JP2019132872A - 表示装置 - Google Patents
表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019132872A JP2019132872A JP2018012166A JP2018012166A JP2019132872A JP 2019132872 A JP2019132872 A JP 2019132872A JP 2018012166 A JP2018012166 A JP 2018012166A JP 2018012166 A JP2018012166 A JP 2018012166A JP 2019132872 A JP2019132872 A JP 2019132872A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission rate
- unit
- display
- input
- video
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
【課題】DisplayPort規格にて入力される映像信号について表示形態を変更する時、変更後の表示形態に応じて必要十分な伝送レートに変更し、解像度やビット深度を犠牲にすることなく、伝送信号の品質の維持・向上することが可能な技術を提供する。【解決手段】表示装置であって、DisplayPort規格に準拠した入力手段と、入力手段より入力される信号の伝送レートを設定する伝送レート設定手段と、信号を表示する形態を変更する表示形態変更手段とを有し、入力手段より受信している映像に対し表示形態変更手段により変更した表示形態に応じて、伝送レート設定手段により伝送レート設定を行う。【選択図】図1
Description
本発明は表示装置に関し、特にDisplayPort規格に準拠した入力部を搭載する表示装置における表示形態に基づいた適応的な伝送レートの制御に関する。
近年、表示装置の高解像度化が進んでおり、例えば、4K2K(3840×2160、4096×2160)、SHV(7680×4320)といった解像度の液晶パネルを有する表示装置がある。液晶パネルの高解像度化に伴い、空間的に分割された複数の映像信号を受信し、統合して1枚の画像として同時に表示する方法が知られている。その他、2つの映像信号を左右に並べて表示するピクチャーバイピクチャー(PbyP)や1つの映像信号上に縮小した他方の映像信号を重畳して表示するピクチャーインピクチャー(PinP)等があり表示形態も多様化してきている。
これらの表示装置では、外部装置から映像信号を入力する時DisplayPort(登録商標)(以下DPと称す)やHDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といったインターフェース規格に準拠したケーブルで接続され、映像信号の送受信が行われることがある。これらのインターフェースでは、分割された複数の映像を表示装置へ同時に入力し、表示装置内で合成して1枚の統合画像として表示する方法が知られている。また上述のDP規格においては、リンクトレーニングという映像信号の伝送レートや伝送路数、電圧振幅、増幅等の調整を行なうことが規定されている。
伝送レートについては映像信号の解像度やビット深度、フレームレートの応じて動的に変わるものではなく、所定のレートに固定され、そのレートに収まる範囲で映像信号の送受信が行われる。ここで取り決められた条件に基づき、映像信号の送受信を行う方法がDP規格で規定されている。高解像度の液晶パネルを有する表示装置の場合、リンクトレーニングにて高速伝送レートで映像信号を受信するよう調整し、例えば、DP規格で規定されている5.4Gbps、8.1Gbps等の所定の伝送レートに調整がなされ映像信号の送受信が行われる。
しかし、伝送レートが高速化するに伴い伝送信号の品質の劣化、ひいてはデータドロップを招き、結果として乱れた映像を表示する、またはブラックアウトする等の場合を引き起こす可能性が高まる。
このような状況に対し、特許文献1においては、表示装置が受信した映像信号を正常に再生出来ない場合、EDID(Extended Display Identification Data)を変更し受信可能な解像度情報、ビット深度情報を変更することで、伝送信号の品質劣化等から起きる受信エラーを低減する方法が開示されている。EDIDとは表示装置の性能情報を外部装置に示すための情報であり、該情報を操作することで間接的に伝送レートを下げることができる。これにより結果的に伝送信号の品質が高まり受信エラー等から引き起こされる映像の乱れ等を回避することができる。
しかしながら、先行文献1においてはEDIDを操作して伝送レートを落とすことで信号品質は向上するが、同時に解像度やビット深度が犠牲になるというデメリットが生じる。またDP規格においては、EDIDを操作しても伝送レートは固定となる規定であるため、伝送信号の品質向上とはならない可能性がある。
そこで本発明では、DPにて入力される映像信号の表示形態に基づいて、必要十分な伝送レートに変更し、解像度やビット深度を犠牲にすることなく、伝送信号の品質の維持・向上することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の表示装置は、
DisplayPort規格に準拠した入力手段と、
前記入力手段より入力される信号の伝送レートを設定する伝送レート設定手段と、
前記信号を表示する形態を変更する表示形態変更手段と、
を有し、
前記入力手段より受信している映像に対し前記表示形態変更手段により変更した表示形態に応じて、前記伝送レート設定手段により伝送レート設定を行うことを特徴とする。
DisplayPort規格に準拠した入力手段と、
前記入力手段より入力される信号の伝送レートを設定する伝送レート設定手段と、
前記信号を表示する形態を変更する表示形態変更手段と、
を有し、
前記入力手段より受信している映像に対し前記表示形態変更手段により変更した表示形態に応じて、前記伝送レート設定手段により伝送レート設定を行うことを特徴とする。
