JP2019141345A - 放射線撮像装置の制御装置、放射線撮像システム、および、放射線撮像システムの制御方法 - Google Patents

放射線撮像装置の制御装置、放射線撮像システム、および、放射線撮像システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 撮像可能な複数の放射線撮像装置からの有意な放射線画像の選択の精度を向上させる。【解決手段】 放射線に基づく放射線画像を撮像するための撮像動作を行う放射線検出部を各々が含む複数の放射線撮像装置であって、第一の放射線撮像装置と、第一の放射線撮像装置の放射線検出部と感度が異なる放射線検出部を含む第二の放射線撮像装置と、を含む放射線撮像システムは、第一の放射線撮像装置の感度と第二の放射線撮像装置の感度の感度差を小さくするように、第一の放射線撮像装置及び第二の放射線撮像装置の少なくとも一方の感度を変更する設定を行う設定部と、変更する設定が行われた第一の放射線撮像装置及び第二の放射線撮像装置から出力された信号に基づいて、第一の放射線撮像装置及び第二の放射線撮像装置から選択された放射線撮像装置から放射線画像を取得する画像取得部と、を含む。【選択図】 図8

Description

本発明は、放射線を検出する放射線撮像装置の制御装置および放射線撮像システムに関する。
近年、照射された放射線に基づくデジタル放射線画像を生成する放射線撮像装置の普及により、放射線撮像システムのデジタル化が進んでいる。放射線撮像システムのデジタル化により、放射線撮像直後の画像確認が可能となり、これまでのフィルムやCR装置を使用した撮像方法に比べてワークフローが大幅に改善され、早いサイクルで放射線撮像が行えるようになった。
このような放射線撮像システムでは、放射線撮像装置と、放射線撮像装置から放射線画像を受信して利用する撮像制御装置とを有し、放射線撮像装置で取得された放射線画像は、画像として外部の撮像制御装置へ送信される。ユーザが複数の放射線撮像装置から一つの放射線撮像装置を選択して放射線撮像を実行するような使用形態では、どの放射線撮像装置から画像を取得すればよいかを撮像制御装置に通知しておくことが必要である。そして、撮像制御装置は、通知された放射線撮像装置との通信により、画像を取得する。通知された放射線撮像装置とは異なる放射線撮像装置をユーザが使用した場合には、撮像制御装置は放射線画像を取得できなくなる。
特許文献1に記載の放射線撮像システムでは、複数の放射線撮像装置を撮像可能とし、撮像制御装置が複数の放射線撮像装置のすべてから放射線画像を取得し、有意な放射線画像を選択して用いる。
特開2011−177348号公報
しかしながら、特許文献1に記載の放射線撮像システムでは、撮像制御装置が誤った放射線撮像装置からの画像を選択してしまうおそれがある。本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、撮像可能な複数の放射線撮像装置からの有意な放射線画像の選択の精度を向上することを目的とする。
本発明の放射線撮像システムは、放射線発生装置から照射された放射線に基づく放射線画像を撮像するための撮像動作を行う放射線検出部を各々が含む複数の放射線撮像装置であって、第一の放射線撮像装置と、該第一の放射線撮像装置の放射線検出部と感度が異なる放射線検出部を含む第二の放射線撮像装置と、を含む前記複数の放射線撮像装置を備える放射線撮像システムであって、前記第一の放射線撮像装置の感度と前記第二の放射線撮像装置の感度の感度差を小さくするように、前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置の少なくとも一方の感度を変更する設定を行う設定部と、前記設定部によって前記変更する設定が行われた前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置から出力された信号に基づいて、前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置から選択された放射線撮像装置から放射線画像を取得する画像取得部と、を含むことを特徴とする。また、本発明の制御装置は、放射線発生装置から照射された放射線に基づく放射線画像を撮像するための撮像動作を行う放射線検出部を各々が含む複数の放射線撮像装置であって、第一の放射線撮像装置と、該第一の放射線撮像装置の放射線検出部と感度が異なる放射線検出部を含む第二の放射線撮像装置と、を含む複数の放射線撮像装置と通信する制御装置であって、前記第一の放射線撮像装置の感度と前記第二の放射線撮像装置の感度の感度差を小さくするように、前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置の少なくとも一方の感度を変更する設定を行う設定部と、前記設定部によって前記変更する設定が行われた前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置から出力された信号に基づいて、前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置から選択された放射線撮像装置から放射線画像を取得する画像取得部と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、撮像可能な複数の放射線撮像装置からの有意な放射線画像の選択の精度を向上することが可能となる。
