JP2019126952A - 筆記具用保持具及びその部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】筆記していない待機時から筆記姿勢へ入る為の、人差指側面に離れて待機保持されている筆記具先端を押し下げる際、筆記具の上に乗せる人差指の左右方向の従来不可欠な動作を小さくして、あるいは不要にして、より簡単な動作で円滑に瞬時に筆記姿勢に入れる筆記具用保持具を提供する。【解決手段】待機時の筆記具先端周辺部19を伸ばした人差指に近づけて所定の位置に規制する規制手段を備える。一例として突起部11を保持台座部1H4に設け、保持部2aに保持する筆記具本体軸を突起部11に当てて、筆記具先端周辺部19の位置を規制することで、筆記具4の上に乗せる人差指の左右方向の動作を小さくでき、あるいは不要にでき、人差指のより簡単な動作で円滑に瞬時に筆記姿勢に入れる構成にした。【選択図】図5

Description

本発明は、筆記具用保持具とその部品と付属部品に関する。更には、筆記していない待機時から筆記姿勢への移行動作における、人差指のより簡単な動作による円滑な操作性を実現する筆記具用保持具とその部品と付属部品に関する。
この種の筆記具用保持具として、本出願人の提案に係る筆記具用保持具が公知である(特許文献1、特許文献2)。連続した筆記作業だけの時の小休止や、筆記を伴う読書・資料調べ・電子辞書調べ・電卓操作・コンピューターのキーボード操作時など、筆記や小休止と共に別な作業を並行して行う時、繰り返し瞬時に両作業を移行できるように、筆記具4を手に保持しておける筆記具用保持具として使用する。
特許文献1、特許文献2による筆記具用保持具について説明する。これらの筆記具用保持具は、装着部2を手の甲から手のひらに回して装着し、装着部2につながる保持台座部1に設けた保持部2aに筆記具4を取付けて使用する。使用者の手に装着される装着部2と、この装着部2につながる保持台座部1と、この保持台座部1に設けた筆記具4を保持する伸縮可能な保持部2aとからなる筆記具用保持具であって、前記保持部2aは、筆記具使用時には筆記具4を指で持つことにより筆記具4を回動させ筆記姿勢に入り、不使用時には筆記具4を持つ指から離すと前記保持部2aの復元力で逆方向に筆記具4を回動させ元に戻り、その筆記具4が伸ばした人差指側面に沿って保持され、筆記と小休止やその他の作業との瞬時の繰り返しに使用できるものである。
前記保持部2aは所要の巾の伸縮可能な帯状のゴム紐あるいは所要の太さの伸縮可能な線状の丸ゴム紐で形成されている。保持台座部1は、弾性のある合成樹脂材で形成され、装着部2によって人差指の付け根側面から親指の付け根までの間の位置に取り付けられる。前記装着部2も前記保持部2aと同様に所要の巾の伸縮可能な帯状のゴム紐あるいは所要の太さの伸縮可能な線状の丸ゴム紐(外側ナイロン糸の丸ゴム紐)で形成されている。保持部2aと装着部2は共に同じ部材で形成されているものもあれば、また、線状と帯状との組合せという形状の異なる部材で形成されているものもある。保持部2aと装着部2の両方共が線状や帯状として同様であっても、それぞれが太さの異なる部材や巾の異なる部材で形成されている場合もある。
保持部2aに保持された筆記具4は、伸ばした人差指側面に沿って待機し、筆記姿勢に移る時には、人差指指先を筆記具先端周辺部19の上に乗せて下に押し下げ、人差指が手のひら側に曲がるのと同方向に、筆記具4も保持部2aを中心に筆記姿勢位置まで回動して、人差指親指中指の三本の指先で筆記具4を支える正しい筆記姿勢に入ることになる。筆記姿勢を止める時には、筆記姿勢の筆記具4を支える人差指指先を更に手のひら側に引金を引くような形で曲げて、筆記具4を人差指指先から親指側に外すと、逆方向に回動する復元力を保持部2aより受け、筆記具4は瞬時に元の位置に戻り、揺れ続けることなくぴたりと止まり、伸ばした人差指側面に沿って待機保持され、筆記姿勢と待機姿勢とを瞬時に反復可能としている。
