JP2019128783A - 販売データ登録装置、会計装置およびプログラム - Google Patents

販売データ登録装置、会計装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019128783A
JP2019128783A JP2018009901A JP2018009901A JP2019128783A JP 2019128783 A JP2019128783 A JP 2019128783A JP 2018009901 A JP2018009901 A JP 2018009901A JP 2018009901 A JP2018009901 A JP 2018009901A JP 2019128783 A JP2019128783 A JP 2019128783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accounting
registration
product
information
registration information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018009901A
Other languages
English (en)
Inventor
元宏 勝亦
Motohiro Katsumata
元宏 勝亦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2018009901A priority Critical patent/JP2019128783A/ja
Publication of JP2019128783A publication Critical patent/JP2019128783A/ja
Priority to JP2021197460A priority patent/JP7387695B2/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

【課題】会計装置が会計処理中であっても、商品登録情報を転送することが可能な販売データ登録装置、会計装置およびプログラムを提供する。【解決手段】登録処理部(登録手段)が、客が購入する商品の商品情報を登録して、商品登録情報を生成する。そして、許可情報受信部(許可情報受信手段)が、会計処理を行う1台の会計装置から、商品登録情報の転送を許可する転送許可情報を受信したことを条件として、登録情報転送部(転送手段)が、会計装置に対して商品登録情報を転送する。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、販売データ登録装置、会計装置およびプログラムに関する。
スーパーマーケット等の小売店舗において、購入する商品の登録処理と会計処理とを異なる装置で行う、いわゆるセミセルフ方式と呼ばれる処理形態が利用されている。セミセルフ方式のレジでは、登録装置のオペレータは、顧客が購入する商品を全て登録した後、商品登録情報を一括して会計装置に転送する。顧客は、会計装置において、転送された商品情報に基づいて会計を行う(例えば、特許文献1)。
しかしながら、このような従来の登録装置にあっては、会計装置が会計処理中には、商品登録情報を会計装置に転送することができないため、会計待ちの客が滞留してしまうという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、会計装置が会計処理中であっても、商品登録情報を転送することが可能な販売データ登録装置、会計装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の販売データ登録装置は、会計装置とともにチェックアウトシステムを構成して、登録手段と、許可情報受信手段と、転送手段とを備える。登録手段は、客が購入する商品の商品情報を登録して、商品登録情報を生成する。許可情報受信手段は、会計処理を行う1台の会計装置から、商品登録情報の転送を許可する転送許可情報を受信する。転送手段は、許可情報受信手段が、転送許可情報を受信したことを条件として、会計装置に対して商品登録情報を転送する。
また、実施形態の会計装置は、販売データ登録装置とともにチェックアウトシステムを構成して、送信手段と、登録情報受信手段と、会計手段とを備える。送信手段は、客が購入する商品の商品情報を登録して商品登録情報を生成する1台の販売データ登録装置に対して、当該商品登録情報の転送を許可する転送許可情報を送信する。登録情報受信手段は、販売データ登録装置から転送された商品登録情報を受信する。会計手段は、登録情報受信手段が受信した商品登録情報に基づいて会計処理を行う。
図1は、実施形態に係るチェックアウトシステムのシステム構成の一例を示す図である。 図2は、店舗における登録装置および会計装置のレイアウトの一例を示す図である。 図3は、登録装置の外観の一例を示す斜視図である。 図4は、会計装置の外観の一例を示す斜視図である。 図5は、登録装置および会計装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図6は、チェックアウトシステムの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 図7は、登録装置と会計装置がそれぞれ備える状態管理テーブルの一例を示す図である。 図8は、登録装置の表示器に表示される画面の一例を示す第1の図である。 図9は、登録装置の表示器に表示される画面の一例を示す第2の図である。 図10は、登録装置の表示器に表示される画面の一例を示す第3の図である。 図11は、登録装置の表示器に表示される画面の一例を示す第4の図である。 図12は、登録装置の表示器に表示される画面の一例を示す第5の図である。 図13は、登録装置の表示器に表示される画面の一例を示す第6の図である。 図14は、会計装置の表示器に表示される画面の一例を示す第1の図である。 図15は、会計装置の表示器に表示される画面の一例を示す第2の図である。 図16は、会計装置の表示器に表示される画面の一例を示す第3の図である。 図17は、チェックアウトシステムが行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、発明の実施形態について説明する。なお、以下に示す実施形態では、本発明をスーパーマーケット等の店舗に導入されるセミセルフ方式のチェックアウトシステムに適用した例について説明するが、この実施形態に限定されるものではない。
(セミセルフ方式のチェックアウトシステムの全体構成の説明)
図1は、実施形態に係るチェックアウトシステム1のシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、チェックアウトシステム1は、1台の登録装置10と、1台の会計装置20とを有する。登録装置10と会計装置20とは、LAN(Local Area Network)等のネットワークNを介して通信可能に接続される。
