JP2019138059A - 浴槽用給湯兼排水口アダプター - Google Patents

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伸成 小林
Nobunari Kobayashi
伸成 小林
秀樹 藤澤
Hideki Fujisawa
秀樹 藤澤
健一 櫻
Kenichi Sakura
櫻  健一
大輔 服部
Daisuke Hattori
大輔 服部
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Abstract

【課題】 意匠性に優れ、排水口と追い焚きを行う追い焚き通水口とを備えた浴槽用給湯兼排水口アダプターを提供することを目的とする。【解決手段】 浴槽の底面に形成される排水口10と、排水口10の上に載置され排水口10の開閉を行う弁体11と、排水口10に隣接して形成される追い焚き通水口20と、追い焚き通水口20の上に載置される通水口カバー21とを備え、通水口カバー21の、排水口10と隣接する辺側の端部である排水口側端部22を弁体11の下方に位置させたことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、排水口と給湯器からの温水が吐出される給湯口や、追い焚きを行う追い焚き通水口とを備えた浴槽用給湯兼排水口アダプターに関する。
浴槽の追い焚きを行うために排水口と追い焚き通水口とを一体に備えた浴槽用給湯兼排水口アダプターを用いた浴槽排水装置が知られている。例えば、特許文献1では、浴槽の排水孔に口具が装着され、この口具には、排水通路と、浴槽湯水循環用の往通路および戻り通路とが設けられ、前記排水孔の排水通路には排水弁が設けられる浴槽の排水弁装置が開示されている。特許文献1に示されるように、一体型の浴槽用給湯兼排水口アダプターの多くは、排水口および弁体を円形とし、排水口の周囲に沿って追い焚き通水口を形成して円形のカバーで追い焚き通水口を覆う構造をしている。
実開平5−96168号公報
しかしながら、上記特許文献1に示されるような円形の浴槽用給湯兼排水口アダプターは、意匠性に劣るという問題がある。消費者の趣向も多様化しており、円形以外の形状の排水口および追い焚き通水口を求めるニーズがある。上記従来の浴槽用給湯兼排水口アダプターでは、このようなデザインに対するニーズを充足することができない。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、意匠性に優れ、排水口と給湯口や追い焚きを行う追い焚き通水口とを備えた浴槽用給湯兼排水口アダプターを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る浴槽用給湯兼排水口アダプターは、浴槽の底面に形成される排水口と、排水口の上に載置され排水口の開閉を行う弁体と、排水口に隣接して形成される追い焚き通水口と、追い焚き通水口の上に載置される通水口カバーとを備え、通水口カバーの、排水口と隣接する辺側の端部を弁体の下方に位置させたことを特徴とする。
これにより、弁体と通水口カバーとが載置される面であるアダプター底面を覆い隠して露出させずに、連続性のある平面を構成し、かつ、円形以外の形状にも対応することができるので、意匠性に優れた浴槽用給湯兼排水口アダプターが実現可能となる。
ここで、前記排水口および前記追い焚き通水口は、一体に形成されているとしてもよい。
また、前記浴槽の底面と、閉口時の弁体の頂部と、通水口カバーの頂部とが面一となるのが好ましい
これにより、浴槽の底面が凸状部分がなくなり平坦になるので、使用者が浴槽内で足を引っ掛けることを防ぐことができる。
また、前記通水口カバーは、排水口と隣接する辺側の端部へ向けて傾斜する傾斜部を備えるのが好ましい。
これにより、通水口カバーの排水口側の端部を弁体の下に潜り込ませて排水口底面を覆い隠すことができる。
さらに、前記弁体および前記通水口カバーは、少なくとも外部に露出する個所が、金属により形成されている、又は、金属調加工が施されているのが好ましい。
これによれば、同じ素材で連続性のある平面として、意匠性を高めることができる。
以上のように、本発明に係る浴槽用給湯兼排水口アダプターによれば、弁体と通水口カバーとが載置されるアダプター底面を覆い隠し、連続性のある平面を構成しつつ、円形以外の形状にも対応可能なので、様々なデザインに対するニーズを充足することができる。
第1実施形態の浴槽用給湯兼排水口アダプターの平面図である。 図1のA−A線断面斜視図である。 図1のB−B線断面図で、排水口が開いた状態を示す図である。 図1のB−B線断面図で、排水口が閉じた状態を示す図である。 排水口と通水口カバーの位置関係を示す図である。 通水口カバーの斜視図である。 第2実施形態の浴槽用給湯兼排水口アダプターの平面図である。 図7のC−C線断面斜視図である。 排水口と通水口カバーの位置関係を示す図である。 通水口カバーの斜視図である。
以下、本発明に係る浴槽用給湯兼排水口アダプターについて図を参照しながら説明する。