これにより筆記具4を常に人差指のそばに待機保持することができ、筆記の度に筆記具4を机から取り上げたり置いたりする動作が不要になる。連続した長い筆記作業だけの場合であっても、筆記していない小休止の時、筆記具4を指で持っていなくても落さずに済むのはとても楽である。そして筆記作業と他の別な作業との並行作業の場合には円滑に瞬時に両作業を繰り返すことができる。
特許第3851650号 特許第4746113号(段落番号0054、図49、図50)
本特許願の提出物件の文中では、手5のひらを水平にして下方に向けた時の親指人差指中指薬指小指の並び方向を左右方向として表し、手5の甲方向を上方として表し、待機時の筆記具先端及び伸ばした指先方向を前方とし、逆方向を後方として表している。
また、筆記具先端周辺部19とは、待機時から筆記姿勢へ移行する際に人差指指先の腹で押し下げるときに触れる部分周辺を表し、待機時の伸ばした人差指指先側面に触れる部分周辺を表し、正しい筆記姿勢の際の親指人差指中指の三本の指先で支える部分周辺も表している。
特許文献1及び特許文献2の公知の筆記具用保持具は、筆記具4を使っていない待機時から筆記姿勢へ移行する際、図1に示すように人差指側面に沿いながらも若干離れて保持されている筆記具先端周辺部19に向かって人差指指先を山なりに左右方向に動かして、人差指指先の腹を筆記具先端周辺部19の上に乗せる必要があった。この動作はこの後筆記具先端を下に押し下げて筆記姿勢に入る為に、不可欠の動作であった。
この手5のひらを下に向けた時の人差指の上下方向以外の左右方向への指先の動作は慣れればできるものの、初めてこの筆記具用保持具を使用する人には慣れない動作であり説明と練習が必要であった。この筆記具4に向かって動かす人差指指先の山なりの左右方向の動作を出来るだけ小さくして、あるいはその左右方向の動作を全く不要にして、誰もがより簡単に使えるものにしたい。初めて使用する人でも説明も練習も必要とせず、直ぐ使い始められる道具にする為にも解決したい問題であった。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、より簡単な人差指指先の動作によって待機姿勢から筆記姿勢へと、より円滑に瞬時に移行でき簡単に使える筆記具用保持具を実現することを目的とする。
本発明の第1の課題解決手段は、上記目的を達成するために、使用者の手5に装着される装着部2と、この装着部2につながる保持台座部1Hと、この保持台座部1Hに設けた筆記具4を保持する伸縮可能な保持部2aとからなる筆記具用保持具であって、前記保持部2aは、筆記具使用時には筆記具4を指で持つことにより筆記具4を回動させ、不使用時には筆記具4を持つ指から離すと前記保持部2aの復元力で逆方向に筆記具4を回動させ元に戻り、その筆記具4が伸ばした人差指側面に沿って保持され、その筆記具先端周辺部19を所定の位置に規制する規制手段を備えることを特徴として構成したものである。
また、本発明の筆記具用保持具使用時の待機時から筆記姿勢へ移行する動作において、筆記姿勢へ向けて人差指指先で筆記具先端周辺部19を押し下げる為に、従来の特許文献2に記載ものでは、一旦人差指指先を上に上げながら、図1に示すように人差指指先で筆記具先端周辺部19を迎えにいく山なりの左右方向への指の大きな動きが必要であったが、その動作がより小さくて済む為に、図3に示すように待機時の筆記具先端が人差指先端へ近づき、その筆記具先端周辺部19が伸ばした人差指側面に触れる前の位置まで近づいて保持される、あるいはその左右方向の指の動きが無くて済む為に、図5に示すように待機時の筆記具先端周辺部19が人差指側へ近づいて伸ばした人差指側面に触れて押して保持され、図6のように一旦人差指指先を上に上げると、人差指側面に触れて押していた筆記具先端周辺部19が、図7に示すように人差指指先の腹の下に自ずと入り込むように動く筆記具4への規制手段を備えていることを特徴として構成したものである。(図1から図10まで参照)
