JP2019135654A - 画像投影装置、システム、画像投影方法およびプログラム - Google Patents

画像投影装置、システム、画像投影方法およびプログラム Download PDF

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智利 佐藤
雄大 今道
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Abstract

【課題】ユーザが様々な指示動作を覚える必要がない画像投影装置、システム、画像投影方法およびプログラムを提供する。【解決手段】本発明に係る画像投影装置は、投影手段と認識手段と記憶制御手段と決定手段と投影制御手段とを備える。投影手段は、投影対象物に画像を投影する。認識手段は、投影手段によって投影された画像に対する指示動作を認識する。記憶制御手段は、複数の指示動作と、当該指示動作それぞれに対応する画像の出力制御とを対応付けた対応情報を、画像の種類毎に記憶装置に記憶する。決定手段は、投影手段によって投影されている画像の種類に基づいて、画像の出力制御を行うための対応情報を決定する。投影制御手段は、決定手段によって決定された対応情報と、認識手段によって認識された指示動作とに基づいて、当該指示動作に対応付けられた出力制御に応じた画像の投影制御を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、画像投影装置、システム、画像投影方法およびプログラムに関する。
従来、プロジェクタ等の画像投影装置によって投影対象物(例えば壁面)に投影された画像に対して、タッチパネルのような感覚で直接映像に触れることや、投影画像に対して何らかの指示動作(手を動かすなどの動作)を行うことにより、当該指示動作に割り当てられていたコマンド(出力制御)が実行される技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、近年の画像投影装置では、静止画だけでなく動画を投影することもあり、静止画に対する指示動作と、動画に対する指示動作とでは共通するものが少ない。そのため、ユーザは、画像の種類に応じた指示動作を覚える必要があるうえ、指示動作の認識精度に限界があるため、種類を増やすと誤認識率も増加してしまう。そのため、少ない指示動作で多くのコマンドを実行できることが望ましいが、従来においては、そのような仕組みは存在しなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザが様々な指示動作を覚える必要がない画像投影装置、システム、画像投影方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、投影対象物に画像を投影する投影手段と、前記投影手段によって投影された画像に対する指示動作を認識する認識手段と、複数の前記指示動作と、当該指示動作それぞれに対応する画像の出力制御とを対応付けた対応情報を、画像の種類毎に記憶装置に記憶する記憶制御手段と、前記投影手段によって投影されている画像の種類に基づいて、画像の出力制御を行うための対応情報を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された対応情報と、前記認識手段によって認識された指示動作とに基づいて、当該指示動作に対応付けられた出力制御に応じた画像の投影制御を行う投影制御手段と、を備えることを特徴とする画像投影装置である。
本発明によれば、ユーザが様々な指示動作を覚える必要がない画像投影装置、システム、画像投影方法およびプログラムを実現できるという有利な効果を奏する。
図1は、全体の概観を説明するための模式図である。 図2は、全体外観を側面から見た場合の模式図である。 図3は、実施形態に係るシステムの構成例を示すブロック図である。 図4は、第1実施形態に係るプロジェクタの機能構成例を示すブロック図である。 図5は、プロジェクタを上方から俯瞰した模式図である。 図6は、撮像センサーで撮像した画像を模式的に示す図である。 図7は、投影領域のサイズの算出方法を説明するための図である。 図8は、サーバ装置の機能構成例を示すブロック図である。 図9は、第1実施形態に係る辞書情報記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。 図10は、起動してから指示領域を決定するまでのプロジェクタの動作例を示すフローチャートである。 図11は、サーバ装置から画像を受信した場合のプロジェクタの動作例を示すフローチャートである。 図12は、指示領域が決定され、かつ、サーバ装置から受信した画像が投影対象物に投影されている状態において、ユーザによる指示動作が行われた場合のプロジェクタの動作例を示すフローチャートである。 図13は、指示領域内に対象物体が存在するか否かを判断する方法を説明するための図である。 図14は、実施形態に係るプロジェクタのハードウェア構成例を示す図である。 図15は、第2実施形態に係る辞書情報記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。 図16は、第2実施形態に係るプロジェクタの機能構成例を示すブロック図である。 図17は、第2実施形態の変形例に係るプロジェクタの機能構成例を示すブロック図である。 図18は、変形例に係るデータ構造情報の一例を示す図である。 図19は、変形例に係る投影対象画像の投影例を示す図である。 図20は、変形例に係る投影対象画像の投影例を示す図である。 図21は、第3実施形態に係るプロジェクタの機能構成例を示すブロック図である。 図22は、第3実施形態に係る辞書情報記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。 図23は、第2決定部により決定された辞書情報を特定可能な情報を、ユーザに報知する制御の一例を説明するための図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像投影装置、システム、画像投影方法およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。以下では、本発明が適用される画像投影装置として、超短焦点プロジェクタを例に挙げて説明するが、これに限られるものではなく、例えば本発明が適用される画像投影装置として、短焦点プロジェクタや長焦点プロジェクタが採用されてもよい。
ここで、焦点とは、投写面から光学位置までの距離(例えば、投影光が出射される投影口から、画像が投影される投影対象物までの距離)を指す投写距離と同義である。超短焦点プロジェクタの投写距離は短焦点プロジェクタの投写距離よりも短く、短焦点プロジェクタの投写距離は長焦点プロジェクタの投写距離よりも短い。例えば超短焦点距離の投写距離を「11.7〜24.9cm」、短焦点プロジェクタの投写距離を「0.7〜14.6m」、長焦点プロジェクタの投写距離を「1.3m〜32.4m」として設定することもできる。
(第1実施形態)
図1は、全体の概観を説明するための模式図である。図2は、全体外観を側方から見た場合の模式図である。図1および図2に示すように、本実施形態に係るプロジェクタ1は、画像が投影される投影対象物(この例では壁面)2に近接して配置される。プロジェクタ1の上部には、撮像センサー100と、投影光を出射する投影口5とが異なる位置に設けられている。撮像センサー100は、プロジェクタ1によって投影された画像に対応する空間を示す対象空間を撮像する装置である。この例では、対象空間は、プロジェクタ1の上方の空間であって、投影対象物2のうち画像が投影される領域を示す投影領域3の上端を少なくとも含む空間である。本実施形態では、撮像センサー100は、カメラで構成されているが、これに限らず、例えば撮像センサー100は、赤外線カメラ、ステレオカメラ等の機器を用いることができる。要するに、撮像センサー100は、上述の対象空間を撮像可能で、対象空間のうちユーザによる指示動作が行われる指示領域4内の物体の距離を計測可能な装置であればよい。
