JP2019133089A - 撮像装置、その方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、その方法およびプログラム Download PDF

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Kazuki Konishi
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Abstract

【課題】撮像装置における焦点位置のずれ量の調整を改善する。【解決手段】撮像装置1は、保持部材(19)により筐体に保持される撮像光学部材12の位置を調整することにより撮像光学部材12の焦点を調整する焦点調整手段(S205)と、撮像光学部材12及び保持部材が配置される筐体の内温度を取得する内温度取得手段(41)と、筐体の外温度を取得する外温度取得手段(42)と、焦点調整手段(S205)による位置調整に用いるずれ量として、外温度の変化および内温度の変化に応じて異なるずれ量を取得するずれ量取得手段(S304)と、を有する。焦点調整手段(S205)は、ずれ量取得手段(S304)により取得されたずれ量により、撮像光学部材12の位置を調整する。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関する。
撮像装置では、レンズといった撮像光学部材の位置を調整することにより焦点を調整する。そして、特許文献1では、温度検出手段により検出される温度により、焦点位置のずれを調整している。
特開2012−113108号公報
このように特許文献1では、ずれ量を調整する時点での温度に基づいて、焦点位置のずれを調整している。しかしながら、調整時点で検出される温度が変化中の温度または変化後の温度である場合、撮像光学部材は、検出される温度に対応した伸縮状態になっていないことがある。撮像光学部材やそれを保持する部材は、一般的に、温度変化により伸縮を開始し、温度変化時点より遅れたタイミングで変化後の温度に対応した伸縮状態となる。その結果、調整時点で検出された温度に対応するように焦点位置のずれを調整してしまうと、撮像装置は、焦点位置のずれの調整に過不足が生じる。このように撮像装置では、焦点位置のずれ量の調整をさらに改善することが求められる。
本発明の撮像装置は、保持部材により筐体に保持される撮像光学部材の位置を調整することにより、前記撮像光学部材の焦点を調整する焦点調整手段と、前記撮像光学部材及び前記保持部材が配置される前記筐体の内温度を取得する内温度取得手段と、前記筐体の外温度を取得する外温度取得手段と、前記焦点調整手段による位置調整に用いるずれ量として、前記外温度の変化および前記内温度の変化に応じて異なるずれ量を取得するずれ量取得手段と、を有し、前記焦点調整手段は、前記ずれ量取得手段により取得された前記ずれ量により、前記撮像光学部材の位置を調整する。
本発明の撮像装置では、焦点位置のずれ量の調整を改善することができる。
本発明の第1実施形態に係る撮像装置の概略構成図である。 図1の撮像装置による撮像開始のためのシーケンスを示すフローチャートである。 フォーカスレンズ群の駆動位置を取得するための処理を示すフローチャートである。 スキャン時または撮像時の外温度および内温度に起因するフォーカス調整位置のずれ量とBP補正値のずれ量を演算するためのRNN処理手段の模式的な説明図である。 第2実施形態に係る撮像装置の概略構成図である。 撮像装置の本体に、新たな交換レンズ装置が装着された場合のパラメータの取得処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態での、フォーカスレンズ群の駆動位置を取得するための処理を示すフローチャートである。 第3実施形態での、フォーカスレンズ群の駆動位置を取得するための処理を示すフローチャートである。 フォーカス調整位置のずれ量を求める際に利用するテーブルである。 BP補正量のずれ量を求める際に利用するテーブルである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置1の概略構成図である。図1の撮像装置1は、撮像センサ11に、被写体の像を結像させる撮像光学部材12として、ズームレンズ群13、フォーカスレンズ群14、絞り15、を有する。ズームレンズ群13、フォーカスレンズ群14、絞り15は、それぞれズーム駆動モータ16、フォーカス駆動モータ17、絞り駆動モータ18により可動可能に、鏡筒19に設けられる。鏡筒19は、撮像装置1の筐体に取り付けられる。ズームレンズ群13、フォーカスレンズ群14、絞り15は、鏡筒19により、撮像装置1の筐体に保持される。ズームレンズ群13やフォーカスレンズ群14に使用されるレンズには、ガラス、プラスチックなどの材料が用いられる。鏡筒19や各レンズの支持部材には、金属、プラスチックなどの材料が用いられる。
撮像センサ11は、撮像光学部材12を透過した被写体の像が結像する。撮像センサ11は、撮像センサドライバ21の制御により、被写体像を光電変換する。撮像センサ11は、たとえばCMOSの固体撮像素子でよい。撮像センサ11による光電変換信号は、撮像回路22によりアナログ画像信号へ変換され、A/D変換回路23によるデジタル画像信号へ変換され、VRAM24にデジタル画像データとして一時保存される。タイミングジェネレータ25は、撮像から光電変換までの処理を同期させる。AE処理回路26は、A/D変換回路23から出力されるデジタル画像信号により、自動露出(AE)処理を行う。AE処理回路26は、入力されるデジタル画像信号を受けて、一画面分の画像データの輝度値の累積加算等の演算処理を行い、被写体を含む画像全体の明るさに応じたAE評価値を算出する。AE処理回路26は、生成したAE評価値をCPU43へ出力する。
スキャンAF処理回路27は、A/D変換回路23から出力されるデジタル画像信号により、AF評価値生成する。スキャンAF処理回路27は、入力されるデジタル画像信号を受けて、画像データの所定の画像の周波数成分をバンドパスフィルタ(BPF)処理により抽出し、周波数成分毎の累積加算等の演算処理を行い、所定帯域の成分量等に対応するAF評価値を算出する。具体的にはスキャンAF処理回路27は、AF領域として指定された画面の一部分の領域の所定周波数成分を複数(例えば4つ)のバンドパスフィルタ(BPF)処理により抽出し、累積加算等の演算処理を行う。このようにスキャンAF処理回路27は、AF処理を行う過程において、撮像センサ11によって生成された画像に含まれる所定の周波数成分を検出する。スキャンAF処理回路27は、スキャンAF処理において、フォーカスレンズ群14の位置を変化させながら位置毎のAF評価値を取得する。
