がオフ状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRと外部機器がオン状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRとよりなるCNRの集合中におけるCNRの変動係数(但し、変動係数=標準偏差/平均値)が所定レベル以上大きくなるブランチと周波数チャネルの組み合わせに含まれるブランチを、外部機器の影響によって受信状態が不良となったブランチとして算定するCNR解析手段と、前記CNR解析手段が算定したブランチを提示する提示手段とを備えている。
ここで、このような放送受信装置は、前記CNR解析手段において、外部機器がオフ状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRの平均より、外部機器がオン状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRの平均が大きくなるブランチと周波数チャネルの組み合わせ以外の組み合わせのうちから、外部機器がオフ状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRと外部機器がオン状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRとよりなるCNRの集合中におけるCNRの変動係数が所定レベル以上大きくなるブランチを算定し、算定した組み合わせに含まれるブランチを、外部機器の影響によって受信状態が不良となったブランチとして算定するように構成してもよい。
また、本発明は前記課題達成のために、アンテナを備え当該アンテナで受信チャネルとして設定された周波数チャネルの信号を受信するブランチを複数備え、当該複数のブランチを用いて放送のダイバーシティ受信行う放送受信装置に、外部機器の影響を検出する外部機器影響検出部を設け、前記外部機器影響検出部を、外部機器がオフ状態に設定された状態で、各ブランチに複数の周波数チャネルのCNR(Carrier to Noise ratio)を測定させると共に、外部機器がオン状態に設定された状態で、各ブランチに前記複数の周波数チャネルのCNRを測定させるCNR測定制御手段と、外部機器がオフ状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRと外部機器がオン状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRとよりなるCNRの集合中におけるCNRの変動係数(但し、変動係数=標準偏差/平均値)が所定レベル以上大きくなる、ブランチと周波数チャネルの組み合わせを、外部機器の影響によって受信状態が不良となったブランチと周波数チャネルの組み合わせとして算定するCNR解析手段と、前記CNR解析手段が算定した、ブランチと周波数チャネルの組み合わせを提示する提示手段とを含めて構成したものである。
ここで、このような放送受信装置は、前記CNR解析手段においては、外部機器がオフ状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRの平均より、外部機器がオン状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRの平均が大きくなるブランチと周波数チャネルの組み合わせ以外の組み合わせのうちから、外部機器がオフ状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRと外部機器がオン状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRとよりなるCNRの集合中におけるCNRの変動係数が所定レベル以上大きくなる、ブランチと周波数チャネルの組み合わせを外部機器の影響によって受信状態が不良となったブランチと周波数チャネルの組み合わせとして算定するように構成してもよい。
また、以上の放送受信装置では、前記CNR測定制御手段において、前記複数のブランチの全部または一部を用いたダイバーシティ受信で放送を受信可能な周波数チャネルを探索し、探索した周波数チャネルを前記複数の周波数チャネルとして、外部機器がオフ状態に設定された状態で、各ブランチに前記複数の周波数チャネルのCNRを測定させると共に、外部機器がオン状態に設定された状態で、各ブランチに前記複数の周波数チャネルのCNRを測定させるように構成してもよい。
また、以上の放送受信装置は、前記CNR測定制御手段において、外部機器をオフ状態に設定するよう要請するメッセージを提示し、外部機器をオフ状態に設定したことの応答をユーザから受け付けることにより、外部機器がオフ状態に設定されていることを確認し、外部機器がオフ状態に設定された状態で、各ブランチに前記複数の周波数チャネルのCNRを測定させると共に、外部機器をオン状態に設定するよう要請するメッセージを提示し、外部機器をオン状態に設定したことの応答をユーザから受け付けることにより、外部機器がオン状態に設定されていることを確認し、外部機器がオン状態に設定された状態で、各ブランチに前記複数の周波数チャネルのCNRを測定させるように構成してもよい。