また、第1の課題解決手段の、「その筆記具先端周辺部19を所定の位置に規制する規制手段を備える」の記述の「所定の位置」について記す。所定の位置とは図3や図5や図7で示す筆記具先端周辺部19の待機時の位置であり、更に本発明の様々な実施形態のその筆記具先端周辺部19の待機時の位置は、使用者それぞれの方の好みや使い心地の良さにも対応する為、「所定の位置」に一定の範囲を定めている。その「所定の位置の範囲20」を以下に定義する。所定の位置を規制される待機時の筆記具先端周辺部19の人差指側の表面が、伸ばした人差指指先の筆記具側側面から10mm離れた位置から「所定の位置の範囲20」は始まり、その範囲は筆記具先端周辺部19が人差指に近づき人差指側面に触れる前の位置まで近づいたところ(図3)を経て、筆記具先端周辺部19が人差指側面に触れて押して(図5)、仮に人差指がそこに無ければ、その筆記具先端周辺部19は伸ばした人差指指先の腹があった位置に重なるところまで向かうそこの位置(図7)を含むところまでの、その範囲を「所定の位置の範囲20」として定義する。それぞれの規制手段により好みや使い心地の良さにもよって、本筆記具用保持具の製作時に、その範囲内のいずれかの位置を選択して製作されて筆記具先端周辺部19は規制されることを特徴として構成されるものである。当然待機時のその筆記具先端周辺部19が人差指指先の腹に重なる位置まで向かう設定の場合には、その向かう力を内在し、人差指側面でそれを止められている図5に示す状態になる。
また、第2の課題解決手段は、前記規制手段が、前記規制を目的とする突起部11であって、且つ前記保持部2aに保持する筆記具本体軸を前記保持台座部1Hに設けた前記突起部11に当てることで、筆記具先端周辺部19を所定の位置へ規制する構成としたものである。保持部2aの設置位置から後方に突起部11は設けられ、その突起部11の高さは保持部2a設置位置から後方に離れるに従い、比例して高くなる。それらの構成により、待機時の筆記具先端周辺部19は前記「所定の位置の範囲20」のいずれかの位置を製作時に選択して規制されることを特徴として構成したものである。(図11から図19までの突起部11を参照)
また、第3の課題解決手段は、前記規制手段が、保持台座部1Hに設けた前記突起部11に代えて、前記装着部2あるいは前記保持部2aを形成する一部分を、前記突起部11同様の目的を果たす突起相当部11eとして、保持台座部1Hに設ける構成としたものである。それらの構成により、待機時の筆記具先端周辺部19は前記「所定の位置の範囲20」のいずれかの位置を製作時に選択して規制され保持されることを特徴として構成したものである。(図20から図29までの突起相当部11eを参照)
また、第4の課題解決手段は、前記規制手段が、保持台座部1Hに湾曲面12あるいは屈曲面13あるいは傾斜面14のいずれかを設けている構成としたものである。これらの保持部2aの付根部分の上面視による保持台座部1Hの設置面角度の前方方向への延長線が人差指先端方向へ近づくことになる。よって保持部2aに挿通した筆記具先端は人差指先端へ近づいて規制される。これらの構成による保持部設置面の角度の規制によって、前記「所定の位置の範囲20」のいずれかの位置を製作時に選択して筆記具先端周辺部19は規制され保持されることを特徴として構成したものである。(図30の湾曲面12を参照)(図32の屈曲面13を参照)(図34の傾斜面14を参照)
また、第5の課題解決手段は、第1第2第3第4の課題解決手段のそれぞれの規制手段のその設置位置を、あるいはその突起部11の高さを、あるいはその突起相当部11eの位置と高さを、あるいはその保持部2a設置面の角度を、それぞれ変動させ複数設けることができ、その筆記具先端周辺部19の伸ばした人差指へ近づける位置を、前記「所定の位置の範囲20」に、複数位置設定可能とし、使用者がその複数位置から使い心地の良さや好みによって自由に使用時に選択可能としたことを特徴として構成したものである。(図36、図38の可動突起部11eeを参照)(図40の高さ可変突起部11ehを参照)(図42の角度可変保持部設置面14eと保持台座部1H17可動部分18を参照)
