JP2019129561A - ステータユニット、アクチュエータ及びモータ - Google Patents

ステータユニット、アクチュエータ及びモータ Download PDF

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Abstract

【課題】バスバーユニットやリード線止めのような配線保持部の取り付け後の外径精度を高めること。【解決手段】ステータユニットは、巻線を保持する環状の巻線保持部を有するステータと、巻線と電気的に接続される配線を保持し、巻線保持部に固定される環状の配線保持部と備える。巻線保持部及び配線保持部は、径方向に対向する第1の面に、互いに嵌合する複数の第1の嵌合部を有し、巻線保持部及び配線保持部は、軸方向に対向する第2の面に、互いに嵌合する複数の第2の嵌合部を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、ステータユニット、アクチュエータ及びモータに関する。
従来、様々な装置や製品の駆動源としてモータが用いられている。例えば、自動車や、電動アシスト自転車や電動車椅子等の電動車を含めた移動体の動力源や電装部品の動力源としてモータが用いられている。
巻線に接続されるバスバーの引き回し技術に関して、各相に対応する3つのバスバーと中性点用バスバーとを3重の環状構造に収装する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1 特開2013−212008号公報
特許文献1に記載の技術では、バスバーユニットの外周側に、バスバーユニットを取り付けるためのスナップフィットが設けられる。したがって、バスバーユニットを取り付ける工程において、スナップフィットによってバスバーユニットが外側に膨らむ。これにより、バスバーユニットが径方向に広がった状態で取り付けられてしまう場合がある。また、バスバーユニットの製造ばらつき等によっても、バスバーユニットの外径にばらつきが生じる。このように、従来、バスバーユニットやリード線止めのような配線保持部の取り付け後の外径精度が低く、モータ中心に対する配線保持部の同軸度が低くなる場合があるという課題があった。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、バスバーユニットやリード線止めのような配線保持部の取り付け後の外径精度を高めるところにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、ステータユニットが提供される。ステータユニットは、巻線を保持する環状の巻線保持部を有するステータと、巻線と電気的に接続される配線を保持し、巻線保持部に固定される環状の配線保持部とを備える。巻線保持部及び配線保持部は、径方向に対向する第1の面に、互いに嵌合する複数の第1の嵌合部を有し、巻線保持部及び配線保持部は、軸方向に対向する第2の面に、互いに嵌合する複数の第2の嵌合部を有する。
この態様によると、配線保持部を径方向において巻線保持部に機械的に位置決めすることができる。これにより、配線保持部の取り付け後の外径精度を高めることができる。また、配線保持部と巻線保持部の同軸度を高めることができる。例えば、配線保持部を巻線保持部に取り付ける際に変形が生じたり、配線保持部の外径に製造ばらつきがある場合でも、組み付け後の配線保持部の外径を規制することができる。したがって、配線保持部をステータの位置決めに用いることも可能になる。
複数の第1の嵌合部及び複数の第2の嵌合部は、第1の嵌合部と第2の嵌合部とが周方向において交互に設けられる。これにより、配線保持部の外径を一様に規制することができる。
巻線保持部及び配線保持部の一方が有する複数の第2の嵌合部は、軸方向に突出する複数の突起部であり、巻線保持部及び配線保持部の他方が有する複数の第2の嵌合部は、複数の突起部が挿入される複数の孔部である。これにより、配線保持部を径方向においてより正確に位置決めすることができる。
複数の突起部は、先端に向けて縮径する傾斜部を有する。これにより、突起部を孔部に案内することができる。
複数の孔部は、深部から開口部に向けて拡径する傾斜部を有する。これにより、突起部を孔部の開口部に案内することができる。
巻線保持部は、ステータコアを含み、ステータコアは、径方向内側に突出する複数のティース部を有し、複数の孔部は、ステータコアにおいて、複数のティース部の径方向外側の位置に設けられる。これにより、孔部を設けることによるステータコアの強度低下を抑制することができる。
