JP2019149290A - 照明装置 - Google Patents

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Toru Himeno
徹 姫野
尚子 竹井
Naoko Takei
尚子 竹井
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Abstract

【課題】光の色および明るさを変化させることなく誘目性を向上することができる照明装置を提供する。【解決手段】第一の白色光を発光する第一の発光部11と、第二の白色光を発光する第二の発光部12と、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量との光量比率を制御する発光制御部20とを備え、第一の白色光と第二の白色光とは、光色が互いに同一であり、第一の白色光は、目立ち指数が第二の白色光の目立ち指数より高く、発光制御部20は、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量との和を一定として、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の比率を一定周期で変化させる。【選択図】図1

Description

本開示は、照明装置に関する。
従来、照明装置は、視認性を確保するためだけではなく、様々な演出にも用いられている。例えば、看板照明や建築照明においては、人目を惹きつけるような誘目性の高い照明装置が用いられている。
看板等の照明装置には、透光性を有するパネルの背面に光源を配置して照射対象である看板を背面から照らす内照式、照射対象を前方から照らす外照式、蛍光灯やネオン管等の光源を文字や絵柄等の形状に加工して発光させる自発光式等がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−20275号公報
従来技術に係る内照式および外照式の照明装置は、照射対象全体をほぼ均一に照らすため、誘目性が低いという課題がある。また、誘目性を高めるために、蛍光灯やLED(Light Emitting Diode)等の光源を点滅させる等によって光の色および明るさを変化させる自発光式の照明装置では、煩わしさや違和感を与えたり、光害の一因となったりする。
そこで、本開示は、光の色および明るさを変化させることなく誘目性を向上することができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る照明装置は、第一の白色光を照射する第一の発光部と、第二の白色光を照射する第二の発光部と、前記第一の発光部の光量と前記第二の発光部の光量との光量比率を制御する制御部とを備え、前記第一の白色光と前記第二の白色光とは、光色が互いに同一であり、前記第一の白色光は、目立ち指数が前記第二の白色光の目立ち指数より高く、前記制御部は、前記第一の発光部から発光される光の光量と前記第二の発光部から発光される光の光量との和を一定として、前記第一の発光部から発光される光の光量と前記第二の発光部から発光される光の光量の比率を一定周期で変化させる。
本開示に係る照明装置は、光の色および明るさを変化させることなく誘目性を向上することができる。
実施の形態1に係る照明装置の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る照明装置の構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係る照明装置の光源部の分光分布の一例を示す図である。 実施の形態1に係る照明装置における第一の白色光および第二の白色光の色度および目立ち指数の一例を示す図である。 実施の形態1に係る照明装置の発光出力の制御パターンの一例を示す図である。 実施の形態1の変形例1に係る照明装置の発光出力の制御パターンの一例を示す図である。 実施の形態1の変形例2に係る照明装置の発光出力の制御パターンの一例を示す図である。 実施の形態1の変形例3に係る照明装置の発光出力の制御パターンの一例を示す図である。 実施の形態2に係る照明装置の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る照明装置の構成を示す斜視図である。 実施の形態2に係る照明装置の設定部の構成を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態1)
[1.照明装置の構成]
まず、本実施の形態に係る照明装置1の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る照明装置1の機能構成を示すブロック図である。図1に示すように、照明装置1は、光源部10と発光制御部20とを備えている。
光源部10は、第一の発光部11と第二の発光部12とを有している。第一の発光部11は、第一の白色光を照射する発光部である。第二の発光部12は、第二の白色光を照射する発光部である。第一の発光部11および第二の発光部12は、例えば、発光素子としてLED(Light Emitting Diode)を有する発光モジュールで構成されている。より具体的には、COB(Chip On Board)型の発光モジュール、SMD(Surface Mount Device)型の発光モジュール、または、リモートフォスファー型の発光モジュールなどによって実現される。なお、第一の白色光および第二の白色光については、後に詳述する。
