JP2019128252A - 電流センサ - Google Patents

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竜麿 堀
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尚宏 ▲浜▼村
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貴 長田
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Abstract

【課題】磁気センサ、バスバー及びコアを備えた電流センサをより小型化する。【解決手段】測定対象電流Iによって磁気センサSの感度軸方向に磁束を発生させるバスバーBと、磁束の磁路となるコア10とを備える。バスバーBは、測定対象電流Iが互いに逆方向に流れる電流経路B1,B2を含む。コア10は、磁気センサSの感度軸方向における両側に位置する第1及び第2の部分11,12と、互いに独立して設けられ、バスバーの電流経路B1,B2を覆うことなく、第1の部分11と第2の部分12を接続する第3及び第4の部分13,14とを含む環状構造を有する。本発明によれば、コア10の第3及び第4の部分13,14がバスバーBの電流経路B1,B2を覆わない位置に設けられていることから、電流センサの外形を小型化することが可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は電流センサに関し、特に、測定対象電流によって発生する磁束の磁路となるコアと磁気センサを備えた電流センサに関する。
磁気センサを用いた電流センサとしては、特許文献1及び2に記載された電流センサが知られている。特許文献1及び2に記載された電流センサは、計測対象となる電流が流れるバスバーと、バスバーに流れる電流によって生じる磁束を受ける磁気センサと、磁束の磁路となるコアを備えている。
特許文献1及び2に記載された電流センサにおいては、バスバーが180°折り返されており、これにより、バスバーの第1の電流経路と第2の電流経路には、測定対象電流が互いに逆方向に流れる。そして、特許文献1及び2に記載された電流センサにおいては、バスバーの第1の電流経路と第2の電流経路を覆うようにコアが配置されている。
特開平11−258275号公報 特開2010−276422号公報
しかしながら、バスバーの第1の電流経路と第2の電流経路を覆うようにコアを設けると、電流センサの外形が大型化するという問題があった。
したがって、本発明は、磁気センサ、バスバー及びコアを備えた電流センサをより小型化することを目的とする。
本発明による電流センサは、磁気センサと、測定対象電流によって磁気センサの感度軸方向に磁束を発生させるバスバーと、磁束の磁路となるコアと、を備え、バスバーは、測定対象電流が互いに逆方向に流れる第1及び第2の電流経路を含み、コアは、磁気センサの感度軸方向における両側に位置する第1及び第2の部分と、互いに独立して設けられ、バスバーの第1及び第2の電流経路を覆うことなく、第1の部分と第2の部分を接続する第3及び第4の部分とを含む環状構造を有することを特徴とする。
本発明によれば、コアの第3及び第4の部分がバスバーの第1及び第2の電流経路を覆わない位置に設けられていることから、電流センサの外形を小型化することが可能となる。しかも、コアが環状構造を有していることから、特許文献2に記載された電流センサのように、環状のコアによってバスバーの第1及び第2の電流経路を囲んだ構造とした場合と同等の検出感度を確保することが可能となる。
本発明において、コアの第3の部分は、感度軸方向及びバスバーの第1の電流経路の延在方向と平行な第1のサイドウォールを含み、バスバーの第1の電流経路は、第1のサイドウォールに設けられた切り欠き部から露出しており、コアの第4の部分は、感度軸方向及びバスバーの第2の電流経路の延在方向と平行な第2のサイドウォールを含み、バスバーの第2の電流経路は、第2のサイドウォールに設けられた切り欠き部から露出していても構わない。これによれば、バスバーとコアの第3及び第4の部分との干渉を防止しつつ、コアの体積を増大させることが可能となる。
本発明において、バスバーは、第1の電流経路と第2の電流経路を接続する第3の電流経路をさらに含み、コアの第3及び第4の部分は、バスバーの第3の電流経路を覆う位置に設けられていても構わないし、コアの第3及び第4の部分は、バスバーの第1乃至第3の電流経路に囲まれる位置に設けられていても構わない。これによれば、バスバーの第1〜第3の電流経路と干渉することなく、コアの第3及び第4の部分を配置することが可能となる。
本発明において、コアは、互いに独立して設けられ、バスバーの第1及び第2の電流経路を覆うことなく、第1の部分と第2の部分を接続する第5及び第6の部分をさらに含むものであっても構わない。これによれば、コアの磁気抵抗をより低減することが可能となる。
