JP2019130232A - 走行玩具、及びゲームシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】走行以外にも楽しさや面白さを遊戯者に感じさせることができる走行玩具を提供する。【解決手段】走行玩具10は、外部から押圧可能な押圧部33と、当該押圧部33が押圧されたときに外部に突出可能な突出部34とを有する本体ユニット30を備えており、走行中等において押圧部33が押圧されたタイミングで突出部34を突出させて走行玩具10の姿勢を変化させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、走行玩具と、当該走行玩具を含むゲームシステムに関する。
後記特許文献1には、駆動機構と制御機構とを備え、制御機構による駆動機構の制御に基づいて所望の走行経路にて走行可能な走行玩具本体が開示されている。しかしながら、この走行玩具本体は走行経路に趣向を凝らしたものであるため、走行以外にも楽しさや面白さを遊戯者に感じさせることは難しい。
特開2003−245476号公報
本発明が解決しようとする課題は、走行以外にも楽しさや面白さを遊戯者に感じさせることができる走行玩具と、当該走行玩具を用いて今までにない楽しさと面白さを遊戯者に感じさせることができるゲームシステムを提供することにある。
本発明に係る走行玩具は、走行ユニットを装着可能な本体ユニットを備えており、前記本体ユニットは、外部から押圧可能な押圧部と、前記押圧部が押圧されたときに外部に突出可能な突出部とを備えている。一方、本発明に係るゲームシステムは、前掲の走行玩具と、当該走行玩具用の走行盤とを備えている。
本発明に係る走行玩具によれば、走行以外にも楽しさや面白さを遊戯者に感じさせることができる。また、本発明に係るゲームシステムによれば、前掲の走行玩具を用いて今までにない楽しさと面白さを遊戯者に感じさせることができる。
図1は本発明を適用した走行玩具の上面図である。 図2は図1に示した走行玩具の左面図である。 図3は図1に示した走行玩具の後面図である。 図4は図1に示した走行玩具の下面図である。 図5(A)〜図5(C)は図1〜図4に示した走行ユニットの上面図と左面図と下面図である。 図6(A)〜図6(C)は図1〜図4に示した本体ユニットの上面図と左面図と下面図である。 図7(A)は図6のS1−S1線断面図、図7(B)は図7(A)の要部拡大図(装着状態を示す)である。 図8は図6に示した本体ユニットを構成する下側ユニットの上面図である。 図9は図6に示した本体ユニットを構成する上側ユニットの下面図である。 図10は図6に示した本体ユニットの機能の説明図である。 図11(A)と図11(B)は図1〜図4に示した第1外装ユニットの上面図と左面図である。 図12(A)と図12(B)は図1〜図4に示した第2外装ユニットの上面図と後面図である。 図13(A)と図13(B)は図1〜図4に示した第3外装ユニットの上面図と後面図である。 図14(A)と図14(B)は図1〜図4に示した走行玩具の組立方法例の説明図である。 図15(A)と図15(B)は図1〜図4に示した走行玩具の組立方法例の説明図である。 図16は図1〜図4に示した走行玩具の遊具方法例の説明図である。 図17は図1〜図4に示した走行玩具の遊具方法例の説明図である。 図18は図1〜図4に示した走行玩具の遊具方法例の説明図である。 図19は本発明を適用したゲームシステムの上面図である。
以下の説明では、便宜上、図1(A)の左を前、右を後、下を左、上を右、手前側を上、奥側を下と表記し、他の図についてもこれに準じて向きを表記する。
まず、図1〜図13を用いて、本発明を適用した走行玩具10の構成について説明する。走行玩具10は、図1〜図4に示したように、走行ユニット20と、本体ユニット30と、第1外装ユニット40と、第2外装ユニット50と、第3外装ユニット60と、を備えている。
走行ユニット20は、図5に示したように、略直方体状のケース部21と、ケース部21の内部に設けられた走行駆動源(例えばモータ)22と、動力伝達機構(例えば歯車機構)23と、計2個の車輪24と、充電池25と、傾斜センサ(不図示)を少なくとも備えている。ケース部21の上面視形状は略正方形であり、前面と後面と左面と右面の形は略同じである。
