JP2019138744A - 回転電機および電気掃除機ならびに回転電機のバランス試験方法 - Google Patents

回転電機および電気掃除機ならびに回転電機のバランス試験方法 Download PDF

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【課題】回転電機を構成するファンについて簡潔な構成手段でバランス試験を行える回転電機および電気掃除機ならびに回転電機のバランス試験方法を得る。【解決手段】駆動シャフトに装着されるファン7の貫挿孔部THにおける少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する面取り部14が設けられている回転電機であって、ファン7のバランスを試験するにあたり、ファン7の貫挿孔部THを直立する支持ジャーナル18に嵌装して取付け、支持ジャーナル18から供給される流体圧力を前記面取り部14に加圧してファン7を浮かせるようにした。【選択図】図2

Description

本発明は、回転電機および電気掃除機ならびに回転電機のバランス試験方法に関するものである。
支持ジャーナルを備えていない回転体のつりあい試験方法において、回転体を支持する手段と移動する手段に流体を用いることによって、回転体を浮かせて試験を行い、高精度かつ回転体の摩耗を低減することができる技術が提示されている(特許文献1参照)。
特開昭59−083028号公報
先行技術の構成で回転電機を構成するファンを試験する際には、回転体としてのファンを浮かせる流体を供給する副孔が必要とされる。本発明は流体供給用の副孔構成を不要とし簡潔な構成手段でバランス試験を行える回転電機および電気掃除機ならびに回転電機のバランス試験方法を得ようとするものである。
本発明に係る回転電機は、駆動シャフトにより貫挿される貫挿孔部が前記駆動シャフトに嵌装されて前記駆動シャフトに装着されるファンを備え、前記ファンは前記貫挿孔部における少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する面取り部分が設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る回転電機のバランス試験方法は、駆動シャフトにより貫挿される貫挿孔部が前記駆動シャフトに嵌装されて前記駆動シャフトに装着されるファンを備え、前記ファンは前記貫挿孔部における少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する面取り部分が設けられている回転電機において、前記ファンのバランスを試験するにあたり、前記駆動シャフトに対し非装着状態にある前記ファンの前記貫挿孔部を直立する支持ジャーナルに嵌装して取付け、前記支持ジャーナルから供給される流体圧力を前記面取り部分に加圧して前記ファンを浮かせるようにしたことを特徴とするものである。
本発明によれば、回転電機を構成するファンについて簡潔な構成手段でバランス試験を行える回転電機および電気掃除機ならびに回転電機のバランス試験方法を得ることができる。
本発明に係る実施の形態1における回転電機を示す縦断面図である。 本発明に係る実施の形態1における回転電機を構成するファンのバランス試験装置を示す縦断面図である。 図1に示す実施の形態1における回転電機を構成するファンの縦断面図である。 図1に示す実施の形態1における回転電機を構成するファンが流体圧力により浮くことを示した説明図である。 図1に示す実施の形態1における回転電機を構成するファンを試験するバランス試験装置の上面図である。 先行文献1におけるバランス試験装置を示す縦断面図である。 図1に示す実施の形態1における回転電機を搭載した電気掃除機を示す側面図である。 図1に示す実施の形態1における回転電機を構成するファンの単体形状を示す縦断面図である。 本発明に係る実施の形態2における回転電機を構成するファンの縦断面図である。 本発明に係る実施の形態3における回転電機を構成するファンの縦断面図である。 本発明に係る実施の形態4における回転電機を構成するファンの縦断面図である。 本発明に係る実施の形態5における回転電機を構成するファンの縦断面図である。 本発明に係る実施の形態6における回転電機を構成するファンの縦断面図である。
実施の形態1.
