JP2019135594A - 情報処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の期間にわたりデータが示す内容の変化を明瞭に示す。【解決手段】情報処理装置が、属性情報を有するデータを取得する第1の取得部と、データの内容及び属性情報を表現するシンボルを示すシンボルデータを、複数の期間の各々に対応して生成するシンボル生成部と、シンボルデータに基づいて、複数の期間に対応する複数のシンボルをまとめて表示する表示データを生成する表示生成部と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、データを表示するための処理を行う情報処理装置、方法及びプログラムに関する。
ユーザの脈拍、及び歩数等を測定し、これらの測定値を含む生体データを取得し、生体データが示す内容を表示する技術は一般的によく知られている。
特に、複数種類の生体データの内容を同一の画面に表示する技術がある。
例えば、特許文献1には、生体情報及び行動情報のうち少なくとも1つの計測情報に基づいて、それぞれ異なる情報を示す複数のグラフが配置されるグラフ配置領域を有する表示画面を生成して表示手段に表示させ、前記複数のグラフは第1グラフ及び第2グラフを含み、前記第1グラフは前記グラフ配置領域において少なくとも一部が前記第2グラフと重なるように配置されるようにした表示装置が記載されている。この特許文献1に記載された表示装置を用いれば、1つの表示画面を観察することで、第1グラフ及び第2グラフのそれぞれの内容を同時に把握できる。したがって、表示画面に表示される複数の項目の俯瞰性が向上し、それぞれ異なる項目の情報を把握しやすくすることができる。さらに、複数のグラフが同時に観察可能となることで、当該各グラフにより示される情報を使用者に独自に解釈させやすくすることができ、当該情報の変化を熟考させることができる。
特開2016−107122号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の表示装置では、1つの表示画面を観察することで、2つ程度のグラフであれば内容を同時に把握できるかもしれないが、例えば、グラフを大量にしかも複数の期間にわたり表示させると、複数のグラフの詳細を同時に観察することさえ難しく、その内容を把握することはより難しくなるという問題がある。このため、複数の期間にわたり、あるデータが示す内容がどのように変化したかを明瞭に示すことは困難である。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、複数の期間にわたりデータが示す内容の変化を明瞭に示す情報処理装置、方法及びプログラムを提供することである。
本開示は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
すなわち、本開示の第1の側面に係る情報処理装置は、属性情報を有するデータを取得する第1の取得部と、前記データの内容及び前記属性情報を表現するシンボルを示すシンボルデータを、複数の期間の各々に対応して生成するシンボル生成部と、前記シンボルデータに基づいて、前記複数の期間に対応する複数のシンボルをまとめて表示する表示データを生成する表示生成部と、を備える。
上記の構成では、属性情報を有する任意のデータの内容と上記属性情報とを表現するシンボルが複数の期間のそれぞれで生成される。したがって、それぞれの期間ごとに、データの内容とその属性情報とを表現するシンボルを得ることができる。さらに、これらの複数の期間に対応する複数のシンボルがまとめて表示されるので、ユーザは複数の期間にわたりシンボルが示す内容の変化をデータの属性と併せて一度に観察することができる。シンボルはデータの内容とその属性情報とを視覚的に捉えることができるので、ユーザがシンボルを閲覧することによってデータの内容とその属性情報とを瞬時に理解することができる。これにより、データの内容を詳細に解析(例えば、数値計算結果及び/またはグラフに基づく解析)する必要がなくなり、データの解析に不慣れな人でもデータの内容を容易に理解することができる。また、シンボルは、データの数値及び単位系等を示すことなくデータの内容をユーザに理解させることができるので、特定の知識を有していることが不要で全てのユーザにとって利用価値が高い情報を生成することができる情報処理装置を提供することが可能になる。
上記の第2の側面に係る情報処理装置は、前記複数のシンボルを、前記属性情報に応じて2以上のグループに分類する分類部、をさらに備え、前記表示生成部は、前記属性情報に対応するグループに分類された前記複数のシンボルをまとめて表示する表示データを生成する。
上記の構成では、複数のシンボルが属性情報に対応した複数のグループに分類されるので、属性情報ごとに複数のシンボルを確認することができる。したがって、属性情報ごとにシンボルの推移を容易に観察することができ、これによりシンボルに対応するデータの内容の推移を容易に理解することが可能になる。
上記の第3の側面に係る情報処理装置は、前記属性情報に応じた特性を表現するための特性データを取得する第2の取得部、をさらに備え、前記シンボル生成部は、前記特性データに基づいて前記シンボルデータを変更し、前記表示生成部は、変更後のシンボルデータに基づいて、前記シンボルに前記特性の内容を含めた前記表示データを生成する。
上記の構成では、属性情報ごとにデータの内容が対応する特性を表現する特性データが取得されるので、属性情報ごとに特性をユーザが把握することができる。さらに、特性データに基づいてシンボルデータが変更され、シンボルに特性データの情報(すなわち、特性の内容)を含めて表示データが生成されるので、シンボルを閲覧することでシンボルが表現されているデータの内容だけでなく、その特性についても表現することが可能になる。したがって、ユーザはデータの内容と特性の度合を視覚的に瞬時に把握することができる。特性は、例えば、ユーザの目標血圧値との差分がある。例えば、目標血圧値と、収縮期血圧(SYSとも称す。SYSはSystolic Blood Pressureの略称)及び拡張期血圧(DIAとも称す。DIAはDiastolic Blood Pressureの略称)との差分の大きさに基づいてシンボルデータが変更される。より具体的には、目標血圧値よりも収縮期血圧及び/または拡張期血圧が高い度合に合わせてシンボルの色彩を変更する。さらに目標血圧値よりも収縮期血圧及び/または拡張期血圧が低い場合には、その旨をシンボルの色彩として表現する。この結果、ユーザはシンボルを閲覧すれば、目標血圧値との差分を瞬時に把握することが可能になる。
上記の第4の側面に係る情報処理装置は、服薬済みかどうかを表現するための服薬データを受け付ける受付部、をさらに備え、前記シンボル生成部は、前記服薬データに基づいて前記シンボルデータを変更し、前記表示生成部は、変更後のシンボルデータに基づいて、前記シンボルに服薬済みかどうかを表す情報を含めた前記表示データを生成する。
上記の構成では、服薬済みかどうかを表現するための服薬データがシンボルデータに反映されることでシンボルデータが変更され、これにより服薬済みかどうかをシンボルにより表現する表示データが生成される。この結果、ユーザがシンボルを閲覧することで、服薬済みかどうかをユーザが視覚的に瞬時に認識することが可能になる。
上記の第5の側面に係る情報処理装置は、前記属性情報は、前記データの内容の種類を示し、前記シンボルデータは、形状、模様、及び色彩のいずれか1以上を使用して前記データの内容を示すデータを含む。
上記の構成では、属性情報がデータの内容の種類を示すことによって、ユーザがシンボルを閲覧することによりデータの内容の種類を視覚的に瞬時に認識することができる。さらに、シンボルデータが形状、模様、及び色彩等を使用することによってデータの内容を示すので、シンボルはこれらのシンボルの変形によってより多くの情報をユーザが視覚的に理解しやすいように表示することが可能になる。
上記の第6の側面に係る情報処理装置は、前記第1の取得部は、前記データとして、生体データ、服薬データ、運動データ、飲食データ、塩分データ、カフェインデータ、及び喫煙データの少なくともいずれか1つを取得する。
上記の構成では、データとして、生体データ、服薬データ、運動データ、飲食データ、塩分データ、カフェインデータ、及び喫煙データのうちの少なくとも1以上が取得されることにより、例えばユーザが生活習慣を見直すために有用となるデータを、ユーザが理解しやすい形式であるシンボルから直感的に認識することが可能になる。
上記の第7の側面に係る情報処理装置は、前記シンボル生成部は、前記複数の期間の1つを1日としてシンボルデータを生成し、前記表示生成部は、前記表示データとして、1か月分のシンボルを表示する表示データを生成する。
上記の構成では、ユーザは複数の期間にわたり、データの内容の変遷をシンボルによって視覚的に容易に把握することができる。例えば、複数の期間の1つを1日とすることで1か月分のシンボルを表示することができるので、ユーザは1日ごとに1か月間にわたりデータの内容の変遷を視覚的に容易に把握することができる。したがって、ユーザは、1日ごとの変化を1か月にわたり視覚的に明瞭に瞬時に認識することが可能になる。
本発明によれば、複数の期間にわたりデータが示す内容の変化を明瞭に示す情報処理装置、方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態に係る情報処理装置、データ取得装置、及び携帯情報端末の適用場面の一例を模式的に例示する図。 実施の形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を模式的に例示する図。 実施の形態に係る携帯情報端末のハードウェア構成の一例を模式的に例示する図。 実施の形態に係るデータ取得装置のハードウェア構成の一例を模式的に例示する図。 実施の形態に係る情報処理装置のソフトウェア構成の一例を模式的に例示する図。 実施の形態に係る携帯情報端末のソフトウェア構成の一例を模式的に例示する図。 実施の形態に係る情報処理装置の処理手順の一例を例示する図。 実施の形態に係る情報処理装置が生成する画像データの表示の一例を例示する図。 実施の形態に係る情報処理装置が生成する画像データの表示の一例を例示する図。 実施の形態に係る情報処理装置が生成する画像データの表示の一例を例示する図。 実施の形態に係る情報処理装置が生成する画像データの表示の一例を例示する図。 実施の形態に係る情報処理装置が生成する画像データの表示の一例を例示する図。 実施の形態に係る携帯情報端末の処理手順の一例を例示する図。 実施の形態に係る携帯情報端末での表示が遷移する一例を例示する図。 実施の形態に係る携帯情報端末で血圧の表示の一例を例示する図。 実施の形態に係る携帯情報端末で服薬情報を登録する際の表示の一例を例示する図。 実施の形態に係る携帯情報端末で服薬チェックの表示の一例を例示する図。 実施の形態に係るデータ取得装置のハードウェア構成の変形例の一例を模式的に例示する図。 実施の形態に係る情報処理装置のソフトウェア構成の変形例の一例を模式的に例示する図。 実施の形態に係る携帯情報端末のソフトウェア構成の変形例の一例を模式的に例示する図。 実施の形態に係る携帯情報端末の処理手順の変形例の一例を例示する図。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態では、同一の番号を付した部分については同様の動作を行うものとして、重ねての説明を省略する。
[適用例]
まず、図1を用いて、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、本適用例に係るデータ取得装置100、携帯情報端末120、及び情報処理装置(サーバ装置または単にサーバとも称す)150の適用場面の一例を模式的に例示する。