VRAM24に一時保存されるデジタル画像データは、必要に応じてD/A変換回路31によりアナログ信号へ変換され、LCD32(液晶表示装置)に表示される。また、VRAM24に一時保存されるデジタル画像データは、必要に応じて圧縮伸長回路33により圧縮処理および符号化処理をされ、記憶用メモリ34に記録される。記憶用メモリ34は、たとえばフラッシュメモリ等の固定型の半導体メモリでよい。または、記憶用メモリ34は、カード形状やスティック形状からなり、撮像装置1に対して着脱自在に形成されるカード型フラッシュメモリ等の半導体メモリでよい。または、記憶用メモリ34は、ハードディスク、フロッピィ−ディスク等の磁気記憶媒体でよい。
図1の撮像装置1は、この他にも、内温度センサ41、外温度センサ42、CPU43、操作スイッチ44、EEPROM45、電池46、LED47、などを有する。内温度センサ41は、撮像光学部材12が配置される撮像装置1の鏡筒19の内温度を検出する。なお、内温度センサ41は、画像中の熱ノイズを計測するために、撮像センサ11の近くに配置されてもよい。内温度センサ41は、電池46の温度を計測するために、電池46の近くに配置されてもよい。内温度センサ41は、レンズ群の駆動を調整するために、鏡筒19の先端部分に配置されてもよい。外温度センサ42は、鏡筒19を含む撮像装置1の筐体の外側の温度である外温度を検出する。操作スイッチ44には、たとえば、撮像装置1を起動停止するための主電源スイッチ、撮像を開始するためのレリーズスイッチ、再生を開始するための再生スイッチ、撮像光学部材12を駆動してズーム量を調整するズームスイッチがある。レリーズスイッチは、撮像動作に先立ち行われるAE処理およびAF処理を開始するための第一ストロークと、焦点を調整して実際の撮像を開始する指示信号を発生する第ニストロークと、を有してもよい。CPU43は、撮像装置1の制御を行うための演算部および記憶部を有する。演算部は、記憶部に記憶されるプログラムを実行する。これにより、撮像装置1に制御手段が実現される。CPU43は、たとえば操作スイッチ44が撮像操作されると、AE評価値等に基づいて第一モータ駆動回路36により絞り駆動モータ18を駆動し、絞り15を調整する。CPU43は、AF評価値信号に基づいて第二モータ駆動回路37によりフォーカス駆動モータ17を駆動し、フォーカスを調整する。フォーカスレンズ群14は、好適には合焦位置となるように駆動される。これにより、焦点位置が調整される。CPU43は、ズームスイッチが操作された場合、第三モータ駆動回路38によりズーム駆動モータ16を駆動し、ズームを調整する。ズームレンズ群13による撮像光学部材12の倍率が変更される。
次に、図1の撮像装置1の動作について説明する。図2は、図1の撮像装置1による撮像開始のためのシーケンスを示すフローチャートである。CPU43は、主電源スイッチがオン状態であり、かつ撮像装置1の動作モードが撮像(録画)モードにある場合、図2の撮像シーケンスを実行する。図2のステップS201において、CPU43は、鏡筒19を透過して撮像センサ11に結像した像をLCD32に画像として表示する。ステップS202において、CPU43は、レリーズスイッチの操作状態を確認する。ユーザによってレリーズスイッチが第一ストロークに操作されると、CPU43は、ステップS203において、通常のAE処理を実行する。
次に、CPU43は、ステップS204において、合焦位置を検出するためのスキャンAF処理を行う。焦点調整手段としてのCPU43は、スキャンAF処理において、ユーザによって選択されたスキャン処理を実行する。たとえば通常スキャンAFが選択されている場合、CPU43は、撮像センサ11の出力画像を水平垂直加算し、更に間引きを行う。そして、処理後の画像の周波数成分に基づいて、加算間引き駆動モードのAF評価値を生成する。また、高精細スキャンAFが選択されている場合、CPU43は、撮像センサ11の出力画像をそのまま用い、撮像画像の周波数成分に基づいて、水平垂直非加算駆動モードのAF評価値を生成する。また、天体スキャンAFが選択されている場合、CPU43は、ズームレンズ群13を無限遠焦点にした状態での撮像センサ11の出力画像をそのまま用い、撮像画像の周波数成分に基づいて、水平垂直非加算駆動モードのAF評価値を生成する。そして、ステップ204においてAF評価値の信頼性が所定値以上であり、AF評価値がピークとなるフォーカスレンズ群14の位置(合焦位置)が求められる場合は、CPU43は、ステップS205において、AFOKを表示する。CPU43は、LED47を点灯させ、LCD32にAFOKを表示させる。
また、CPU43は、フォーカスレンズ群14をAF評価値に対応する位置へ駆動する。具体的には、通常スキャンAFが選択されている場合、CPU43は、AF評価値が最大になる位置に、BP補正量を加算した位置を、フォーカスレンズ群14の駆動位置とする。高精細スキャンAFまたは天体スキャンAFが選択されている場合、CPU43は、AF評価値が最大になる位置を、フォーカスレンズ群14の駆動位置とする。高精細スキャンAFまたは天体スキャンAFは、水平垂直非加算の駆動モードである。この場合、光学収差に起因して生じ得るスキャン処理での合焦位置と、撮像時のピント位置との間に、ずれが生じ難い。このため、これらのモードで最良のAF評価値が得られるフォーカスレンズ群14の位置は、BP補正値を「0」として加味した合焦位置ということができる。逆に、ステップS204において、AF評価値の信頼性が所定値より低く合焦位置が得られない場合、CPU43は、ステップS205において、AFNGを表示する。また、CPU43は、フォーカスレンズ群14を定点、通常は無限遠の被写体に合焦する位置へ駆動する。
その後、レリーズスイッチが第二ストロークに操作されると、CPU43は、ステップS206においてそれを確認し、ステップS207の撮像処理を実行する。図が煩雑になるため図示を省略するが、レリーズスイッチが第二ストロークに操作されないままオフした場合、CPU43は、処理をステップS201へ戻す。LCD32には、ライブ画像が表示される。
図3は、フォーカスレンズ群14の駆動位置を取得するための処理を示すフローチャートである。CPU43は、たとえば図2のステップS205の通常スキャンAFでのフォーカスレンズ群14の駆動位置の調整処理において、図3の処理によりフォーカスレンズ群14の駆動位置である定点を得る。通常スキャンAFでのフォーカスレンズ群14の駆動位置は、無限遠の被写体に対するフォーカス調整位置と、BP補正量と、外温度の変化および内温度の変化に応じたずれ量とにより、撮像光学部材12の位置を調整する。ここで使用するフォーカス調整位置およびBP補正量は、撮像装置1の個体毎に製造時に取得したものである。