本発明に係る実施の形態1を図1から図8までに基づいて説明する。図1は実施の形態における回転電機1の構成を示す縦断面図である。
回転電機1はフレーム2を有し、前記フレーム2にステーター3とローター4が取り付けられている。前記ステーター3はマグネットあるいは出力軸方向に積層された積層鉄心にコイルが巻回された構造である。前記ローター4は、駆動シャフト5を有し、前記駆動シャフト5にローターコア6とファン7および前記駆動シャフト5を支承する一対のベアリング8が取り付けられている。前記ローターコア6は、マグネットあるいは出力軸方向に積層された積層鉄心で構成される。前記ベアリング8は、前記ローターコア6と前記ファン7との間に取り付けられ、ベアリング8の各々に予圧を負荷するためのばね9が、一対のベアリングの間に配置されている。
前記ベアリング8は、前記フレーム2が有するハウジング部10に圧入または接着により固定されている。一対のベアリング8は、あらかじめ決められた間隔を隔てており、ばね9はあらかじめ決められたばね定数を有することで、両方のベアリング8に同じ力の予圧荷重が付与される。これにより、滑りやベアリング8内部のガタを防止しつつ、過剰ではない予圧荷重が付与されるため、軸受の寿命を延ばすことができる。また、両方のベアリングを精度よく位置決めすることによって、前記ローターコア6とステーター3の軸芯ずれを防止し低振動化が図れる。
両ベアリングを保持するハウジングを有する前記フレーム2は、プレスあるいはダイキャストにより成形した後に、切削加工することで高精度に仕上げることができ、前記ローター4を取り付けるとき、前記ベアリング8がハウジングにならって精度よく整列するように挿入することができる。前記ローターコア6は切削痕11を有している。これは、前記ローターコア6が、加工誤差や前記シャフト5への組立誤差により重量が偏心し、この状態で運転すると、偏心した重量(以降、アンバランスと呼ぶ)が遠心力となってローターに作用して過大な振動を発生させるため、ローターコア6のアンバランスを調整するためにローターコアの軸方向端部を切削している。ファン7も同理由により外周面に切削痕12を有する。
本発明に係る実施の形態1におけるファン7は、駆動シャフト5を挿入する孔13からなる貫挿孔部THの軸方向端部の角が面取りされ面取り部14が形成されている。これは、ファン7のバランスを測定する際、ファン7が支持ジャーナルすなわち軸受支持部を備えていないため、ファン7を回転させるためには流体圧力で浮かせて回転させる、あるいは、ファン7が有する孔13を回転スピンドルが有するコレットチャックで把持して回転させる手法をとらなければならない。特に、回転スピンドルを用いて回転させる場合、コレットチャックのアンバランスやコレットチャックとファン7の孔13の内面との間に生ずる空隙が測定精度に影響を及ぼすため高精度の測定が難しい。
一方、流体圧力で浮かせて回転させる場合、ファン7のはめあい公差とファン7が有する孔の表面精度の低さによって生じる誤差を、孔の内部を流れる流体によって補うことができ、ファン7の安定した回転軸を得ることができるため、高精度の測定が可能となる。また、機械的摺動部がないため、ファン7を傷つける恐れもない。流体圧力でファン7を安定的に浮かせることが課題となる。本発明に係る実施の形態1のファン7のように面取り部14があると、面取り部14に流体圧力が作用し、ファン7を安定的に浮かせることができる。
図2は、図1に示す回転電機を構成するファン7が駆動シャフト5(図1参照)に装着されていない状態で、ファン7のバランスを測定する装置の概略図である。バランス測定装置15において、振動ブリッジ16が支持ばね17によって支えられている。振動ブリッジ16は支持ジャーナル18を備えている。支持ジャーナル18は鉛直に設けられており、中心に軸方向の孔19を持っている。振動ブリッジ16は流体を供給するポート20を備えており、ポート20から水平方向の孔21が延び、軸方向の孔19とつながる。ファン7を支持ジャーナル18に沿って挿入すれば、振動ブリッジ16が有する肩状部22にのっかる。その後にポート20から流体を供給してファン7を浮かせる。肩状部22の外周は、ファン7の面取り部14より大きくする必要があり、肩状部22の表面の面精度が高いほどファン7のすわりがよくなる。