本発明において、コアの第5及び第6の部分は、コアの第1乃至第3の電流経路に囲まれる位置に設けられていても構わない。これによれば、バスバーの第1〜第3の電流経路と干渉することなく、コアの第3〜第6の部分を配置することが可能となる。
本発明において、コアの第3及び第4の部分とコアの第5及び第6の部分は、互いに異なるブロックに属していても構わないし、コアの第1の部分とコアの第2の部分は、互いに異なるブロックに属していても構わない。これよれば、2つのブロックを組み合わせることによってコアを形成できることから、電流センサの作製が容易となる。
本発明において、コアは、感度軸を中心として折り曲げた枠状平板からなるものであっても構わない。これによれば、コアの材料としてパーマロイなどの磁性金属材料を用いることが可能となる。
本発明による電流センサは、補償電流によって磁気センサの感度軸方向に磁束を発生させる補償コイルをさらに備えていても構わない。これによれば、いわゆるクローズドループ型の磁気センサを構成することが可能となる。
このように、本発明によれば、磁気センサ、バスバー及びコアを備えた電流センサをより小型化することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態による電流センサ1の構成を説明するための略斜視図である。 図2は、電流センサ1をx方向から見た正面図である。 図3は、電流センサ1をy方向から見た側面図である。 図4は、電流センサ1をz方向から見た上面図である。 図5は、磁気センサSの構造を説明するための模式的な斜視図である。 図6は、本発明の第2の実施形態による電流センサ2の構成を説明するための略斜視図である。 図7は、電流センサ2をx方向から見た正面図である。 図8は、電流センサ2をy方向から見た側面図である。 図9は、電流センサ2をz方向から見た上面図である。 図10は、本発明の第3の実施形態による電流センサ3の構成を説明するための略斜視図である。 図11は、電流センサ3をx方向から見た正面図である。 図12は、電流センサ3をy方向から見た側面図である。 図13は、電流センサ3をz方向から見た上面図である。 図14は、本発明の第4の実施形態による電流センサ4の構成を説明するための略斜視図である。 図15は、電流センサ4をx方向から見た正面図である。 図16は、電流センサ4をy方向から見た側面図である。 図17は、電流センサ4をz方向から見た上面図である。 図18は、本発明の第5の実施形態による電流センサ5の構成を説明するための略斜視図である。 図19は、電流センサ5をx方向から見た正面図である。 図20は、電流センサ5をy方向から見た側面図である。 図21は、電流センサ5をz方向から見た上面図である。 図22は、本発明の第6の実施形態による電流センサ6の構成を説明するための略斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態による電流センサ1の構成を説明するための略斜視図である。また、図2は電流センサ1をx方向から見た正面図、図3は電流センサ1をy方向から見た側面図、図4は電流センサ1をz方向から見た上面図である。
図1〜図4に示すように、本実施形態による電流センサ1は、x方向を感度軸方向とする磁気センサSと、磁気センサSの周囲に設けられた補償コイルCと、測定対象電流Iによって磁気センサSにx方向の磁束φを与えるバスバーBと、磁束φの磁路となるコア10とを備えている。
図5に示すように、磁気センサSは、x方向を長手方向とする可飽和磁性体Mと、可飽和磁性体Mに巻回された検出コイルLpを備えている。検出コイルLpは、可飽和磁性体Mに直接巻回しても構わないし、可飽和磁性体Mを収容するボビンに巻回しても構わない。可飽和磁性体Mの材料については特に限定されないが、アモルファス磁性金属を用いることが好ましい。アモルファス磁性金属は、単層構造であっても構わないし、複数のアモルファス磁性金属膜を厚み方向に積層した構造であっても構わない。
磁気センサSは、x方向を長手方向とする可飽和磁性体Mに検出コイルLpが巻回された構成を有していることから、x方向の磁界に応じて検出コイルLpのインダクタンスが変化する。検出コイルLpは、基板20に実装された図示しない検出回路に接続される。検出回路は、基板20に設けられた端子21を介して電流センサ1の外部に接続される。
補償コイルCは、補償電流によって磁気センサSにx方向の磁束を与えることにより、クローズドループ制御を行うために設けられる。補償コイルCについても、基板20に実装された図示しない検出回路に接続される。本発明において、補償コイルCを用いたクローズドループ制御を行うことは必須でないが、クローズドループ制御を行うことにより、測定可能な電流範囲が拡大するとともに、より正確な電流測定が可能となる。尚、検出回路については、基板20に設けても構わないし、一部又は全部を電流センサ1の外部に設けても構わない。