データ取得装置100は、データを取得し、携帯情報端末120へ送信する。このデータとしては、任意のものが想定される。例えば、ユーザの生体に関するデータ(生体データと称す)、ユーザの服薬に関するデータ(服薬データと称す)、ユーザの運動に関するデータ(運動データと称す)、ユーザが飲食によって摂取した食物及び飲物の量に関するデータ(飲食データと称す)、ユーザが塩分を摂取した量に関するデータ(塩分データと称す)、ユーザが摂取したカフェインの量に関するデータ(カフェインデータと称す)、ユーザが行った喫煙に関するデータ(喫煙データと称す)が含まれる。データ取得装置100は、上記データと共に当該データを取得した年月日及び時刻、及び当該データに含まれる内容の種類も、関連データとして取得する。
携帯情報端末120は、携帯可能な携帯型端末であり、例えば、スマートフォン、携帯電話機、またはモバイルパソコンなどである。携帯情報端末120は、上記データ取得装置100と情報処理装置150との間の通信を媒介し、ユーザの操作に基づいて情報処理装置150に画像データの閲覧を要求し、画像データを読み込む。この結果、携帯情報端末120によって、ユーザが画像を閲覧することができる。また携帯情報端末120は、アプリをインストールして、このアプリを利用してデータ取得装置100及び情報処理装置150との間でデータのやり取りを行ってもよい。さらに携帯情報端末120は、ブラウザを有して情報処理装置150が提供するサイトにアクセスして、情報処理装置150から画像データを読み込み、ユーザが画像を閲覧できるように設定されていてもよい。
情報処理装置150は、受信部151により、携帯情報端末120がデータ取得装置100から得たデータを受信する。この取得データは、それぞれの取得データに含まれる属性情報に基づいて、各データベース(単にDBとも称す)153、154、及び155に振り分けられて格納される。なお、情報処理装置150は本発明の「情報処理装置」に対応する。また、受信部151は、携帯情報端末120から、ユーザの閲覧要求の内容を示す閲覧要求データ、及び設定データの入力を受け付ける。ユーザの閲覧要求データは画像制御部160へ送られ、画像制御部160は上記閲覧要求に応じて画像生成部161に対し表示画像の生成を指示する。設定データは、取得データに関連した情報を設定するためのデータであり、例えば、服薬した旨と服薬時刻との設定データ、飲食した時刻の設定データ、アルコールの摂取の有無及び喫煙の有無等を表すデータを含み、上記取得データと関連付けられて対応するデータベース(例えば、153〜155のいずれか)に格納される。
属性DB152は、情報処理装置150が扱う取得データの属性情報を格納する。属性情報は、取得データに含まれる内容の種類を示す。種類としては、例えば、生体データ(例えば、血圧値を示す血圧データ)、服薬データ、及び運動データであることを示すものがある。上記属性情報は、データベース153、154、及び155に対応している。受信部151は、受信した取得データに含まれる属性情報と属性DB152の属性情報とを照合して、上記の受信したデータを対応するデータベースに振り分けて格納する。属性DB152は、属性情報を指定する指示信号を外部から受け付け、扱う属性情報を変更するように設定されていてもよい。これによって、情報処理装置150が扱う属性情報を変更することができる。
データベース153、154、及び155は、受信部151が受信した取得データのうち、種類が対応するデータをそれぞれ格納する。例えば、生体データDB153は生体データを格納し、服薬データDB154は服薬データを格納する。情報処理装置150のデータベース153、154、及び155は、これらに限らず、属性DB152が有する属性情報を変更することによって、任意のデータを格納することができる。
特性表現部156は、属性DB152に格納されている属性情報が示す種類ごとに特性を表現するための特性データを生成する。また、特性表現部156が特性データを外部から取得してもよい。特性表現部156は、例えば、外部から受け付けた、特性の表現の内容を示すデータに基づいて特性データを生成する。特性表現部156は、例えば、属性情報が血圧を示している場合には、血圧を表現するシンボルは形状を円に設定し、円の内部に色彩を設定する特性データを生成する。血圧値を表現するシンボルの場合の色彩は、例えば、血圧値が極めて高い場合には濃いピンク色、血圧値が高い場合には薄いピンク色、血圧値が少し高い場合には黄色、血圧値が正常である場合には緑色、血圧値が低い場合には水色にそれぞれ設定される。なお、シンボルの定義の一例は後に示す。ここで、特性とは、そのデータが示す特別な性質のことであり、例えば、目標血圧値に対する拡張期血圧または収縮期血圧の高低度合を示す。
シンボル表現部157は、情報処理装置150のデータベース153、154、及び155に格納されている取得データの内容の種類(属性情報)及び取得データの内容を表現するシンボルを示すシンボルデータを生成する。シンボルデータは、シンボルの形状、模様、及び色彩のいずれか1以上を設定する。また、シンボル表現部157は、特性表現部156が出力する特性データに基づいて、受信部151が取得する取得データごとに、シンボルデータを変更する。
分類部158は、属性情報に応じて、複数のシンボルを1以上のグループに分類して、それぞれのグループに含まれるシンボルのシンボルデータと、そのグループの内容を示すグループデータとを関連付けた分類データを生成する。分類部158は、例えば、属性情報が血圧データを示す場合には、血圧データを表現するシンボルを血圧のグループに分類して血圧グループの分類データを生成し、属性情報が服薬データを示す場合には、服薬データを表現するシンボルを服薬のグループに分類し服薬グループの分類データを生成する。分類部158が生成する分類データは、シンボルDB159に格納される。
画像制御部160は、受信部151が受信したユーザからの閲覧要求データを受け取ると、ユーザからの閲覧要求を実現するように画像の制御を指示する指示データを画像生成部161へ与える。画像生成部161は、分類部158によって生成された分類データと、画像制御部160による画像の制御を指示する指示データとに基づいて、ユーザが閲覧する画像に対応する表示データを生成する。この生成された表示データは、画像生成部161によって画像データベース162に格納される。送信部163は、この表示データを携帯情報端末120へ送信する。この結果、ユーザは携帯情報端末120の画面等で、表示データに基づく画像を閲覧することができる。
具体的な一例として、生体データDB153に、一日の朝晩に1回ずつ血圧を測定した結果の血圧値を含むデータが格納されている場合には、シンボル表現部157は、1日ごとにシンボルを割当て、そのシンボルの半分ずつを使用して朝晩の血圧値に対応した表現を設定する。シンボル表現部157は、例えば、一日の血圧値のシンボルの形状を円として表現し、半円が朝の血圧値を示し、残りの半円が晩の血圧値を示し、血圧値の特性を色彩で表現すると定義してシンボルデータを生成する。これらのシンボルデータが分類部158で分類され、分類データがシンボルDB159に格納される。そして、画像制御部160は、例えば、「今月の血圧データを見たい」とのユーザからの閲覧要求データを、受信部151を経由して受けた場合には、画像生成部161にこの閲覧要求データに基づく制御指示データを送り、画像生成部161がシンボルDB159から、今月の一日ごとに円形かつ色彩で表現されたシンボルに対応する分類された分類データを取得し、シンボルをカレンダー上に配置し表示する表示データを生成する。そして、この表示データを送信部163が携帯情報端末120へ送信する。この結果、携帯情報端末120は受信した表示データに基づき、「今月の血圧データ」に対応するシンボルを画面に表示させることが可能になる。
以上の通り、本適用例では、属性情報を有するデータを収集し、データの内容及び属性情報に対応したデータの種類を表現するシンボルを示すシンボルデータを生成し、複数のシンボルデータをデータの種類ごとに分類してシンボルDB159に格納しておき、閲覧指示データに応じて、当該閲覧指示データにより指示されたデータの種類に対応する複数期間分のシンボルをまとめてユーザに提示することができる。例えば、ある期間ごと(例えば、1日ごと)にシンボルを生成し、これらのシンボルをまとめてユーザに提示することで、ユーザはこの期間(1日)よりも大きな期間(例えば、1か月)におけるデータ内容の変化をシンボルの表現の経時的変化により観察することが可能になる。したがって、複数の期間にわたりデータが示す内容の変化を明瞭に示す情報処理装置、方法及びプログラムを提供することが可能になる。
[構成例]
(ハードウェア構成)
<情報処理装置>
次に、図2を用いて、本実施形態に係る情報処理装置150のハードウェア構成の一例について説明する。
図2の例では、本実施形態に係る情報処理装置150は、出力装置211、入力装置212、制御部213、記憶部214、ドライブ215、外部インタフェース216、通信インタフェース217、及び電源218が電気的に接続されたコンピュータであってよい。さらに情報処理装置150は、計時装置219、属性DB220、生体DB221、服薬DB222、その他DB223、シンボルDB224、及び画像DB225を備える。本実施形態に係る情報処理装置150は、本発明の「情報処理装置」に対応する。なお、図2では、通信インタフェース及び外部インタフェースをそれぞれ、「通信I/F」及び「外部I/F」と記載している(以降もこのように記載することがある)。
制御部213は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行う。記憶部214は、例えば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の補助記憶装置であり、制御部213で実行される画像生成プログラム、携帯情報端末120から取得した取得データ、及び送信予定の画像データ等を記憶する。
画像生成プログラムは、分類されたシンボルを表示するための画像データを生成する処理を実行させる(図7)ためのプログラムである。携帯情報端末120から取得した取得データは、任意のデータであるが、ここでは上記の生体データ、服薬データ、運動データ、飲食データ、塩分データ、及びカフェインデータを一例として挙げる。
通信インタフェース217は、携帯情報端末120と通信を行うインタフェースなら何でもよく、例えば、無線LAN(Local Area Network)モジュール、近距離無線通信(例えば、ブルートゥース(登録商標))モジュール等であり、ネットワーク等を介した無線通信を行うためのインタフェースである。通信インタフェース217は、携帯情報端末120と情報処理装置150とを無線接続するためのインタフェースである。通信インタフェース217は、制御部213によって制御される。通信インタフェース217は、携帯情報端末120から、シンボルデータの元となるデータを受信する。通信インタフェース217は、制御部213が生成した画像表示データを受け取り、携帯情報端末120へ送信するために使用される。
入力装置212は、入力を行うための装置であり、例えば、マウス、キーボード等である。出力装置211は、出力を行うための装置であり、例えば、ディスプレイ、スピーカ等である。外部インタフェース216は、USBポート等であり、例えば、計時装置219、属性DB220、生体DB221、服薬DB222、その他DB223、シンボルDB224、及び/または画像DB225等の外部装置と接続するためのインタフェースである。図2等では、計時装置219、属性DB220、生体DB221、服薬DB222、その他DB223、シンボルDB224、及び/または画像DB225が外部インタフェース216に接続しているように図示されていないが、これは後に図5等で制御部213の内部のブロックとの接続を明確にするために便宜的に制御部213に直接接続しているように記載しているためである。
記憶部214は、コンピュータその他の装置、機械等が記録されたプログラム等の情報を読み取り可能なように、当該プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積する媒体である。情報処理装置150は、この記憶部214から、画像生成プログラム、携帯情報端末120から取得した取得データ、及び送信予定の画像データ等を取得してもよい。
