JP2019144854A - 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 サーバなどの記憶装置に保存されている画像ファイルなどの所定情報をダウンロードし損ねた他装置の使用者であるユーザを確実に救済する。【解決手段】 本発明に係る情報処理システムとしてのネットワークシステム10によれば、複合機20のスキャナ機能により生成された画像ファイルが記憶装置としてのサーバ30へアップロードされる。そして、他装置としての各PC40、40、…のうち予め設定された指定PC40によって、当該サーバ30から画像ファイルをダウンロードすることができる。この画像ファイルには、サーバ30における保存期限が設定されており、この保存期限が到来すると、当該画像ファイルは、サーバ30から削除される。また、このサーバ30から画像ファイルをダウンロードし損ねた未取得PC40に対して、複合機20から当該画像ファイルがメールにより送信され、つまり強制的に送信される。【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システムに関し、特に、パーソナルコンピュータ(以下「PC」と言う。)などの他装置により取得可能な状態でサーバなどの記憶装置に保存されている所定情報を処理する情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システムに関する。
この種の情報処理装置を含む情報処理システムにおいては、記憶装置としてのサーバに所定情報としての様々なデータが保存されるが、サーバに保存しておく必要性の低いデータを適宜に削除することで、当該サーバの記憶容量の枯渇を防ぐことが肝要である。このサーバの記憶容量の枯渇対策として、従来、たとえば特許文献1に開示された技術が知られている。この特許文献1に開示された技術によれば、情報処理装置としての複合機からサーバへアップロード(保存)された画像データごとに、当該サーバにおける保存期限が設定される。それぞれの画像データは、その保存期限が到来したときに、サーバから削除される。ただし、この構成では、他装置としてのPCによりサーバから画像データがダウンロード(取得)される前に、その画像データの保存期限が到来して、当該画像データがサーバから削除されてしまう虞がある。言い換えれば、PCの使用者であるユーザが、サーバにアップロードされた画像データを、当該サーバからダウンロードし損ねる場合があり得る。そのようなユーザを救済するために、特許文献1には、さらに次のような技術が開示されている。
すなわち、画像データの保存期限が到来したときに、一旦、この画像データがサーバから複合機へダウンロードされ、言わば退避される。そして、この画像データの退避先である複合機から、予め設定されたユーザのPCに対して、当該画像データが退避されたことを通知する電子メールが送信される。この電子メールには、複合機に退避された画像データをサーバへ再アップロードするための操作を受付可能なウェブページのURLが記されている。ユーザは、このURLにより示されるウェブページにアクセスすることで、複合機に退避された画像データをサーバへ再アップロードさせることができ、さらには、この再アップロードされた画像データを当該サーバからダウンロードすることができる。なお、複合機に退避された画像データが再アップロードされないうちに予め定められた時間が到来すると、当該画像データは複合機から削除される。
特開2004−46720号公報
しかしながら、前述のような電子メールがユーザのPCへ送信されたとしても、この電子メールが当該ユーザによって見落とされてしまう場合がある。そうしているうちに、複合機に退避された画像データが再アップロードされることなく当該複合機から削除されると、結局のところ、その画像データをダウンロードし損ねたユーザは、当該画像データを取得することができなくなる。要するに、特許文献1に開示された技術では、サーバに保存されている画像データを当該サーバから取得し損ねたユーザを、確実に救済することができない。
そこで、本発明は、サーバなどの記憶装置に保存されている画像データなどの所定情報を取得し損ねた他装置の使用者であるユーザを、確実に救済することができる新規な技術を提供することを、目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、情報処理装置に係る第1の発明、情報処理プログラムに係る第2の発明、情報処理方法に係る第3の発明、および情報処理システムに係る第4の発明を含む。
このうちの情報表示装置に係る第1の発明は、他装置により取得可能な状態で記憶装置に保存されている所定情報を処理する情報処理装置であって、送信手段を備える。ここで、記憶装置における所定情報の保存期限が、予め定められている。その上で、送信手段は、記憶装置における所定情報の保存期限が到来したときに、その所定情報を未取得の他装置である未取得装置に対して、当該所定情報を送信する。
なお、本第1の発明においては、削除手段が、さらに備えられてもよい。この削除手段は、送信手段による未取得装置への所定情報の送信後に、記憶装置から当該所定情報を削除する。
また、本第1の発明においては、制限手段が、さらに備えられてもよい。この制限手段は、所定条件に応じて、送信手段による未取得装置への所定情報の送信を制限する。
この制限手段が備えられる場合には、通知手段が、さらに備えられるのが望ましい。この通知手段は、制限手段によって送信手段による未取得装置への所定情報の送信が制限されたときに、当該未取得装置に対して、記憶装置における当該所定情報の保存期限が到来(または経過)したことを通知する。
ここで言う所定条件は、所定情報の容量が所定量を超える、という容量条件を含んでもよい。
また、ここで言う所定条件は、未取得装置の数が所定数を超える、という未取得数条件を含んでもよい。
さらに、本第1の発明に係る情報処理装置は、前述の記憶装置を含んでもよい。
そして、ここで言う所定情報は、画像情報を含んでもよい。
本発明のうちの第2の発明に係る情報処理プログラムは、他装置により取得可能な状態に記憶装置に保存されている所定情報を処理する情報処理装置用の情報処理プログラムであって、当該情報処理装置のコンピュータに、送信手順を実行させる。ここで、記憶装置における所定情報の保存期限が、予め定められている。その上で、送信手順においては、記憶装置における所定情報の保存期限が到来したときに、その所定情報を未取得の他装置である未取得装置に対して、当該所定情報を送信する。
本発明のうちの第3の発明に係る情報処理方法は、他装置により取得可能な状態に記憶装置に保存されている所定情報を処理する情報処理装置における情報処理方法であって、送信ステップを含む。ここで、記憶装置における所定情報の保存期限が、予め定められている。その上で、送信ステップにおいては、記憶装置における所定情報の保存期限が到来したときに、その所定情報を未取得の他装置である未取得装置に対して、当該所定情報を送信する。
本発明のうちの第4の発明に係る情報処理システムは、第1の発明に係る情報処理装置、他装置、および記憶装置を備える。ここで、他装置は、第1の発明における他装置に対応する。そして、記憶装置は、第1の発明における記憶装置に対応する。
本発明によれば、記憶装置に保存されている所定情報を取得し損ねた他装置の使用者であるユーザを、確実に救済することができる。