バスバーBは、測定対象電流Iが流れる電流経路であり、z方向に延在する第1及び第2の電流経路B1,B2と、y方向に延在し、電流経路B1と電流経路B2を接続する第3の電流経路B3とを有している。これにより、第1の電流経路B1と第2の電流経路B2には、測定対象電流Iが互いに逆方向に流れる。バスバーBは、第1〜第3の電流経路B1〜B3によって磁気センサSを囲むように配置されていることから、バスバーBに測定対象電流Iが流れると、磁気センサSにはx方向の磁束φが印加される。そして、クローズドループ制御により磁束φを打ち消す電流が補償コイルCに流れ、その電流値を基板20等に設けられた検出回路を用いて測定することにより、バスバーBに流れる測定対象電流Iの電流量を測定することが可能となる。
コア10は、フェライトなどの高透磁率材料からなり、測定対象電流Iによって発生する磁束φの磁路として機能する。図1〜図4に示すように、コア10は、磁気センサSのx方向における両側に位置する第1及び第2の部分11,12と、第1の部分11と第2の部分12を接続するようy方向に延在する第3及び第4の部分13,14とを含む環状構造を有している。コア10の第1及び第2の部分11,12は、磁気センサSをx方向から覆うyz面を有している。このため、磁気センサSは、コア10の第1及び第2の部分11,12によってx方向から挟まれることになる。また、コア10の第3の部分13と第4の部分14は互いに独立して設けられており、いずれも、バスバーBの第3の電流経路B3をz方向から覆う位置に設けられている。これに対し、バスバーBの第1及び第2の電流経路B1,B2は、コア10によってy方向から覆われることなく露出している。
かかる構成により、図1〜図3に示す方向に測定対象電流Iが流れると、コア10には図2〜図4に示す方向に磁束φが流れる。つまり、コア10の第3の部分13と第4の部分14には、いずれもxプラス方向に磁束φが流れ、この磁束φはコア10の第1の部分11にてぶつかり、磁気センサSに対してxマイナス方向の磁束φを与える。そして、磁気センサSを通過した磁束φは、コア10の第2の部分12に印加され、第3の部分13と第4の部分14に分配される。これにより、測定対象電流Iにより発生した磁束φが効率よく磁気センサSに印加されることから、バスバーBに流れる測定対象電流Iを感度良く測定することが可能となる。
しかも、本実施形態においては、コア10の第3及び第4の部分13,14がバスバーBの第1及び第2の電流経路B1,B2をy方向から覆うことなく、第3の電流経路B3をz方向から覆う位置に設けられていることから、電流センサ1のy方向における幅を縮小することが可能となる。これにより、環状構造を有するコアを用いた従来の電流センサに比べて、実質的に同じ特性を確保しつつ、y方向における幅をより縮小することが可能となる。
<第2の実施形態>
図6は、本発明の第2の実施形態による電流センサ2の構成を説明するための略斜視図である。また、図7は電流センサ2をx方向から見た正面図、図8は電流センサ2をy方向から見た側面図、図9は電流センサ2をz方向から見た上面図である。
図6〜図9に示すように、本実施形態による電流センサ2は、コア10の形状が異なる点を除き、第1の実施形態による電流センサ1と同じ構造を有している。したがって、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態による電流センサ2では、コア10の第3及び第4の部分13,14がそれぞれサイドウォール13s,14sを有している。サイドウォール13s,14sはxz面を有し、磁気センサSの一部及び補償コイルCの一部をy方向から覆っている。しかしながら、バスバーBと干渉する部分においてはサイドウォール13s,14sに切り欠き部13a,14aが設けられている。これにより、バスバーBの第1の電流経路B1は、サイドウォール13sに設けられた切り欠き部13aから露出し、バスバーBの第2の電流経路B2は、サイドウォール14sに設けられた切り欠き部14aから露出している。したがって、本実施形態においても、バスバーBの第1及び第2の電流経路B1,B2は、コア10によってy方向から覆われることなく露出している。
本実施形態による電流センサ2は、第1の実施形態による電流センサ1と同じ効果を得ることができるとともに、コア10の体積がより増大することから、コア10の磁気抵抗をより低減することが可能となる。しかも、サイドウォール13s,14sは、y方向の外乱磁界に対するシールドとしても機能することから、電流Iの測定誤差を低減することも可能となる。
<第3の実施形態>
図10は、本発明の第3の実施形態による電流センサ3の構成を説明するための略斜視図である。また、図11は電流センサ3をx方向から見た正面図、図12は電流センサ3をy方向から見た側面図、図13は電流センサ3をz方向から見た上面図である。