また、ケース部21の下面には、各車輪24の一部が突出する下面視形状が略矩形の計2個の孔部21aと、走行補助用の略半球状の突起部21b(非駆動の車輪でも可)と、電源スイッチ26と、充電用のソケット27が設けられている。すなわち、電源スイッチ26をオンにすることにより、走行駆動源22の動力を動力伝達機構23を介して各車輪24に伝えることができるようになっている。
本体ユニット30は、図6に示したように、相互接続された状態で外観が略直方体状を成す下側ユニット31および上側ユニット32と、押圧部33と、計2個の突出部34と、装着部35と、操作部36とを備えている。
下側ユニット31には、図7および図8に示したように、走行ユニット20の外形に対応した略直方体状の内形で、かつ、下面を開放した走行ユニット20用の収容部31aが設けられている。詳しく述べれば、収容部31aの前後方向寸法と左右方向寸法と上下方向寸法は、走行ユニット20の収容および取り出しが行えるように、走行ユニット20の前後方向寸法と左右方向寸法と上下方向寸法よりも僅かに小さい。
すなわち、下側ユニット31の収容部31aは、走行ユニット20を収容して装着できるようになっている。また、図5に示した走行ユニット20はその上面視形状が略正方形であるため、収容部31aは、走行ユニット20を4種類の向き(走行ユニット20の前面が図7の左、右、手前、奥に位置する4種類の向き)で選択的に収容して装着できるようにもなっている。ちなみに、走行ユニット20を本体ユニット30の収容部31aに装着した状態では、当該走行ユニット20の各車輪24の一部と突起21bが本体ユニット30の下面から突出する(図14(B)を参照)。
また、下側ユニット31の左面と右面には、左面視形状と右面視形状が略U字形の計2個の溝部31bが互いに向き合うように形成されている。各溝部31bは、収容部31aに走行ユニット20を収容するとき、及び収容部31aに収容されている走行ユニット20を当該収容部31aから取り出すときに指先を挿入する部位となっている。
さらに、下側ユニット31の後面には、下側ユニット31と上側ユニット32を接続した状態で、押圧部33が配置される後面視形状が略コ字形の溝部31cが形成されている。さらに、下側ユニット31の後部内側には、各突出部34の上下方向変位を許容する横断面形状が略矩形の凹部31dが形成され、当該凹部31dの下部には、各突出部34の上下方向変位を案内する横断面形状が略矩形の計2個の孔部31eが形成されている。
さらに、下側ユニット31の前部上面には、後記第2可動部33bの前後方向変位を許容する縦断面形状が略矩形の溝部31fが形成されているとともに、後記支柱部35cの上下方向変位を許容する横断面形状が略矩形の凹部31gが当該溝部31fと連続して形成されている。
さらに、下側ユニット31の前部上面には、計3個の縦断面形状が略矩形の溝部31hが後記個別装着部35aに対応して形成されており、各溝部31hは下側ユニット31の前面と左面と右面それぞれで開放している。図7から分かるように、各溝部31hは、下側ユニット31に上側ユニット32を接続した状態で、後記各差込部42、52および62(図11〜図13を参照)の差し込みを可能とした差込口(以下、差込口31hと言う)を構成する。
さらに、下側ユニット31の前部上面には、嵌め合いによって上側ユニット32との相互接続を行う凹部または凸部の一方31iが計4個設けられている。
上側ユニット32には、図7および図9に示したように、下側ユニット31と上側ユニット32を接続した状態で、押圧部33が配置される後面視形状が略コ字形の溝部32aが形成されている。また、上側ユニット32の後部内側には、各突出部34の上下方向変位を案内する横断面形状が略円形の計2個の棒状部32bが設けられている。
さらに、上側ユニット32の前部上面には、操作部36が配置される上面視形状が略円形の孔部32cが形成されている。さらに、上側ユニット32の前部下面には、嵌め合いによって下側ユニット31との相互接続を行う凹部または凸部の他方32dが計4個形成されている。
押圧部33は、図7および図8に示したように、略直方体状で前部周囲に鍔部(符号省略)が設けられている。また、押圧部33の前面には、上面視形状が略コ字形の第1可動部33aが設けられているとともに、第1可動部33aの前端中央から前方に延びる上面視形状が略矩形の第2可動部33bが当該第1可動部33aと連続して設けられている。さらに、第2可動部33bの前部は縦断面形状が略L字形となっていて、当該略L字形の部分の上部後面には縦断面形状が略直角三角形の係合部33cが設けられている。