図1は、本発明の第1実施例に係るネットワークシステムの全体の構成を示す図である。 図2は、第1実施例における複合機の電気的な構成を示すブロック図である。 図3は、第1実施例における複合機のRAM内の構成を概念的に示すメモリマップである。 図4は、第1実施例における複合機の主記憶部に記憶されている管理テーブルの構成を概念的に示す図である。 図5は、第1実施例における複合機のディスプレイに表示されるアップロードダイアログボックスの一例を示す図である。 図6は、第1実施例における複合機とサーバとそれぞれのPCとの間の通信手順の一例を示す図である。 図7は、図6に続く図である。 図8は、図7に続く図である。 図9は、図8に続く図である。 図10は、第1実施例における指定PCに送信されるファイル取得依頼通知メールの内容の一例を示す図である。 図11は、第1実施例における未取得PCに送信されるファイル削除通知メールの内容の一例を示す図である。 図12は、第1実施例における複合機のCPUが実行するファイル保存処理の流れを示すフロー図である。 図13は、第1実施例における複合機のCPUが実行するユーザ管理処理の流れを示すフロー図である。 図14は、第1実施例における複合機のCPUが実行するファイル管理処理の一部の流れを示すフロー図である。 図15は、第1実施例における複合機のCPUが実行するファイル管理処理の残りの部分の流れを示すフロー図である。 図16は、本発明の第2実施例における複合機のディスプレイに表示されるファイル送信制限設定画面の一例を示す図である。 図17は、第2実施例における複合機のCPUが実行するファイル管理処理の一部の流れを示すフロー図である。
[第1実施例]
本発明の第1実施例について、図1に示される企業(社内)用のネットワークシステム10を例に挙げて説明する。
図1に示されるように、本第1実施例に係るネットワークシステム10は、情報処理装置としての複合機20、記憶装置としてのFTP(File Transfer Protocol)サーバ(以下単に「サーバ」と言う。)30、および他装置としての1台以上の、たとえば複数台の、PC40、40、…を備える。
複合機20は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能などの複数の機能を備える、いわゆるMFP(Multifunction Peripheral)である。この複合機20は、これを従業員などの複数の人間によって共用することができるように、社内の適当な場所に設置される。
サーバ30は、これに権限者以外の人間が近づけないようにするために、社内のサーバ室や社外のデータセンタなどの機密管理が厳重な場所に設置される。図示は省略するが、このサーバ30は、大容量のハードディスクドライブなどの記憶手段を有している。この記憶手段には、後述する如く複合機20のスキャナ機能により生成された画像ファイルなどの様々なデータが記憶される。
それぞれのPC40は、たとえば個々の従業員用として、当該個々の従業員に割り当てられる。また、それぞれのPC40には、個別のメールアドレスが設定される。これ以降、それぞれのPC40の使用者である従業員を、「ユーザ」と表現することがあり、また、「ユーザA」、「ユーザB」、「ユーザC」、…というようにユーザごとに分けて表現することもある。
これらの複合機20、サーバ30、およびそれぞれのPC40は、ネットワーク50に接続される。このネットワーク50は、たとえばVPN(Virtual Private Network)または専用線であるが、高いセキュリティが保たれるのであれば、これらに限らない。
複合機20について、より詳しく説明すると、当該複合機20は、図2に示されるように、画像読取部202、画像形成部204、および通信部206を備える。併せて、複合機20は、制御部208、補助記憶部210、および外部記憶媒体接続部212を備える。さらに、複合機20は、表示部214、および操作部216を備える。これらは、互いに共通のバス218に接続される。
画像読取部202は、不図示の原稿の画像を読み取って当該原稿の画像に応じた2次元の画像データを出力する画像読取処理を担う、画像読取手段である。このため、画像読取部202は、不図示の原稿載置台、光源、複数のミラー、結像レンズ、ラインセンサなどを備える。この画像読取部202は、複合機のコピー機能、スキャナ機能、およびファクシミリ(ファクシミリ送信)機能の実現に供される。また、画像読取部202には、不図示の自動原稿送り装置(Auto Document Feeder:ADF)が付属される場合がある。
画像形成部204は、不図示の用紙などのシート状の画像記録媒体に電子写真方式によって画像を形成する画像形成処理を担う、画像形成手段である。このため、画像形成部204は、不図示の感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置、定着装置などを備える。この画像形成部204は、複合機20のコピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ(ファクシミリ受信)機能の実現に供される。なお、画像形成部204は、電子写真方式に限らず、たとえばインクジェット方式によって、画像形成処理を行うものであってもよい。
通信部206は、ネットワーク50を介しての双方向の通信処理を担う、通信手段である。また、通信部206は、不図示の公衆電話回線を介しての双方向の通信処理をも担う。この通信部206は、複合機20のプリンタ機能、ファクシミリ機能、およびスキャナ(ネットワークスキャナ)機能の実現に供される。
制御部208は、複合機20の全体的な制御を司る、制御手段である。このため、制御部208は、制御実行手段としてのCPU(Central Processing Unit)208aを備える。併せて、制御部208は、CPU208aが直接アクセス可能な主記憶手段としての主記憶部208bを備える。この主記憶部208bは、たとえば不図示のROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を含む。このうちのROMには、CPU208aの動作を制御するための制御プログラム(ファームウェア)が記憶されている。そして、RAMは、CPU208aが当該制御プログラムに基づく処理を実行する際の作業領域およびバッファ領域を構成する。このRAM内の概念的な構成を、図3のメモリマップ60に示す。
この図3のメモリマップ60に示されるように、RAMは、プログラム記憶領域62およびデータ記憶領域64を有する。このうちのプログラム記憶領域62には、前述の制御プログラムが記憶されている。この制御プログラムは、表示制御プログラム620、操作検出プログラム622、画像読取プログラム624、画像形成プログラム626、通信制御プログラム628、ウェブサーバプログラム630、ファイル保存プログラム632、ユーザ管理プログラム634、ファイル管理プログラム636などを含む。
表示制御プログラム620は、表示部214の後述するディスプレイ214aの表示面に各種画面を表示させるのに必要な表示画面データを生成するためのプログラムである。操作検出プログラム622は、操作部216の後述するタッチパネル216aへの操作状態を検出するためのプログラムである。画像読取プログラム624は、画像読取部202を制御するためのプログラムである。画像形成プログラム626は、画像形成部204を制御するためのプログラムである。通信制御プログラム628は、通信部206を制御するためのプログラムである。
