JP2019149116A - 配送計画生成システム、配送計画生成方法および配送計画生成プログラム - Google Patents

配送計画生成システム、配送計画生成方法および配送計画生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】配送車両の停車後の配送にかかる時間が反映された荷物の配送計画の生成を支援する配送計画生成システムを提供する。【解決手段】荷物の集合から、配送先が所定の関係にある荷物を含む配送グループを作成する手段と、過去の配送ごとに、荷物を配送する配送車両の駐車場所と、配送車両の停車後における荷物の配送に伴う時間とを記憶する手段と、作成された配送グループの荷物を配送する配送車両の駐車場所を、記憶された駐車場所に基づいて決定する手段と、作成された配送グループに対して、配送グループ内の荷物について記憶された時間に基づいて、停車後配送時間を算出する手段と、決定された駐車場所と停車後配送時間に基づいて、駐車場所間の移動ルート、各駐車場所への停車時刻、および各駐車場所からの発車時刻を含む、配送計画を生成する手段とを有する配送計画生成システムとする。【選択図】図1

Description

本発明は、荷物の配送計画を生成する配送計画生成システム、配送計画生成方法および配送計画生成プログラムに関する。
近年、荷物を配送する際の配送効率を高めることが求められている。そこで、配送車両の駐車場所の実績を基に配送効率が高まる駐車場所を選択する技術や配送対象の荷物を配送先ごとにグループ化してグループごとに配送車両の駐車場所が指定された配送計画を生成する技術が提案されている(例えば特許文献1〜5)。
特開平10−221104号公報 特開2004−4021号公報 特開2006−168914号公報 特開2008−27100号公報 特開2010−78571号公報
上記の技術では、地図上で複数の配送先である地点を結び、自動的に走行経路を生成することが行われるが、走行経路の選択や走行時間の予測に重点が置かれている。
しかしながら、いわゆる宅配などの分野では、配送車両の走行経路や走行時間よりも、配送車両が配送先の近くに停車した後に配送者が荷物の配送を完了して配送車両を次の配送先に向かって出発するまでの時間の方が、配送計画全体に与える影響が大きい。特に都市部など配送先が密集する地域ではこの影響はより大きくなる。しかし、配送経験の豊かないわゆるベテランの配送者による配送車両を停車させた後の荷物の配送の実績を反映させた実用的な配送計画の生成を可能にすることは、上記の技術では難しい。また、上記の技術では、駐車場所の実績のない場合の駐車場所の選択や荷物のグループ化は想定されていないため、実績のない荷物の配送を含めた配送計画の生成も難しい。
本件開示の技術の一側面は、上記の事情に鑑み、配送車両の停車後の配送にかかる時間が反映された荷物の配送計画の生成を支援する配送計画生成システム、配送計画生成方法および配送計画生成プログラムを提供する。
本件開示の技術の一側面に係る配送計画生成システムは、複数の荷物の集合から、配送先が所定の関係にある荷物を含む配送グループを作成する配送グループ作成手段と、過去の配送ごとに、荷物を配送する配送車両の駐車場所と、配送車両の停車後における荷物の配送に伴う時間とを記憶する配送実績記憶手段と、配送グループ作成手段によって作成された配送グループの荷物を配送する配送車両の駐車場所を、配送実績記憶手段に記憶された駐車場所に基づいて決定する駐車場所決定手段と、配送グループ作成手段によって作成された配送グループに対して、配送グループ内の荷物について配送実績記憶手段に記憶された時間に基づいて、駐車場所に停車してから荷物の配送を完了し駐車場所から発車可能となるまでの時間である停車後配送時間を算出する配送時間算出手段と、駐車場所決定手段によって決定された駐車場所と、配送時間算出手段によって算出された停車後配送時間
に基づいて、駐車場所間の移動ルート、各駐車場所への停車時刻、および各駐車場所からの発車時刻を含む、配送計画を生成する配送計画生成手段とを有する。これによれば、配送車両が駐車場所に停車してから荷物の配送が完了して駐車場所を発車するまでの所要時間が反映された、より配送の実態に適した配送計画を生成することができる。
また、上記の配送計画生成システムにおいて、集合は、配達時間が指定されている荷物を含み、配送計画生成手段は、配送グループに配達時間が指定されている荷物が含まれる場合に、配達時間が指定されている荷物が指定された配達時間に配送可能となるよう配送計画を生成してもよい。また、集合は、配達時間が指定されている荷物と配達時間が指定されていない荷物とを含み、配送グループ作成手段は、集合から、配達時間が指定されている荷物と、配達時間が指定されている荷物の配送先と所定の関係にある配送先を有する、配達時間が指定されていない荷物とを含むグループを配送グループとして作成してもよい。また、集合は、配達時間が指定されている複数の荷物を含み、配送グループ作成手段は、集合内の配達時間が指定されている荷物ごとに、配送グループを作成してもよい。
さらに、配送計画生成手段は、配送グループ作成手段によって作成された配送グループの第1の配送グループの配送における配送車両の駐車場所から第2の配送グループの配送における配送車両の駐車場所に至るルートを配送計画として生成し、配送計画において第2の配送グループ内の配達時間が指定されている荷物が指定された配達時間よりも遅い時間に配送される場合に、第1の配送グループの配達時間が指定されていない荷物の数を減らし、配送時間算出手段は、配送計画生成手段によって第1の配送グループから荷物の数が減らされた第3の配送グループに対して、第3の配送グループ内の荷物について配送実績記憶手段に記憶された時間に基づいて、配送時間を算出し、配送計画生成手段は、第3の配送グループに対して算出された配送時間を基に、第3の配送グループの配送における配送車両の駐車場所から第2の配送グループの配送における配送車両の駐車場所に至るルートを配送計画として生成してもよい。
また、配送計画生成手段は、配送グループ作成手段によって作成された配送グループの第4の配送グループの配送における配送車両の駐車場所から第5の配送グループの配送における配送車両の駐車場所に至るルートを配送計画として生成し、配送計画において第5の配送グループ内の配達時間が指定されている荷物が指定された配達時間よりも早い時間に配送される場合に、配送計画において、第5の配送グループに対して算出された配送時間を、第5の配送グループの配達時間が指定されている荷物が指定された配達時間に配送される時間に変更してもよい。また、配送グループ作成手段は、荷物の集合から、配達時間が指定されていない荷物を含み配達時間が指定されている荷物を含まない第6の配送グループを作成し、配送計画生成手段は、配達時間が指定されている荷物を含む配送グループと第6の配送グループとを用いて配送計画を生成してもよい。