図3は図2の支持ジャーナル18部分を拡大した縦断面図である。軸方向の孔19から半径方向に複数の孔23が設けられている。供給する流体として、空気のようなガス状のものか、水やオイルのような液状のものを用いることができるが、流体に液状のものを用いると測定後にファンに付着した液体を洗浄する必要があるため、空気を選定することが望ましい。供給する流体は、支持ジャーナル18が有する半径方向の孔23を通って、ファン7と支持ジャーナル18の間の隙間を通って外部に抜けていく。高圧の流体が供給されるため、ファン7における孔13からなる貫挿孔部THに設けられた面取り部14で形成される内面24に流体圧力が作用する。
図4はファン7が流体圧力により浮く原理を説明する図である。支持ジャーナル18の中心部から孔23を介して高圧の流体が供給され、ファン7と支持ジャーナル18との間の隙間25を通って抜けていく。矢印符号FDは流体の流れる方向を示すものである。隙間25を流路としてみると、上流付近26が高圧である一方、出口近傍27が大気圧と同値となり、隙間25の管摩擦抵抗によって供給圧力は大気圧まで減圧する。ファンの面取り部14における圧力は上流付近26の圧力と同程度で高圧となる。ファンを浮かせる力は、面取り部14を軸方向に投影した面28の面積と面取り部14おける圧力の積で与えられる。矢印ベクトルFPは流体による面圧を示すものである。
ファン7を浮かせるためには、ファン7の自重による重力よりも浮かせる力のほうが大きい必要があり、浮かせる力は面取り部14近傍の圧力と面取り部の面積で決めることができる。ファン7と支持ジャーナル18間の隙間25と比べて軸方向の孔19は非常に大きいために管摩擦抵抗が小さく、流体が供給ポートから隙間に到達するまでの間での圧力低下を抑えることができるため、ファン7の面取り部14近傍における圧力は、流体の供給圧力とほぼ同程度となる。すなわち、流体の供給圧力は、バランス試験装置15を駆動するレギュレータで管理でき、レギュレータで設定可能な範囲で、ファン7が浮くように、面取り部14の面積を決めると良い。これにより、装置起動時にファン7を安定的に浮かせることができる。
図5は図2に示すバランス測定装置15の上面図である。ファン7を回転させるための駆動手段として、空気ノズル29からファンのほぼ接線方向に噴流される気流30がファン7を回転させる。
ファン7についてバランス試験を行う際には、ファン7は回転電機1の駆動シャフト13から取り外されて非装着状態とされ、前述の通りバランス試験装置15の支持ジャーナル14に嵌装されて面取り部14に加えられる流体圧力により浮上状態となり、空気ノズル29からの気流30によって回転されて、バランス状態を検出するバランス試験が行われるものである。ファン7についての前記バランス状態検出結果に基づいてファン7のバランス調整が実行される。
図6は、図1に示す回転電機のファン7と同様のファンについて先行文献に記載の装置でバランス測定する概略図である。図2に記載のバランス試験装置との違いは、支持ジャーナル18の軸に対して垂直に設けられたプレート31に、副孔32が設けられている。副孔32はプレート31の上面33に開口している。副孔32は環状流路34を経由して、供給ポート35から流体の供給を受ける。副孔32から流体がファン7に向かって吹き付けることによってファン7を浮かせることができる。この場合、ファン7の孔の端面角部に面取りが不要であるが、図2に記載のバランス測定装置15と比べて、ファン7を浮かせるための副孔や、副孔の供給圧力を制御するためのレギュレータが必要となり、装置の構造が複雑化する。
図7は、図1に記載の回転電機1を電気掃除機36に搭載した構成を示すものである。本発明に係る実施の形態1に示すようにファン7を安定的に浮かせることで高精度にファン7のバランスを修正することができ、このファン7を搭載した回転電機1において低振動化および低騒音化が図れる。よって、この回転電機1を搭載した電気掃除機36においても低騒音化および低振動化を図ることができるものである。
