JP2019140653A - ドアベル - Google Patents

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Abstract

【課題】初期設置をより簡易に行うことができるWi-Fiドアベルの設定方法を提供することを目的とする。【解決手段】カメラ9と、呼出ボタンと、人感センサ14と、音声認識部17と、記憶部21と、人工知能部22と、を備え、人工知能部22は、来訪者により呼出ボタンが押下されたとき、又は人感センサ14により来訪者が検出されたとき、カメラ9により撮像された画像、又は音声認識部17により認識した来訪者の声を、記憶部21に登録されたデータと照合するように構成され、データと画像又は声が対応付けられた場合に、居住者の端末4に呼出を通知するように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、ドアベルに関する。
遠隔配置されるコンピューティング・デバイスと無線通信できるドアベルを用いて、第1の無線ネットワークを検出し、その後、ドアベルと遠隔配置されるコンピューティング・デバイスとの間における第2の無線ネットワークを作ることにより、第2の無線ネットワークを介して、ドアベルとコンピューティング・デバイスが直接通信できるようにする方法が知られている(特許文献1参照)。
米国特許第9094584号明細書 米国特許第8872915号明細書 米国特許第9237318号明細書 米国特許第8144183号明細書 米国特許第9432638号明細書 米国特許第9485478号明細書 米国特許第9516284号明細書
このようなドアベルにおいては、呼び出し機能が作動する度に、その呼び出し全てが居住者に通知される。とりわけ、特許文献1のように、ドアベルとコンピューティング・デバイスが直接通信できるようになると、居住者は必要以上に呼出通知を受けることになり、煩わしさに耐えない。
本発明は、不要な呼出通知を制限することが可能なドアベルを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るドアベルは、
来訪者を撮像するカメラと、
前記来訪者が居住者を呼び出すために押下される呼出ボタンと、
前記来訪者の接近を検知するための人感センサと、
前記来訪者の声を認識するための音声認識部と、
照合を行うためのデータを登録するための記憶部と、
前記居住者の端末への呼出通知が可能な人工知能部と、を備え、
前記人工知能部は、来訪者により前記呼出ボタンが押下されたとき、又は前記人感センサにより前記来訪者が検出されたとき、前記カメラにより撮像された画像、又は前記音声認識部により認識した前記来訪者の声を、前記記憶部に登録された前記データと照合するように構成され、
前記データと前記画像又は前記声が対応付けられた場合に、前記居住者の端末に呼出を通知するように構成されている。
上記構成によれば、人工知能は、記憶部に予め登録されたデータに基づいて照合を行い、一致度が所定の閾値以上であった場合に限り、居住者の端末に呼出通知をする。このため、不要な呼び出しは移住者に通知されずに済む。
このように、上記構成によれば、不要な呼出通知を制限することが可能なドアベルを提供することができる。
また、本発明の一態様に係るドアベルにおいて、
前記人工知能部は、前記音声認識部が認識した前記声に対する適切な応答を行うためのデータを生成可能である。
上記構成によれば、居住者は不在中に来訪者が訪ねてきても、ドアベル2が、来訪者が応答すべき人物か否かを判断した上で、来訪者に対し、適切な応対を行ってくれる。
このように、上記構成によれば、適切な不在対応が可能なドアベルを提供することができる。
また、本発明の一態様に係るドアベルにおいて、
前記人工知能部は、前記カメラにより撮像された画像、又は前記音声認識部により認識した前記来訪者の声を、前記記憶部に登録されたデータと照合した結果、前記データと前記画像又は前記声が対応付けられない場合、前記画像又は前記声と併せて対応付けができなかった旨を前記居住者の端末に通知するように構成されている。
上記構成によれば、人工知能が、カメラにより撮像された画像又は音声認識部により認識した来訪者の声を、記憶部に登録されたデータと照合した結果、一致度が所定の閾値未満であった場合には、来訪者を撮像した画像又は来訪者の音声データと併せて一致度が所定の閾値未満であった旨を端末に通知する。このため、呼出通知がされない場合であっても、居住者は来訪者を確認すること、及び当該来訪者が知人ではない可能性が高い人物であることを知ることができる。
このように、上記構成によれば、不要な呼出通知を制限しつつも、全ての来訪者を居住者が確認することができるドアベルを提供することができる。