さらに、本件開示の技術は、コンピュータを用いて上記の各手段の少なくとも一部を実行する配送計画生成方法、またはコンピュータに上記の各手段の少なくとも一部として機能させる配送計画生成プログラムとして特定することができる。上記の各処理や各手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
本件開示の技術の一側面によれば、配送車両の停車後の配送にかかる時間が反映された荷物の配送計画の生成を支援する配送計画生成システム、配送計画生成方法および配送計画生成プログラムを提供することができる。
図1は、一実施形態に係る配送計画生成システムの一例を示す概略構成図である。 図2は、一実施形態に係る配送計画生成システムにおいて実行される配送計画生成処理の一例を示すフローチャートである。 図3は、一実施形態に係る配送計画生成システムにおいて図2の処理に続いて実行される配送計画生成処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、一実施形態に係る配送計画生成処理における荷物の抽出例を示す図である。 図5は、一実施形態に係る配送計画生成処理における荷物のグループ化の一例を示す図である。 図6は、一実施形態に係る配送実績の情報が格納されるテーブルの一例を示す図である。 図7は、一実施形態に係る荷物のグループに対する配送車両の駐車場所の決定例を示す図である。 図8(a)および図8(b)は、荷物の配送順を例示する図である。 図9は、一実施形態に係る荷物のグループの組み合わせにおける配送計画を例示する図である。 図10は、一実施形態に係る荷物のグループの組み合わせにおける調整例を示す図である。 図11は、一実施形態に係る配達時間帯が指定された荷物のグループの配送計画の例を示す図である。 図12は、一実施形態に係る配送計画生成システムにおいて図2および図3の処理に続いて実行される配送計画生成処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、一実施形態に係る配達時間帯が指定されていない荷物のグループ化の一例を示す図である。 図14は、一実施形態に係る図13の荷物のグループに対する配送車両の駐車場所の決定例を示す図である。 図15は、一実施形態に係る図13の荷物のグループに対する配送時間の算出例を示す図である。 図16は、一実施形態に係る配送計画の生成例を示す図である。
以下、実施形態の詳細について、図面を参照しながら説明する。ただし、以下に説明する実施形態は一例にすぎず、本開示に係る配送計画生成システム、配送計画生成方法および配送計画生成プログラムを以下に説明する具体的構成に限定するものではない。また、実施にあたっては、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用され、種々の改良や変形が行われてよい。
一実施形態における配送計画生成システム1について説明する。図1に例示するように、配送計画生成システム1では、情報処理装置10とサーバ50とがネットワーク40を介して互いに接続されている。情報処理装置10は、例えば、Personal Computer(PC
)やタブレットPC、スマートフォンなど、荷物の配送者を含むユーザが使用する装置である。ここでは、情報処理装置10はPCであると想定する。
情報処理装置10は、Central Processing Unit(CPU)101、Random Access Memory(RAM)102、Hard Disk Drive(HDD)103、Graphics Processing Unit(GPU)104、入力インタフェース105、通信インタフェース106を有する。また、GPU104、入力インタフェース105、通信インタフェース106は、モニタ20、入力装置30、ネットワーク40にそれぞれ接続されている。CPU101、RAM102、HDD103、GPU104、入力インタフェース105、通信インタフェース106は、バス107を介して互いに接続されている。また、サーバ50は、CPU501
、RAM502、HDD503、通信インタフェース504を有する。CPU501、RAM502、HDD503、通信インタフェース504は、バス505を介して互いに接続されている。
本実施形態では、ユーザが入力装置30などを操作して情報処理装置10に荷物の配送計画の生成指示を行う。当該入力された指示は、情報処理装置10からネットワーク40を介してサーバ50に送信される。サーバ50は、情報処理装置10から受信した情報を用いて以下に説明する処理を実行し、配送計画を生成する。生成された配送計画の情報は、サーバ50からネットワーク40を介して情報処理装置10に送信される。情報処理装置10はサーバ50から受信した配送計画の情報をモニタ20に表示する。
本実施形態において、情報処理装置10では、CPU101が、HDD103に記憶されている各種プログラムをRAM102に展開して実行することで、以下に説明する種々の処理を実行する。同様に、サーバ50では、CPU501が、HDD503に記憶されている各種プログラムをRAM502に展開して実行することで、以下に説明する種々の処理を実行する。
また、本実施形態では、サーバ50のHDD503には、以下の配送計画の生成に使用される荷物に関する各種情報があらかじめ格納されているものとする。例えば、HDD503には、配送対象となる荷物のサイズや品目など荷物を特定する情報、荷物の配送予定日、荷物に対する配達時間帯の指定の有無、指定された荷物の配達時間、荷物の配送先、荷物の配送に使用される配送車両、配送車両の積載量、配送者などの情報があらかじめ格納されている。また、HDD503には、荷物の配送エリアに関する地図情報、道路情報、交通情報など、以下の配送計画の生成に使用される各種情報もあらかじめ格納されているものとする。また、HDD503には、過去の荷物の配送実績を基にした配送先ごとの駐車場所、配送車両の停車の時間帯、停車後の配送時間などの情報もあらかじめ格納されているものとする。
さらに、本実施形態では、一例として、配送対象の荷物をグループ化するための条件を示す情報もあらかじめHDD503に格納されている。グループ化の条件としては、例えば、配達時間帯が指定されている荷物の配送先から所定の距離範囲内にある配送先の荷物を同じグループとする、配送先が共同住宅やマンション、ビル、商業施設など同じ建物内にある荷物を同じグループとする、などが挙げられる。また、グループ化にあたって、配送先の緯度や経度、配送先の住所、配送先の建物名称などの配送先に関する情報を基にクラスタリングを行う手法や、過去のグループ化の実績や過去の駐車場所の利用実績なども用いることができる。さらに、過去の実績情報を利用した機械学習やいわゆるディープラーニングを活用して荷物のグループを決定してもよい。また、荷物の配送先が条件に当てはまるか否かの判定に使用される情報、例えば、配送先の位置、配送先がある建物、配送先の入口などの情報も、あらかじめHDD503に格納されている。なお、グループ化の条件は複数の条件を組み合わせてもよい。また、HDD503に格納されている各種情報は適時に更新されてよい。上記のグループ化の条件に基づいて1つのグループにまとめられる各配送先が、所定の関係にある配送先の一例である。
