JP2019144732A - 動作指示生成システム、方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
[第1の実施形態]
(構成)
図1は、この発明の第1の実施形態の俯瞰図である。
この発明の第1の実施形態は、例えば、ヒト型のロボットであるプレゼン装置2とディスプレイ3との組み合わせによりプレゼンテーション提示を実現するロボットサイネージシステムに関係しており、当該プレゼンテーション提示は、例えばディスプレイ3における画像コンテンツとプレゼン装置2の発話による音声コンテンツとにより実現される。
動作指示生成システム1は、ハードウェアとして、制御ユニット11と、記憶ユニット12と、入出力インタフェースユニット13とを備えている。
ジェスチャデータ取得部1111は、入力部4から入出力インタフェースユニット13を介して上記ジェスチャデータを取得する処理を実行する。
画像データ取得部1112は、入力部4から入出力インタフェースユニット13を介して上記画像データを取得する処理を実行する。
音声データ取得部1113は、入力部4から入出力インタフェースユニット13を介して上記音声データを取得する処理を実行する。
上述したようにジェスチャデータ取得部1111によって取得されたジェスチャデータについての、データ変換部112および動作指示生成部114における処理について、図2Bを参照しながら説明する。
視線方向決定部1121は、取得データ記憶部121のジェスチャデータ記憶部1211に記憶されるジェスチャデータを読み出し、当該読み出されたジェスチャデータから上記プレゼンタの顔向きに係る時系列データを取得する処理を実行する。当該プレゼンタの顔向きに係る時系列データの取得処理は、例えば、上記ジェスチャデータにおける、プレゼンテーション実演動作中の上記プレゼンタの顔に関連する関節座標の時系列データを利用して実現される。その後、視線方向決定部1121は、当該顔向きに係る時系列データに基づいて、プレゼン装置2の視線の方向を決定する処理を実行し、当該決定されたプレゼン装置2の視線の方向のデータを、変換データ記憶部122の視線方向記憶部1221に記憶させる処理を実行する。
上述したように画像データ取得部1112によって取得された画像データ、および音声データ取得部1113によって取得された音声データについての、データ変換部112、キーワードデータ処理部113、および動作指示生成部114における処理について、図2Cを参照しながら説明する。
画像キーワード取得部1123は、取得データ記憶部121の画像データ記憶部1212に記憶される画像データを読み出し、当該読み出された画像データから画像キーワードを取得する処理を実行する。当該画像キーワードの取得処理は、例えば、画像データ中のテキストをAPIベースで取得する。また、当該画像キーワードの取得処理は、画像データ中のテキストデータを画像キーワードとして認識する技術を用いて実行されるようにしてもよい。その後、画像キーワード取得部1123は、当該取得された画像キーワードのデータを、変換データ記憶部122の画像キーワード記憶部1223に記憶させる処理を実行する。
マッチング処理部1131は、変換データ記憶部122の画像キーワード記憶部1223および音声キーワード記憶部1224に記憶される、画像キーワードのデータおよび音声キーワードのデータを読み出す処理を実行する。次に、マッチング処理部1131は、当該読み出された画像キーワードのデータが示す画像キーワードと、当該読み出された音声キーワードのデータが示す音声キーワードとの間で、キーワードマッチング処理を実行して、上記画像コンテンツおよび上記音声コンテンツに共通して存在するキーワードを抽出する処理を実行する。その後、マッチング処理部1131は、当該抽出された、上記画像コンテンツおよび上記音声コンテンツに共通して存在するキーワードのデータを、処理済キーワードデータ記憶部123の一致キーワード記憶部1231に記憶させる処理を実行する。
動作指示修正部115は、上述したように動作指示生成部114によって生成された指示情報を修正する処理を実行する。
次に、以上のように構成された動作指示生成システム1の動作を説明する。
図3A,図3B,図3C,および図3Dは、図2Aに示した制御ユニット11によって実行される、プレゼン装置2に実行させる動作の指示情報の生成処理の一例を示すフロー図である。
図3Aは、視線方向決定処理に基づく第1指示情報生成処理の一例を示すフロー図である。
先ず、ステップS11において、制御ユニット11は、データ取得部111のジェスチャデータ取得部1111の制御の下、入力部4から、例えばプレゼンタによるプレゼンテーションの実演動作を示すジェスチャデータを取得し、当該取得されたジェスチャデータをジェスチャデータ記憶部1211に記憶させる。