図2は、店舗における、登録装置10および会計装置20のレイアウトの一例を示す図である。
図2に示すように、登録装置10と会計装置20とは、店舗内の所定エリアにおいて、分離(離間)した状態で配置される。登録装置10は、例えば、テーブル状の作業台42の上に設置される。登録装置10は、店員であるオペレータOにより操作され、顧客C2が購入する商品の登録処理を実行する。
図2のレイアウトにおいて、顧客C2は、購入する商品を籠等に入れて作業台42に運ぶ。登録装置10のオペレータOは、顧客C2が持ち込んだ各商品をスキャナ101(図3参照)に読み取らせることで、その商品を識別可能な、後述する商品識別情報を登録装置10に入力する。このとき、オペレータOは、作業台42を挟んで顧客C2と対面した状態で登録装置10を操作する。そして、オペレータOは、一取引分の商品の登録が完了すると、タッチパネル103又はキーボード105(図3参照)を操作することで、商品の登録終了を指示する。このとき、登録装置10は、一取引分の商品情報、合計金額等を含む、顧客C2に係る商品登録情報を、会計装置20に転送する。その後、顧客C2は、登録が完了した商品を籠等に入れて会計装置20に運び、会計装置20を操作することで商品の購入代金の会計(決済)を行う。
なお、図2に示すように、本実施形態にあっては、顧客C2よりも先に商品の登録を完了した顧客C1が、先に会計装置20で会計を行う。すなわち、先に商品の登録を完了した顧客C1が会計装置20で会計を行っている場合は、次に商品の登録を完了した顧客C2は、顧客C1の後ろで、顧客C1が会計を完了するのを待つ。
登録装置10は、会計装置20が会計処理を行っている最中であっても、最大2つの商品登録情報を会計装置20に転送できる。すなわち、図2の例では、顧客C1の商品登録情報と、顧客C2の商品登録情報とが、会計装置20に転送される。そして、顧客C2の次に商品の登録を行う顧客C3については、登録装置10において商品登録を行うことはできるが、顧客C1の会計が終了するまで、顧客C3の商品登録情報を会計装置20に転送することはできない。
すなわち、本実施形態のチェックアウトシステム1にあっては、会計装置20の前に、最大2名の顧客を並ばせる構成になっている。なお、この仕様は一例であって、登録装置10から会計装置20に転送可能な商品登録情報の数は、適宜設定することができるのは言うまでもない。
(登録装置の構成の説明)
図3は、登録装置10の外観の一例を示す斜視図であり、図2に示すオペレータOが操作する側から見た外観を示している。図3に示すように、作業台42の上面に設置された登録装置10は、読取窓102を有する縦型のスキャナ101を備える。スキャナ101は、読取窓102の奥側に撮像部(不図示)を配置している。なお、登録装置10は、販売データ登録装置の一例である。
また、登録装置10は、スキャナ101の上部にタッチパネル103が付いた表示器104、およびキーボード105を備えている。表示器104にはスキャナ101の撮像部で撮像された商品の商品名および価格等が表示される。タッチパネル103およびキーボード105は、登録する商品の情報の入力を補助するためのものである。
登録装置10の左側には、顧客Ci(i=1,2,…)側を向けて、客側表示器107が設けられている。
登録装置10は、撮像部で撮像された画像に含まれる商品を、商品に添付されたバーコードやQRコード(登録商標)等のコードシンボルの読み取り、または撮像部が撮像した商品の画像に基づく一般物体認識により特定する。具体的には、登録装置10は、店舗で販売される各商品を識別する商品コードに、当該商品の商品名、価格等を対応付けて格納したPLUファイルF1(図5参照)を参照し、読み取ったコードシンボルに含まれる商品コードに対応する商品を一意に特定する。
なお、画像中に含まれる物体を認識する一般物体認識(generic object recognition)については、下記の文献において認識技術が解説されている。
柳井 啓司,“一般物体認識の現状と今後”、情報処理学会論文誌、Vol.48、No.SIG16 [平成30年1月5日検索]、インターネット<URL:http://mm.cs.uec.ac.jp/IPSJ-TCVIM-Yanai.pdf>
また、登録装置10は、特定した商品の確認や、個数等の入力を受け付ける画面を表示器104に表示する。そして、登録装置10は、特定した商品の登録を行う。なお、登録とは、PLUファイルF1から読み出した商品の商品情報を、その商品の個数(購入数)等と関連付けて、登録装置10の記憶装置(後述するRAMやHDD136(図5参照))に保持することを意味する。
(会計装置の構成の説明)
会計装置20は、登録装置10で登録された商品登録情報に基づいて、会計処理を実行する。本実施形態では、会計装置20は、上述したように顧客Ciによって操作される。すなわち、登録装置10と会計装置20とが構成するチェックアウトシステム1は、セミセルフ方式のチェックアウトシステムを形成する。
図4は、会計装置20の外観の一例を示す斜視図であり、図2に示す顧客C1が操作する側から見た外観を示している。図4に示すように、会計装置20は、入出金装置201と、タッチパネル202と、表示器203と、レシートプリンタ204と、カードリーダ205と、発光部206と、表示器207と、を備えている。
入出金装置201は、硬貨投入口21と、紙幣投入口22と、紙幣出金口23と、硬貨出金部24とを備えている。入出金装置201は、紙幣投入口22に投入された紙幣を紙幣収納部(不図示)に収納する。また、入出金装置201は、硬貨投入口21に投入された硬貨を硬貨収納部(不図示)に収納する。そして、入出金装置201は、制御部50(図5参照)からの釣銭の払い出し要求に応じて、紙幣の釣銭を紙幣出金口23に払い出す。また入出金装置201は、制御部50からの釣銭の払い出し要求に応じて、硬貨の釣銭を硬貨出金部24に払い出す。
表示器203は、表面にタッチパネル202を備える。表示器203は、例えば液晶パネルで構成されて、一取引の合計金額等の会計処理に係る情報を、画像や文字で表示する。タッチパネル202は、表示器203の表面に設けられており、顧客Ciが触れた位置に応じた情報を、制御部50に出力する。
レシートプリンタ204は、印刷部(不図示)と、レシート発行口26とを有している。レシートプリンタ204は、制御部50の指示に従って印刷部が印字したレシートを、レシート発行口26から発行する。
カードリーダ205は、カード挿入口27から挿入されたクレジットカードや会員カード等に対して情報の読み書きを行う。
発光部206は、表示ポール29の上端に設置されて、会計装置20の動作に異常が生じた際等に発光する。発光部206は、例えば、青色に発光するLED(Light Emitting Diode)と、赤色に発光するLEDとを備えている。なお、発光部206は、青色、赤色とは異なる色のLEDを用いてもよいし、その他の発光素子を用いてもよい。発光部206は、表示ポール29の上端に設けられているため、登録装置10のオペレータOのみならず、他の店員からも目視しやすい。