さらに、ウェブサーバプログラム630は、後述するウェブサーバ機能を実現するためのプログラムである。ファイル保存プログラム632は、制御部208のCPU208aに後述するファイル保存処理を実行させるためのプログラムである。ユーザ管理プログラム634は、CPU208aに後述するユーザ管理処理を実行させるためのプログラムである。そして、ファイル管理プログラム636は、CPU208aに後述するユーザ管理処理を実行させるためのプログラムである。
一方、データ記憶領域64には、各種のデータが記憶されている。この各種のデータとしては、表示画像生成データ640、操作データ642、画像データ644、送受信データ646、管理テーブル648などがある。
表示画像生成データ640は、前述の表示制御プログラム620に基づく表示画面データの生成に用いられるポリゴンデータやテクスチャデータなどのデータである。操作データ642は、タッチパネル216aに対する操作状態を表すデータであり、詳しくは当該タッチパネル216aに対するオペレータのタッチ位置(座標)を表す時系列のデータである。画像データ644は、画像読取部202から出力される画像データや、画像形成部204による画像形成処理に供される画像データなどの各種の画像データである。そして、送受信データ646は、サーバ30やそれぞれのPC40などとの間で送受信されるデータである。この送受信データ646には、後述するスキャナ機能により生成される画像ファイルが含まれる。管理テーブル648については、後で詳しく説明する。
図2に戻って、補助記憶部210は、不図示のハードディスクやNVRAM(Non-Volatile RAM)などを含む、補助記憶手段である。この補助記憶部210には、CPU208aによる制御に従って、各種のデータが記憶される。なお、前述の制御プログラムは、適宜にアップデートされるが、このアップデートされた制御プログラムもまた、補助記憶部210に記憶される。
外部記憶媒体接続部212は、不図示のUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの外部記憶媒体が接続可能な接続口を有しており、当該外部記憶媒体との間で各種データの送受信を行う。したがってたとえば、外部記憶媒体に記憶されている各種データを複合機20側に取り込んだり、当該複合機20側から外部記憶媒体に各種データを送り込んで記憶させたりすることが可能である。
表示部214は、表示手段としてのディスプレイ214aを有する。このディスプレイ214aは、操作部216のタッチパネル216aと協働して、タッチパネル付きディスプレイ(タッチスクリーン)を構成する。このディスプレイ214aは、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)であるが、これに限らず、有機エレクトロルミネッセンス(EL)ディスプレイなどであってもよい。また、表示部214は、ディスプレイ214a以外に、不図示の発光ダイオードなどの適宜の発光素子を含む。
操作部216は、操作受付手段としてのタッチパネル216aを有する。このタッチパネル216aは、前述の如くディスプレイ214aと協働して、タッチパネル付きディスプレイを構成する。このため、タッチパネル216aは、ディスプレイ214aの表示面上に重なるように設けられる。このタッチパネル216aは、たとえば静電容量方式のものであるが、これに限らず、電磁誘導方式、抵抗膜方式、赤外線方式などの他の方式のものであってもよい。また、操作部216は、タッチパネル216a以外に、不図示の押しボタンスイッチなどの適宜のハードウェアスイッチを含む。
さて、本第1実施例に係るネットワークシステム10によれば、複合機20のスキャナ機能により生成された画像ファイルをサーバ30へアップロードすることができる。そして、各PC40、40、…のうち予め任意に設定された指定PC40によって、このサーバ30へアップロードされた画像ファイルを当該サーバ30からダウンロードすることができる。なお、ここで言う画像ファイルは、本発明に係る画像情報の一例であり、つまり本発明に係る所定情報の一例でもある。
具体的には、複合機20からサーバ30へアップロードされる画像ファイルごとに予め1台以上の指定PC40が任意に指定される。その上で、複合機20のスキャナ機能により画像ファイルが生成されると、この画像ファイルは、当該複合機20からサーバ30へアップロードされる。そして、この画像ファイルのアップロードが完了すると、当該画像ファイルをサーバ30からダウンロードするよう依頼するファイル取得依頼通知メールが、複合機20から指定PC40へ送信される。このファイル取得依頼通知メールには、サーバ30へアップロードされた画像ファイルを当該サーバ30からダウンロードするためのウェブページのハイパーリンク(以下単に「リンク」と言う。)が貼られている。指定PC40のユーザは、このリンク先であるダウンロード用のウェブページにアクセスすることで、サーバ30へアップロードされた画像ファイルを当該サーバ30からダウンロードすることができる。なお、複合機20は、ウェブサーバ機能を備えており、ここで言うダウンロード用のウェブページは、複合機20のウェブサーバ機能により当該複合機20(補助記憶部210)内に構成される。この複合機20のウェブサーバ機能は、複合機20のCPU208aが前述のウェブサーバプログラム630に従う処理を実行することにより実現される。
さらに、本第1実施例に係るネットワークシステム10によれば、サーバ30へアップロードされた画像ファイルに、当該サーバ30における保存期限が設定される。そして、この保存期限が到来すると、当該保存期間が到来した画像ファイルは、サーバ30から自動的に削除される。これにより、サーバ30(記憶手段)の記憶容量の枯渇対策が図られる。
なお、前述のファイル取得依頼通知メールが指定PC40へ送信されたとしても、このファイル取得依頼通知メールが当該指定PC40のユーザによって見落とされてしまう場合がある。そうしているうちに、サーバ30へアップロードされた画像ファイルの保存期限が到来して、その画像ファイルが当該サーバ30から削除されるとすると、ファイル取得依頼通知メールを見落としたユーザは、当該画像ファイルをダウンロードし損ねることになる。そのようなユーザを救済するために、本第1実施例に係るネットワークシステム10によれば、サーバ30へアップロードされた画像ファイルが当該サーバ30から削除される前に、その時点でまだ当該画像ファイルをダウンロードしていない指定PC40である言わば未取得PC40に対して、当該画像ファイルが電子メールにより送信される。このように未取得PC40に対して画像ファイルが電子メールにより言わば強制的に送信されることで、当該未取得PC40のユーザが確実に救済される。
より具体的に説明すると、複合機20において、操作部216の操作によって、まず、スキャナ機能(スキャナモード)が選択される。そして、このスキャナ機能によりこれから生成される画像ファイルのファイル名、ファイル形式、およびアップロード先が任意に設定される。併せて、前述のファイル取得依頼通知メールの送信先となる指定PC40が任意に設定される。このうちのファイル名については、任意のファイル名が設定される必要はなく、当該任意のファイル名が設定されない場合には、適当なファイル名が自動的に設定される。ファイル形式としては、PDF(Portable Document Format)形式やJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などが設定される。アップロード先としては、サーバ30の任意のフォルダが設定される。指定PC40としては、任意のPC40のメールアドレスが設定される。また、指定PC40としては、複合機20のオペレータ(つまり画像ファイルの提供者であるオーナ)自身のPC40のメールアドレスを設定することもできる。この指定PC40のメールアドレスの設定は、当該メールアドレスを直接的に入力(キー入力)することによって設定することもできるし、予め複合機20に登録されたアドレス帳を利用して設定することもできる。これ以外に、必要に応じてカラーモード、解像度、原稿の向き、当該原稿のサイズなどが、適宜に設定される。