図8は、図1に示す回転電機のファン7を拡大した縦断面図である。ファン7が有する孔13の端面角部の一方が面取り部14で面取りされている。面取り部14における面取り形状は、この実施の形態1では端面角部に平面を形成するC面取りとしている。C面取りの場合、ファン7を浮かせる際に重要なパラメータであり受圧面積である軸方向の投影面積28を計算しやすい。C面取りは、ファン7が成型品の場合は、金型に面取り形状をつけることで、ファン7に面取り部14を付けられるが、面取り形状に設計変更があった場合に金型を変更する必要があるため、コスト増となる。一方、後切削でも面取りを付けることができ、面取り形状に変更があっても、切削ツールを変更するだけなので柔軟に対応できるが、ファン7が樹脂のような材料でできていると、切削による加工性が悪く、高い精度が得られにくい。面取り部14における面取りの加工方法は、ファン7の仕様に合わせて選定するとよい。
なお、孔13の両端面における端面角部の両端が面取り部14で面取りされていてもよく、バランス測定装置15にファン7をセットする際に、上下のどちらの面を下側にセットしてもよいため、作業性が改善する。ただし、加工時間がかかるというデメリットがある。また、ファン7を成型した際に、孔13の端面角部にバリが出やすい。バリがファンの端面40に出ていると、バランス測定装置15にファン7をセットする際に装置を傷つけるといったことや、ファン7を回転させた際にバリと装置が接触して、ファン7を安定的に回転させることを阻害する恐れがある。バランス修正後にファン7のバリが取れると、バランスが悪化し、振動や騒音の原因となり得る。したがって、孔13の端面角部をC面取りすることで、ファン7の端面40に出たバリを除去することができる。
この発明に係る実施の形態1における回転電機では、図1から図8までに示す通り、次の構成が適用されている。
積層鉄心にコイルが巻回されるステーター3と、駆動シャフト5を有しローターコアで構成されるローター4と、前記ステーター3および前記ローター4が組み付けられたフレーム2と、前記駆動シャフト5により貫挿される孔13からなる貫挿孔部THが前記駆動シャフト5に嵌装されて前記駆動シャフト5に装着される回転体としてのファン7と、前記ローター4のローターコアと前記ファン7の間で前記駆動シャフトを支承するベアリング8からなる1対の軸受とを備え、前記ローター4のローターコアにおける軸方向端部と前記ファン7の外周面に切削痕があるものであって、前記ファン7は駆動シャフト5により貫挿される貫挿孔部THが前記駆動シャフト5に挿入されて前記駆動シャフト5に装着されるものであり、前記ファン7は孔13からなる前記貫挿孔部THにおける少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有するC面取りにより傾斜角面としての受圧平面を形成した面取り部14からなる面取り部分が設けられていることを特徴とする。
この構成により、回転電機を構成するファン7について簡潔な構成手段でバランス試験を行える回転電機を得ることができ、このファン7を搭載した回転電機1において低振動化および低騒音化が図れるものであり、この回転電機1を搭載した電気掃除機36においても低騒音化および低振動化を実現できるものである。
また、この発明に係る実施の形態1における回転電機のバランス試験方法では、次の方法が適用されている。
駆動シャフト5により貫挿される孔13からなる貫挿孔部THが前記駆動シャフト5に嵌装されて前記駆動シャフト5に装着される回転体としてのファン7を備え、前記ファン7は前記貫挿孔部THにおける少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する面取り部14からなる面取り部分が設けられている回転電機について、前記ファン7のバランスを試験するにあたり、前記駆動シャフト5に装着する前の状態か前記駆動シャフト5から取り外した状態にあって前記駆動シャフト5に対し非装着状態にあり前記駆動シャフト5に装着されていない前記ファン7の前記貫挿孔部を直立する支持ジャーナル18に嵌装して取付け、前記支持ジャーナル18から供給される流体圧力を前記面取り部分に加圧して前記ファンを浮かせるようにしたものである。