また、表示ポール29は、発光部206の下方に、画像や文字を表示する表示器207を備えている。表示器207は、例えば液晶パネルで構成される。表示器207は、例えば、会計装置20で発生したエラーの内容等を表示する。
顧客Ciは、会計装置20を操作して、現金、クレジットカード、電子マネー等により、商品の代金を支払う処理、即ち、会計処理を行う。会計装置20は、会計処理において、登録装置10から受信した商品登録情報に基づいて、一取引の合計金額を表示し、当該合計金額分の会計に係る処理を制御する。商品登録情報は、処理対象とする一取引の合計金額、取引対象商品の商品情報、データ送信元である登録装置10の装置ナンバー、担当オペレータ名等の情報を含む。商品登録情報は、レシート印字に必要なその他の情報を含んでもよい。例えば、商品登録情報は、レシート印字用の販促情報等を含んでもよい。
(チェックアウトシステムのハードウェア構成の説明)
次に、登録装置10および会計装置20のハードウェア構成について説明する。図5は、登録装置10および会計装置20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
まず、登録装置10のハードウェア構成について説明する。図5に示すように、登録装置10は、制御部150を備えている。制御部150は、登録処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、記憶媒体であるROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)(いずれも不図示)等を備える。ROMは、CPUが実行する各種プログラムや各種データ等を記憶する。RAMは、CPUが各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶する。またRAMは、表示器104および客側表示器107に表示する各種の画面表示データを記憶する。
制御部150は、通信I/F(Interface)140を介して、ネットワークNで接続されている会計装置20とデータ通信を行う。
また、制御部150は、I/O(Input/Output)機器制御部139および内部バス138を介して、スキャナ101と、タッチパネル103とに接続される。また制御部150は、I/O機器制御部139および内部バス138を介して、表示器104と、キーボード105と、客側表示器107と、HDD(Hard Disk Drive)136とに接続される。
タッチパネル103またはキーボード105には、置数ボタン(不図示)、小計ボタンB1(図8参照)、転送ボタンB2(図9参照)等の各種操作ボタンが配置される。置数ボタンは、同一商品を複数購入する際に、商品の個数の指示を受け付ける操作ボタンである。小計ボタンB1は、一取引における商品読取を終了し、一取引の合計金額を算出するとともに、一取引の合計金額を含めた商品登録情報の生成指示を受け付ける操作ボタンである。転送ボタンB2は、生成された商品登録情報を、会計装置20に転送する転送指示を受け付ける操作ボタンである。なお、これらのボタンをタッチパネル103またはキーボード105にどのように配置するかは、適宜設計される。なお、本実施形態では、置数ボタンはキーボード105に配置して、小計ボタンおよび転送ボタンはタッチパネル103に配置されるものとする。
操作例としては、オペレータOは、小計ボタンB1を操作して、一取引の合計金額を客側表示器107に表示させた後、転送ボタンB2を操作して、商品登録情報を会計装置20に転送する。会計装置20が起動状態にあって、なおかつ、会計装置20に既に転送されて会計処理を未完了な商品登録情報が、所定の上限数未満である場合に、商品登録情報が会計装置20に転送される。
一方、転送ボタンB2が操作されると、登録装置10は、現在の顧客Ciの登録処理を終了し、次の顧客に対する登録処理に移行する。また、登録処理を完了した顧客Ciは、登録装置10から会計装置20に移動して会計処理を行う。会計装置20は、顧客Ciの商品登録情報を受信して、当該商品登録情報に基づく会計処理の開始を待ち受ける。
HDD136には、制御プログラムP1と、PLUファイルF1と、売上ファイルF2とが記憶されている。制御プログラムP1は、制御部150が実行することによって、登録装置10の各種制御を行うプログラムファイルである。PLUファイルF1は、各商品にユニークに割り当てられた商品コードと、その商品の名称、価格、商品分類等の商品に関する商品情報とを対応付けて格納している。また、登録装置10が商品を一般物体認識(オブジェクト認識)により特定する構成であれば、PLUファイルF1は、更に、各商品の特徴量または基準画像を記憶する。尚、特徴量とは、商品の基準画像から読み取られた、商品の色合いや商品の表面の凹凸状況等のデータである。売上ファイルF2は、登録装置10が生成した商品登録情報を格納するファイルである。
再び図5に戻り、会計装置20のハードウェア構成について説明する。図5に示すように、会計装置20は、制御部50を備えている。制御部50は、会計処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、記憶媒体であるROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)(いずれも不図示)等を備える。ROMは、CPUが実行する各種プログラムや各種データ等を記憶する。RAMは、CPUが各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶する。またRAMは、表示器203および表示器207に表示する各種の画面表示データを記憶する。
制御部50は、通信I/F(Interface)40を介して、ネットワークNで接続されている登録装置10とデータ通信を行う。
また、制御部50は、I/O(Input/Output)機器制御部32および内部バス31を介して、表示器203と、タッチパネル202とに接続される。また制御部50は、I/O機器制御部32および内部バス31を介して、入出金装置201と、レシートプリンタ204と、カードリーダ205と、発光部206と、表示器207と、HDD36とに接続される。
HDD36には、制御プログラムP2と、取引ファイルF3とが記憶されている。制御プログラムP2は、制御部50が実行することによって、会計装置20の各種制御を行うプログラムファイルである。取引ファイルF3は、登録装置10から受信した商品登録情報、および、会計装置20が実行した会計処理の結果を記録した会計データ等を格納するデータファイルである。なお、取引ファイルF3は、取引履歴を記録したデータとして用いられる。
(チェックアウトシステムの機能構成の説明)
次に、図6を用いて、チェックアウトシステム1の機能構成について説明する。図6は、チェックアウトシステム1の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