図7に示した状態において、押圧部33は、下側ユニット31の溝部31cと上側ユニット32の溝部32aによって構成された後面視形状が略矩形の孔部(符号省略)に前後方向変位可能に配置され、第1弾性部材EM1(例えば圧縮バネ)によって後方に付勢されており、その抜け出しを鍔部によって防止されている。すなわち、図7に示した状態にあっては、押圧部33は第1弾性部材EM1による付勢に基づいてその後部を本体ユニット30の後面から後方に突出しているため、図10に示したように、外部から押圧可能である。
各突出部34は、図7および図8に示したように、横断面形状が略矩形であり、各々の上端部前面には縦断面形状が略直角三角形の係合部34aが設けられている。また、各突出部34には、上端から下方に向かって横断面形状が略円形の穴部34bが形成されており、各穴部34bには、第2弾性部材EM2(例えば圧縮バネ)が収容されている。さらに、各突出部34には、各々の下方変位を規制する鍔部34cが設けられている。
図7に示した状態において、各突出部34の下部は各孔部31eに挿入され、各突出部34の穴部34bに各棒状部32bが挿入されているとともに、各突出部34の係合部34aが押圧部33の第1可動部33aの上面に係合している。すなわち、図7に示した状態にあっては、各第2弾性部材EM2の付勢力が各突出部34に下向きに作用しているものの、各々の係合部34aが押圧部33の第1可動部33aの上面に係合しているため、各突出部34は本体ユニット30の下面から突出していない。一方、押圧部33の突出部分が前方に押されると、図10に示したように、第1可動部33aに対する各係合部34aの係合が解除され、各突出部34は、各第2弾性部材EM2の付勢力に基づいて、各々の鍔部34cが各孔部31eの上端に接する位置まで下方変位し、各突出部34の下部が本体ユニット30の下面から下方に突出する。
ちなみに、押圧部33の第1可動部33aの上面と各突出部34の係合部34aは、押圧部33の突出部分が押圧されていないときに本体ユニット30の下面からの各突出部34の突出を規制し、かつ、押圧部33の突出部分が押圧されたときに本体ユニット30の下面からの各突出部34の突出を許容する第1動作制御部(符号省略)を構成している。
装着部35は、図7および図8に示したように、上面視形状が略T字形を成しており、前と左と右それぞれに上面視形状が略矩形の個別装着部35aを備えており、各個別装着部35aの先端部下面には縦断面形状が略直角三角形の係合部35bが設けられている。ちなみに、各個別装着部35aは、本体ユニット30に対する各外装ユニット40、50および60の装着を司る部位である。また、装着部35の下面には横断面形状が略矩形の支柱部35cが設けられており、当該支柱部35cの中央には横断面形状が略矩形の孔部35dが形成されている。さらに、支柱部35cには、第2可動部33bに対する相対的な上下方向変位を許容する後面視形状が略コ字形の溝部35eが孔部35dと連続して形成されている。さらに、装着部35は、下側ユニット31との間に配置された第3弾性部材EM3(例えば圧縮バネ、図示省略)によって上方に付勢されている。
図7に示した状態において、装着部35の支柱部35cは凹部31gに挿入され、支柱部35cの孔部35dに第2可動部33bのL字形の部分が挿入されているとともに、第2可動部33bの係合部33cが装着部35の上面(孔部35dの上端周囲)に係合している。すなわち、図7に示した状態にあっては、第3弾性部材EM3の付勢力が装着部35に上向きに作用しているものの、係合部33cが装着部35の上面に係合しているため、各個別装着部35aはその下面を下側ユニット31の上面に接している。一方、押圧部33の突出部分が前方に押されると、図10に示したように、装着部35の上面に対する第2可動部33bの係合部33cの係合が解除され、装着部35は、第3弾性部材EM3の付勢力に基づいて、操作部36を持ち上げるように、かつ、操作部36の上方変位が規制される位置まで上方変位し、各個別装着部35aの下面が下側ユニット31の上面から上方変位する。
つまり、装着部35は、第3弾性部材EM3による付勢に基づいて各外装ユニット40、50および60の装着を維持した状態から当該外装ユニット40、50および60の装着を解除した状態に変化可能に構成されている。