本発明によれば、DPにて入力された映像信号の表示形態を変更する時、表示形態に応じて必要十分な伝送レートに変更することができ、解像度やビット深度を犠牲にすることなく、伝送信号の品質の維持・向上することが可能なる。
以下に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。
[実施例1]
本実施例では、DP規格に準拠するインターフェースを2ポート搭載したプロジェクタを例にとって説明する。
本実施例では、DP規格に準拠するインターフェースを2ポート搭載したプロジェクタを例にとって説明する。
・プロジェクタの概要説明
図1は、本実施例のプロジェクタの主要な構成を示した図である。100は、プロジェクタ本体である。101は、プロジェクタの各ブロックを制御するための制御部である。制御部101はその他各ブロックへ図1に示す通りバス133にて接続されており、各ブロックへの制御指示やデータのやり取り等のアクセスを行なうことが可能である。102は、ユーザからの操作を受け付ける操作部である。103は、プロジェクタの各ブロックへの電源供給を制御する電源部である。
図1は、本実施例のプロジェクタの主要な構成を示した図である。100は、プロジェクタ本体である。101は、プロジェクタの各ブロックを制御するための制御部である。制御部101はその他各ブロックへ図1に示す通りバス133にて接続されており、各ブロックへの制御指示やデータのやり取り等のアクセスを行なうことが可能である。102は、ユーザからの操作を受け付ける操作部である。103は、プロジェクタの各ブロックへの電源供給を制御する電源部である。
104は、液晶部であり、1枚の液晶パネルや3枚の液晶パネル等で構成されており、この液晶パネル上に画像を形成する。ここでは液晶部は4096Pixel×2160Lineの解像度を有するものとする。105は、入力された画像信号に基づいて、液晶部104の液晶パネルに画像を形成させるための液晶駆動部である。106は液晶部104に光を供給する光源である。107は、光源106から発せられた光を液晶部104に供給することにより得られた光学像を投影するための投影光学系である。108は、光源106の光量等を制御するための光源制御部である。
また、109は、投影光学系107のズームレンズやフォーカスレンズ等の動作を制御し、ズーム倍率や焦点調整等を行う光学系制御部である。110、111は、PC(Personal Computer)等の外部装置からデジタル映像信号を受け付けるDP入力部であり、例えばPC等の外部装置からDP規格にて規定されたプロトコルに基づく映像信号を受信することができる。映像インターフェース規格の種類によっては伝送する映像信号の伝送方式や信号線数等が定められている。
例えば表示画素を構成するためのデータ信号とクロック信号について分離して伝送するセパレートクロック方式、クロックをデータに埋め込むエンベデッドクロック方式等が存在する。DP規格においては後者が採用されており、8B10Bエンコード方式に基づいて映像信号データ及び制御データ等がエンコードされている。表示装置は8B10Bデータのビットデータ遷移を元に内部クロックを同期させ映像信号データを取り込む。
また、DPの伝送路においてはAUX−CH(Auxiliary−Channel)という補助チャネルが信号ライン上にアサインされており、該補助チャネルを通じて、EDIDや後述するDPCD(DisplayPort Configuration Data)等の補助情報の授受などが行われる。また該補助チャネルにおいては、外部装置から制御信号も同時に送受信される場合があり、これにより、映像の制御等が行われることもある。
DP入力部110、111ではEDID、DPCD情報を内部のメモリ上に保持しており、制御部101の指示または外部装置からの要求に基づいて該情報の読み出し、書き換えを行うことが可能である。またDP入力部110、111は後述する画像処理部116が受信可能な信号に変換する機能を備えており、さらに、映像信号の受信検知機能、エンコードされた映像信号をデコードする機能も備えている。プロジェクタ100のDP入力部110、111を介して接続される外部装置は基本的な動作としてEDID、DPCDに含まれる、解像度や信号タイミング情報、ビット深度、伝送レート、伝送レーン数といった情報を読み出し、それらの情報に基づいて映像を出力する。
112は、外部から映像データ、画像データ、映像ファイル等の各種の情報データのファイルを受け取る、又は外部に書き出す、USBインターフェースである。また、ポインティングデバイスや、キーボード、USB型のフラッシュメモリ等も接続されることもある。114は、イントラネット、インターネットから映像データ、画像データ、映像ファイル等の各種の情報データのファイル、その他の命令信号を送受信する通信部であり、例えば、有線LANや無線LAN等で構成されている。115は、画像データ、ユーザ設定データ等の各種の情報データのファイルを保存する内部メモリであり、半導体メモリやハードディスク等で構成される。
116は、画像処理部である。例えば、カードインタフェース113より入力されたドキュメントファイルは、ファイル再生部121により再生される。そして、ファイル再生部は、ドキュメントファイルから、ユーザに掲示するための画像信号を生成して画像処理部116に出力する。また、DP入力部110より入力された映像信号や画像信号は直接、画像処理部116に送信される。画像処理部116は、DP入力部110、ファイル再生部121により得られた画像信号に対し、制御部101の制御内容に基づき、液晶部104で表示するのに適した補正や入力映像へのOSD(On Screen Display)画像の重畳等を行う。
その他、画像信号の画素数を液晶パネルの画素数にあわせて変換し、液晶パネルの交流駆動のため、入力された映像信号のフレーム数を倍にし、液晶パネルによる画像形成に適した補正等の処理も行う。因みに、液晶パネルの交流駆動とは、液晶パネルの液晶にかける電圧の方向を交互に入れ替えて表示させる方法であり、液晶パネルは、液晶にかける電圧の方向が正方向でも逆方向でも画像を生成できる性質を利用したものである。このとき、液晶駆動部105は、正方向用の画像と、逆方向用の画像が1枚ずつ送る必要があるので、画像処理部116では、映像信号のフレームの数を倍にする処理を行う。