放射線撮像システムの機能構成例を示すブロック図である。 撮像制御装置の内部構成の例を示すブロック図である。 放射線撮像装置の内部構成の例を示すブロック図である。 放射線撮像装置の模式的等価回路図の例である。 放射線撮像装置の画素構造の例を示す図である。 本発明の感度の変更を説明するための放射線線量と画素値の関係を表す図である。 複数の放射線撮像装置の動作の例を説明する図である。 放射線撮像の動作の例を示すフローチャートである。 放射線画像取得の動作の例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段として必須のものとは限らない。尚、本発明における放射線には、放射線崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線、γ線などの他に、同程度以上のエネルギを有するビーム、例えばX線や粒子線、宇宙線なども含みうる。
図1は放射線撮像システムの機能構成例を示した図である。本実施形態の放射線撮像システムは、放射線発生装置104と、放射線発生装置104から照射された放射線に基づき画像を生成する複数の放射線撮像装置と、これら複数の放射線撮像装置と通信する制御装置を有する。本実施形態では、制御装置の例として撮像制御装置101、複数の放射線撮像装置の例として第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103を示す。放射線発生装置104は、曝射スイッチ1041のオンに応じて、照射開始通知を使用可能なすべての放射線撮像装置に送信する。照射開始通知を受けた放射線撮像装置は、撮像動作(電荷の蓄積)を開始し、照射許可通知を放射線発生装置104に送信する。放射線発生装置104は、使用可能なすべての放射線撮像装置(本実施形態では第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103)からの照射許可通知を受けて放射線照射を実施する。この動作により、放射線発生装置104と、第一の放射線撮像装置102、第二の放射線撮像装置103との同期が実現される。撮像制御装置101は接続されている第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103と通信し、放射線撮像を制御する。また、撮像制御装置101は、放射線発生装置104と通信し、放射線発生装置104から放射線を照射した際の情報を取得する。なお、放射線撮像装置の台数は2つに限定されるものではなく、3つ以上でもよい。本実施形態では例として2つの放射線撮像装置を有する構成を説明する。
図2は撮像制御装置101の内部構造を示している。図2に示すように、撮像制御装置101において、制御部1011は、設定部1012、情報取得部1013、選択部1014、画像取得部1015、状態管理部1016を制御する。設定部1012は、第一の放射線撮像装置102及び第二の放射線撮像装置103の少なくとも一方の感度を変更する設定を行う。この設定は、第一の放射線撮像装置102の感度と第二の放射線撮像装置103の感度の感度差を小さくするように行われる。この設定を行うために、設定部1012は、具体的には、複数の放射線撮像装置(第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103)に感度変更情報を設定する。なお、感度変更情報は、後で詳細に説明する。情報取得部1013は、複数の放射線撮像装置のそれぞれから放射線画像に基づく撮像情報を取得する。なお、撮像情報は、放射線画像に基づいて作成される放射線画像よりもデータサイズが小さい情報であり、後で詳細に説明する。選択部1014は、情報取得部1013が取得した撮像情報に基づいて上記複数の放射線撮像装置から放射線画像を取得する1つの放射線撮像装置を選択する。画像取得部1015は、選択部1014が選択した1つの放射線撮像装置から放射線画像を取得する。状態管理部1016は、第一の放射線撮像装置102や第二の放射線撮像装置103と通信し、それぞれの状態の管理、制御を行う。
図3は、放射線撮像装置の内部構成の例として、第一の放射線撮像装置102の内部構造を示している。図3に示すように第一の放射線撮像装置102は、放射線検出部1021、撮像実行部1022、記憶部1023、撮像情報生成部1024、通信部1027、電源部1028を備える。放射線検出部1021は、放射線発生装置104から照射された放射線を検出し、それを電荷に変換して蓄積する機能を備える。読出回路1026は、放射線検出部1021からの電荷を積分増幅器等によって電圧に変換・増幅し、AD変換器によってアナログ信号をデジタル信号に変換し、画素値を出力する。記憶部1023は、撮像実行部1022の撮像動作により生成した放射線画像や、工場出荷時等に記憶された撮像装置の感度情報が記憶されており、読み書きが行える装置であり、たとえば、RAMなどの揮発性メモリがそれに該当する。ただしこれに限定されるものではなく、フラッシュメモリのような不揮発性メモリでもよい。なお、感度情報は放射線撮像装置の感度に係る情報であり、詳細は後で説明する。