また、本発明の一態様に係るドアベルにおいて、
前記ドアベルは、Wi-Fiルータを介してネットワークと接続可能であり、前記ネットワークを介して、前記居住者に関連付られた移動通信端末と通信可能であり、前記移動通信端末へ前記呼出を通知する。
上記構成によれば、例えば、居住者が遠隔地にいる場合であっても、呼出通知を確認することができる。
このように、上記構成によれば、遠隔地にいても必要な呼出通知を確認することが可能なドアベルを提供することができる。
本発明によれば、不要な呼出通知を制限することが可能なドアベルを提供することができる。
本発明の一形態に係るシステム模式図である。 本発明の一形態に係るドアベルの機能ブロック図である。 来訪者が来てから居住者の端末に呼出通知がなされるまでの流れを示すフロー図である。 (a)は、呼出通知を受信した居住者の端末の表示画面を示す図である。(b)は、対応付けができなかった場合の通知を受信した居住者の端末の表示画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るドアベルシステム1を示している。図1に示すように、ドアベルシステム1は、ドアベル2(Wi−Fiドアベル2とも呼ぶ。)と、サーバ3と、移動通信端末4(端末4とも呼ぶ。)と、を有している。ドアベル2と移動通信端末4は、ネットワーク5を介して、サーバ3と通信可能である。ドアベル2及び移動通信端末4とネットワーク5を中継する通信機器としては、例えば、ルータ20(Wi−Fiルータ20とも呼ぶ。)が用いられ得る。また、移動通信端末4としては、例えば、ノートPC、タブレット端末、スマートフォン等の電子機器が利用され得る。
サーバ3は、記憶部(図示せず)を有している。当該記憶部は、ドアベル2のユーザ(居住者)や来訪者に関する情報、ドアベル2の位置情報等を記憶可能である。
移動通信端末4は、表示部6と、発光部(図示せず)と、発振部(図示せず)と、を有している。表示部6は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等のタッチスクリーン型のディスプレイであって、画像(操作画像や二次元コード等)を表示するように構成されている。発光部は、赤外線等の可視光線を射出可能である。当該可視光線は、可視光通信に用いられ得る。発振部は、超音波を発振可能である。当該超音波は、超音波通信に用いられ得る。
移動通信端末4は、ドアベル2とサーバ3を接続可能にするためのパスワード情報を表示部6に表示させ、又は送信することができる。パスワード情報の表示形式は二次元コード、音声パスワードとして読み上げられるための文字等であって、送信形式としては、可視光線通信、超音波通信等である。
また、ユーザは、ドアベル2の初期設定用のアプリケーションをダウンロードした移動通信端末4及びネットワーク5を介して、来訪者の受け入れ可否の条件設定の登録やドアベル2の位置情報をサーバ3に登録することができる。
図2は、ドアベル2の機能ブロック図である。図2に示すように、ドアベル2は、制御部7と、通信IF(インターフェース)8と、カメラ9と、操作部10と、マイク12と、スピーカ13と、人感センサ14と、映像処理部15と、音声認識部17と、光線検出部18と、超音波検出部19と、記憶部21と、人工知能部22と、条件記憶部23と、判断部24と、呼出通知部25と、保存部26と、モーションセンサ27と、接触認識部29と、GPS(Global Positioning System)(図示せず)を有している。これらはバス11を介して互いに通信可能に接続されている。
制御部7は、ドアベル2の各部の動作を制御するための制御部であり、1以上のプロセッサと1以上のメモリを含む少なくとも一つのマイクロコントローラと、トランジスタ等のアクティブ素子およびパッシブ素子を含むその他電子回路を含んでもよい。プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)および/またはTPU(Tensor Processing Unit)である。CPUは、複数のCPUコアによって構成されてもよい。CPUは、例えば、人感センサ14が来訪者を検知すると、カメラ9が来訪者の撮像を開始するように制御する。GPUは、複数のGPUコアによって構成されてもよい。メモリは、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)を含む。ROMには、ドアベル制御プログラムが記憶されてもよい。RAMには、ドアベル制御プログラムが一時的に記憶されてもよい。プロセッサは、記憶装置またはROMに記憶されたドアベル制御プログラムから指定されたプログラムをRAM上に展開し、RAMとの協働で各種処理を実行するように構成されてもよい。