後述するように、本実施形態では、対象空間のうち、プロジェクタ1から出射される投影光に干渉せず、かつ、投影領域3と対向する領域を、出力させたい内容に応じた指示動作を行うことが可能な指示領域4として決定する。指示領域4のうち投影領域3と向かい合う面のサイズは、投影領域3と等しいサイズであってもよいし、投影領域3のサイズと一致していなくてもよい。例えば表示するコンテンツによって、指示領域4のサイズが可変に設定されてもよい。
図3は、本実施形態に係るシステム11の概略構成例を示す図である。図3に示すように、本実施形態に係るシステム11は、プロジェクタ1と、サーバ装置12とを備える。プロジェクタ1とサーバ装置12は、例えばLAN(Local Area Network)、イントラネット、インターネットなどのネットワーク13を介して相互に接続可能である。この例では、サーバ装置12は、プロジェクタ1で投影される画像を生成(投影対象の画像データを生成)してプロジェクタ1へ供給する。例えばユーザが、指示領域4内で指示動作を行った場合、プロジェクタ1は、その指示動作に応じて画像の出力制御を決定し、決定した画像の出力制御を示す情報を、サーバ装置12へ送信する。サーバ装置12は、プロジェクタ1からの情報に基づいて画像を生成し、生成した画像を、プロジェクタ1へ送信する。そして、プロジェクタ1は、サーバ装置から画像を受信した場合、投影対象物2に投影する画像を、その受信した画像に切り替える。
図4は、プロジェクタ1の構成例を示すブロック図である。図4に示すように、プロジェクタ1は、撮像センサー100と、制御ユニット200と、画像投影部300とを備える。
制御ユニット200は、検知部201と、認識部202と、第1算出部203と、第2算出部204と、第1決定部205と、判断部206と、通信部207と、第2決定部209と、辞書情報記憶部208と、記憶制御部211と、投影制御部210とを備える。この例では、制御ユニット200のハードウェア構成は、CPU、ROM、RAM等を含む通常のコンピュータ装置のハードウェア構成を利用したものであり、制御ユニット200の各部(検知部201、認識部202、第1算出部203、第2算出部204、第1決定部205、判断部206、通信部207、記憶制御部211、第2決定部209、投影制御部210)の機能は、CPUがROM等に格納されたプログラムを実行することにより実現される。ただし、これに限られるものではなく、上述した各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路で実現されてもよい。また、上述の辞書情報記憶部208は、RAM、ROM、あるいは、HDD等の補助記憶装置などで実現可能である。
検知部201は、前述の対象空間に存在する対象物体(例えばユーザの手など)を検知する。本実施形態では、検知部201は、撮像センサー100の撮像により得られた画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、対象物体を検知する。
認識部202は、画像投影部300によって投影された画像に対する指示動作(例えば手を動かすなどの動作)を認識する。本実施形態では、認識部202は、検知部201による対象物体の検知に基づいて、画像投影部300によって投影された画像に対する指示動作を認識する。例えば手を動かすなどの動作を認識する方法としては、公知の様々な技術を利用することができる。そして、認識部202は、認識した指示動作を示す情報を、後述の判断部206へ送る。この情報には、対象物体の3次元空間上の座標などが含まれていてもよい。認識部202は、請求項の「認識手段」に対応している。
第1算出部203は、撮像センサー100による撮像で得られた画像データに基づいて、プロジェクタ1と、投影対象物2との間の距離を算出する。以下、第1算出部203による距離の算出方法について説明する。図5は、プロジェクタ1を上方から俯瞰した模式図である。図5の例では、投影口5がプロジェクタ1の右側、撮像センサー100がプロジェクタ1の左側に配置されている。また、図6は、撮像センサー(この例ではカメラ)100の撮像により得られた画像データを模式的に示す図である。本実施形態では、プロジェクタ1の上部において、投影口5と撮像センサー100が水平方向に離れて配置されているので、例えばプロジェクタ1が投影対象物2から離れると、図6に示すように、画像データ内の投影領域は、カメラの見かけ上、左方向にシフトする。この移動量(シフト量)から、プロジェクタ1と投影対象物2との距離を計算することができる。見方を変えれば、第1算出部203は、撮像センサー100による撮像で得られた画像データ内の投影領域の位置に応じて、プロジェクタ1と、投影対象物2との間の距離を算出していると捉えることもできる。
図4に戻って説明を続ける。第2算出部204は、第1算出部203により算出された距離に基づいて、投影領域のサイズを算出する。以下、第2算出部204による投影領域のサイズの算出方法について説明する。図7は、投影領域のサイズの算出方法を説明するための図である。図7は、プロジェクタ1を側方から見た場合の模式図である。図7からも理解されるように、投影領域の高さhは、以下の式1で表すことができる。
h=D×(a2×a1)+b2×b1 ・・・(式1)
上記式1において、Dは、プロジェクタ1と投影対象物2との間の距離を表す。また、a2は、投影領域の上端へ入射する投影光の傾きを表し、a1は、投影領域の下端へ入射する投影光の傾きを表す。さらに、b1は、プロジェクタ1の投影対象物2側の端面から投影対象物2と平行に上方に延びる直線Kのうち、投影口5から投影領域の下端へ入射する投影光を表す直線との交点に相当する切片を表す。また、b2は、図7に示す直線Kのうち、投影口5から投影領域の上端へ入射する投影光を表す直線との交点に相当する切片を表す。上記a1、a2、b1およびb2の各々の値は、プロジェクタ1に採用されるミラー6の特性等に応じて予め決められている。
また、投影領域の幅は、画面のアスペクト比から計算することができる。以上のようにして、第2算出部204は、投影領域の高さと幅を算出し、投影領域のサイズ(=高さ×幅)を算出することができる。
再び図4に戻って説明を続ける。第1決定部205は、対象空間のうち、プロジェクタ1の投影光に干渉せず、かつ、投影領域と対向する領域を、出力させたい内容に応じた指示動作を行うことが可能な指示領域として決定する。本実施形態では、図1および図2に示すように、第1決定部205は、プロジェクタ1の上方の、投影光に干渉しないで投影領域3と対向する、投影対象物2の法線方向の一定範囲を占める直方体形状の領域を、指示領域4として決定するが、指示領域4の形状はこれに限られるものではなく、任意に変更可能である。なお、指示領域のおよその位置をユーザに把握させるために、例えばプロジェクタ1の上面や床面などに目印(指示領域のおよその位置を知らせることができる情報であればよい)を付けておくことも可能である。
判断部206は、認識部202により認識された指示動作が、第1決定部205により決定された指示領域4内で行われたか否かを判断する。判断部206は、認識部202により認識された指示動作が、第1決定部205により決定された指示領域4内で行われたと判断した場合、その指示動作を示す情報を、投影制御部210へ出力する。
