JP2019142449A5 - - Google Patents

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本発明の第一の態様の台車は、軌道の走行路面上を走行する走行輪と、車体の下方に設けられて前記走行輪が取り付けられた車軸と、前記車軸を支持する台車本体と、前記軌道によって案内されることが可能であり、前記台車本体に鉛直方向に沿う旋回軸線回りに旋回可能に設けられた案内装置と、前記案内装置が前記軌道の曲線部に沿うように旋回した際、該案内装置の旋回に対応して前記走行輪を操舵する操舵装置と、前記案内装置に接続されて、前記案内装置の旋回に応じて、前記車体における前記曲線部の内側に対して、該車体の外側が上方に向かう傾斜力を発生させる傾斜装置と、前記車体を下方から支持する枕ばねとをさらに備え、前記傾斜装置は、前記枕ばねを下方から支持する枕ばね受と、上部が前記車軸及び前記枕ばね受のうちの一方に走行方向に沿う回転軸線回りに回転可能に接続され、下部が前記車軸及び前記枕ばね受のうちの他方に走行方向に沿う回転軸線回りに回転可能に接続され、前記台車幅方向に離れて一対設けられ、かつ、上部から下部に向かって前記台車幅方向に互いに離れるように傾斜して配置されたリンク部材と、前記案内装置と前記車体とを接続し、前記案内装置と前記車体との接続部分で前記案内装置の旋回力を前記台車幅方向へ向かう力として該車体に伝達することで、前記傾斜力を発生可能な傾斜誘導部材と、を有する。
本態様では、案内装置が軌道の曲線部に沿って旋回して走行輪を操舵する。これによって台車が曲線部を走行可能となっている。そして、この案内装置の旋回動作に伴って車体を曲線部の内側に対して外側を上方に持ち上げることで、案内装置に接続された傾斜装置という機械的な構成によって車体を曲線部の内側に向かって、台車幅方向に傾斜させることができる。よって、車両が曲線部を走行する際の遠心力を、車体の傾斜によって打ち消すことが可能となる。
また、曲線部を走行する際に傾斜誘導部材によって案内装置の旋回力の一部が車体に伝達されて車体が曲線部の外側に向かって押されるか、若しくは引っ張られる。この際、枕ばねを通じて枕ばね受も車体と同じように曲線部の外側に向かって台車幅方向に移動しようとする。すると、枕ばね受に接続された一対のリンク部材の下部も、枕ばね受の移動に伴って曲線部の外側に向かって台車幅方向に移動しようとする。一対のリンク部材は下部に向かって前記台車幅方向に互いに離れるように傾斜しているため、曲線部の内側に位置するリンク部材の下部が曲線部の外側に向って移動する際、この下部は下方に移動する。一方で曲線部の外側に位置するリンク部材の下部が曲線部の外側に向って移動する際、この下部は上方に移動する。この結果、枕ばね受における曲線部の外側の部分が、内側の部分に比べて上方に持ち上げられ、車体も、曲線部の内側に対して外側を上方に持ち上げるようにして傾斜させることができる。このように、傾斜誘導部材が車体を押し引きする動作を車体傾斜の動作のきっかけとすることができ、案内装置の旋回動作に応じて、リンク部材という簡易な構造で車体を傾斜させることが可能となる。
また車両が軌道の曲線部を走行している状態から、軌道の直線部を走行している状態となる場合、案内装置が直線部に沿って元に戻るように旋回する。この際、傾斜誘導部材が車体と案内装置とを接続していることで傾斜誘導部材が案内装置に引っ張られるか、若しくは押されて、傾斜した車体を傾斜していない元の状態に戻すように車体に力を作用させることができる。よって曲線部を通過した後に速やかに車体の傾斜を終了することができ、さらなる乗り心地の向上につながる。
本発明の他の態様の台車は、軌道の走行路面上を走行する走行輪と、車体の下方に設けられて前記走行輪が取り付けられた車軸と、前記車軸を支持する台車本体と、前記軌道によって案内されることが可能であり、前記台車本体に鉛直方向に沿う旋回軸線回りに旋回可能に設けられた案内枠を有する案内装置と、前記案内装置が前記軌道の曲線部に沿うように旋回した際、該案内装置の旋回に対応して前記走行輪を操舵する操舵装置と、前記案内装置に接続されて、前記案内装置の旋回に応じて、前記車体における前記曲線部の内側に対して、該車体の外側が上方に向かう傾斜力を発生させる傾斜装置と、前記車体を下方から支持し、前記台車幅方向に一対が設けられた枕ばねとしての空気ばねと、前記空気ばね内の空気の給排気を行う高さ調整弁と、をさらに備え、前記傾斜装置は、前記案内装置に接続されるとともに、該案内装置の旋回に応じて前記曲線部の内側の内端部に対して前記外側の外端部が上方に持ち上がるリンク部材と、前記リンク部材の前記内端部と該内端部に対応する前記高さ調整弁とを接続し、前記リンク部材の前記外端部と該外端部に対応する前記高さ調整弁とを接続する一対の調整ロッドと、を有し、前記リンク部材は、前記案内枠に固定された支持部と、前記支持部に交差するように配置されて前記台車幅方向に延びるリンク本体と、前記リンク本体と前記支持部とを接続する接続ロッドとを有し、前記リンク本体は、前記台車幅方向に延びる本体部と、前記本体部の前記台車幅方向の中央の位置から上方に延びる突出部とを有して、走行方向から見て逆T字状をなし、前記支持部は、前記案内枠から前記鉛直方向に沿って上方に延びており、前記本体部の前記台車幅方向の中央の位置よりも該台車幅方向にずれた位置に配置されており、前記接続ロッドは幅方向に延び、前記支持部の上端と前記突出部の上端とを接続しており、前記案内枠の旋回によって前記リンク部材が動作し、前記調整ロッドが持ち上がることで前記高さ調整弁によって前記空気ばねへ給気され、前記調整ロッドが下がることで前記高さ調整弁によって前記空気ばねから排気される。