発光制御部20は、後述するように、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量を変化させる制御部である。発光制御部20は、駆動回路21と制御IC(Integrated Circuit)22とを有している。
駆動回路21は、第一の発光部11と第二の発光部12とを点灯させるための駆動回路である。駆動回路21は、制御IC22から出力される制御信号に応じて光源部10に電力を供給する。駆動回路21は、例えば、チョッパ制御回路を含む。
制御IC22は、駆動回路21(チョッパ制御回路)に含まれるスイッチング素子を制御信号によってスイッチングすることによって光源部10に供給する電流を変化させる。なお、駆動回路21は、光源部10が有する、第一の発光部11および第二の発光部12の各光源に独立して電力(電流)を供給してもよい。なお、制御IC22は、プロセッサ、またはマイクロコンピュータなどによって構成されてもよい。制御IC22にプロセッサまたはマイクロコンピュータなどが含まれる場合、発光制御部20は、制御IC22が実行する制御プログラムが記憶される記憶部を備えていてもよい。記憶部は、例えば、半導体メモリによって実現されてもよい。
図2は、本実施の形態に係る照明装置1の構成を示す斜視図である。図2に示すように、照明装置1は、開口を有する筒状の筐体30を有している。筐体30の内部には、開口から光が照射されるように、第一の発光部11および第二の発光部12とが配置されている。第一の発光部11および第二の発光部12は、1つずつ配置されていてもよいし、複数配置されていてもよい。また、第一の発光部11と第二の発光部12とを複数配置する場合、第一の発光部11と第二の発光部12の個数は同数であってもよいし、異なる個数であってもよい。
第一の発光部11および第二の発光部12は、例えば、図2に示すように、隣接する位置に異なる発光部が交互に配置されるように2つずつ配置されている。具体的には、正方形の領域の一の対角線上に2つの第一の発光部11が配置され、他の対角線上に2つの第二の発光部12が配置されている。第一の発光部11および第二の発光部12が交互に配置されることにより、第一の発光部11と第二の発光部12の配光が近いものとなるため、第一の発光部11と第二の発光部12との発光を切り替えたときに視覚に与える違和感を軽減することができる。
また、筐体30には、発光制御部20(図示せず)が内蔵されている。発光制御部20は、外部電源(図示せず)等に接続されて、外部から電力が供給される。なお、発光制御部20は、筐体30に内蔵されていることに限らず、筐体30に外付けされている構成であってもよい。
図3は、本実施の形態に係る照明装置1の光源部10の分光分布の一例を示す図である。図3では、光源部10における第一の発光部11から発光される第一の白色光と第二の発光部12から発光される第二の白色光の放射エネルギーを相対値で示している。
第一の発光部11は、例えば、発光ピーク波長が450nm以上495nm以下の青色光(単色光)を発する青色LEDとYAG蛍光体とで構成されている。第二の発光部12は、例えば、発光ピーク波長が450nm以上495nm以下の青色光(単色光)を発する青色LED、YAG蛍光体およびSCASN蛍光体とで構成されている。この構成により、図3に示すように、第一の発光部11から発光される第一の白色光の放射エネルギーは、第二の発光部12から発光される第二の白色光の放射エネルギーよりも570nm〜580nmの波長の光を減少させ、加えて赤色成分のピーク波長を長波長側にシフトさせたものとなっている。
これにより、第一の発光部11から照射される第一の白色光は、第二の発光部12から照射される第二の白色光よりも色を鮮やかに演出することができる。すなわち、第一の白色光は、第二の白色光よりも、照射対象物の目立ちや色鮮やかさの程度を表す指標である目立ち指数(FCI:Feeling of Contrast Index)が高いものとなっている。
図4は、本実施の形態に係る照明装置1における第一の白色光および第二の白色光の色度および目立ち指数の一例を示す図である。図4では、第一の白色光と第二の白色光のそれぞれについて、xy色度座標におけるxおよびyの値と、目立ち指数FCIの値とを示している。
第一の白色光および第二の白色光は、いずれもxy色度座標のxが0.3461、yが0.3548であり、光色は互いに同一である。また、目立ち指数FCIについては、第一の白色光の目立ち指数の方が第二の白色光の目立ち指数より高く、10以上高い値となっている。目立ち指数が10以上異なれば、照明装置1により照射された照射対象をみた人は変化を感じることができるため、誘目性を向上することができる。
より好ましくは、第一の白色光の目立ち指数の方が第二の白色光の目立ち指数より20以上高い値としてもよい。例えば、図4に示すように、第一の白色光の目立ち指数は110、第二の白色光の目立ち指数は90としてもよい。第一の白色光と第二の白色光の目立ち指数を20異なるものとすることにより、照明装置1により照射された照射対象をみた人に、より確実に変化を感じさせることができるため、より誘目性を向上することができる。