また、以上の放送受信装置は、自動車に搭載される放送受信装置であってよく、この場合、前記各ブランチのアンテナは前記自動車のウインドウシールド上に配置されるものであってよく、前記外部機器は、前記アンテナの近くに配置された外部機器であってよい。
また、以上の放送受信装置は前記放送として地上デジタルテレビ放送を受信するものであってよい。
以上のような放送受信装置によれば、ユーザは、簡単な操作を行うだけで、外部機器の影響によって受信状態が不良となるブランチと周波数チャネルの組み合わせを知得することができる。そして、知得した内容に基づいて、外部機器やアンテナの設置位置を変更することができる。または、放送受信装置において、受信不良が発生したときに、その原因が外部機器にあるのかどうかを識別することができる。
以上のように、本発明によれば、ダイバーシティ受信を行う複数のアンテナを備えた放送受信装置において、外部機器の影響を簡便な作業で検出することができる。
本発明の実施形態に係る放送受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る放送受信装置のアンテナと外部機器の配置例を示す図である。 本発明の実施形態に係る外部機器影響検出処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る放送受信装置の表示画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る計測例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、自動車に搭載された、地上デジタルテレビ放送を受信する放送受信装置への適用を例にとり説明する。
図1に、本実施形態に係る放送受信装置の構成を示す。
図示するように放送受信装置は、BR1、BR2、BR3、BR4の4つのブランチ1、セレクタ2、第1合成器3、第2合成器4、AVデコーダ5、バックグランド処理部6、出力合成部7、表示装置8、スピーカ9、入力装置10、メモリ11、制御部12を備えている。
また、各ブランチ1は、アンテナ101、チューナ102、復調器103を備えている。
このような構成において、各ブランチ1のチューナ102は制御部12から受信チャネルとして設定された周波数チャネルの受信信号をアンテナ101で捕捉した電波から生成し、復調器103はチューナ102が生成した受信信号を復調し復調信号としてセレクタ2に出力する。
また、復調器103は、チューナ102が出力した受信信号のCNR(Carrier to Noise ratio)を算出し、制御部12と、第1合成器3、第2合成器4に出力する。
セレクタ2は、制御部12に制御に従って、4つのブランチ1から出力された4つの復調信号のうちの最大4つの復調信号を第1合成器3に出力すると共に、制御部12に制御に従って、4つのブランチ1から出力された4つの復調信号のうちの最大2つの復調信号を第2合成器4に出力する。
第1合成器3は、セレクタ2から入力した各復調信号を最大比合成方式で合成し、AVデコーダ5に出力し、第2合成器4はセレクタ2から入力した各復調信号を最大比合成方式で合成し、バックグランド処理部6に出力する。
また、第1合成器3は当該第1合成器3で合成後のCNRを制御部12に通知し、第2合成器4は当該第2合成器4で合成後のCNRを制御部12に通知する。
AVデコーダ5は、第1合成器3で合成された復調信号からビデオとオーディオをデコードし出力合成部7に出力し、バックグランド処理部6は制御部12の制御に従って、第2合成器4で合成された復調信号を用いて、各周波数チャネルからの番組情報の取得や、視聴中の周波数チャネルと同じ放送を行っている周波数チャネルを探索する中継局サーチといったバックグランド処理を行い、バックグランド処理の結果を制御部12に通知する。
出力合成部7は、AVデコーダ5から出力されたビデオを表示装置8に表示し、AVデコーダ5から出力されたオーディオをスピーカ9に出力する。また、出力合成部7は、制御部12の制御に従って、AVデコーダ5から出力されたビデオに制御部12から出力される画像を合成して表示装置8に表示したり、AVデコーダ5から出力されたオーディオに制御部12から出力される音声を合成してスピーカ9に出力したり、制御部12から出力される画像のみを表示装置8に表示したり、制御部12から出力される音声のみをスピーカ9に出力したりすることもできる。
そして、このような構成において、制御部12は、4つのブランチ1の一部または全部を、放送受信用ブランチに設定し、入力装置10の操作等によってユーザから視聴を指定された放送の周波数チャネルを受信チャネルとして、放送受信用ブランチに設定した各ブランチ1のチューナ102に設定すると共に、放送受信用ブランチの出力する復調信号を第1合成器3に出力するようセレクタ2を制御することにより、視聴を指定された放送のビデオとオーディオを表示装置8とスピーカ9に出力する。