これらの設定が完了すると、図4に示されるような管理テーブル648が主記憶部208b内に作成され、厳密には画像ファイルと指定PC40との組合せごとにレコードが作成される。それぞれのレコードには、管理番号(No.)、ファイル名、ファイル形式、アップロード先、アップロード日時、保存期限、メールアドレス、URL、およびステータスを記録するためのフィールドが設けられる。このうちの管理番号は、画像ファイルと指定PC40との組合せを識別するための情報である。この管理番号のフィールドには、当該組合せごとに自動的に付される個別の管理番号が記録される。そして、ファイル名、ファイル形式、およびアップロード先の各フィールドにはそれぞれ、前述の設定に従う画像ファイルのファイル名、ファイル形式、およびアップロード先が記録される。併せて、メールアドレスのフィールドには、前述の設定に従う指定PC40のメールアドレスが記録される。
なお、この時点(レコードが作成された時点)では、アップロード日時、保存期限、URL、およびステータスの各フィールドへの記録は行われない。このうちのアップロード日時は、それぞれの画像ファイルがサーバ30へアップロードされた時点の日時である。保存期限は、それぞれの画像ファイルのサーバ30における保存期限である。URLは、それぞれの画像ファイルをサーバ30からダウンロードするための前述したダウンロード用のウェブページのURLである。ステータスは、それぞれの画像ファイルが指定PC40によってダウンロードされたかどうかを表す、つまり当該指定PC40による画像ファイルの取得状態を表す、情報である。
そして、複合機20の画像読取部202の前述した原稿載置台または自動原稿送り装置に原稿がセットされた上で、操作部216の操作により読取開始が指示(たとえばスタートボタンが押下)されると、当該画像読取部202による画像読取処理が開始される。これにより、原稿の画像に応じた画像データが画像読取部202から出力される。この画像データは、CPU208a(または不図示の画像処理用のプロセッサ)による処理によって、前述の設定に従うファイル形式の画像ファイルに纏められる。このスキャン機能により生成された画像ファイルは、主記憶部208b内に一時的に記憶される。
このスキャナ機能による画像ファイルの生成後、図5に示されるようなアップロードダイアログボックス70が複合機20のディスプレイ214aに表示される。このアップロードダイアログボックス70は、複合機20のオペレータに対して、スキャナ機能により生成された画像ファイルをこれからサーバ30へアップロードすることの同意を求める画面である。
この図5に示されるアップロードダイアログボックス70においては、スキャナ機能により生成された画像ファイルをこれからサーバ30へアップロードすることを表す横書きの文字列72が記される。併せて、この文字列72の下方に、当該画像ファイルのサーバ30における保存期限を年月日時分単位で表す横書きの文字列74が記される。この保存期限は、たとえばスキャナ機能により画像ファイルが生成された時点を基点(始期)とする予め定められた保存期間の終期に当たる日時である。ここで言う保存期間は、たとえば複合機20の基本的な設定であるシステム設定において、年月日時分単位で任意に設定される。また後述するように、スキャナ機能により画像ファイルが生成された時点の日時は、当該画像ファイルのアップロード日時として取り扱われる。
さらに、アップロードダイアログボックス70には、「OK」という横書きの文字列が記されたOKボタン76と、「キャンセル」という横書きの文字列が記されたキャンセルボタン78とが、横並びに設けられる。このうちのOKボタン76が操作されると、画像ファイルのサーバ30へのアップロードが開始される。併せて、前述の管理テーブル648における対応するレコードのアップロード日時のフィールドに、その画像ファイルのアップロード日時として、当該画像ファイルが生成された時点の日時が記録される。また、管理テーブル648における対応するレコードの保存期限のフィールドに、その画像ファイルの保存期限として、文字列74で表されるのと同じ日時が記録される。加えて、管理テーブル648における対応するレコードのURLのフィールドに、サーバ30へアップロードされた画像ファイルを当該サーバ30からダウンロードするための前述したダウンロード用のウェブページのURLが記録される。このURLには、それぞれの指定PC40ごとに異なる(個別の)クエリ情報が自動的に付される。このクエリ情報は、後述する如くいずれの指定PC40によりダウンロード用のウェブページがアクセスされたのか、また、その指定PC40によりサーバ30から画像ファイルがダウンロードされたのか、ということなどを認識するのに用いられる。そして、管理テーブル648におけるステータスのフィールドに、現時点(OKボタン76が操作された時点)ではサーバ30へアップロードされた画像ファイルがそれぞれの指定PC40によりダウンロードされていないことを表すたとえば「未取得」という情報が記録される。
一方、キャンセルボタン78が操作されると、画像ファイルのサーバ30へのアップロードは行われない。この場合、主記憶部208bに一時的に記憶された画像ファイルが当該主記憶部208bから削除される。併せて、管理テーブル648における対応するレコードが削除される。
アップロードダイアログボックス70のOKボタン76が操作された後、複合機20とサーバ30とそれぞれのPC40との間で、図6〜図9に示されるような手順により通信が行われる。なお、ここでは、ユーザAのPC40、ユーザBのPC40、およびユーザCのPC40が、つまり合計3台のPC40、40および40が、それぞれ指定PC40として設定されているものとする。
まず、図6を参照して、前述のアップロードダイアログボックス70のOKボタン76が操作されると、その直後の時点t1において、複合機20からサーバ30への画像ファイルの送信が開始され、つまりアップロードが開始される。これに応答して、時点t3において、サーバ30による複合機20からの画像ファイルの受信が開始される。このサーバ30による画像ファイルの受信が完了すると、その直後の時点t5において、当該画像ファイルがサーバ30(記憶手段)に保存される。そして、このサーバ30による画像ファイルの保存が完了すると、その直後の時点t7において、当該サーバ30から複合機20へ保存完了通知が行われ、詳しくは所定の通知データが送信される。
この通知データは、時点t9において、複合機20により受信される。複合機20は、この通知データを受信することで、つまりサーバ30から保存完了通知を受けることで、当該サーバによる画像ファイルの保存が完了したことを認識する。その上で、時点t11において、複合機20は、全ての指定PC40、40および40に対して前述のファイル取得依頼通知メールを送信する。このファイル取得依頼通知メールは、適当な時点t13、t15およびt17において、各指定PC40、40および40により受信される。