図1は、第1実施形態の浴槽用給湯兼排水口アダプターの平面図であり、図2はA−A線断面斜視図である。図3および図4は図1のB−B線断面図で、図3は排水口が開いた状態を示し、図4は排水口が閉じた状態を示している。また、図5は排水口と通水口カバーの位置関係を示す図であり、図6は通水口カバーの斜視図である。
第1実施形態に係る浴槽用給湯兼排水口アダプター1は、浴槽5の底面に配置される排水装置であり、排水口10と、追い焚きを行う際に湯水を循環させるための通水口となる追い焚き通水口20とを隣接させて一体に備えた浴槽用給湯兼排水口アダプターである。ここでは、排水が下水へと排水される排水口10がアダプター底面24に構成され、その排水口10の左右に追い焚き通水口20が配列され、追い焚き通水口20、排水口10、および、追い焚き通水口20が直列に並び、全体が平面視矩形となるよう構成された浴槽用給湯兼排水口アダプターを示している。なお、浴槽5の底面には、浴槽5の側壁と浴槽5の底面が交差するR部分も含まれるものとする。
排水口10の上には、排水口10の開閉を行う弁体11が載置されており、この弁体11は全体形状に合わせた矩形に構成されている。弁体11は、排水口10を開栓又は閉栓する。具体的には排水口10から離れた個所に構成される操作部を操作することで、レリースワイヤなどの伝達部材により弁体11を上下動させる。図3に示すように、弁体11を上昇させた際は、弁体11は排水口10から離間して開栓し、浴槽5内の排水が排水口10から下水へと排水される。図4に示すように、弁体11を下降させた際は、弁体11は排水口10に着座して閉栓し、浴槽5内に水を貯水することが可能となる。
追い焚き通水口20は、追い焚きを行う際に湯水を通水させる通水口であり、浴槽5内の湯水を循環用の戻り通路へ導く吸込口20Aと、給湯器からの湯水を浴槽5内へ供給する吐出口20Bとで構成されている。なお、ここでは、浴槽5と給湯器との間に湯水を循環させる循環型の給湯システムを例に挙げて説明するが、給湯器から浴槽5内に湯水を供給する吐出口20Bのみで構成される給湯システムであってもよい。
追い焚き通水口20の上には、通水口カバー21が載置されている。通水口カバー21は、追い焚き通水口20を被覆するカバー部材であり、追い焚き時の湯水の吐出口又は吸引口が開口されている。この通水口カバー21も全体形状に合わせた矩形に構成されている。
排水口10と隣接する辺側に位置する通水口カバー21の端部が、排水口10を閉じた状態の弁体11と正面視で平行、すなわち、排水口10を閉じた状態の弁体11の上面と同じ高さになっていると、弁体11と通水口カバー21の端部との間に隙間が形成されることになる。弁体11と通水口カバー21の端部とを密着させることは清掃時の取り外し等の障害になり、遊びが必要だからである。一方、弁体11と通水口カバー21の端部との間の隙間は、納まりが悪くなり、意匠性を悪化させることになる。弁体11と通水口カバー21とは同じ金属製として構成されることが多いところ、これらが載置される面であるアダプター底面24は合成樹脂等の異素材で構成されていることが多く、弁体11と通水口カバー21の端部との間の隙間は、異素材の部分が露出することになって意匠性を非常に悪化させる一因となる。アダプター底面24を同じ金属製で構成した場合でも、排水の汚れは隅や段差に溜まりやすいため、弁体11と通水口カバー21の端部との間の隙間は汚れが見えてしまい、意匠性を低下させる一因になりうる。
そのため、通水口カバー21の中央部と排水口10を閉じた状態の弁体11の上面とを同じ高さの面一に構成する一方で、通水口カバー21の排水口10と隣接する辺側の端部である排水口側端部22を、弁体11の下に位置するようにして、弁体11と通水口カバー21の端部との間の隙間を生じさせず、排水口底面を弁体11と通水口カバー21とによって覆い隠すことで意匠性を確保している。なお、浴槽5の底面と、排水口10を閉じた状態の弁体11の頂部と、通水口カバー21の頂部とが面一となることで、浴槽5の底面に凸状部分をなくすることができ、使用者が足を引っ掛けることを防ぐ効果も得られる。
図5および図6に示すように、通水口カバー21の排水口側端部22は、弁体11の下方に位置して排水口10に沿う形状に構成されている。ここでは、カバー本体部材と、排水口側端部22を有する端部部材23とで構成される通水口カバー21を示している。このカバー本体と端部部材23とを分離する構成によれば、カバー本体部材を通水の為の穴開け加工を施した金属製とし、端部部材23を合成樹脂製として排水口側端部22の成型を容易にすることができる。
このように構成された浴槽用給湯兼排水口アダプター1は、排水口10と、追い焚き通水口20とを隣接させて一体に備えた浴槽用給湯兼排水口アダプターで、排水口10の上に載置される弁体11と、追い焚き通水口20の上に載置される通水口カバー21とにより、アダプター底面24を覆い隠し、通水口カバー21の排水口側端部22が弁体11の下に位置するように配置しているので、弁体11と通水口カバー21の端部との間に隙間を生じさせることがない。すなわち、アダプター底面24が露出することがなくなるので、弁体11と通水口カバー21とを同素材で構成して連続性のある平面とすることができ、浴槽用給湯兼排水口アダプターを意匠性に優れたものとすることができる。