また、第6の課題解決手段は、突起部品21を前記保持部2aに保持する筆記具本体軸の保持部2a部分より後方の位置に取付けて、その筆記具先端周辺部19を所定の位置に規制するものであり、前記突起部品21を筆記具用保持具に付属部品として備える構成としたものである。筆記具本体軸の保持部2a部分より後方の取付け位置については、前後に移動可能にもでき、その場合は使い心地の良さや好みによって自由に使用時に位置を調節できる。それらの構成により、待機時の筆記具先端周辺部19は前記「所定の位置の範囲20」のいずれかの位置を使用時に選択して規制され保持されることを特徴として構成したものである。(図60の突起部品21を参照)
上記の課題解決手段による本発明の作用効果は次の通りである。待機時から筆記姿勢への移行動作の際、人差指側面に沿いながらも若干離れて保持される筆記具4を人差指で迎えにいく従来必要であった左右方向の大きな動作をより小さくでき、あるいは不要にできるため、ほぼ上下方向だけに近い単純で簡単な人差指の動作にでき、より円滑でより簡単に瞬時に筆記姿勢へ移行できる効率の良い筆記具用保持具を提供することができる。
また、本発明により、初めてこの筆記具用保持具を使う人でも、従来の人差指で筆記具4を迎えにいく左右方向の動作自体を意識せずに使用でき、従来必要であった筆記具4を迎えにいく左右方向の動作の説明をしなくても、自ずとより円滑でより簡単に瞬時に筆記姿勢へ移行できる効率の良い筆記具用保持具を実現することができる。
また、本発明により、筆記具用保持具の待機姿勢と筆記姿勢の繰り返しが、人差指のほぼ上下方向だけに近い単純で簡単な動作によって行われるように出来るため、長時間の使用にも手指の疲労が少なくて済むという効果が得られる。
また、本発明の第5及び第6の課題解決手段では、待機時から筆記姿勢に入る際の、待機時の筆記具先端周辺部19の規制位置を複数位置から使用時に選択できるようになり、使用者にとっての更なる使い心地の良さや好みへの幅広い対応力の向上が得られる。
また、本発明は、筆記具4の手指による正しい持ち方の位置関係を根拠に発明されており、本発明を使用する事により、筆記具4の正しい持ち方を自動的に習得できる効果が得られる。
また、本発明により、デザインの幅が広がり、多種多様な筆記具用保持具の商品デザインのバリエーションの展開を提供することができる。
特許文献2に記載の筆記具用保持具301を装着した待機姿勢とその筆記姿勢へ入る時の人差指の大きな動きを示す説明図 特許文献2に記載の筆記具用保持具301を装着した待機姿勢を手のひら側から見た説明図 筆記具用保持具704を装着した待機姿勢とその筆記姿勢へ入る時の人差指の小さな動きを示す説明図(所定の位置の範囲20も図示) 実施形態704を装着して人差指側面側から見た説明図 実施形態704を装着し筆記具先端周辺部19が人差指側面に触れて押している待機姿勢の説明図(所定の位置の範囲20も図示) 上記図5で説明の押されている人差指指先を上にあげる状態の説明図 上記図6で説明の人差指指先を上にあげると筆記具先端周辺部19が自ずと人差指指先下へ入り込む動きの説明図(所定の位置の範囲20も図示) 上記図7で説明の人差指指先下へ入り込んだ筆記具先端周辺部19をそのまま押し下げて筆記姿勢へ入る途中の説明図 実施形態704を装着した筆記姿勢を示す説明図 実施形態704を装着しキーボード操作をしている状態の説明図 第1実施形態701の斜視図と上面図と右側面図を組合せた説明図 第2実施形態702の斜視図と上面図と右側面図を組合せた説明図 第2実施形態702の裏側より見た斜視図 第3実施形態703の斜視図と上面図の組合せた説明図 第3実施形態703の裏側より見た斜視図 第4実施形態704の斜視図と上面図と右側面図を組合せた説明図 第4実施形態704の裏側より見た斜視図 第5実施形態705の斜視図と上面図の組合せた説明図 第5実施形態705の裏側より見た斜視図 第6実施形態706の斜視図と上面図と右側面図を組合せた説明図 第6実施形態706の裏側より見た斜視図 第7実施形態707の斜視図と上面図と右側面図を組合せた説明図 第7実施形態707の裏側より見た斜視図 第8実施形態708の斜視図と上面図と右側面図を組合せた説明図 第8実施形態708の裏側より見た斜視図 第9実施形態709の斜視図と上面図と右側面図を組合せた説明図 第9実施形態709の裏側より見た斜視図 第10実施形態710の斜視図と上面図を組合せた説明図 