ちなみに、押圧部33の第2可動部33bの係合部34cと装着部35の上面は、押圧部33の突出部分が押圧されていないときに装着部35の各個別装着部35aへの各外装ユニット40、50および60の装着を維持し、かつ、押圧部33の突出部分が押圧されたときに装着部35の各個別装着部35aへの各外装ユニット40、50および60の装着を解除する第2動作制御部(符号省略)を構成している。
操作部36は、図7および図9に示したように、外観が略円盤状で下部周囲に鍔部(符号省略)を設けている。図7に示した状態において、操作部36は、上側ユニット32の孔部32cに上下変位可能に配置され、その下面を装着部35の上面に接している。すなわち、図7に示した状態にあっては、装着部35の下面が下側ユニット31の上面に接しているため、操作部36は本体ユニット30の上面から突出していない。一方、押圧部33の突出部分が前方に押されると、図10に示したように、第3弾性部材EM3の付勢力に基づく装着部35の上方変位に伴って、その鍔部が上側ユニット32の内面によって規制される位置まで上方変位し、その上部が本体ユニット30の上面から上方に突出する。
また、操作部36は、各外装ユニット40、50および60の装着が解除された状態にある装着部35を、各外装ユニット40、50および60の装着が可能な状態に変化させることもできる。
なお、操作部36は装着部35の上方変位を規制する役目を果たしているが、上側ユニット35の内側に別途突起等を設けて当該突起等によって装着部35の上方変位を規制するようにしてもよい。また、操作部36を下方に付勢する弾性部材(例えば圧縮バネ)を別途設ければ、押圧部33の突出部分が前方に押されていないときに、操作部36が本体ユニット30の上面から突出していない状態を維持することもできる。
第1外装ユニット40は、図11に示したように、前面部分と上面部分とが連続した縦断面形状が略L字形の被覆部41と、被覆部41の前面部分の後面に設けられた第1差込部42とを有している。
被覆部41の前面部分の後面は平らで、当該前面部分の後面の左右方向寸法は本体ユニット30の前面の左右方向寸法よりも大きく、かつ、上下方向寸法は本体ユニット30の前面の上下方向寸法と略同じである。また、上面部分の下面は平らで、当該上面部分の下面の前後方向寸法は本体ユニット30の上面の前後方向寸法よりも小さく、かつ、左右方向寸法は本体ユニット30の上面の左右方向寸法と略同じである。さらに、被覆部41の上面部分には、第1外装ユニット40を本体ユニット30に装着したときに当該本体ユニット30の操作部36が露出可能な孔部41aが形成されている。
第1差込部42は、略直方体状で、前後方向寸法、左右方向寸法および上下方向寸法のそれぞれは、本体ユニット30の前面に在る差込口31hの前後方向寸法、左右方向寸法および上下方向寸法よりも僅かに小さい。また、第1差込部42の上面には、装着部35の前側の個別装着部35aの係合部35bが係合可能な係合凹部42aが形成されている。
すなわち、第1外装ユニット40は、被覆部41の前面部分によって本体ユニット30の前面を覆うことができ、かつ、被覆部41の上面部分によって本体ユニット30の上面の後部を除く領域を覆うことができるとともに、第1差込部42を本体ユニット30の前面に在る差込口31hに差し込むことができる。
第2外装ユニット50は、図12に示したように、略直方体状の被覆部51と、被覆部51の右面に設けられた第2差込部52と、被覆部51の左面の前後位置に設けられた計2個の装飾部53および54とを備えている。
被覆部51の前後方向寸法は本体ユニット30の左面の前後方向寸法よりも小さく、上下方向寸法は本体ユニット30の左面の上下方向寸法と略同じであり、左右方向寸法(厚さ)は第1外装ユニット40の被覆部41の前面部分の左右方向寸法から本体ユニット30の前面の左右方向寸法を減じた値の1/2に略一致している。
第2差込部52は、略直方体状で、前後方向寸法、左右方向寸法および上下方向寸法のそれぞれは、本体ユニット30の左面に在る差込口31hの前後方向寸法、左右方向寸法および上下方向寸法よりも僅かに小さい。また、第2差込部52の上面には、装着部35の左側の個別装着部35aの係合部35bが係合可能な係合凹部52aが設けられている。
すなわち、第2外装ユニット50は、本体ユニット30の左面の後部を除く領域を覆うことができるとともに、第2差込部52を本体ユニット30の左面に在る差込口31hに差し込むことができる。