液晶駆動部105は、画像処理部116により得られた画像信号に基づいて、液晶部104の液晶パネルに画像を形成させる。さらに画像処理部116はDP入力部110より入力された映像信号について測定や映像データの解析を行なうことも可能である。DP入力部110から出力される映像信号には同期信号や映像信号が含まれており、夫々のタイミングを測定し、制御部101が読み取り可能な内部レジスタ等に保持される。また画像処理部116は、スクリーンに対して斜め方向から映像を投影し投影画面が例えば台形状に歪んでしまう場合に、投影画像に対し台形状の歪みを打ち消すように画像の形状を変形させるキーストーン補正も行う。
キーストーン補正をする際は、液晶パネルに表示される画像の水平方向及び/又は垂直方向の拡大/縮小率を変更している。このようにして、投影画面の台形状の歪みと表示素子上での映像領域の歪みが相殺され、正常なアスペクト比の長方形の映像表示領域に近づくようにしてスクリーンに表示させるのである。このキーストーン補正は、後述する傾きセンサ117により得られた傾き角に基づいて、自動的に動作しても良いし、ユーザが操作部102等を操作することにより、動作させても良い。117は、プロジェクタ100の傾きを検出する傾きセンサである。
118は、プロジェクタ100の動作時間、各ブロックの動作時間等を検出するタイマである。119は、プロジェクタの光源106の温度、液晶部104の温度、外気温等を計測する温度計である。120は、プロジェクタ100内の熱を外部に放出するなどして、冷却するための冷却部であり、例えば、ヒートシンクとファンにより構成されている。121は、制御部101に指示に基づきエンコードされたファイルデータ等をデコードするファイル再生部である。
122は、プロジェクタ100付属のリモコンやその他の機器からの赤外線を受信し、制御部101に信号を送る赤外線受信部であり、例えば、プロジェクタの前後方向等の複数箇所に夫々設置されている。123は、プロジェクタ100とスクリーンの距離を検出し、焦点距離を検出する焦点検出部である。124は、スクリーンの方向を撮像する撮像部である。125は、スクリーンにより反射される光の光量や輝度を計測するスクリーン測光部である。128は、プロジェクタ100本体に配置され、プロジェクタの状態や警告等を表示する表示部である。
129は、表示部128を制御する表示制御部である。130は、プロジェクタ100本体を持ち運んで使用するとき等に、電力を供給するバッテリである。131は、外部からの交流電力を受け入れ、所定の電圧に整流して電源部103に供給する電源入力部である。132は、RAMであり、内部メモリ115に格納されているプログラムの展開や投影画像のフレームメモリ等に使用する。
・プロジェクタの一般的な動作の説明
ここで、プロジェクタ100の通常の動作について説明する。
ここで、プロジェクタ100の通常の動作について説明する。
本実施例のプロジェクタの制御部101は、操作部102により電源ONの指示がなされたことにより、電源部103に各ブロックに電源を供給するように指示をだし、各ブロックを待機状態にする。そして、電源が投入された後、制御部101は、光源制御部108に光源106からの発光を開始するように指示をだす。次に、制御部101は、焦点検出部123により得られた焦点の情報等から、投影光学系107を調整するよう光学系制御部109に指示をだす。光学系制御部109は、投影光学系107のズームレンズやフォーカスレンズを動作させてスクリーン画面上に投影光が結像するよう制御する。
このようにして、投影の準備が整う。次に、例えば、DP入力部110に入力された映像信号は、画像処理部116により所定のレイアウトで合成された後、液晶部104に適した解像度に変換され、また、ガンマ補正や輝度ムラ対策用補正、キーストーン補正が加えられる。そして、画像処理部116により補正を加えられた映像信号は、液晶駆動部105により液晶部104に画像として形成される。
そして、液晶部104の液晶パネルに形成された画像は、光源106から発せられた光により投影光学系107に導かれ、投影光学系107は不図示のスクリーンに画像を投影する。投影中は、制御部101は、光源106等の温度を温度計119により検出し、例えば、光源の温度が40度以上になったとき等に、冷却部120を動作させて冷却する。
そして、操作部102により電源OFFの指示がなされたことにより、制御部101は、各ブロックに終了処理を行うよう通信をする。そして、終了の準備が整うと、電源部103は各ブロックへの電源供給を順次終了する。冷却部120は、電源OFFされた後しばらく動作し、プロジェクタを冷却する。
・プロジェクタのDP映像表示動作の説明
次に、プロジェクタ100へDP入力部110へ映像が入力された時、伝送路の状態に応じて情報を通知する動作について図2のフロー図を元に説明する。なお、本実施例におけるプロジェクタ100はDP入力部としてDP入力部110と111を有しているが、動作仕様については同等であるためここではDP入力部110を例に説明する。
次に、プロジェクタ100へDP入力部110へ映像が入力された時、伝送路の状態に応じて情報を通知する動作について図2のフロー図を元に説明する。なお、本実施例におけるプロジェクタ100はDP入力部としてDP入力部110と111を有しているが、動作仕様については同等であるためここではDP入力部110を例に説明する。
プロジェクタ100はS101で外部装置とDPケーブルが接続されたことを制御部101がポーリングまたは割り込みにより検知する。検出すると、S102にて制御部101はHPD(HotPlug Detect)信号を該ケーブル内の1ラインを介してアサートし外部装置へ接続されたことを通知する。HPD信号通知を受けた外部装置はプロジェクタ100に対し、DPケーブル内のAUX−CHを介してEDIDを要求してくる。S103にて表示装置内部のDP入力部110が外部装置からのEDID要求を受けると、DP入力部110は内部のEDIDを読み出しAUX−CHを介して通知する。
