JP2019134835A - 布類展開装置 - Google Patents
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Abstract
Description
布類展開装置の左右両側に投入部が設けられている。投入部のクランプに布類が取り付けられると、クランプが上昇する。布類はクランプから左右一対のキャリッジに受け渡される。一対のキャリッジは布類を吊り下げた状態で装置中央まで横行した後、左右に開くように横行する。これにより、布類は装置中央において四角形に展開される。展開後の布類はその下部が気流成形部に挿入される。気流成形部内の気流により布類の皺が除去される。その後、布類は後続の処理装置に向けて排出される。
第2発明の布類展開装置は、第1発明において、前記一対の展張チャックは、前記中間位置を基準として前記受渡位置まで横行した後、前記間隔を広げて前記布類を展開することを特徴とする。
第3発明の布類展開装置は、第1発明において、前記一対の展張チャックは、前記中間位置を基準として前記超過位置から前記受渡位置まで横行すると同時に、前記間隔を広げて前記布類を展開することを特徴とする。
第4発明の布類展開装置は、第1発明において、前記一対の展張チャックは、前記中間位置を前記受取位置に配置した状態から前記間隔を広げて前記布類を展開した後、該中間位置を基準として前記超過位置まで横行することを特徴とする。
第5発明の布類展開装置は、第1発明において、前記一対の展張チャックは、前記中間位置を基準として前記受取位置から前記超過位置まで横行すると同時に、前記間隔を広げて前記布類を展開することを特徴とする。
第6発明の布類展開装置は、第1、第2、第3、第4または第5発明において、前記横行機の動作を制御する制御部と、前記制御部に前記布類の種類を入力する入力部と、を備え、前記制御部は、前記布類の種類ごとに、前記受渡位置と前記超過位置との間の超過距離が記憶されており、前記入力部から入力された前記布類の種類に対応する前記超過距離に基づき、前記超過位置を設定することを特徴とする。
第7発明の布類展開装置は、第1、第2、第3、第4または第5発明において、前記横行機の動作を制御する制御部と、前記制御部に前記布類の種類を入力する入力部と、を備え、前記制御部は、前記布類の種類ごとに、前記一対の展張チャックの横行速度が記憶されており、前記入力部から入力された前記布類の種類に対応する前記横行速度で前記一対の展張チャックを横行させることを特徴とする。
第6発明によれば、超過距離を布類に対して適切な距離に設定できるので、布類の裾を受渡位置に近づけることができる。
第7発明によれば、展張チャックの横行速度を布類に対して適切な速度に設定できるので、布類の裾を受渡位置に近づけることができる。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係る布類展開装置1は、洗濯済みのシーツ、包布(2枚生地の布団カバー)、枕カバー、タオル、テーブルクロスなどの大形の方形状布類Cを展開し、ロールアイロナーなどの次工程装置に供給するための装置である。本明細書では、布類展開装置1の前後・左右・上下方向を図1および図2に示すように定義する。
つぎに、布類展開装置1の基本構成を動作と共に説明する。
図1および図2に示すように、布類展開装置1は機枠10を備えている。また、布類展開装置1は、以下に説明する各種装置の動作を制御する制御部11を備えている。制御部11は、CPU、メモリなどで構成されたコンピュータである。
つぎに、展張チャック41、41の展開動作を説明する。
なお、以下では一番右側の投入部20に布類Cが投入された場合を例に説明する。他の投入部20に布類Cが投入された場合も同様の動作である。
まず、展張チャック41、41はチャック中間位置を受取位置RPに配置して布類Cを把持する。つぎに、展張チャック41、41はチャック間隔を広げて布類Cを展開し、チャック中間位置を受渡位置DPに配置して布類Cを開放する。
まず、一対の展張チャック41、41はチャック間隔を受取間隔とするとともに、チャック中間位置を受取位置RPに配置する。この状態で、展張チャック41、41は布類Cを把持する。すなわち、展張チャック41、41は前工程機から布類Cを受け取る。
つぎに、展張チャック41、41は受渡位置DPに向かって横行する。ここで、布類Cの裾が床面Gに達している場合、展張チャック41、41を横行させると、布類Cは裾を床面Gに擦った状態で移動する。そのため、展張チャック41、41が受渡位置DPに到達したとしても、布類Cの裾は受取位置RP寄りに残った状態となる。すなわち、布類Cは斜めに傾いた状態となる。また、展張チャック41、41とともに移動している布類Cが、中継チャック30に吊り下げられた他の布類Cに絡むことがある。この場合にも、布類Cは斜めに傾いた状態となる。
展張チャック41、41はチャック中間位置を基準として受取位置RPから超過位置EPまで横行する。展張チャック41、41が超過位置EPに到達すると、布類Cの裾は受渡位置DPの近くに引き寄せられる。展張チャック41、41はチャック中間位置が超過位置EPに到達した後、受渡位置DPに向かって逆方向に横行する。
展張チャック41、41はチャック中間位置を基準として超過位置EPから受渡位置DPまで横行する。このように、展張チャック41、41が受渡位置DPを行き過ぎてから戻って来るので、布類Cの裾を受渡位置DPに引き寄せられる。これにより布類Cの姿勢を真っ直ぐに直すことができる。
その後、展張チャック41、41は左右に開くように横行する。すなわち、展張チャック41、41はチャック間隔を広げて布類Cを展開する。この際、チャック中間位置は受渡位置DPに配置されたままである。これにより、布類Cは機枠10の前面において展開状態で吊り下げられる。その後、展張チャック41、41は布類Cを開放し、布類Cを後工程機に受け渡す。