図3の駆動位置取得処理において、CPU43は、RNN(再起型ニューラルネットワーク)処理により、製造時に測定したフォーカス調整位置とBP補正量とによるずれ量についての、温度変化によるずれ量を取得する。温度変化によるずれ量には、たとえば、所定の距離に存在する被写体に合焦する焦点位置が温度により変化するずれ量と、スキャン時と撮像時とでの撮像光学部材12の焦点位置のずれ量と、がある。なお、RNNは一例である。外温度の変化および内温度の変化に応じたずれ量は、フォーカス調整位置およびBP補正量を取得した製造時温度を基準として、鏡筒19の内温度および外温度の変化履歴からスキャン時温度または撮像時温度のずれ量を演算するものであればよい。パラメータは、たとえば機械学習などの各種のAI技術を適用して得ることができる。
ステップS301において、CPU43は、鏡筒19を構成する部材の材質を確認する。CPU43は、ズームレンズ群13、フォーカスレンズ群14といった撮像光学部材12の材質と、これらの撮像光学部材12を支持する鏡筒19などの部材の材質を確認する。これらの材質の情報は、EEPROM45に記憶すればよい。ステップS302において、CPU43は、鏡筒19を構成する部材の材質の確認結果に応じて、RNN処理で使用するパラメータを、材質に応じた値に切り替える。パラメータは、たとえば材質と対応付けてEEPROM45に記憶すればよい。撮像光学部材12を構成する各レンズには、ガラスまたプラスチックが使用される場合がほとんどである。プラスチックは、ガラスに比べて熱膨張係数が大きい。鏡筒19を構成する部材には、プラスチックまたは金属が使用される。これらの材質によって熱膨張係数が異なる。
たとえば撮像光学部材12の材質の熱膨張係数が鏡筒19のものと比べて大きい場合において、外温度が低いまま鏡筒19の内温度が上昇すると、撮像光学部材12についての鏡筒19の半径方向への膨張が規制される。その結果、撮像光学部材12は、鏡筒19の光軸方向へ膨張する。これにより、BP補正量は、製造時とは異なる値のものが好適となる。また、鏡筒19といった外装があまり膨張していないため、内部の撮像光学部材12の膨張に制限がかかり、温度変化と部材の伸縮との対応関係が崩れる。これにより、フォーカス調整位置は、製造時とは異なる値のものが好適となる。逆に、撮像光学部材12の材質の熱膨張係数が鏡筒19のものと比べて小さい場合において、撮像場所の移動などにより外温度が上昇すると、鏡筒19の膨張により撮像光学部材12の特性が変化する。その結果、BP補正値が変化し、フォーカス調整位置も変化する。また、撮像光学部材12の材質の熱膨張係数が鏡筒19のものと同等である場合において、外温度と内温度とが同様に変化すると、内温度の変化によりBP補正値およびフォーカス調整位置が変化する。
このように、撮像光学部材12の材質と鏡筒19の材質との組み合わせにより、温度変化に起因する光学特性の変化の仕方が異なる。すなわち、その変化を補正するためのずれ量も、撮像光学部材12の材質と鏡筒19の材質との組み合わせにより異なる。また、温度変化に起因する光学特性は、撮像光学部材12のズーム位置毎の焦点距離および絞り値に応じても、変化する。また、温度変化に起因する光学特性は、撮像する画像の画素数に応じても、変化する。そこで、本実施形態では、フォーカス調整位置およびBP補正量に影響を与える材質等の要素の組み合わせ毎に、RNN処理で使用するパラメータ群をEEPROM45に記憶し、CPU43は、その中から選択したパラメータ群を用いてRNN処理を実施する。なお、個別の撮像装置1について製造時に計測するフォーカス調整位置およびBP補正量は、撮像光学部材12と鏡筒19との材質の組み合わせ、撮像光学部材12のズーム位置毎の焦点距離および絞り値、並びに撮像する画像の画素数に対応したものとしてよい。
ステップS303において、CPU43は、外温度の変化と内温度の変化の履歴を取得する。CPU43は、時間をあけて継続的に検出された複数の外温度と複数の内温度とを取得する。なお、内温度センサ41は、撮像装置1の主電源スイッチがオンされた状態において、一定間隔ごとに繰り返し内温度を検出する。CPU43は、時間をあけて継続的に検出された複数の内温度を記憶部に履歴保存する。記憶部の記憶領域が不足する場合、CPU43は、最も古いものに上書き保存する。ただし、内温度が閾値以上で急激に変化している場合、CPU43は、その変化した時刻と変化の前後の内温度を、別に記録する。また、外温度センサ42は、撮像装置1の主電源スイッチがオンされた状態において、一定間隔ごとに繰り返し外温度を検出する。CPU43は、時間をあけて継続的に検出された複数の外温度を記憶部に履歴保存する。
ステップS304において、CPU43は、RNN処理を実行してずれ量を演算する。取得した温度変化履歴をRNN処理に順次入力する。これにより、CPU43は、鏡筒19の内温度と外温度の変化履歴による、フォーカス調整位置のずれ量とBP補正量のずれ量とを求める。CPU43は、ここで得られたずれ量を、図2のステップS204で合焦位置が得られている場合のステップS205において、製造時に予め求めたフォーカス調整位置およびBP補正値に加算する。これにより、フォーカスレンズ群14の最終的な制御位置が求められる。
ステップS305において、CPU43はステップS304の処理の出力による定点を求める。定点は、個別の撮像装置1について製造時に計測した無限遠の被写体に対するフォーカス調整位置に、ステップS304でのずれ量を加算するとともに、同様に個別に製造時に計測したBP補正値に、ステップS304でのずれ量を加算することで求められる。ステップS204で合焦位置が得られない場合、CPU43は、その定点にフォーカスレンズ群14を制御する。
図4は、スキャン時または撮像時の外温度および内温度に起因するフォーカス調整位置のずれ量とBP補正値のずれ量を演算するためのRNN処理手段50の模式的な説明図である。CPU43は、ステップS304において図4のRNN処理に対応するプログラムを実行することにより、これらの温度によるずれ量を演算する。ここでは、製造時に計測したフォーカス調整位置およびBP補正値に対する、ずれ量をそれぞれ求める。