巻線保持部及び配線保持部の一方が有する複数の第1の嵌合部は、径方向に突出する複数の鉤部であり、巻線保持部及び配線保持部の他方が有する複数の第2の嵌合部は、複数の鉤部が係合する複数の切欠部である。これにより、配線保持部を巻線保持部に対して軸方向により正しく位置決めすることができる。
第2の態様において、アクチュエータが提供される。アクチュエータは、上記のステータユニットと、ロータとを備える。この態様によっても、上述したステータユニットに関連して説明した効果と同様の効果を奏する。
第3の態様において、モータが提供される。モータは、上記のアクチュエータと、アクチュエータを内部に保持するケースとをさらに備える。巻線保持部の第2の面が、配線保持部の第2の面より、径方向において外側まで形成され、巻線保持部の第2の面と、配線保持部の第1の面の反対側の面と、第1の面の反対側の面から径方向内側に延伸する配線保持部の面とが、段差部を形成する。ケースは、段差部によりステータを位置決めして固定する。これにより、配線保持部をステータの位置決めに用いることができる。
上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。これらの特徴群のサブコンビネーションも発明となりうる。
一実施形態に係るモータ10を模式的に示す。 アクチュエータ20の模式的な断面図である。 他の断面におけるアクチュエータ20の模式的な断面図である。 ステータコア120の正面図を示す。 配線保持部50の斜視図を示す。 突起部57及び鉤部58を拡大して示す斜視図である。 配線保持部50をインシュレータ100に装着している最中の様子を示す模式的な断面図である。 配線保持部50の変形例としての配線保持部800を示す斜視図である。 鉤部58及び突起部857を拡大して示す斜視図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係るモータ10を模式的に示す。モータ10は、ブラシレスモータである。モータ10は、具体的には、インナーロータ型ブラシレスモータである。モータ10は、アクチュエータ20と、ケース12とを備える。図1は、アクチュエータ20の外観を、ケース12の断面とともに示す図である。
アクチュエータ20は、ステータ40と、配線保持部50と、ステータ40の内側に配置されるロータ30に装着される回転軸34とを備える。回転軸34は、モータ10の中心軸AXに一致するように設けられる。
本実施形態の説明において、特に断らない限り、モータ10の中心軸AXに沿う方向のことを「軸方向」と呼ぶ。モータ10の中心軸AXは、ステータ40の中心軸と一致する。なお、「周方向」及び「径方向」の中心は、モータ10の中心軸AXであるとする。また、「内周」は、径方向内側の周を表す。「外周」は、径方向外側の周を表す。また、ケース12から回転軸34が延出する方向を「上方」と呼ぶ場合がある。
ケース12は、アクチュエータ20を内部に保持する。ケース12は、アクチュエータ20のステータ40及び配線保持部50を囲うように設けられる。ケース12は、フロントベル14と、エンドベル16と、ハウジング18とを有する。フロントベル14は、モータ10の軸方向の一方の側において軸受15を保持する。エンドベル16は、モータ10の軸方向の他方の側において軸受17を保持する。回転軸34は、軸受15及び軸受17により回転可能に支持される。
配線保持部50は、ステータ40に固定される。例えば、配線保持部50は、ステータ40の上方に固定される。後述するように、配線保持部50は、ステータ40の巻線に電気的に接続される配線を保持する。
ステータ40及び配線保持部50は、概略的に環形状を有する。径方向において、ステータ40の外周側端部は、配線保持部50の外周側端部より外側に位置する。具体的には、ステータ40は回転軸34に実質的に直交する上面42を有し、配線保持部50はステータ40の上面42に対向する下面52を有している。ステータ40の上面42は、配線保持部50の下面52より、径方向において外側まで形成されている。
これにより、ステータ40の上面42と、配線保持部50の径方向の最外面53と、最外面53から径方向内側に延伸する上面54とが、段差部60を形成している。ステータ40は、ステータ40の上面42及び配線保持部50の上面54がハウジング18に当接することによって、ケース12内で位置決めして固定される。このように、ケース12は、段差部60により、ステータ40を位置決めして固定する。