第10実施形態710の裏側より見た斜視図 第11実施形態711の斜視図と上面図を組合せた説明図 第11実施形態711の裏側より見た斜視図 第12実施形態712の斜視図と上面図を組合せた説明図 第12実施形態712の裏側より見た斜視図 第13実施形態713の斜視図と上面図と右側面図を組合せた説明図 第13実施形態713の裏側より見た斜視図 第14実施形態714の斜視図と上面図を組合せた説明図 第14実施形態714の裏側より見た斜視図 第15実施形態715の斜視図と上面図と右側面図を組合せた説明図 第15実施形態715の裏側より見た斜視図 第16実施形態716の斜視図と上面図と右側面図と部分拡大図を組合せた説明図 第16実施形態716の裏側より見た斜視図 第17実施形態717の斜視図と上面図と右側面図を組合せた説明図 第17実施形態717の裏側より見た斜視図 第1の実施形態701の保持台座部1H1の部品図 第2の実施形態702の保持台座部1H2の部品図 第3の実施形態703の保持台座部1H3の部品図 第4の実施形態704の保持台座部1H4の部品図 第5の実施形態705の保持台座部1H5の部品図 第6の実施形態706の保持台座部1H6の部品図 第7の実施形態707(708)の保持台座部1H7(1H8)の部品図 第9の実施形態709の保持台座部1H9の部品図 第10の実施形態710の保持台座部1H10の部品図 第11の実施形態711の保持台座部1H11の部品図 第12の実施形態712の保持台座部1H12の部品図 第13の実施形態713の保持台座部1H13の部品図 第14の実施形態714の保持台座部1H14の部品図 第15の実施形態715の保持台座部1H15の部品図 第16の実施形態716の保持台座部1H16の部品図 第17の実施形態717の保持台座部1H17の部品図 第18実施形態718の斜視図と上面図とその付属部品図を組合せた説明図
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図においては、保持台座部は1として表し、更に1H4の様に分類を1に続くHなどアルファベット大文字で表し、続く個別の番号を数字で表している。装着部は2、筆記具を保持する保持部は2a、保持台座部に設けた装着部部材あるいは保持部部材を挿通して嵌合する穴を1a、1b、1c、1d、あるいは1bcとし、筆記具は4、手は5と示し、突起部は11、突起相当部は11e、線状伸縮部材の結び目を2k、止め玉2t と示し、本発明の筆記具用保持具は701、702など三桁の数字で示している。その他、下記符号の説明に示す通りである。
保持台座部1Hは、機能的不都合が生じない限り多種多様なデザインが可能であるが、機能的な点、美観の点、右手左手共用にする点などから、優れた対称性を持つ形態として、ここでは円形や楕円形、長円のものを図示している。右手左手共用にする点では、保持台座部1Hは上下の対称性が必要であって前後の対称性はなくても成り立つ。
保持台座部1Hは、人差指の付け根側面から親指の付け根までの位置に装着され、弾性のあるポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン等の合成樹脂材あるいは厚さ1mm程度の厚紙により形成される。例えば直径20から40mm程の円形、あるいは所要の大きさの楕円形や長円形に形成される。その他様々な輪郭をもつ外形も形成可能である。発泡樹脂材や皮革などの素材にても可能で、また弾性はなくても装着位置の手の形状に違和感なく適合する形に形成されていれば硬質樹脂も可能であり、竹製や木製のものやアルミニュウムやステンレスや金銀等の金属素材でも可能である。貴金属素材の採用により装身具としての装飾的価値も備え持つようにできる。