[2.光量の制御パターン]
ここで、第一の発光部11および第二の発光部12から発光される光の光量を変化させる制御方法について説明する。図5は、本実施の形態に係る照明装置1の発光出力の制御パターンの一例を示す図である。図5において、(a)は第一の発光部11の光量の時間変化、(b)は第二の発光部12の光量の時間変化、(c)は第一の発光部11と第二の発光部12の光量の合計の時間変化を示している。
上述したように、発光制御部20は、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量を変化させる。より具体的には、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量との和を一定として、一定周期毎に第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の比率を徐々に変化させる。
図5の(a)に示すように、発光制御部20は、第一の発光部11から発光される光の光量が一定の周期で増減するように制御を行う。また、図5の(b)に示すように、発光制御部20は、第二の発光部12から発光される光の光量が、第一の発光部11から発光される光の光量の増減と同じ周期で、かつ、第一の発光部11から発光される光の光量が減少したときに増加し、増加したときに減少するように、第二の発光部12の制御を行う。なお、発光制御部20は、図5の(a)および(b)に示すように、一定周期における第一の発光部11と第二の発光部12の点灯時間の割合が同一となるように第一の発光部11と第二の発光部12の制御を行っている。
ここで、第一の発光部11および第二の発光部12から発光される光の光量の変化の周期は、例えば、0.1秒以上2秒以下に設定されている。周波数でいうと、第一の発光部11および第二の発光部12から発光される光の光量の変化は、0.5Hz以上10Hz以下に設定されている。
光量の増減の周期が2秒(周波数10Hz)よりも遅い場合には、光量の変化が遅いため、照明装置1により照射された看板等を見た人が変化に気づかないという問題が生じる。また、光量の増減の周期が0.1秒(周波数0.5Hz)よりも速い場合には、光量の変化が速いため、照明装置1により照射された照射対象を見た人に煩わしさを与えるという問題が生じる。さらに、光量の増減の周期が30Hzよりも速い場合には、照明装置1により照射された照射対象を見た人が変化に気づかないという問題が生じる。
このような制御により、図5の(c)に示すように、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の合計値は、一定となる。したがって、照明装置1では、異なる目立ち指数の2つの光の光量の比率を変化させるものの、光の色および明るさを変化させることがないため、無彩色を含む照射空間に対する煩わしさや違和感を軽減させつつ、有彩色を含む照射対象物への誘目性を向上することができる。例えば、白地に赤い文字を含む看板を照明装置1により照射した場合には、赤い文字のみ色鮮やかさを変化させ白地の背景には影響を与えずに、看板の誘目性を向上させることができる。また、照射対象を見る人の違和感や煩わしさを軽減することができる。
このように、本実施の形態に係る照明装置1によると、照射対象を見る人に対する煩わしさや違和感を軽減させつつ、誘目性を向上することができる。
なお、上述した数値には、誤差が含まれてもよいものとする。
[3.効果等]
以上、本実施の形態に係る照明装置1は、第一の白色光を照射する第一の発光部と、第二の白色光を照射する第二の発光部と、前記第一の発光部の光量と前記第二の発光部の光量との光量比率を制御する制御部とを備え、前記第一の白色光と前記第二の白色光とは、光色が互いに同一であり、前記第一の白色光は、目立ち指数が前記第二の白色光の目立ち指数より高く、前記制御部は、前記第一の発光部から発光される光の光量と前記第二の発光部から発光される光の光量との和を一定として、前記第一の発光部から発光される光の光量と前記第二の発光部から発光される光の光量の比率を一定周期で変化させる。
これにより、異なる目立ち指数の2つの光の光量の比率を変化させるものの、光の色および明るさを変化させることがないため、無彩色を含む照射空間に対する煩わしさや違和感を軽減させつつ、有彩色を含む照射対象物への誘目性を向上することができる。
また、前記第一の白色光の目立ち指数は、前記第二の白色光より10以上高くてもよい。
これにより、照明装置1により照射された照射対象をみた人は変化を感じることができるため、誘目性を向上することができる。
また、前記第一の白色光の目立ち指数は、前記第二の白色光より20以上高くてもよい。
これにより、照明装置1により照射された照射対象をみた人に、より確実に変化を感じさせることができるため、より誘目性を向上することができる。
また、前記第一の発光部および前記第二の発光部から発光される光の光量の比率の変化の周期は、0.1秒以上2秒以下であってもよい。
また、前記第一の発光部および前記第二の発光部から発光される光の光量の比率の変化の周波数は、0.5Hz以上10Hz以下であってもよい。