配線保持部50をステータ40の位置決めに用いるためには、配線保持部50に高い寸法精度が要求される。例えば、配線保持部50をステータ40に固定するときに最外面53が径方向に広がってしまうと、配線保持部50をステータ40の位置決めに用いることができなくなる場合がある。また、ハウジング18内の空間にステータ40を装着することができなくなる場合がある。
後述するように、本実施形態のステータ40及び配線保持部50は、ステータ40に対して配線保持部50を軸方向に固定し、かつ、径方向において最外面53をステータ40に位置決めする構造を有する。これにより、配線保持部50をステータ40の位置決めに用いることができる。
図2は、アクチュエータ20の模式的な断面図である。図3は、他の断面におけるアクチュエータ20の模式的な断面図である。図4は、ステータ40が有するステータコア120の正面図を示す。図2は、図4のAA線に沿ってアクチュエータ20を切断した模式的な断面図である。図3は、図4のBB線に沿ってアクチュエータ20を切断した模式的な断面図である。図5は、配線保持部50の斜視図を示す。図6は、突起部57及び鉤部58を拡大して示す斜視図である。図6は、図5のC部を拡大して示す。
アクチュエータ20は、ロータ30と、ステータ40と、配線保持部50とを有する。ロータ30は、回転軸34とロータコア32とを有する。回転軸34は、ロータコア32に装着されている。ステータ40は、ステータコア120と、インシュレータ100と、巻線160とを備える。ステータコア120は、インシュレータ100により覆われる。
図4等に示されるように、ステータコア120は、環状のヨーク部124と、複数のティース部122とを有する。ティース部122は、ヨーク部124から径方向内側に突出する。図3に示されるように、巻線160は、ティース部122及びインシュレータ100のまわりに線材が巻回されることにより形成される。インシュレータ100及びステータコア120は、ステータ40に巻線を保持する巻線保持部として機能する。
配線保持部50は、巻線160に電気的に接続される配線を保持する。図2等に示されるように、配線保持部50は、配線を保持する保持枠59と、保持枠59を支持する支持部56とを有する。
支持部56は、配線保持部50の外周側に位置する。保持枠59は、支持部56から径方向内側に延伸する。保持枠59は、巻線160の軸方向上方に位置する。保持枠59により保持された配線は、保持枠59に沿って巻線160の軸方向上方を引き回される。
保持枠59は、例えば、U相巻線、V相巻線、及びW相巻線にそれぞれ接続される配線を保持する。保持枠59は、モータ10内に設けられた電子部品との間で電気信号を伝送する信号線を保持してよい。電子部品としては、ロータ30の回転位置やアクチュエータ20の温度を検出するセンサ等を例示することができる。
次にステータ40に配線保持部50を固定する構造を説明する。まず、軸方向において配線保持部50をステータ40に固定する構造を説明する。
インシュレータ100の面101は、径方向において、配線保持部50の面51に対向する。配線保持部50の面51には、鉤部58が設けられる。鉤部58は、径方向内側に突出する。インシュレータ100の面101には、切欠部108が設けられる。鉤部58は、切欠部108に係合する。鉤部58が切欠部108に係合することにより、径方向において配線保持部50がステータ40に固定される。
具体的には、鉤部58は、配線保持部50の面51からから径方向内側に突出している。支持部56をステータ40に固定する場合、インシュレータ100の面101に沿って支持部56を軸方向に挿入すると、面101により鉤部58が軸方向外側に押されて、支持部56が外側に撓む。鉤部58が切欠部108の位置まで挿入されると、支持部56の撓みが戻り、鉤部58が切欠部108に引っ掛かる。これにより、配線保持部50は、主に軸方向において、インシュレータ100に固定される。このように、配線保持部50とインシュレータ100とは、スナップフィット方式で固定される。なお、鉤部58及び切欠部108は、嵌合部の一例である。
次に、径方向において配線保持部50をステータ40に対して位置決めするための構造を説明する。ステータコア120には、複数の孔部127が設けられる。孔部127は、ステータコア120の上面42に設けられる。孔部127は、周方向において等間隔で設けられる。具体的には、孔部127は、ティース部122に対応して設けられる。より具体的には、孔部127は、ステータコア120において、複数のティース部122の径方向外側の位置に設けられる。