前記支持ジャーナル18の中心部から孔23を介して前記支持ジャーナル18と前記ファン7の孔13からなる前記貫挿孔部との間に供給し面取り部14からなる前記面取り部分に加圧するものであって、前記支持ジャーナル18はバランス試験装置15の振動ブリッジ16に設けられた肩状部22からなる基台の上面に突設されるものであり、前記支持ジャーナル18に嵌装される前記ファン7を肩状部22からなる前記基台の上面に配設する工程と、前記支持ジャーナルと前記ファンの前記貫挿孔部との間に供給される流体圧力により前記面取り部分を加圧し面取り部14からなる前記面取り部分における受圧面積と流体圧力の積が前記ファン7の自重よりも大きいことにより前記ファン7の自重による重力に抗して前記ファンを7を浮上させる工程と、浮上状態にある前記ファン7に空気ノズル29から気流30を吹き付けて前記ファン7を回転させる工程と、浮上し回転状態にある前記ファン7により前記支持ジャーナルに加えられる振動状況によって前記ファン7のバランス特性を検出する工程と、前記バランス特性の検出結果に基づいて前記ファン7のバランスを調整する工程を含むことを特徴とする。
この方法により、回転電機を構成するファン7について簡潔な構成手段でバランス試験を行える回転電機のバランス試験方法を得ることができる。
本発明に係る実施の形態1において試験方法の対象となるファン7は、中心軸に孔13からなる貫挿孔部THを備えており、孔13の片側側面の角部がC面取りによる平面を形成する面取り部14とされている。C面取りによる面取り部14の面積と流体圧力の積がファンの自重よりも大きいことが特徴となる。バランス試験装置15側の支持ジャーナル18が備える軸方向中心孔から供給される流体により、ファン7のC面取りによる面取り部14に流体圧力がファン7を浮かせる方向に作用し、浮かせることができる。
すなわち、駆動シャフト5に対し被装着状態にあるファン7のように支持ジャーナルを備えていない回転体のつりあい試験方法において、流体を用いて駆動させる場合に、ファン7を安定的に浮かせてバランスを高精度で測定することができるため、アンバランスが小さいファン7を製造できる。これを用いた回転電機において、低振動化が図れる。
そして、装置側に副孔が不要となるため、装置自体をコンパクト化およびコストを削減できる。また、ファン7の孔13のバリも面取りで除去できるため、バリにより装置側の支持ジャーナル18を傷つける恐れもない。
実施の形態2.
本発明に係る実施の形態2を図9に基づいて説明する。図9は実施の形態2における回転電機のファン37を示す縦断面図である。ファン37が有する孔38からなる貫挿孔部THの端面角部の一方が面取りされ面取り部39が設けられている。面取り部39における面取りの形状は、実施の形態2では弧状の湾曲面を形成するR面取りとしている。R面取りによる面取り部39の場合、ファン37を浮かせる際に重要なパラメータである軸方向の投影面積SBを弧状の湾曲面を形成する半径を示すR寸法から求めることができるので、実施の形態1のC面取りによる場合と比べて計算しやすい。なお、貫挿孔部THにおける端面角部の両端が面取りされていてもよく、バランス測定装置15(図2参照)にファン37をセットする際に、上下のどちらの面を下側にセットしてもよいため、作業性が改善する。ただし、加工時間がかかるというデメリットがある。R面取りによる面取り部39によって、ファン37の端面角部に出ているバリを除去することができ、バランス測定装置15でファン37を浮かせる際に、安定してファン37を浮かせることができるといったことや、バリによるバランスの悪化を防止することができる。
この発明に係る実施の形態2における回転電機では、図9に示す通り、前述した実施の形態1における構成において、次の構成が適用されている。
実施の形態1におけるファン7に相当するファン37の貫挿孔部THの少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する弧状の湾曲面を形成するR面取りによる面取り部39からなる面取り部分が設けられていることを特徴とする。
この構成により、回転電機を構成するファン37について簡潔な構成手段でバランス試験を行うことができバランス試験における作業性を改善できる回転電機を得ることができる。
実施の形態3.