また、制御部12は、バックグランド処理を行う場合には、4つのブランチ1のうちの一部のブランチ1を放送受信用ブランチに設定し、残りのブランチ1のうちの最大2つのバックグランド処理用ブランチに設定する。そして、制御部12は、バックグランド処理において受信する必要のある周波数チャネルを受信チャネルとして、バックグランド処理用ブランチの出力する復調信号を第2合成器4に出力するようにセレクタ2を制御し、バックグランド処理用ブランチに設定した各ブランチ1のチューナ102に設定しつつ、バックグランド処理部6に所定のバックグランド処理を行わせる。
ここで、図2に示すように、4つのブランチ1のアンテナ101は、自動車のフロントウインドシールドの周縁の異なる位置に貼り付け等によって固定配置される。
さて、自動車には、放送受信装置の他に、ドライブレコーダや車両安全システム用の前方監視装置などの外部機器が搭載される場合がある。
また、このような外部機器は、図2に、外部機器がドライブレコーダ200である場合について示したように、いずれかのアンテナ101に近い位置に外部機器が配置されることもある。
そして、このような外部機器から輻射されるノイズが、一つまたは複数のアンテナ101における一部の周波数帯域内の周波数チャネルの受信の障害となることがある。
そこで、本実施形態に係る制御部12は、このような障害の状況を検出する外部機器影響検出処理を行う機能を備えている。
図3に、この外部機器影響検出処理の手順を示す。
ここで、この外部機器影響検出処理は、所定のユーザ操作により入力装置10から外部機器影響検出を指示されたときに制御部12で開始される処理である。
さて、図示するように、制御部12は、外部機器影響検出処理において、まず、表示装置8に、図4aに示すような外部機器をオフ状態に設定することを要請するメッセージを表した外部機器オフ要請画面を表示する(ステップ302)。
ここで、ユーザは、この外部機器オフ要請画面の要請に従って外部機器をオフ状態に設定したならば、測定開始指示を入力装置10から入力する。すなわち、ユーザは、たとえば、図4aの外部機器オフ要請画面に設けた「スタート」ボタンの操作等により測定開始指示を入力する。
図3に戻り、制御部12は、測定開始指示の入力を受け付けたならば(ステップ304)、測定中であることを示す図4bに示すような測定中通知画面を表示する(ステップ306)。ここで、測定中通知画面では、図4bに示すように測定の進捗状況も表すことが好ましい。
次に、制御部12は、放送を受信可能な周波数チャネルをスキャンして探索し、探索した放送を受信可能な周波数チャネルをプリセット周波数チャネルとしてメモリ11に保存する(ステップ308)。
ここで、放送を受信可能な周波数チャネルのスキャンは、たとえば、AVデコーダ5から出力されるビデオとオーディオの表示装置8やスピーカ9への出力をミュートした上で、4つのブランチ1の全部を放送受信用ブランチに設定し、各放送受信用ブランチの出力する復調信号を第1合成器3に出力するようセレクタ2を制御した状態で、各放送受信用ブランチのチューナ102に受信チャネルとして設定する周波数チャネルを順次切替ながら、第1合成器3から通知されるCNRが良好な周波数チャネルを探索すること等により行う。
そして、次に、各プリセット周波数チャネルについて、当該プリセット周波数チャネルの各ブランチ1におけるCNRを一定期間繰り返し測定する(ステップ310)。
すなわち、制御部12は、各プリセット周波数チャネルについて、順次、当該プリセット周波数チャネルを受信チャネルとして各ブランチ1のチューナ102に設定し、一定期間、各ブランチ1の復調器103が検出するCNRを収集しメモリ11に保存する処理を行う。
そして、次に、表示装置8に、図4cに示すような外部機器をオン状態に設定することを要請するメッセージを表した外部機器オン要請画面を表示する(ステップ312)。
ここで、ユーザは、この外部機器オン要請画面の要請に従って外部機器をオン状態に設定したならば、測定開始指示を入力装置10から入力する。すなわち、ユーザは、たとえば、図4cの外部機器オン要請画面に設けた「スタート」ボタンの操作等により測定開始指示を入力する。
図3に戻り、測定開始指示の入力を受け付けたならば(ステップ314)、測定中であることを示す図4dに示すような測定中通知画面を表示する(ステップ316)。
そして、制御部12は、ステップ310と同様に、各プリセット周波数チャネルについて、当該プリセット周波数チャネルの各ブランチ1におけるのCNRを一定期間繰り返し測定する(ステップ318)。
そして、次に制御部12は、保存されているCNRを解析する解析処理を行う(ステップ320)。