図4Bに示されているように、プレゼンタの顔向きの方向を表すために、例えば、プレゼンタの位置を中心として聴衆の配置位置の中央の方向からプレゼンタの顔が向いている方向への角度を用いる。なお、当該角度は、プレゼンタの顔が聴衆の配置位置の中央の方向からディスプレイ3に向かう方向を正の向きとしている。当該角度について、例えば、オペレータが事前に、プレゼンタの顔向きが聴衆方向である角度の範囲と、プレゼンタの顔向きがディスプレイ3方向である角度の範囲とを設定しておく。
図4Cに示されるグラフは、例えば、単位時間あたりに、プレゼンタの顔向きの方向を表すための角度をジェスチャデータから取得したものをプロットし、飛んでいる値を前後の値から補完したものである。
図3Bは、スライド重要点検出処理に基づく第2指示情報生成処理の一例を示すフロー図である。
先ず、ステップS21において、制御ユニット11は、データ取得部111の画像データ取得部1112の制御の下、入力部4から、例えばプレゼンテーション提示を行う際に用いられる画像コンテンツに係る画像データを取得し、当該取得された画像データを画像データ記憶部1212に記憶させる。
図5Aでは、ステップS24の処理において取得される音声キーワードo1,o2,o3,o4,およびo5と、ステップS23の処理において取得される画像キーワードs1,s2,s3,s4,およびs5とが図示されている。例えば、画像コンテンツおよび音声コンテンツに共通するキーワードとして、音声キーワードo1と画像キーワードs1、音声キーワードo2と画像キーワードs2、音声キーワードo3と画像キーワードs3、音声キーワードo4と画像キーワードs4、および、音声キーワードo5と画像キーワードs5の各組合せが存在しているとする。
図5Bの例では、上記キーワードに対応する領域として、ディスプレイ3の表示画面の縦3方向の3つの領域を用いる場合を図示している。なお、当該キーワードに対応する領域は、例えば、画像キーワード記憶部1223において画像キーワードに対応付けられて記憶されている、当該画像キーワードが表示画面上で出現する位置の情報を用いて決定する。なお、当該キーワードに対応する領域は、例えば、プレゼン装置2の可動部2Aの可動域に基づいて、縦横に任意の数で分割した領域を使用してもよい。
図3Cは、ポインティング角度決定処理に基づく第3指示情報生成処理の一例を示すフロー図である。
以下で詳細に説明する第3指示情報生成処理は、例えば、図3Bに関連して説明した第2指示情報生成処理におけるキーワードマッチング処理ができなかった場合に利用してもよく、あるいは、図3Bに関連して説明した第2指示情報生成処理におけるキーワードマッチング処理で生成されたプレゼン装置2による指示動作以外にもプレゼン装置2による指示動作を生成したい場合に用いてもよい。
図6のグラフでは、肩、肘、手首、および手の4点の関節座標がプロットされており、この4点の関節座標を用いて腕の角度の値を算出することができる。なお、ジェスチャデータにおいて肩、肘、手首、および手の関節座標を認識する際には、例えば、上記ジェスチャデータにおいて各関節座標に対応付けて記録されている、当該関節座標がどの関節の座標かを示すラベルを用いてもよい。
図3Dは、接続詞抽出処理に基づく第4指示情報生成処理の一例を示すフロー図である。
先ず、ステップS41において、制御ユニット11は、キーワードデータ処理部113の接続詞抽出部1132の制御の下、音声キーワード記憶部1224に記憶される音声キーワードのデータを読み出し、当該読み出された音声キーワードのデータから、上記音声コンテンツにおいて、上記画像コンテンツの表示画面の遷移のタイミングで発話される接続詞を抽出する。その後、制御ユニット11は、接続詞抽出部1132の制御の下、当該抽出された接続詞のデータを抽出接続詞記憶部1232に記憶させる。なお、当該接続詞抽出処理では、抽出される接続詞が音声コンテンツ中で発話されるタイミング情報を音声キーワード記憶部1224から取得して、当該タイミング情報を接続詞のデータに対応付けて抽出接続詞記憶部1232に記憶させてもよい。
図7では、ステップS41の処理において抽出される、画像コンテンツの表示画面の遷移のタイミングで発話される接続詞キーワードO1,O2,O3,O4,およびO5が図示されている。例えば、接続詞キーワードO1は画像コンテンツ遷移タイミングT1で発話され、接続詞キーワードO2は画像コンテンツ遷移タイミングT2で発話され、接続詞キーワードO3は画像コンテンツ遷移タイミングT3で発話され、接続詞キーワードO4は画像コンテンツ遷移タイミングT4で発話され、接続詞キーワードO5は画像コンテンツ遷移タイミングT5で発話される。
ジェスチャデータ取得部1111の制御の下、入力部4から、例えばプレゼンタによるプレゼンテーションの実演動作を示すジェスチャデータが取得される。また、画像データ取得部1112の制御の下、入力部4から、例えばプレゼンテーション提示を行う際に用いられる画像コンテンツに係る画像データが取得される。さらに、音声データ取得部1113の制御の下、入力部4から、例えばプレゼンテーション提示を行う際に用いられる音声コンテンツに係る音声データが取得される。