図4のRNN処理手段50は、内温度および外温度の履歴が入力される入力処理モジュール51、内部記憶モジュール52、中間処理モジュール53、中間出力モジュール54、出力処理モジュール55、を有する。RNN処理は、入力信号を入力処理モジュール51で前処理した出力と、内部記憶モジュール52の出力とを、中間処理モジュール53で処理する。そして、中間処理モジュール53の処理結果を、中間出力モジュール54および出力処理モジュール55で処理する。中間出力モジュール54は、中間処理モジュール53の処理結果を、内部記憶モジュール52に保持される。これにより、中間処理モジュール53は、最新の温度の入力と、過去の温度履歴(温度の変化歴)とに基づいて、演算処理を実行することができる。出力処理モジュール55は、中間処理モジュール53の処理結果を、フォーカス位置調整値のずれ量と、BP補正値のずれ量とに変換する。なお、各モジュールで使用するパラメータ等は、機械学習によって最適化して設定することができる。パラメータ等は、EEPROM45に記憶させればよい。また、各モジュールでの入力数も、機械学習によって最適化して設定することができる。図4のRNN処理手段50は、あくまで説明のための一例である。
図4において、入力処理モジュール51には、定点処理を行う直前の所定時間における内温度と外温度とが順次入力される。急激な変化があり、その時刻の前後の温度がこの所定時間内に含まれていない場合、その温度が急激に変化した時刻と前後の温度入力した後に、その後の温度を順次入力する。この2つの入力は、それぞれに対して設定されたパラメータによって重み付け処理される。中間処理モジュール53は、入力処理モジュール51の出力とともに、内部記憶モジュール52の出力が入力される。中間処理モジュール53は、たとえば以下の式1に示す積和演算処理を実行する。ここで、Input(x、t)は、時刻tにおける中間処理モジュール53の入力である。Output(t)は、時刻tにおける演算結果である。Weigt(x)は、入力に対する重付け係数である。重付け係数は、機械学習によって設定できる。xsizeは、入力データ数である。変数xは、中間処理モジュール53の各入力を識別する変数である。
Figure 2019133089
この中間処理モジュール53の出力は、撮像光学部材12を構成する部材と、それを保持する部材についての、温度変化に起因する伸縮などの変化の程度を抽象的に表現したものに相当する。なお、撮像光学部材12のズーム位置毎の焦点距離に応じた係数、絞り値に応じた係数、および撮像装置1により撮像する画像の画素数に応じた係数を、式1において乗算してよい。これにより、CPU43は、フォーカス調整位置のずれ量およびBP補正量のずれ量として、材質の組み合わせだけでなく、ズーム位置毎の焦点距離、絞り値、および画素数に対応した値を演算することができる。そして、中間処理モジュール53の出力は、出力処理モジュール55および中間出力モジュール54へ入力される。出力処理モジュール55は、積和演算処理により、フォーカス調整位置のずれ量と、BP補正量のずれ量とを演算する。出力処理モジュール55は、最終的な出力演算が必要なタイミングにおいて、これらのずれ量を演算すればよい。すなわち、すべての入力が完了した時点において1回だけ、出力処理モジュール55は演算処理を実施すればよい。中間出力モジュール54は、中間処理モジュール53の出力をそのまま維持する。内部記憶モジュール52は、中間出力モジュール54の出力を重み付して出力する。重付け係数は、機械学習によって設定できる。
このようにRNN処理手段50は、機械学習によって設定されたパラメータを用いて、フォーカス調整位置のずれ量と、BP補正量のずれ量とを求めることができる。外温度おび内温度の変化が始まってから、実際に部材が伸縮し終えるまでの遅延期間中での過度的な伸縮状態に好適に対応するずれ量を算出することが可能になる。
ところで、高精細スキャンAF、天体スキャンAFが実行された場合、求めた合焦位置を用いて、RNN処理に用いるパラメータを更新してもよい。この処理には時間がかかる可能性がある。このため、後で処理を行うためのフラグを立て、撮像装置1の主電源スイッチがオフされた状態で、パラメータを更新してもよい。前述のように、RNN処理に用いるパラメータは、機械手法によって予め決定することができる。よってここでも、ステップS204のスキャンAFを行った環境における外温度と内温度との変化履歴を入力とし、高精細スキャンAF、天体スキャンAFによる合焦位置が正しいずれ量に対応するものとして、機械学習によりパラメータを更新できる。ステップS204における高精細スキャンAFは、光学収差に起因する合焦位置探索時と撮像時のピント位置のずれが生じない水平垂直非加算の駆動モードにて行う処理である。このため、得られるAF評価値が最大となるフォーカスレンズ群14の調整位置は、すでにBP補正量を加味した合焦位置であるということができる。ここから、温度に対するずれ量を得るためのパラメータを逆演算できる。たとえば通常スキャンAF処理における水平垂直加算間引き処理時に相当するAF評価値を記録し、このAF評価値が最大になるフォーカスレンズ群14の位置(AF評価値最大値)を求める。そして、合焦位置と、AF評価値最大値となる位置と差分が、正しいBP補正量として演算し得る。また、正しいBP補正量から、製造時に測定したBP補正量を差し引いた値が、ステップS204の処理環境でのRNN処理による正しいBP補正量のずれ量となる。
また、ステップS204で求めた合焦位置から、製造時に測定した無限遠の被写体に合焦するフォーカス調整位置、製造時に測定したBP補正量、および上述した正しいBP補正量のずれ量、を減算する。これにより、ステップS204の処理環境のRNN処理として、望ましいフォーカス調整位置のずれ量を得ることができる。そして、ステップS204の処理環境での外温度および内温度の変化履歴を入力とし、演算したフォーカス調整位置のずれ量および正しいBP補正量のずれ量を出力とすることにより、図4のRNN処理のパラメータを、機械学習により更新できる。更新したパラメータは、レンズの材質と対応付けて、EEPROM45に上書き記録される。
以上のように、本実施形態の撮像装置1は、撮像光学部材12及び保持部材が配置される筐体の内温度の変化および外温度の変化に応じて、外温度の変化および内温度の変化を入力とするニューラルネットワークの演算処理により、異なるずれ量を取得する。所定の距離に存在する被写体に合焦する焦点位置のずれ量と、撮像光学部材12の焦点位置のずれ量とを取得する。そして、撮像装置1は、このずれ量により、撮像光学部材12の位置を調整する。よって、筐体の内温度または外温度が変化している場合でも、それに応じて撮像光学部材12の位置を調整し、撮像光学部材12の焦点を調整することができる。これに対して、仮にたとえば撮像(開始)時点での内温度および外温度からずれ量を取得した場合には、それらの温度に応じた伸縮状態に撮像光学部材12及び保持部材が安定するまでは、微妙なずれが残ってしまう。本実施形態では、このように残存してしまうずれを抑制し得る。本実施形態の撮像装置1では、焦点位置のずれ量の調整を改善することができる。撮像装置1は、温度変化が生じる環境においても、ピントが正確に合った撮像が可能になる。