登録装置10の制御部150は、HDD136から読み出した制御プログラムP1をRAMに展開して実行することにより、図6に示す表示制御部151と、入力受付部152と、上限値設定部153と、登録処理部154と、許可情報受信部155と、登録情報転送部156と、会計処理モニタ部157と、動作管理部158と、通信制御部159と、を機能部として実現する。
表示制御部151は、会計装置20における会計待ち数を、表示器104に表示する。また、表示制御部151は、表示器104、客側表示器107に表示する画面表示データを生成して、生成した画面表示データを、表示器104、客側表示器107に表示する。例えば、表示制御部151は、商品の登録処理を行うための登録画面等を、表示器104に表示する。また、表示制御部151は、登録された商品情報や一取引の合計金額等を、客側表示器107に表示する。なお、表示制御部151は、表示手段の一例である。
入力受付部152は、スキャナ101、タッチパネル103、キーボード105からの各種入力を受け付ける。例えば、入力受付部152は、スキャナ101がコードシンボルから読み取った商品コードの入力を受け付ける。また、入力受付部152は、表示器104に表示された各種画面に対して、タッチパネル103がタッチ操作されると、その入力操作を受け付ける。また、入力受付部152は、キーボード105が操作されると、その入力操作を受け付ける。
上限値設定部153は、登録情報転送部156が転送可能な商品登録情報の上限値を設定する。なお、上限値設定部153は、設定手段の一例である。本実施形態では、上限値設定部153は、転送可能な商品登録情報の上限値を、前記したように2に設定しているものとする。
登録処理部154は、商品の登録処理を実行する。具体的には、登録処理部154は、スキャナ101、タッチパネル103を介して、商品の商品コードが入力されると、当該商品の商品情報をPLUファイルF1から読み込む。そして、登録処理部154は、小計ボタンB1が操作されると、一取引における商品の登録処理を終了して、当該一取引に係る合計金額を確定する。そして登録処理部154は、当該取引における商品登録情報を生成する。なお、登録処理部154は、登録手段の一例である。
許可情報受信部155は、会計装置20から、商品登録情報の転送を許可する転送許可情報を受信する。なお、許可情報受信部155は、許可情報受信手段の一例である。
登録情報転送部156は、許可情報受信部155が、会計装置20から、転送許可情報を受信したことを条件として、会計装置20に商品登録情報を転送する。なお、登録情報転送部156は、転送手段の一例である。
会計処理モニタ部157は、会計装置20の動作状態をモニタする。具体的には、会計処理モニタ部157は、登録装置10から転送された商品登録情報の数、転送された商品登録情報のうち未精算の商品登録情報の数等をモニタする。なお、会計処理モニタ部157は、モニタ手段の一例である。
動作管理部158は、登録装置10の動作を管理する。なお、動作管理部158は、登録処理管理手段の一例である。動作管理部158は、具体的には、後述する状態管理テーブルT1(図7参照)を用いて、登録装置10の動作を管理する。
通信制御部159は、通信I/F140を介して接続された会計装置20との間における、各種情報の送受信を制御する。例えば、通信制御部159は、登録処理部154が生成した商品登録情報を会計装置20に送信する。また、通信制御部159は、通信I/F140を介して接続された会計装置20から、転送許可情報等を受信する。
また、会計装置20の制御部50は、HDD36から読み出した制御プログラムP2をRAMに展開して実行することにより、図6に示す表示制御部51と、入力受付部52と、会計処理部53と、許可情報送信部54と、登録情報受信部55と、登録情報記憶部56と、動作管理部57と、通信制御部58と、を機能部として実現する。
表示制御部51は、表示器203、207に表示する画面表示データを生成して、生成した画面表示データを、表示器203、207に表示する。例えば、表示制御部51は、精算画面(図16参照)等を表示器203に表示する。また、表示制御部51は、会計装置20で発生したエラーの内容等を表示器207に表示する。
入力受付部52は、タッチパネル202、カードリーダ205からの各種入力を受け付ける。例えば、入力受付部52は、タッチパネル202がタッチ操作されると、その入力操作を受け付ける。また、入力受付部52は、カードリーダ205が顧客Ciのクレジットカード等から読み取った情報を受け付ける。
会計処理部53は、商品登録情報に係る会計処理を実行する。具体的には、会計処理部53は、登録装置10から転送された商品登録情報に基づいて、購入した商品の代金を精算(決済)する会計処理を行う。なお、会計処理部53は、会計手段の一例である。
許可情報送信部54は、登録装置10に対して、商品登録情報の転送を許可する転送許可情報を送信する。なお、許可情報送信部54は、送信手段の一例である。
登録情報受信部55は、登録装置10から転送された商品登録情報を受信する。なお、登録情報受信部55は、登録情報受信手段の一例である。
登録情報記憶部56は、登録情報受信部55が受信した商品登録情報を、HDD36等に記憶する。
動作管理部57は、会計装置20の動作を管理する。なお、動作管理部57は、会計処理管理手段の一例である。動作管理部57は、具体的には、後述する状態管理テーブルT2(図7参照)を用いて、会計装置20の動作を管理する。
通信制御部58は、通信I/F40を介して接続された登録装置10との間における、各種情報の送受信を制御する。例えば、通信制御部58は、通信I/F40を介して接続された登録装置10から、商品登録情報等を受信する。また、通信制御部58は、会計装置20の動作状態(会計処理中、会計待ち等)に関する情報を登録装置10に送信する。
(登録装置と会計装置が備える状態管理テーブルの説明)
次に、図7を用いて、登録装置10と会計装置20が備える状態管理テーブルについて説明する。図7は、登録装置10と会計装置20がそれぞれ備える状態管理テーブルT1(T2)の一例を示す図である。
状態管理テーブルT1は、登録装置10の動作管理部158が備えるテーブルである。また、状態管理テーブルT2は、会計装置20の動作管理部57が備えるテーブルである。状態管理テーブルT1と状態管理テーブルT2は全く同じ構造を有しており、項目毎に、状態管理テーブルT1のみに適用される情報と状態管理テーブルT2のみに適用される情報とが識別される。
状態管理テーブルT1(T2)は、登録装置10および会計装置20の動作状態を示す情報を格納する。そして、格納される情報は、登録装置10が実行する登録処理の進行に応じて、会計装置20と互いに通信を行いながら、随時更新される。
状態管理テーブルT1(T2)は、図7に示す各種情報を格納する。すなわち、商品登録情報転送数60aと、商品登録情報転送先会計装置番号60bと、商品登録情報受信数60cと、商品登録情報転送元登録装置番号60dと、連続取引会計数60eと、会計装置会計終了状態60fと、登録装置固有通知送信中フラグ60gと、会計装置固有通知受信中フラグ60hと、会計装置未精算件数60iと、登録装置未精算件数60jとである。