続いて外部装置はプロジェクタ100からEDIDを読み出すと、AUX−CHを介してDPCDを要求する。DPCDとは表示装置の対応出来る伝送レートや伝送レーン数、伝送信号の駆動電圧に関する調整用パラメータ等が格納されたレジスタに相当する記憶領域であり、DP入力部110に格納されている。DP Version1.2においては、最大4つの伝送レーンを使用することができ、1レーン、2レーン、4レーンの3通りを使い分けることが出来る。また各レーンの伝送レートは1.62Gbps、2.7Gbps、5.4Gbpsが規定されており、プロジェクタ100は適応的に伝送レートを選択、変更することが可能である。
伝送信号の駆動電圧に関するパラメータとしては、Voltage−Swing、Pre−Emphasisを外部装置に対し調整を要求することが可能である。外部装置はプロジェクタ100から読み出したEDID,DPCDを前提とし、伝送する映像フォーマット(解像度やフレームレート、ビット深度等)に応じて、レーン数と伝送レートの組み合わせを使い分ける。外部装置はここで読み出したDPCDを元に後述するリンクトレーニングを開始する。S104にて表示装置内部のDP入力部110が外部装置からのDPCDの取得要求を受けると、DPCDを、DP入力部110は介してAUX−CHより通知する。
ここではプロジェクタ100の対応可能な伝送データレートや使用ライン数と、信号伝送時の駆動電圧に関する調整パラメータ等の情報が通知される。外部装置はプロジェクタ100内部のDP入力部110からDPCDを読み出すと、読み出した情報を元にリンクトレーニング開始要求をプロジェクタ100へ通知する。S105にて外部装置の要求をきっかけにリンクトレーニングが開始され、DP入力部110に所定のトレーニングパターン信号が入力される。ここでDP入力部110の内部ブロックにおけるリンクトレーニングまたは映像受信時の動作について、図3を用いて説明する。
図3はDisplayPortにおける伝送レーンのうち1レーンの入力部を示しており、実際はこれらの構成が各レーンに備わっている。データサンプリング部1101は、外部装置から送出された8B10Bデータ(rxDATA)を後述するリカバリされたクロック(recCLK)に基づいて抽出するサンプリング部である。サンプリングしたデータ(bitDATA)は後述するデシリアライズ部1105へ出力される。1102は、CR(Clock Recovery)部であり、位相比較器、VCO(Voltage−Controlled Oscillator)等で構成される所謂PLL(Phase Locked Loop)である。
また、可変分周器等も備えておりVCOの発振周波数を逓倍することが出来る。外部装置から送出されたrxDATAを元に発振するクロックを同期化(=リカバリ)する。ここでCR部1102にてリカバリしたクロック(recCLK)はデータサンプリング部1101及び後述するロック判定部1104へ供給される。1103は自走発振器であり、CR部1102内部のPLLがロックしたか否かを判定するために利用されるリファレンスクロック(refCLK)を出力する発振器である。
ここで発振されるクロックはロック判定部1104へ供給される。1104は、ロック判定部であり、CR部1102及び自走発振器1103より出力されるクロックを元に前述CR部1102内部のPLLがロックしたか否か判定する所謂カウンタ回路である。1105は、データサンプリング部1101より出力されるデータを10bitデータのシンボルデータにシリアル−パラレル変換を行なうデシリアライズ部である。デシリアライズされたシンボルデータ(symDATA)は後段(不図示)へ送出され、映像信号データへデコードされ画像処理部116へ送出される。
1106は、デシリアライズされたsymDATAと後述するシンボルデータテーブルと1107を比較する比較部であり、比較した結果を後述するレジスタ1108へ出力する。1107は、8B10Bエンコード方式におけるシンボルデータを格納しているテーブルであり、上述シンボルデータ比較部1106が比較時に参照するテーブルである。1108は、ロック判定部1104及びシンボルデータ比較部1106の判定、比較結果が格納されるラッチ回路である。ロック判定部1104はアンロックした場合、即ちrecCLK/refCLKが所定のカウンタ値と異なった場合、レジスタ1108へUNLOCK信号を出力する。
上述のDP入力部110はリンクトレーニング時に取り決めた伝送レートを超えた映像信号を受信すると、CR部1102は8B10BエンコードされたrxDATAのエッジを元にPLLが位相同期し、追従する。CR部1102は内部のPLLがロックした後に出力されるクロック(recCLK)をロック判定部1104及びデータサンプリング部1101へ出力する。ロック判定部1104は追従したクロック(recCLK)と自走発振器1103が出力するクロック(refCLK)を元にロック判定し、カウンタ値がリンクトレーニング時と異なることを検知してUNLOCK信号をレジスタ1108へ出力する。
また、CR部1102内部の各部の性能に起因して追従できない場合、ロック判定部1104はレジスタ1108へUNLOCLK信号を出力しても良い。なお、レジスタ1108は、DP規格において規定されたリンクトレーニング時のクロックデータリカバリ結果を保持するための不図示のレジスタであっても良いものとする。以上説明したDP入力部110内部の構成により、入力されたデータ(rxDATA)に対するクロックリカバリ状態、即ちロック/アンロックを判別することが可能となる。
リンクトレーニングにおいては、所定のテストパターンに基づき、クロックデータリカバリ、イコライゼーションのチェックが行いその結果をDP入力部110内部のDPCDに保持する。ここでDP入力部110がDPCDに保持する成否結果に応じた外部装置の動作について説明する。外部装置は上述DP入力部110のDPCDに保持された結果を所定のトレーニングを所定の時間出力した後読み出す。
外部装置は読み出した結果が成功である場合は、外接続時にプロジェクタ100から読み出したEDID記載の映像信号フォーマットをリンクトレーニング成功時の伝送レート、レーン数、駆動電圧に関するパラメータに基づいて所定数の8B10Bシンボルをアイドルパターンとして送信し、その後映像信号を送信する。失敗した場合には所定のリンクトレーニングのシーケンスに基づいてリンクトレーニングの開始をDP入力部110に対して要求する。S106にてDP入力部110はリンクトレーニングの結果を判断し、その結果に基づいた処理を行う。