本実施形態では、撮像光学部材12の位置調整には、撮像装置1の個体毎に取得した無限遠の被写体に対するフォーカス調整位置に、撮像装置1の個体毎に取得したBP補正量と、外温度の変化および内温度の変化に応じて異なるずれ量とを加算した値を用いる。よって、外温度の変化および内温度の変化に応じて異なるずれ量は、製造された撮像装置1が個別に有するフォーカス調整位置やBP補正量を考慮しない値として取得することが可能になる。ずれ量取得手段は、外温度の変化および内温度の変化に応じたずれ量として、外温度の変化および内温度の変化に応じた撮像光学部材12及び保持部材の伸縮状態に基づくずれ量を取得すればよくなる。また、外温度および内温度がともに変化しないように安定している場合、本実施形態において外温度の変化および内温度の変化に応じたずれ量の値は、0または略0となる。このため、製造時での無限遠の被写体に対するフォーカス調整位置に、製造時のBP補正量を加算して得られるずれ量により撮像光学部材12の位置を調整しても、撮像光学部材12及び鏡筒19の伸縮状態に対応した好適なものを得ることができる。また、本実施形態では、外温度および内温度が一定温度に達してからの経過時間が長くなるにしたがって定常状態におけるフォーカス調整位置のずれ量に近づくように、撮像光学部材12の位置が調整される。よって、外温度および内温度の少なくとも一方が変化する際の伸縮量の変化によるずれを好適に抑えることができる。このような過度状態においても、撮像光学部材12の位置を、撮像光学部材12及び保持部材の伸縮状態に対応して調整することができる。
本実施形態では、外温度の変化および内温度の変化に応じて異なるずれ量を取得するために、外温度の変化および内温度の変化とともに、撮像光学部材12及び保持部材に用いられる材質に応じた値を用いる。よって、外温度の変化および内温度の変化に応じたずれ量として、撮像光学部材12及び保持部材に用いられている部材の材質に対応した値を取得することができる。本実施形態では、外温度の変化および内温度の変化に応じて異なるずれ量を取得するために、外温度の変化および内温度の変化とともに、撮像光学部材12の焦点距離または絞り値に応じた値を用いる。よって、外温度の変化および内温度の変化に応じたずれ量として、撮像光学部材12の焦点距離または絞り値に対応した値を取得することができる。本実施形態では、外温度の変化および内温度の変化に応じて異なるずれ量を取得するために、外温度の変化および内温度の変化とともに、撮像する画像の画素数に応じた値を用いる。よって、外温度の変化および内温度の変化に応じたずれ量として、撮像しようとする画像の画素数に対応した値を取得することができる。
なお、上記実施形態の撮像装置1は、外温度センサ42を有する。この他にもたとえば、撮像装置1は、撮像場所の位置を撮像装置1または外部端末のGPSデータから特定し、外部端末との通信により外気温を取得してもよい。
または、撮像装置1は、内温度センサ41により検出される内温度から、外温度を推定してもよい。撮像装置1は、たとえば主電源がオフされてから所定時間が経過して撮像装置1の内温度が外温度と平衡したと推測できるタイミングにおける内温度センサ41の検出温度を、外温度と推定する。この際、撮像装置1に複数の内温度センサ41が設けられている場合、その平均値を利用してよい。これにより、検出温度のばらつきを抑えることができる。また、主電源がオフされてから所定時間が経過していない場合、撮像装置1は、複数の内温度センサ41の検出温度の内の最低の温度を、外温度と推定する。主電源がオフされてからあまり時間がたっていない場合には、撮像装置1の内温度は、まだカメラ内の駆動等による発熱で温まっている可能性がある。この場合は、外部の温度にいちばん近いと推定される温度は、発熱の影響を受けていない温度であり、最低温度の内温度センサ41の検出値であると推定し得る。
上記実施形態では、撮像センサ11の有効画素全てを加算も間引きもせずに記録する静止画を撮像することを基本的な前提とし、フォーカス調整位置のずれ量とBP補正量のずれ量とをRNN処理により求めている。これに対し、動画を撮像する場合のように記録画素数が少ない場合、微小なずれ量の変化に映像が反応しないようにすることが望ましい。CPU43は、ステップS305で定点を求める際に、RNN処理により算出されたずれ量を所定の値に丸め込んでよい。または、CPU43は、RNN処理そのものにおいて、丸め込まれた出力が得られるように調整したパラメータを使用してもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る撮像装置1を説明する。以下の説明では、主に第1実施形態の撮像装置1との相違点について説明する。図5は、第2実施形態に係る撮像装置1の概略構成図である。図5の撮像装置1は、交換レンズ装置60と、交換レンズ装置60が交換可能にレンズマウント71に取り付けられる本体70と、を有する。交換レンズ装置60は、鏡筒19、内温度センサ41、制御回路61、第二EEPROM62、第二通信回路63、を有する。鏡筒19は、ズームレンズ群13、フォーカスレンズ群14、絞り15、を保持する。内温度センサ41は、鏡筒19の内部の温度を検出する。制御回路61は、ズームレンズ群13、フォーカスレンズ群14、絞り15を駆動制御する。第二EEPROM62は、交換レンズ装置60において各種制御等を行うプログラム、RNN処理に用いるパラメータといった各種動作を行わせるために使用するデータを予め記憶する。本体70は、第一通信回路72を有する。第一通信回路72は、第二通信回路63と通信する。CPU43は、第一通信回路72および第二通信回路63を通じ、RNN処理に用いるパラメータを取得する。CPU43は、取得したRNN処理に用いるパラメータを、撮像装置1の第一のEEPROM45に記録する。撮像装置1の第一のEEPROM45には、また、個別のパラメータ設定データを持たない交換レンズ装置60に用いるための、交換レンズ装置60を類型化したグループ毎のパラメータを記憶する。交換レンズ装置60を類型化したグループ毎のパラメータは、レンズの材質の種類および鏡筒19などの保持部材の材質の種類の組み合わせ毎に設けられる。なお、第一のEEPROM45には、この他にも、ユーザが使用する頻度が高い交換レンズ装置60毎のパラメータ、撮像装置1と一緒に販売されるキットレンズ毎のパラメータを記録してよい。また、図示外のサーバ装置に、交換レンズ装置60毎またはグループ毎のパラメータを保存し、これをダウンロードしたパラメータを、第一のEEPROM45に記録してよい。