次に、第2実施形態の浴槽用給湯兼排水口アダプターについて説明する。
図7は、第2実施形態の浴槽用給湯兼排水口アダプターの平面図であり、図8はB−B線断面斜視図である。図9は排水口と通水口カバーの位置関係を示す図であり、図10は通水口カバーの斜視図である。
第2実施形態の浴槽用給湯兼排水口アダプター2は、上記第1実施形態に係る浴槽用給湯兼排水口アダプター1と共通しており、通水口カバー41が傾斜部43を備えている点で異なっている。ここでは、この異なる点を中心に説明する。
通水口カバー41は、通水口カバー41の排水口30と隣接する辺側の端部である排水口側端部42へ向かって下方に傾斜する傾斜部43を備えている。通水口カバー41が、排水口30を閉じた状態の弁体31の上面と面一となる同じ高さから排水口側端部42へ向かってテーパー状に形成された傾斜部43を備えることにより、排水口側端部42を弁体31の下に潜り込ませてアダプター底面44を覆い隠すので、弁体31と通水口カバー41の端部との間に隙間を生じさせることがなく、上記第1実施形態と同様に、意匠性に優れた浴槽用給湯兼排水口アダプターを得ることができる。
また、第2実施形態の通水口カバー41は、カバー本体と端部部材とを分離する構成ではなく、全体を同じ金属製として構成している。このように通水口カバー41を一体成型により構成してもよい。
以上、本発明に係る浴槽用給湯兼排水口アダプターについて、各実施形態に基づいて説明したが本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の目的を達成でき、かつ発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々設計変更が可能であり、それらも全て本発明の範囲内に包含されるものである。
例えば、上記実施の形態では、排水口の弁体や通水口カバーを金属製として説明したが、合成樹脂等のその他の素材であってもよい。合成樹脂製で表面に金属カシメ加工を施したり、インサート成形したものでもよい。少なくとも外部に露出する個所を金属とするのがよく、この他、表面に金属調加工(めっき、塗装、シート・フィルム貼付、ホットスタンプ、シボ加工、または、鏡面加工など)を施すとしてもよい。
また、連続性のある平面として意匠性を高める観点からは、弁体と通水口カバーとを同一素材で構成するのが好ましいが、意匠性を高められるものであれば弁体と通水口カバーとを異なる素材で構成してもよい。
さらに、上記実施形態では、弁体と通水口カバーとを矩形としているが、形状は矩形に限られるものではなく、その他の多角形状や異なる形状の組み合わせとしてもよく、円形以外の形状にも対応することができ、様々なデザインに対するニーズを充足することが可能である。
本発明は、浴槽底面に据え付けられる浴槽用給湯兼排水口アダプターとして有用であり、特に排水口と給湯口や追い焚きを行う追い焚き通水口とを備えた浴槽用給湯兼排水口アダプターに好適である。
1,2 浴槽用給湯兼排水口アダプター
5 浴槽
10,30 排水口
11,31 弁体
20,40 追い焚き通水口
20A 吸込口
20B 吐出口
21,41 通水口カバー
22,42 排水口側端部
23 端部部材
24,44 アダプター底面
43 傾斜部

Claims (5)

  1. 浴槽の底面に形成される排水口と、
    排水口の上に載置され排水口の開閉を行う弁体と、
    排水口に隣接して形成される追い焚き通水口と、
    追い焚き通水口の上に載置される通水口カバーとを備え、
    通水口カバーの、排水口と隣接する辺側の端部を弁体の下方に位置させた
    ことを特徴とする浴槽用給湯兼排水口アダプター。
  2. 前記排水口および前記追い焚き通水口は、一体に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の浴槽用給湯兼排水口アダプター。
  3. 前記浴槽の底面と、閉口時の弁体の頂部と、通水口カバーの頂部とが面一となる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の浴槽用給湯兼排水口アダプター。
  4. 前記通水口カバーは、排水口と隣接する辺側の端部へ向けて傾斜する傾斜部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の浴槽用給湯兼排水口アダプター。
  5. 前記弁体および前記通水口カバーは、
    少なくとも外部に露出する個所が、
    金属により形成されている、又は、金属調加工が施されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の浴槽用給湯兼排水口アダプター。
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