通信部207は、サーバ装置12と通信する機能を有する。本実施形態では、通信部207は、投影制御部210の制御の下、画像の出力制御を示す情報を、サーバ装置12に送信する機能を有する。また、通信部207は、サーバ装置12から送信される画像(投影対象の画像データ)を、受信する機能も有する。
ここで、図8を参照しながら、サーバ装置12の機能について説明する。図8は、サーバ装置12の機能構成例を示す図である。図8に示すように、サーバ装置12は、受信部14と、生成部15と、送信部16とを備える。
受信部14は、プロジェクタ1から、画像の出力制御を示す情報(後述の第2情報)を受信する。生成部15は、受信部14で受信した情報(第2情報)に基づいて、投影すべき画像(投影対象の画像)を生成する。送信部16は、生成部15により生成された画像(画像データ)をプロジェクタ1へ送信する。また、この例では、サーバ装置12のハードウェア構成は、CPU、ROM、RAM等を含む通常のコンピュータ装置のハードウェア構成を利用したものであり、サーバ装置12の各部(受信部14、生成部15、送信部16)の機能は、CPUがROM等に格納されたプログラムを実行することにより実現される。ただし、これに限られるものではなく、上述した各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路で実現されてもよい。
再び図4に戻って説明を続ける。記憶制御部211は、複数の指示動作と、当該指示動作それぞれに対応する画像の出力制御とを対応付けた対応情報(以下の説明では、「辞書情報」と呼ぶ場合がある)を、画像の種類毎に辞書情報記憶部208に記憶する。記憶制御部211は、請求項の「記憶制御手段」に対応し、辞書情報記憶部208は、請求項の「記憶装置」に対応している。本実施形態では、辞書情報記憶部208には、それぞれが指示動作を示す複数の第1情報と、それぞれが画像の出力制御を示す複数の第2情報とを1対1に対応付けた辞書情報が、画像の種類を示す第3情報ごとに対応付けられて予め登録されている。この例では、上記第3情報には、文書データ(ドキュメントデータ)を作成するのに用いられたアプリケーション(例えばパワーポイント、PDF、WORDなどの文書作成用のアプリケーション)の種別を示す情報、動画のデータ形式を示す情報、および、音声のデータ形式を示す情報などが含まれる。つまり、この例では、第3情報は、データ形式を示す情報であると捉えることもできる。
図9の例では、辞書情報記憶部208は、パワーポイントを示す第3情報と、パワーポイント用の辞書情報とを対応付けて記憶している。また、辞書情報記憶部208は、PDFを示す第3情報と、PDF用の辞書情報とを対応付けて記憶している。さらに、辞書情報記憶部208は、WORDを示す第3情報と、WORD用の辞書情報とを対応付けて記憶している。
図9に例示されたパワーポイント用の辞書情報は、第1情報と第2情報の組を4つ含んでいる。第1行目の組は、対象物体を右から左へ動かす指示動作を示す第1情報(例えば左方向のフリックを示す第1情報)と、次ページへの送りを示す第2情報とが対応付けられている(紐付けられている)。第2行目の組は、対象物体を左から右へ動かす指示動作を示す第1情報(例えば右方向のフリックを示す第1情報)と、前ページへの戻しを示す第2情報とが対応付けられている。第3行目の組は、対象物体を上から下へ動かす指示動作を示す第1情報と、現在投影されているページの縮小を示す第2情報とが対応付けられている。第4行目の組は、対象物体を下から上へ動かす指示動作を示す第1情報と、現在投影されているページの拡大を示す第2情報とが対応付けられている。なお、パワーポイント用の辞書情報の内容はこれに限らず、任意に変更可能である。
本実施形態では、2以上の対応情報(辞書情報)において、共通の指示動作(第1情報)に対応付けられた出力制御(第2情報)は、対応情報ごとに異なる。例えば、パワーポイント用の辞書情報およびPDF用の辞書情報の各々には、対象物体を右から左へ動かす指示動作を示す第1情報が含まれており、その第1情報に対応付けられている第2情報は、パワーポイント用の辞書情報とPDF用の辞書情報とで異なる。例えばパワーポイント用の辞書情報においては、対象物体を右から左へ動かす指示動作を示す第1情報には、次ページへの送りを示す第2情報が対応付けられているのに対し、PDF用の辞書情報においては、対象物体を右から左へ動かす指示動作を示す第1情報には、現在投影されているページを時計回りに90度だけ回転することを示す第2情報が対応付けられていてもよい。これにより、ある1つの指示動作に対して、複数種類の出力制御(見方を変えればコマンド)を設定することができる。
図4に戻って説明を続ける。第2決定部209は、投影対象物2に投影されている画像の種類に基づいて、画像の出力制御を行うための対応情報(辞書情報)を決定する。この例では、第2決定部209は、請求項の「決定手段」に対応している。本実施形態では、第2決定部209は、サーバ装置12により生成された画像を通信部207で受信した場合、受信した画像のデータ形式を判断する。この例では、第2決定部209は、サーバ装置12から受信した画像のデータ形式を判断する機能を有しているが、これに限らず、例えばプロジェクタ1(通信部207)は、投影対象の画像とともに、その画像のデータ形式を示す情報をサーバ装置12から受信する形態であってもよい。そして、第2決定部209は、辞書情報記憶部208に記憶された複数種類の辞書情報の中から、受信した画像のデータ形式を示す第3情報に対応する辞書情報を、画像の出力制御を行うための辞書情報として決定する。第2決定部209は、決定した辞書情報を、投影制御部210に通知する。
投影制御部210は、第2決定部209によって決定された対応情報(辞書情報)と、認識部202によって認識された指示動作とに基づいて、当該指示動作に対応付けられた出力制御に応じた画像の投影制御を行う。この例では、投影制御部210は、請求項の「投影制御手段」に対応している。本実施形態では、投影制御部210は、第2決定部209により決定された辞書情報のうち、認識部202により認識された指示動作(この例では、判断部206から出力された情報が示す指示動作)を示す第1情報に対応付けられた第2情報が示す出力制御に応じた制御(画像の投影制御)を行う。例えば第2決定部209により決定された辞書情報が、パワーポイント用の辞書情報であり、認識部202により認識された指示動作が、対象物体を右から左へ動かす指示動作(例えば左方向のフリック)である場合、投影制御部210は、パワーポイント用の辞書情報のうち、対象物体を右から左へ動かす指示動作を示す第1情報に対応付けられた第2情報(図9の例では、次ページへの送りを示す第2情報)を特定し、特定した第2情報を、通信部207を介してサーバ装置12へ送信する制御を行う。
そして、投影制御部210は、サーバ装置12により生成された画像を通信部207で受信するたびに、投影対象物2に投影する画像を、その受信した画像に切り替える制御を行う。具体的には、投影制御部210は、サーバ装置12により生成された画像を通信部207で受信するたびに、その受信した画像を画像投影部300へ供給する。そして、画像投影部300は、投影制御部210から供給された画像を投影対象物2に投影する。したがって、新たな画像がサーバ装置12から送られるたびに、投影対象物2に投影される画像は、その新たな画像に切り替わる。この例では、画像投影部300は、請求項の「投影手段」に対応している。なお、本実施形態では、サーバ装置12が、第2情報に応じた画像を生成しているが、これに限らず、例えばプロジェクタ1(例えば投影制御部210)が、特定した第2情報に応じた画像を生成する形態であってもよい。