撮像情報生成部1024は、記憶部1023に記憶された放射線画像に基づいて撮像情報を生成する機能を備える。感度変更情報通信部1027は、記憶部1023に記憶された放射線画像、あるいは、撮像情報生成部1024により生成された撮像情報を任意のタイミングで撮像制御部101へ送信する機能を備える。また、通信部1027は、撮像制御部101より通知された感度変更情報を撮像実行部1022に通知する機能を備える。撮像実行部1022は、設定部1012からの感度変更情報に基づいて、放射線検出部1021を制御して撮像動作を行い、生成した放射線画像を記憶部1023に記憶させる機能を備える。電源部1028は、第一の放射線撮像装置102の各部に電力を供給する回路を備える。第二の放射線撮像装置103も同様の機能構成を有する。
図4には、放射線検出部1021の構成例が示されている。放射線検出部1021は、画素アレイ112を備えている。画素アレイ112は、2次元アレイ状に複数配列された画素PIX、複数の行駆動線Vg(Vg1〜Vg3)、バイアス線BS、および、複数の列信号線Sig(Sig1〜Sig3)を有する。読出回路部1026は、画素アレイ112の複数の列信号線Sigに現れる信号を出力する出力部113、および、出力部113から出力される信号であるアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器110を有する。撮像実行部1022は、画素アレイ112を駆動する駆動回路114、および、S各部に制御信号(クロック信号等)を供給する制御部117を備えている。なお、図3では、記載の簡単化のために、画素アレイ112は、3行×3列の画素PIXで構成されているが、実際には、より多くの画素PIXが配列されうる。一例において、放射線検出部1021は、17インチの寸法を有し、約3000行×約3000列の画素PIXを有しうる。
各画素PIXは、放射線を検出する変換素子Cと、変換素子Cと列信号線Sig(複数の列信号線Sigのうち変換素子Cに対応する列信号線Sig)とを接続するスイッチSWとを含む。変換素子Cは、それに入射した放射線の量に対応する信号を列信号線Sigに出力する。変換素子Cは、例えば、ガラス基板等の絶縁性基板上に配置されアモルファスシリコンを主材料とするMIS型フォトダイオードを含みうる。あるいは、変換素子Cは、PIN型フォトダイオードを含みうる。変換素子Cは、放射線を直接に電気信号に変換する直接型として構成されてもよいし、シンチレータによって放射線を光に変換した後に、光電変換素子によって光を電気信号に変換して検出する間接型として構成されてもよい。間接型においては、シンチレータが複数の画素PIXによって共有されうる。
スイッチSWは、例えば、制御端子(ゲート)と2つの主端子(ソース、ドレイン)とを有する薄膜トランジスタ(TFT)などのトランジスタで構成されうる。変換素子Cは、2つの主電極を有し、変換素子Cの一方の主電極は、スイッチSWの2つの主端子のうちの一方に接続され、変換素子の他方の主電極は、共通のバイアス線BSを介してバイアス電源119に接続されている。バイアス電源119は、電源部1028に含まれており、バイアス電圧VSを発生する。第1行の画素PIXは、スイッチSWの制御端子がゲート線(行駆動線)Vg1に接続され、第2行の画素PIXは、スイッチSWの制御端子がゲート線Vg2に接続され、第3行の画素PIXは、スイッチSWの制御端子がゲート線Vg3に接続されている。ゲート線Vg1、Vg2、Vg3には、駆動回路114によってゲート信号が供給される。
第1列の画素PIXは、スイッチSWの1つの主端子が第1列の列信号線Sig1に接続されている。第2列の画素PIXは、スイッチSWの1つの主端子が第2列の列信号線Sig2に接続されている。第3列の画素PIXは、スイッチSWの1つの主端子が第3列の列信号線Sig3に接続されている。各列信号線Sig(Sig1、Sig2、Sig3・・・)は、容量CCを有する。
出力部113は、1つの列信号線Sigに1つの列増幅部CAが対応するように複数の列増幅部CAを有する。各列増幅部CAは、例えば、積分増幅器105、可変増幅器120、サンプルホールド回路107、バッファ回路106を含みうる。積分増幅器105は、それに対応する列信号線Sigに現れた信号を増幅する。積分増幅器105は、例えば、演算増幅器と、該演算増幅器の反転入力端子と出力端子との間に並列に接続された積分容量およびリセットスイッチとを含みうる。該演算増幅器の非反転入力端子には、基準電位Vrefが供給される。該リセットスイッチをオンさせることによって該積分容量がリセットされるとともに列信号線Sigの電位が基準電位Vrefにリセットされる。該リセットスイッチは、撮像実行部1022から供給されるリセットパルスによって制御されうる。
可変増幅器120は、積分増幅器105からの設定された増幅率で増幅する。サンプルホールド回路107は、可変増幅器120からの信号をサンプルホールドする。サンプルホールド回路107は、例えば、サンプリングスイッチとサンプリング容量とによって構成されうる。バッファ回路106は、サンプルホールド回路107からの信号をバッファリング(インピーダンス変換)して出力する。該サンプリングスイッチは、撮像実行部1022から供給されるサンプリングパルスによって制御されうる。