これにより、照明装置1により照射された照射対象をみた人が変化を感じることができる速さで、第一の発光部11から発光される光と第二の発光部12から発光される光の光量の比率を変化させるので、照射対象を見る人に対する煩わしさや違和感を軽減させつつ、誘目性を向上することができる。
(実施の形態1の変形例1)
次に、実施の形態1の変形例1に係る照明装置1について説明する。図6Aは、本変形例に係る照明装置の発光出力の制御パターンの一例を示す図である。図6Aにおいて、(a)は第一の発光部11の光量の時間変化、(b)は第二の発光部12の光量の時間変化、(c)は第一の発光部11と第二の発光部12の光量の合計の時間変化を示している。
実施の形態1の照明装置1では、発光制御部20は、一定周期毎に第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の比率を徐々に変化させることしたが、発光制御部20は、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の比率を瞬時に変化させてもよい。
例えば、図6Aに示すように、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の比率を、100%と0%とで瞬時にすなわちパルス状に交互に変化させる。このとき、図6Aの(c)に示すように、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の合計値は一定である。
これにより、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の比率の変化が急激に行われることとなるので、より誘目性を向上することができる。
(実施の形態1の変形例2)
次に、実施の形態1の変形例2に係る照明装置1について説明する。図6Bは、本変形例に係る照明装置の発光出力の制御パターンの一例を示す図である。図6Bにおいて、(a)は第一の発光部11の光量の時間変化、(b)は第二の発光部12の光量の時間変化、(c)は第一の発光部11と第二の発光部12の光量の合計の時間変化を示している。
上述した実施の形態1の変形例1では、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の比率を100%と0%とで交互に変化させることとしたが、これに限らず、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の比率は、他の比率であってもよい。
例えば、図6Bの(a)および(b)に示すように、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の比率を80%と20%とでパルス状に交互に変化させる。このとき、図6Bの(c)に示すように、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の合計値は一定である。
これにより、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の差が小さくなるので、誘目性を向上しつつ、違和感をより低減することができる。
(実施の形態1の変形例3)
次に、実施の形態1の変形例3に係る照明装置1について説明する。図6Cは、本変形例に係る照明装置の発光出力の制御パターンの一例を示す図である。図6Cにおいて、(a)は第一の発光部11の光量の時間変化、(b)は第二の発光部12の光量の時間変化、(c)は第一の発光部11と第二の発光部12の光量の合計の時間変化を示している。
上述した実施の形態1、実施の形態1の変形例1および変形例2では、発光制御部20は、一定周期における第一の発光部11と第二の発光部12の点灯時間の割合が同一となるように第一の発光部11と第二の発光部12の制御を行ったが、これに限らず、発光制御部20は、一定周期のうちで、第一の発光部11と第二の発光部12の点灯時間を異なる比率としてもよい。
例えば、図6Cの(a)および(b)に示すように、時刻t0から時刻t1までは、第一の発光部11から発光される光の光量を100%から0%まで一定の割合で減少させ、第二の発光部12から発光される光の光量を同じ割合で0%から100%まで増加させる。
また、時刻t1から時刻t2までは、第一の発光部11から発光される光の光量を一定の割合で0%から100%まで増加させ、第二の発光部12から発光される光の光量を同じ割合で100%から0%まで減少させる。
さらに、時刻t2から時刻t3までは、第一の発光部11から発光される光の光量を一定値の100%で維持し、第二の発光部12から発光される光の光量を0%で維持する。つまり、一周期における第一の発光部11と第二の発光部12の点灯時間の比率は異なるものとなっている。また、図6Cの(c)に示すように、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の合計値は一定である。
これにより、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の比率を所定のパターンで変化させることができる。したがって、光量の比率の変化にバリエーションを持たせることができるので、より誘目性を向上することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係る照明装置2について説明する。図7は、本実施の形態に係る照明装置2の機能構成を示すブロック図である。図8は、本実施の形態に係る照明装置2の構成を示す斜視図である。