商品登録情報転送数60aは、状態管理テーブルT1にのみ適用されて、登録装置10から会計装置20に転送した商品登録情報の件数を表す。商品登録情報転送数60aは、商品登録情報の転送が成功した際にインクリメントされて、上限値設定部153が設定した上限値の範囲内、本実施形態の場合では0、1、2の範囲で変動する。
商品登録情報転送先会計装置番号60bは、状態管理テーブルT1にのみ適用されて、商品登録情報を転送する会計装置20を一意に特定する識別番号等を表す。
商品登録情報受信数60cは、状態管理テーブルT2にのみ適用されて、登録装置10から転送された商品登録情報の件数を表す。商品登録情報受信数60cは、商品登録情報の受信が成功した際にインクリメントされて、上限値設定部153が設定した上限値の範囲内、本実施形態の場合では0、1、2の範囲で変動する。
商品登録情報転送元登録装置番号60dは、状態管理テーブルT2にのみ適用されて、商品登録情報の転送元である登録装置10を一意に特定する識別番号を表す。
連続取引会計数60eは、状態管理テーブルT2にのみ適用されて、会計処理中の商品登録情報の数を表す。連続取引会計数60eは、会計処理を行う際に、会計装置20の会計処理部53が商品登録情報をロードした際にインクリメントされて、上限値設定部153が設定した上限値の範囲内、本実施形態の場合では0、1、2の範囲で変動する。
会計装置会計終了状態60fは、状態管理テーブルT2にのみ適用されて、会計装置20の会計終了状態を表す。会計装置会計終了状態60fは、例えば、0から6の値を格納する。具体的には、初期値または会計処理を行っていないことを示す「0」、監視中であることを示す「1」、連続取引が終了したことを示す「2」、監視エラーを示す「3」、監視中断を示す「4」、終了確認中を示す「5」、次の取引を確認中であることを示す「6」の各値を格納する。
登録装置固有通知送信中フラグ60gは、状態管理テーブルT1にのみ適用されて、商品登録情報の送信状態を表す。具体的には、商品登録情報の送信中には「1」が格納されて、商品登録情報の送信中でないときには「0」が格納される。
会計装置固有通知受信中フラグ60hは、状態管理テーブルT2にのみ適用されて、商品登録情報の受信状態を表す。具体的には、商品登録情報の受信中には「1」が格納されて、商品登録情報の受信中でないときには「0」が格納される。
会計装置未精算件数60iは、状態管理テーブルT2にのみ適用されて、会計装置20において、会計処理が済んでいない商品登録情報の件数を表す。会計装置未精算件数60iは、商品登録情報の受信が成功した際にインクリメントされて、会計処理の終了時にデクリメントされる。会計装置未精算件数60iは、上限値設定部153が設定した上限値の範囲内、本実施形態の場合では0、1、2の範囲で変動する。
登録装置未精算件数60jは、状態管理テーブルT1にのみ適用されて、登録装置10が会計装置20に転送した商品登録情報のうち、会計処理が済んでいない件数を表す。登録装置未精算件数60jは、商品登録情報の転送が成功した際にインクリメントされて、会計処理の終了通知を受信した際にデクリメントされる。登録装置未精算件数60jは、上限値設定部153が設定した上限値の範囲内、本実施形態の場合では0、1、2の範囲で変動する。
登録装置10が備える動作管理部158(図6参照)は、状態管理テーブルT1を参照して、会計装置20の動作状態を把握することによって、登録装置10の動作を管理する。また、会計装置20が備える動作管理部57(図6参照)は、状態管理テーブルT2を参照して、登録装置10の動作状態を把握することによって、会計装置20の動作を管理する。
(登録装置が表示する画面の説明)
次に、図8から図13を用いて、登録装置10の表示制御部151が、表示器104に表示する画面の例について説明する。
図8は、登録装置10の表示器104に表示される画面の一例を示す第1の図である。特に、図8は、商品登録を行っている際の表示画面70aの一例を示す図である。図8に示すように、表示制御部151は、表示画面70aの名称欄71aに、登録した商品の商品名を表示する。また、表示制御部151は、表示画面70aの点数欄71bに購入点数を表示して、単価欄71cに商品の単価を表示する。さらに、表示制御部151は、合計金額欄71dに、税込合計金額を表示する。なお、2点以降の商品を登録した際に、先に登録された商品の情報は、表示画面70aの上部ウインドウに表示される。
表示制御部151は、表示画面70aの右下部に、小計ボタンB1を表示する。オペレータOは、全ての商品の登録を終了した際に、小計ボタンB1を押下する。入力受付部152は、小計ボタンB1が押下されたことを検出した際に、表示制御部151に対して、表示画面70b(図9参照)を表示させる。
次に、図9は、登録装置10の表示器104に表示される画面の一例を示す第2の図である。特に、図9は、小計ボタンB1が押下された際に、表示制御部151が表示する表示画面70bの一例を示す図である。図9に示すように、表示制御部151は、表示画面70bに、商品登録情報の会計装置20への転送を指示するガイダンスウインドウW1と、商品登録情報の転送を指示する操作指示ウインドウW2を表示する。表示制御部151は、操作指示ウインドウW2の内部に、転送ボタンB2を表示する。入力受付部152が、転送ボタンB2が押下されたことを検出すると、登録情報転送部156は、商品登録情報を会計装置20に転送する。
図10は、登録装置10の表示器104に表示される画面の一例を示す第3の図である。特に、図10は、登録情報転送部156が、商品登録情報を会計装置20に転送している際に、表示制御部151が表示する表示画面70cの一例を示す図である。図10に示すように、表示制御部151は、表示画面70cとして、待機状態(アイドル状態)であることを示す空欄の画面を表示する。
図11は、登録装置10の表示器104に表示される画面の一例を示す第4の図である。特に、図11は、2取引目の小計ボタンB1が押下された際に、表示制御部151が表示する表示画面70dの一例を示す図である。すなわち、図11に示す表示画面70dの例では、操作指示ウインドウW2の右上部に、「1取引」と表示される。この表示は、会計待ち数、すなわち、既に1取引分の商品登録情報が転送済であって、なおかつ当該商品登録情報が未会計であることを示す。表示画面70dにおいて、オペレータOが転送ボタンB2を押下すると、登録情報転送部156は、商品登録情報を会計装置20に転送する。