たとえば、焦点距離が50mmの3本の単焦点の交換レンズ装置60の鏡筒19の材質、光学系のレンズの材質、および撮像光学部材12の構成が似ている場合、その3本の交換レンズ装置60を1つのグループに類型化できる。この類型化グループのパラメータは、焦点距離50mm・撮像時のF値1.2、1.4、1,8、2.0、2.8、4.0、5.6、8.0以上のそれぞれのF値に応じた複数組のパラメータを有する。このほかにもたとえば、焦点距離24mm〜70mm、焦点距離24mm〜100mm、焦点距離35mm〜140mmの3本のズーム式の交換レンズ装置60の鏡筒19の材質、光学系のレンズの材質、撮像光学部材12の構成が似ていることがある。この場合、その3本の交換レンズ装置60を1つのグループに類型化し得る。この類型化グループのパラメータは、焦点距離を24、28、35、50、70、85、100、140mmのそれぞれと、撮像時F値を4.0、5.6、8.0以上のそれぞれとの組み合わせ毎のパラメータを有する。広角や望遠の単焦点の交換レンズ装置60、広角ズーム式や望遠ズーム式の交換レンズ装置60においても同様である。
図6は、撮像装置1の本体70に、新たな交換レンズ装置60が装着された場合のパラメータの取得処理の一例を示すフローチャートである。撮像装置1のCPU43は、後に、この処理で取得したパラメータを用いてRNN処理を実施してずれ量を演算する。図6のパラメータの取得処理において、CPU43は、まず、ステップS601で交換レンズ装置60が装着されているかを調べる。装着されていない場合、CPU43は、図6の処理を終了する。その後、CPU43は、図2のステップS201へ進み、第1実施形態と同様の動作を行う。但し、図2の処理において、ステップS205の定点への駆動処理と、S204でのパラメータ設定データの更新処理が異なる。たとえば、ステップS204のパラメータ設定データの更新処理では、CPU43は、第一のEEPROM45および第二EEPROM62にパラメータを上書きする。交換レンズ装置60が装着されている場合、CPU43は、ステップS602において、装着された交換レンズ装置60のレンズIDを取得する。そして、ステップS603において、CPU43は、過去に装着されたことがある交換レンズ装置60であるか否かを判断する。過去に装着された交換レンズ装置60である場合、CPU43は、図6の処理を終了して図2の処理を開始する。
過去に装着されたことがない交換レンズ装置60である場合、CPU43は、ステップS604において、その交換レンズ装置60に対応するパラメータが交換レンズ装置60に記録されているかを調べる。交換レンズ装置60にパラメータが記録されている場合、CPU43は、交換レンズ装置60からパラメータを取得し(ステップS611)、第一のEEPROM45に記録する(ステップS612)。交換レンズ装置60にパラメータが記録されていない場合、CPU43は、ステップS605において、第一のEEPROM45に、装着された交換レンズ装置60のパラメータが記録されているかを調べる。第一のEEPROM45にパラメータが記録されている場合、CPU43は、図6の処理を終了して図2の処理を開始する。第一のEEPROM45にパラメータが記録されていない場合、CPU43は、ステップS606において、第一のEEPROM45に、装着された交換レンズ装置60に対応する類型化グループが記録されているかを調べる。第一のEEPROM45に類型化グループが記録されてない場合、CPU43は、図6の処理を終了して図2の処理を開始する。この場合、CPU43は、図2および図3の処理において、フォーカス調整位置とBP補正量についての温度補正は行わない。第一のEEPROM45に類型化グループが記録されている場合、CPU43は、ステップS607において、その類型化グループのデータを取得する。そして、CPU43は、ステップS608において、取得したデータから、交換レンズ装置60に対応するパラメータを抽出する。CPU43は、ステップS609において、抽出したパラメータを第一のEEPROM45に記録する。その後、CPU43は、図6の処理を終了して図2の処理を開始する。ステップS608での抽出処理は、たとえば以下のようにして行う。たとえば焦点距離50mmF1.8の単焦点レンズが装着された場合、CPU43は、焦点距離が50mmのものについてグループ化した類型化グループのパラメータを取得する。この類型化グループのパラメータは、焦点距離50mmでの撮像時のF値1.2、1.4、1,8、2.0、2.8、4.0、5.6、8.0以上のそれぞれに対応するパラメータを有する。この場合、CPU43は、必要な焦点距離50mm・撮像時のF値1,8、2.0、2.8、4.0、5.6、8.0以上のそれぞれに対応するパラメータを抽出する。
図7は、第2実施形態での、フォーカスレンズ群14の駆動位置を取得するための処理を示すフローチャートである。CPU43は、図2のステップS205での自動調整処理において、図3に替えて図7の処理を実行する。図7において、CPU43は、まずステップS701〜S703において、レンズID、ステップS207で実際の露光処理を行う際の撮像光学部材12の焦点距離と絞り値(F値)を確認する。次に、CPU43は、ステップS701〜S703の確認結果に応じて、ステップS704において、RNN処理で使用するパラメータを切り替える。CPU43は、第一のEEPROM45に記録されたパラメータから確認結果に対応するものを読み込み、図4のRNN処理手段50に設定する。その後、CPU43は、ステップS705において、温度変化履歴を取得し、これをRNN処理の入力とする。CPU43は、ステップS304においてRNN処理を行い、温度変化履歴に対するフォーカス調整位置のずれ量と、温度変化履歴に対するBP補正量のずれ量と、を演算する。ステップS706において、CPU43は、RNN処理の出力から、撮像光学部材12の調整位置である定点を求める。CPU43は、製造時の無限遠の被写体に対するフォーカス調整位置と製造時のBP補正量とに、フォーカス調整位置のずれ量とBP補正量のずれ量とを加算する。ここで、撮像時の焦点距離やF値に一致するパラメータが存在しない場合は、その焦点距離およびF値の前の値および後の値での定点を求め、それらかの均等補間により、撮像時の焦点距離、F値に対応する定点を算出すればよい。たとえば、撮像時の焦点距離をf、F値をFとした場合、焦点距離fは、焦点距離f1とf2の間、F値Fは、F値、F1とF2の間に存在するこの場合、まず焦点距離方向の補間を以下の式2および式3により行う。ここで、pf11は焦点距離f1、F値F1での温度補正された定点、pf12は焦点距離f1、F値F2での温度補正された定点、pf21は焦点距離f2、F値F1での温度補正された定点、である。また、pf22は焦点距離f2、F値F2での温度補正された定点、pf1はF値F1で焦点距離方向に補間処理された定点、pf2はF値F2で焦点距離方向に補間処理された定点、である。