保持台座部1Hとつながる装着部2は、5mmから30mm程の所要の巾の伸縮可能な部材の帯状のゴム紐、あるいは直径2mmから6mm程の所要の太さをもった線状の伸縮可能な部材の丸ゴム紐(外側ナイロン糸の丸ゴム紐)で形成される。保持台座部1Hには板厚方向に貫通する前記装着部2の部材が挿通して嵌合する穴が設けられる。例えば図11と図44、図16と図47、図22と図50に示すように、設けた穴に装着部2の部材を挿通して装着部2は形成される。装着部2を使用者の手5の甲から手5のひらに回して、装着部長さ調節機能穴、穴1e、穴1h、穴1dによって心地良い装着具合の長さに調節して環状の装着部2を形成する。装着部長さ調節機能穴は、装着部2の部材の嵌合をきつくして動きにくくする大きさに設けられている。図16に示すように帯状の装着部材末端切り口2dは斜めの切り口にすることにより繊維のほつれを防いでいる。また、帯状のゴム紐のかわりに必要な機能を満たせれば腕時計のベルトと留め具と同類なものの装着部2への使用も可能である。
保持部2aについては、5mmから20mm程の所要の巾の伸縮可能な部材の帯状のゴム紐、あるいは直径2mmから5mm程の所要の太さをもった線状の伸縮可能な部材の丸ゴム紐(外側ナイロン糸の丸ゴム紐)で形成される。保持台座部1Hには板厚方向に貫通する前記保持部2aの部材が挿通して嵌合する穴が設けられる。丸ゴム紐のかわりに同様の機能を果たせれば微細なバネ材による丸紐状コイルバネの保持部2aへの使用も有り得る。
実施するための形態として、ここに図示している全ての筆記具用保持具は、右手用左手用の別がなく左右共用であり、左右上下対称形の輪郭を基本とした保持台座部1Hを持つ筆記具用保持具である。
装着の仕方は、例えば図16に示すように保持台座部1H4の装着部2側から保持部2aに向けて筆記具4の先端から挿通して取り付ける。保持部2aは例えその筆記具4がラバーグリップ付きであっても自らがねじれることによって受入れて保持できる。図4、図5に示すように筆記具4が人差指側面にくるように環状の装着部2の中へ親指を残して人差指から小指まで4本を揃えて通し、保持台座部1H4を人差指付け根側面から親指の付け根までの位置に取付けて、装着部2を手5の甲から手5のひらに回して装着する。筆記具4の先端を人差指の先端にほぼ揃え、人差指指先を筆記具先端周辺部19の上に乗せやすいように、人差指指先を上下に動かし試しながら保持台座部1H4の取付け位置を前後上下に調節する。
伸ばした人差指側面に沿って待機保持されている筆記具先端周辺部19に、伸ばした人差指指先を上に乗せて、図8のように人差指を曲げてゆくと、筆記具4も保持部2aを中心に回動して、そのまま人差指と親指と中指とで正しい筆記姿勢になり、図9のようにすぐ筆記作業が可能となる。その間の所要時間は0.5秒で足りる。筆記を止める時は、筆記具4を支えている人差指指先を更に内側に引金を引く様に曲げて、筆記具4を親指側に逃がすことで、筆記具4先端部は保持部2aの復元力で跳ね上がり、伸ばした人差指側面に沿った待機位置にぴたりと戻ることになり、図10のようにキーボードを打つ等の別な作業が瞬時に可能となる。このように筆記や小休止と並行して別な作業をより円滑に効率良く繰り返すことができる。
図1、図2は本発明の課題を説明するものとして、特許文献2に記載の筆記具用保持具301を装着し待機時から筆記姿勢へ入る時の人差指の動きを示したものである。筆記具先端周辺部19を押し下げて筆記姿勢へ入る為、図1に示す人差指指先の矢印の様に人差指を山なりに左右方向へ大きく動かす必要があったことを図示している。
図3は本発明の課題を解決した突起部11を備えた保持台座部1H4を持つ筆記具用保持具704を装着したものである。その待機姿勢から筆記姿勢へ入る時の人差指の動きを示したものである。筆記具先端周辺部19を押し下げて筆記姿勢へ入る為、人差指指先を筆記具先端周辺部19まで左右に動かす巾を図3と図1とで比較してみると、人差指指先の矢印に示されるように左右方向へ動かす巾が図3は少なくてよいことを図示している。これは突起部11によって待機時の筆記具先端周辺部19が人差指に近づき、人差指に触れる前の位置まで近づいて規制されている場合の結果である。
図4は本発明の課題を解決した保持台座部1H4に突起部11を備えた筆記具用保持具704を装着して人差指側面側から見た図である。筆記具先端周辺部19が人差指に触れる前の位置まで近づいて規制されている場合と筆記具先端周辺部19が人差指に触れて押しながら規制されている場合の図は、この方向から見た場合は共に同じように見える図となる。