ここで、ファイル取得依頼通知メールの一例80を、図10に示す。この図10に示されるファイル取得依頼通知メールの一例80によれば、画像ファイルがサーバ30に保存されたことを表す横書きの文字列82が記される。併せて、この文字列82の下方に、当該画像ファイルをサーバ30からダウンロードするよう依頼する内容の横書きの文字列84が記される。さらに、文字列84の下方に、当該画像ファイルをダウンロードするためのダウンロード用のウェブページのURLを表す文字列86が記される。そして、文字列86の下方に、当該画像ファイルのサーバ30における保存期限を年月日時分単位で表す文字列88が記される。このようなファイル取得依頼通知メールを受信した指定PC40のユーザは、ダウンロード用のウェブページのURLを表す文字列86が記された部分を操作することで、当該ダウンロード用のウェブページにアクセスすることができる。前述したように、このダウンロード用のウェブページは、複合機20のウェブサーバ機能により当該複合機20内に構成される。また、このダウンロード用のウェブページのURLには、それぞれの指定PC40ごとに異なるクエリ情報(図10においては文字列86のうちの「123def567」という文字列で表される情報)が自動的に付される。そして、文字列88により表される保存期限は、管理テーブル648の内容に基づく。
続いて、図7を参照して、画像ファイルの保存期限よりも前の或る時点t31において、たとえば指定PC40の1つであるユーザAのPC40により、当該画像ファイルのダウンロードを要求する操作が行われる、とする。すなわち、ユーザAのPC40により、前述のダウンロード用のウェブページにアクセスされ、このウェブページ上で、当該画像ファイルをダウンロードするための操作が行われる、とする。すると、ユーザAのPC40からダウンロード用のウェブページを介してサーバ30へダウンロード要求が行われ、詳しくは所定の要求データが送信される。
この要求データは、時点t33において、サーバ30により受信される。この要求データを受信したサーバ30は、時点t35において、当該要求データの内容を解析する。これにより、サーバ30は、要求データの送信元であるユーザAのPC40が当該要求データに対応する画像ファイルのダウンロードを要求していることを認識する。そして、サーバ30は、時点t37において、対応する画像ファイルのユーザAのPC40への送信を開始し、つまり当該画像ファイルのダウンロードを開始する。
これに応答して、時点t39において、ユーザAのPC40によるサーバ30からの画像ファイルの受信が開始される。このユーザAのPC40による画像ファイルの受信が完了すると、つまり当該画像ファイルのダウンロードが完了すると、その直後の時点t41において、ユーザAのPC40から複合機20へ当該ダウンロードが完了したことを表す取得完了通知が行われ、詳しくは所定の通知データが送信される。
この通知データは、時点t43において、複合機20により受信される。厳密に言えば、サーバ30からユーザAのPC40への画像ファイルのダウンロードは、複合機20により構成されたダウンロード用のウェブページを介して行われるので、複合機20は、このダウンロード用のウェブページ上で当該ユーザAのPC40からの取得完了通知を受ける。また前述したように、ダウンロード用のウェブページのURLには、それぞれの指定PC40ごとに異なるクエリ情報が付されているので、複合機20は、このクエリ情報から当該ダウンロード用のウェブページにアクセスしたPC40を認識する。
そして、時点t43の後の時点t45において、複合機20は、管理テーブル648における対応するレコードのステータスのフィールドに、ユーザAのPC40による画像ファイルのダウンロードが完了したことを表すたとえば「取得済」という情報を記録し、つまり当該レコードの内容を更新する。なお、図示は省略するが、たとえばユーザBのPC40により画像ファイルのダウンロードを要求する操作が行われた場合も、時点t31〜時点t45におけるのと同様の手順で通信が行われるとともに、管理テーブル648の対応するレコードの内容が更新される。
さらに、図8を参照して、たとえば時点t51において、ユーザCのPC40により画像ファイルのダウンロードを要求する操作が行われないうちに、当該画像ファイルの保存期限が到来する、とする。この場合、時点t51の直後の時点t53において、複合機20からサーバ30に対して、その保存期限が到来した画像ファイルのダウンロードを要求する要求データが送信される。
この要求データは、時点t55において、サーバ30により受信される。この要求データを受信したサーバ30は、時点t57において、当該要求データの内容を解析する。これにより、サーバ30は、要求データの送信元である複合機20が当該要求データに対応する画像ファイルのダウンロードを要求していることを認識する。そして、サーバ30は、時点t59において、対応する画像ファイルの複合機20への送信を開始し、つまり当該画像ファイルのダウンロードを開始する。
これに応答して、時点t61において、複合機20によるサーバ30からの画像ファイルの受信が開始される。この複合機20による画像ファイルの受信が完了すると、つまり当該画像ファイルのダウンロードが完了すると、その後の時点t65において、複合機20から前述の未取得PC40であるユーザCのPC40に対して、ファイル削除通知が行われ、詳しくはファイル削除通知メールが送信される。そして、このファイル削除通知メールに、サーバ30から複合機20へダウンロードされた画像ファイルが添付される。
ここで、ファイル削除通知メールの一例90を、図11に示す。この図11に示されるファイル削除通知メールの一例90によれば、画像ファイルの保存期限が到来したため当該画像ファイルをサーバ30から削除することを表す横書きの文字列92が記される。併せて、この文字列92の下方に、サーバ30から削除される画像ファイルを念のためファイル削除通知メールに添付することを表す横書きの文字列94が記される。さらに、文字列94の下方に、当該ファイル削除通知メールに添付された画像ファイルのファイル名を表す横書きの文字列96が記される。
図9を参照して、複合機20から未取得PC40であるユーザCのPC40に送信されたファイル削除通知メールは、時点t67において、当該ユーザCのPC40により受信される。すなわち、サーバ30から画像ファイルをダウンロードし損ねたユーザCのPC40に対して、当該画像ファイルが強制的に送信される。これにより、当該画像ファイルをダウンロードし損ねたユーザCが救済される。
そして、時点t67と前後しての時点t69において、複合機20からサーバ30に対して、保存期限が到来した画像ファイルの削除を要求する要求データが送信される。この要求データは、時点t71において、サーバ30により受信される。この要求データを受信したサーバ30は、時点t73において、当該要求データの内容を解析する。これにより、サーバ30は、要求データの送信元である複合機20が当該要求データに対応する画像ファイルの削除を要求していることを認識する。そして、サーバ30は、時点t75において、対応する画像ファイルを削除する。このサーバ30に保存された画像ファイルの削除が完了すると、その直後の時点t77において、当該サーバ30から複合機20へ削除完了通知が行われ、詳しくは所定の通知データが送信される。