Claims (6)

  1. 軌道の走行路面上を走行する走行輪と、
    車体の下方に設けられて前記走行輪が取り付けられた車軸と、
    前記車軸を支持する台車本体と、
    前記軌道によって案内されることが可能であり、前記台車本体に鉛直方向に沿う旋回軸線回りに旋回可能に設けられた案内装置と、
    前記案内装置が前記軌道の曲線部に沿うように旋回した際、該案内装置の旋回に対応して前記走行輪を操舵する操舵装置と、
    前記案内装置に接続されて、前記案内装置の旋回に応じて、前記車体における前記曲線部の内側に対して、該車体の外側が上方に向かう傾斜力を発生させる傾斜装置と、
    前記車体を下方から支持する枕ばねと、を備え、
    前記傾斜装置は、
    前記枕ばねを下方から支持する枕ばね受と、
    上部が前記車軸及び前記枕ばね受のうちの一方に走行方向に沿う回転軸線回りに回転可能に接続され、下部が前記車軸及び前記枕ばね受のうちの他方に走行方向に沿う回転軸線回りに回転可能に接続され、前記台車幅方向に離れて一対設けられ、かつ、上部から下部に向かって前記台車幅方向に互いに離れるように傾斜して配置されたリンク部材と、
    前記案内装置と前記車体とを接続し、前記案内装置と前記車体との接続部分で前記案内装置の旋回力を前記台車幅方向へ向かう力として該車体に伝達することで、前記傾斜力を発生可能な傾斜誘導部材と、
    を有する台車。
  2. 前記傾斜誘導部材は、
    前記車体と前記案内装置とのうちの一方が接続されたロッド部と、
    前記ロッド部の延びる方向に相対移動可能に該ロッド部を支持し、前記車体と前記案内装置とのうちの他方が接続されたロッド支持部と、
    前記ロッド支持部に設けられて、前記案内装置が旋回した際に、前記一方と前記他方とが旋回前の相対位置に戻るように復元力を前記ロッド部に付与する弾性部材と、
    を有する請求項に記載の台車。
  3. 前記傾斜誘導部材は、前記車体に設けられて前記台車本体を前記車体に接続する懸架枠と、前記案内装置との間を接続する請求項1又は2に記載の台車。
  4. 軌道の走行路面上を走行する走行輪と、
    車体の下方に設けられて前記走行輪が取り付けられた車軸と、
    前記車軸を支持する台車本体と、
    前記軌道によって案内されることが可能であり、前記台車本体に鉛直方向に沿う旋回軸線回りに旋回可能に設けられた案内枠を有する案内装置と、
    前記案内装置が前記軌道の曲線部に沿うように旋回した際、該案内装置の旋回に対応して前記走行輪を操舵する操舵装置と、
    前記案内装置に接続されて、前記案内装置の旋回に応じて、前記車体における前記曲線部の内側に対して、該車体の外側が上方に向かう傾斜力を発生させる傾斜装置と、
    前記車体を下方から支持し、前記台車幅方向に一対が設けられた枕ばねとしての空気ばねと、
    前記空気ばね内の空気の給排気を行う高さ調整弁と、
    をさらに備え、
    前記傾斜装置は、
    前記案内装置に接続されるとともに、該案内装置の旋回に応じて前記曲線部の内側の内端部に対して前記外側の外端部が上方に持ち上がるリンク部材と、
    前記リンク部材の前記内端部と該内端部に対応する前記高さ調整弁とを接続し、前記リンク部材の前記外端部と該外端部に対応する前記高さ調整弁とを接続する一対の調整ロッドと、
    を有し、
    前記リンク部材は、前記案内枠に固定された支持部と、前記支持部に交差するように配置されて前記台車幅方向に延びるリンク本体と、前記リンク本体と前記支持部とを接続する接続ロッドとを有し、
    前記リンク本体は、前記台車幅方向に延びる本体部と、前記本体部の前記台車幅方向の中央の位置から上方に延びる突出部とを有して、走行方向から見て逆T字状をなし、
    前記支持部は、前記案内枠から前記鉛直方向に沿って上方に延びており、前記本体部の前記台車幅方向の中央の位置よりも該台車幅方向にずれた位置に配置されており、
    前記接続ロッドは幅方向に延び、前記支持部の上端と前記突出部の上端とを接続しており、
    前記案内枠の旋回によって前記リンク部材が動作し、前記調整ロッドが持ち上がることで前記高さ調整弁によって前記空気ばねへ給気され、前記調整ロッドが下がることで前記高さ調整弁によって前記空気ばねから排気される台車。
  5. 前記車軸は、前記走行輪を取り付けて該走行輪とともに該走行輪の操舵軸線となる前記鉛直方向に沿う中心軸線回りに回転する取付軸を有し、
    前記操舵装置は、
    前記取付軸から走行方向に延び、該走行輪の操舵に伴って前記取付軸における中心軸線回りに回転可能な一対のステアリングアームと、
    前記一対のステアリングアームの各々と前記案内装置の接続部とを接続し、前記案内装置及び前記ステアリングアームに対して前記鉛直方向に沿う中心軸線回りに回転可能なステアリングロッドと、
    を有し、
    前記旋回軸線と前記接続部との走行方向における距離は、前記ステアリングアームの長さ寸法よりも長い請求項1からのいずれか一項に記載の台車。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の台車と、
    前記台車によって下方から支持される車体と、
    を備える車両。
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