ここで、ステップ320の解析処理では、制御部12は、各プリセット周波数チャネルと各ブランチ1の組み合わせ毎に、外部機器がオフ状態にあり、当該プリセット周波数チャネルが当該ブランチ1のチューナ102に受信チャネルとして設定されているときに、当該ブランチ1の復調器103から収集したCNRの、平均、標準偏差、変動係数(標準偏差/平均)を、外部機器がオフ状態にあるときについての、当該プリセット周波数チャネルと当該ブランチ1の組み合わせのCNRの、平均、標準偏差、変動係数として算定する。
また、各プリセット周波数チャネル毎に、外部機器がオフ状態にあり、当該周波数チャネルが各ブランチ1のチューナ102に受信チャネルとして設定されているときに、各ブランチ1の復調器103から収集したCNRの、平均、標準偏差、変動係数を、外部機器がオフ状態にあるときについての、当該プリセット周波数チャネルとブランチ1全体の組み合わせのCNRの、平均、標準偏差、変動係数として算定する。
また、制御部12は、各プリセット周波数チャネルとブランチ1の組み合わせ毎に、外部機器がオン状態にあり、当該プリセット周波数チャネルが当該ブランチ1のチューナ102に受信チャネルとして設定されているときに、当該ブランチ1の復調器103から収集したCNRの、平均、標準偏差、変動係数(標準偏差/平均)を、外部機器がオン状態にあるときについての、当該プリセット周波数チャネルと当該ブランチ1の組み合わせのCNRの、平均、標準偏差、変動係数として算定する。
また、各プリセット周波数チャネル毎に、外部機器がオン状態にあり、当該周波数チャネルが各ブランチ1のチューナ102に受信チャネルとして設定されているときに、各ブランチ1の復調器103から収集したCNRの、平均、標準偏差、変動係数を、外部機器がオン状態にあるときについての、当該プリセット周波数チャネルとブランチ1全体の組み合わせのCNRの、平均、標準偏差、変動係数として算定する。
また、制御部12は、各プリセット周波数チャネルとブランチ1の組み合わせ毎に、外部機器がオフ状態にあり、当該プリセット周波数チャネルが当該ブランチ1のチューナ102に受信チャネルとして設定されているときに、当該ブランチ1の復調器103から収集したCNRと、外部機器がオン状態にあり、当該プリセット周波数チャネルが当該ブランチ1のチューナ102に受信チャネルとして設定されているときに、当該ブランチ1の復調器103から収集したCNRとを合わせたCNRの集合における、CNRの平均、標準偏差、変動係数(標準偏差/平均)を、外部機器がオン状態にあるときとオフ状態にあるときとの全体についての、当該プリセット周波数チャネルと当該ブランチ1の組み合わせのCNRの、平均、標準偏差、変動係数として算定する。
また、各プリセット周波数チャネル毎に、外部機器がオフ状態にあり、当該周波数チャネルが各ブランチ1のチューナ102に受信チャネルとして設定されているときに、各ブランチ1の復調器103から収集したCNRと、外部機器がオン状態にあり、当該周波数チャネルが各ブランチ1のチューナ102に受信チャネルとして設定されているときに、各ブランチ1の復調器103から収集したCNRとを合わせたCNRの集合中における、CNRの平均、標準偏差、変動係数(標準偏差/平均)を、外部機器がオン状態にあるときとオフ状態にあるときとの全体についての、当該プリセット周波数チャネルとブランチ1全体の組み合わせのCNRの、平均、標準偏差、変動係数として算定する。
そして、以上のようにして求めた、各CNRの平均、標準偏差、変動係数を解析して、外部機器の影響によって受信状態が不良となっているブランチ1と周波数チャネルの組み合わせを算定する。
この算定は、次のように行う、
すなわち、あるプリセット周波数チャネルChXについて、外部機器がオフ状態にあるときについての、当該プリセット周波数チャネルChXと各ブランチ1、ブランチ1全体の組み合わせのCNRの、平均、標準偏差、変動係数が図5aのように算定されており、外部機器がオン状態にあるときについての、当該プリセット周波数チャネルChXと各ブランチ1、ブランチ1全体の組み合わせのCNRの、平均、標準偏差、変動係数が図5bのように算定されており、外部機器がオン状態にあるときとオフ状態にあるときとの全体についての、当該プリセット周波数チャネルChXと各ブランチ1、ブランチ1全体の組み合わせのCNRの、平均、標準偏差、変動係数が図5cのように算定されている場合、まず、外部機器がオフ状態にあるときの平均より外部機器がオン状態にあるときの平均が大きくなっているブランチ1を、非不良ブランチとして算定する。図示した例では、ブランチBR4の平均が外部機器がオフ状態にあるときよりも外部機器がオン状態にあるときに大きくなっているので、ブランチBR4を非不良ブランチとして設定する。
そして、非不良ブランチを除くブランチ1のうちの、図5cの外部機器がオン状態にあるときとオフ状態にあるときとの全体についての変動係数が所定のレベルよりも大きいブランチ1と当該プリセット周波数チャネルChXとの組み合わせを、外部機器の影響によって受信状態が不良となっているブランチ1と周波数チャネルの組み合わせとする。