図12は、登録装置10の表示器104に表示される画面の一例を示す第5の図である。特に、図12は、3取引目の小計ボタンB1が押下された際に、表示制御部151が表示する表示画面70eの一例を示す図である。すなわち、図12に示す表示画面70eの例では、操作指示ウインドウW2の上部に、「転送不可 2取引」と表示される。この表示は、既に、転送可能な上限値である2取引分の商品登録情報が会計装置20に転送済であって、なおかつ当該商品登録情報が未会計であることを示す。表示画面70eにおいて、転送不可であるにも関わらず、オペレータOが転送ボタンB2を押下した場合には、登録情報転送部156は、商品登録情報を会計装置20に転送せず、表示制御部151は、図13に示す表示画面70fを表示する。
図13は、登録装置10の表示器104に表示される画面の一例を示す第6の図である。特に、図13は、商品登録情報の転送ができない状態にも関わらずに転送ボタンB2を押下した際に、表示制御部151が表示する表示画面70fの一例を示す図である。表示画面70fにおいて、ガイダンスウインドウW1には、商品登録情報の転送ができない旨を示すガイダンスが表示される。オペレータOは、会計装置20が、少なくとも1件の商品登録情報の会計処理を終了させるのを待って、再び転送ボタンB2を押下して、商品登録情報の転送を行う。
(会計装置が表示する画面の説明)
次に、図14から図16を用いて、会計装置20の表示制御部51(図6参照)が、表示器203に表示する画面の例について説明する。
図14は、会計装置20の表示器203に表示される画面の一例を示す第1の図である。特に、図14は、会計装置20が待機中である場合の表示画面80aの一例を示す図である。図14に示すように、表示制御部51は、会計装置20が「待機中」であることを示す表示画面80aを表示する。
図15は、会計装置20の表示器203に表示される画面の一例を示す第2の図である。特に、図15は、会計処理の開始時に表示される表示画面80bの一例を示す図である。図15に示すように、表示制御部51は、支払方法の選択を促す表示画面80bを表示する。表示画面80bは、例えば、現金払い選択ボタンB3を含む。
図16は、会計装置20の表示器203に表示される画面の一例を示す第3の図である。特に、図16は、表示画面80b(図15参照)において、現金払い選択ボタンB3を押下した際に表示される表示画面80cの一例を示す図である。図16に示すように、表示制御部51は、合計金額欄81aと、投入金額欄81bと、釣銭欄81cとを表示する。合計金額欄81aと、投入金額欄81bと、釣銭欄81cには、会計処理の進行に応じた金額が表示される。
合計金額欄81aには、商品登録情報に基づく合計金額が表示される。投入金額欄81bには、顧客Ciが、紙幣投入口22および硬貨投入口21(図4参照)から投入した合計金額が表示される。そして、釣銭欄81cには、釣銭額が表示される。
さらに、表示制御部51は、表示画面80cに、精算の実行を指示する精算ボタンB4を表示する。入力受付部52が、精算ボタンB4の押下を検出すると、会計処理部53は精算を実行する。そして、釣銭が、紙幣出金口23および硬貨出金部24から払い出される。
(登録装置が行う処理の流れの説明)
次に、図17を用いて、登録装置10が行う処理の流れを説明する。図17は、チェックアウトシステム1が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
登録処理部154は、商品登録を行う(ステップS10)。具体的には、登録処理部154は、オペレータOが、スキャナ101、タッチパネル103を介して読み込ませた商品コードを、PLUファイルF1と照合することによって商品情報を特定する。そして、登録処理部154は、特定された商品情報を商品登録情報として登録する。
登録処理部154は、商品登録が完了したかを判定する(ステップS12)。具体的には、登録処理部154は、小計ボタンB1(図8参照)が押下されたかを判定する。商品登録が完了したと判定される(ステップS12:Yes)と、ステップS14に移行する。一方、商品登録が完了したと判定されない(ステップS12:No)と、ステップS10に戻って、次の商品の登録を行う。
商品登録が完了すると、登録処理部154は、商品登録情報を生成する(ステップS14)。
登録情報転送部156は、商品登録情報を会計装置20に転送する転送指示があるかを判定する(ステップS16)。具体的には、登録情報転送部156は、転送ボタンB2(図9参照)が押下されたかを判定する。転送指示があると判定される(ステップS16:Yes)と、ステップS18に移行する。一方、転送指示があると判定されない(ステップS16:No)と、登録情報転送部156は、ステップS16の判定を繰り返す。
ステップS16において、商品登録情報の転送指示があると判定される(ステップS16:Yes)と、登録情報転送部156は、許可情報受信部155が、会計装置20から転送許可情報を受信したかを判定する(ステップS18)。転送許可情報を受信したと判定される(ステップS18:Yes)と、ステップS20に移行する。一方、転送許可情報を受信したと判定されない(ステップS18:No)と、登録情報転送部156は、ステップS18の判定を繰り返す。
ステップS18において、転送許可情報を受信したと判定される(ステップS18:Yes)と、登録情報転送部156は、商品登録情報を会計装置20に転送する(ステップS20)。その後、ステップS10に戻って、登録装置10は、次の顧客の商品登録を行う。
(会計装置が行う処理の流れの説明)
続いて、図17を用いて、会計装置20が行う処理の流れを説明する。まず、動作管理部57は、商品登録情報の転送数が上限値未満であるかを判定する(ステップS30)。商品登録情報の転送数が上限値未満であると判定される(ステップS30:Yes)と、ステップS32に移行する。一方、商品登録情報の転送数が上限値未満であると判定されない(ステップS30:No)と、ステップS38に移行する。
ステップS30において、商品登録情報の転送数が上限値未満であると判定される(ステップS30:Yes)と、許可情報送信部54は、登録装置10に対して、転送許可情報を送信する(ステップS32)。
登録情報受信部55は、登録装置10から商品登録情報を受信したかを判定する(ステップS34)。商品登録情報を受信したと判定される(ステップS34:Yes)と、ステップS36に移行する。一方、商品登録情報を受信したと判定されない(ステップS34:No)と、登録情報受信部55は、ステップS34の判定を繰り返す。
ステップS34において、商品登録情報を受信したと判定される(ステップS34:Yes)と、動作管理部57は、商品登録情報の転送数をインクリメントする(ステップS36)。なお、動作管理部57は、インクリメントされた商品登録情報の転送数を、状態管理テーブルT2(図7参照)に記録する。
続いて、会計処理部53は、精算指示があるかを判定する(ステップS38)。精算指示があると判定される(ステップS38:Yes)と、ステップS40に移行する。一方、精算指示があると判定されない(ステップS38:No)と、会計処理部53は、ステップS38の判定を繰り返す。
ステップS38において、精算指示があると判定される(ステップS38:Yes)と、会計処理部53は会計処理を行う(ステップS40)。