ドライブ215は、例えば、CD(Compact Disk)ドライブ、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブ等であり、記憶媒体に記憶されたプログラムを読み込むための装置である。ドライブ215の種類は、記憶媒体の種類に応じて適宜選択されてよい。上記の画像生成プログラム、携帯情報端末120から取得した取得データ、及び/または送信予定の画像データは、この記憶媒体に記憶されていてもよい。ここでは、記憶媒体の一例として、CD、DVD等のディスク型の記憶媒体を例示している。しかしながら、記憶媒体の種類は、ディスク型に限定される訳ではなく、ディスク型以外であってもよい。ディスク型以外の記憶媒体として、例えば、フラッシュメモリ等の半導体メモリを挙げることができる。なお、記憶媒体は、コンピュータその他装置、機械等が記録されたプログラム等の情報を読み取り可能なように、当該プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的または化学的作用によって蓄積する媒体である。
電源218は、情報処理装置150の本体に搭載されている各要素へ電力を供給する装置であり、例えば、定電圧源を生成する装置である。電源218は、例えば、出力装置211、入力装置212、制御部213、記憶部214、ドライブ215、外部インタフェース216、通信インタフェース217、計時装置219、属性DB220、生体DB221、服薬DB222、シンボルDB224、及び画像DB225へ電力を供給する。
計時装置219は、時間を計測する装置であり、日時を計測できる。例えば、計時装置219はカレンダーを含む時計であり、現在の日時の情報を制御部213へ渡す。
属性DB220は、情報処理装置150が扱う、携帯情報端末120から取得した取得データの属性情報を格納する。属性情報は、取得データに含まれる内容の種類を示す。種類としては、例えば、生体データ(例えば、血圧値を示す血圧データ)、服薬データ、運動データ、飲食データ、塩分データ、カフェインデータ、喫煙データであることを示すものがある。これらの属性情報であるデータは、生体DB221、服薬DB222、その他のDB223に対応している。また、制御部213は、受信した取得データに含まれる属性情報と属性DB220の属性情報とを照合して、上記取得データを対応するデータベースに振り分けて格納する。さらに、属性DB220は、属性情報を指定する指示信号を外部から受け付け、扱う属性情報を変更するように設定されていてもよい。これによって、情報処理装置150が扱う属性情報を変更することができる。
生体DB221は、生体データを格納し、例えば、データ取得装置100が取得した生体データを携帯情報端末120経由で情報処理装置150が受信し格納する。服薬DB222は、ユーザの服薬データを格納し、例えば、携帯情報端末120を使用してユーザが入力した服薬データを情報処理装置150が受信し格納する。
シンボルDB224は、取得データが示す内容及びこの内容の種類(すなわち、属性情報)を表現するシンボルを示すシンボルデータが、属性情報にしたがって分類された分類データを格納する。また、シンボルデータは、属性DB152に格納されている属性情報が示す種類ごとに特性を表現するための特性データにしたがって変更される場合には、その変更されたシンボルが分類された分類データがシンボルDB224に格納される。
画像DB225は、通信インタフェース217を介して受信したユーザからの閲覧要求データの閲覧要求を実現するように画像の制御を指示する指示データと、上記の分類データに基づいて、ユーザが閲覧する画像に対応する表示データを格納する。
なお、情報処理装置150の具体的なハードウェア構成に関して、実施形態に応じて、適宜、構成要素の省略、置換及び追加が可能である。例えば、制御部213は、複数のプロセッサを含んでもよい。情報処理装置150は、複数台の情報処理装置で構成されてもよい。また、情報処理装置150は、提供されるサービス専用に設計された情報処理装置の他、汎用のデスクトップPC(Personal Computer)、タブレットPC等が用いられてもよい。
<携帯情報端末>
次に、図3を用いて、本実施形態に係る携帯情報端末120のハードウェア構成の一例について説明する。携帯情報端末120のハードウェア構成は情報処理装置150とほぼ同様である。
図3に示される通り、本実施形態に係る携帯情報端末120は、出力装置311、入力装置312、制御部313、記憶部314、ドライブ315、外部インタフェース316、通信インタフェース317、電池318、及び計時装置319が電気的に接続されたコンピュータであってよい。さらに携帯情報端末120は、撮像装置320を備える。
制御部313は、CPU、RAM、及びROM等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行う。記憶部314は、例えば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の補助記憶装置であり、制御部313で実行される画像表示プログラム、携帯情報端末120から取得した取得データ、及び情報処理装置150から受信した表示データ等を記憶する。
画像表示プログラムは、情報処理装置150が生成した表示データに基づいて出力装置311のディスプレイにシンボルを表示する処理を実行させるためのプログラムである。
通信インタフェース317は、通信インタフェース217とほぼ同様である。通信インタフェース317は、データ取得装置100からデータを受信し、情報処理装置150との間でデータを送受信するためのインタフェースである。通信インタフェース317は、データ取得装置100または情報処理装置150からデータを受信し制御部313へ渡し、情報処理装置150への送信データを制御部313から受け取り送信する。
入力装置312、出力装置311、及び外部インタフェース316はそれぞれ、入力装置212、出力装置211、及び外部インタフェース216と同様である。
記憶部314は、コンピュータその他の装置、機械等が記録されたプログラム等の情報を読み取り可能なように、当該プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積する媒体である。携帯情報端末120は、この記憶部314から、画像表示プログラム、携帯情報端末120から取得した取得データ、及び情報処理装置150から受信した表示データ等を取得してもよい。
ドライブ315は、例えば、CDドライブ、DVDドライブ等であり、記憶媒体に記憶されたプログラムを読み込むための装置である。ドライブ315の種類は、記憶媒体の種類に応じて適宜選択されてよい。上記の画像表示プログラム、携帯情報端末120から取得した取得データ、及び情報処理装置150から受信した表示データ等は、この記憶媒体に記憶されていてもよい。ここでは、記憶媒体の一例として、CD、DVD等のディスク型の記憶媒体を例示している。しかしながら、記憶媒体の種類は、ディスク型に限定される訳ではなく、ディスク型以外であってもよい。ディスク型以外の記憶媒体として、例えば、フラッシュメモリ等の半導体メモリを挙げることができる。
電池318は、例えば、充電可能な2次電池である。電池318は、携帯情報端末120本体に搭載されている各要素へ電力を供給する。
計時装置319は、計時装置219と同様である。
撮像装置320は、物体を撮影して撮像を含む撮像データを取得する装置であり、例えば、デジタルカメラである。撮像装置320は、スマートフォンであれば、通常装備されている。
なお、携帯情報端末120の具体的なハードウェア構成に関して、実施形態に応じて、適宜、構成要素の省略、置換及び追加が可能である。例えば、制御部313は、複数のプロセッサを含んでもよい。携帯情報端末120は、複数台の情報処理装置で構成されてもよい。また、携帯情報端末120は、提供されるサービス専用に設計された情報処理装置の他、汎用のタブレットPC等が用いられてもよい。
<データ取得装置>
次に、図4を用いて、本実施形態に係るデータ取得装置100のハードウェア構成の一例について説明する。データ取得装置100のハードウェア構成は携帯情報端末120とほぼ同様である。
図4に示される通り、本実施形態に係るデータ取得装置100は、出力装置411、入力装置412、制御部413、記憶部414、ドライブ415、外部インタフェース416、通信インタフェース417、電池418、及び計時装置419が電気的に接続されたコンピュータであってよい。さらにデータ取得装置100は、生体センサ420を備える。
制御部413は、CPU、RAM、及びROM等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行う。記憶部414は、例えば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の補助記憶装置であり、制御部413で実行されるセンサデータ取得プログラム、携帯情報端末120から取得した取得データ、及び生体センサ420が検出したセンサデータ等を記憶する。
センサデータ取得プログラムは、生体センサ420が検出した物理量をデータとして取得するためのプログラムである。本実施形態では、生体センサ420は生体データを取得するためのものであり、例えば、血圧データ及び/または脈拍データを取得する。
通信インタフェース417は、通信インタフェース317とほぼ同様である。通信インタフェース417は、データ取得装置100で検出して取得したデータを携帯情報端末120へ送信ためのインタフェースである。通信インタフェース417は、携帯情報端末120からのデータを受信してもよい。
入力装置412、出力装置411、及び外部インタフェース416はそれぞれ、入力装置312、出力装置311、及び外部インタフェース316と同様である。
記憶部414は、コンピュータその他の装置、機械等が記録されたプログラム等の情報を読み取り可能なように、当該プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積する媒体である。データ取得装置100は、この記憶部414から、センサデータ取得プログラムを取得してもよい。
ドライブ415は、記憶媒体に記憶されたプログラムを読み込むための装置であり、例えば、CDドライブ、DVDドライブ等である。ドライブ415の種類は、記憶媒体の種類に応じて適宜選択されてよい。上記のセンサデータ取得プログラムは、この記憶媒体に記憶されていてもよい。ここでは、記憶媒体の一例として、CD、DVD等のディスク型の記憶媒体を例示している。しかしながら、記憶媒体の種類は、ディスク型に限定される訳ではなく、ディスク型以外であってもよい。ディスク型以外の記憶媒体として、例えば、フラッシュメモリ等の半導体メモリを挙げることができる。
電池418は、電池318と同様である。計時装置419は、計時装置319と同様である。
生体センサ420は、例えば、血圧測定装置である。この場合、生体センサ420は、例えば、生体であるユーザの手首に装着されたカフの圧力を検出して生体の血圧値を検出する。生体センサ420は、血圧データ(例えば、血圧値の時系列データ)を制御部213へ出力する。また、生体センサ420は脈拍測定装置でもよく、血圧と共に脈拍を測定してもよい。
なお、データ取得装置100の具体的なハードウェア構成に関して、実施形態に応じて、適宜、構成要素の省略、置換及び追加が可能である。例えば、制御部413は、複数のプロセッサを含んでもよい。また、データ取得装置100は、提供されるサービス専用に設計された情報処理装置の他、汎用のタブレットPC等が用いられてもよい。
(ソフトウェア構成)
<情報処理装置>
次に、図5を用いて、本実施形態に係る情報処理装置150のソフトウェア構成の一例を説明する。
情報処理装置150の制御部213は、必要なプログラムを実行する際に、記憶部214に記憶された、画像生成プログラムをRAMに展開する。そして、制御部213は、RAMに展開された画像生成プログラムをCPUにより解釈及び実行して、各構成要素を制御する。これによって、図5に示される通り、本実施形態に係る情報処理装置150は、受信部501、データ振分部502、属性取得部503、特性取得部504、特性表現部505、服薬設定部506、シンボル表現部507、分類部508、画像制御部509、画像生成部510、画像抽出部511、及び送信部512を備える。