第3外装ユニット60は、図13に示したように、略直方体状の被覆部61と、被覆部61の左面に設けられた第3差込部62と、被覆部61の右面の前後位置に設けられた計2個の装飾部63および64とを備えている。
被覆部61の前後方向寸法は本体ユニット30の右面の前後方向寸法よりも小さく、上下方向寸法は本体ユニット30の右面の上下方向寸法と略同じであり、左右方向寸法(厚さ)は第1外装ユニット40の被覆部41の前面部分の左右方向寸法から本体ユニット30の前面の左右方向寸法を減じた値の1/2に略一致している。
第3差込部62は、略直方体状で、前後方向寸法、左右方向寸法および上下方向寸法のそれぞれは、本体ユニット30の右面に在る差込口31hの前後方向寸法、左右方向寸法および上下方向寸法よりも僅かに小さい。また、第3差込部62の上面には、装着部35右側の個別装着部35aの係合部35bが係合可能な係合凹部52aが形成されている。
すなわち、第3外装ユニット60は、本体ユニット30の右面の後部を除く領域を覆うことができるとともに、第3差込部62を本体ユニット30の右面に在る差込口31hに差し込むことができる。
次に、図7、図10、図14および図15を用いて、図1〜図4に示した走行玩具10の組立方法例について説明する。ここで説明する組立方法はあくまでも一例を示すものであって、走行玩具10の組立方法を制限するものではない。
最初に、図7に示した状態の本体ユニット30を用意する。本体ユニット30が図10に示した状態にあるときには、各突出部34の突出部分を指先で押し込み、かつ、操作部36の突出部分を指先で押し込んで、本体ユニット30を図7に示した状態とする。
そして、図14(A)に示したように、走行ユニット20の上面を本体ユニット30の収容部31aの下面に向き合わせた後、走行ユニット20を矢印方向に動かして当該走行ユニット20を本体ユニット30の収容部31aに収容して装着する。図14(B)から分かるように、走行ユニット20を本体ユニット30の収容部31aに装着した状態では、当該走行ユニット20の各車輪24の一部と突起21bが本体ユニット30の下面から突出する
そして、図15(A)に示したように、第1外装ユニット40の被覆部41の前面部分の後面を本体ユニット30の前面に向きを合わせるとともに、第1差込部42を本体ユニット30の前面に在る差込口31hに向きを合わせた後、第1外装ユニット40を矢印方向に動かして第1差込部42を本体ユニット30の前面に在る差込口31hに差し込む。第1外装ユニット40の前面部分の後面が本体ユニット30の前面に近接または接触すると、第1外装ユニット40の第1差込部42の係合凹部42aに、装着部35の前側の個別装着部35aの係合部35bが弾性的に係合して装着が完了し、本体ユニット30の前面と上面の後部を除く領域が第1外装ユニット40によって覆われる。
そして、図15(B)に示したように、第2外装ユニット50の被覆部51の右面を本体ユニット30の左面に向きを合わせるとともに、第2差込部52を本体ユニット30の左面に在る差込口31hに向きを合わせた後、第2外装ユニット50を矢印方向に動かして第2差込部52を本体ユニット30の左面に在る差込口31hに差し込む。第2外装ユニット50の被覆部51の右面が本体ユニット30の左面に近接または接触すると、第2外装ユニット50の第2差込部52の係合凹部52aに、装着部35の左側の個別装着部35aの係合部35bが弾性的に係合して装着が完了し、本体ユニット30の左面の後部を除く領域が第2外装ユニット50によって覆われる。
そして、図15(B)に示したように、第3外装ユニット60の被覆部61の左面を本体ユニット30の右面に向きを合わせるとともに、第3差込部62を本体ユニット30の右面に在る差込口31hに向きを合わせた後、第3外装ユニット60を矢印方向に動かして第3差込部62を本体ユニット30の右面に在る差込口31hに差し込む。第3外装ユニット60の被覆部61の左面が本体ユニット30の右面に近接または接触すると、第3外装ユニット60の第2差込部52の係合凹部52aに、装着部35の右側の個別装着部35aの係合部35bが弾性的に係合して装着が完了し、本体ユニット30の右面の後部を除く領域が第3外装ユニット60によって覆われる。以上により、図1〜図4に示した走行玩具10の組み立てが完了する。