支持部56は、軸方向に突出する複数の突起部57を下面52に有する。複数の突起部57は、周方向において孔部127と実質的に同じ間隔で設けられる。突起部57は、孔部127に挿入される。これにより、配線保持部50の支持部56がステータコア120に固定される。なお、突起部57及び孔部127は、嵌合部の一例である。
なお、鉤部58及び切欠部108は、周方向において隣接するティース部122の中間の位置に設けられる。したがって、鉤部58及び切欠部108と、突起部57及び孔部127とは、周方向において交互に設けられる。
上述したように、配線保持部50をインシュレータ100にスナップフィット方式で固定しようとする場合、特に支持部56の下部において、径方向外側に広がる力が加わる。また、保持枠59が保持する配線から径方向外側に広がる向きに力が加わる場合がある。また、配線保持部50の支持部56は、成型時において、外径ずれが生じる場合がある。本実施形態によれば、配線保持部50に設けた突起部57がステータコア120の孔部127に挿入されることで、支持部56を径方向に機械的に位置決めすることができる。そのため、配線保持部50の外径を規制することができる。
これにより、ステータ40をケース12内に位置決めするために配線保持部50を用いることが可能になる。また、ケース12内の空間が狭い場合でも、ステータ40をケース12内に挿入する際に支持部56が障害になりにくい。また、突起部57が孔部127に挿入されることで、支持部56の外径がステータコア120により機械的に定まるので、ステータコア120と配線保持部50との間の同軸度を高めることができる。これにより、鉤部58の径方向に突出高さを低くしても、鉤部58が切欠部108に引掛かり易いので、鉤部58が切欠部108から抜けにくくなる。よって、鉤部58の突出高さを低くすることが可能になり、配線保持部50を装着する際の支持部56の撓みも低減することができる。
図7は、配線保持部50をインシュレータ100に装着している最中の様子を示す模式的な断面図である。上述したように、支持部56が鉤部58を有するので、配線保持部50をインシュレータ100に装着している場合、鉤部58が面101に押されて、支持部56が径方向外側に広がる。これにより、突起部57の中心が突起部57の中心からずれる。
突起部57は、先端に向けて突起部57を縮径する傾斜部300を有する。傾斜部300は、少なくとも径方向外側に設けられる。そのため、支持部56が径方向外側に広がっても、突起部57の先端は孔部127の開口部129に容易に挿入され得る。傾斜部300の存在により、突起部57全体を孔部127に容易に案内することができる。
なお、突起部57の径方向外側以外にも傾斜部を設けてよい。例えば、突起部57の径方向内側にも縮径する傾斜部を設けてよい。
また、突起部57が傾斜部300を備える形態に代えて、又は、突起部57が傾斜部300を備える形態に加えて、孔部127に、少なくとも径方向外側において、孔部127の深部から開口部129に向けて拡径する傾斜部を設けてもよい。
以上に説明した突起部57の傾斜部又は孔部127の傾斜部によれば、成形時における突起部57の寸法誤差等がある場合でも、突起部57を孔部127に挿入し易くすることができる。
図8は、配線保持部50の変形例としての配線保持部800を示す斜視図である。図9は、鉤部58及び突起部857を拡大して示す斜視図である。図9は、図8のD部を拡大して示す。
配線保持部800は、配線保持部50の突起部57に対応する突起部857を有する。配線保持部800は、周方向において突起部857が鉤部58と同じ位置に設けられる点を除いて、配線保持部50と同じ構造を有する。
配線保持部50と同様に、配線保持部800によっても、配線保持部800の外径を規制することができる。そのため、配線保持部800をステータの位置決めに用いることが可能になる。
以上に説明した実施形態においては、配線保持部が径方向の鉤部を有し、インシュレータが切欠部を有する。しかし、インシュレータが径方向の鉤部を有し、配線保持部が切欠部を有する形態を採用してもよい。すなわち、インシュレータ及び配線保持部の一方が有する鉤部が、インシュレータ及び配線保持部の他方が有する切欠部に係合してよい。