受信部501は、通信インタフェース217を介して、携帯情報端末120がデータ取得装置100から取得した取得データを受信する。この取得データは、データ取得装置100が取得するデータであれば任意のデータでよいが、例えば、上述した生体データ、服薬データ、運動データ、飲食データ、塩分データ、カフェインデータ、及び喫煙データである。取得データは、データの内容の種類を示す属性情報を含んでいる。属性情報は、例えば、生体データであることを示す情報、服薬データであることを示す情報である。
また、受信部501は、ユーザからの閲覧要求データを携帯情報端末120から受信し、データ振分部502を介して画像制御部509へ送る。他に、受信部501は、携帯情報端末120から、取得したデータに関連した情報を設定するための設定データを受信する。
データ振分部502は、受信部501が受信したデータを、属性DB220の属性情報を参照して、データベース221〜223−3、または画像制御部509へ振り分ける。属性DB220は、情報処理装置150が扱う取得データの属性情報を格納している。データ振分部502は、属性DB220に格納される属性情報を参照して、属性情報に対応するデータベースへ、取得データ及び設定データを振り分ける。また、データ振分部502は、閲覧要求データを検出した場合には、画像制御部509へ送る。閲覧要求データにも属性情報を含めておき、属性DB220がこの属性情報を格納してもよい。この場合には、データ振分部502は、属性DB220を参照して、閲覧要求データの属性情報を含むデータを画像制御部509へ送ってもよい。
属性取得部503は、通信インタフェース217を介して、外部のネットワーク等から情報処理装置150が扱うデータに対応する属性情報を指示する指示信号(または指示データ)を受信し、受信した指示信号に対応する属性情報を属性DB220に格納する。属性取得部503は、ユーザ(情報処理装置150の管理者、もしくはデータ取得装置100または携帯情報端末120のユーザ)が設定する属性情報を入力装置212から取得してもよい。
属性DB220は、属性取得部503が取得した属性情報を格納している。属性DB220は、情報処理装置150が扱うデータに対応する属性情報が格納されている。
特性取得部504は、属性DB220を参照して情報処理装置150が扱うデータに対応した特性に関するデータがあるかどうか、ある場合にはそのデータを外部のネットワーク等から取得する。特性に関するデータは、特性の表現の内容を示すデータであり、例えば、特性に応じてシンボルを変更する等がある。より具体的には、特性に応じて色彩を対応付ける等がある。
特性表現部505は、特性取得部504が取得した特性に関するデータに基づいて、属性DB220に格納されている属性情報が示す種類に対応した特性を表現するための特性データを生成する。特性データは、対応する属性情報と特性を表現するためのデータとを含んでいる。
データ振分部502は、属性情報が生体データに対応している場合には、生体DB221に取得データ及び/または設定データを送る。データ振分部502は、属性情報が服薬データに対応している場合には、服薬設定部506に設定データ及び/または取得データを送る。
服薬設定部506は、設定データに基づいて、服薬に関する設定を行う。服薬設定部506は、例えば、設定データに基づいて、服薬する薬の種類及び服薬量、服薬時刻を設定する。また、服薬設定部506は、ユーザが服薬した場合に、携帯情報端末120から、服薬済みであることを示すデータを受信して、それを服薬DB222に記憶させてもよい。服薬済みであるかどうかのデータは、取得データに含まれていてもよい。
データ振分部502は、携帯情報端末120から受信した取得データのうちの属性情報が運動であるデータに基づいて、ユーザの運動状況を含む運動データを運動DB223−1に格納する。運動データは、例えば、ユーザが運動したかどうかをユーザが携帯情報端末120の所定の箇所をタップして記録されるものである。
データ振分部502は、携帯情報端末120から受信した取得データのうちの属性情報が飲食であるデータに基づいて、ユーザが摂取した(摂取する)食物及び/または飲物の飲食データを飲食DB223−2に格納する。飲食データは、例えば、ユーザが飲食したかどうかを3食ごとにユーザが入力したデータである。
データ振分部502は、携帯情報端末120から受信した取得データのうちの属性情報が喫煙であるデータに基づいて、ユーザの喫煙状況を判定して喫煙データを喫煙DB223−3に格納する。喫煙データは、例えば、ユーザが喫煙したかどうかをその都度ユーザが入力したデータである。
シンボル表現部507は、データベース221、222、223−1、223−2、223−3のそれぞれから取得データの内容及び属性情報を取得し、特性表現部505から属性情報を含む上記の特性データを取得し、それぞれのデータベースに格納されている取得データに基づいて、その内容及び属性を表現するシンボルを示すシンボルデータを生成する。シンボル表現部507は、例えば、データベースからの取得データに基づいてシンボルデータを作成し、さらにこの取得データに特性データがある場合には、この特性データに基づいてシンボルデータを変更してもよい。
分類部508は、シンボルデータが有する属性情報に基づいて、複数のシンボルデータを複数のグループに分類して、それぞれのグループに含まれるシンボルデータと、グループの内容を示すグループデータ(すなわち、属性情報)とを関連付けた分類データを生成する。シンボルDB224は、分類部508が生成した分類データを格納する。すなわち、シンボルDB224は、全てのデータベース221、222、223−1、223−2、223−3に格納されている取得データに対応するシンボルデータを含んでいる。
画像制御部509は、受信部501が受信してデータ振分部502で振り分られる上記の閲覧要求データを受け取り、閲覧要求データの内容にしたがって画像を制御する制御データを画像生成部510へ送る。画像制御部509は、制御データを送ると共に画像制御部513へ制御データを送った旨の信号を画像抽出部511へ送る。
画像生成部510は、画像制御部509からの制御データに基づいて、シンボルDB224からのシンボルデータを使用して、閲覧要求の画像を示す画像データを生成する。そして、画像生成部510は、生成した画像データを画像DB225に格納する。画像抽出部511は、画像制御部509から受け取った信号に対応する画像データを画像DB225から抽出する。そして、画像抽出部511は抽出した画像データを送信部512へ送る。送信部512は、画像抽出部511からの画像データを、通信インタフェース217を介して、携帯情報端末120へ送信する。
<携帯情報端末>
次に、図6を用いて、本実施形態に係る携帯情報端末120のソフトウェア構成の一例を説明する。
携帯情報端末120の制御部313は、必要なプログラムを実行する際に、記憶部314に記憶された、画像表示プログラムをRAMに展開する。そして、制御部313は、RAMに展開された画像表示プログラムをCPUにより解釈及び実行して、各構成要素を制御する。これによって、図6に示される通り、本実施形態に係る情報処理装置150は、受信部601、表示制御部602、指示受付部603、送信部604を備える。
受信部601は、データ取得装置100から通信インタフェース317を介して、データ取得装置100が取得した取得データを受信する。また、受信部601は、携帯情報端末120が情報処理装置150に送信した閲覧要求データに対応する画像データを、情報処理装置150から通信インタフェース317を介して受信する。受信部601が受信した取得データ及び画像データは、記憶部314に記憶される。
表示制御部602は、記憶部314に記憶されている画像データ及び/またはテキストデータを取得し、対応するデータに基づいて出力装置311に画像及び/またはテキストを表示させるようにデータを制御する。
指示受付部603は、入力装置312を介して、ユーザからの指示を指示データとして受け付ける。ユーザからの指示は、例えば、データベースに格納されているデータの閲覧要求(例えば、「今月の血圧状況を閲覧したい」)、服薬したことをチェックする、服薬予定の薬剤情報を登録する、ことがある。指示受付部603は受け付けた指示データを送信部604へ送る。送信部604は、通信インタフェース317を介して指示データを情報処理装置150に送信する。
<その他>
情報処理装置150及び携帯情報端末120の各動作に関しては後述する動作例で詳細に説明する。なお、本実施形態では、情報処理装置150及び携帯情報端末120の各部がいずれも汎用のCPUによって実現されてもよい。しかしながら、以上の機能の一部または全部が、1または複数の専用のプロセッサにより実現されてもよい。また、情報処理装置150及び/または携帯情報端末120の構成に関して、実施形態に応じて、適宜、省略、置換及び追加が行われてもよい。
[動作例]
<情報処理装置>
次に、図7を用いて、情報処理装置150の動作例を説明する。図7は、情報処理装置150の処理手順の一例を例示するフローチャートである。なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
(起動)
まず、管理者は、情報処理装置150を起動し、起動した情報処理装置150に画像生成プログラムを実行させる。情報処理装置150の制御部213は、以下の処理手順にしたがって、属性情報に応じて分類されたシンボルデータを生成し、携帯情報端末120からの指示に応じた画像をシンボルデータから生成し、携帯情報端末120へ送信する。
(ステップS701)
ステップS701では、制御部213は、受信部501、属性取得部503、及び特性取得部504として動作し、携帯情報端末120からデータであるかどうかを判定する。情報処理装置150が受け取ったデータが、携帯情報端末120からのデータである場合にはステップS702へ進み、携帯情報端末120からのデータでない場合にはステップS706へ進む。
(ステップS702)
ステップS702では、制御部213は、受信部501として動作し、携帯情報端末120からのデータ(取得データとも称す)を受信する。
(ステップS703)
ステップS703では、制御部213は、データ振分部502として動作し、受信した取得データに含まれる属性情報と、属性DB220に格納されている属性情報とを比較して、属性情報に応じた各データベースに対応して取得データを振り分ける。データ振分部502は、例えば、データ振分部502が生体データであると判定した取得データを、生体DB221へ送り、データ振分部502が服薬データであると判定した取得データを、服薬設定部506へ送る。また、例えば、受信した取得データに含まれる属性情報が属性DB220に含まれている場合には、この取得データを対応するデータベースへ振り分け、受信した取得データに含まれる属性情報が属性DB220に含まれていない場合には、この取得データは対応するデータベースがないとして棄却または新たなデータベースを作成する。
(ステップS704)
ステップS704では、制御部213は、シンボル表現部507として動作し、データベースに格納された取得データが、設定された時刻に取得されたデータであるかどうかを判定し、設定された時刻に取得されたデータがあると判定された場合にはステップS705へ進み、設定された時刻に取得されたデータがないと判定された場合には再びステップS704へ戻る。設定された時刻に取得されたデータを受け取るまで、ステップS704を繰り返す。ステップS704はデータベースごとに行う。このステップによって、設定された時刻にデータ取得装置100で取得された取得データを、シンボルで表現することが可能になる。なお、ステップS704を繰り返す回数に上限を設けてもよい。この場合には回数が上限を超えても設定された時刻の取得データがない場合には、その時刻の取得データはなしとする。また、取得データの取得時刻と、計時装置219による時刻とを比較し、取得時刻での取得データがないかどうかを判定してもよい。