次に、図10および図16〜図18を用いて、図1〜図4に示した走行玩具10の遊具方法例について説明する。ここで説明する遊戯方法はあくまでも一例を示すものであって、走行玩具10の遊戯方法を制限するものではない。
遊戯に際しては、走行玩具10を2台用意し、これらを走行面RS上に置き、各々の走行ユニット20の電源スイッチ26をオンにして走行面RS上で走行できるようにする。
走行面RS上を走行する2台の走行玩具10が互いにぶつかって、図16に示したように、一方の走行玩具10の押圧部33が他方の走行玩具10の装飾部53、54、63及び64の何れかによって押圧されると、図10に示したように、押圧部33の第1可動部33aに対する各突出部34の係合が解除されて、当該各突出部34の下部が本体ユニット30の下面から下方に突出するとともに、押圧部33の第2可動部33aに対する装着部35の係合が解除されて、各外装ユニット40、50および60の各差込部42、52および62の装着が解除される。
各突出部34の下部が本体ユニット30の下面から下方に突出すると、図17に示したように、走行玩具10の後部が勢いよく持ち上げられて姿勢が変化し、当該姿勢変化により各車輪24が走行面RSから離反して走行玩具10は走行不能となる。また、各外装ユニット40、50および60の各差込部42、52および62の装着が解除されると、図18に示したように、走行玩具10の後部が持ち上がったときの衝撃も相俟って、各外装ユニット40、50および60の各差込部42、52および62が本体ユニット30の各装着口31hから抜け出して、各外装ユニット40、50および60が本体ユニット30から離反する。
次に、前述の走行玩具10によって得られる、主たる作用効果について説明する。
前述の走行玩具10は、外部から押圧可能な押圧部33と、当該押圧部33が押圧されたときに外部に突出可能な突出部34とを備える本体ユニット30を備えているため、走行中等において押圧部33が押圧されたタイミングで突出部34を突出させて走行玩具10の姿勢を変化させることができる。すなわち、走行の他、姿勢変化に基づく楽しさや面白さを遊戯者に感じさせることができる。
また、前述の走行玩具10は、本体ユニット30を覆う外装ユニット40、50および60をさらに備え、本体ユニット30には当該本体ユニット30への外装ユニット40、50および60の装着を維持とその解除を行う装着部35が設けられているため、走行中等において押圧部33が押圧されたタイミングで外装ユニット40、50および60を本体ユニット30から離反させることできる。すなわち、走行および姿勢変化の他、外装ユニット40、50および60の離反に基づく楽しさや面白さを遊戯者に感じさせることができる。
さらに、例えば、一方の走行玩具10と他方の走行玩具10との対戦ゲームにおいて、傾斜センサにより姿勢変化を検知した方の走行玩具は、自己が負けたことを認識することができる。
次に、前記同様の作用効果が得られる、前述の走行玩具10の変形例について説明する。
〈変形例1A〉図1〜図18には、押圧部33を本体ユニット30の後面に設けたものを示したが、本体ユニット30の下面以外の部位に設けることも可能である。また、計2個の突出部34を有する本体ユニット30を示したが、玩具本体10の姿勢を変更できれば、突出部34の個数を1個または3個以上としてもよい。さらに、計2個の突出部34を本体ユニット30の下面から突出するように設けたものを示したが、玩具本体10の姿勢を変更できれば、本体ユニット30の下面以外の部位から突出するように設けることも可能である。さらに、本体ユニット30の外観形状を略直方体状としたものを示したが、走行ユニットを装着可能であれば、本体ユニット30の外観形状に特段の制限はない。
〈変形例1B〉図1〜図18には、計3個の外装ユニット40、50および60を備えたものを示したが、本体ユニット30への装着とその解除が可能であれば、外装ユニットの個数を2個または1個としてもよい。また、本体ユニット30への装着とその解除が可能であれば、計3個の外装ユニット40、50および60の形態を他の形態に変更してもよいし、外装ユニット50および60の装飾部53、54、63および64の形態を他の形態に変更してもよい。この形態変更は外装ユニットの個数を2個または1個とした場合でも同様である。