本発明に係る実施の形態3を図10に基づいて説明する。図10は、実施の形態3における回転電機のファン41を示す縦断面図である。ファン41が有する孔42からなる貫挿孔部THにおける端部の一方が段付き部を有する構造となっている。ファン41を浮かせる力は、段差部43の面積と段差部43に供給される圧力の積で与えられ、ファン41の自重による重力よりも大きくなるように段差部43の面積と圧力を調整するとよい。実施の形態1や実施の形態2の面取り形状と比べて、段差構造の方が加工性がよいため、非常に精度が良い面積が得られる。ただし、段差部のファン端面側の角部44にバリが出るため、ファン41を安定的に浮かせるにあたってバリを除去する必要がある。この角部44を面取りすることで、この問題を解消できるが、工数がかかるため、コスト増となる。なお、両端に段差部を設けてもよく、バランス測定装置15(図2参照)にファン41をセットする際に、上下のどちらの面を下側にセットしてもよいため、作業性が改善する。ただし、加工時間がかかるというデメリットがある。
この発明に係る実施の形態3における回転電機では、図10に示す通り、前述した実施の形態1における構成において、次の構成が適用されている。
実施の形態1におけるファン7に相当するファン41の孔42からなる貫挿孔部THの少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する段差部43からなる段付き部が設けられていることを特徴とする。
この構成により、回転電機を構成するファン41について簡潔な構成手段でバランス試験を行うことができ加工性を改善できる回転電機を得ることができる。
実施の形態4.
本発明に係る実施の形態4を図11に基づいて説明する。図11は、実施の形態4における回転電機のファン45を示す縦断面図である。ファン45が有する孔からなる貫挿孔部THに別部品としてブッシュ46が組まれている。ブッシュ46は、ファン45が成型品の場合には、ファンと一体成型することで組み合わされる。ファン45が成型品でない場合には、圧入によって組み合わされる。成型品であっても、ブッシュ46をファン45に圧入してもよい。ブッシュ46は孔47からなる貫挿孔部分を有しており、その中心軸はファン45が有する孔からなる貫挿孔部THと同一である。ブッシュ46が有する孔47からなる貫挿孔部分の端面角部の一方が面取りされ面取り部51が形成されている。面取り部51の面取り形状は、実施の形態4ではC面取りとしている。ブッシュ46は、ファン45よりも加工性がよい材料で作られる。これにより、面取り部51を精度良く後切削で加工できる。
また、ファン45を回転電機の駆動シャフト5にナット締めで固定する際に、ファンが樹脂のような柔軟な材質だとナットでファンが変形し、十分な締め付け力が得られない。そのため、ファンにブッシュを挿入し、ナットでブッシュを締め付ければ、ファンが変形することもなく、十分な締め付け力が得られる。ブッシュは鉄のような硬い材質で作られるが、ファンよりも体積が非常に小さいため、ブッシュによる質量増加の影響は小さい。なお、ブッシュの両端に面取り部51を設けてもよく、バランス測定装置15(図2参照)にファン45をセットする際に、上下のどちらの面を下側にセットしてもよいため、作業性が改善する。
この発明に係る実施の形態4における回転電機では、図11に示す通り、前述した実施の形態1における構成において、次の構成が適用されている。
実施の形態1におけるファン7に相当するファン45に設けられた孔からなる貫挿孔部THにブッシュ46からなる別部品としての装着部品を内装し、前記装着部品は孔47からなる貫挿孔部分を有するものであって、ブッシュ46からなる前記装着部品の孔47からなる前記貫挿孔部分の少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する受圧平面を形成するC面取りによる面取り部51からなる面取り部分が設けられていることを特徴とする。
この構成により、回転電機を構成するファン45について簡潔な構成手段でバランス試験を行うことができ加工性を改善できる回転電機を得ることができる。
実施の形態5.