なお、この発明は上記第1の実施形態に限定されるものではない。例えば、上記第1の実施形態では、音声認識サーバについて、動作指示生成システムと分離している装置として図示したが、音声認識サーバは動作指示生成システムと一体となっている装置であってもよい。
Claims (7)
- 画像コンテンツおよび音声コンテンツを用いたプレゼンテーション提示の際に使用されるプレゼン装置に係る、当該プレゼン装置に実行させる動作の指示情報を生成する動作指示生成システムであって、
プレゼンタによるプレゼンテーションの実演動作を示すジェスチャデータを取得するジェスチャデータ取得部と、
前記取得されたジェスチャデータから前記プレゼンタの顔向きに係る時系列データを取得し、当該顔向きに係る時系列データに基づいて、前記プレゼン装置の視線の方向を決定する視線方向決定部と、
前記視線方向決定部によって決定された視線の方向に前記プレゼン装置の視線を向けさせるための第1の指示情報を生成する第1指示生成部と、
前記画像コンテンツに係る画像データを取得する画像データ取得部と、
前記音声コンテンツに係る音声データを取得する音声データ取得部と、
前記画像コンテンツと前記音声コンテンツとの間でキーワードマッチング処理を実行して、当該画像コンテンツおよび音声コンテンツに共通して存在するキーワードを抽出するマッチング処理部と、
前記画像コンテンツの表示画面において、前記抽出されたキーワードに対応する領域を、前記プレゼン装置が指し示すための第2の指示情報を生成する第2指示生成部と
を備える動作指示生成システム。 - 前記取得されたジェスチャデータから前記プレゼンタの腕の角度の時系列データを取得し、当該腕の角度の時系列データに基づいて、前記プレゼン装置によるポインティング角度を決定するポインティング角度決定部と、
前記ポインティング角度決定部によって決定されたポインティング角度の方向を前記プレゼン装置が指し示すための第3の指示情報を生成する第3指示生成部と
をさらに備える、請求項1に記載の動作指示生成システム。 - 前記音声コンテンツにおいて、前記画像コンテンツの表示画面の遷移のタイミングで発話される接続詞を抽出する接続詞抽出部と、
前記抽出された接続詞に対応する前記画像コンテンツの表示画面の遷移のタイミングにおいて、当該接続詞に対応するジェスチャを前記プレゼン装置に実行させるための第4の指示情報を生成する第4指示生成部と
をさらに備える、請求項1又は2に記載の動作指示生成システム。 - ハードウェアプロセッサおよびメモリを備える装置が実行する、画像コンテンツおよび音声コンテンツを用いたプレゼンテーション提示の際に使用されるプレゼン装置に係る、当該プレゼン装置に実行させる動作の指示情報を生成する動作指示生成方法であって、
プレゼンタによるプレゼンテーションの実演動作を示すジェスチャデータを取得するジェスチャデータ取得過程と、
前記取得されたジェスチャデータから前記プレゼンタの顔向きに係る時系列データを取得し、当該顔向きに係る時系列データに基づいて、前記プレゼン装置の視線の方向を決定する視線方向決定過程と、
前記視線方向決定過程において決定された視線の方向に前記プレゼン装置の視線を向けさせるための第1の指示情報を生成する第1指示生成過程と、
前記画像コンテンツに係る画像データを取得する画像データ取得過程と、
前記音声コンテンツに係る音声データを取得する音声データ取得過程と、
前記画像コンテンツと前記音声コンテンツとの間でキーワードマッチング処理を実行して、当該画像コンテンツおよび音声コンテンツに共通して存在するキーワードを抽出するマッチング処理過程と、
前記画像コンテンツの表示画面において、前記抽出されたキーワードに対応する領域を、前記プレゼン装置が指し示すための第2の指示情報を生成する第2指示生成過程と
を備える動作指示生成方法。 - 前記取得されたジェスチャデータから前記プレゼンタの腕の角度の時系列データを取得し、当該腕の角度の時系列データに基づいて、前記プレゼン装置によるポインティング角度を決定するポインティング角度決定過程と、
前記ポインティング角度決定過程において決定されたポインティング角度の方向を前記プレゼン装置が指し示すための第3の指示情報を生成する第3指示生成過程と
をさらに備える、請求項4に記載の動作指示生成方法。 - 前記音声コンテンツにおいて、前記画像コンテンツの表示画面の遷移のタイミングで発話される接続詞を抽出する接続詞抽出過程と、
前記抽出された接続詞に対応する前記画像コンテンツの表示画面の遷移のタイミングにおいて、当該接続詞に対応するジェスチャを前記プレゼン装置に実行させるための第4の指示情報を生成する第4指示生成過程と
をさらに備える、請求項4又は5に記載の動作指示生成方法。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の動作指示生成システムが備える各部としてハードウェアプロセッサを機能させるプログラム。
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