JP2019140786A - 駆動装置の冷却構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの冷却をローコストで実施可能な駆動装置の冷却構造を提供する。【解決手段】駆動装置10の冷却構造は、モータ12と、モータ12を収容するケース11と、ケース11に取り付けられかつモータ12を制御するための電力制御装置17とを備えている。ケース11は、モータ12を収容するケース11の上側に、ケース11の外側に解放して設けられた凹部34と、凹部34からモータ12に向けてケース11を貫通して形成された貫通孔37〜39とを備えている。凹部34は、電力制御装置17によって閉じられることでケース11の外側に向けて閉じた油路32になっている。【選択図】図1

Description

本発明は、駆動装置の冷却構造に関するものである。
従来、駆動力源のモータを備えた車両は、モータを制御するための電力制御装置(パワー・コントロール・ユニット)を必要とする。電力制御装置は、モータとの間でパワーケーブルにより電気的に接続される。このため、電力制御装置は、車載上の便宜性の面からモータを収容するケースに取り付けられる構造が採られる場合がある。ケースに取り付けられた電力制御装置は、内蔵する制御基板、例えばインバータなどの発熱に、ケースを介して伝わるモータの発熱が加わるため内部温度が上昇する。したがって、モータおよびインバータなどを効率良く冷却することが不可欠となる。
モータの冷却としては、オイルポンプで吐出されたオイルをパイプやホースをケースの内部に引き回してモータのコイルエンドに供給する冷却が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2007−209160号公報 特開2001−238405号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、オイルをモータにおけるステータのコイルエンドに供給するために、パイプやホースをケースの内部に長く引き回す必要があるため、組み付け工数や部品点数が増えてコストの面で採用し難い。一方、ケースに油穴を空けて油路を作ることが考えられる。この場合には、ケースが、例えば筒形状になっていると、場所によっては製作上不要な穴を空ける必要が生じることがある。この場合には、不要な穴を塞ぐ対処が必要になるため、コストがかかる。
この発明は上記の技術的課題に着目して考え出されたものであり、モータの冷却をローコストで実施可能な駆動装置の冷却構造を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明は、モータと、前記モータを収容するケースと、前記モータを制御するための電力制御装置とを備えた駆動装置の冷却構造において、前記モータを収容するケースの上側に、前記ケースの外側に解放して設けられた凹部と、前記凹部から前記モータに向けて前記ケースを貫通して形成された貫通孔とを備え、前記凹部が前記電力制御装置によって閉じられることによって前記ケースの外側に向けて閉じた油路になっていることを特徴とするものである。
本発明によれば、油路用の凹部がケースの外側に開放して設けられているため、貫通孔を凹部内に簡単に形成することができる。また、凹部におけるケースの外側に開放された部分は、電力制御装置を取り付けることで閉じられる。このため、油路の形成を簡単に行うことができ、よって、モータの冷却をローコストで実施することができる。
図1は、本発明を適用した駆動装置の一例を示す断面図である。 PCUを駆動装置から取り外した状態を示す説明図である。 第2油路を模式的に示す説明図である。 第1ケースに収容された第1モータおよび第2モータの冷却構造を示す斜視図である。 駆動装置を車両の前後方向から見た説明図である。 駆動装置を車幅方向から見た説明図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。本発明の駆動装置の冷却構造は、ケースと、そのケースの内部に少なくとも駆動力源であるモータとを備える。モータは、発電機能を有するものであってもよい。図1は、本発明を適用した車両用の駆動装置を示す断面図である。駆動装置10は、第1モータ12、第2モータ(図示なし)および動力伝達機構(図示なし)を有し、これらを第1ケース11に収容する構成になっている。動力伝達機構は、例えば遊星歯車機構や減速機構などの歯車群で構成されていてよい。例えば電気自動車用の駆動装置の場合には、第1モータ12および第2モータは、一方で発電した電力を使用して他方を駆動力源として駆動させてもよいし、両方を駆動力源として使用してもよい。また、ハイブリッド車両用の駆動装置とする場合には、第1ケース11がエンジンハウジングに連結されて、第1モータ12、第2モータおよびエンジンの少なくとも一つから出力されるトルクを動力伝達機構により駆動輪に向けて伝達する構成であればよい。