本実施の形態に係る照明装置2が実施の形態1にかかる照明装置1と異なる点は、発光制御部20が制御モードを有し、ユーザが設定部40により制御モードを選択することができる点である。以下、本実施の形態に係る照明装置2の構成について、実施の形態1に係る照明装置1と異なる点について説明する。
図7に示すように、照明装置2は、光源部10と、発光制御部20と、設定部40とを備えている。光源部10は、実施の形態1に示した照明装置1と同様、第一の発光部11と第二の発光部12とを有している。発光制御部20は、実施の形態1に示した照明装置1と同様、駆動回路21と制御IC22とを有している。
また、図8に示すように、照明装置2は、実施の形態1に示した照明装置1と同様、筐体30を有している。筐体30の内部には、開口から光が照射されるように、第一の発光部11および第二の発光部12とが配置されている。第一の発光部11および第二の発光部12の構成は、実施の形態1に示した第一の発光部11および第二の発光部12と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、筐体30には、発光制御部20(図示せず)が内蔵されている。発光制御部20は、外部電源(図示せず)等に接続されて、外部から電力が供給される。なお、発光制御部20は、筐体30に内蔵されていることに限らず、筐体30に外付けされている構成であってもよい。
また、発光制御部20には、設定部40が接続されている。設定部40は、図8に示すように、筐体30から離れた位置に配置することができる。なお、設定部40は、筐体30から離れた位置に配置されることに限らず、例えば筐体30の外側に取り付けられていてもよい。
ここで、発光制御部20において、制御IC22は、制御モードとして、少なくとも第一の発光部定常点灯モードと、第二の発光部定常点灯モードと、切替制御モードとを有している。
第一の発光部定常点灯モードでは、発光制御部20は、第一の発光部11から発光される光の光量が第二の発光部12から発光される光の光量よりも光量比率が高くなるように、第一の発光部11および第二の発光部12を定常点灯させる。つまり、第一の発光部定常点灯モードは、他の制御モードが選択されるまで、第二の発光部12よりも目立ち指数の高い光を発光する第一の発光部11による発光が継続される制御モードである。
第二の発光部定常点灯モードでは、発光制御部20は、第二の発光部12から発光される光の光量が第一の発光部11から発光される光の光量よりも光量比率が高くなるように、第一の発光部11および第二の発光部12を定常点灯させる。つまり、第二の発光部定常点灯モードは、他の制御モードが選択されるまで、第一の発光部11よりも目立ち指数の低い光を発光する第二の発光部12による発光が継続される制御モードである。第二の発光部定常点灯モードでは、第一の発光部定常点灯モードよりも発光効率を向上することができる。
切替制御モードでは、発光制御部20は、第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の光量比率を、時間的に所定の周期で変化させる。つまり、切替制御モードは、他の制御モードが選択されるまで、上述した実施の形態1等に示したように第一の発光部11から発光される光の光量と第二の発光部12から発光される光の光量の光量比率を変化させる制御モードである。
ユーザは、照射対象をどのくらい目立たせたいのか、または、周囲の環境により、上述した制御モードを選択し、選択した制御モードで照明装置2を動作させることができる。
図9は、本実施の形態に係る照明装置2の設定部40の構成を示す斜視図である。設定部40は、発光制御部20の制御モードを設定するコントローラである。
図9に示すように、設定部40は、上述した制御パターンのモードを選択するための選択部41、42および43を有している。選択部41、42および43は、それぞれ、発光制御部20の制御モードを切替制御モード、第一の発光部定常点灯モードおよび第二の発光部定常点灯モードに切り替えるためのボタンである。
ユーザは、設定部40において選択部41、42および43のいずれかを押すことにより、上述した制御モードを任意に選択することができる。これにより、ユーザは、照明装置2における第一の発光部11と第二の発光部12の発光パターンを切り替えることができる。
以上、本実施の形態に係る照明装置2は、前記制御部の制御モードを設定する設定部有し、前記制御部は、前記制御モードとして、少なくとも、前記第一の発光部から発光される光の光量が前記第二の発光部から発光される光の光量よりも光量比率が高く定常点灯する第一の発光部定常点灯モードと、前記第二の発光部から発光される光の光量が前記第一の発光部から発光される光の光量よりも光量比率が高く定常点灯する第二の発光部定常点灯モードと、前記第一の発光部から発光される光の光量と前記第二の発光部から発光される光の光量の光量比率を時間的に所定の周期で変化させる切替制御モードと、を含む制御パターンを有し、前記設定部は、前記制御モードを選択するための選択部を有していてもよい。