出力部113はまた、複数の列信号線Sigのそれぞれに対応するように設けられた複数の列増幅部CAからの信号を所定の順序で選択して出力するマルチプレクサ108を含む。マルチプレクサ108は、例えば、シフトレジスタを含み、該シフトレジスタは、制御部117から供給されるクロック信号に従ってシフト動作を行い、該シフトレジスタによって複数の列増幅部CAからの1つの信号が選択される。出力部113はまた、マルチプレクサ108から出力される信号をバッファリング(インピーダンス変換)するバッファ109を含む。読出回路部1026は、この出力部113と、バッファ109から出力される信号であるアナログ信号をデジタル信号にアナログデジタル変換するAD変換器110と、を含みうる。AD変換器110の出力、即ち、放射線画像データは、記憶部1023に供給され、通信部1027を介して撮像制御装置101に送信されうる。
電源部1028は、図3に示す増幅回路の基準電源111、バイアス電源119を含む。基準電源111は、各演算増幅器の正転入力端子に基準電圧Vrefを供給する。バイアス電源119は、図3に示すバイアス配線BSを介して各変換素子の他方の電極に共通にバイアス電圧VSを供給すると共に、バイアス配線BSに供給した電流量の時間変動を含む電流情報を出力する。本実施形態では、電流情報を出力する回路として、オペアンプと抵抗からなる電流−電圧変換回路115と、前記電流−電圧変換回路の出力電圧をデジタル値に変換するAD変換回路110と、を用いたが、この構成に限定されるものではない。例えば、シャント抵抗を用いた電流−電圧変換回路を用いてもよい。また、電流電圧変換回路の出力電圧をそのまま出力してもよい。さらには、バイアス配線BSに供給した電流量に対応する物理量を出力してもよい。
図5には、1つの画素PIXの断面構造の一例が模式的に示されている。以下、図3に示された例について説明する。画素PIXは、ガラス基板等の絶縁性基板10の上に形成される。画素PIXは、絶縁性基板10の上に、第1の導電層11、第1の絶縁層12、第1の半導体層13、第1の不純物半導体層14および第2の導電層15を有する。第1の導電層11は、スイッチSWを構成するトランジスタ(例えばTFT)のゲートを構成する。第1の絶縁層12は、第1の導電層11を覆うように配置され、第1の半導体層13は、第1の絶縁層12を介して第1の導電層11のうちゲートを構成する部分の上に配置されている。第1の不純物半導体層14は、スイッチSWを構成するトランジスタの2つの主端子(ソース、ドレイン)を構成するように第1の半導体層13の上に配置されている。第2の導電層15は、スイッチSWを構成するトランジスタの2つの主端子(ソース、ドレイン)にそれぞれ接続された配線パターンを構成している。第2の導電層15の一部は、列信号線Sigを構成し、他の一部は、変換素子CとのスイッチSWとを接続するための配線パターンを構成している。
画素PIXは、更に、第1の絶縁層12および第2の導電層15を覆う層間絶縁膜16を有し、層間絶縁膜16には、第2の導電層15(スイッチSW)と接続するためのコンタクトプラグ17が設けられている。画素PIXは、更に、層間絶縁膜16の上に配置された変換素子Cを含む。図3に示された例では、変換素子Cは、放射線を光に変換するシンチレータ層25を含む間接型の変換素子として構成されている。変換素子Cは、層間絶縁膜16の上に積層された第3の導電層18、第2の絶縁層19、第2の半導体層20、第2の不純物半導体層21、第4の導電層22、保護層23、接着層24およびシンチレータ層25を有する。第3の導電層18、第2の絶縁層19、第2の半導体層20、第2の不純物半導体層21、第4の導電層22、保護層23、接着層24およびシンチレータ層25は、変換素子Cを構成している。
第3の導電層18、第4の導電層22は、それぞれ、変換素子Cを構成する光電変換素子の下部電極、上部電極を構成する。第4の導電層22は、例えば、透明材料で構成される。第3の導電層18、第2の絶縁層19、第2の半導体層20、第2の不純物半導体層21、第4の導電層22は、該光電変換素子としてのMIS型センサを構成している。第2の不純物半導体層21は、例えば、n型の不純物半導体層で形成される。シンチレータ層25は、例えば、ガドリニウム系の材料、または、CSI(ヨウ化セシウム)の材料で構成されうる。
変換素子Cは、入射した放射線を直接に電気信号(電荷)に変換する直接型の変換素子として構成されてもよい。直接型の変換素子Cとしては、例えば、アモルファスセレン、ガリウム砒素、ガリウムリン、ヨウ化鉛、ヨウ化水銀、CdTe、CdZnTe等を主材料とする変換素子を挙げることができる。変換素子Cは、MIS型に限定されず、例えば、pn型やPIN型のフォトダイオードでもよい。
図4に示された例では、画素アレイ112が形成された面に対する正投影において、複数の列信号線Sigのそれぞれが複数の画素PIXの一部と重なっている。このような構成は、各画素PIXの変換素子Cの面積を大きく点で有利であるが、一方で、列信号線Sigと変換素子Cとの間の容量結合が大きくなるという点で不利である。変換素子Cに放射線が入射し、変換素子Cに電荷が蓄積されて下部電極としての第3の導電層18の電位が変化したとき、列信号線Sigと変換素子Cとの間の容量結合によって列信号線Sigの電位も変化する。