図2に、本実施形態のサーバ50においてCPU501の制御により実行される処理のフローチャートの一例を示す。一例として、サーバ50の電源が投入された後、ユーザが入力装置30を操作して、以下に説明する配送計画を生成する指示を行い、当該指示をサーバ50が受信すると、CPU501は、図2に示すフローチャートの処理を開始する。以下の処理では、一例として、1台の配送車両が配送拠点(配送デポ)を出発して配送拠点に戻ってくるあるいは別の配送拠点に到着するまでを1トリップ(または1回転)として、トリップごとに配送計画が生成されるものとする。
OP101において、まず、CPU501は、配送計画の生成対象となる配送エリアを特定する情報をHDD503から取得する。そして、CPU501は、取得した情報を基に、当該配送エリアにおいて配送対象の荷物を特定する情報をHDD503から取得する。さらに、CPU501は、取得した荷物を特定する情報を基に、配送対象の荷物から配達時間帯が指定されている荷物を抽出する。CPU501は、配達時間帯が指定された荷物を抽出すると、OP102において、抽出された荷物を対象に配達時間帯順にソートする。
図4に、上記のOP101およびOP102において、配送対象の荷物の情報から配達時間帯が指定されている荷物の情報が抽出される処理を模式的に示す。図4の例では、1つの円が配送対象の1つの荷物を表し、数字が記載されている1つの円が配達時間帯が指定されている1つの荷物を表す。また、円内の数字は、当該荷物に指定されている配達時間帯を表す。例えば、円内の数字「14」は、指定されている配達時間帯が14時台(14:00〜14:59)であることを意味する。なお、図4では、1つの配達先に1つの荷物が対応していることを想定するが、1つの配達先に複数の荷物が対応している場合でも以下の処理を適用できる。また、ここでは、配達時間帯は1時間単位で区切られているが、配達時間帯を区切る時間単位はこれに限られない。また、荷物に指定されている配達時間帯は、荷物の受取人が指定した時間帯でもよいし、配送先が店舗や会社などの場合に営業時間などの関係から荷物の受け取りができない時間帯などを実績として蓄積しておき、蓄積された実績から荷物の受け取りが不可能な時間帯以外の時間帯を指定した時間帯であってもよい。
図4の例では、特定された配送対象の荷物から、指定された配達時間帯が10時台、11時台、14時台、16時台、17時台である荷物がそれぞれ1つずつ抽出される。なお、荷物に指定されている配達時間帯が重複する場合でも、それぞれ別個の荷物として以下の処理を適用できる。
次に、CPU501は、以下の処理を実行することにより、OP101において抽出された配達時間帯が指定されている荷物ごとに、配達時間帯が指定されている荷物と配達時間帯が指定されていない荷物とをまとめたグループの作成を行う。配達時間帯が指定されている荷物を配送先に配達する際に、配送先が当該荷物の配送先に近接していることや道路状況などの配送環境を踏まえると、配送者が配送車両から複数の荷物をまとめて取り出して各配送先をまわる場合の方が、荷物を個別に取り出して各配送先に移動する場合よりも配送効率が高いと言える。そこで、OP103では、CPU501は、配送グループ作成手段として機能し、HDD503に格納されている荷物のグループ化を行うための条件に関する情報を取得し、取得した情報を基に、配達時間帯が指定されている荷物と配達時間帯が指定されていない荷物とが互いに紐付けられたグループを作成する。
図5に、上記のOP103において、配達時間帯が指定された荷物と配達時間帯が指定されていない荷物とがグループ化される処理を模式的に示す。図5の例では、OP102の処理によって抽出された、配達時間帯が10時台の荷物に対して2つの荷物が紐付けられたグループ(図中、枠で示される荷物のグループ)が作成されている。なお、OP103において作成されるグループを、以下グループAと称する。なお、グループAが、配送グループ作成手段によって作成される第1の配送グループ、第3の配送グループ、第4の配送グループの一例である。
次いで、CPU501は、処理をOP104に進める。OP104において、CPU501は、駐車場所決定手段として機能し、OP103で作成した荷物のグループAについて、グループA内の荷物を配送する際の配送車両の駐車場所を決定する。CPU501は
、HDD503に格納されている、過去の荷物の配送実績に関する情報を取得し、取得した情報に含まれる配送先ごとの駐車場所、配送車両の停車の時間帯、停車後の配送時間などを基に、過去の配送実績において重複回数が多い駐車場所を優先的に選択したり、過去の配送実績における停車の時間帯がグループAにおいて荷物に指定されている配達時間帯と重なる配送実績の駐車場所を優先的に選択したり、過去の配送実績それぞれにおける停車後の配送時間を用いてグループAの荷物の配送における停車後の配送時間を算出して比較したりするなどにより、グループA内の荷物を配送する配送車両の駐車場所を決定する。なお、配送車両の停車の時間帯は、配送車両の駐停車が法律的に可能な時間帯であってもよいし、過去に駐停車した実績がある時間帯であってもよいし、配送車両の駐車環境などを踏まえて推奨される駐停車の時間帯であってもよい。
図6に、HDD503に格納されている過去の荷物の配送実績に関する情報の一例を示す。なお、HDD503が、配送実績記憶手段の一例である。図6に示す例では、配送実績がテーブル形式でまとめられている。図6に例示するテーブルには、過去の荷物の配送1件ごとに、配送先(図中「配送先」欄の識別番号)、駐車場所(図中「駐車場所ID」欄の識別番号)、駐車場所の緯度および経度(図中「緯度」欄および「経度」欄の度数。なお、一例として、欄内の数字の緯度は北緯の度数、経度は東経の度数をそれぞれ表す)、駐車場所に配送車両が停車した時間帯(図中「停車時間帯」欄の時間帯。なお、欄内の数字は1時間単位の時刻を表す。例えば、「8−14」は、停車した時間が8時台から14時台であることを意味する)、配送車両が駐車場所に停車してから荷物の配送が完了して配送車両が駐車場所を出発するまでにかかった所要時間(図中「停車後配送時間」欄の時間。なお、欄内の数字は分単位の時間を表す。例えば、「9」は、所要時間が9分であることを意味する)などの情報が格納されている。図6に示すように、HDD503に格納される配送実績には、1つの配送先に対して「駐車場所ID」欄、「停車時間帯」欄、「停車後配送時間」欄の情報の複数の組み合わせが紐付けられている。
ここでは、図7に示すように、一例として、図5に例示するグループAにおいて、配達時間帯が指定されている荷物の配送先が「a001」、配達時間帯が指定されている荷物に紐付けられている2つの荷物の配送先が、それぞれ「a002」、「a003」であるとする。図6の例の場合、過去の配送実績によれば、配送先が「a001」である荷物の配送において、配送車両は「駐車場所ID」が「p001」、「p002」、「p003」の3つの場所に停車したことがわかる。また、グループAに含まれる配送先が「a002」である荷物の配送において、過去の配送実績によれば、配送車両は「駐車場所ID」が「p001」、「p004」の2つの場所に停車したことがわかる。さらに、グループAに含まれる配送先が「a003」である荷物の配送において、過去の配送実績によれば、配送車両は「駐車場所ID」が「p001」、「p005」の2つの場所に停車したことがわかる。なお、いずれかの配送先について過去の配送実績のデータ(配送先、駐車場所、停車時間帯など)が存在しない場合でも、存在する配送実績を基に多数決的に決めてもよい。