S106にてDP入力部110はリンクトレーニングに失敗したと判断した時は、S107へ遷移しDP規格にて規定されている手順に則って伝送レートの変更や伝送信号の駆動電圧の調整を要求し、外部装置によるリンクトレーニングの開始要求に応じて再度リンクトレーニングを実施する。S106にてDP入力部110が成功したと判断した時は、DP入力部110は外部装置より送出されるアイドルパターン及び映像信号を待ち受け、S108にて外部装置より送出されるアイドルパターン及び映像信号を受信する。
次にS109にて制御部101はポーリングまたは割り込みにより該映像信号をDP入力部110が受信したことを検出し、DP入力部110より映像信号フォーマット情報を読み出す。具体的にはブランキング期間に挿入されるDP規格で定められた映像信号の属性情報を制御部101が、DP入力部110からRAM132へ書き出す。書き出した後、S110にて制御部101は属性情報のうちの水平/垂直解像度等の情報に基づき画像処理部116へ液晶部104で表示するのに好適な形態に処理するよう指示を出し、スケーリング等の各種画像処理やODSメニューへの解像度情報の重畳処理を行なう。
これによりDP入力部110から送出される所定のフォーマットの映像信号が画像処理部116及び液晶駆動部105を通じて液晶部104に画像形成され、S111にて光源106を用いて投影光学系107より投影される。
・本件の特徴的な動作の説明
次に本発明の特徴的な動作として、プロジェクタ100が2台のPCからDP映像信号を夫々受信し、投影画面上に各画面を同時に表示する時に適応的に伝送レート変更する処理について説明する。
次に本発明の特徴的な動作として、プロジェクタ100が2台のPCからDP映像信号を夫々受信し、投影画面上に各画面を同時に表示する時に適応的に伝送レート変更する処理について説明する。
図5(a)はプロジェクタ100とPC200a、PC200bが夫々接続されており、各PCの出力画像である400a、400bの投影領域を示す外観図である。プロジェクタ100とPC200a、PC200bは夫々DPケーブルを介して、プロジェクタ100内部のDP入力部110、DP入力部111と接続されている。投影領域400a及び400bは夫々2048Pixel×2160Line(2K2K)の領域であり、スクリーン300上に投影される。2枚の出力画像を左右に並べて表示(PbyP)することで1枚の4K2K統合画像を形成するものである。
ここで図4(a)のフロー図を元に伝送レート制御方法について説明する。ここで前提として、プロジェクタ100のDP入力部110及び111には夫々DPケーブルを介して映像が入力されている状態であり、いずれか一方のDP入力部の映像を単一表示している状態であるものとする。図6(a)の501は入力選択設定のOSD(On Screen Display)の例を示す図である。ユーザは501に示すOSDを介して表示形態をリモコンやプロジェクタ100の操作部102を介して選択することが可能である。
選択項目としてはDP入力部110に対応するDisplayPort1、DP入力部111に相当するDisplayPort2による単一画像の表示、またはDP入力部110及び111に対応するDisplayPort1×2による統合画像の表示を選択することができる。図4(a)においてはDisplayPort1が選択されている状態からユーザ操作によりDisplayPort1×2への変更選択を受け付けた以降のフローについて説明する。まずS201にてDisplayPort1×2をユーザがOSDを元に選択したことを、操作部102を介して制御部101が検知する。
次にS202にて制御部101は伝送に関する再設定を行うため、HPDをディアサートすることで外部装置に通知する。次にS203にて制御部101はユーザから受け付けた入力選択設定が単一入力による画面表示の形態であるか、複数入力による統合画面の表示形態であるか判断する。図7(a)における600はユーザが選択した表示形態における設定伝送レートの関係を示したテーブルである。601は表示形態、602は伝送レートを示している。単一入力による画面表示、即ち表示形態が1画面である時は5.4Gbps、統合画面による表示(PbyP)等の複数の入力による表示の形態である時は2.7Gbpsを設定することを示している。
本実施例において、統合画面による表示を行う場合に受信する映像は1画面あたり2K2Kであり、2.7Gbpsの帯域にて伝送することが可能である。その点を考慮して、統合画面による表示時は2.7Gbpsに設定することを取り決めている。この情報はプロジェクタ100起動時に内部メモリ115からRAM132に展開されてる情報で、制御部101はこの情報を読み出すことが可能である。S204にて単一入力による画面表示、即ち501のOSDにおけるDisplayPort1またはDisplayPort2の何れかである場合はS205へ遷移し、制御部101は選択された項目に応じて、DP入力部110またはDP入力部111内部のDPCDにおける伝送レートに相当する情報を5.4Gbpsに書き換える。
これは単一の入力で所定のフレームレート、ビット深度における4K2Kの映像を受信するために必要条件となる伝送レートであるため、5.4Gbpsに変更している。S203にて複数入力による画面表示、即ち501のOSDにおけるDisplayPort1×2と判断すると、S204へ遷移し、制御部101は伝送レートを2.7Gbpsとなるよう、DP入力部110及びDP入力部111内部のDPCDにおける伝送レートに相当する情報を2.7Gbpsに書き換える。これは前述のとおり1つのDP入力部で2K2Kに相当する映像を受信するための必要条件を満たす伝送レートである。