図6(a)及び図6(b)は、放射線検出部に曝射される放射線の強さと、それに伴う放射線検出部が出力する画素値の関係を表した図である。放射線検出部は、各画素PIXの変換素子Cから発生される暗電荷により、Nレベルの画素値を出力しうる。診断画像を生成する際には、放射線を照射せずに暗電荷成分のみから取得したオフセット画像を減算するオフセット補正を行なう。図6(a)に示す2本のグラフxとyは、それぞれ第一の放射線撮像装置102、第二の放射線撮像装置103の入力−出力特性を表しており、2つの放射線撮像装置は感度が異なっている。第一の放射線撮像装置102の放射線検出部の感度と第二の放射線撮像装置103の放射線検出部の感度が異なることに起因する。ここでいう感度の違いとは、たとえば前述のシンチレータ層25の材料が異なるために発生する。xは、例えば、CSI(ヨウ化セシウム)の材料であり、yはガドリニウム系の材料である。発光量は、同じ量の放射線を受けた場合に、ヨウ化セシウム>ガドリニウムという特性を持つ。従ってグラフxの傾きはyに対して大きくなる。本実施例のように、2つの放射線撮像装置を用い、かつ上記のように変換素子Cの感度が異なっていた場合、単純に画素値の大小比較ができなくなり、有意な放射線撮像装置を選択しにくくなる。例えば、同じ出力が得られた場合に、本来は第二の放射線撮像装置の方が多く放射線を受けているにもかかわらず、判断できない。また、放射線の量がmを超えた場合、第一の放射線撮像装置102はそのAD変換器110の入力範囲を超える場合がある。そのような場合、第一の放射線撮像装置102からの信号は飽和レベルTに張り付いてしまう。このような状態においても、2つの放射線撮像装置の画素値の大小が判断しにくくなり、有意な放射線撮像装置を選択しにくい。
そこで、第一の放射線撮像装置102の感度と第二の放射線撮像装置103の感度の感度差を小さくするように、第一の放射線撮像装置102及び第二の放射線撮像装置103の少なくとも一方の感度を変更する。より好ましくは、第一の放射線撮像装置102の感度と第二の放射線撮像装置103の感度とを揃えるように、第一の放射線撮像装置102及び第二の放射線撮像装置103の少なくとも一方の感度を変更する。図6(b)のグラフzは、2つの放射線撮像装置の感度を揃えた際の入射する放射線に対する放射線検出部が出力する画素値の変化である。感度を揃えることによって、2つの放射線撮像装置の画素値の大小比較が可能となる。すなわち、画像取得部1015が、設定部によって変更する設定が行われた第一の放射線撮像装置102及び第二の放射線撮像装置103から出力された信号に基づいて、選択された放射線撮像装置から放射線画像を取得すればよい。なお、ここでは、第一及び第二の放射線撮像装置の感度をいずれもグラフzに揃えるように変更する例を示したが、本発明はそれに限定されるものではなく、いずれか一方を他方の感度に揃えるように、いずれか一方のみ感度を変更するように設定を行ってもよい。
次に、感度を変更する方法の一つを説明する。図7は、読出回路部1026に含まれる積分増幅器105の構成例を示す。積分増幅器105の入力端の一方は、列信号線Sigと接続され、入力端の他方は、基準電源(Vref)に接続される。出力端と入力端の一方の間には、フィードバック容量(Cf)とフィードバック容量の両端をショートするスイッチ(SW_RST)が接続される。積分増幅器105は、フィードバック容量Cfの容量値によって、ゲイン(増幅率)が決定される。図7に示す積分増幅器105では、複数のフィードバック容量を持ち、フィードバック容量の容量値を切り換えることができる。図7の場合、Cf1がローゲイン、Cf2がミドルゲイン、Cf3がハイゲインである。感度の変更の制御としては、例えば、第一及び第二の放射線撮像装置のそれぞれは、初期状態ではCf2に設定されている。撮像制御装置101の設定部1012からの感度変更情報に基づいて、第一の放射線撮像装置の撮像実行部1022はCf1に、第二の放射線撮像装置の撮像実行部1022はCf3に、それぞれ設定する。以上の動作によって、図6(b)のグラフzのように2つの放射線撮像装置の感度を揃えることができる。なお、ここでは、積分増幅器の増幅率を変更することによって放射線撮像装置の感度を変更する例を用いて説明したが、本発明はそれに限定されるものではない。例えば、電源部1028にバイアス電圧VSを可変可能なバイアス電源119を用いて、変換素子に供給されるバイアス電圧VSを変更することにより、放射線撮像装置の感度を変更してもよい。この例であっても、少なくとも一方の放射線撮像装置に対して変更する制御でもよい。
次に、図8を用いて、放射線撮像の準備から放射線撮像を実施するまでの動作の一例を説明する。図8は、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103により、放射線撮像の準備から放射線撮像を実施するまでの動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS101で、撮像制御装置101の情報取得部1013は、使用可能なすべての放射線撮像装置に対し感度情報を取得する。ここで、感度情報とは、放射線撮像装置の感度に係る情報であり、例えば、所定線量の放射線が照射された際のキャリブレーションデータ(感度補正用の画像データ)の平均値等が用いられ得る。なお、感度情報として平均値に限定されるものではなく、他の統計情報、たとえば、キャリブレーションデータの最大値、中央値、分散値などが用いられてもよい。あるいは隣接する画素同士の画素値の差分の最大値や、画素値の最大値と最小値の幅などの統計情報でもよい。また、算出する統計情報は2つ以上あってもよい。本実施形態では、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103が使用可能な放射線撮像装置である。