図10〜図13に示すように、本実施形態による電流センサ3は、磁気センサSの感度軸を中心にコア10が180°回転してレイアウトされている点において、第1の実施形態による電流センサ1と相違する。その他の構成は、第1の実施形態による電流センサ1と同じであることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態による電流センサ3では、コア10の第3及び第4の部分13,14がバスバーBの第1〜第3の電流経路B1〜B3に囲まれている。このような構成であっても、第1の実施形態による電流センサ1とほぼ同じ効果を得ることができる。しかも、本実施形態においては、バスバーBの第3の電流経路B3がコア10によって覆われないことから、電流センサ3のz方向における高さをより低くすることが可能となる。
<第4の実施形態>
図14は、本発明の第4の実施形態による電流センサ4の構成を説明するための略斜視図である。また、図15は電流センサ4をx方向から見た正面図、図16は電流センサ4をy方向から見た側面図、図17は電流センサ4をz方向から見た上面図である。
図14〜図17に示すように、本実施形態による電流センサ4は、コア10が第5及び第6の部分15,16をさらに含む点において、第2の実施形態による電流センサ2と相違する。その他の基本的な構成は、第2の実施形態による電流センサ2と同じであることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
コア10の第5及び第6の部分15,16は、第3及び第4の部分13,14と同様、互いに独立して設けられ、x方向に延在することによって第1の部分11と第2の部分12を接続する。コア10の第5及び第6の部分15,16は、第3の実施形態と同様、バスバーBの第1〜第3の電流経路B1〜B3に囲まれる位置に設けられている。
また、第5及び第6の部分15,16は、それぞれサイドウォール15s,16sを有している。サイドウォール15s,16sはxz面を有し、磁気センサSの一部及び補償コイルCの一部をy方向から覆っている。しかしながら、バスバーBと干渉する部分においてはサイドウォール15s,16sに切り欠き部15a,16aが設けられている。これにより、バスバーBの第1の電流経路B1は、サイドウォール13s,15sに設けられた切り欠き部13a,15aから露出し、バスバーBの第2の電流経路B2は、サイドウォール14s,16sに設けられた切り欠き部14a,16aから露出している。したがって、本実施形態においても、バスバーBの第1及び第2の電流経路B1,B2は、コア10によってy方向から覆われることなく露出している。
本実施形態による電流センサ4は、第2の実施形態による電流センサ2と同じ効果を得ることができるとともに、コア10の体積がよりいっそう増大することから、コア10の磁気抵抗をよりいっそう低減することが可能となる。しかも、磁気センサSの周囲の大部分がコア10によって覆われることから、外乱磁界に対するシールド効果もより高められる。
また、本実施形態においては、コア10がz方向に分割された2つのブロック10A,10Bによって構成されている。具体的には、第1及び第2の部分11,12の上側半分と、第3及び第4の部分13,14がブロック10Aによって構成され、第1及び第2の部分11,12の下側半分と、第5及び第6の部分15,16がブロック10Bによって構成されている。このように、コア10を2つのブロック10A,10Bによって構成すれば、2つのブロック10A,10Bを組み合わせることによってコア10が形成されることから、電流センサ4の作製が容易となる。しかも、本実施形態においては、ブロック10A,10Bがz方向に分割されていることから、コア10の内部をx方向に流れる磁束に対してブロック10A,10Bの界面が磁気ギャップとなることがない。尚、本実施形態においては、2つのブロック10A,10Bをz方向に分割しているが、これらをy方向に分割しても同様の効果を得ることが可能である。
<第5の実施形態>
図18は、本発明の第5の実施形態による電流センサ5の構成を説明するための略斜視図である。また、図19は電流センサ5をx方向から見た正面図、図20は電流センサ5をy方向から見た側面図、図21は電流センサ5をz方向から見た上面図である。
図18〜図21に示すように、本実施形態による電流センサ5は、コア10がx方向に分割された2つのブロック10C,10Dからなる点において、第4の実施形態による電流センサ4と相違する。その他の基本的な構成は、第4の実施形態による電流センサ4と同じであることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態においては、第1の部分11と、第3〜第6の部分13〜16のx方向における半分がブロック10Cによって構成され、第2の部分12と、第3〜第6の部分13〜16のx方向における残りの半分がブロック10Dによって構成されている。本実施形態においても、2つのブロック10C,10Dを組み合わせることによってコア10が形成されることから、電流センサ5の作製が容易となる。しかも、本実施形態においては、コア10の第1及び第2の部分11,12にブロック10C,10Dの界面が現れないことから、磁気センサSと第1及び第2の部分11,12の磁気結合を高めることが可能である。