(ステップS705)
ステップS705では、制御部213は、シンボル表現部507として動作し、取得データの内容と属性情報とに対応するシンボルデータを生成する。シンボル表現部507は、シンボルデータを時刻情報とも関連付ける。また、もし特性データがあれば、この特性データにも基づいて制御部213はシンボルデータを生成してもよい。
(ステップS706)
ステップS706では、制御部213は、受信部501及び属性取得部503として動作し、情報処理装置150が受信したデータが属性情報であるかどうかを判定する。属性情報である場合にはステップS707へ進み、属性情報でない場合にはステップS715へ進む。
(ステップS707)
ステップS707では、制御部213は、属性取得部503として動作し、属性取得部503が属性情報を指示する指示信号を取得する。指示信号によって情報処理装置150が扱うデータの種類が特定される。属性取得部503は、この指示信号に基づいて、情報処理装置150で扱うデータの種類に対応する属性情報を取得することができる。指示信号は、例えば、携帯情報端末120が送信しているとすれば、携帯情報端末120のユーザが、情報処理装置150が扱うデータの種類を指定することになる。
(ステップS708)
ステップS708では、制御部213は、属性取得部503として動作し、属性取得部503が取得した属性情報を属性DB220に保存する。
(ステップS709)
ステップS709では、制御部213は、特性取得部504として動作し、特性取得部504は、属性DB220に格納されているデータに対応した特性に関するデータがあるかどうかを判定し、特性に関するデータがある場合にはステップS710へ進み、特性に関するデータがない場合にはステップS705へ進む。特性取得部504は、例えば、属性情報と特性に関するデータとを組にして記憶していてもよいし、属性情報を検索キーとして外部のネットワークを検索して、特性に関するデータを探し出してきてもよい。
(ステップS710)
ステップS710では、制御部213は、特性取得部504として動作し、特性取得部504は、属性DB220に対応した特性に関するデータを取得する。特性に関するデータは、特性の表現の内容を示すデータであり、例えば、特性に応じて異なる色彩をシンボルに付与する(図8、図9A−D参照)。
(ステップS711)
ステップS711では、制御部213は、特性表現部505として動作し、特性表現部505は、特性に関するデータに基づいて、属性情報が示すデータの種類に対応した特性を表現するための特性データを生成する。その後はステップS705で、シンボル表現部507がそれぞれのデータベースに格納されている取得データの内容及び属性情報と、特性データとに基づいて、シンボルデータを生成する。
(ステップS712)
ステップS712では、制御部213は、分類部508として動作し、シンボルデータが有する属性情報に応じて、シンボルデータを対応するグループへ分類する。
(ステップS713)
ステップS713では、制御部213は、分類部508として動作し、それぞれのグループに含まれるシンボルデータとグループの内容を示す属性情報であるグループデータとを関連付けた分類データを生成し、シンボルDB224に保存する。
(ステップS714)
ステップS714では、制御部213は、例えば、受信部501として動作し、通信インタフェース217を介して処理の終了指示を受信したかどうかを判定する。終了指示を受信した場合には処理を終了し、終了指示を受信していない場合にはステップS701に戻り、携帯情報端末120からのデータの受信を待機する。また、例えば、入力装置212が情報処理装置150の管理者等からの終了指示を受け付けたかどうかを判定してもよい。
(ステップS715)
ステップS715では、制御部213は、データ振分部502として動作し、情報処理装置150が受信したデータが属性情報でないと判定されたので、このデータが携帯情報端末120から指示データ(例えば、閲覧要求データ)であるかどうかを判定する。携帯情報端末120からの指示データであると判定された場合にはステップS716へ進み、携帯情報端末120からの指示データでないと判定された場合にはステップS701に戻り携帯情報端末120からの新たなデータの受信を待機する。
(ステップS716)
ステップS716では、制御部213は、画像制御部509及び画像生成部510として動作し、指示データの内容にしたがって画像を制御する制御データを画像生成部510へ送る。画像生成部510は、この制御データに基づいて、シンボルDB224からのシンボルデータを使用して、閲覧要求の画像を示す画像データを生成する。そして画像生成部510は生成した画像データを画像DB225に保存する。画像生成部510は、制御データに複数のシンボルデータを使用する画像を生成するための指示を含む場合は、シンボルDB224から属性情報の異なる複数のシンボルデータを使用して画像データを生成することになる。具体的な例は、後に図8、図9A−Dを使用して説明する。
(ステップS717)
ステップS717では、制御部213は、画像抽出部511及び送信部512として動作し、画像制御部509からの信号に基づいて画像DB225から、目的の画像データを抽出する。その後、画像抽出部511は、抽出した画像データを送信部512へ送り、送信部512はこの画像データを、通信インタフェース217を介して携帯情報端末120へ送信する。そして、ステップS714へ移る。
次に、図8を用いて、情報処理装置150が生成する画像データを携帯情報端末120の画面に表示した一例を説明する。図8は、情報処理装置150が生成した画像データを表示した一例である。なお、図8では便宜上、色をハッチングで示している。なお、図8の画面はマンスリーカレンダー画面とも称す。
情報処理装置150が生成して画像DB225に保存されている画像データは、携帯情報端末120から取得したデータの内容及び属性情報を含み、さらに属性情報に対応した特性データを含んでいる。図8の一例では、取得したデータを表現するシンボルを生成し、シンボルを日ごとに表示し、1か月分のデータの内容及び属性情報に対応した複数のシンボルを生成し、これらのシンボルを一画面に集約して表示する。
図8はカレンダー形式801でシンボルを表示する一例である。この例では、シンボルとしては円形の円形シンボル802と、属性を視覚的に示す記号の記号シンボル803とがある。記号シンボルはアイコンとも称す。また、円形シンボル802は、円内に色彩を施し、色彩によって血圧値の特性度を示している。この色彩を示す色彩データは、上述した特性データに対応している。図8の例では、円形シンボル802は属性情報が血圧データであり、血圧値の特性を表現する特性データが色彩データである。円形シンボル802は、水平線よりも上部にある半円と下部にある半円とに分離されている。上部半円の色彩がその日の昼間(朝も含む)の血圧値の特性度を示し、下部半円の色彩がその日の夜間の血圧値の特性度を示す。ユーザが初期設定で降圧目標値を設定し、目標に対する達成度を3または4段階の色彩で表現する。降圧目標値のデフォルトの初期設定は、例えば、収縮期血圧135mmHg、拡張期血圧85mmHgとする。ユーザは自由に目標値を設定してもよいが、現実的でない設定はエラーとする。例えば、拡張期血圧が収縮期血圧を上回る場合はエラーとする。また、収縮期血圧の目標値の上限値を設け例えば180mmHgとし、拡張期血圧の目標値の下限値を設け例えば60mmHgとする。ユーザが使用する地域が日本である場合には日本のガイドラインを参照してデフォルトの初期値、目標値の上下限値を設定する。
図8の例では、緑色が「降圧目標値達成」(収縮期血圧が降圧目標値以下の場合、または拡張期血圧が降圧目標値以下の場合)を示し、黄色が「降圧目標達成度3」(収縮期血圧が目標値より大きくかつ目標値より15mmHg未満大きい場合、または拡張期血圧が目標値より大きくかつ目標値より10mmHg未満大きい場合)を示し、赤色が「降圧目標達成度2」(収縮期血圧が目標値より15mmHg以上大きい場合、または拡張期血圧が目標値より10mmHg以上大きい場合)を示し、黒色が「降圧目標達成度1」(収縮期血圧が160mmHg以上の場合)を示している。収縮期血圧と拡張期血圧のそれぞれで判定結果が異なる場合は、達成度が低い方に対応する色彩を優先してシンボルに付与する。例えば、収縮期血圧によってシンボルが黒と判定され、拡張期血圧によってシンボルが赤と判定された場合には、シンボルは黒と最終的に判定される。
半円形の上部が「朝」の血圧に対応し、半円系の下部が「晩」の血圧に対応するとする。例えば、血圧値を一日に複数回測定する場合には、それぞれの期間での血圧値の平均値を使用してもよい。具体的には、半円系の上部は「朝」に測定した血圧値の平均値を目標と比較して達成度を決定する。半円形の下部の場合には「晩」に測定した血圧値の平均値を目標と比較して達成度を決定する。なお、「朝」及び「晩」は適応的に定義することが可能である。ここでは、「朝」は例えば午前4時から午前9時59分まで、または午前4時から午前11時59分までと定義し、「晩」は例えば午後4時から午後10時まで、または午後4時から午後11時59分までと定義する。「昼」も同様に定義され、例えば午前10時から午後3時59分まで、または午後12時から午後3時59分までと定義してもよい。また、これら設定された「朝」「昼」「晩」等の時間帯以外で計測したデータは、図8では採用されない。
記号シンボル803は、例えば、属性情報が服薬データとメモデータとがあり、メモデータは、運動データ、飲食データ、喫煙データ、睡眠データ、アルコールデータ、塩分データ、及びコメントデータの場合がある。睡眠データはその日に睡眠が十分にとれたかどうかを示すデータである。アルコールデータは例えば、その日にアルコールを摂取したことを示すデータである。塩分データは例えば、その日に塩分を一定以上摂取したことを示すデータである。コメントデータは例えば、ユーザがコメントを付した内容を含むデータである。また、カーソル804は、今日の日付を示し、例えば、カレンダーの日付の枠が太く表示される。属性情報が服薬データの場合は、記号シンボル803は服薬アイコンとも称し、属性情報が運動データ、飲食データ、喫煙データ、睡眠データ、アルコールデータ、塩分データ、及びコメントデータの場合には、同様に、記号シンボル803は総称してメモアイコンと称し、個別に指定する場合にはそれぞれ、運動アイコン、飲食アイコン、喫煙アイコン、睡眠アイコン、アルコールアイコン、塩分アイコン、及びコメントアイコンとも称す。コメントデータは、例えばユーザがテキストを登録したデータである。記号シンボル803は、例えば、それぞれユーザが自己申告することによって表示するかどうかが決定される。
服薬アイコンは、ユーザが設定した服薬数(通常1から3個)分のアイコンが表示可能である。図8のように例えば、服薬アイコンは日付枠内の右上に表示可能に設定し、その他のアイコンは日付枠内の下部に表示可能に設定される。
また、所望の日付の枠内をタップすることによって、その日についての詳細な情報を図12のように表示してもよい。図12は、図8の21日の日付枠805をタップすると表示される画面(ダイアリー画面とも称す)を示している。ダイアリー画面では、マンスリーカレンダーから選択した日の詳細情報(朝晩それぞれの血圧平均値と目標達成度を表したシンボル等)が表示される。ダイアリー画面では、服薬等のアイコンの登録、メモの登録をユーザが行う。また、ダイアリー画面は、この他に例えば以下の事項を表示する:朝晩個別に達成度を示す円形のシンボル;朝晩の平均値(SYS/DIA及びPulse);事前に登録した1日の服薬回数分の薬アイコン(オンとオフとの切替ができる);メモアイコン(なお、メモアイコン数は薬アイコンの数によって変化する。並び順は設定画面にて定義する。メモ(テキストエリア)をタップすると文字の入力が可能)。