ステップS102で、撮像制御装置101の設定部1012は、ステップS101で得た各放射線撮像装置の感度情報に基づき、各放射線撮像装置の感度の特性が同等となるように、感度変更情報を設定する。ここで、感度変更情報は、各放射線撮像装置の感度をどの程度変更させるかに関する情報である。例えば、第一の放射線撮像装置102の感度をX、第二の放射線撮像装置103の感度をY、処理後に揃えられる目標の感度をZとする。第一の放射線検出装置102に対する感度変更情報はZ/Xと設定され、第二の放射線撮像装置103に対する感度変更情報はZ/Yと設定され得る。第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103に対し読出回路部1026の積分増幅器の増幅率を変更する変更指示として感度変更情報を送信する。
ステップS103で、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103は、通信部1027を介して受信した感度変更情報に基づいて撮像実行部1022が読出回路部1026の積分増幅器の増幅率を変更する設定を行う。これにより、第一の放射線撮像装置102の感度と第二の放射線撮像装置103の感度の感度差を小さくするように、第一の放射線撮像装置102及び第二の放射線撮像装置103の少なくとも一方の感度が変更される。
ステップS104で、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103は待機状態となる。待機状態において、放射線撮像装置は撮像制御装置101との通信が確立される。
ステップS105で、撮像制御装置101の状態管理部1016は第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103に対し、撮像可能な状態へと遷移するための遷移指示を送信する。
ステップS106で、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103は、撮像制御装置101からの遷移指示に応じて撮像可能状態へと遷移し、撮像可能状態へ遷移したことを撮像制御装置101に通知する。
ステップS107で、第一の放射撮像装置および第二の放射線撮像装置は、放射線発生装置104と同期をとり、放射線撮像を実施する。
ステップS108で、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103は、それぞれ放射線撮像を実施したことを撮像制御装置101に通知する。
図9は、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103による放射線撮像の実施後から、撮像制御装置101が放射線画像を取得するまでの動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS201で、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103の撮像情報生成部1024は、生成した放射線画像の画素値の統計情報を撮像情報として算出し、記憶部1023に設定する。ここでは、撮像情報である統計情報の一例として画素値の平均値(以下、画素平均値)を用いるものとする。なお、撮像情報である統計情報はこれに限定されるものではなく、感度変更情報と比較可能な情報であればよく、たとえば、画素値の最大値、中央値、分散値などが用いられてもよい。あるいは隣接する画素同士の画素値の差分の最大値や、画素値の最大値と最小値の幅などの統計情報でもよい。また、算出する統計情報は2つ以上あってもよい。なお、画素値は、輝度値であっても濃度値であってもよい。
ステップS202で、撮像制御装置101(情報取得部1013)は、第一の放射線撮像装置102と第二の放射線撮像装置103から、ステップS201で算出された画素平均値を取得する。