<第6の実施形態>
図22は、本発明の第6の実施形態による電流センサ6の構成を説明するための略斜視図である。
図22に示すように、本実施形態による電流センサ6は、コア10が枠状平板からなり、磁気センサSの感度軸を中心として折り曲げている点において、第1の実施形態による電流センサ1と相違する。その他の基本的な構成は、第1の実施形態による電流センサ1と同じであることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態においては、コア10の材料としてパーマロイなどの磁性金属材料を用いることができ、これを折り曲げることによってコア10を作製することができる。折り曲げ角度θは、電流センサ6の特性に大きく影響しないため、バスバーBの第3の電流経路B3をz方向から覆う範囲で任意に設定が可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
1〜6 電流センサ
10 コア
10A〜10D ブロック
11 第1の部分
12 第2の部分
13 第3の部分
14 第4の部分
15 第5の部分
16 第6の部分
13a〜16a 切り欠き部
13s〜16s サイドウォール
20 基板
21 端子
B バスバー
B1 電流経路
B2 第2の電流経路
B3 第3の電流経路
C 補償コイル
I 測定対象電流
Lp 検出コイル
M 可飽和磁性体
S 磁気センサ
φ 磁束

Claims (10)

  1. 磁気センサと、
    測定対象電流によって前記磁気センサの感度軸方向に磁束を発生させるバスバーと、
    前記磁束の磁路となるコアと、を備え、
    前記バスバーは、前記測定対象電流が互いに逆方向に流れる第1及び第2の電流経路を含み、
    前記コアは、前記磁気センサの前記感度軸方向における両側に位置する第1及び第2の部分と、互いに独立して設けられ、前記バスバーの前記第1及び第2の電流経路を覆うことなく、前記第1の部分と前記第2の部分を接続する第3及び第4の部分とを含む環状構造を有することを特徴とする電流センサ。
  2. 前記コアの前記第3の部分は、前記感度軸方向及び前記バスバーの前記第1の電流経路の延在方向と平行な第1のサイドウォールを含み、
    前記バスバーの前記第1の電流経路は、前記第1のサイドウォールに設けられた切り欠き部から露出しており、
    前記コアの前記第4の部分は、前記感度軸方向及び前記バスバーの前記第2の電流経路の延在方向と平行な第2のサイドウォールを含み、
    前記バスバーの前記第2の電流経路は、前記第2のサイドウォールに設けられた切り欠き部から露出していることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記バスバーは、前記第1の電流経路と前記第2の電流経路を接続する第3の電流経路をさらに含み、
    前記コアの前記第3及び第4の部分は、前記バスバーの前記第3の電流経路を覆う位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電流センサ。
  4. 前記バスバーは、前記第1の電流経路と前記第2の電流経路を接続する第3の電流経路をさらに含み、
    前記コアの前記第3及び第4の部分は、前記バスバーの前記第1乃至第3の電流経路に囲まれる位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電流センサ。
  5. 前記コアは、互いに独立して設けられ、前記バスバーの前記第1及び第2の電流経路を覆うことなく、前記第1の部分と前記第2の部分を接続する第5及び第6の部分をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の電流センサ。
  6. 前記コアの前記第5及び第6の部分は、前記コアの前記第1乃至第3の電流経路に囲まれる位置に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の電流センサ。
  7. 前記コアの前記第3及び第4の部分と前記コアの前記第5及び第6の部分は、互いに異なるブロックに属することを特徴とする請求項5又は6に記載の電流センサ。
  8. 前記コアの前記第1の部分と前記コアの前記第2の部分は、互いに異なるブロックに属することを特徴とする請求項5又は6に記載の電流センサ。
  9. 前記コアは、前記感度軸を中心として折り曲げた枠状平板からなることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電流センサ。
  10. 補償電流によって前記感度軸方向に磁束を発生させる補償コイルをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の電流センサ。
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