第1ケース11は、内部がモータ室13およびギヤ室14などに仕切られている。モータ室13には、第1モータ12および第2モータが収容されており、第1モータ12および第2モータは、オイルポンプ15からのオイルの供給により冷却が行われる。なお、図1では、第2モータの冷却構造を省略している。第2モータの冷却構造は後述する。ギヤ室14は、動力伝達機構の歯車群が収容されており、例えば車両の高さ方向における下方に配置される歯車によるオイルの掻き上げにより歯車群の潤滑が行われる。モータ室13およびギヤ室14に充填されるオイルは、共通のオイルであってもよいし、特性の異なるオイルであってもよい。第1ケース11は、本発明の実施形態におけるケースの一例である。
第1ケース11の車両の高さ方向における上部には、電力制御装置(以下、「PCU(Power Control Unit)」と称す)17が直載されている。PCU17は、第1モータ12および第2モータに供給される電力や第1モータ12および第2モータで発電された電力を制御するためのインバータや昇降圧コンバータなどを実装した制御基板18と、制御基板18が取り付けられる第2ケース19とを備える。また、PCU17のケース11側の部分が冷却ジャケット41になっている。冷却ジャケット41は、中間部材35および蓋部43などを有し、少なくともPCU17を冷却する。
第2ケース19は、例えばアッパケース20およびロアケース21で構成され、これらが車両の高さ方向における上下から組み合わされることにより箱形状になる。第2ケース19は、熱交換の効率が高い材料、つまり高い熱伝導率の特性を有する材料、例えばアルミニウムにより作られていてよい。また、第2ケース19は、例えば表面にフィンなど設けて熱交換の効率の向上を図ったものであってもよい。制御基板18は、第2ケース19の内面、例えばロアケース21に複数のボルトなどの締結部材により締結されていてもよい。また、ロアケース21の一部を制御基板18として使用してもよい。つまり、制御基板18の一部を外部に露呈させる構成であってもよい。
第1モータ12は、ステータ25およびロータ26を備える。ステータ25は、コア23にコイル24を巻回して構成されている。コア23は、円筒状に形成されており、第1ケース11に固定され、かつ内周に複数のスロット(図示なし)が形成されている。コイル24は、コア23に設けられた複数のスロットに巻かれている。ステータ25は、コア23のロータ軸29の軸線方向における両端部で円周方向に形成された第1コイルエンド27および第2コイルエンド28を有する。ロータ26は、ステータ25の半径方向における内側に配置され、かつ第1ケース11に対して回転自在に支持されている。例えば第1モータ12が磁石式モータの場合には、ロータ26に永久磁石が取り付けられている。ロータ26には、車幅方向に平行に配置されたロータ軸29が固定されている。オイルポンプ15は、例えばロータ軸29から伝達されるトルクにより駆動される機械式のオイルポンプであってよい。なお、電動式のオイルポンプを使用してもよい。
オイルポンプ15から吐出されたオイルは、第1油路31、第2油路32および第3油路33に供給される。第1油路31は、オイルポンプ15から吐出されるオイルをステータ25の外側に配置された第2油路32に供給する車両の高さ方向に沿う油路である。第2油路32は、第1ケース11の内部における第1モータ12の外側、つまりPCU17側に設けられている。その第2油路32は、第1コイルエンド27から第2コイルエンド28に至る車幅方向に延出され、かつ車両の前後方向に延出された、例えば矩形状に設けられていてもよい。
ケース11は、車両の高さ方向の上方におけるケース11の外側に第1凹部34を備える。第1凹部34は、PCU17側の外側に開口した第1開口部36を有し、中間部材35を第1ケース11に固定することにより第1開口部36が塞がれて油路32になる。中間部材35は、第1ケース11とPCU17との間に介在され、第1ケース11にボルト(図示なし)などの締結手段より固定される。具体的には中間部材35におけるモータ室13側の第1面部35aが第2油路32の内壁になる。したがって、第1開口部36には、シールを介在させることが好ましい。第3油路33は、第2油路32に対して第1油路31とは反対側でかつ車両の高さ方向に沿って配置されている。第3油路33は、ロータ軸29の内部を通してロータ26に向けてオイルを供給されていてもよい。なお、第2油路32は、少なくとも中間部材35の第1面部35aと第1凹部34とで作られていればよい。第1凹部34は、本発明の実施形態における凹部の一例である。
第2油路32には、第1孔部37、第2孔部38および第3孔部39が形成されている。第1孔部37、第2孔部38および第3孔部39は、モータ12に向けて第1ケース11を貫通した貫通孔になる。具体的には、第1孔部37、第2孔部38および第3孔部39は、第2油路32におけるモータ室13側の底面、つまりロータ軸29の径方向における内側の壁に、車幅方向に所定の間隔を隔てて作られている。第1孔部37は、第1コイルエンド27に向けてオイルを滴下するための貫通孔である。第2孔部38は、コア23に向けてオイルを滴下するための貫通孔である。第3孔部39は、第2コイルエンド28に向けてオイルを滴下する貫通孔である。第1油路31および第3油路33は、モータ室13の内壁に貫通孔をあけて作られていてもよし、あるいはパイプやホースを使用して作られてもよい。第2油路32は、第1ケース11の外面の一部を削って作られていてもよい。また、オイルを滴下する孔部としては、第1孔部37と第3孔部39との少なくとも2つ設けられていてよい。第1孔部37から第3孔部39は、本発明の実施形態における貫通孔の一例である。