このことから、配送先が「a001」、「a002」、「a003」である荷物の配送において、過去の配送実績によれば、配送車両の駐車場所が「駐車場所ID」欄の「p001」に対応する場所で共通していることがわかる。そこで、CPU501は、グループAに含まれる荷物の配送における配送車両の駐車場所を「駐車場所ID」欄の「p001」に対応する場所に決定する。これによって、複数の配送対象の荷物をまとめて配送する場合に、各荷物の配送先それぞれに近接すると考えられる配送車両の駐車場所を決定することができる。なお、過去の配送実績において共通する駐車場所が複数存在するあるいは存在しない場合は、例えば停車時間帯がグループAの荷物に指定された配達時間と重なるあるいはより近い配送実績の駐車場所を優先的に選択してもよい。駐車場所を決定する条件は、過去の配送実績やグループAの配送に関する情報などから適宜決定してよい。CP
U501は、グループAに対して配送車両の駐車場所を決定すると、処理をOP105に進める。
OP105において、CPU501は、配送時間算出手段として機能し、HDD503に格納されている上記のテーブルの「停車後配送時間」欄の時間を基に、上記のグループAに対して、配送者がOP104において決定された駐車場所に配送車両を停車させてからグループA内の各荷物の配送を完了して配送車両を駐車場所から発車させるまでの所要時間(以下「停車後配送時間」とも称する)を設定する。なお、停車後配送時間が、CPU501が配送時間算出手段として機能して算出する停車後配送時間の一例である。
例えば、上記のグループAの例の場合、HDD503に格納された図6のテーブルにおいて、グループAの荷物の各配送先「a001」、「a002」、「a003」と上記で決定された駐車場所の「駐車場所ID」である「p001」との組における「停車後配送時間」は、それぞれ「9」(分)、「8」(分)、「14」(分)である。そこで、CPU501は、グループAの荷物の各配送先「a001」、「a002」、「a003」に対応する停車後配送時間を基にグループAのすべての荷物の配送に対する停車後配送時間を算出する。
図8(a)および図8(b)に、OP105におけるグループAに対する停車後配送時間の算出処理を模式的に示す。図8(a)に示す例では、配送者が、上記のグループAに含まれる荷物の配送先「a001」、「a002」、「a003」ごとに荷物の配送を行う、すなわち配送ごとに駐車場所「p001」と配送先との間を往復する場合を想定する。また、図8(b)に示す例では、配送者が、荷物の配送をまとめて行う、すなわち駐車場所「p001」を出発して各配送先を一例として「a001」、「a002」、「a003」の順に廻った後に駐車場所「p001」に戻ってくる場合を想定する。
ここで、配送者の駐車場所「p001」から配送先「a001」、「a002」、「a003」への移動時間をそれぞれ「t_a」、「t_b」、「t_c」、配送先「a001」、「a002」、「a003」での荷物の受け渡しなどの所要時間をそれぞれ「t_1」、「t_2」、「t_3」とする。このとき、図8(a)の例に示す配送において、全体の所要時間T1は、以下の式(1)となる。
T1=(t_a+t_b+t_c)×2+(t_1+t_2+t_3)・・・(1)
また、配送者の配送先「a001」から配送先「a002」への移動時間を「t_d」、配送者の配送先「a002」から配送先「a003」への移動時間を「t_e」とする。このとき、図8(b)の例に示す配送において、全体の所要時間T2は、以下の式(2)となる。
T2=(t_a+t_d+t_e+t_c)+(t_1+t_2+t_3)・・・(2)
したがって、式(1)、(2)より以下の式(3)が成り立つ。
T1−T2=(t_a+t_b×2+t_c)−(t_d+t_e)・・・(3)
式(3)において、駐車場所「p001」、配送先「a001」、「a002」、「a003」の互いの距離の関係からt_a+t_b>t_d、t_b+t_c>t_eとなることから、T1−T2>0となる。すなわち、図8(a)の配送の場合に比べて図8(b)の配送の場合の方が停車後配送時間は短くなると考えられる。
本実施形態では、過去の配送実績を示すテーブルの「停車後配送時間」欄の時間を単純に加算するだけでは、図8(a)のように駐車場所と各配送先を往復する場合の停車後配送時間が算出される可能性があるため、過去の配送実績を示すテーブルの「停車後配送時
間」欄の時間に重み付けを行ってグループAに対する停車後配送時間を算出することで、図8(b)のように駐車場所を出発して各配送先をまわって駐車場所に戻ってくる配送を想定した停車後配送時間が算出される。OP105では、CPU501は、グループAの各配送先の停車後配送時間に対して駐車場所と各配送先との距離に応じた重み付けを行って算出される時間を、グループAに対する停車後配送時間と決定する。なお、各配送先が同じビル内の異なる階に存在するなど配送先の位置関係に応じてさらに重み付けを行ってグループAに対する停車後配送時間を算出してもよい。どのような重み付けを行うかは適宜決定することができる。CPU501は、グループAの配送に対する停車後配送時間を算出すると、処理をOP106に進める。
また、荷物の大きさや重さなどの点から、配送者が1つのグループに含まれる荷物を物理的にまとめて持てないことを想定し、上記のグループ作成の処理において、グループ内の荷物の重量や体積の合計が、配送者が一度に持ち運びできる荷物の量を踏まえて決められた上限を超えないことなどが条件に含まれてもよい。また、上記のテーブルの停車後配送時間は過去の配送実績を基に算出されるが、配送実績には1個口の荷物の配送と複数個の荷物をまとめた配送(グループ配送)とが含まれる点を踏まえ、配送実績においてグループ配送がなされた件数と停車後配送時間とから重回帰分析等の手法を用いて、上記のテーブルの各停車後配送時間を算出してもよい。さらに、上記の重み付けの一例として、各停車後配送時間の算出に用いられた重回帰分析の結果として得られる数式を用いて、本実施形態の処理によって作成されるグループの各配送先の停車後配送時間の算出を予測し、予測した各時間の中間値を取ることなどが挙げられる。
OP106において、CPU501は、グループAの荷物に指定されている配達時間帯の次に早い配達時間帯が指定されている荷物について、OP103と同様の処理を実行し、配達時間帯が指定された荷物と配達時間帯が指定されていない荷物とが互いに紐付いたグループを作成する。なお、OP106において作成されるグループをグループBと称する。なお、グループBが、配送グループ作成手段によって作成される第2の配送グループおよび第5の配送グループの一例である。