図8のマンスリーカレンダー画面には、複数のアイコン806が配置され、それぞれのアイコンをユーザがタップすることによって、対応するサービスが表示される(例えば、図12のダイアリー画面にも同様の複数のアイコンが配置される)。図8に示すアイコン806では、左からマンスリーカレンダーアイコン、グラフアイコン、リストアイコン、血圧手帳アイコン、その他アイコンが表示されている。図8の例では、マンスリーカレンダーが表示されているので、マンスリーカレンダーアイコンが太く表示されている(特定の色彩が付されてもよい)。ユーザがグラフアイコンをタップすると、例えば、血圧値(SYSとDIA)及び脈拍の時間履歴を示すグラフが表示される。ユーザがリストアイコンをタップすると、例えば、計測した日時の血圧値及び脈拍のデータが所定の期間分だけ表示される。ユーザが血圧手帳アイコンをタップすると、例えば、ユーザが病院に持参する血圧手帳として利用できるように血圧値及び脈拍のデータとグラフを表示し、特定のファイル形式で出力する。ユーザがその他アイコンをタップすると、例えば、ヘルプ、ショートカットの生成、ライセンスの参照、様々な設定をすることが可能になる。設定は、例えば、降圧目標血圧値、服薬回数、服薬予定時刻、服薬予定時刻を知らせるアラームのオンオフ、グラフの表示種類(棒グラフ、折れ線グラフ等)、記録したい項目に対応するアイコンがある。
図8の例では、7月1日には、円形シンボル802として上半円が緑、下半円が赤を示し、記号シンボル803として、服薬アイコン、睡眠アイコン、運動アイコンが表示されている。この例では、円形シンボル802からは、朝の血圧が「降圧目標値達成」であって晩の血圧が「降圧目標達成度2」であったことが分る。さらに、記号シンボル803からは、朝昼晩の3回分服薬をしたこと、十分な睡眠をとったこと、運動したことが分る。このように、1か月の日数分だけ、円形シンボル802及び記号シンボル803が付され、一目で1か月の傾向を理解することができる。このように本実施形態の情報処理装置によれば、日ごとに複数のシンボルで表現することにより、複数の期間にわたりデータが示す内容の変化を明瞭に示すことができ、ユーザは内容の変化を瞬時に把握することができる。
次に、図9A、図9B、図9C、及び図9Dを用いて、情報処理装置150が生成するシンボルの表示の一例を示す。図9A、図9B、図9C、及び図9Dは、薬に関する表示の様々な形態の一例を示し、いずれも服薬記録の表現の一例である。ここでは服薬アイコンのいくつかの例を示しているが、他のアイコンもシンボルであれば様々に変形することが可能である。中央から下の表示部分は、日付、薬名(△△△△,○○○○)、その日の朝昼晩にそれぞれ服薬した場合の入力(図では21日水曜日の朝に服薬済みであることを示している)、その下にはその日の血圧値と血圧値の特性度に対応した色彩とが時刻と共に表示部に付与されている。さらに、血圧値を示す数字も同様に色彩が付与されてもよい。下部に表示される血圧値と血圧値に対応した色彩との部分は、例えば、スクロールによって他の時刻での血圧値及び対応する色彩の部分を閲覧することができるようになっていてもよい。薬名は、例えば、複数の言語に対応する名称が記載されていてもよい(日本語、英語、ドイツ語等)。なお、ここでは、便宜上、図には色彩をハッチングで表現しているが、実際の表示は、ハッチングではなく、それよりもユーザが見やすく理解しやすいと考えられる色彩で表示されることを想定している。しかしながら、ユーザが見やすく理解しやすい表示であれば特に限定することはなく、複数の表示様式からユーザが選択することができるようになっていてもよい。
図9Aでは、薬のタブレットを示す画像が服薬アイコンになっている。この例では、朝昼晩に服薬することが前提になっていて、服薬が完了した場合にチェックする回数は1日ごとに3回ある(以下の図9B、図9C、及び図9Dのいずれでも同じ前提)。服薬が完了したら、服薬アイコンを表示する、または服薬アイコンに変更を加えてもよい(例えば、服薬アイコンの色彩を変更する)。この図9Aの一例では、服薬予定の日時に服薬アイコンが示されていて、服薬済みになった場合に例えば、服薬アイコンを変更する(例えば、色彩及び/または形状の変更)でもよい。
図9Bでは、血圧を示す円形のシンボルの上にチェックを表示する。服薬が完了したら、対応する日時を示す位置にチェック印が表示される、またはチェック印に変更を加えてもよい(例えば、チェック印を太くする、色を付ける)。この図9Bの一例では、服薬予定の日時に服薬アイコン(チェック印)が示されていて、服薬済みになった場合に例えば、チェック印を変更する(例えば、色彩及び/または形状の変更)でもよい。
図9Cでは、服薬を予定している日時では、円形のシンボルの上の日付欄に水平の位置にバー(太い線分)を表示する。そして、服薬しなかった場合には、例えば、対応する日時を示す位置にX印を記載する。また、服薬を予定していなかったが、服薬した場合には例えば、対応する日時を示す位置に○印を記載するとしてもよい。また、服薬が完了した日時に、円形のシンボルの上にバー(太い線分)を表示してもよい。
図9Dでは、服薬が完了したら、対応する日時の箇所にチェックを入れる。服薬が完了したら例えば、円形のシンボルの中にチェックを入れる。ある日の服薬に関して、例えば、朝晩2回服薬したら、円形の内部に2回チェックが入り、1回だけ服薬した場合には円形の内部に1回チェックが入り、服薬しなかった場合には円形の内部にX印を円中に記載する。なお、1回だけ服薬した場合には円形の内部に1回チェックと服薬しなかった時間に対応してX印を記載してもよい。円形の内部の左右に印を記載し、左側が朝の服薬、中央が昼の服薬、右側が晩の服薬に対応する位置として、対応する位置にチェック(服薬済み)またはX印(服薬せず)を記載してもよい。また、X印の代わりに、ブランク(何も記載しない)でもよい。
図9A、図9B、図9C、及び図9Dに示すように、データの内容(この例では、拡張期血圧、収縮期血圧、及び服薬情報)及び属性情報(この例では、血圧データ、服薬データ)を表現するシンボルを示すシンボルデータを、1か月の期間のうちの1日ごとに対応して生成し、シンボルデータに基づいて、1か月に対応する複数のシンボルをまとめて表示している。この結果、ユーザは複数の期間にわたりシンボルが示す内容の変化をデータの属性に合せて一度に観察することができる。シンボルはデータの内容とその属性情報を視覚的に捉えることができるので、データの内容とその属性情報とを瞬時に理解することができる。
[動作例]
<携帯情報端末>
次に、図10を用いて、携帯情報端末120の動作例を説明する。図10は、情報処理装置150の処理手順の一例を例示するフローチャートである。なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
(起動)
まず、ユーザが、携帯情報端末120を起動し、起動した携帯情報端末120に画像表示プログラムを実行させる。携帯情報端末120の制御部313は、以下の処理手順にしたがって、データ取得装置100から受け取ったデータを情報処理装置150へ送信する。他に、制御部313は、携帯情報端末120から情報処理装置150へ例えば、データベースに格納されているデータの閲覧要求信号を送信し、その要求に応じて情報処理装置150から画像データを受信し、対応する画像を表示する。
(ステップS1001)
ステップS1001では、制御部313は、受信部601として動作し、通信インタフェース317を介して受信したデータがデータ取得装置100から受信したデータであるかどうかを判定する。データ取得装置100から受信したデータである場合にはステップS1002へ進み、データ取得装置100から受信したデータでない場合にはステップS1005へ進む。
(ステップS1002)
ステップS1002では、制御部313は、受信部601として動作し、通信インタフェース317を介して受信したデータを記憶部314に記憶する。
(ステップS1003)
ステップS1003では、制御部313は、送信部604として動作し、記憶されているデータ取得装置100からデータを情報処理装置150へ、通信インタフェース317を介して送信する。
(ステップS1004)
ステップS1004では、制御部313は、指示受付部603として動作し、ユーザからの終了指示を、入力装置312を介して受け付けたかどうかを判定する。他の可能性として、制御部313は、受信部601として動作し、情報処理装置150またはデータ取得装置100から終了指示を受けて終了することがあってもよい。終了指示を受け付けたと判定した場合には終了し、終了指示を受け付けてないと判定した場合にはステップS1001に戻る。
(ステップS1005)
ステップS1005では、制御部313は、受信部601として動作し、通信インタフェース317を介して受信したデータが情報処理装置150から受信したデータであるかどうかを判定する。情報処理装置150から受信したデータである場合にはステップS1006へ進み、情報処理装置150から受信したデータでない場合にはステップS1008へ進む。
(ステップS1006)
ステップS1006では、制御部313は、受信部601として動作し、携帯情報端末120からの指示(例えば、データの閲覧要求指示)に応じた画像データを受信する。
(ステップS1007)
ステップS1007では、制御部313は、表示制御部602として動作し、情報処理装置150から受け取った画像データを出力装置311に表示する。
(ステップS1008)
ステップS1008では、制御部313は、指示受付部603及び送信部604として動作し、情報処理装置150へ送信すべき指示があるかどうかを判定する。送信すべき指示があると判定された場合にはステップS1009へ進み、送信すべき指示がないと判定された場合にはステップS1001へ戻る。
(ステップS1009)
ステップS1009では、制御部313は、送信部604して動作し、通信インタフェース317を介して、情報処理装置150へ指示データを送信し、ステップS1004へ進む。
次に、図11、図12、図13、及び図14を用いて、携帯情報端末120の表示の一例について説明する。
図11は、携帯情報端末120のホーム画面からの画面の遷移の一例について示している。図11は3つの画面を示し、8つのアイコンと下部に4つのアイコンが表示されているもの(図11の左画面)、血圧、脈拍、及び円形のシンボルが表示されているもの(図11の中央画面)、2017年の7月(July)のカレンダーの各日にアイコンが表示されているもの(図11の右画面)が表示されている。
図11の最も左の画面がホーム画面を示し、上から2段目の左から3番目のアイコンを選択すると図11の中央の画面に遷移し、上から2段目の一番右の円形のアイコンを選択すると図11の右の画面に遷移する。また、図11の中央の画面の、血圧値及び脈拍を示す円形のシンボル(「カレンダー機能」を示す)を選択しても右の画面に遷移し、図11の右の画面の右上に表示のアイコンを選択すると中央の画面に遷移する。
図11の中央の画面は、このアプリケーション(例えば、血圧手帳と称す)のトップ画面であり、血圧値(最高血圧(すなわち、収縮期血圧)、最低血圧(すなわち、拡張期血圧))と測定日時を表示し、脈拍(PULSEとも称す)と測定日時を表示する。さらに、血圧手帳は「血圧カレンダー」にリンクしている(「カレンダー機能」を示す円形のシンボルを選択(タップ)すると「血圧カレンダー」へ遷移する)。「血圧カレンダー」は、例えば、図11の右の画面を示す。なお、図8、図9A−Dは「血圧カレンダー」の一例を示す。図11の右の画面は、例えば、「血圧カレンダー」のトップ画面であり、ユーザの入力を受け付けることができる。図11の右に示すこの画面は、7月22日土曜日が今日であることを、日付の枠がハイライトされることによって示している。
図8に示すカレンダーへのユーザによる入力は、情報を入力したい日の枠またはアイコンをユーザがタップして開始される。このタップによって図8のカレンダーの画面から、入力画面である図12の画面へ遷移する。図12の画面では、その日のユーザの状態を入力するためのアイコンが表示されている。図12に示す画面は、例えば、ダイアリー画面と称す。