次に、起動してから指示領域4を決定するまでのプロジェクタ1の動作例を説明する。図10は、起動してから指示領域4を決定するまでのプロジェクタ1の動作例を示すフローチャートである。図10に示すように、まず、第1算出部203は、検知部201により取得された画像データに基づいて、プロジェクタ1と、投影対象物2との間の距離を算出する(ステップS1)。次に、第2算出部204は、ステップS1で算出された距離に基づいて、投影領域のサイズを算出する(ステップS2)。次に、第1決定部205は、ステップS2で算出された投影領域のサイズに基づいて、指示領域4のサイズを決定した上で(ステップS3)、指示領域を決定する。そして、認識部202は、電源がOFFされるか、ジェスチャ機能をOFFされるまで、指示動作認識待機状態で待機する(ステップS4)。なお、前述したように、投影領域のサイズは、プロジェクタ1と投影対象物2との間の距離に応じて変化するので、指示領域4も、プロジェクタ1と投影対象物2との間の距離に応じて変化する。例えばプロジェクタ1の移動を検知するセンサーがプロジェクタ1に搭載されている構成においては、当該センサーによりプロジェクタ1の移動が検知された場合は、上記ステップS1〜ステップS3の処理をやり直してもよい。
次に、サーバ装置12から画像を受信した場合のプロジェクタ1の動作例を説明する。図11は、この場合のプロジェクタ1の動作例を示すフローチャートである。まず、通信部207は、サーバ装置12からの画像を受信(取得)する(ステップS11)。次に、第2決定部209は、ステップS11で受信した画像のデータ形式を判断する(ステップS12)。次に、第2決定部209は、辞書情報記憶部208に記憶された複数の辞書情報の中から、ステップS12で判断したデータ形式を示す第3情報に対応する辞書情報を、画像の出力制御を行うための辞書情報として決定する(ステップS13)。前述したように、第2決定部209は、決定した辞書情報を、投影制御部210へ通知する。次に、投影制御部210は、ステップS11で受信した画像を、投影対象物2に投影表示する制御を行う(ステップS14)。前述したように、この例では、投影制御部210は、サーバ装置12により生成された画像を通信部207で受信するたびに、投影対象物2に投影する画像を、受信した画像に切り替える制御を行う。なお、上述のステップS12乃至ステップS14の順序は任意に変更可能である。
次に、指示領域4が決定され、かつ、サーバ装置12から受信した画像が投影対象物2に投影されている状態において、ユーザによる指示動作が行われた場合のプロジェクタ1の動作例を説明する。図12は、この場合のプロジェクタ1の動作例を示すフローチャートである。図12に示すように、まず、認識部202は、ユーザによる指示動作を認識する処理を行う(ステップS20)。本実施形態では、指示動作認識待機状態において、カメラにより撮像された画像データに対象物体が写り込んでいて、検知部201により対象物体が検知された場合、認識部202は、ユーザによる指示動作の認識を行う。つまり、認識部202による認識処理は、検知部201により対象物体が検知されるたびに行われる。認識部202が、ユーザによる指示動作を認識した場合(ステップS21:Yes)、判断部206は、認識部202からの情報を元に、対象物体の座標が、第1決定部205により決定された指示領域4内に存在するか否かを判断する(ステップS22)。見方を変えれば、判断部206は、指示領域4内において、認識部202により認識された指示動作が行われたか否かを判断していると捉えることもできる。
図13は、指示領域4内に対象物体が存在するか否かを判断する方法を説明するための図である。カメラ(撮像センサー100)で計測できるのは、カメラの垂直上方における対象物体の位置(角度)と、対象物体までの距離である。この二つが分かれば、第2算出部204により算出された投影領域の位置と、第1決定部205により決定された指示領域4の奥行き(投影対象物2の法線方向の寸法)から、対象物体が、指示領域4内に存在するかどうかを判断することができる。この例では、カメラの垂直上方における対象物体の位置(角度)と、対象物体までの距離を示す情報は、認識部202からの情報に含まれている。また、判断部206は、第2算出部204から、投影領域の位置を示す情報を受け取り、第1決定部205から、指示領域4の奥行きを示す情報を受け取る。そして、判断部206は、これらの情報を元に、指示領域4内に対象物体が存在するか否かを判断することができる。
図12に戻って説明を続ける。上述のステップS22において、対象物体の座標が、第1決定部205により決定された指示領域4内に存在しないと判断された場合(ステップS22:No)、処理は、前述のステップS20に戻る。一方、対象物体の座標が、第1決定部205により決定された指示領域4に存在すると判断された場合(ステップS22:Yes)、投影制御部210は、第2決定部209により決定された辞書情報(第2決定部209から通知された最新の辞書情報)を辞書情報記憶部208から読み出し(これに限らず、例えば辞書情報そのものを第2決定部209から受け取る形態であってもよい)、読み出した辞書情報に含まれる複数の第2情報のうち、ステップS21で認識された指示動作を示す第1情報に対応付けられた第2情報が示す出力制御に応じた制御を行う(ステップS23)。
次に、本実施形態に係るプロジェクタ1のハードウェア構成例を説明する。図14は、プロジェクタ1のハードウェア構成例を示すブロック図である。図14に示すように、プロジェクタ1は、CPU10と、メモリコントローラ20と、メインメモリ30と、ホスト−PCIブリッジ40とを備えている。メモリコントローラ20は、CPU10、メインメモリ30、及びホスト−PCIブリッジ40とホスト・バス110で接続されている。
CPU10は、プロジェクタ1の全体制御を行うものである。メモリコントローラ20は、メインメモリ30に対する読み書きなどを制御する。メインメモリ30は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、描画用メモリなどとして用いるシステムメモリである。
ホスト−PCIブリッジ40は、周辺デバイスやPCI(Peripheral Component Interconnect)デバイス50を接続するためのブリッジである。ホスト−PCIブリッジ40は、メモリカード60とHDD I/F120で接続されている。また、ホスト−PCIブリッジ40は、PCIデバイス50とPCIバス130で接続されている。また、ホスト−PCIブリッジは40、通信カード70、無線通信カード80、及びビデオカード90などとPCIバス130及びPCIスロット140を介して接続されている。
メモリカード60は、OSのブートデバイスとして利用される。通信カード70及び無線通信カード80は、LANなどのネットワークや通信回線との接続に利用される。ビデオカード90は、画像の投影に利用され、映像信号をディスプレイ出力に出力する。なお、本実施形態のプロジェクタ1で実行される制御プログラムは、メインメモリ30の格納用メモリ等に予め組み込まれて提供される。
以上に説明したように、本実施形態の辞書情報記憶部208には、それぞれが指示動作を示す複数の第1情報と、それぞれが画像の出力制御を示す第2情報とを1対1に対応付けた辞書情報が複数種類、それぞれがデータ形式を示す複数の第3情報ごとに対応付けられて予め登録されている。そして、本実施形態のプロジェクタ1は、サーバ装置12により生成された画像(投影対象の画像データ)を受信すると、受信した画像のデータ形式を示す第3情報に対応する辞書情報を、画像の出力制御を行うための辞書情報として決定する。ここで、本実施形態では、2以上の辞書情報において共通の第1情報に対応付けられた第2情報は、辞書情報ごとに異なるので、ある1つの指示動作に対して、複数種類の出力制御(見方を変えればコマンド)を設定することができる。したがって、本実施形態によれば、少ない指示動作で多くのコマンドを実現できるという有利な効果を奏する。