ユーザにより選択された入力選択、表示形態に基づいて伝送レートの変更を行った後、S206にて制御部101は4K2Kまたは2K2Kの映像を受信するためEDIDを変更する。具体的には、EDIDにて規定されている詳細タイミング情報を表明する領域(Detailed Timing)を、DP入力部が受信する解像度に併せて変更する。DisplayPort1×2の統合画像である場合は、映像受信110、111は夫々2048×2160という解像度の映像を受信するため、制御部101は映像受信部110及び111内部のEDIDを書き換える。
ここでS204にて単一入力による画面表示、即ち501のOSDにおけるDisplayPort1またはDisplayPort2に何れかであった時は、4096×2160という解像度の映像を受信するため、制御部101は選択されたDP入力部110または111内部のEDIDを書き換える。次にS207にて制御部101はS202にてディアサートしたHPDについてユーザによる入力選択設定501の選択結果に応じてHPDを再度アサートし書き換えたEDID及びDPCDの読み出しを外部装置に対して促す。
ここで、S208にて外部装置よりEDID及びDPCDの読み出し要求をDP入力部110、111が受け付けると、DP入力部110、111は内部に保持しているメモリ上のEDID及びDPCD情報に基づいて外部装置へ通知する。ここでは上述制御に基づいて再設定されたDPCD及びEDIDが通知される。以降は図2のS105乃至S111にて説明したフローと同様、S209乃至S214にてDP入力部110、111についてリンクトレーニングを実施し、外部装置より受信する映像の投影を開始する。
なお、本実施例では、DisplayPort1×2をユーザが選択し、伝送レートを2.7Gbsへ下げる制御について説明したが、伝送レートが2.7Gbpsの状態から単一表示に変更された時は、伝送レートは5.4Gbpsに上げる制御がなされる。また、本実施例では2つのDP入力部に入力される映像を統合して表示する形態を例に説明をしたがこの形態に限ることなく、例えばPinPの表示形態に対しても適用することが可能である。図5(b)はPinPの表示形態における外観を示した図である。400bが、縮小したサブ画面であり、本表示形態に変更する時、400bの受信映像について伝送レートを変更しても良い。
以上の通り、ユーザが選択する映像の表示形態に基づいて伝送レートを適応的に変更することで、伝送速度を適切に設定することが可能となり、解像度等を落とすことなく、伝送信号の品質を向上させることが可能となる。
[実施例2]
実施例1では、ユーザが選択した表示の形態に基づいて伝送レートを変更するケースを説明したが、本実施例ではユーザが選択した後述するDP動作モードに基づいて伝送レートを変更するケースについて説明する。なお本実施例では主に、実施例1から変形した点について説明する。
実施例1では、ユーザが選択した表示の形態に基づいて伝送レートを変更するケースを説明したが、本実施例ではユーザが選択した後述するDP動作モードに基づいて伝送レートを変更するケースについて説明する。なお本実施例では主に、実施例1から変形した点について説明する。
図6の502はユーザがDP動作モードを選択するためのOSDの例であり、映像品質優先モード及び動作品質優先モードを選択することが可能である。映像品質優先モードは伝送レートを上げ、データ量の多い高画質映像を受信するためのモードである。動作品質優先モードは伝送レートを下げ、伝送信号の品質確保または安定動作を狙った動作モードである。これらをユーザが事前に設定できるプロジェクタ100において、該動作モードの設定状態に基づいて入力選択設定時、即ち表示形態に変更時に伝送レートを適応的に変更するケースを図4(b)のフロー図を元に説明する。
なお、ここでは実施例1同様、ユーザがDisplayPort1×2を、OSDを元に選択する場合を例に説明する。S301にてDisplayPort1×2をユーザがOSDを元に選択したことを、操作部102を介して制御部101が検知する。次にS302にて制御部101は伝送に関する再設定を行うため、HPDをディアサートすることで外部装置に通知する。次にS303にて制御部101はユーザにより事前に選択されているDP動作モードが映像品質優先モード、安定動作優先モードのいずれであるかを判断する。
図7(b)における700は各DP動作モードにおけるプロジェクタの受信解像度、フレームレート、ビット深度、伝送レートを示したテーブルである。701はDP動作―モード、702は解像度、703はフレームレート、704はビット深度、705は伝送レートを示している。映像品質優先モードの時、解像度は2048×2160、フレームレートは60Hz、ビット深度は12ビットであり、伝送レートは上述仕様に基づく映像を受信するために必要な5.4Gbpsとしている。安定動作優先モードの時、解像度は2048×2160、フレームレートは60Hz、ビット深度は8ビットであり、伝送レートは上述仕様に基づく映像を受信するために必要な2.7Gbpsとしている。
前者は映像品質を高めるためビット深度を12ビットとしており、後者は動作品質を高めるため伝送レートを下げるためビット深度を8ビットとしている。本実施例においてはビット深度に差を持たせているが、これに限ることなく伝送レートに収まる範囲内でパラメータに差を持たせても良い。例えば伝送レートに係るパラメータとして、フレームレートやY色差信号におけるサブサンプリング方式等があるが、これらのパラメータに差を持たせても良い。ここで示したテーブル700の情報はプロジェクタ100起動時に内部メモリ115からRAM132に展開されている情報で、制御部101はこの情報を読み出すことが可能である。
S303にて映像品質優先モードが設定されていると制御部101が判断するとS305へ遷移し、制御部101は伝送レートを5.4Gbpsとなるよう、映像受信部110、111内部のDPCDにおける伝送レートに相当する情報を書き換える。S303にて安定動作優先モードが設定されていると制御部101が判断すると、S304へ遷移し、制御部101は伝送レートを2.7Gbpsとなるよう、映像受信部110、111内部のDPCDにおける伝送レートに相当する情報を書き換える。