〈変形例1C〉図1〜図18には、電源スイッチ26をオンにすることによる自走を可能とした走行ユニット20を示したが、操縦信号(電波や光等)を受信可能な受信部と、受信した操縦信号に基づいて走行(前進、後進、左折、右折および停止等)を制御する走行制御部を走行ユニット20に設けるともに、スティック操作等によって前記無線信号を送信可能な送信機を用意し、遊戯者が送信機を操作して走行玩具10の走行を任意にコントロールできるようにしてもよい。
次に、図19を用いて、本発明を適用したゲームシステムの構成について説明する。
ゲームシステムは、前述の走行玩具10と、当該走行玩具10用の走行盤100とを備えている。走行盤100は、少なくとも2台以上の走行玩具10を走行できるように構成されており、走行玩具10の走行を許容する走行エリア101を備えている。走行エリア101は、走行玩具10が走行可能領域を制限する凹部や周囲を囲む壁等によって構成することができる。また、走行盤100は、変形ができない硬質タイプの他、丸める等の変形を可能とした軟質タイプを利用できる。
次に、図19を用いて、ゲームシステムの遊戯方法例について説明する。ここで説明する遊戯方法はあくまでも一例を示すものであって、ゲームシステムの遊戯方法を制限するものではない。
遊戯に際しては、床等に走行盤100を敷設し、当該走行盤100の走行エリア101に2台の走行玩具10を置き、各々の走行ユニット20の電源スイッチ26をオンにして走行エリア101内で走行できるようにする。勿論、3台以上の走行玩具10を走行エリア101内で走行させるようにしてもよい。
走行玩具10は、走行エリア101内で走行しながら互いにぶつかり、このぶつかりによっていずれかの走行玩具10の押圧部33が押圧されると、先に述べた走行玩具10の遊戯方法例と同様、当該走行玩具10の姿勢が変化し、かつ、各外装ユニット40、50および60が本体ユニット30から離反する。
次に、前述のゲームシステムによって得られる、主たる作用効果について説明する。
前述のゲームシステムは、2台または3台以上の走行玩具10と、当該走行玩具10用の走行盤100とを備えており、しかも、走行盤100には走行玩具10の走行を許容する走行エリア101が設けられているため、走行玩具10と専用の走行盤100とを用いることによって所期の遊戯を行うことができる。また、この遊戯では、走行の他、姿勢変化および外装ユニット40、50および60の離反に基づいて、今までにない楽しさと面白さを遊戯者に感じさせることができる。
次に、前記同様の作用効果が得られる、前述のゲームシステムの変形例について説明する。
〈変形例2A〉図19には、図1〜図18を用いて説明した走行玩具10を示したが、当該走行玩具10については先に述べた変形例1A〜1Cが適宜採用可能である。
〈変形例2B〉図19には、凹部や周囲を囲む壁等によって構成された走行エリア101を有する走行盤100示したが、下記のような構成を採用すれば、表面が平らな走行盤を使用することも可能である。
すなわち、走行エリアに関する情報を持つ2次元コードを走行盤に設けるとともに、当該2次元コードを読み取り可能なコード読取部と、読み取った2次元コードの情報を解読な情報解読部と、解読された情報に基づいて走行(前進、後進、左折、右折および停止等)を制御する走行制御部を走行ユニットに設ければ、表面が平らな走行盤であっても走行玩具を走行エリア内で走行させることができる。
〈変形例2C〉前記変形例2Bのような構成を採用する場合には、走行エリア内を走行する走行玩具に走行異常(例えば強制停止や強制回転等)を生じさせるための情報を持つ2次元コードを走行盤に設けることも可能であり、このようにすれば当該2次元コードに走行玩具が差し掛かったときに走行異常を所定時間生じさせることもできる。
10…走行玩具、20…走行ユニット、22…走行駆動源、24…車輪、30…本体ユニット、31a…収容部、31b…溝部、31h…装着口、33…押圧部、33a…第1可動部、33b…第2可動部、33c…係合部、34…突出部、34a…係合部、35…装着部、35a…個別装着部、35b…係合部、36…操作部、EM1,EM2,EM3…弾性部材、40,50,60…外装ユニット、42,52,62…差込部、100…走行盤、101…走行エリア。

Claims (21)

  1. 走行玩具であって、
    走行ユニットを装着可能な本体ユニットを備えており、
    前記本体ユニットは、外部から押圧可能な押圧部と、前記押圧部が押圧されたときに外部に突出可能な突出部とを備えている、
    走行玩具。
  2. 前記押圧部は、第1弾性部材による付勢に基づいて前記本体ユニットから突出している、