さらにOP107およびOP108において、CPU501は、OP104およびOP105と同様の処理を実行し、グループBに対して配送車両の駐車場所を決定し、さらにグループBの配送に対する停車後配送時間を算出する。次に、CPU501は、処理をOP109に進める。
OP109において、CPU501は、配送時刻決定手段として機能し、OP103〜OP108の処理によって作成されたグループAとグループBについて、まずグループAの配送における駐車場所への配送車両の停車予定時刻を算出する。また、CPU501は、グループAについて、当該停車予定時刻に停車後配送時間を加算した時刻を配送車両の発車予定時刻とする。また、CPU501は、配送計画生成手段として機能し、グループAの配送における駐車場所を配送車両の発車地点(起点)とし、グループBの配送における駐車場所を配送車両の停車地点(終点)とする駐車場所間の移動ルートを含む配送計画の生成を行う。そして、CPU501は、グループAにおける発車予定時刻に、生成した配送計画における配送車両の移動時間を加算した時刻を、グループBの配送における駐車場所への配送車両の停車予定時刻とする。さらに、CPU501は、グループBについて、当該停車予定時刻に停車後配送時間を加算した時刻を配送車両の発車予定時刻とする。これらの各駐車場所への停車予定時刻、および各駐車場所からの発車予定時刻も配送計画に含まれる。
以上により、CPU501は、グループAとグループBのそれぞれに対して、配送車両の駐車場所への停車予定時刻と駐車場所からの発車予定時刻、グループ間の移動時間をそ
れぞれ算出する。図9に、OP109において算出される各時刻および移動時間の一例を模式的に示す。なお、図9には、グループAとグループBの2つの組み合わせについて例示する。以下の説明において、指定された配達時間帯が10時台、11時台、14時台、16時台、17時台である荷物のグループに対して決定される配送車両の駐車場所を、それぞれP1、P2、P3、P4、P5とする。
グループAとグループBとの第1の組み合わせは、グループAが、指定された配達時間帯が10時台である荷物のグループであり、グループBが、指定された配達時間帯が11時台である荷物のグループである場合の組み合わせである。また、グループAとグループBとの第2の組み合わせは、グループAが、指定された配達時間帯が14時台である荷物のグループであり、グループBが、指定された配達時間帯が16時台である荷物のグループである場合の組み合わせである。
図9に示す例では、第1の組み合わせについて、グループAの配送における駐車場所への配送車両の停車予定時刻は「10:00」であり、OP105において算出された停車後配送時間は「25分」であり、配送車両の発車予定時刻は「10:25」である。また、グループAの配送における駐車場所からグループBの配送における駐車場所に至るまでの移動時間は「96分」と算出されたため、グループBの配送における駐車場所への配送車両の停車予定時刻は「12:01」である。また、OP108において算出された停車後配送時間は「18分」であり、配送車両の発車予定時刻は「12:19」である。
また、図9における第2の組み合わせについて、グループAの配送における駐車場所への配送車両の停車予定時刻は「14:00」であり、OP105において算出された停車後配送時間は「36分」であり、配送車両の発車予定時刻は「14:36」である。また、グループAの配送における駐車場所からグループBの配送における駐車場所に至るまでの移動時間は「30分」と算出されたため、グループBの配送における駐車場所への配送車両の停車予定時刻は「15:06」である。また、OP108において算出された停車後配送時間は「33分」であり、配送車両の発車予定時刻は「15:39」である。
このように、CPU501は、グループ間の移動ルートの生成処理により各グループの配送における配送車両の停車予定時刻および発車予定時刻、グループ間の移動時間を算出すると、処理をOP110に進める。OP110において、CPU501は、OP109において算出した各時刻や移動時間を基に、グループBに含まれる配達時間帯が指定された荷物は、指定された配達時間帯に配送が可能か否かを判定する。具体的には、例えば、CPU501は、OP109において生成された移動ルートにおけるグループBの停車予定時刻が、指定された配達時間帯に収まるか否かに基づいて荷物が指定された配達時間帯に配送が可能か否かを判定する。なお、図9に例示する第1の組み合わせと第2の組み合わせでは、いずれの組み合わせでも、グループBの配送における配送車両の停車予定時刻が指定された配達時間帯に収まらないため(OP110:N)、CPU501は、処理をOP111に進める。
OP111では、CPU501は、グループBの配達時間帯が指定された荷物の配送が、指定された配達時間帯よりも早い時間帯の配送(いわゆる早配)となるか、指定された配達時間帯よりも遅い時間帯の配送(いわゆる遅配)となるかを判定する。具体的には、例えば、CPU501は、OP109において生成された移動ルートにおけるグループBの停車予定時刻が、指定された配達時間帯よりも早い時刻である場合に早配と判定し、指定された配達時間帯よりも遅い時刻である場合に遅配と判定する。CPU501は、グループBの配達時間帯が指定された荷物の配送が早配となると判定した場合は、処理をOP112に進める。一方、CPU501は、グループBの配達時間帯が指定された荷物の配送が遅配となると判定した場合は、処理をOP113に進める。
図9に例示するグループAとグループBとの組み合わせの場合、第1の組み合わせでは、グループBにおいて荷物に指定された配達時間帯は11時台であり、グループBの停車予定時刻が「12:01」であるため、OP111では、CPU501は、グループBの配達時間帯が指定された荷物の配送が遅配となると判定して処理をOP113に進める。一方、第2の組み合わせでは、グループBにおいて荷物に指定された配達時間帯は16時台であり、グループBの停車予定時刻が「15:06」であるため、OP111では、CPU501は、グループBの配達時間帯が指定された荷物の配送が早配となると判定して処理をOP112に進める。
OP112において、CPU501は、グループBの配送の開始時刻を変更する。具体的には、例えば、CPU501は、OP109において生成された移動ルートにおけるグループBの停車予定時刻、すなわち配送開始時刻を、グループBの荷物に指定されている配達時間帯の開始時刻に変更する。図9に示す例の場合、第2の組み合わせにおいてグループBの配達時間帯が指定された荷物の配送が早配となる。したがって、図10に例示するように、CPU501は、グループBに算出された配送車両の停車予定時刻「15:06」を「16:00」に変更する。また、CPU501は、停車予定時刻の変更に併せてグループBの現在の発車予定時刻を変更する。OP112の処理によれば、グループBにおいて、配達時間帯(16時台)が指定された荷物を指定された配達時間帯に配送されるよう配送計画の調整を行うことができる。