中間部材35におけるPCU17側の第2面部35bには、一段窪んだ第2凹部40が設けられている。第2凹部40は、車両の高さ方向における上方を開口する第2開口部42を有する。第2開口部42は、蓋部43が取り付けられて第2開口部42を塞ぐことで冷却ジャケット41を作る。蓋部43は、ボルトなどの締結部材44により中間部材35に固定されている。なお、冷却ジャケット41は、少なくとも中間部材35と蓋部43とで作られていればよい。
中間部材35には、PCU17がボルトなどの締結部材22により固定されている。PCU17が中間部材35に固定されることで、蓋部43におけるPCU17側の第3面部43aがロアケース21または制御基板18の一部に接触する。その接触は、車幅方向および車両の前後方向に広い面積で行われる面接触になっていてよい。
冷却ジャケット41には、エンジンハウジングの冷却系統とは別の冷却系統により、例えば冷却水などの冷却媒体が供給される。つまり、冷却ジャケット41は、冷却媒体を循環させながら第2油路32の面積をカバーする範囲で一時的に冷却媒体が貯留される貯留部であってもよいし、その範囲で蛇行状に流通する水路であってもよい。つまり、冷却ジャケット41は、第2油路32に供給されるオイルを、中間部材35を介して冷却媒体との間で熱交換して冷却するオイルクーラの作用をする。中間部材35は、高い熱伝導率の特性を有する材料で作られていてもよい。勿論、蓋部43におけるモータ室13側の第4面部43bは冷却ジャケット41に面接触する。冷却ジャケット41は、蓋部43を介してPCU17の制御基板18を冷却する。蓋部43は、高い熱伝導率の特性を有する材料で作られていてもよい。
図2は、PCUを駆動装置ケースから取り外した状態を示す説明図である。図2に示すように、蓋部43および中間部材35は、第1ケース11側に取り付けられている。ロアケース21は、締結部材44を挿通する開口30を有している。冷却ジャケット41は、第2ケース19を第1ケース11に取り付ける締結部材22とは異なる位置に設けられた締結部材44により第1ケース11に固定されている。PCU17は、冷却ジャケット41を第1ケース11側に残したまま冷却ジャケット41から取り外すことができる。このため、PCU17を第1ケース11から取り外しても冷却ジャケット41の内部が露呈されることがない。つまり、冷却媒体を漏らすことなくPCU17を第1ケース11から取り外すことができる。
図3は、第2油路を模式的に示す説明図である。図3に示すように第2油路32は、第2モータ45(図4参照)にオイルを滴下する第4孔部46、第5孔部47および第6孔部48を有する。第4孔部46ないし第6孔部48は、第1凹部34から第2モータ45に向けて第1ケース11を貫通して形成された貫通孔である。第4孔部46は、第2モータ45の第1コイルエンドに向けてオイルを滴下する。第5孔部47は、第2モータ45のコアに向けてオイルを滴下する。第6孔部48は、第2モータ45の第2コイルエンドに向けてオイルを滴下する。第4孔部46ないし第6孔部48は、本発明の実施形態における貫通孔の一例である。
第2油路32は、蛇行路50、折り返し路51、第1分岐路52および第2分岐路53を有する。蛇行路50は、車両の前後方向の一方側に配置された第1油路31の出口54から他方側に配置された第3油路33の入口55に向けてオイルを車幅方向に蛇行させる複数のU字路56〜62を有する。折り返し路51は、第3油路33の入口55を経た後に、第1油路31の出口54に向けて折り返す油路である。第1分岐路52は、折り返し路51の入口側から分岐しており、第4孔部46ないし第6孔部48にオイルを供給する。第2分岐路53は、折り返し路51の出口側から分岐しており、第1孔部37ないし第3孔部39にオイルを供給する。
第1孔部37ないし第3孔部39の群は、車両の前後方向における第1油路31の出口54側に配置されている。第4孔部46ないし第6孔部48の群は、車両の前後方向における第3油路33の入口55側に配置されている。蛇行路50は、第1U字路56から第7U字路62を、互いの向きが変わるように交互に繋げて作られている。第1分岐路52は、第7U字路62を構成する第1路62aと第2路62bとの間に設けられている。第1路62aはオイルを車幅方向における一方向に向けて流通し、また、第2路62bはオイルを車幅方向における他方向に向けて流通する。第2分岐路53は、第1U字路56を構成する第3路56aと第4路56bとの間に設けられている。第3路56aは、車幅方向における一方向に向けて流通し、また、第4路56bは車幅方向における他方向に向けて流通する。