pf1=pf11+(pf22−pf11)×(f−f1)÷(f2−f1) ・・・式2
pf2=pf12+(pf22−pf12)×(f−f1)÷(f2−f1) ・・・式3
次いで、F値方向の補間を下記式4でと行い、撮像時の焦点距離、F値における温度補正された定点pfを算出する。ここで、ApexF、ApexF1、ApexF2は、APEX数値化されたF値であり、それぞれ以下の式5から式7で計算できる。但し、下記式においてLOG2は2を底とする対数を表す。
pf=pf1+(pf2−pf1)×(ApexF−ApexF1)÷(ApexF2−ApexF1) ・・・式4
ApexF=LOG2(F×F) ・・・式5
ApexF1=LOG2(F1×F1) ・・・式6
ApexF2=LOG2(F2×F2) ・・・式7
以上のように、本実施形態では、交換レンズ装置60が交換されたとしても、その交換レンズ装置60に対応するパラメータを用いてずれ量を演算し、フォーカス調整位置とBP補正量とを好適に補正することができる。本実施形態の撮像装置1では、温度変化が生じる環境においても、ピントの正確に合った撮像が可能になる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る撮像装置1を説明する。以下の説明では、主に第1実施形態の撮像装置1との相違点について説明する。本実施形態は、撮像装置1の構成(図1)と、基本的な動作手順(図2)とは、第1実施形態と同様であり、図2のステップS205の定点処理における温度補正方法が異なる。具体的には、CPU43が、温度上昇下降に対する部材の伸縮の遅延を温度変化履歴から予測し、その結果に基づいてフォーカス調整位置の温度に応じたずれ量と、BP補正量の温度に応じたずれ量を求めている点が異なる。
図8は、第3実施形態での、フォーカスレンズ群14の駆動位置を取得するための処理を示すフローチャートである。ステップS303において温度の変化履歴を取得した後、CPU43は、ステップS801において、製造時の環境で測定したフォーカス調整位置からのずれ量を求める。図9は、フォーカス調整位置のずれ量およびBP補正量のずれ量を求める際に利用するテーブルである。図9のテーブルは、EEPROM45に記録される。図9(A)および(B)は、フォーカス調整位置のずれ量を求める際に利用するテーブルである。図9(A)は、テーブルの値として、温度変化に応じたフォーカス調整位置のずれ量を有する。図9(B)は、テーブルの値として、温度変化に応じたフォーカス調整位置のずれ量が安定する定常状態となるまでの時間を有する。これらのテーブルにおいて、各行は、温度変化前の温度に対応し、各列は、温度変化後の温度に対応する。CPU43は、図9(A)および(B)のテーブルを用いて、フォーカス調整位置のずれ量を求める。
温度履歴取得開始時t0の鏡筒19の内温度Taが定点処理時tfppの鏡筒19の内温度Tbに達してから十分に時間が経過した定常状態である場合、フォーカス調整位置のずれ量は、図9(A)のテーブルを参照してΔajTaTbと求めることができる。しかし、変化後の温度Tbに達してから定常状態と見なせる十分に時間が経過したといえるためには、図9(B)に示すように、tajTaTbの期間が必要である。そこで、CPU43は、鏡筒19の内温度Tbとなった時刻tbから経過時間の期間においては、部材の伸縮が生じているとみなし、下記式8で、フォーカス調整位置のずれ量を求める。なお、フォーカス調整位置のずれ量を求める式は式8に限られたものではない。ここでのフォーカス調整位置のずれ量は、一定温度に達してからの経過時間が長くなるにしたがって、定常状態におけるフォーカス調整位置のずれ量へ近づくように変化するものであればよく、そのようなずれ量を得られる演算式であればよい。
フォーカス調整位置のずれ量=(tfpp―tb)/tajTaTb×ΔajTaTb ・・・式8
内温度Tbに安定するまでの過渡状態では、CPU43は、以下のようにしてフォーカス調整位置のずれ量を求める。温度変化履歴における時刻tfpp、t1、t2、t3、t4、t5での鏡筒19の内温度がTb、Tb1、Tb2、Tb3、Tb4、Tb5であるとする。この場合、CPU43は、まずt1〜tfppのフォーカス調整位置のずれ量を、下記式9で求める。ここで、Tivは温度変化履歴の取得間隔である。tajTb1Tbは、温度がTb1からTbに変化した際の定常状態と見なせるための時間である。ΔajTb1Tbは、温度がTb1からTbに変化した際のフォーカス調整位置のずれ量である。
Δaj(t1〜tfpp)=tiv/tajTb1Tb×ΔajTb1Tb ・・・式9
次に、CPU43は、t2〜t1のフォーカス調整位置のずれ量を、下記式10で求める。ここで、Tivは温度変化履歴の取得間である。tajTb2Tb1は、温度がTb2らTb1に変化した際の定常状態と見なせるための時間である。ΔajTb2Tb1は、温度がTb2からTb1に変化した際のフォーカス調整位置のずれ量である。
Δaj(t2〜t1)=tiv/tajTb2Tb1×ΔajTb2Tb1 ・・・式10
同様の処理により、CPU43は、t3〜t2、t4〜t3、t5〜t4の各時間期間のフォーカス調整位置のずれ量Δaj(t3〜t2)、Δaj(t4〜t3)、Δaj(t5〜t4)を求める。そして、CPU43は、求めたフォーカス調整位置のずれ量Δaj(t1〜tfpp)、Δaj(t2〜t1))、Δaj(t3〜t2)、Δaj(t4〜t3)、Δaj(t5〜t4)を合算し、過渡状態のフォーカス調整位置のずれ量とする。なお、過渡状態におけるフォーカス調整位置のずれ量を求める式は式9、式10に限られたものではない。ここでのフォーカス調整位置のずれ量は、一定温度に達してからの経過時間が長くなるにしたがって、定常状態におけるフォーカス調整位置のずれ量へ近づくように変化するものであればよく、そのようなずれ量を得られる演算式であればよい。
次に、CPU43は、ステップS802において、製造時の環境で測定したBP補正量のずれ量を、図10(A)および(B)に示すテーブルを参照して求める。図10(A)および(B)は、BP補正量のずれ量を求める際に利用するテーブルである。図10(A)は、テーブルの値として、温度変化に応じたBP補正量のずれ量を有する。図10(B)は、テーブルの値として、温度変化に応じたBP補正量のずれ量が安定する定常状態となるまでの時間を有する。これらのテーブルにおいて、各行は、外温度に対応し、各列は、内温度に対応する。