また、制御部7は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field−Programammable Gate Array)等の集積回路(ハードウェア資源)によって構成されてもよい。さらに、制御部7は、少なくとも一つのマイクロコントローラと集積回路との組み合わせによって構成されてもよい。
制御部7は、後述する光線検出部18や超音波検出部19から受信した信号が、ドアベル2がネットワーク5と接続可能な状態になるためのパスワード情報を含んでいる場合、当該信号からパスワード情報を認識し、その認識したパスワード情報を通信IF8に伝達する。
通信IF8は、ルータ20を介して、ネットワーク5への接続を可能にする装置あるいはインターフェースである。通信IF8を介して、ドアベル2は、ネットワーク5に接続されたサーバ3と適宜に通信することができる。
通信IF8は、送受信機能を有している。送信機能に着目すれば、通信IF8は、例えば、ドアベル2の位置情報を、ネットワーク5を介してサーバ3に送信する送信手段の一例として機能する。
また、受信機能に着目すれば、通信IF8は、例えば、ドアベル2の位置情報を、ネットワーク5を介してサーバ3から受信する受信手段の一例として機能する。
カメラ9は、ドアベル2の前方を含む周囲を撮影する。カメラ9の撮像範囲に来訪者が存在している場合、カメラ9は、その来訪者を撮影する。さらに、カメラ9は、二次元コードの読み取りも可能である。また、マイク12は、ドアベル2の周辺の来訪者の声等の音声を捉える。スピーカ13は、ユーザの端末、例えば、インターホン親機のマイクで捉えられたユーザの声等の音声を発する。
操作部10は、来訪者の各種入力操作を受け付ける。各種入力操作には、例えば、ユーザの呼出等が含まれる。
人感センサ14は、赤外線等により、来訪者を検知するように構成されている。人感センサ14は、来訪者を検知すると、来訪者がドアベル2に接近していることを制御部7に伝達する。
映像処理部15は、制御部7に備わっているプロセッサと同様のプロセッサにより構成され得る。映像処理部15は、カメラ9が撮像や読み込み等をしたデータを処理して、処理結果を通信IF8に伝達する。映像処理部15は、カメラ9が撮像した画像を分析するためのソフトウェアを備えている。映像処理部15は、来訪者により、操作部10の呼出ボタンが押下されると、後述する条件記憶部23に記憶された条件に基づいてカメラ9により撮像された画像を分析することも可能である。
音声認識部17は、制御部7に備わっているプロセッサと同様のプロセッサにより構成され得る。音声認識部17は、マイク12が捉えた声等の音声データを受信する。受信した音声データが、例えば、ドアベル2がネットワーク5と接続可能な状態になるためのパスワード情報に関するものであった場合、音声認識部17は、受信した音声データからパスワード情報を認識し、その認識したパスワード情報を通信IF8に伝達する。
音声認識部17は、マイク12を介して捉えられた来訪者の音声データが、居住者を呼び出すための音声、例えば、「ごめんください。阿部様いらっしゃいますか。」というような音声に関する音声データであるかどうかを認識することができる。音声認識部17は、居住者を呼び出すための音声データを認識した場合、呼出通知部25又は制御部7に呼出があったことを示す検出信号を送信する。
さらに、音声認識部17は、受信した音声データが居住者を呼び出すための音声に関するデータであった場合、受信した音声データを人工知能部22に伝達することもできる。
光線検出部18は、検出センサを備えている。光線検出部18は、例えば、移動通信端末4から射出された光線(例えば、可視光光線)を検出する。光線検出部18は、検出された光線を信号に変換し、当該信号を制御部7に送信する。
超音波検出部19は、超音波マイクを有している。超音波検出部19は、例えば、移動通信端末4から射出された超音波を検出する。超音波検出部19は、検出された超音波を信号に変換し、当該信号を制御部7に送信する。
記憶部21は、人物に関するデータが記憶されている。人物に関するデータとは、個人を特定するのに有用なデータである。例えば、氏名、性別、年齢、身長、音声、身体的特徴等に関する画像、動画等がこれに当たる。例えば、ユーザがネットワーク5を介して、移動通信端末4から記憶部21に画像データを送ることで、記憶部21は画像データを記憶することができる。