会計処理が終了すると、動作管理部57は、商品登録情報の転送数をデクリメントする(ステップS42)。その後、ステップS30に戻って、会計装置20は、次の会計処理に備える。
以上説明したように、実施形態の登録装置10(販売データ登録装置)によれば、登録処理部154(登録手段)が、客が購入する商品の商品情報を登録して、商品登録情報を生成する。そして、許可情報受信部155(許可情報受信手段)が、会計処理を行う1台の会計装置20から、商品登録情報の転送を許可する転送許可情報を受信したことを条件として、登録情報転送部156(転送手段)が、会計装置20に対して商品登録情報を転送する。したがって、会計装置20が会計処理を行っている最中であっても、商品登録情報を転送することができ、これによって、会計待ちの顧客が登録装置10に滞留するのを防止することができる。
また、実施形態の登録装置10によれば、会計処理モニタ部157(モニタ手段)が会計装置20の動作状態をモニタして、動作管理部158(登録処理管理手段)が、会計処理モニタ部157のモニタ結果に基づいて、自身が行う登録処理の状態を管理する。したがって、登録装置10は、会計装置20の処理状態に応じて登録処理を進めることができる。
また、実施形態の登録装置10によれば、上限値設定部153(設定手段)が、登録情報転送部156が転送可能な商品登録情報の上限値を設定する。したがって、適切な数の顧客を会計装置20に誘導することができ、これによって、店舗の混雑を緩和することができる。
また、実施形態の登録装置10によれば、表示制御部151(表示手段)が、会計装置20における会計待ち数を表示する。したがって、オペレータOは、会計装置20の動作状態を即座に認識することができる。
また、実施形態の会計装置20によれば、許可情報送信部54(送信手段)が、登録装置10に対して、商品登録情報の転送を許可する転送許可情報を送信して、登録情報受信部55(登録情報受信手段)が、登録装置10から転送された商品登録情報を受信する。そして、会計処理部53(会計手段)が、登録情報受信部55(登録情報受信手段)が受信した商品登録情報に基づいて会計処理を行う。したがって、会計装置20と登録装置10とが連携して処理を進めることができる。
また、実施形態の会計装置20によれば、動作管理部57(会計処理管理手段)が、登録装置10から転送された商品登録情報と、会計装置20の動作状態と、に基づいて、自身が行う会計処理の状態を管理する。したがって、会計装置20と登録装置10とが連携して処理を進めることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は例示であり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、制御部150(50)が実行する制御プログラムP1(P2)は、HDD136(36)に格納された状態で提供してもよいし、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。また、制御プログラムP1(P2)は、ネットワークに接続したコンピュータ上に格納して、ネットワーク経由でダウンロードすることによって提供してもよい。さらに、制御プログラムP1(P2)は、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布してもよい。
1 チェックアウトシステム
10 登録装置(販売データ登録装置)
20 会計装置
51 表示制御部
52、152 入力受付部
53 会計処理部(会計手段)
54 許可情報送信部(送信手段)
55 登録情報受信部(登録情報受信手段)
56 登録情報記憶部
57 動作管理部(会計処理管理手段)
58、159 通信制御部
151 表示制御部(表示手段)
153 上限値設定部(設定手段)
154 登録処理部(登録手段)
155 許可情報受信部(許可情報受信手段)
156 登録情報転送部(転送手段)
157 会計処理モニタ部(モニタ手段)
158 動作管理部(登録処理管理手段)
B1 小計ボタン
B2 転送ボタン
P1、P2 制御プログラム
T1、T2 状態管理テーブル
特許第5783149号公報

Claims (8)

  1. 会計装置とともにチェックアウトシステムを構成する販売データ登録装置であって、
    客が購入する商品の商品情報を登録して、商品登録情報を生成する登録手段と、
    会計処理を行う1台の会計装置から、商品登録情報の転送を許可する転送許可情報を受信する許可情報受信手段と、
    前記許可情報受信手段が、前記転送許可情報を受信したことを条件として、前記会計装置に対して商品登録情報を転送する転送手段と、
    を備える販売データ登録装置。
  2. 前記会計装置の動作状態をモニタするモニタ手段と、
    前記モニタ手段のモニタ結果に基づいて、自身が行う登録処理の状態を管理する登録処理管理手段と、を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の販売データ登録装置。
  3. 前記転送手段が転送可能な前記商品登録情報の上限値を設定する設定手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の販売データ登録装置。
  4. 前記会計装置における会計待ち数を表示する表示手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の販売データ登録装置。
  5. 販売データ登録装置とともにチェックアウトシステムを構成する会計装置であって、
    客が購入する商品の商品情報を登録して、商品登録情報を生成する1台の販売データ登録装置に対して、当該商品登録情報の転送を許可する転送許可情報を送信する送信手段と、
    前記販売データ登録装置から転送された前記商品登録情報を受信する登録情報受信手段と、
    前記登録情報受信手段が受信した商品登録情報に基づいて会計処理を行う会計手段と、
    を備える会計装置。
  6. 前記販売データ登録装置から転送された前記商品登録情報と、自身の動作状態と、に基づいて、会計処理の状態を管理する会計処理管理手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項5に記載の会計装置。
  7. 会計装置とともにチェックアウトシステムを構成する販売データ登録装置を制御するコンピュータを、
    客が購入する商品の商品情報を登録して、商品登録情報を生成する登録手段と、
    会計処理を行う1台の会計装置から、商品登録情報の転送を許可する転送許可情報を受信する許可情報受信手段と、
    前記許可情報受信手段が、前記転送許可情報を受信したことを条件として、前記会計装置に対して、商品登録情報を転送する転送手段と、
    して機能させるプログラム。
  8. 販売データ登録装置とともにチェックアウトシステムを構成する会計装置を制御するコンピュータを、
    客が購入する商品の商品情報を登録して、商品登録情報を生成する1台の販売データ登録装置に対して、当該商品登録情報の転送を許可する転送許可情報を送信する送信手段と、