図12では、朝晩平均の目標達成度がそれぞれ半円の内部の色彩で表現される。半円上部は、朝の平均値として収縮期血圧(SYS)、拡張期血圧(DIA)、及び脈拍(PULSE)の値とこの血圧に対応する結果を色分けして表示する。半円下部は、晩の平均値として収縮期血圧(SYS)、拡張期血圧(DIA)、及び脈拍(PULSE)の値とこの血圧に対応する結果を色分けして表示する。図12に示す一例では、朝の血圧は降圧目標達成度2(SYSが目標値より15mmHg以上大きい)であるので赤色で着色され、晩の血圧は「降圧目標値達成」(SYSが降圧目標値以下の場合、またはDIAが降圧目標値以下の場合)に対応しているので緑色で着色されている。このように、色彩が付されていると一目で特性を判別することが可能になる。なお、測定値なし、または朝晩の算出不可の場合はバー「−」を測定値の表示欄に記載する。このように、色彩が付されていると一目で特性を判別することが可能になる。
図12の画面では、服薬したかどうかの入力、飲酒したかどうかの入力、よく眠れたかどうかの入力、運動したかどうかの入力、及びコメントの入力は、対応するアイコンをタップすることによって、ユーザがそのアイコンを選択するかどうかを切り替えることができる。入力済みの画面は、その日のユーザの状態を示すことになる。一例として、服薬機能は以下のものがある。
(服薬機能)
初期設定で服薬頻度、飲む予定時刻、及びアラーム要否についてユーザの指示を取得する。服薬頻度は、例えば、1日に服薬する回数を示す。アラームは、服薬予定時刻をユーザに報知するものであり、音声、バイブレーション、表示等でユーザに服薬予定時刻を知らせる。なお、服薬に関する服薬状況は、パネル、グラフ、カレンダー、血圧手帳に反映され、服薬状況を血圧グラフやカレンダー、血圧手帳に反映することで服薬に関する情報を管理できる。ユーザは、服薬と血圧値との相関が確認でき、処方された薬剤を指示にしたがって服薬するための励みにもなる。
服薬に関する情報の登録と登録削除は、例えば、ダイアリー画面をユーザが操作することによって行う。
服薬する薬剤及び服薬時刻等の登録は、予め設定した服薬ボタン(例えば、朝用、昼用、及び晩用のボタンのいずれか)をユーザがタップし服薬したことを登録する。この時、対応する服薬マークがオンされる(表示される)。図12の画面を使用してアイコンをタップすると、例えば、服薬した場合には、服薬のアイコンをタップしアイコンをカレンダーに表示させる、再度同一のアイコンをタップするとカレンダーからアイコンの表示が消える。
服薬の通知を受けて服薬したことの登録は、アラーム機能によって服薬を勧める通知がなされ、所定の箇所をユーザがタップするとダイアリー画面が開き、上記のように所望の薬剤を服薬したことを登録する。
服薬登録の削除は、オンされている服薬マークのうち、所望のマークをユーザがタップし登録を削除することができる。この場合、表示されていた服薬マークがオフされる(表示がなくなる)ことになる。
服薬のアラーム(通知)は、予め登録した服薬予定時刻をアラーム(またはPush)通知にてユーザに知らせする。この通知によって、服薬忘れと登録(服薬したことを登録すること)忘れを防ぐことができる。また、服薬アラームは、ONとOFFとの間で切替えるように設定されてもよい。アラームは、例えば、設定した服薬タイミング(1回〜3回/日)に従って、毎日繰り返し通知を行う。アラームの登録を行うタイミングは、例えば、初期設定時、または設定からアラームをONまたはOFFした時がある。通知は例えば、ローカルなプッシュ通知で行う。ユーザへの注意喚起は、有効にした際にダイアログを表示し、スマートフォンの状態(電源OFF、フリーズ、他の通知時刻と重なっている等)によって通知ができない場合がある旨を表示することによって行う。
図12に示す画面では、例えば、朝晩の服薬を完了したことを朝晩それぞれの対応するアイコンをタップすることで行う。他に、所定のアイコンをタップすることによって、その日のユーザの行動を記録することができる。例えば、図12の画面の中央部にある円形の下方に横一列に並んだ5つのアイコンは、その日のユーザの行動に該当するものを選択することにより、カレンダーの該当する日に表示される。図11の例では、例えば、7月8日は朝昼晩に服薬し、運動を行い、よく眠ることができ、お酒を飲んだことが記録されている。図8に示す例でも804にアイコンが同様に表示されている。また、図12の画面の最下段に複数のアイコンが示されているが、それぞれのアイコンをタップすると、対応する画面に遷移するように設定されている。
図11及び図12の右の画面の最下段の左から1番目のアイコンは、血圧カレンダーを示し、例えば、図11の右に示すカレンダーを表示する。図11ではこの1番目のアイコンが選択されていることを示している(図11では一例としてアイコンが太線で示されている)。
図11及び図12の右の画面の最下段の左から2番目のアイコンは、グラフを示し、例えば、どの画面でも(もしくは特定の画面(例えば、トップ画面)で)血圧値を選択すると血圧値のグラフを指定された期間分だけ表示する。
図11及び図12の右の画面の最下段左から3番目のアイコンは、リストの出力を示し、例えば、血圧値(SYSとDIA)、脈拍等を例えば、日ごとに測定時刻順にリストアップして画面に表示する。
図11及び図12の右の画面の最下段左から4番目のアイコンは、血圧手帳の出力を示し、特定の操作によって特定の期間の血圧を閲覧することができる。例えば、図8のように1か月の血圧値をシンボルによって表示する、昨日の血圧のシンボルを表示する、または特定の期間を指定してその期間の血圧のシンボルを表示することができる。
図13は、服薬情報を登録する画面の一例である。薬剤名、朝昼晩のいずれで服薬するか、一度に何錠服薬するか、等を記載することができる。ユーザが服薬する薬剤を予め登録することによって、服薬時にはチェックするだけで服薬済みであることを示すことができる。また、服薬する薬剤を登録することによって、服薬する薬剤と、他の薬剤やアイコンが示す生活習慣との間で干渉が発生するか等を例えば、ネットワークに接続して判定することが可能になる。
図14は、服薬情報を登録した場合の確認画面と服薬チェックとを示している。チェックが付いている表示は服薬したことを示している。例えば、「MED1」はお昼に3錠服薬したことを示し、「Alcohol」は朝に3錠服薬したことを示している。また、ポップしている画面は、午前7時に服薬情報を登録したことを示し、服薬時刻を修正することが可能であることも示している。
[作用と効果]
以上のように、本実施形態では、上記のステップS704において、シンボル表現部507が、設定された時刻にデータ取得装置100が取得した取得データをシンボルで表現することを可能にする。また、ステップS707において、属性取得部503が、指示信号に基づいて、情報処理装置150で扱うデータの種類に対応する属性情報を取得することができる。この結果、上記のステップS705において、シンボル表現部507が取得データの内容と属性情報とに対応するシンボルデータを生成し、シンボルデータを時刻情報と関連付けるので、複数の期間(例えば、日にち単位)のそれぞれでこれらのデータが生成される。したがって、期間ごとに取得データの内容とそのシンボルデータとを得ることができる。
さらに、画像制御部513と出力装置311とによって、データの内容(この例では、拡張期血圧、収縮期血圧、及び服薬情報)及び属性情報(この例では、血圧データ、服薬データ)を表現するシンボルを示すシンボルデータに基づいて、例えば、図8、図9A−9Dのように、1か月に対応する複数のシンボルをまとめて表示することができる。この結果、ユーザは複数の期間にわたりシンボルが示す内容の変化をデータの属性に合せて一度に観察することができる。そして、シンボルはデータの内容とその属性情報を視覚的に捉えることができるので、データの内容とその属性情報とを瞬時に理解することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。例えば、以下のような変更が可能である。また、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。なお、以下では、上記実施形態と同様の構成要素に関しては同様の符号を用い、上記実施形態と同様の点については、適宜説明を省略した。以下の変形例は適宜組み合せ可能である。
<1>
(ハードウェア構成)
<携帯情報端末>
携帯情報端末120の変形例について説明する。
記憶部314は、例えば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の補助記憶装置であり、制御部313で実行される撮像画像解析プログラムも記憶してもよい。
撮像画像解析プログラムは、撮像装置320が撮影した画像を解析し画像から取得できる情報を得る処理を実行させる(図18)ためのプログラムである。本実施形態では、例えば、食品(すなわち、食物及び飲物)を撮影し、食品のカロリー、栄養素等の情報を取得する処理を実行させる(図18)ためのプログラムである。画像表示プログラムは、情報処理装置150が生成した表示データに基づいて出力装置311のディスプレイにシンボルを表示する処理を実行させるためのプログラムである。
また、携帯情報端末120は、この記憶部314から、撮像画像解析プログラムを取得してもよい。
上記の撮像画像解析プログラムは、この記憶媒体に記憶されていてもよい。ここでは、記憶媒体の一例として、CD、DVD等のディスク型の記憶媒体を例示している。しかしながら、記憶媒体の種類は、ディスク型に限定される訳ではなく、ディスク型以外であってもよい。ディスク型以外の記憶媒体として、例えば、フラッシュメモリ等の半導体メモリを挙げることができる。
<2>
(ハードウェア構成)
<データ取得装置>
次に、図15を用いて、本実施形態に係るデータ取得装置100のハードウェア構成の変形例について説明する。データ取得装置100のハードウェア構成は携帯情報端末120とほぼ同様である。
図15に示される通り、本実施形態に係るデータ取得装置100は、さらに動きセンサ1501を備える。記憶部414は、動きセンサ1501が検出したセンサデータを記憶する。
センサデータ取得プログラムは、生体センサ420及び/または動きセンサ1501が検出した物理量をデータとして取得するためのプログラムである。本実施形態では、動きセンサ1501は、データ取得装置100の動きを検出するためのものであり、例えば、3軸加速度センサである。
動きセンサ1501は、生体の動きを検出し、その動き情報を制御部413へ渡す。動きセンサ1501は、例えば、生体の加速度を線型独立な3軸(例えば、互いに直交した3軸)に関して検出する。そして、動きセンサ1501は、3方向の加速度を表す加速度信号を制御部413へ出力する。
<3>
(ソフトウェア構成)
<情報処理装置>
次に、図16を用いて、本実施形態に係る情報処理装置150のソフトウェア構成の変形例を説明する。
本実施形態に係る情報処理装置150は、運動判定部1601、飲食判定部1602、及び喫煙判定部1603をさらに備えてもよい。
データ振分部502は、受信部501が受信したデータを、生体DB221以外のそれぞれのデータベースに対応して設置されている服薬設定部506及び運動判定部1601、飲食判定部1602、喫煙判定部1603に振り分ける。
服薬設定部506は、設定データに基づいて、服薬に関する設定を行う。服薬設定部506は、例えば、設定データに基づいて、服薬する薬の種類及び服薬量、服薬時刻を設定する。また、服薬設定部506は、ユーザが服薬した場合に、携帯情報端末120から、服薬済みであることを示すデータを受信して、それを服薬DB222に記憶させてもよい。服薬済みであるかどうかのデータは、取得データに含まれていてもよい。
運動判定部1601は、携帯情報端末120から受信した取得データのうちの属性情報が運動であるデータに基づいて、ユーザの運動状況を判定して運動データを運動DB223−1に格納する。また、運動データは、運動量についての情報(例えば、軽い運動を30分した等の情報)を含んでいてもよい。さらに、運動判定部1601は、運動量についての情報から消費カロリー等を計算してもよい。