本発明に係る実施の形態5を図12に基づいて説明する。図12は、実施の形態5における回転電機を構成するファン48を示す縦断面図である。ファン48が有する孔からなる貫挿孔部THに別部品としてブッシュ49が組まれている。ブッシュ49は、ファン48が成型品の場合には、ファン48と一体成型することで組み合わされる。ファン48が成型品でない場合には、圧入によって組み合わされる。成型品であっても、ブッシュ49をファン48に圧入してもよい。ブッシュ49は孔47からなる貫挿孔部分を有しており、その中心軸はファン48が有する孔からなる貫挿孔部THと同一である。ブッシュ49が有する孔47の端面角部の一方が面取りされ面取り部50が形成されている。面取り部50の面取り形状は、実施の形態5ではR面取りとしている。なお、ブッシュの両端に面取り部を設けてもよく、バランス測定装置15(図2参照)にファン48をセットする際に、上下のどちらの面を下側にセットしてもよいため、作業性が改善する。
この発明に係る実施の形態5における回転電機では、図12に示す通り、前述した実施の形態1における構成において、次の構成が適用されている。
実施の形態1におけるファン7に相当するファン48の貫挿孔部THに別部品としてのブッシュ49からなる装着部品を内装し、前記装着部品は孔47からなる貫挿孔部分を有するものであって、前記装着部品の孔47からなる前記貫挿孔部分の少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する弧状の湾曲面を形成するR面取りによる面取り部50からなる面取り部分が設けられていることを特徴とする。
この構成により、回転電機を構成するファン48について簡潔な構成手段でバランス試験を行うことができ加工性を改善できる回転電機を得ることができる。
実施の形態6.
本発明に係る実施の形態6を図13に基づいて説明する。図13は、実施の形態5における回転電機を構成するファン52を示す縦断面図である。ファン52が有する孔からなる貫挿孔部THに別部品としてブッシュ53が組まれている。ブッシュ53は、ファン52が成型品の場合には、ファン52と一体成型することで組み合わされる。ファン52が成型品でない場合には、圧入によって組み合わされる。成型品であっても、ブッシュ53をファン52に圧入してもよい。ブッシュ52は孔47からなる貫挿孔部分を有しており、その中心軸はファン52が有する孔からなる貫挿孔部THと同一である。
ブッシュ53が有する孔47の一方が段付き構造となっている。ファンを浮かせる力は、段差部43の面積と段差部43に供給される圧力の積で与えられ、ファンの自重による重力よりも大きくなるように段差部43の面積と圧力を調整するとよい。実施の形態4や5の面取り形状と比べて、段差構造の方が加工性がよいため、非常に精度が良い面積が得られる。ただし、段差部のファン端面側の角部44にバリが出るため、ファンを安定的に浮かせるにあたってバリを除去する必要がある。この角部44を面取りすることで、この問題を解消できるが、工数がかかるため、コスト増となる。なお、両端に段差部43を設けてもよく、バランス測定装置にファンをセットする際に、上下のどちらの面を下側にセットしてもよいため、作業性が改善する。ただし、加工時間がかかるというデメリットがある。
この発明に係る実施の形態6における回転電機では、図13に示す通り、前述した実施の形態1における構成において、次の構成が適用されている。
実施の形態1におけるファン7に相当するファン52の貫挿孔部THに別部品としての装着部品を内装し、前記装着部品は貫挿孔部分を有するものであって、前記装着部品の前記貫挿孔部分の少なくとも一方の端面角部44に所定の受圧面積を有する段差部43からなる段付き部が設けられていることを特徴とする。
この構成により、回転電機を構成するファン52について簡潔な構成手段でバランス試験を行うことができ加工性を改善できる回転電機を得ることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を自由に組合せたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 回転電機、2 フレーム、3 ステーター、4 ローター、5 駆動シャフト、6 ローターコア、7 ファン、8 ベアリング、9 ばね、10 ハウジング、11 切削痕(ローターコア)、12 切削痕(ファン)、13 孔、14 面取り部、15 バランス測定装置、16 振動ブリッジ、17 支持ばね、18 支持ジャーナル、19 軸方向の孔、20 供給ポート、21 水平方向の孔、22 肩状部、23 孔(支持ジャーナル)、24 ファンの孔の内面、25 隙間、26 上流、27 出口、SA 面取り部を軸方向に投影した面、29 空気ノズル、30 気流、31 プレート、32 副孔、33 プレート上面、34 環状流路、35 供給ポート(副孔)、36 電気掃除機、37 ファン(実施の形態2)、38 孔(実施の形態2)、39 面取り部(R面取り)、40 端面、41 ファン(実施の形態3)、42 孔(実施の形態2)、43 段差部、44 角部、45 ファン(実施の形態4)、46 ブッシュ、47 孔(ブッシュ)、48 ファン(実施の形態5)、49 ブッシュ(実施の形態5)、50 面取り部(実施の形態5)、51 面取り部(実施の形態4)52 ファン(実施の形態6)、53 ブッシュ(実施の形態6)。