次にS306にて各DP動作モードに対応づけられた解像度、フレームレート、ビット深度について図7(b)の701乃至704の情報に基づいて制御部101は映像受信部110、111内のメモリ上に格納されているEDIDを書き換える。次にS307にて制御部101はS302にてディアサートしたHPDについて再度アサートし書き換えたEDID及びDPCDの読み出しを外部装置に対して促す。S308にて外部装置よりEDID及びDPCDの読み出し要求を映像受信部110、111が受け付けると、内部に保持しているメモリ上のEDID及びDPCD情報に基づいて外部装置へ通知され、上述制御に基づいて再設定されたDPCD及びEDIDが通知される。
以降は図2のS105乃至S111にて説明したフローと同様、S309乃至S314にてDP入力部110、111についてリンクトレーニングを実施し、外部装置より受信する映像の投影を開始する。なお本実施例では、DP動作モードに対し解像度、フレームレート、ビット深度を定義しているが、これに限ることなく、解像度、フレームレート、ビット深度からEDIDにて要求する映像に必要な伝送レートを算出し、その結果に応じて伝送レートを変更する方法でも良い。
以上の通り、ユーザが選択するDP動作モードに基づいて伝送レートを適応的に変更することで、ユーザの狙いを考慮した上で伝送速度を適切に設定することが可能となり、解像度等を落とすことなく、伝送信号の品質を向上させることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 プロジェクタ
101 制御部
102 操作部
103 電源部
104 液晶部
105 液晶駆動部
106 光源
107 投影光学系
108 光源制御部
109 光学系制御部
110 DP入力部
111 EDID記憶部
112 USBI/F
113 カードI/F
114 通信部
115 内部メモリ
116 画像処理部
117 傾きセンサ
118 タイマ
119 温度計
120 冷却部
121 ファイル再生部
122 赤外線受信部
123 焦点検出部
124 撮像部
125 スクリーン測光部
128 表示部
129 表示制御部
130 バッテリ
131 電源入力部
132 RAM
133 バス
1101 データサンプリング部
1102 CR部
1103 自走発振器
1104 ロック判定部
1105 デシリアライズ部
1106 シンボルデータ比較部
1107 シンボルデータテーブル
1108 レジスタ
200a PC
200b PC
300 スクリーン
400a PC200aの出力画像
400b PC200bの出力画像
501 入力選択設定OSD
502 DP動作モード設定OSD
600 伝送レート選択テーブル
601 表示形態
602 伝送レート
700 伝送レート選択テーブル
701 DP動作モード
702 解像度
703 フレームレート
704 ビット深度
705 伝送レート
101 制御部
102 操作部
103 電源部
104 液晶部
105 液晶駆動部
106 光源
107 投影光学系
108 光源制御部
109 光学系制御部
110 DP入力部
111 EDID記憶部
112 USBI/F
113 カードI/F
114 通信部
115 内部メモリ
116 画像処理部
117 傾きセンサ
118 タイマ
119 温度計
120 冷却部
121 ファイル再生部
122 赤外線受信部
123 焦点検出部
124 撮像部
125 スクリーン測光部
128 表示部
129 表示制御部
130 バッテリ
131 電源入力部
132 RAM
133 バス
1101 データサンプリング部
1102 CR部
1103 自走発振器
1104 ロック判定部
1105 デシリアライズ部
1106 シンボルデータ比較部
1107 シンボルデータテーブル
1108 レジスタ
200a PC
200b PC
300 スクリーン
400a PC200aの出力画像
400b PC200bの出力画像
501 入力選択設定OSD
502 DP動作モード設定OSD
600 伝送レート選択テーブル
601 表示形態
602 伝送レート
700 伝送レート選択テーブル
701 DP動作モード
702 解像度
703 フレームレート
704 ビット深度
705 伝送レート
Claims (5)
- 表示装置であって、
DisplayPort規格に準拠した入力手段と、
前記入力手段より入力される信号の伝送レートを設定する伝送レート設定手段と、
前記信号を表示する形態を変更する表示形態変更手段と、
を有し、
前記入力手段より受信している映像に対し前記表示形態変更手段により変更した表示形態に応じて、前記伝送レート設定手段により伝送レート設定を行うことを特徴とする表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置であって、
前記伝送レート設定手段はDisplayPort規格に準拠する方法で設定する手段であることを特徴とする表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置であって、
前記表示形態変更手段により、表示形態を大きくする時に前記伝送レート設定手段により伝送レートを上げ、表示形態を小さくする時に前記伝送レート変更手段により伝送レートを下げることを特徴とする表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置であって、
EDIDを変更するEDID変更手段と
を有し、
前記伝送レート変更手段により伝送レートを変更する時、前記EDID変更手段によりEDIDを変更することを特徴とする表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置であって、
伝送レートの帯域確保を優先する第一のモードと、
伝送路の安定確保を優先する第二のモードと、
前記第一のモードと前記第二のモードを選択する選択手段と、
を有し、
前記選択手段による選択結果に基づいて前記伝送レート設定手段により伝送レートを設定することを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018012166A JP2019132872A (ja) | 2018-01-29 | 2018-01-29 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018012166A JP2019132872A (ja) | 2018-01-29 | 2018-01-29 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019132872A true JP2019132872A (ja) | 2019-08-08 |