人工知能部22は、プロセッサ、メモリ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)等のハードウェア構成要素を有している。また、人工知能部22は、一般的に人工知能エンジンと呼ばれるソフトウェアを有している。
人工知能部22は、過去に蓄積された複数のデータや学習済みモデルを蓄積可能である。また、人工知能部22は、ニューラルネットワークやディープラーニング等のフレームワークによる機械学習も可能である。
このため、人工知能部22は、例えば、単語、イントネーション、会話の文法等の会話に関する情報を記憶することができる。マイク12が捉えた来訪者の音声を分析し、その意味内容を解釈することができる。そして、人工知能部22は、音声認識部17又は人工知能部22によって解釈された意味内容に基づき、適切なメッセージを生成する。当該メッセージは、音声データとしてスピーカ13に送信される。このように、人工知能部22は、来訪者と対話可能である。
人工知能部22は、映像処理部15によって処理された画像データやマイク12を介して音声認識部17が認識した音声データと、記憶部21に記録されたデータとの一致度を数値化(照合)することができる。
照合にあたり、ユーザは、対応付けができたかできなかったのかの基準を人工知能部22に学習又は記憶させることができる。当該基準としては、例えば、上述した数値化された一致度が所定の閾値以上であれば、その来訪者からの呼出をユーザの端末4に通知するといった基準である。
人工知能部22は、映像処理部15によって処理された画像データや、マイク12を介して音声認識部17が認識した音声データと、記憶部21に記録されたデータとを照合する。映像処理部15によって処理された画像データや、マイク12を介して音声認識部17が受信した音声データと、記憶部21に記録されたデータとの一致度が、所定の閾値以上である場合、その来訪者からの呼出は、ユーザの端末4に通知される。
条件記憶部23は、ユーザの端末4への通知を行わない条件を記憶するためのメモリを有している。当該条件は、ユーザが、自身の端末4を介して設定する。当該条件は、呼び出しを許可する来訪者又は呼び出しを許可しない来訪者に関する情報である。呼び出しを許可しない来訪者とは、端末4への通知を行わないよう、ユーザが予め設定した者や、端末4への通知を行うよう、ユーザが予め条件記憶部23に記憶させた条件を満たさない者をいう。来訪者が不審者であるか否かの判断基準には、例えば、来訪者がキョロキョロしているか否かといった基準を含んでも良い。また、条件記憶部23は、後述する不審者度数に基づいて、ユーザへの端末4への通知を行うか否かを判断するための閾値を記憶可能である。なお、条件記憶部23に記憶される閾値は、ユーザが任意に設定できる。
判断部24は、制御部7に備わっているプロセッサと同様のプロセッサにより構成され得る。判断部24は、映像処理部15による分析結果に基づいて、不審者度数を算出することができる。不審者度数は、例えば、設定された判断基準に対する、該当する判断基準の数を、百分率を用いて算出される。本実施形態では、この方法を用いて不審者度数を算定する。
判断部24は、判断部24が算出した不審者度数と、条件記憶部23に記憶された閾値とを比較する。比較した結果に基づき、判断部24は、居住者を呼び出すか否かの判断をする。
また、判断部24は、後述する保存部26に保存されている、撮像画像及び不審者度数と、映像処理部15による分析結果とを比較し、その比較結果も利用して、居住者を呼び出すか否かの判断をすることもできる。
判断部24は、モーションセンサ27から出力された検知信号に基づいて、来訪者がモーションセンサ27に向かって接近しているかどうかの判断を行うことができる。例えば、来訪者がモーションセンサ27に向かって前進していることを示す検知信号が出力された場合、判断部24は、来訪者がモーションセンサ27に向かって接近していると判断する。判断部24によってなされた判断結果は、制御部7へ伝達される。
呼出通知部25は、来訪者からの呼出があったことをユーザに通知する。呼出通知部25は、操作部10の呼出ボタンが押下されることにより、ユーザの端末4に通知してもよいし、判断部24又は制御部7などからの指令に基づいて、ユーザの端末4に通知してもよい。
保存部26は、画像データや数値データ等が保存可能なメモリを有している。保存部26は、カメラ9が撮像した画像及び判断部24が算出した不審者度数を保存する手段である。
モーションセンサ27は、赤外線、マイクロ波、ミリ波等を用い、来訪者の動作を連続的に検知するように構成されている。モーションセンサ27は、人感センサ14が来訪者を検知した信号に基づいて起動する。モーションセンサ27が来訪者の動作を検知すると、モーションセンサ27は、検知結果としての検知信号を判断部24へ出力する。