また、本実施形態では、プロジェクタ1の上方の空間を示す対象空間のうち、プロジェクタ1からの投影光に干渉せず、かつ、投影領域と対向する領域を、出力させたい内容に応じた指示動作を行うことが可能な指示領域として決定するので、操作者の影が投影画像に映り込んでしまうことはない上、操作者は、投影対象物に投影された画像と対向する領域内で指示動作を行うことになるので、自身の操作と投影画像との対応を直感的に理解することができる。したがって、本実施形態によれば、投影画像の視認性を確保するとともに直感的で分かり易い操作を提供できるという特有の効果を奏する。
ここで、本実施形態の対比例として、カメラなどの撮像センサーで投影領域を撮影してユーザの動作を検知し、投影領域をタッチパネルのように利用する構成(例えば特許文献1のような構成)を想定する。投影領域を撮像するための撮像センサーとして、例えば水平画角=60°、垂直画角=50°のカメラを用い、仮想操作面からカメラまでの水平距離=85cmとすると、仮想操作面の水平幅×垂直幅=100cm×100cmとなる。このサイズは、投影画面サイズ(48インチなら100cm×60cm)を包含しているので、安価なカメラで済むが、例えば超短焦点プロジェクタの場合は、前述したように投写距離が「11.7〜24.9cm」となるので、超短焦点プロジェクタに搭載されるカメラと仮想操作面(対比例においては投影領域とみなすことができる)との距離も上記の場合に比べて大幅に短くなり、上記カメラにより撮像される仮想操作面のサイズが投影画面のサイズに収まらなくなる。このため、対比例の技術を、例えば超短焦点プロジェクタなどの投写距離が所定の基準値(例えば85cm)を下回るプロジェクタに適用する場合は、より画角の大きい(視野角の広い)カメラを用いる必要があるので、コストアップに繋がるという問題がある。
これに対して、上述の本実施形態では、プロジェクタ1に搭載された撮像センサー100に要求される機能としては、プロジェクタ1の上方の空間を示す対象空間のうち、プロジェクタ1からの投影光に干渉せず、かつ、投影領域と対向する領域を示す指示領域を撮像する機能だけで済む(つまり、対比例のように投影領域全体を撮像する必要は無い)ので、超短焦点プロジェクタの場合であっても、プロジェクタに搭載される撮像センサー10は安価なカメラで済むという利点がある上、上述した特有の効果も達成できる。したがって、本発明は、例えば超短焦点プロジェクタなどの投写距離が所定の基準値を下回るプロジェクタに適用する場合において格別に有効である。ただし、これに限らず、本発明は、投写距離が所定の基準値以上のプロジェクタに適用することも可能であり、この場合であっても、上述した特有の効果を達成できることは勿論である。
また、対象空間および指示領域4の決定方法は、上述した本実施形態の内容に限定されるものではなく、対象空間および指示領域4の決定方法は任意である。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、辞書情報の決定方法が上述の第1実施形態と相違する。以下、具体的に説明する。なお、上述の第1実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。
前述したように、上記第3情報には、データを作成するのに用いられたアプリケーション(例えばパワーポイント、PDF、WORDなどの文書作成用のアプリケーション)の種別を示す情報、動画のデータ形式を示す情報、および、音声のデータ形式を示す情報などが含まれる。図15は、本実施形態に係る辞書情報記憶部208に記憶された情報の一例を示す図である。図15の例では、辞書情報記憶部208は、図9に例示された情報に加えて、動画のデータ形式を示す第3情報と、動画用の辞書情報とを対応付けて記憶するとともに、音声のデータ形式を示す第3情報と、音声用の辞書情報とを対応付けて記憶している。動画用の辞書情報や音声用の辞書情報は、ドキュメント用の辞書情報(例えばパワーポイント用の辞書情報、PDF用の辞書情報、WORD用の辞書情報)とは異なる種類の辞書情報である。また、第1実施形態と同様に、例えばドキュメント用の辞書情報、動画用の辞書情報および音声用の辞書情報において、共通の第1情報に対応付けられた第2情報は、辞書情報ごとに異なるように設定されている。
図16は、第2実施形態に係るプロジェクタ101の構成例を示すブロック図である。図16に示すように、プロジェクタ101は、撮像センサー100と、制御ユニット220と、画像投影部300とを備える。ここでは、制御ユニット220の機能が、第1実施形態と相違する。
図16に示すように、制御ユニット220は、第2判断部221と、第1選択部222と、をさらに有する点で上述の第1実施形態と相違する。第2判断部221は、サーバ装置12により生成された画像を通信部207で受信した場合、受信した画像のデータ形式を判断するとともに、受信した画像の中に、その画像のデータ形式とは異なるデータ形式のデータが含まれているかどうかを判断する機能を有する。例えばサーバ装置12から受信した画像のデータ形式がパワーポイントである場合、その画像の中に、パワーポイントとは異なるデータ形式のデータ(例えばWORDや動画や音声などのデータ)が含まれているかどうかを判断する。
第1選択部222は、第2判断部221によって、サーバ装置12から受信した画像(投影対象の画像)の中に、その画像のデータ形式とは異なるデータ形式のデータが含まれていると判断された場合、ユーザの入力に応じて、何れかのデータ形式を選択する。なお、ユーザが、所望のデータ形式を選択する方法は任意である。第1選択部222は、請求項の「第1選択手段」に対応している。
例えば、複数のデータ形式ごとに、当該データ形式を選択するための操作用ボタンなどを示すUI画像が、サーバ装置12から受信した画像の中に含まれていて、ユーザは、所望のデータ形式に対応するUI画像に手(指)を差し出す指示動作を行うことで、当該UI画像に対応するデータ形式を選択することもできる。この場合、例えばサーバ装置12は、前述の生成部15により生成された画像と、その画像に含まれる各UI画像の位置を示すUI情報とをプロジェクタ1へ送信することもできる。そして、第1選択部222は、認識部202により認識された指示動作と、サーバ装置12から受信したUI情報とに基づいて、ユーザが、どのUI画像を指し示す指示動作を行ったかを判断する。第1選択部222は、この判断結果に基づいて、ユーザによって指し示されたUI画像に対応するデータ形式を選択することができる。
第2決定部209は、辞書情報記憶部208に記憶された複数の辞書情報の中から、第1選択部222により選択されたデータ形式を示す第3情報に対応する辞書情報を、画像の出力制御を行うための辞書情報として決定する。一方、例えばユーザが、データ形式を選択するためのUI画像を指し示す指示動作を行わなかった場合(第1選択部222による選択が行われなかった場合)、または、サーバ装置12から受信した画像の中に、その画像のデータ形式と異なるデータ形式のデータが含まれていなかった場合、第2決定部209は、サーバ装置12から受信した画像のデータ形式を示す第3情報に対応する辞書情報を、画像の出力制御を行うための辞書情報として決定する。そして、第2決定部209は、決定した辞書情報を投影制御部210へ通知する。