ステップS203で、撮像制御装置101(選択部1014)は、ステップS202で取得した画素平均値を比較し、最も大きい画素平均値を提供した放射線撮像装置を選択する。なお、上記では、最も大きい画素平均値を提供した放射線撮像装置を選択する構成を示したが、これに限定されるものではない。たとえば、予め設定した閾値に最も近い統計情報を提供した放射線撮像装置が選択されるようにしてもよい。また、複数の統計情報の比較により放射線撮像装置が選択されるようにしてもよい。複数の統計情報の比較としては、たとえば、「画素平均値」と「画素値の最大値と最小値の幅」の組み合わせを用いることが挙げられる。この場合、基本的には「画素平均値」で判定し、平均値にあまり差が表れない場合には、「画素値の最大値と最小値の幅」を利用して判定する。例えば照射領域を狭めて照射した場合では、放射線画像間において画素平均値に差が表れにくくなるので、「画素値の最大値と最小値の幅」を加味して有意な放射線画像を提供する放射線撮像装置を選択する。もちろんこのような例に限られるものではなく、たとえば、通常は「画素値の最大値と最小値の幅」を参照して放射線撮像装置を選択し、有意な差が出ない場合に、「画素平均値」を加味して放射線撮像装置を選択するようにしてもよい。この方法は、たとえば、何らかのノイズ等により放射線画像間で「画素値の最大値と最小値の幅」に差が出ないような場合に有効である。もちろん、他の統計情報の組み合わせが用いられてもよい。また、比較した結果が同等で一つの放射線撮像装置を選択することができない場合、放射線撮像を実施したことを先に通知してきた放射線撮像装置を選択するようにしてもよい。もしくは、ステップS101で得たシンチレータ層25の情報によって、高感度のシンチレータ層25を持つ撮像装置を選択し、よりノイズの影響の少ない撮像装置からの情報を得るようにしてもよい。
ステップS204で、撮像制御装置101(画像取得部1015)は、ステップS203で選択した放射線撮像装置(ここでは第一の放射線撮像装置102とする)から放射線画像を取得する。すなわち、撮像制御装置101は、第一の放射線撮像装置102に対して画像を要求し、第一の放射線撮像装置102の通信部1027は、撮像制御装置101からの画像の要求に応じて放射線画像を撮像制御装置101へ送信する。
以上のように、複数の放射線撮像装置を撮像可能状態として放射線撮像を実施するシステムにおいて、撮像制御装置101は放射線画像に基づいた撮像情報(たとえば、画素平均値)を基に放射線画像を取得する放射線撮像装置を選択する。ここで、撮像制御装置101は、接続されている複数の放射線撮像装置の感度が揃っている状態で、放射線画像を撮像した放射線撮像装置を選択できる。そのため、すべての放射線撮像装置から撮像した放射線画像のみに基づく撮像情報(たとえば画素平均値)の比較をより正確に行うことができる。したがって、再撮像による無効な被ばくを与える恐れを軽減しつつ、有意な放射線画像の取得が行える放射線撮像システムが実現できる。
以上、実施形態に基づいて詳述してきたが、これらの特定の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明の範疇に含まれる。さらに、上述した実施形態は一実施の形態を示すものにすぎず、上述した実施形態から容易に想像可能な発明も本発明の範疇に含まれる。
101 撮像制御装置
102 第一の放射線撮像装置
103 第二の放射線撮像装置
104 放射線発生装置
1011 制御部
1012 設定部
1013 情報取得部
1014 選択部
1015 画像取得部
1016 状態管理部
1021 放射線検出部
1022 撮像実行部
1023 記憶部
1024 撮像情報生成部
1026 読出回路部
1027 通信部
1028 電源部

Claims (13)

  1. 放射線発生装置から照射された放射線に基づく放射線画像を撮像するための撮像動作を行う放射線検出部を各々が含む複数の放射線撮像装置であって、第一の放射線撮像装置と、該第一の放射線撮像装置の放射線検出部と感度が異なる放射線検出部を含む第二の放射線撮像装置と、を含む前記複数の放射線撮像装置を備える放射線撮像システムであって、
    前記第一の放射線撮像装置の感度と前記第二の放射線撮像装置の感度の感度差を小さくするように、前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置の少なくとも一方の感度を変更する設定を行う設定部と、
    前記設定部によって前記変更する設定が行われた前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置から出力された信号に基づいて、前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置から選択された放射線撮像装置から放射線画像を取得する画像取得部と、
    を含むことを特徴とする放射線撮像システム。
  2. 前記放射線検出部は、放射線を電荷に変換する変換素子を含む画素が2次元アレイ状に複数配列された画素アレイを含み、
    前記放射線撮像装置は、前記画素アレイから前記電荷に基づく信号を読み出す読出回路部と、前記変換素子にバイアス電圧を供給するバイアス電源と、前記画素アレイと、を制御して前記放射線検出部に前記撮像動作を実行させる撮像実行部を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像システム。
  3. 前記読出回路部は、前記電荷に基づく信号を増幅して読み出す増幅器と、前記増幅器で増幅された信号をアナログデジタル変換して前記放射線画像を出力するAD変換器と、を含み、
    前記設定部は、前記第一の放射線撮像装置の増幅器及び前記第二の放射線撮像装置の増幅器の少なくとも一方の増幅率を変更する設定を行うことを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像システム。