    請求項1に記載の走行玩具。
  3. 前記突出部は、第2弾性部材による付勢に基づいて前記本体ユニットから突出可能に構成されている、
    請求項1または2に記載の走行玩具。
  4. 前記本体ユニットには、前記押圧部が押圧されていないときに前記突出部の突出を規制し、かつ、前記押圧部が押圧されたときに前記突出部の突出を許容する第1動作制御部が設けられている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の走行玩具。
  5. 前記押圧部は、前記本体ユニットの下面以外の部位に設けられている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の走行玩具。
  6. 前記突出部は、前記本体ユニットの下面から突出可能に設けられている、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の走行玩具。
  7. 前記本体ユニットは、外観が略直方体状を成している、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の走行玩具。
  8. 前記本体ユニットの少なくとも一部を覆う外装ユニットをさらに備えており、
    前記本体ユニットには、前記外装ユニットを装着可能な装着部が設けられている、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の走行玩具。
  9. 前記本体ユニットには、前記押圧部が押圧されていないときに前記装着部への前記外装ユニットの装着を維持し、かつ、前記押圧部が押圧されたときに前記装着部への前記外装ユニットの装着を解除する第2動作制御部が設けられている、
    請求項8に記載の走行玩具。
  10. 前記装着部は、第3弾性部材による付勢に基づいて前記外装ユニットの装着を維持した状態から前記外装ユニットの装着を解除した状態に変化可能に構成されている、
    請求項9に記載の走行玩具。
  11. 前記本体ユニットには、前記外装ユニットの装着を解除された状態にある前記装着部を前記外装ユニットの装着が可能な状態に変化させる操作部が設けられている、
    請求項9または10に記載の走行玩具。
  12. 前記操作部は、前記本体ユニットの上面に設けられている、
    請求項11に記載の走行玩具。
  13. 前記外装ユニットは、前記本体ユニットの異なる位置を覆う複数個が用意されており、
    前記装着部は、複数個の前記本体ユニットが装着可能な同数の個別装着部を含んでいる、
    請求項8〜12のいずれか1項に記載の走行玩具。
  14. 複数個の前記外装ユニットは、前記個別装着部それぞれに装着された状態で前記本体ユニットの下面以外を被覆可能に構成されている、
    請求項13に記載の走行玩具。
  15. 前記走行ユニットは、略直方体状を成しており、
    前記本体ユニットには、前記走行ユニットの外形に対応した内形で、かつ、下面を開放した走行ユニット用の収容部が形成されている、
    請求項1〜14のいずれか1項に記載の走行玩具。
  16. 前記収容部は、前記走行ユニットを4種類の向きで選択的に収容可能に構成されている、
    請求項15に記載の走行玩具。
  17. 前記本体ユニットには、前記収容部に前記走行ユニットを収容するとき、及び前記収容部に収容されている前記走行ユニットを当該収容部から取り出すときに用いられる溝部が形成されている、
    請求項1〜16のいずれか1項に記載の走行玩具。
  18. 前記走行ユニットは、走行駆動源と、前記走行駆動源によって駆動される車輪を少なくとも有している、
    請求項1〜17のいずれか1項に記載の走行玩具。
  19. 請求項1〜18のいずれか1項に記載の少なくとも2台の走行玩具と、当該走行玩具用の走行盤とを備えている、
    ゲームシステム。
  20. 前記走行盤は、2台以上の前記走行玩具を走行可能に構成されている、
    請求項19に記載のゲームシステム。
  21. 前記走行盤は、前記走行玩具の走行を許容する走行エリアを備えている、
    請求項19または20に記載のゲームシステム。
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