接触認識部29は、例えば、圧力センサなどにより構成されており、所定の圧力負荷を検出した場合に、呼出通知部25又は制御部7に検出信号を送信する。すなわち、来訪者が接触認識部29に対してノックをすると、接触認識部29は呼出通知部25又は制御部7に検出信号を送信する。
図3を参照して、来訪者が来てから居住者の端末4に呼出通知がなされるまでの流れを説明する。
図3は、来訪者が来てから居住者の端末4に呼出通知がなされるまでの流れを示すフロー図である。初めに、居住者は、氏名、性別、年齢、身長、音声、身体的特徴といった個人を特定するのに有用なデータ(個人照合用データ)を、移動通信端末4とネットワーク5を介して記憶部21に記録する(ステップS1)。具体的には、移動通信端末4に保存された音声データを、ネットワーク5を介してドアベル2に送信する。ドアベル2が音声データを受信すると、制御部7は、受信した音声データを記憶部21に保存するよう制御する。
次に、ステップS2において、来訪者が呼出ボタンを押下すると(ステップS2においてYes)、カメラ9が起動し、来訪者の撮像を開始する(ステップS4)。
また、来訪者が呼出ボタンを押下していなくても(ステップS2においてNo)、人感センサ14が来訪者を検知すると(ステップS3においてYes)、カメラ9が起動し、来訪者の撮像を開始する(ステップS4)。尚、来訪者が呼出ボタンを押下しておらず、かつ人感センサ14が来訪者を検知していないとき(ステップS3においてNo)は、ステップS2に戻る。
カメラ9による来訪者の撮像が開始されると、マイク12が、来訪者が音声を検出しているかどうかの判定を制御部7が行う(ステップS5)。マイク12がドアベル2の周辺の来訪者の声等の音声を捉えると(ステップS5においてYes)、その音声は音声認識部17に送られ、取得される(ステップS6)。その後、取得データ(この場合においては、撮像データと音声データ)と記憶部21に記録されたデータとを照合する(ステップS7)。一方、ステップS5においてNoの場合、取得データ(この場合においては、撮像データ)と記憶部21に記録されたデータとを照合する(ステップS7)。
尚、マイク12が来訪者の声等の音声を捉えた場合(ステップS6の後)、音声認識部17は、来訪者の音声を認識する。そして、音声認識部17は、来訪者の音声を検知したことを示す信号と、その音声に基づくテキストデータ等を人工知能部22に送信する。人工知能部22は、受信したテキストデータ等より、来訪者の発した音声の意味内容を解釈する。そして、人工知能部22は、来訪者に対し、適切な返答を行うためのデータを生成する。例えば、認識した音声が、「阿部さんいらっしゃいますか。」という音声であった場合、人工知能部22は、「少々お待ちください。」というメッセージを発するためのデータを生成する。スピーカ13は、生成されたデータを音声として、来訪者に向けて発する。
人工知能部22は、映像処理部15によって処理された画像データやマイク12を介して音声認識部17が認識した音声データと、記憶部21に記録されたデータとに基づいて照合を行う(ステップS7)。具体的には、第一に、人工知能部22は、来訪者から取得したデータと、記憶部21に記録されているデータとの一致度を数値化する。例えば、画像データについて数値化する場合、映像処理部15によって処理された画像データと記憶部21に記録されている各画像データとを比較する。比較の方法としては、例えば、画像に写っている人物の身体的特徴が一致しているか否かを比較していく方法である。また、例えば、音声データについて数値化する場合、音声認識部17が認識した音声データと、記憶部21に記録された音声データとを比較する。比較の方法としては、例えば、声紋や話し方の癖等が一致しているか否かを比較していく方法である。
第二に、人工知能部22は、算出された一致度が、予め居住者が設定した閾値以上であるかどうか判定する。算出された一致度が閾値以上である場合、記憶部21に記憶されたデータと、取得された画像データ又は音声データとが対応付けられたと人工知能部22は判定する(ステップS7においてYes)。ステップS7においてYesの場合、図4の(a)に示すように、来訪者からの呼出が、ネットワーク5を介して居住者の移動通信端末4に通知される。また、人工知能部22は、例えば、「呼び出しております。」等のメッセージのデータを生成し、スピーカ13は当該メッセージを音声として来訪者に発する(ステップS8)。