また、以上に説明した実施形態において、配線保持部が軸方向の突起部を有し、ステータコアが孔部を有する。しかし、ステータコアが軸方向の突起部を有し、配線保持部が孔部を有する形態を採用してもよい。すなわち、ステータコア及び配線保持部の一方が有する突起部が、ステータコア及び配線保持部の他方が有する孔部に挿入されてよい。
以上に説明したように、上述したステータ40及び配線保持部50によれば、配線保持部の外径を規制することができる。また、配線保持部とステータコアとの間の同軸度を高めることができる。そのため、配線保持部をステータに取り付ける際に変形が生じたり、配線保持部の外径の製造ばらつきがある場合でも、組み付け後の配線保持部の外径精度を高めることができる。ひいては、ステータのケースに対する位置決めのために配線保持部を用いることも可能になる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 モータ
12 ケース
14 フロントベル
15 軸受
16 エンドベル
17 軸受
18 ハウジング
20 アクチュエータ
30 ロータ
32 ロータコア
34 回転軸
40 ステータ
42 上面
50 配線保持部
51 面
52 下面
53 最外面
54 上面
56 支持部
57 突起部
58 鉤部
59 保持枠
60 段差部
100 インシュレータ
101 面
108 切欠部
120 ステータコア
122 ティース部
124 ヨーク部
127 孔部
129 開口部
160 巻線
300 傾斜部
800 配線保持部
857 突起部

Claims (9)

  1. 巻線を保持する環状の巻線保持部を有するステータと、
    前記巻線と電気的に接続される配線を保持し、前記巻線保持部に固定される環状の配線保持部と
    を備え、
    前記巻線保持部及び前記配線保持部は、径方向に対向する第1の面に、互いに嵌合する複数の第1の嵌合部を有し、
    前記巻線保持部及び前記配線保持部は、軸方向に対向する第2の面に、互いに嵌合する複数の第2の嵌合部を有する
    ステータユニット。
  2. 前記複数の第1の嵌合部及び前記複数の第2の嵌合部は、第1の嵌合部と第2の嵌合部とが周方向において交互に設けられる
    請求項1に記載のステータユニット。
  3. 前記巻線保持部及び前記配線保持部の一方が有する前記複数の第2の嵌合部は、軸方向に突出する複数の突起部であり、
    前記巻線保持部及び前記配線保持部の他方が有する前記複数の第2の嵌合部は、前記複数の突起部が挿入される複数の孔部である
    請求項1又は2に記載のステータユニット。
  4. 前記複数の突起部は、先端に向けて縮径する傾斜部を有する
    請求項3に記載のステータユニット。
  5. 前記複数の孔部は、深部から開口部に向けて拡径する傾斜部を有する
    請求項3又は4に記載のステータユニット。
  6. 前記巻線保持部は、ステータコアを含み、
    前記ステータコアは、径方向内側に突出する複数のティース部を有し、
    前記複数の孔部は、前記ステータコアにおいて、前記複数のティース部の径方向外側の位置に設けられる
    請求項3から5のいずれか一項に記載のステータユニット。
  7. 前記巻線保持部及び前記配線保持部の一方が有する前記複数の第1の嵌合部は、径方向に突出する複数の鉤部であり、
    前記巻線保持部及び前記配線保持部の他方が有する前記複数の第2の嵌合部は、前記複数の鉤部が係合する複数の切欠部である
    請求項1から6のいずれか一項に記載のステータユニット。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のステータユニットと、
    ロータと
    を備えるアクチュエータ。
  9. 請求項8に記載のアクチュエータと、
    前記アクチュエータを内部に保持するケースと
    をさらに備え、
    前記巻線保持部の前記第2の面が、前記配線保持部の前記第2の面より、径方向において外側まで形成され、
    前記巻線保持部の前記第2の面と、前記配線保持部の前記第1の面の反対側の面と、前記第1の面の反対側の面から径方向内側に延伸する前記配線保持部の面とが、段差部を形成し、
    前記ケースは、前記段差部により前記ステータを位置決めして固定する
    モータ。
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