これにより、ユーザは、照明装置2における第一の発光部11と第二の発光部12の発光パターンを切り替え、照射対象をどのくらい目立たせたいのか、または、周囲の環境により、所望の誘目性で照射対象を照射する照明装置2を提供することができる。
(その他の実施の形態)
以上、本発明の実施の形態に係る照明装置について説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、発光制御部における発光出力の制御パターンは、上述したものに限らず適宜変更してもよい。
また、発光制御部における制御モードは、第一の発光部定常点灯モードと、第二の発光部定常点灯モードと、切替制御モードに限らず、他の制御モードを有していてもよい。
また、発光制御部は、筐体に内蔵されていることに限らず、筐体に外付けされている構成であってもよい。
また、第一の発光部および第二の発光部は、1つずつ配置されていてもよいし、複数配置されていてもよい。また、第一の発光部と第二の発光部とを複数配置する場合、第一の発光部と第二の発光部の個数は同数であってもよいし、異なる個数であってもよい。また、第一の発光部および第二の発光部以外の発光部をさらに備える構成としてもよい。
また、第一の発光部および第二の発光部の種類についても、LEDに限らずその他の光源を用いた発光部としてもよい。また、第一の発光部および第二の発光部は、発光素子が光学レンズで覆われた構成であってもよいし、光学レンズを有しない構成であってもよい。
また、上述した実施の形態および変形例で用いた数値、形状、材料等は、全て本発明を具体的に説明するために例示するものであり、本発明は例示された数値、形状、材料等に制限されない。
以上、実施の形態および変形例について、当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態および変形例における構成要素および機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1、2 照明装置
11 第一の発光部
12 第二の発光部
20 発光制御部(制御部)
21 駆動回路(制御部)
22 制御IC(制御部)
40 設定部
41、42、43 選択部

Claims (8)

  1. 第一の白色光を照射する第一の発光部と、
    第二の白色光を照射する第二の発光部と、
    前記第一の発光部の光量と前記第二の発光部の光量との光量比率を制御する制御部とを備え、
    前記第一の白色光と前記第二の白色光とは、光色が互いに同一であり、
    前記第一の白色光は、目立ち指数(FCI)が前記第二の白色光の目立ち指数より高く、
    前記制御部は、前記第一の発光部から発光される光の光量と前記第二の発光部から発光される光の光量との和を一定として、前記第一の発光部から発光される光の光量と前記第二の発光部から発光される光の光量の比率を一定周期で変化させる、
    照明装置。
  2. 前記第一の白色光の目立ち指数は、前記第二の白色光より10以上高い、
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第一の白色光の目立ち指数は、前記第二の白色光より20以上高い、
    請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記第一の発光部および前記第二の発光部から発光される光の光量の比率の変化の周期は、0.1秒以上2秒以下である、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記第一の発光部および前記第二の発光部から発光される光の光量の比率の変化の周波数は、0.5Hz以上10Hz以下である、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記制御部は、前記第一の発光部から発光される光の光量と前記第二の発光部から発光される光の光量の比率を瞬時に変化させる、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記一定周期における前記第一の発光部と前記第二の発光部の点灯時間の比率は、異なっている、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記制御部の制御モードを設定する設定部を有し、
    前記制御部は、前記制御モードとして、少なくとも、
    前記第一の発光部から発光される光の光量が前記第二の発光部から発光される光の光量よりも光量比率が高く定常点灯する第一の発光部定常点灯モードと、
    前記第二の発光部から発光される光の光量が前記第一の発光部から発光される光の光量よりも光量比率が高く定常点灯する第二の発光部定常点灯モードと、
    前記第一の発光部から発光される光の光量と前記第二の発光部から発光される光の光量の光量比率を時間的に所定の周期で変化させる切替制御モードと、
    を含む制御パターンを有し、
    前記設定部は、前記制御モードを選択するための選択部を有している、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明装置。
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