一方で、ステップS7においてNoの場合は、図4の(b)に示すように、呼出があったことの通知及びカメラ9が撮像した画像データ及び/又は音声認識部17が認識した音声データが、ネットワーク5を介して居住者の端末4に送られる。また、人工知能部22は、例えば、「呼び出しを行いません。」等のメッセージのデータを生成し、スピーカ13は当該メッセージを音声として来訪者に発する(ステップS9)。尚、S9において、人工知能部22は、来訪者に対するメッセージデータを生成しないように構成されてもよい。
上記構成によれば、人工知能部22は、記憶部21に予め登録されたデータに基づいて照合を行い、一致度が所定の閾値以上であった場合に限り、居住者の端末4に呼出通知をする。このため、不要な呼び出しは移住者に通知されずに済む。
このように、上記構成によれば、不要な呼出通知を制限することが可能なドアベルを提供することができる。
上記構成によれば、居住者は不在中に来訪者が訪ねてきても、ドアベル2が、来訪者が応答すべき人物か否かを判断した上で、来訪者に対し、適切な応対を行ってくれる。
このように、上記構成によれば、適切な不在対応が可能なドアベルを提供することができる。
また、上記構成によれば、人工知能部22が、カメラ9により撮像された画像又は音声認識部17により認識した来訪者の声を、記憶部21に登録されたデータと照合した結果、一致度が所定の閾値未満であった場合には、来訪者を撮像した画像又は来訪者の音声データと併せて一致度が所定の閾値未満であった旨を端末4に通知する。このため、呼出通知がされない場合であっても、居住者は来訪者を確認すること、及び当該来訪者が知人ではない可能性が高い人物であることを知ることができる
このように、上記構成によれば、不要な呼出通知を制限しつつも、全ての来訪者を居住者が確認することができるドアベルを提供することができる。
ドアベル2は、Wi−Fiルータ20及びネットワーク5を介して、居住者に関連付られた端末4と通信可能であり、端末4へ呼出を通知するように構成されている。このため、例えば、居住者が遠隔地にいる場合であっても、呼び出し通知を確認することができる。
尚、本実施例でのドアベル2は、来訪者が応答すべき人物か否かの判断を行うにとどまっているが、この例に限られない。ドアベル2は、さらに、来訪者の属性、例えば、家族、友人、業者等の属性に、来訪者を分類した上で、応答の仕方を変えることができる。
尚、本発明は、上述した実施例に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1:ドアベルシステム、2:ドアベル、3:サーバ、4:移動通信端末、5:ネットワーク、6:表示部、7:制御部、8:通信IF、9:カメラ、10:操作部、12:マイク、13:スピーカ、14:人感センサ、15:映像処理部、17:音声認識部、18:光線検出部、19:超音波検出部、20:ルータ、21:記憶部、22:人工知能部、23:条件記憶部、24:判断部、25:呼出通知部、26:保存部、27:モーションセンサ、29:接触認識部

Claims (4)

  1. 来訪者を撮像するカメラと、
    前記来訪者が居住者を呼び出すために押下される呼出ボタンと、
    前記来訪者の接近を検知するための人感センサと、
    前記来訪者の声を認識するための音声認識部と、
    照合を行うためのデータを登録するための記憶部と、
    前記居住者の端末への呼出通知が可能な人工知能部と、を備え、
    前記人工知能部は、来訪者により前記呼出ボタンが押下されたとき、又は前記人感センサにより前記来訪者が検出されたとき、前記カメラにより撮像された画像、又は前記音声認識部により認識した前記来訪者の声を、前記記憶部に登録された前記データと照合するように構成され、
    前記データと前記画像又は前記声が対応付けられた場合に、前記居住者の端末に呼出を通知するように構成されている、ドアベル。
  2. 前記人工知能部は、前記音声認識部が認識した前記声に対する適切な応答を行うためのデータを生成可能である、請求項1に記載のドアベル。
  3. 前記人工知能部は、前記カメラにより撮像された画像、又は前記音声認識部により認識した前記来訪者の声を、前記記憶部に登録されたデータと照合した結果、前記データと前記画像又は前記声が対応付けられない場合、前記画像又は前記声と併せて対応付けができなかった旨を前記居住者の端末に通知するように構成されている、請求項1又は2に記載のドアベル。
  4. 前記ドアベルは、Wi-Fiルータを介してネットワークと接続可能であり、前記ネットワークを介して、前記居住者に関連付られた移動通信端末と通信可能であり、前記移動通信端末へ前記呼出を通知する、請求項1から3のいずれか一項に記載のドアベル。
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