OP113において、CPU501は、グループA内の配送対象の荷物のうち、配達時間帯が指定されていない荷物の数を減らす。なお、例えば、グループA内の荷物を1つずつ減らす、複数個ずつまとめて減らす、遅配となる時間の長さに応じて減らされる荷物の数を変更するなど、荷物の数がどのように減らされるかは適宜設定するとよい。グループA内の配送対象の荷物が少なくなれば、グループAの配送における発車予定時刻がより早い時間に変更されると考えられる。そこで、CPU501は、OP113においてグループA内の荷物を減らした後、処理をOP104に戻して上記の処理を繰り返すことで、グループAおよびグループBについて、停車後配送時間、配送車両の停車予定時刻および発車予定時刻、グループ間の移動時間を再度算出する。
図10には、図9に示す例の場合において、第1の組み合わせに対してOP113の処理が実行された後に再度OP104〜OP109の処理が実行された場合の結果が示されている。図10に示されるように、第1の組み合わせにおいて、グループAの荷物が1つ減らされている。また、グループAに対してOP104、OP105の処理が実行された結果、停車後配送時間は「12分」となり、発車予定時刻が「10:12」となる。グループBの荷物に変更はないためOP107、OP108の処理によって算出される停車後配送時間は「18分」のままである。そして、OP109の処理が実行されると、上記の通りグループ間の移動時間は96分であることから、グループBの配送における配送車両の停車予定時刻は「11:48」、発車予定時刻は「12:06」となる。したがって、OP113の処理が実行された後に、同じ組み合わせに対してOP104〜OP109の処理が実行されることで、遅配となっていたグループBの配送が指定された配達時間帯内に行われるよう配送計画の調整を行うことができる。
なお、OP110において、CPU501は、グループBの配送における配送車両の停車予定時刻が指定された配達時間帯に収まる場合(OP110:Y)、また、OP112においてグループBの配送開始時刻を変更すると、処理をOP114に進める。OP114において、CPU501は、OP101において抽出された配達時間帯が指定されたすべての荷物に対して上記の処理が実行されて配送計画が生成されたか否かを判定する。配達時間帯が指定されている荷物のうち上記の処理が実行されていない荷物がある場合は(
OP114:N)、CPU501は処理をOP115に進める。一方、配達時間帯が指定されたすべての荷物に対して上記の処理が実行されている場合は(OP114:Y)、CPU501は本フローチャートの処理を終了する。
OP115において、CPU501は、グループBをグループAに変更する処理を行い、処理をOP106に戻す。なお、処理がOP106に戻されて新たにグループBが作成されて、新たなグループBに対してOP107〜OP113の処理が実行される際に、OP115の処理が行われる前のグループBがグループAとして扱われれば、OP115におけるグループBをグループAに変更する処理は適宜決定することができる。
図4、5に示す例の場合、CPU501は、グループAが、指定された配達時間帯が10時台である荷物のグループであり、グループBが、指定された配達時間帯が11時台である荷物のグループである場合の組み合わせについて、OP103〜OP113の処理を実行した場合は、OP115の処理によって、指定された配達時間帯が11時台である荷物のグループBがグループAに変更される。そして、CPU501は、次の配達時間帯が指定された荷物のグループ、すなわち指定された配達時間帯が14時台である荷物のグループをグループBとし、OP115の処理による変更後のグループAとグループBの組み合わせについて、OP103〜OP113の処理を実行する。このように、指定された配達時間帯を1つずつずらしてグループAおよびグループBを作成してOP103〜OP113の処理が実行される。
CPU501は、配達時間帯が指定された荷物ごとにOP103〜OP115の処理を繰り返し実行することで、図11に例示するように、配達時間帯が指定された荷物とまとめて配送される荷物のグループを作成しつつ、各グループ内の配達時間帯が指定された荷物が指定された配達時間帯内に行われる配送計画の生成を行うことができる。
次に、図12を参照しながら、CPU501が図2、3に示すフローチャートの処理を終了した後に実行する処理について説明する。まず、OP201において、CPU501は、図2、3に示すフローチャートの処理によって作成されたグループに含まれない配送対象の荷物を抽出する。そして、OP202において、CPU501は、OP103と同様に、HDD503に格納されている荷物のグループ化を行うための条件に関する情報を取得し、取得した情報を基に、抽出した荷物のグループを作成する。図13に模式的に示すように、OP202の処理によって、配達時間帯が指定されておらず、かつ図2、3に示すフローチャートの処理によってグループに含まれない荷物が、1つ以上の荷物を含むグループに分けられる。なお、OP202の処理によって作成されるグループが、配送グループ作成手段によって作成される第6の配送グループの一例である。次に、CPU501は、処理をOP203に進める。
OP203において、CPU501は、OP104と同様に、OP202において作成した配送対象の荷物のグループごとに、グループ内の荷物を配送する際の配送車両の駐車場所を決定する。CPU501は、HDD503に格納されている、過去の荷物の配送実績に関する情報を取得し、取得した情報に含まれる配送先ごとの駐車場所、配送車両の停車の時間帯、停車後の配送時間などを基に、グループ内の荷物を配送する配送車両の駐車場所を決定する。各グループに対する駐車場所の決定処理はOP104と同様であるため、ここでは処理の詳細については省略する。図14に模式的に示すように、OP202において作成された荷物のグループごとに、配送車両の駐車場所が決定される。ここでは、図13、14に示す4つの荷物のグループa、b、c、dに対して、それぞれ駐車場所Pa、Pb、Pc、Pdが決定される。
次に、OP204において、CPU501は、OP105と同様に、HDD503に格
納されている図6に例示するテーブルの「停車後配送時間」欄の時間を基に、OP202において作成された荷物のグループごとに、停車後配送時間を算出する。停車後配送時間の算出処理はOP105と同じであるため、ここでは処理の詳細については省略する。図15に模式的に示すように、グループa、b、c、dに対して算出された停車後配送時間は、それぞれ「15分」、「7分」、「30分」、「14分」である。
次に、OP205において、CPU501は、図2、3のフローチャートの処理によって作成された配送計画に、OP201〜OP204の処理によって作成されたグループを追加することで配送計画を生成する。具体的には、CPU501は、図2、3のフローチャートの処理によって作成された配送計画において、配達時間帯が指定された荷物のグループの間に、OP201〜OP204の処理によって作成された配達時間帯が指定されていない荷物のグループを配置する。また、本実施形態においては、一例として、配達時間帯が指定された荷物のグループの停車予定時刻および発車予定時刻は変更されないものとする。また、配達時間帯が指定された荷物のグループと配達時間帯が指定されていない荷物のグループとの間の配送計画の決定処理は、OP109と同様の処理であるとする。