この通知データは、時点t79において、複合機20により受信される。複合機20は、この通知データを受信することで、つまりサーバ30から削除完了通知を受けることで、当該サーバに保存された画像ファイルの削除が完了したことを認識する。その上で、時点t81において、複合機20は、先にサーバ30からダウンロードした画像ファイルを削除する。さらに、その後の時点t83において、複合機20は、管理テーブル648における対応するレコードを削除する。
なお、図示は省略するが、画像ファイルの削除期限が到来する前に、全ての指定PC40、40および40によりサーバ30から当該画像ファイルがダウンロードされた場合には、時点t69〜時点t79と同様の手順で通信が行われる。すなわち、複合機20からサーバ30に対して、その画像ファイルの削除を要求する要求データが送信される。そして、サーバ30において、この要求データに対応する画像ファイルが削除され、当該サーバ30から複合機20に対して、削除完了通知が行われる。その上で、時点t83と同様に、複合機20において、管理テーブル648における対応するレコードが削除される。
ところで前述したように、複合機20のスキャナ機能により生成された画像ファイルは、サーバ30へアップロードされ、その後、当該複合機20から全ての指定PC40、40、…へファイル取得依頼通知メールが送信されるが、そのために、当該複合機20のCPU208aは、ファイル保存プログラム632に従って、ファイル保存処理を実行する。このファイル保存処理の流れを、図12に示す。
この図12に示されるように、複合機20のCPU208aは、まず、ステップS1において、画像ファイルのアップロード日時を管理テーブル648に記録する。前述したように、このアップロード日時としては、画像ファイルが生成された時点の日時が記録される。そして、CPU208aは、処理をステップS3へ進める。
ステップS3において、CPU208aは、画像ファイルの保存期限を管理テーブル648に記録する。前述したように、この保存期限としては、画像ファイルが生成された時点を基点とする予め定められた保存期間の終期に当たる日時が記録される。そして、CPU208aは、処理をステップS5へ進める。
ステップS5において、CPU208aは、画像ファイルのサーバ30へのアップロードを開始する。そして、CPU208aは、処理をステップS7へ進めて、このアップロードが完了するのを待つ(S7:NO)。そして、アップロードが完了すると(S7:YES)、CPU208aは、処理をステップS7からステップS9へ進める。
ステップS9において、CPU208aは、全ての指定PC40、40、…に対して前述のファイル取得依頼通知メールを送信する。これをもって、CPU208aは、ファイル保存処理を終了する。
また前述したように、それぞれの指定PC40から複合機20へ取得完了通知が行われると、この複合機20の管理テーブル648における対応するレコードが更新されるが、そのために、当該複合機20のCPU208aは、ユーザ管理プログラム634に従って、ユーザ管理処理を実行する。このユーザ管理処理の流れを、図13に示す。
この図13に示されるように、CPU208aは、ステップS11において、いずれかの指定PC40から取得完了通知を受けるのを待つ(S11:NO)。そして、取得完了通知を受けると、CPU208aは、処理をステップS13へ進める。
ステップS13において、CPU208aは、管理テーブル648における対応するレコードのステータスのフィールドに「取得済」という情報を記録し、つまり当該レコードを更新する。そして、CPU208aは、処理をステップS11に戻す。
さらに、画像ファイルの保存期限が到来する前に、当該画像ファイルが全ての指定PC40、40、…によりダウンロードされたとき、または、少なくともいずれかの指定PC40により画像ファイルがダウンロードされる前に、その画像ファイルの保存期限が到来したときの、当該画像ファイルを管理するために、複合機20のCPU208aは、ファイル管理プログラム636に従って、ファイル管理処理を実行する。このファイル管理処理の流れを、図14〜図15に示す。
まず、CPU208aは、ステップS21において、管理テーブル648を参照して、全ての指定PC40によりダウンロード済の画像ファイルの有無を確認する。そして、CPU208aは、処理をステップS23へ進めて、全ての指定PC40によりダウンロード済の画像ファイルが存在するかどうかを判定する。このステップS23において、全ての指定PC40によりダウンロード済の画像ファイルが存在する場合(S23:YES)、CPU208aは、処理をステップS25へ進める。一方、全ての指定PC40によりダウンロード済の画像ファイルが存在しない場合、つまりいずれかの指定PC40によりまだダウンロードされていない画像ファイルが存在する場合(S23:NO)、CPU208aは、ステップS25〜ステップ29を飛ばして、後述するステップS31へ処理を進める。
ステップS25において、CPU208aは、サーバ30に対して、全ての指定PC40によりダウンロード済の画像ファイルを削除するよう要求する。そして、CPU208aは、処理をステップS27へ進めて、サーバ30からの応答としての削除完了通知を受けるのを待つ(S27:NO)。サーバ30から削除完了通知を受けると(S27:YES)、CPU208aは、処理をステップS29へ進める。
ステップS29において、CPU208aは、管理テーブル648における対応するレコードを削除する。そして、CPU208aは、処理をステップS31へ進める。
ステップS31において、CPU208aは、改めて管理テーブル648を参照して、保存期限が到来した画像ファイルの有無を確認する。そして、CPU208aは、処理をステップS33へ進めて、保存期限が到来した画像ファイルが存在するかどうかを判定する。このステップS33において、保存期限が到来した画像ファイルが存在する場合(S33:YES)、CPU208aは、処理をステップS35へ進める。一方、保存期限が到来した画像ファイルが存在しない場合(S33:NO)、CPU208aは、処理をステップS21へ戻す。
ステップS35において、CPU208aは、サーバ30に対して、保存期限が到来した画像ファイルのダウンロードを要求する。そして、CPU208aは、処理をステップS37へ進めて、そのダウンロードを開始する。さらに、CPU208aは、処理をステップS39へ進めて、そのダウンロードが完了するのを待つ(S39:NO)。そして、ダウンロードが完了すると(S39:YES)、CPU208aは、処理をステップS39からステップS41へ進める。
ステップS41において、CPU208aは、ダウンロードされた画像ファイルを補助記憶部210に保存する。そして、CPU208aは、処理をステップS43へ進めて、この画像ファイルをまだダウンロードしていない未取得PC40に対して、当該画像ファイルが添付されたファイル削除通知メールを送信する。このステップS43における画像ファイルが添付されたファイル削除通知メールの送信は、通信部206を介して行われるが、このステップS43を実行するCPU208aを含む制御部208および当該通信部206は、本発明に係る送信手段の一例である。このステップS43の実行後、CPU208aは、処理をステップS45へ進める。
ステップS45において、CPU208aは、サーバ30に対して、保存期限が到来した画像ファイルを削除するよう要求する。そして、CPU208aは、処理をステップS47へ進めて、サーバ30からの応答としての削除完了通知を受けるのを待つ(S47:NO)。サーバ30から削除完了通知を受けると(S47:YES)、CPU208aは、処理をステップS49へ進める。なお、ステップS45におけるサーバ30へのファイル削除要求、およびステップS47におけるサーバ30からの削除完了通知の受信もまた、通信部206を介して行われる。これらステップS45およびステップS47を実行するCPU208aを含む制御部208および当該通信部206は、本発明に係る削除手段の一例である。