定点処理時tfppの鏡筒19の内温度Tb、外温度Taの定常状態におけるBP補正値のずれ量は、図10(A)のテーブルを参照して、ΔbpTaTbから求めることができる。しかし、定常状態と見なせるには、図10(B)に示すようにtbpTaTbの時間が必要である。そこで、CPU43は、鏡筒19の内温度Tb、外温度Taとなった時刻tbからの経過時間の期間においては、部材の伸縮が生じているとみなし、下記式11で、BP補正値のずれ量を求める。なお、BP補正値のずれ量を求める式は上式11に限られるものではない。ここでのBP補正値のずれ量は、一定温度に達してからの経過時間が長くなるにしたがって、定常状態におけるBP補正量のずれ量に近づくものであればよく、そのようなずれ量を得られる演算式であればよい。その後、CPU43は、ステップS305において定点を求める。
BP補正値のずれ量=(tfpp―tb)/tbpTaTb×ΔbpTaTb ・・・式11
以上のように、本実施形態では、温度上昇下降に対する部材の伸縮の遅延を、鏡筒19の内温度および外温度の変化履歴から予測し、フォーカス調整位置のずれ量とBP補正量のずれ量とを温度補正することができる。よって、撮像装置1は、温度変化が生じている環境においても、ピントの正確に合った撮像ができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記憶媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータの1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1 撮像装置
12 撮像光学部材
13 ズームレンズ群
14 フォーカスレンズ群
15 絞り
19 鏡筒
41 内温度センサ
42 外温度センサ
43 CPU
50 RNN処理手段
60 交換レンズ装置
70 本体

Claims (10)

  1. 保持部材により筐体に保持される撮像光学部材の位置を調整することにより、前記撮像光学部材の焦点を調整する焦点調整手段と、
    前記撮像光学部材及び前記保持部材が配置される前記筐体の内温度を取得する内温度取得手段と、
    前記筐体の外温度を取得する外温度取得手段と、
    前記焦点調整手段による位置調整に用いるずれ量として、前記外温度の変化および前記内温度の変化に応じて異なるずれ量を取得するずれ量取得手段と、
    を有し、
    前記焦点調整手段は、前記ずれ量取得手段により取得された前記ずれ量により、前記撮像光学部材の位置を調整する、
    撮像装置。
  2. 前記焦点調整手段は、
    前記撮像装置の個体毎に取得した無限遠の被写体に対するフォーカス調整位置と、前記撮像装置の個体毎に取得したBP補正量と、前記外温度の変化および前記内温度の変化に応じて異なる前記ずれ量とにより、前記撮像光学部材の位置を調整する、
    請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記ずれ量取得手段は、前記外温度の変化および前記内温度の変化とともに、少なくとも、前記撮像光学部材及び前記保持部材に用いられる材質に応じた値を用いて、前記外温度の変化および前記内温度の変化に応じて異なるずれ量を取得する、
    請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 前記撮像光学部材は、前記筐体から取り外して交換可能であり、
    前記ずれ量取得手段は、前記撮像光学部材が交換された場合には、交換した後の前記撮像光学部材及び前記保持部材に用いられる材質に応じた値を用いる、
    請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記ずれ量取得手段は、前記外温度の変化および前記内温度の変化とともに、少なくとも、前記撮像光学部材の焦点距離または絞り値に応じた値を用いて、前記外温度の変化および前記内温度の変化に応じて異なるずれ量を取得する、
    請求項1から4のいずれか一項記載の撮像装置。
  6. 前記ずれ量取得手段は、前記外温度の変化および前記内温度の変化とともに、少なくとも、撮像する画像の画素数に応じた値を用いて、前記外温度の変化および前記内温度の変化に応じて異なるずれ量を取得する、
    請求項1から5のいずれか一項記載の撮像装置。
  7. 前記ずれ量取得手段は、少なくとも前記外温度の変化および前記内温度の変化を入力とするニューラルネットワークの演算処理により、前記外温度の変化および前記内温度の変化に応じて異なるずれ量を取得する、
    請求項1から6のいずれか一項記載の撮像装置。
  8. 前記焦点調整手段は、
    前記ずれ量取得手段が取得するずれ量により、前記外温度および前記内温度が一定温度に達してからの経過時間が長くなるにしたがって定常状態におけるフォーカス調整位置のずれ量に近づくように、前記撮像光学部材の位置を調整する、
    請求項2記載の撮像装置。
  9. 撮像光学部材が保持部材により筐体に保持される撮像装置の焦点調整方法であって、
    前記撮像光学部材の位置を調整することにより、前記撮像光学部材の焦点を調整する焦点調整工程と、
    前記撮像光学部材及び前記保持部材が配置される前記筐体の内温度を取得する内温度取得工程と、
    前記筐体の外温度を取得する外温度取得工程と、
    前記焦点調整工程による位置調整に用いるずれ量として、前記外温度の変化および前記内温度の変化に応じて異なるずれ量を取得するずれ量取得工程と、
    を有し、
    前記焦点調整工程は、前記ずれ量取得工程により取得された前記ずれ量により、前記撮像光学部材の位置を調整する、
    撮像装置の焦点調整方法。
  10. 撮像光学部材が保持部材により筐体に保持される撮像装置の焦点調整方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記撮像装置の焦点調整方法は、
    前記撮像光学部材の位置を調整することにより、前記撮像光学部材の焦点を調整する焦点調整工程と、
    前記撮像光学部材及び前記保持部材が配置される前記筐体の内温度を取得する内温度取得工程と、
    前記筐体の外温度を取得する外温度取得工程と、
    前記焦点調整工程による位置調整に用いるずれ量として、前記外温度の変化および前記内温度の変化に応じて異なるずれ量を取得するずれ量取得工程と、
    を有し、
    前記焦点調整工程は、前記ずれ量取得工程により取得された前記ずれ量により、前記撮像光学部材の位置を調整する、
    プログラム。
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