以上の第2実施形態では、複数のデータ形式ごとに、当該データ形式を選択するためのUI画像が、投影対象の画像の中に含まれ、投影対象の画像の中に、当該画像のデータ形式とは異なるデータ形式のデータが含まれていると判断された場合、第1選択部222は、ユーザの指示動作によって指し示されたUI画像に対応するデータ形式を選択しているが、これに限られるものではない。例えば、投影対象の画像の中に、当該画像のデータ形式とは異なるデータ形式のデータが含まれていると判断された場合、投影対象の画像に含まれる複数のデータ形式ごとに、当該データ形式のデータの座標が予め対応付けられたデータ構造情報に基づいて、投影領域における対象物体(例えばユーザの手など)の座標に対応するデータ形式を判断する判断手段をさらに備え、第1選択手段(第1選択部222)は、判断手段による判断に応じてデータ形式を選択する形態であってもよい。以下、この変形例(第2実施形態の変形例)について説明する。
図17は、本変形例のプロジェクタ101の構成例を示すブロック図である。図17に示すように、制御ユニット220は、第3判断部250をさらに有する点で、図16の構成と相違する。この例では、第3判断部250は、請求項の「判断手段」に対応する機能を有し、投影対象の画像に含まれる複数のデータ形式ごとに、当該データ形式のデータの座標が予め対応付けられたデータ構造情報に基づいて、投影領域における対象物体の座標に対応するデータ形式を判断する。より具体的には以下のとおりである。
この例では、検知部201が撮像センサー100から取得した画像データに基づいて対象物体を検知した場合、第3判断部250は、当該画像データと、第2算出部204が算出した投影領域のサイズとに基づいて、投影領域における対象物体の座標を算出する。また、第2判断部221により、投影対象の画像(以下の説明では「投影対象画像」と称する場合がある)の中に当該画像のデータ形式とは異なるデータ形式のデータが含まれていると判断された場合、第3判断部250は、当該投影対象画像のデータ構造情報を不図示のメモリから読み出し、読み出したデータ構造情報に基づいて、投影領域における対象物体の座標に対応するデータ形式を判断(特定)する。図18は、本変形例における投影対象画像のデータ構造情報の一例を示す図である。なお、データ構造情報が格納されるメモリ(不図示)は、プロジェクタ101に設けられてもよいし、サーバ装置12等の外部装置に設けられていてもよい。
第1選択部222は、第3判断部250による判断に応じてデータ形式を選択する。そして、第2決定部209は、辞書情報記憶部208に記憶された複数の辞書情報の中から、第1選択部222により選択されたデータ形式を示す第3情報に対応する辞書情報を、画像の出力制御を行う辞書情報として決定する。
図19および図20は、本変形例における投影対象画像の投影例を示す図である。図20に示すように、例えば投影領域における対象物体の座標が、「動画」に対応する座標範囲に含まれる場合、対象物体の座標に対応するデータ形式は「動画」であると判断され、「動画」に対応する辞書情報が選択される。また、例えば投影領域における対象物体の座標が、「パワーポイント」に対応する座標範囲に含まれる場合、対象物体の座標に対応するデータ形式は「パワーポイント」であると判断され、「パワーポイント」に対応する辞書情報が選択されるといった具合である。
要するに、請求項の「第1選択手段」に対応する第1選択部222は、投影対象の画像の中に、当該画像のデータ形式とは異なるデータ形式のデータが含まれる場合、検知部201による対象物体の検知に基づいて、何れかのデータ形式を選択する機能を有するものであればよい。
以上のように、本実施形態では、サーバ装置12から受信した画像のデータの中に、その画像のデータ形式とは異なるデータ形式のデータが含まれる場合、ユーザの入力に応じて、何れかのデータ形式を選択する。そして、選択したデータ形式を示す第3情報に対応する辞書情報を、画像の出力制御を行うための辞書情報として決定する。これにより、ユーザは、投影される画像に含まれるデータに応じて、辞書情報を使い分けることができるので、ユーザの利便性が向上するという有利な効果を奏する。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、辞書情報の決定方法が上述の各実施形態と相違する。以下、具体的に説明する。なお、上述の各実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。
図21は、第3実施形態に係るプロジェクタ111の構成例を示すブロック図である。図21に示すように、プロジェクタ111は、撮像センサー100と、制御ユニット230と、画像投影部300とを備える。ここでは、制御ユニット230の機能が、上述の各実施形態と相違する。
図21に示すように、制御ユニット230は、ファイル画像記憶部231と、第2選択部232と、をさらに有する点で上述の第1実施形態と相違する。ファイル画像記憶部231は、それぞれが、投影対象物2に投影するときのデータ単位を示すページを複数有する複数のファイル画像を記憶する。この例では、通信部207は、サーバ装置12により生成されたファイル画像を受信(取得)し、ファイル画像記憶部231には、通信部207で受信したファイル画像が予め登録されている。
第2選択部232は、ユーザの入力に応じて、ファイル画像記憶部231に記憶された複数のファイル画像のうちの何れかを選択する機能を有する。なお、ユーザが、所望のファイル画像を選択する方法は任意である。第2選択部232は、選択したファイル画像を投影制御部210へ渡すとともに、選択結果を示す情報を第2決定部209へ通知する。第2選択部232は、請求項の「第2選択手段」に対応している。
投影制御部210は、第2選択部232からファイル画像を受け取るたびに、その受け取ったファイル画像を投影対象物2に投影する制御を行う。この例では、投影制御部210は、第2選択部232からファイル画像を受け取ると、まず、その受け取ったファイル画像の先頭のページを投影対象物2に投影する制御を行う。そして、次ページ以降については、認識部202により認識された指示動作(この例では、判断部206から出力された情報が示す指示動作)と、第2決定部209により決定された辞書情報とに基づいて、投影対象物2に投影する制御を行う。また、この例では、投影制御部210は、現在、投影対象物2に投影しているページを示すページ情報を、第2決定部209に通知する機能も有する。
本実施形態では、記憶制御部211は、ファイル画像記憶部231に記憶された複数のファイル画像ごとに、それぞれが、予め指定された1以上のページの範囲を示す複数のページ情報と、複数の辞書情報(複数の第1情報と複数の第2情報とが1対1に対応付けられた情報)とを1対1に対応付けて辞書情報記憶部208に記憶している。図22は、本実施形態に係る辞書情報記憶部208に記憶された情報の一例を示す図である。図22では、「プレゼン用ファイル」を示すファイル画像に紐付けられた情報の一例が例示されている。他のファイル画像についても同様に考えることができる。
図22の例では、「1ページ−3ページ」を示すページ情報に対しては、パターン1用の辞書情報が対応付けられている。また、「4ページ」を示すページ情報に対しては、パターン2用の辞書情報が対応付けられている。さらに、「5ページ」を示すページ情報に対しては、パターン3用の辞書情報が対応付けられている。また、第1実施形態と同様に、例えば前述のドキュメント用の辞書情報(パワーポイント用の辞書情報など)、パターン1用の辞書情報、パターン2用の辞書情報、および、パターン3用の辞書情報において、共通の第1情報に対応付けられた第2情報は、辞書情報ごとに異なるように設定されている。