    前記販売データ登録装置から転送された、前記商品登録情報を受信する登録情報受信手段と、
    前記登録情報受信手段が受信した商品登録情報に基づいて会計処理を行う会計手段と、
    して機能させるプログラム。
JP2018009901A 2018-01-24 2018-01-24 販売データ登録装置、会計装置およびプログラム Pending JP2019128783A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018009901A JP2019128783A (ja) 2018-01-24 2018-01-24 販売データ登録装置、会計装置およびプログラム
JP2021197460A JP7387695B2 (ja) 2018-01-24 2021-12-06 販売データ登録装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018009901A JP2019128783A (ja) 2018-01-24 2018-01-24 販売データ登録装置、会計装置およびプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021197460A Division JP7387695B2 (ja) 2018-01-24 2021-12-06 販売データ登録装置およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019128783A true JP2019128783A (ja) 2019-08-01

Family

ID=67472243

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018009901A Pending JP2019128783A (ja) 2018-01-24 2018-01-24 販売データ登録装置、会計装置およびプログラム
JP2021197460A Active JP7387695B2 (ja) 2018-01-24 2021-12-06 販売データ登録装置およびプログラム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021197460A Active JP7387695B2 (ja) 2018-01-24 2021-12-06 販売データ登録装置およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP2019128783A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05233963A (ja) * 1992-02-21 1993-09-10 Hitachi Ltd 商品販売システム
JP2013242839A (ja) * 2012-01-25 2013-12-05 Teraoka Seiko Co Ltd Posシステム及び登録装置
JP2016048465A (ja) * 2014-08-27 2016-04-07 株式会社寺岡精工 Posシステム
JP2016218753A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 株式会社イシダ Posシステム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05233963A (ja) * 1992-02-21 1993-09-10 Hitachi Ltd 商品販売システム
JP2013242839A (ja) * 2012-01-25 2013-12-05 Teraoka Seiko Co Ltd Posシステム及び登録装置
JP2016048465A (ja) * 2014-08-27 2016-04-07 株式会社寺岡精工 Posシステム
JP2016218753A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 株式会社イシダ Posシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7387695B2 (ja) 2023-11-28
JP2022019986A (ja) 2022-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6189761B2 (ja) 商品データ登録装置、チェックアウトシステムおよびプログラム
JP6400555B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP6392719B2 (ja) チェックアウトシステム、会計機、及び制御プログラム
JP6740298B2 (ja) チェックアウトシステム、会計機、及び制御プログラム
JP6927718B2 (ja) チェックアウトシステム
JP2020057131A (ja) 買い物支援システム、情報処理装置及び情報処理プログラム
JP6407121B2 (ja) チェックアウトシステム、会計機、及び制御プログラム
JP6987664B2 (ja) 商品販売データ登録装置およびプログラム
JP7387695B2 (ja) 販売データ登録装置およびプログラム
JP7217490B2 (ja) 商品販売データ処理装置、およびプログラム
JP2021108226A (ja) 商品データ登録装置、商品データ登録装置における表示方法およびプログラム
JP6997278B2 (ja) チェックアウトシステム
JP2019067464A (ja) チェックアウトシステム
JP7460814B2 (ja) 商品データ登録装置およびプログラム
JP7223108B2 (ja) チェックアウトシステム及び商品データ登録装置
JP6517284B2 (ja) 商品データ登録装置およびプログラム
JP7469413B2 (ja) 会計装置
JP6682603B2 (ja) 決済装置並びにその制御プログラム
US20230419289A1 (en) Checkout device and method
JP6623249B2 (ja) 商品データ登録装置、情報表示方法およびプログラム
JP6367300B2 (ja) 商品データ登録装置およびプログラム
JP2019106218A (ja) 商品データ登録装置、商品データ処理方法およびプログラム
JP2023105021A (ja) 登録機、及び制御プログラム
JP2022145794A (ja) 商品データ登録装置、情報表示方法およびプログラム
JP2023159528A (ja) 会計装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210820

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210907