例えば、CPU501は、いわゆる遺伝的アルゴリズムの手法により、各グループを個体とし、各個体の選択や組み換えなどを基に、配達時間帯が指定された荷物のグループの間で、配達時間帯が指定されていない荷物のグループの入れ替えを繰り返す。このとき、CPU501は、配達時間帯が指定されている荷物のグループ間を結ぶルートにより近接する配送先の荷物を含むグループを優先的に選択するなどの条件を基に、配達時間帯が指定されていない荷物のグループの入れ替えを行うことができる。なお、使用する条件はあらかじめHDD503に格納されてよい。そして、CPU501は、配達時間帯が指定された荷物のグループと配達時間帯が指定されていない荷物のグループを含む全体の配送計画において、各荷物の配送にかかる時間や配送車両の移動にかかる時間など配送に関する所要時間に関係しない時間(空白時間)ができるだけ短くなるグループの組み合わせを解として配送計画を生成する。あるいは、上記のグループの入れ替えによって、最初に得られたグループの組み合わせを最適解として配送計画を生成してもよい。
図16に、OP205における配送計画の生成の一例を模式的に示す。図16の例では、図2、3のフローチャートの処理によって作成された、配達時間帯が指定されている荷物のグループの配送計画(図11)のグループ間に、OP204において停車後配送時間が算出された配達時間帯が指定されていない荷物のグループ(図15)が、OP205の処理によって配置される。OP205では、CPU501は、配達時間帯が指定されている荷物のグループの配送計画に配達時間帯が指定されていない荷物のグループを配置すると、配置したグループの停車後配送時間を基に、配達時間帯が指定されている荷物のグループからの移動時間、配送車両の停車予定時刻および発車予定時刻をそれぞれ算出する。
図16の例の場合、例えば、CPU501は、11時台の配達時間帯が指定されているグループ(図中、駐車場所「P2」が指定されているグループ)の次に配送が行われるようグループcを配置するときに、グループ間の配送車両の移動時間を算出し(図中「移動時間:15分」)、算出した移動時間を基にグループcの配送における配送車両の停車予定時刻を算出する(図中「12:21」)。さらに、CPU501は、算出した停車予定時刻とグループcの停車後配送時間を基に、グループcの配送における配送車両の停車予定時刻を算出する(図中「12:51」)。CPU501は、他のグループa、b、dについても同様の処理を実行する。CPU501は、配達時間帯が指定されていないグループの入れ替えと配達時間帯が指定されている荷物のグループからの移動時間、配送車両の停車予定時刻および発車予定時刻の算出とを繰り返して配送計画を生成する。
このように、本実施形態によれば、配送者が配送車両を停車させた後の荷物の配送に要
する時間を踏まえた配送計画を生成することができるため、現実の配送実態をより適切に反映した実用性の高い配送計画を提供することができる。また、生成される配送計画には、過去の配送実績における停車後配送時間が反映されるため、荷物の配送先の配送環境を熟知したいわゆるベテランドライバーによる配送経験を活かした配送計画を生成することができると言える。したがって、いわゆる新人ドライバーや臨時で配送を担当するドライバーなど、各配送先の知見に乏しいドライバーが配送を担当する場合でも、本実施形態において生成される配送計画を基に配送を行うことで、ベテランドライバーによる配送効率と同等の配送効率を達成することが期待できる。さらに、配送実績がない配送先を含めて荷物のグループ化を行うことができるため、ベテランドライバーによる配送実績を基に、新規の配送先を含めたより配送効率の高い配送計画を生成することも期待できる。また、宅配などの分野では、受取人によって荷物の配達時間帯が指定される配送が含まれることが一般的であり、このような配送に対応しつつ効率的な配送を行う配送計画の生成も可能となる。
以上が本実施形態に関する説明であるが、上記の配送計画生成システムの構成や処理は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想と同一性を失わない範囲内において種々の変更が可能である。また、上記の各実施形態で説明した処理などを適宜組み合わせて実施してもよい。例えば、上記のサーバ50によって実行される処理の一部あるいはすべては、情報処理装置10によって実行されるように構成してもよい。
例えば、上記のOP104やOP107における荷物のグループに対する配送車両の駐車場所の指定処理において、HDD503に記憶されている過去の配送実績として、配送日に関する情報、例えば曜日や季節、天候、五十日であるか否か、一般的なセール期間における配送であるか否か、インターネット上や実店舗の特定のショッピングモールにおいてセールが行われる日や期間における配送であるか否か、配送エリア内におけるイベント開催期間における配送であるか否かを示す情報などが含まれてもよい。このような情報により、配送計画を生成する日や曜日、季節、天候、セール期間、イベント期間などが同じである配送実績が示す駐車場所が優先的に指定されるようにすることで、より現実の配送環境に見合った配送計画の生成が可能となることが期待できる。
また、配達時間帯が指定された荷物の配送においては、配送車両が駐車場所に停車してから配送者が配送先に移動するまでの時間が生じると考えられる。そこで、上記のOP112の処理において、上記の時間を踏まえて、グループBの配送の開始時刻(停車予定時刻)が配達時間帯の開始時刻よりも前の時間に変更されるようにしてもよい。
<コンピュータが読み取り可能な記録媒体>
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記サーバや情報処理装置の設定を行うための管理ツール、OSその他を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリ等のメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM等がある。
1 配送計画生成システム
10 情報処理装置
40 ネットワーク
50 サーバ
101、501 CPU
102、502 RAM
103、503 HDD

Claims (9)

  1. 複数の荷物の集合から、配送先が所定の関係にある荷物を含む配送グループを作成する配送グループ作成手段と、
    過去の配送ごとに、荷物を配送する配送車両の駐車場所と、前記配送車両の停車後における荷物の配送に伴う時間とを記憶する配送実績記憶手段と、
    前記配送グループ作成手段によって作成された前記配送グループの荷物を配送する配送車両の駐車場所を、前記配送実績記憶手段に記憶された駐車場所に基づいて決定する駐車場所決定手段と、