ステップS49において、CPU208aは、補助記憶部210へ保存した画像ファイルを削除する。さらに、CPU208aは、処理をステップS51へ進めて、管理テーブル648における対応するレコードを削除する。そして、CPU208aは、処理をステップS21へ戻す。
このように本第1実施例によれば、サーバ30へアップロードされた画像ファイルを当該サーバ30からダウンロードし損ねた未取得PC40に対して、複合機20から当該画像ファイルがファイル削除通知メールにより送信され、言わば強制的に送信される。これにより、未取得PC40のユーザが救済される。なお、未取得PC40のユーザにとって、ファイル削除通知メールにより受信した画像ファイルが必要ない場合には、削除すれば足りる。
[第2実施例]
次に、本発明の第2実施例について、図16および図17をさらに参照して説明する。なお、本第2実施例においては、複合機20からそれぞれの未取得PC40へファイル削除通知メールが送信される際に、所定条件に応じて、保存期限が到来した画像ファイルの当該ファイル削除通知メールへの添付が制限され、つまりそれぞれの未取得PC40への当該画像ファイルの強制的な送信が制限される。これ以外は、前述の第1実施例と同様であるので、本第2実施例における当該第1実施例と同様の部分については、それらの説明を省略する。
すなわち、複合機20からそれぞれの未取得PC40へファイル削除通知メールが送信される際に、所定条件によっては、当該ファイル削除通知メールに画像ファイルを添付することが、つまりそれぞれの未取得PC40へ当該画像ファイルを強制的に送信することが、不都合な場合がある。たとえば、ファイル削除通知メールに添付される画像ファイルの容量(サイズ)が過度に大きい場合や、当該画像ファイルの送信先である未取得PC40の数が過度に多い場合が、これに当たる。そこで、本第2実施例においては、ファイル削除通知メールに添付される画像ファイルの容量および当該画像ファイルの送信先である未取得PC40の数のいずれか一方または両方に応じて、当該ファイル削除通知メールへの画像ファイルの添付を制限する、ファイル送信制限機能が設けられる。
具体的には、たとえば前述の複合機20のシステム設定において、図16に示されるようなファイル送信制限設定画面100をディスプレイ214aに表示させることができる。このファイル送信制限設定画面100においては、そのタイトルを表す横書きの文字列102が記される。そして、この文字列102の下方に、2つのチェックボックス104および106が縦並びで設けられる。このうちの一方(上方)のチェックボックス104は、ファイル削除通知メールに添付される画像ファイルの容量に応じて、当該画像ファイルのファイル削除通知メールへの添付を制限するかどうかを設定するチェックボックスである。そして、このチェックボックス104に対応して、ファイル削除通知メールに添付される画像ファイルの容量の上限を設定するためのフィールド108が設けられる。なお、図16は、ファイル削除通知メールに添付される画像ファイルの容量が3MBを超える場合に、当該画像ファイルのファイル削除通知メールへの添付を制限する、という設定が行われている状態を示す。
そして、他方(下方)のチェックボックス106は、ファイル削除通知メールの送信先である未取得PC40の数に応じて、当該ファイル削除通知メールへの画像ファイルの添付を制限するかどうかを設定するチェックボックスである。そして、このチェックボックス106に対応して、ファイル削除通知メールへの画像ファイルの添付を制限する送信先数の上限を設定するためのフィールド110が設けられる。なお、図16は、ファイル削除通知メールの送信先数が20人(20台)を超える場合に、当該ファイル削除通知メールへの画像ファイルの添付を制限する、という設定が行われている状態を示す。
さらに、ファイル送信制限設定画面100には、「OK」という横書きの文字列が記されたOKボタン112と、「キャンセル」という横書きの文字列が記されたキャンセルボタン114とが、横並びに設けられる。このうちのOKボタン112が操作されると、ファイル送信制限設定画面100で設定された内容が有効化される。すなわち、図16に示される内容が有効化されると、ファイル削除通知メールに添付される画像ファイルの容量が3MBを超えるか、もしくは、当該ファイル削除通知メールの送信先数が20人を超える場合に、当該ファイル削除通知メールへの画像ファイルの添付が制限される。一方、キャンセルボタン114が操作されると、このファイル送信制限設定画面100で設定された内容がキャンセルされる。
このような本第2実施例における複合機20のCPU208aは、前述のファイル管理処理において、図15におけるステップS43に代えて、図17に示されるステップS101〜ステップS119を実行する。
すなわち、複合機20のCPU208aは、図15におけるステップS41において、サーバ30からダウンロードした画像ファイルを補助記憶部210に保存した後、処理を図17におけるステップS101へ進める。そして、このステップS101において、CPU208aは、ファイル削除通知メールに添付される画像ファイルの容量による当該ファイル削除通知メールへの画像ファイルの添付を制限する設定が行われているかどうかを確認する。そして、CPU208aは、処理をステップS103へ進める。
ステップS103において、CPU208aは、前述の画像ファイルの容量による制限の設定が行われているかどうかを判定する。ここでたとえば、当該画像ファイルの容量による制限の設定が行われている場合(S103:YES)、CPU208aは、処理をステップS105へ進める。一方、当該画像ファイルの容量による制限の設定が行われていない場合(S103:NO)、CPU208aは、ステップS105およびステップS107を飛ばして、後述するステップS109へ処理を進める。
ステップS105において、CPU208aは、ファイル削除通知メールに添付される画像ファイルの容量が前述のファイル送信制限設定画面100で設定された上限以下であるかどうかを確認する。そして、CPU208aは、処理をステップS107へ進めて、当該画像ファイルの容量が上限以下であるかどうかを判定する。このステップS107において、当該画像ファイルの容量が上限以下である場合(S107:YES)、CPU208aは、処理をステップS109へ進める。一方、当該画像ファイルの容量が上限を超える場合(S107:NO)、CPU208aは、処理をステップS111へ進める。
ステップS111において、CPU208aは、それぞれの未取得PC40に対して、ファイル削除通知メールのみを送信して、当該ファイル削除通知メールへの画像ファイルの添付は見送る。この場合、ファイル削除通知メールへの添付が見送られた画像ファイルのオーナまたは複合機20の管理者(のPC40)宛に、当該画像ファイルが電子メールにより送信されてもよい(そうなるようにファイル管理プログラム636が構成されてもよい)。そして、このステップS111の実行後、CPU208aは、処理を図15のステップS45へ進める。
前述のステップS109において、CPU208aは、ファイル削除通知メールの送信先数による当該ファイル削除通知メールへの画像ファイルの添付を制限する設定が行われているかどうかを確認する。そして、CPU208aは、処理をステップS113へ進める。