再び図21に戻って説明を続ける。第2決定部209は、第2選択部232により選択されたファイル画像の複数のページのうち投影対象物2に投影するページを含むページ情報に対応する辞書情報を決定する。本実施形態では、第2決定部209は、第2選択部232から通知された選択結果と、投影制御部210から通知されたページ情報とに基づいて、第2選択部232により選択されたファイル画像に含まれる複数のページのうちの投影対象のページを特定することができる。そして、第2決定部209は、辞書情報記憶部208に記憶された複数の辞書情報のうち、第2選択部232により選択されたファイル画像と、特定したページを示すページ情報とに対応付けられた辞書情報を、画像の出力制御を行うための辞書情報として決定する。そして、第2決定部209は、決定した辞書情報を投影制御部210へ通知する。投影制御部210は、認識部202により認識された指示動作と、第2決定部209により決定された辞書情報とに基づいて、第2選択部232により選択されたファイル画像に含まれる各ページを、投影対象物2に投影する制御を行う。
以上のように、本実施形態によれば、投影されるページに応じて、辞書情報が切り替わるように設定することができる。すなわち、ユーザは、投影内容に応じて辞書情報を使い分けることができるので、ユーザの利便性が向上するという有利な効果を奏する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。本発明は、上述の各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
また、例えば上述の各実施形態において、投影制御部210は、第2決定部209により決定された辞書情報を特定可能な情報を、ユーザに報知する制御を行うこともできる。例えば上述の第3実施形態において、第2決定部209により、図22に例示された「パターン1用の辞書情報」が決定された場合、図23に示すように、投影制御部210は、「パターン1用の辞書情報」を特定可能な画像240を投影表示する制御を行うこともできる。
例えば上述の各実施形態においては、プロジェクタ1が撮像センサー100を備える構成(プロジェクタ1と撮像センサー100とが一体である構成)を例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば撮像センサー100が、プロジェクタ1とは別に(独立して)設けられる形態であってもよい。
例えば上述の制御ユニット(200、220、230)の機能を、プロジェクタに接続される情報処理装置に搭載する形態であってもよい。要するに、本発明は、情報処理装置に適用することも可能である。本発明に係る情報処理装置は、少なくとも、認識部と記憶制御部と決定部と投影制御部とを備える形態であればよい。認識部は、投影対象物に画像を投影する投影手段(例えば画像投影部300)によって投影された画像に対する指示動作を認識する。記憶制御部は、複数の指示動作と、当該指示動作それぞれに対応する画像の出力制御とを対応付けた対応情報を、画像の種類毎に記憶装置に記憶する。決定部は、投影手段によって投影されている画像の種類に基づいて、画像の出力制御を行うための対応情報を決定する。投影制御部は、決定部により決定された対応情報と、認識部により認識された指示動作とに基づいて、当該指示動作に対応付けられた出力制御に応じた画像の投影制御を行う。
また、上述のプロジェクタ1が有する各部の機能を、プロジェクタと、プロジェクタに接続される情報処理装置とに分散して搭載する形態であってもよい。要するに、本発明は、プロジェクタと、プロジェクタが接続される情報処理装置とを備えるシステムに適用することもできる。本発明に係るシステムは、少なくとも、投影手段と、認識手段と、記憶制御手段と、決定手段と、投影制御手段と、を備える形態であればよい。投影手段は、投影対象物に画像を投影する。認識手段は、投影手段によって投影された画像に対する指示動作を認識する。記憶制御手段は、複数の指示動作と、当該指示動作それぞれに対応する画像の出力制御とを対応付けた対応情報を、画像の種類毎に記憶装置に記憶する。決定手段は、投影手段によって投影されている画像の種類に基づいて、画像の出力制御を行うための対応情報を決定する。投影制御手段は、決定手段によって決定された対応情報と、認識手段によって認識された指示動作とに基づいて、当該指示動作に対応付けられた出力制御に応じた画像の投影制御を行う。
なお、上述のプロジェクタ1またはサーバ装置12で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上述のプロジェクタ1またはサーバ装置12で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述のプロジェクタ1またはサーバ装置12で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
1 プロジェクタ
2 投影対象物
3 投影領域
4 指示領域
11 システム
12 サーバ装置
13 ネットワーク
14 受信部
15 生成部
16 送信部
100 撮像センサー
101 プロジェクタ
111 プロジェクタ
200 制御ユニット
201 検知部
202 認識部
203 第1算出部
204 第2算出部
205 第1決定部
206 判断部
207 通信部
208 辞書情報記憶部
209 第2決定部
210 投影制御部
211 記憶制御部
220 制御ユニット
221 第2判断部
222 第1選択部
230 制御ユニット
231 ファイル画像記憶部
232 第2選択部
240 画像
250 第3判断部
特開2003−233452号公報
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、投影対象物に画像を投影する投影手段と、投影光を前記投影対象物へ向けて出射する投影口と、前記投影光に干渉せず且つ前記投影口を挟んで前記投影対象物に対向する領域における、前記投影手段によって投影された画像に対する指示動作を認識する認識手段と、記認識手段によって認識された指示動作基づいて、画像の投影制御を行う投影制御手段と、を備えることを特徴とする画像投影装置である。

Claims (16)

  1. 投影対象物に画像を投影する投影手段と、
    前記投影手段によって投影された画像に対する指示動作を認識する認識手段と、
    複数の前記指示動作と、当該指示動作それぞれに対応する画像の出力制御とを対応付けた対応情報を、画像の種類毎に記憶装置に記憶する記憶制御手段と、
    前記投影手段によって投影されている画像の種類に基づいて、画像の出力制御を行うための対応情報を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された対応情報と、前記認識手段によって認識された指示動作とに基づいて、当該指示動作に対応付けられた出力制御に応じた画像の投影制御を行う投影制御手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像投影装置。
  2. 2以上の前記対応情報において、共通の前記指示動作に対応付けられた出力制御は、前記対応情報ごとに異なる、
    請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記投影対象物に投影された画像に対応する対象空間に存在する対象物体を検知する検知手段と、
    投影対象の画像の中に、当該画像のデータ形式とは異なるデータ形式のデータが含まれる場合、前記検知手段による前記対象物体の検知に基づいて、何れかのデータ形式を選択する第1選択手段と、をさらに備え、