制御部11には予め布類Cの種類ごとに超過距離および横行速度が記憶されている。作業員が入力部12を用いて布類展開装置1で処理する布類Cの種類を設定すると、その情報が入力部12から制御部11に入力される。制御部11は入力された布類Cの種類に対応する超過距離に基づいて超過位置EPを設定する。また、制御部11は入力された布類Cの種類に対応する横行速度で展張チャック41、41を横行させる。
展張チャック41、41の展開動作をつぎの手順としてもよい。
展張チャック41、41が布類Cを把持してから開放するまでの過程を、図7、図8に示す。なお、図7、図8における(1)〜(4)は、それぞれ以下の説明の(1)〜(4)に対応する。
まず、一対の展張チャック41、41はチャック間隔を受取間隔とするとともに、チャック中間位置を受取位置RPに配置する。この状態で、展張チャック41、41は布類Cを把持する。
つぎに、展張チャック41、41はチャック中間位置を受取位置RPに配置した状態からチャック間隔を広げて布類Cを展開する。この際、受取位置RPからみて受渡位置DP側に配置された展張チャック41は受渡位置DPに向かって横行する。受取位置RPからみて受渡位置DPとは反対側に配置された展張チャック41は、横行しなくてもよいし、受渡位置DPとは反対側に向かって横行してもよい。
展張チャック41、41は、チャック間隔を広げた後、チャック中間位置を基準として超過位置EPまで横行する。展張チャック41、41が超過位置EPに到達すると、布類Cの裾の中心は受渡位置DPの近くに引き寄せられる。
つぎに、展張チャック41、41はチャック中間位置を基準として超過位置EPから受渡位置DPまで横行する。このように、展張チャック41、41が受渡位置DPを行き過ぎてから戻って来るので、布類Cの裾の中心を受渡位置DPに引き寄せることができる。これにより布類Cは左右偏りなく展開される。
展張チャック41、41の展開動作において、チャック間隔を広げる動作はいずれのタイミングで行なってもよい。チャック間隔を広げる動作を行なうタイミングとして、以下(i)〜(v)の5つのタイミングが考えられる。これらのいずれか一のタイミングでチャック間隔を広げる動作を行なってもよいし、これらのうち複数のタイミングで段階的にチャック間隔を広げてもよい。
(i)展張チャック41、41が超過位置EPに向かって横行する前
(ii)展張チャック41、41が受取位置RPから超過位置EPまで横行する間
(iii)展張チャック41、41が超過位置EPに到達した後、受渡位置DPに向かって横行する前
(iv)展張チャック41、41が超過位置EPから受渡位置DPまで横行する間
(v)展張チャック41、41が受渡位置DPに到達した後
11 制御部
12 入力部
20 投入部
30 中継チャック
40 展張部
41 展張チャック
42 横行機
Claims (7)
- 布類の一辺の両端角部を把持し、該布類を吊り下げる一対の展張チャックと、
前記一対の展張チャックを個別に横行させる横行機と、を備え、
前記一対の展張チャックの横行方向に沿って、該一対の展張チャックが前記布類を把持する受取位置と、該一対の展張チャックが該布類を開放する受渡位置と、該受渡位置からみて該受取位置とは反対側の超過位置とが設定されており、
前記一対の展張チャックは、該一対の展張チャックの中間位置を前記受取位置に配置して前記布類を把持してから、該一対の展張チャックの間隔を広げて該布類を展開し、該中間位置を前記受渡位置に配置して該布類を開放するまでの過程において、
前記中間位置を基準として前記受取位置から前記超過位置まで横行し、
ついで、前記中間位置を基準として前記超過位置から前記受渡位置まで横行する
ことを特徴とする布類展開装置。 - 前記一対の展張チャックは、前記中間位置を基準として前記受渡位置まで横行した後、前記間隔を広げて前記布類を展開する
ことを特徴とする請求項1記載の布類展開装置。 - 前記一対の展張チャックは、前記中間位置を基準として前記超過位置から前記受渡位置まで横行すると同時に、前記間隔を広げて前記布類を展開する
ことを特徴とする請求項1記載の布類展開装置。 - 前記一対の展張チャックは、前記中間位置を前記受取位置に配置した状態から前記間隔を広げて前記布類を展開した後、該中間位置を基準として前記超過位置まで横行する
ことを特徴とする請求項1記載の布類展開装置。 - 前記一対の展張チャックは、前記中間位置を基準として前記受取位置から前記超過位置まで横行すると同時に、前記間隔を広げて前記布類を展開する
ことを特徴とする請求項1記載の布類展開装置。 - 前記横行機の動作を制御する制御部と、
前記制御部に前記布類の種類を入力する入力部と、を備え、
前記制御部は、
前記布類の種類ごとに、前記受渡位置と前記超過位置との間の超過距離が記憶されており、
前記入力部から入力された前記布類の種類に対応する前記超過距離に基づき、前記超過位置を設定する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の布類展開装置。 - 前記横行機の動作を制御する制御部と、
前記制御部に前記布類の種類を入力する入力部と、を備え、
前記制御部は、
前記布類の種類ごとに、前記一対の展張チャックの横行速度が記憶されており、
前記入力部から入力された前記布類の種類に対応する前記横行速度で前記一対の展張チャックを横行させる
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の布類展開装置。
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