ステップS113において、CPU208aは、前述のファイル削除通知メールの送信先数による制限の設定が行われているかどうかを判定する。ここでたとえば、当該ファイル削除通知メールの送信先数による制限の設定が行われている場合(S113:YES)、CPU208aは、処理をステップS115へ進める。一方、当該ファイル削除通知メールの送信先数による制限の設定が行われていない場合(S113:NO)、CPU208aは、ステップS115およびステップS117を飛ばして、後述するステップS119へ処理を進める。
ステップS115において、CPU208aは、ファイル削除通知メールの送信先数が前述のファイル送信制限設定画面120で設定された上限以下であるかどうかを確認する。そして、CPU208aは、処理をステップS117へ進めて、当該ファイル削除通知メールの送信先数が上限以下であるかどうかを判定する。このステップS117において、当該ファイル削除通知メールの送信先数が上限以下である場合(S117:YES)、CPU208aは、処理をステップS119へ進める。一方、当該ファイル削除通知メールの送信先数が上限を超える場合(S117:NO)、CPU208aは、処理をステップS111へ進める。
ステップS119において、CPU208aは、それぞれの未取得PC40に対して、画像ファイルが添付されたファイル削除通知メールを送信し、つまり当該画像ファイルを強制的に送信する。そして、このステップS119の実行後、CPU208aは、処理を図15のステップS45へ進める。
このように本第2実施例によれば、複合機20からそれぞれの未取得PC40へファイル削除通知メールが送信される際に、所定条件に応じて、当該ファイル削除通知メールへの画像ファイルの添付を制限することができる。たとえば、ファイル削除通知メールに添付される画像ファイルの要領が過度に大きい場合、もしくは、当該ファイル削除通知メールの送信先数が過度に大きい場合に、当該ファイル削除通知メールへの画像ファイルの添付を制限することができる。このことは、複合機20(特にCPU208a)の負担を軽減したり、当該複合機20との通信の混雑を緩和したりするのに、有益である。
[その他の適用例]
以上の各実施例は、本発明の具体例であり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。これら各実施例以外の局面にも、本発明を適用することができる。
たとえば、サーバ30へアップロードされた画像ファイルの当該サーバ30における保存期限については、それぞれの画像ファイルごとに設定可能とされてもよい。
また特に、第2実施例における制限の設定についても、それぞれの画像ファイルごとに任意に行うことが可能とされてもよい。
さらに、前述の各実施例においては、複合機20のスキャナ機能により生成された画像ファイルがサーバ30へアップロードされたが、つまり当該サーバ30が本発明に係る記憶装置とされたが、これに限らない。複合機20の補助記憶部210や当該複合機20の外部記憶媒体接続部212に接続されるUSBメモリなどの外部記録媒体などが、本発明に係る記憶装置として、つまり画像ファイルのアップロード先として、取り扱われてもよい。
加えて、各実施例においては、本発明に係る所定情報として、複合機20のスキャナ機能により生成された画像ファイルが例示されたが、これに限らない。補助記憶部210に記憶された画像ファイルや、外部記録媒体としてのUSBメモリに記憶されている画像ファイルなどが、本発明に係る所定情報として取り扱われてもよい。そして、画像ファイルに限らず、表計算ソフトやワードプロセッサソフトなどの様々なアプリケーションソフトのデータ、さらには、その他の各種のデータが、本発明に係る所定情報として取り扱われてもよい。
また、各実施例においては、本発明に係る情報処理装置として、複合機20が例示されたが、これに限らず、スキャナ装置や汎用のPCなどが、当該情報処理装置として取り扱われてもよい。
そして、各実施例においては、本発明に係る情報処理システムとして、企業用のネットワークシステム10が例示されたが、これ以外のシステムにも、本発明を適用することができる。
10 …ネットワークシステム
20 …複合機
30 …サーバ
40 …PC
50 …ネットワーク
206 …通信部
208 …制御部
208a …CPU

Claims (11)

  1. 他装置により取得可能な状態で記憶装置に保存されている所定情報を処理する情報処理装置であって、
    前記記憶装置における前記所定情報の保存期限が予め定められており、
    前記保存期限が到来したときに前記所定情報を未取得の前記他装置である未取得装置に対して当該所定情報を送信する送信手段を備える、情報処理装置。
  2. 前記送信手段による前記未取得装置への前記所定情報の送信後に前記記憶装置から前記所定情報を削除する削除手段をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 所定条件に応じて前記送信手段による前記未取得装置への前記所定情報の送信を制限する制限手段をさらに備える、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制限手段によって前記送信手段による前記未取得装置への前記所定情報の送信が制限されたとき当該未取得装置に対して前記保存期限が到来したことを通知する通知手段をさらに備える、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定条件は、前記所定情報の容量が所定量を超えるという容量条件を含む、請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記所定条件は、前記未取得装置の数が所定数を超えるという未取得数条件を含む、請求項3から5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記記憶装置を含む、請求項1から6のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 前記所定情報は、画像情報を含む、請求項1から7のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 他装置により取得可能な状態で記憶装置に保存されている所定情報を処理する情報処理装置用の情報処理プログラムであって、
    前記記憶装置における前記所定情報の保存期限が予め定められており、その上で、
    前記情報処理装置のコンピュータに、前記保存期限が到来したときに前記所定情報を未取得の前記他装置である未取得装置に対して当該所定情報を送信する送信手順を実行させる、情報処理プログラム。
  10. 他装置により取得可能な状態で記憶装置に保存されている所定情報を処理する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記記憶装置における前記所定情報の保存期限が予め定められており、その上で、
    前記保存期限が到来したときに前記所定情報を未取得の前記他装置である未取得装置に対して当該所定情報を送信する送信ステップを含む、情報処理方法。
  11. 請求項1から8のいずれかに記載の情報処理装置、
    前記他装置、および
    前記記憶装置を備える、情報処理システム。
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