Claims (13)

  1. 駆動シャフトにより貫挿される貫挿孔部が前記駆動シャフトに嵌装されて前記駆動シャフトに装着されるファンを備え、前記ファンは前記貫挿孔部における少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する面取り部分が設けられていることを特徴とする回転電機。
  2. 積層鉄心にコイルが巻回されるステーターと、駆動シャフトを有しローターコアで構成されるローターと、前記ステーターおよび前記ローターが組み付けられたフレームと、前記駆動シャフトに装着されるファンと、前記ローターコアと前記ファンの間で前記駆動シャフトを支承する1対の軸受とを備え、前記ローターコアの軸方向端部と前記ファンの外周面に切削痕があるものであって、前記ファンは前記駆動シャフトにより貫挿される貫挿孔部が前記駆動シャフトに挿入されて前記駆動シャフトに装着されるものであり、前記ファンは前記貫挿孔部における少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する面取り部分が設けられていることを特徴とする回転電機。
  3. 前記ファンの前記貫挿孔部の少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する平面を形成する面取り部分が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記ファンの前記貫挿孔部の少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する弧状の湾曲面を形成する面取り部分が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  5. 前記ファンの前記貫挿孔部の少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する段付き部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  6. 前記ファンの貫挿孔部に装着部品を内装し、前記装着部品は貫挿孔部分を有するものであって、前記装着部品の前記貫挿孔部分の少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する面取り部分が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  7. 前記装着部品の前記貫挿孔部分の少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する平面を形成する面取り部分が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の回転電機。
  8. 前記装着部品の前記貫挿孔部分の少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する弧状の湾曲面を形成する面取り部分が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の回転電機。
  9. 前記装着部品の前記貫挿孔部分の少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する段付き部が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の回転電機。
  10. 請求項1から請求項9までの何れか1項に記載の回転電機を搭載した電気掃除機。
  11. 駆動シャフトにより貫挿される貫挿孔部が前記駆動シャフトに嵌装されて前記駆動シャフトに装着されるファンを備え、前記ファンは前記貫挿孔部における少なくとも一方の端面角部に所定の受圧面積を有する面取り部分が設けられている回転電機について、前記ファンのバランスを試験するにあたり、前記駆動シャフトに装着されていない前記ファンの前記貫挿孔部を直立する支持ジャーナルに嵌装して取付け、前記支持ジャーナルから供給される流体圧力を前記面取り部分に加圧して前記ファンを浮かせるようにしたことを特徴とする回転電機のバランス試験方法。
  12. 前記支持ジャーナルの中心部から前記支持ジャーナルと前記ファンの前記貫挿孔部との間に供給し前記面取り部分に加圧することを特徴とする請求項11に記載の回転電機のバランス試験方法。
  13. 前記支持ジャーナルはバランス試験装置に設けられた基台の上面に突設されるものであって、前記支持ジャーナルに嵌装される前記ファンを前記基台の上面に配設する工程と、前記支持ジャーナルと前記ファンの前記貫挿孔部との間に供給される流体圧力により前記面取り部分を加圧し前記ファンの重力に抗して前記ファンを浮上させる工程と、浮上状態にある前記ファンを回転させる工程と、浮上し回転状態にある前記ファンにより前記支持ジャーナルに加えられる振動状況によって前記ファンのバランス特性を検出する工程とを含むことを特徴とする請求項12に記載の回転電機のバランス試験方法。
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