    前記配送グループ作成手段によって作成された前記配送グループに対して、前記配送グループ内の荷物について前記配送実績記憶手段に記憶された時間に基づいて、前記駐車場所に停車してから前記荷物の配送を完了し前記駐車場所から発車可能となるまでの時間である停車後配送時間を算出する配送時間算出手段と、
    前記駐車場所決定手段によって決定された駐車場所と、前記配送時間算出手段によって算出された前記停車後配送時間に基づいて、駐車場所間の移動ルート、各駐車場所への停車時刻、および各駐車場所からの発車時刻を含む、配送計画を生成する配送計画生成手段と、
    を有することを特徴とする配送計画生成システム。
  2. 前記集合は、配達時間が指定されている荷物を含み、
    前記配送計画生成手段は、前記配送グループに前記配達時間が指定されている荷物が含まれる場合に、前記配達時間が指定されている荷物が指定された配達時間に配送可能となるよう前記配送計画を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の配送計画生成システム。
  3. 前記集合は、配達時間が指定されている荷物と配達時間が指定されていない荷物とを含み、
    前記配送グループ作成手段は、前記集合から、前記配達時間が指定されている荷物と、前記配達時間が指定されている荷物の配送先と前記所定の関係にある配送先を有する、配達時間が指定されていない荷物とを含むグループを前記配送グループとして作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の配送計画生成システム。
  4. 前記集合は、配達時間が指定されている複数の荷物を含み、
    前記配送グループ作成手段は、前記集合内の配達時間が指定されている荷物ごとに、前記配送グループを作成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の配送計画生成システム。
  5. 前記配送計画生成手段は、前記配送グループ作成手段によって作成された前記配送グループの第1の配送グループの配送における前記配送車両の駐車場所から第2の配送グループの配送における前記配送車両の駐車場所に至るルートを前記配送計画として生成し、前記配送計画において前記第2の配送グループ内の前記配達時間が指定されている荷物が指定された配達時間よりも遅い時間に配送される場合に、前記第1の配送グループの前記配達時間が指定されていない荷物の数を減らし、
    前記配送時間算出手段は、前記配送計画生成手段によって前記第1の配送グループから荷物の数が減らされた第3の配送グループに対して、前記第3の配送グループ内の荷物について前記配送実績記憶手段に記憶された時間に基づいて、配送時間を算出し、
    前記配送計画生成手段は、前記第3の配送グループに対して算出された前記配送時間を基に、前記第3の配送グループの配送における前記配送車両の駐車場所から前記第2の配送グループの配送における前記配送車両の駐車場所に至るルートを前記配送計画として生成する
    ことを特徴とする請求項4に記載の配送計画生成システム。
  6. 前記配送計画生成手段は、前記配送グループ作成手段によって作成された前記配送グループの第4の配送グループの配送における前記配送車両の駐車場所から第5の配送グループの配送における前記配送車両の駐車場所に至るルートを前記配送計画として生成し、前記配送計画において前記第5の配送グループ内の前記配達時間が指定されている荷物が指定された配達時間よりも早い時間に配送される場合に、前記配送計画において、前記第5の配送グループに対して算出された配送時間を、前記第5の配送グループの前記配達時間が指定されている荷物が指定された配達時間に配送される時間に変更する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の配送計画生成システム。
  7. 前記配送グループ作成手段は、前記集合から、前記配達時間が指定されていない荷物を含み前記配達時間が指定されている荷物を含まない第6の配送グループを作成し、
    前記配送計画生成手段は、前記配達時間が指定されている荷物を含む配送グループと前記第6の配送グループとを用いて前記配送計画を生成する
    ことを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の配送計画生成システム。
  8. コンピュータが
    複数の荷物の集合から、配送先が所定の関係にある荷物を含む配送グループを作成するステップと、
    前記配送グループを作成するステップによって作成された前記配送グループの荷物を配送する配送車両の駐車場所を、過去の配送ごとの荷物を配送する配送車両の駐車場所に基づいて決定するステップと、
    前記配送グループを作成するステップによって作成された前記配送グループに対して、前記配送グループ内の荷物について過去の配送ごとの荷物を配送する配送車両の停車後における荷物の配送に伴う時間に基づいて、配送時間を算出するステップと、
    前記配送時間を算出するステップによって算出された前記配送時間に基づいて、前記配送グループを作成するステップによって作成された前記配送グループの荷物を配送する配送車両の前記駐車場所への停車時刻と前記駐車場所からの発車時刻とを決定するステップと、
    前記停車時刻と前記発車時刻とを決定するステップによって決定された前記停車時刻と前記発車時刻を用いて前記配送グループの配送を含む配送計画を生成するステップと
    を実行する配送計画生成方法。
  9. コンピュータを、
    複数の荷物の集合から、配送先が所定の関係にある荷物を含む配送グループを作成する配送グループ作成手段と、
    過去の配送ごとに、荷物を配送する配送車両の駐車場所と、前記配送車両の停車後における荷物の配送に伴う時間とを記憶する配送実績記憶手段と、
    前記配送グループ作成手段によって作成された前記配送グループの荷物を配送する配送車両の駐車場所を、前記配送実績記憶手段に記憶された駐車場所に基づいて決定する駐車場所決定手段と、
    前記配送グループ作成手段によって作成された前記配送グループに対して、前記配送グループ内の荷物について前記配送実績記憶手段に記憶された時間に基づいて、配送時間を算出する配送時間算出手段と、
    前記配送時間算出手段によって算出された前記配送時間に基づいて、前記配送グループ作成手段によって作成された前記配送グループの荷物を配送する配送車両の前記駐車場所への停車時刻と前記駐車場所からの発車時刻とを決定する配送時刻決定手段と、
    前記配送時刻決定手段によって決定された前記停車時刻と前記発車時刻を用いて前記配送グループの配送を含む配送計画を生成する配送計画生成手段と
    として機能させるための配送計画生成プログラム。
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