    前記決定手段は、前記第1選択手段により選択されたデータ形式に対応する対応情報を、画像の出力制御を行うための対応情報として決定する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像投影装置。
  4. 前記認識手段は、検知手段による前記対象物体の検知に基づいて前記指示動作を認識し、
    複数のデータ形式ごとに、当該データ形式を選択するためのUI画像が、前記投影対象の画像の中に含まれ、
    前記第1選択手段は、前記指示動作によって指し示された前記UI画像に対応するデータ形式を選択する、
    請求項3に記載の画像投影装置。
  5. 前記投影対象の画像に含まれる複数のデータ形式ごとに、当該データ形式のデータの座標が予め対応付けられたデータ構造情報に基づいて、投影領域における前記対象物体の座標に対応するデータ形式を判断する判断手段をさらに備え、
    前記第1選択手段は、前記判断手段による判断に応じてデータ形式を選択する、
    請求項3に記載の画像投影装置。
  6. それぞれが、前記投影対象物に投影するときのデータ単位を示すページを複数有する複数のファイル画像を記憶するファイル画像記憶手段と、
    ユーザの入力に応じて、前記ファイル画像記憶手段に記憶された複数のファイル画像のうちの何れかを選択する第2選択手段と、をさらに備え、
    前記記憶制御手段は、複数のファイル画像ごとに、それぞれが、予め指定された1以上の前記ページの範囲を示す複数のページ情報と、複数の前記対応情報とを1対1に対応付けて前記記憶手段に記憶し、
    前記決定手段は、前記第2選択手段により選択されたファイル画像の複数のページのうち前記投影対象物に投影するページを含むページ情報に対応する対応情報を、画像の出力制御を行う対応情報として決定する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像投影装置。
  7. 前記投影制御手段は、前記決定手段により決定された対応情報を特定可能な情報を、ユーザに報知する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のうちの何れか1項に記載の画像投影装置。
  8. 投影対象物に画像を投影する画像投影装置と、画像を生成するサーバ装置とを備えるシステムであって、
    投影対象物に画像を投影する投影手段と、
    前記投影手段によって投影された画像に対する指示動作を認識する認識手段と、
    複数の前記指示動作と、当該指示動作それぞれに対応する画像の出力制御とを対応付けた対応情報を、画像の種類毎に記憶装置に記憶する記憶制御手段と、
    前記投影手段によって投影されている画像の種類に基づいて、画像の出力制御を行うための対応情報を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された対応情報と、前記認識手段によって認識された指示動作とに基づいて、当該指示動作に対応付けられた出力制御に応じた画像の投影制御を行う投影制御手段と、を備える、
    ことを特徴とするシステム。
  9. 2以上の前記対応情報において、共通の前記指示動作に対応付けられた出力制御は、前記対応情報ごとに異なる、
    請求項8に記載のシステム。
  10. 前記投影対象物に投影された画像に対応する対象空間に存在する対象物体を検知する検知手段と、
    投影対象の画像の中に、当該画像のデータ形式とは異なるデータ形式のデータが含まれる場合、前記検知手段による前記対象物体の検知に基づいて、何れかのデータ形式を選択する第1選択手段と、をさらに備え、
    前記決定手段は、前記第1選択手段により選択されたデータ形式に対応する対応情報を、画像の出力制御を行うための対応情報として決定する、
    ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載のシステム。
  11. 前記認識手段は、前記検知手段による前記対象物体の検知に基づいて前記指示動作を認識し、
    複数のデータ形式ごとに、当該データ形式を選択するためのUI画像が、前記投影対象の画像の中に含まれ、
    前記第1選択手段は、前記指示動作によって指し示された前記UI画像に対応するデータ形式を選択する、
    請求項10に記載のシステム。
  12. 前記投影対象の画像に含まれる複数のデータ形式ごとに、当該データ形式のデータの座標が予め対応付けられたデータ構造情報に基づいて、投影領域における前記対象物体の座標に対応するデータ形式を判断する判断手段をさらに備え、
    前記第1選択手段は、前記判断手段による判断に応じてデータ形式を選択する、
    請求項10に記載のシステム。
  13. それぞれが、前記投影対象物に投影するときのデータ単位を示すページを複数有する複数のファイル画像を記憶するファイル画像記憶手段と、
    ユーザの入力に応じて、前記ファイル画像記憶手段に記憶された複数のファイル画像のうちの何れかを選択する第2選択手段と、をさらに備え、
    前記記憶制御手段は、複数のファイル画像ごとに、それぞれが、予め指定された1以上の前記ページの範囲を示す複数のページ情報と、複数の前記対応情報とを1対1に対応付けて前記記憶装置に記憶し、
    前記決定手段は、前記第2選択部により選択されたファイル画像の複数のページのうち前記投影対象物に投影するページを含むページ情報に対応する対応情報を、画像の出力制御を行う対応情報として決定する、
    ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載のシステム。
  14. 前記投影制御手段は、前記決定手段により決定された対応情報を特定可能な情報を、ユーザに報知する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項8乃至13のうちの何れか1項に記載のシステム。
  15. 投影対象物に画像を投影する投影手段によって投影された画像に対する指示動作を認識する認識ステップと、
    複数の前記指示動作と、当該指示動作それぞれに対応する画像の出力制御とを対応付けた対応情報を、画像の種類毎に記憶装置に記憶する記憶制御ステップと、
    前記投影手段によって投影されている画像の種類に基づいて、画像の出力制御を行うための対応情報を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定された対応情報と、前記認識ステップで認識された指示動作とに基づいて、当該指示動作に対応付けられた出力制御に応じた画像の投影制御を行う投影制御ステップと、を含む、
    ことを特徴とする画像投影方法。
  16. コンピュータに、
    投影対象物に画像を投影する投影手段によって投影された画像に対する指示動作を認識する認識ステップと、
    複数の前記指示動作と、当該指示動作それぞれに対応する画像の出力制御とを対応付けた対応情報を、画像の種類毎に記憶装置に記憶する記憶制御ステップと、
    前記投影手段によって投影されている画像の種類に基づいて、画像の出力制御を行うための対応情報を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定された対応情報と、前記認識ステップで認識された指示動作とに基づいて、当該指示動作に対応付けられた出力制御に応じた画像の投影制御を行う投影制御ステップと、を実行させるためのプログラム。
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