ここで、外部機器がオン状態にあるときとオフ状態にあるときとの全体についての変動係数が所定のレベルよりも大きいブランチ1とは、変動係数が所定しきい値より大きい変動係数が算出されたブランチ1としてもよいし、外部機器がオン状態にあるときとオフ状態にあるときとの全体についてのブランチ1全体の変動係数との差が所定しきい値より大きい変動係数が算出されたブランチ1としてもよいし、他のブランチ1について算出された変動係数に対して特異に大きい変動係数が算出されたブランチ1としてもよい。
図示した例では、非不良ブランチとして算定したブランチBR4を除くブランチBR1、BR2、BR3の、図5cの外部機器がオン状態にあるときとオフ状態にあるときとの全体についての変動係数は、ブランチBR3が顕著に大きくなっているので、ブランチBR3を変動係数が所定のレベルよりも大きいブランチ1とし、ブランチBR3と当該プリセット周波数チャネルChXの組み合わせを、外部機器の影響によって受信状態が不良となっているブランチ1と周波数チャネルの組み合わせとする。
図3に戻り、以上のような解析処理が終了したならば、図4eに示すような解析結果画面を表示装置8に表示する(ステップ322)。ここで、図4e1に示すように、解析結果画面では、外部機器の影響によって受信状態が不良となっているブランチ1と周波数チャネルの組み合わせとして解析処理で算定されたブランチ1と周波数チャネルの組み合わせを、外部機器の影響によって受信が不良となる可能性のあるブランチ1と周波数チャネルの組み合わせとして提示する。
但し、解析処理で不良と判定されたブランチ1と周波数チャネルの組み合わせが存在しなかった場合には、図4e2に示すような解析結果画面によって、外部機器の影響による問題は検出されなかった旨を提示するようにしてもよい。
ここで、解析結果画面で解析結果を確認したユーザは確認の旨を入力装置10から入力する。すなわち、ユーザは、たとえば、図4e1、e2の解析結果画面に設けた「OK」ボタンの操作等により確認の旨を入力する。
そして、ユーザから確認の旨の入力を受けた制御部12(ステップ324)は、外部機器影響検出処理を終了する。
以上、制御部12が行う外部機器影響検出処理について説明した。
以上のような外部機器影響検出処理によれば、ユーザは、簡単な操作を行うだけで、外部機器の影響によって受信状態が不良となるブランチ1と周波数チャネルの組み合わせを知得することができる。そして、知得した内容に基づいて、外部機器やアンテナ101の設置位置を変更することができる。または、放送受信装置において、受信不良が発生したときに、その原因が外部機器にあるのかどうかを識別することができる。
1…ブランチ、2…セレクタ、3…第1合成器、4…第2合成器、5…AVデコーダ、6…バックグランド処理部、7…出力合成部、8…表示装置、9…スピーカ、10…入力装置、11…メモリ、12…制御部、101…アンテナ、102…チューナ、103…復調器、200…ドライブレコーダ。

Claims (8)

  1. アンテナを備え当該アンテナで受信チャネルとして設定された周波数チャネルの信号を受信するブランチを複数備え、当該複数のブランチを用いて放送のダイバーシティ受信行う放送受信装置であって、
    外部機器の影響を検出する外部機器影響検出部を有し、
    前記外部機器影響検出部は、
    外部機器がオフ状態に設定された状態で、各ブランチに複数の周波数チャネルのCNR(Carrier to Noise ratio)を測定させると共に、外部機器がオン状態に設定された状態で、各ブランチに前記複数の周波数チャネルのCNRを測定させるCNR測定制御手段と、
    外部機器がオフ状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRと外部機器がオン状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRとよりなるCNRの集合中におけるCNRの変動係数(但し、変動係数=標準偏差/平均値)が所定レベル以上大きくなるブランチと周波数チャネルの組み合わせに含まれるブランチを、外部機器の影響によって受信状態が不良となったブランチとして算定するCNR解析手段と、
    前記CNR解析手段が算定したブランチを提示する提示手段とを有することを特徴とする放送受信装置。
  2. 請求項1記載の放送受信装置であって、
    前記CNR解析手段は、外部機器がオフ状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRの平均より、外部機器がオン状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRの平均が大きくなるブランチと周波数チャネルの組み合わせ以外の組み合わせのうちから、外部機器がオフ状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRと外部機器がオン状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRとよりなるCNRの集合中におけるCNRの変動係数が所定レベル以上大きくなるブランチを算定し、算定した組み合わせに含まれるブランチを、外部機器の影響によって受信状態が不良となったブランチとして算定することを特徴とする放送受信装置。