飲食判定部1602は、携帯情報端末120から受信した取得データのうちの属性情報が飲食であるデータに基づいて、ユーザが摂取した(摂取する)食物及び/または飲物の飲食データを飲食DB223−2に格納する。飲食判定部1602は、例えば、ユーザの生体データに基づいてユーザが飲食したかどうかを判定し、自動的に飲食データを記録してもよい。
喫煙判定部1603は、携帯情報端末120から受信した取得データのうちの属性情報が喫煙であるデータに基づいて、ユーザの喫煙状況を判定して喫煙データを喫煙DB223−3に格納する。喫煙判定部1603は、例えば、ユーザの生体データに基づいてユーザが喫煙したかどうかを判定し自動的に喫煙データを記録してもよい。
<4>
(ソフトウェア構成)
<携帯情報端末>
次に、図17を用いて、本実施形態に係る携帯情報端末120のソフトウェア構成の一例を説明する。
携帯情報端末120の制御部313は、必要なプログラムを実行する際に、記憶部314に記憶された、撮像画像解析プログラムをRAMに展開する。そして、制御部213は、RAMに展開された撮像画像解析プログラム及び/または画像表示プログラムをCPUにより解釈及び実行して、各構成要素を制御する。これによって、図17に示される通り、本実施形態に係る情報処理装置150は、受信部601、画像取得部1701、食品解析部1702、表示制御部602、指示受付部603、送信部604を備える。
画像取得部1701は、撮像装置320が撮像した像を含む撮像データを取得する。撮像装置320は、例えば、食品を撮影する。
食品解析部1702は、画像取得部1701が取得した撮像データを解析することによって、撮像データが表示している食品について、例えば、含まれる栄養素の含有量(または人体に摂取される量)及びカロリーを計算する。食品解析部1702は、例えば、撮像データから食品とその大きさまたは質量を概算し、ネットワーク等に存在するデータベースから食品の情報を取得し、この食品の栄養素の摂取量及びカロリーを計算してもよい。
<5>
[動作例]
<情報処理装置>
ステップS703では、制御部213は、服薬設定部506、運動判定部1601、飲食判定部1602、及び喫煙判定部1603としても動作し、データ振分部502が出力する取得データを、生体DB221、服薬設定部506、運動判定部1601、飲食判定部1602、及び喫煙判定部1603へ振り分けてもよい。生体DB221は、データ取得装置100が生体データを取得した時刻(年月日及び時刻でもよい)と共に生体データを格納する。服薬DB222、運動DB223−1、飲食DB223−2、及び喫煙DB223−3はそれぞれ、上述したデータを格納してもよい。
<6>
円形シンボル802は、円内に色彩を施し、色彩によって血圧値の特性度を示している。この色彩を示す色彩データは、例えば、以下のような特性度を示してもよい。円形シンボル802は属性情報が血圧データであり、血圧値の特性を表現する特性データが色彩データである。例えば、青色が「低血圧」(収縮期血圧90mmHg未満、または拡張期血圧80mmHg未満)を示し、シアン色が「至適血圧」(収縮期血圧120mmHg未満、かつ拡張期血圧80mmHg未満)を示し、水色が「正常血圧」(収縮期血圧120−139mmHg、または拡張期血圧80−89mmHg)を示し、オレンジ色が「I度高血圧」(収縮期血圧140−159mmHg、または拡張期血圧90−99mmHg)、紫色が「II度高血圧」(収縮期血圧160mmHg以上、または拡張期血圧100mmHg以上)を示してもよい。
<7>
[動作例]
<携帯情報端末>
次に、図18を用いて、携帯情報端末120の動作例を説明する。図18は、情報処理装置150の処理手順の変形例を例示するフローチャートである。
まず、ユーザが、携帯情報端末120を起動し、起動した携帯情報端末120に撮像画像解析プログラム及び/または画像表示プログラムを実行させる。携帯情報端末120の制御部313は、以下の処理手順にしたがって、撮像装置320が撮像した画像を取得し解析した結果を情報処理装置150へ送信する。
(ステップS1801)
ステップS1801では、制御部313は、画像取得部1701として動作し、撮像装置320が撮像し画像取得部1701が取得した画像データがあるかどうかを判定する。
(ステップS1802)
ステップS1802では、制御部313は、食品解析部1702として動作し、画像取得部1701が取得した画像データを解析し、画像解析結果を記憶部314に記憶する。画像取得部1701は、食品についての画像データを解析し栄養素及びカロリーを計算する。
(ステップS1803)
ステップS1803では、制御部313は、送信部604として動作し、記憶されている解析結果データを情報処理装置150へ、通信インタフェース317を介して送信する。
<8>
携帯情報端末120は、データ取得装置100と別体で構成されている。しかしながら、データ取得装置100及び携帯情報端末120の構成はこのような例に限定されなくてもよく、データ取得装置100及び携帯情報端末120の両方の機能を有するシステムを1台のコンピュータで実現してもよい。
<9>
本発明の装置は、コンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体(または記憶媒体)に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
また、以上の各装置及びそれらの装置部分は、それぞれハードウェア構成、またはハードウェア資源とソフトウェアとの組み合せ構成のいずれでも実施可能となっている。組み合せ構成のソフトウェアとしては、予めネットワークまたはコンピュータ読み取り可能な記録媒体(または記憶媒体)からコンピュータにインストールされ、当該コンピュータのプロセッサに実行されることにより、各装置の機能を当該コンピュータに実現させるためのプログラムが用いられる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
また、「及び/または」とは、「及び/または」でつながれて列記される事項のうちの任意の1つ以上の事項という意味である。具体例を挙げると、「x及び/またはy」とは、3要素からなる集合{(x),(y),(x,y)}のうちのいずれかの要素という意味である。もう1つの具体例を挙げると、「x、y、及び/またはz」とは、7要素からなる集合{(x),(y),(z),(x,y),(x,z),(y,z),(x,y,z)}のうちのいずれかの要素という意味である。
(付記)
属性情報を有するデータを取得する第1の取得部(151、217、501、503、504)と、
前記データの内容及び前記属性情報を表現するシンボルを示すシンボルデータを、複数の期間の各々に対応して生成するシンボル生成部(157、156、510、505)と、
前記シンボルデータに基づいて、前記複数の期間に対応する複数のシンボルをまとめて表示する表示データを生成する表示生成部(161、513)と、
を備える、
情報処理装置。
100…データ取得装置
120…携帯情報端末
150…情報処理装置
151…受信部
152…属性データベース
153…生体データDB
154…服薬データDB
155…その他のデータベース
156…特性表現部
157…シンボル表現部
158…分類部
159…シンボルデータベース
160…画像制御部
161…画像生成部
162…画像データベース
163…送信部
211…出力装置
212…入力装置
213…制御部
214…記憶部
215…ドライブ
216…外部インタフェース
217…通信インタフェース
218…電源
219…計時装置
220…属性データベース
221…生体データベース
222…服薬データベース
223…その他データベース
223−1…運動データベース
223−2…飲食データベース
223−3…喫煙データベース
224…シンボルデータベース
225…画像データベース
311…出力装置
312…入力装置
313…制御部
314…記憶部
315…ドライブ
316…外部インタフェース
317…通信インタフェース
318…電池
319…計時装置
320…撮像装置
411…出力装置
412…入力装置
413…制御部
414…記憶部
415…ドライブ
416…外部インタフェース
417…通信インタフェース
418…電池
419…計時装置
420…生体センサ
501…受信部
502…データ振分部
503…属性取得部
504…特性取得部
505…特性表現部
506…服薬設定部
507…シンボル表現部
508…分類部
509…画像制御部
510…画像生成部
511…画像抽出部
512…送信部
601…受信部
602…表示制御部
603…指示受付部
604…送信部
801…カレンダー形式
802…円形シンボル
803…記号シンボル
804…カーソル
805…日付枠
806…アイコン
1501…動きセンサ
1601…運動判定部
1602…飲食判定部
1603…喫煙判定部
1701…画像取得部
1702…食品解析部

Claims (9)

  1. 属性情報を有するデータを取得する第1の取得部と、
    前記データの内容及び前記属性情報を表現するシンボルを示すシンボルデータを、複数の期間の各々に対応して生成するシンボル生成部と、
    前記シンボルデータに基づいて、前記複数の期間に対応する複数のシンボルをまとめて表示する表示データを生成する表示生成部と、
    を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記複数のシンボルを、前記属性情報に応じて2以上のグループに分類する分類部、をさらに備え、
    前記表示生成部は、前記属性情報に対応するグループに分類された前記複数のシンボルをまとめて表示する表示データを生成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記属性情報に応じた特性を表現するための特性データを取得する第2の取得部、をさらに備え、
    前記シンボル生成部は、前記特性データに基づいて前記シンボルデータを変更し、
    前記表示生成部は、変更後のシンボルデータに基づいて、前記シンボルに前記特性の内容を含めた前記表示データを生成する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 服薬済みかどうかを表現するための服薬データを受け付ける受付部、をさらに備え、
    前記シンボル生成部は、前記服薬データに基づいて前記シンボルデータを変更し、
    前記表示生成部は、変更後のシンボルデータに基づいて、前記シンボルに服薬済みかどうかを表す情報を含めた前記表示データを生成する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記属性情報は、前記データの内容の種類を示し、
    前記シンボルデータは、形状、模様、及び色彩のいずれか1以上を使用して前記データの内容を示すデータを含む、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の取得部は、前記データとして、生体データ、服薬データ、運動データ、飲食データ、塩分データ、カフェインデータ、及び喫煙データの少なくともいずれか1つを取得する、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記シンボル生成部は、前記複数の期間の1つを1日としてシンボルデータを生成し、
    前記表示生成部は、前記表示データとして、1か月分のシンボルを表示する表示データを生成する、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 属性情報を有するデータを取得し、
    前記データの内容及び前記属性情報を表現するシンボルを示すシンボルデータを、複数の期間の各々に対応して生成し、
    前記シンボルデータに基づいて、前記複数の期間に対応する複数のシンボルをまとめて表示する表示データを生成すること、
    を備える、
    情報処理方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置が備える各部として機能させるためのプログラム。
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