  4. 前記設定部は、前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置のバイアス電圧の少なくとも一方を変更する設定を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記複数の放射線撮像装置と通信する制御装置を更に含み、
    前記制御装置は、前記設定部及び前記画像取得部を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放射線撮像システム。
  6. 前記放射線撮像装置は、当該放射線撮像装置の感度に係る情報である感度情報が記憶された記憶部を更に含み、
    前記制御装置は、前記第一の放射線撮像装置の記憶部及び前記第二の放射線撮像装置の記憶部から夫々の感度情報を取得する情報取得部を更に含み、
    前記設定部は、前記情報取得部で取得された感度情報に基づいて、前記変更する設定を行うことを特徴とする請求項5に記載の放射線撮像システム。
  7. 前記変換素子は、放射線を光に変換するシンチレータと、前記光を電荷に変換する光電変換素子と、を含み、
    前記感度情報は、前記シンチレータに関する情報であることを特徴とする請求項6に記載の放射線撮像システム。
  8. 前記シンチレータに関する情報は、前記シンチレータの材料に関する情報であることを特徴とする請求項7に記載の放射線撮像システム。
  9. 前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置はそれぞれ、前記放射線画像よりもデータサイズが小さい撮像情報を生成する生成部と、該撮像情報を送信する通信部と、を含むことを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の放射線撮像システム。
  10. 前記制御装置は、前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置から前記撮像情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部によって取得された前記撮像情報に基づいて前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置から放射線画像を取得する放射線撮像装置を選択する選択部と、を更に含み、
    前記画像取得部は、前記選択部によって選択された放射線撮像装置から放射線画像を取得することを特徴とする請求項9に記載の放射線撮像システム。
  11. 前記設定部は、前記第一の放射線撮像装置の感度と前記第二の放射線撮像装置の感度とを揃えるように、前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置の少なくとも一方の感度を変更する設定を行うことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の放射線撮像システム。
  12. 放射線発生装置から照射された放射線に基づく放射線画像を撮像するための撮像動作を行う放射線検出部を各々が含む複数の放射線撮像装置であって、第一の放射線撮像装置と、該第一の放射線撮像装置の放射線検出部と感度が異なる放射線検出部を含む第二の放射線撮像装置と、を含む前記複数の放射線撮像装置と通信する制御装置であって、
    前記第一の放射線撮像装置の感度と前記第二の放射線撮像装置の感度の感度差を小さくするように、前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置の少なくとも一方の感度を変更する設定を行う設定部と、
    前記設定部によって前記変更する設定が行われた前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置から出力された信号に基づいて、前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置から選択された放射線撮像装置から放射線画像を取得する画像取得部と、
    を含むことを特徴とする制御装置。
  13. 放射線発生装置から照射された放射線に基づく放射線画像を撮像するための撮像動作を行う放射線検出部を各々が含む複数の放射線撮像装置であって、第一の放射線撮像装置と、該第一の放射線撮像装置の放射線検出部と感度が異なる放射線検出部を含む第二の放射線撮像装置と、を含む前記複数の放射線撮像装置を備える放射線撮像システムの制御方法であって、
    前記第一の放射線撮像装置の感度と前記第二の放射線撮像装置の感度の感度差を小さくするように、前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置の少なくとも一方の感度を変更する設定を行うステップと、
    前記設定部によって前記変更する設定が行われた前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置から出力された信号に基づいて、前記第一の放射線撮像装置及び前記第二の放射線撮像装置から選択された放射線撮像装置から放射線画像を取得するステップと、
    を含むことを特徴とする制御方法。
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