Family
ID=67546776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018012166A Pending JP2019132872A (ja) | 2018-01-29 | 2018-01-29 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019132872A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021051211A (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | キヤノン株式会社 | 映像表示装置及びその制御方法、並びにプログラム |
JP2021136492A (ja) * | 2020-02-25 | 2021-09-13 | セイコーエプソン株式会社 | 電子機器の動作方法および電子機器 |
CN113835667A (zh) * | 2021-09-30 | 2021-12-24 | 联想(北京)有限公司 | 一种处理方法和显示装置 |
-
2018
- 2018-01-29 JP JP2018012166A patent/JP2019132872A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021051211A (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | キヤノン株式会社 | 映像表示装置及びその制御方法、並びにプログラム |
JP7324101B2 (ja) | 2019-09-25 | 2023-08-09 | キヤノン株式会社 | 映像表示装置及びその制御方法、並びにプログラム |
JP2021136492A (ja) * | 2020-02-25 | 2021-09-13 | セイコーエプソン株式会社 | 電子機器の動作方法および電子機器 |
CN113835667A (zh) * | 2021-09-30 | 2021-12-24 | 联想(北京)有限公司 | 一种处理方法和显示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6478963B2 (ja) | 表示装置およびその制御方法 | |
US9071773B2 (en) | Projection system | |
US8339422B2 (en) | Image processing system, information processing apparatus, image processing method and program | |
US8179384B2 (en) | Image display device and method for displaying an image on the basis of a plurality of image signals | |
US8174619B2 (en) | Reception apparatus and method of controlling image output by reception apparatus | |
JP2019132872A (ja) | 表示装置 | |
US20120218469A1 (en) | Video display apparatus and control method thereof, and video output apparatus and control method thereof | |
JP2004086277A (ja) | 情報処理装置、プロジェクタシステム及びプログラム | |
JP2019113647A (ja) | 表示装置およびその制御方法 | |
JP2004088194A (ja) | 情報処理装置、プロジェクタシステム及びプログラム | |
CN114095710A (zh) | 投影设备、控制方法和存储介质 | |
JP6811607B2 (ja) | 受信装置および受信方法 | |
CN111866307B (zh) | 显示装置、显示装置的控制方法和存储介质 | |
JP2019186690A (ja) | 制御装置、プロジェクタ、プロジェクタの制御方法、プログラム | |
JP2019075665A (ja) | 表示装置、およびその制御方法、プログラム、記憶媒体 | |
JP6877473B2 (ja) | 表示装置およびその制御方法 | |
JP7341856B2 (ja) | 制御装置、表示装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体 | |
JP7324101B2 (ja) | 映像表示装置及びその制御方法、並びにプログラム | |
JP2019220752A (ja) | 情報処理装置 | |
JP2001013940A (ja) | 表示制御装置及びその方法 | |
US11106418B2 (en) | Image display apparatus, image output apparatus, control methods thereof, and storage medium | |
JP6834042B2 (ja) | 表示装置 | |
JP2004180113A (ja) | 画像信号中継装置、画像信号中継機能つき画像表示装置およびそれら装置の制御方法 | |
JP2020173353A (ja) | 表示制御装置、表示制御方法、プログラム | |
JP2017044995A (ja) | 表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20191125 |