  3. アンテナを備え当該アンテナで受信チャネルとして設定された周波数チャネルの信号を受信するブランチを複数備え、当該複数のブランチを用いて放送のダイバーシティ受信行う放送受信装置であって、
    外部機器の影響を検出する外部機器影響検出部を有し、
    前記外部機器影響検出部は、
    外部機器がオフ状態に設定された状態で、各ブランチに複数の周波数チャネルのCNR(Carrier to Noise ratio)を測定させると共に、外部機器がオン状態に設定された状態で、各ブランチに前記複数の周波数チャネルのCNRを測定させるCNR測定制御手段と、
    外部機器がオフ状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRと外部機器がオン状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRとよりなるCNRの集合中におけるCNRの変動係数(但し、変動係数=標準偏差/平均値)が所定レベル以上大きくなる、ブランチと周波数チャネルの組み合わせを、外部機器の影響によって受信状態が不良となったブランチと周波数チャネルの組み合わせとして算定するCNR解析手段と、
    前記CNR解析手段が算定した、ブランチと周波数チャネルの組み合わせを提示する提示手段とを有することを特徴とする放送受信装置。
  4. 請求項3記載の放送受信装置であって、
    前記CNR解析手段は、外部機器がオフ状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRの平均より、外部機器がオン状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRの平均が大きくなるブランチと周波数チャネルの組み合わせ以外の組み合わせのうちから、外部機器がオフ状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRと外部機器がオン状態に設定された状態で各ブランチが測定したCNRとよりなるCNRの集合中におけるCNRの変動係数が所定レベル以上大きくなる、ブランチと周波数チャネルの組み合わせを、外部機器の影響によって受信状態が不良となったブランチと周波数チャネルの組み合わせとして算定することを特徴とする放送受信装置。
  5. 請求項1、2、3または4記載の放送受信装置であって、
    前記CNR測定制御手段は、前記複数のブランチの全部または一部を用いたダイバーシティ受信で放送を受信可能な周波数チャネルを探索し、探索した周波数チャネルを前記複数の周波数チャネルとして、外部機器がオフ状態に設定された状態で、各ブランチに前記複数の周波数チャネルのCNRを測定させると共に、外部機器がオン状態に設定された状態で、各ブランチに前記複数の周波数チャネルのCNRを測定させることを特徴とする放送受信装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載の放送受信装置であって、
    前記CNR測定制御手段は、外部機器をオフ状態に設定するよう要請するメッセージを提示し、外部機器をオフ状態に設定したことの応答をユーザから受け付けることにより、外部機器がオフ状態に設定されていることを確認し、外部機器がオフ状態に設定された状態で、各ブランチに前記複数の周波数チャネルのCNRを測定させると共に、外部機器をオン状態に設定するよう要請するメッセージを提示し、外部機器をオン状態に設定したことの応答をユーザから受け付けることにより、外部機器がオン状態に設定されていることを確認し、外部機器がオン状態に設定された状態で、各ブランチに前記複数の周波数チャネルのCNRを測定させることを特徴とする放送受信装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6記載の放送受信装置であって、
    当該放送受信装置は、自動車に搭載される放送受信装置であって、
    前記各ブランチのアンテナは前記自動車のウインドウシールド上に配置され、
    前記外部機器は、前記アンテナの近くに配置された外部機器であることを特徴とする放送受信装置。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6または7記載の放送受信装置であって、
    当該放送受信装置は前記放送として地上デジタルテレビ放送を受信することを特徴とする放送受信装置。
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