図4は、第1ケースに収容された第1モータおよび第2モータの冷却構造を示す斜視図である。図4に示すようにオイルは、オイルポンプ15により汲み上げられた後に第2油路32に供給される。第2油路32では、オイルが第1油路31の出口54から流入して蛇行路50および折り返し路51を経た後に第1分岐路52に供給される。第1分岐路52に供給されたオイルは、第4孔部46ないし第6孔部48により第2モータ45の第1コイルエンド、コアおよび第2コイルエンドに車両の高さ方向における上方から滴下される。また、折り返し路51から第2分岐路53に供給されるオイルは、第1孔部37ないし第3孔部39により第1モータ12の第1コイルエンド27、コア23および第2コイルエンド28に車両の高さ方向における上方から滴下される。
第2油路32の上方には、中間部材35を介して冷却ジャケット41が配置されている。冷却ジャケット41は、少なくも第2油路32と略同じ広さを有する。第2油路32は、車両の高さ方向における略上方から見た広さが2つのモータ12,45を覆う略矩形の広い広さで、しかも蛇行路50や折り返し路51を備えているため表面積を広く取ることができる。このため、第2油路32を流動するオイルの熱を、冷却ジャケット41を流動する冷却媒体に効率よく放熱することが可能となり、熱交換性能を高めることができる。なお、第2油路32は、前述したような形態に限らず、熱交換の効率の向上が図れる形態であればいずれの形状であってよい。第1モータ12および第2モータ45は、本発明の実施形態におけるモータの一例である。なお、図4は、分かりやすくするために模式的に示しており、実際のサイズや形状とは異なる。
図5は、駆動装置を車両の前後方向から見た説明図である。図5に示すようにPCU17は、第1モータ12および第2モータ45(図示なし)に対してパワーケーブル64で接続されている。パワーケーブル64は、第1ケース11の内部を通して配線されていてもよし、第1ケース11の外を通して配線されていてもよい。なお、図5は、分かりやすくするために模式的に示しており、実際のサイズや形状とは異なる。
図6は、駆動装置を車幅方向から見た説明図である。図6に示すように、モータ室13には、底部にオイルが貯留されている。貯留されたオイルは、ストレーナー65を介してオイルポンプ15により汲み上げられる。汲み上げられたオイルは、第2油路32に供給され、第1孔部37ないし第3孔部39から第1モータ12のコイルエンドに、および第4孔部46ないし第6孔部48から第2モータ45のコイルエンドに滴下される。滴下されたオイルは、再びモータ室13の底部に貯留される。このオイルの貯留量は、第1ケース11の底部を車両の高さ方向における下方に窪んだ凹部67を設けておけば少量でもあってもよい。これにより、第1モータ12および第2モータ45が高トルクを出力してコイルエンドが発熱を生じても、それらコイルエンドを少ない油路で効率よく冷却することができる。
また、冷却ジャケット41は、送り管68および戻し管(69)を介してラジエータ66に接続されている。なお、図6では、送り管68および戻し管(69)を重ねて記載しているため、戻し管の符号69を括弧付きで表している。ラジエータ66は、駆動装置10の車両の前後方向における前方に配置されており、ファンを備えている。冷却ジャケット41に供給される冷却媒体は、ラジエータ66との間で循環されながらラジエータ66により常時冷却がなされている。なお、図6は、分かりやすくするために模式的に示しており、実際のサイズや形状とは異なる。
以上、上記で説明した各実施例は本発明の例示であり、上述した各実施形態に限定されないのであって、本発明の目的を逸脱しない範囲で適宜に変更することができる。例えば、駆動装置10は、2つのモータ12,45を備えているが、本発明ではこれに限らず、一つのモータを備える構成であってもよい。
10…駆動装置、 12…第1モータ、 15…オイルポンプ、 17…PUC、 19…第1ケース、 27…第1コイルエンド、 28…第2コイルエンド、 31…第1油路、 32…第2油路、 33…第3油路、 34…第1凹部、 35…中間部材、 36…第1開口部、 37…第1孔部、 38…第2孔部、 39…第3孔部、 41…冷却ジャケット、 43…蓋部、 45…第2モータ、 46…第4孔部、 47…第5孔部、 48…第6孔部。

Claims (1)

  1. モータと、前記モータを収容するケースと、前記ケースに取り付けられかつ前記モータを制御するための電力制御装置とを備えた駆動装置の冷却構造において、
    前記モータを収容するケースの上側に、前記ケースの外側に解放して設けられた凹部と、
    前記凹部から前記モータに向けて前記ケースを貫通して形成された貫通孔とを備え、
    前記凹部が前記電力制御装置によって閉じられることによって前記ケースの外側に向けて閉じた油路になっていることを特徴とする駆動装置の冷却構造。
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