図5は本発明の課題を解決した保持台座部1H4に突起部11を備えた筆記具用保持具704を装着した待機時の図である。筆記具先端周辺部19が人差指側面に触れて押して規制されている図である。人差指側面に触れて押している筆記具先端周辺部19は、仮に人差指がそこに無ければ、その筆記具先端周辺部19は人差指指先の腹があった位置に重なる位置まで向くように突起部11により規制されている。待機時のこの図5の筆記具先端周辺部19は人差指指先の腹に重なる位置まで向かう力を内在しつつ、人差指側面でそれを止められている状態を図示している。
図6は図4で示した筆記具用保持具704を装着して人差指側面側から見た図で人差指を上に上げた図である。人差指側面に触れて押して規制されていた筆記具先端周辺部19が上に動かした人差指指先の腹の下へ自ずと入り込もうとする状態の図である。この図では筆記具先端周辺部19は人差指指先の腹の下へ入り込む前の状態で描かれている。
図7は図5で示した筆記具用保持具704を装着して、筆記姿勢に入る為、一旦人差指指先を上に上げた状態の図である。人差指側面を押しながらもその人差指側面で止められていた筆記具先端周辺部19は、その人差指指先が上に上がった為、人差指指先の腹があった位置に重なるところまで動き、人差指指先の腹の下に自ずと入り込んだ図である。その人差指指先をそのまま下ろしていくと自然に正しい筆記姿勢に入ることになる。
図8は図7に続いて筆記姿勢へ移る途中の状態を図示したもので、人差指指先を下げてゆくと、筆記具4も保持部2aを中心に回動して、そのまま自然に人差指と親指と中指とで支える正しい筆記姿勢になる。
図9は図8に続いて本発明の筆記具用保持具704を装着した筆記姿勢を図示している。図5から、図6、図7、図8、図9までの人差指指先の動作は全て上下方向だけであり、それにより筆記姿勢への移行は完了している。
図10は本発明の筆記具用保持具704を装着した待機姿勢で別な作業をしている図である。本発明により筆記作業と小休止やキーボードを打つ等の別な作業を並行作業するとき、更に楽に簡単で円滑に瞬時に効率良く繰り返すことができるようになった。
実施の形態について、全体的な説明をしたが、以下は、実施の形態ごとの詳細な説明をする。
図11、図44の本発明の第1の実施の形態701において、筆記具用保持具701は、直径25mmから35mm程の円形状の保持台座部1H1と、10mmから15mm程の所要の巾の伸縮可能な部材の帯状のゴム紐からなる装着部2と保持部2aとで形成される。図11の右側面図に示す通り保持台座部1H1は、手5の人差指の付け根側面から親指の付け根までの形状にほぼ沿った円弧状に湾曲した板形状に形成されていて、筆記具4の先端方向を前方とすると、保持台座部1H1の後方の上下方向中央部に、略高さ2mm、巾3mm、長さ10mmの突起部11を保持台座部1H1に一体成形して設けている。保持部2aと突起部11との間隔により突起部11の必要な高さの数値は変化する。待機時の筆記具先端周辺部19を規制して保持する位置が同じ場合には、突起部11の位置が保持部2aへ近づくにつれ突起部11の高さは小さな数値で規制可能となる。
待機時の筆記具先端周辺部19が、伸ばした人差指に近づき規制されて保持される位置は、本筆記具用保持具製作時に前記「所定の位置の範囲20」のいずれかの位置を予定して設計し製作される。この点本発明の全ての実施の形態についても同様である。
図12、図13、図45の本発明の第2の実施の形態702において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、装着部2と保持部2aの共に両部材の帯状部材と線状部材の違いである。線状部材にすることで保持台座部1H2の円形を小さくでき、右側面から見て湾曲した円弧状に形成しなくてもすむ。筆記具用保持具702は、直径20mmから30mm程の円形状の保持台座部1H2と、直径2mmから5mm程の所要の太さをもった線状の伸縮可能な部材の丸ゴム紐からなる装着部2と保持部2aとで形成される。図12の右側面に示す通り保持台座部1H2は、平な円板状に形成されているが、円板の大きいものでは、手5の人差指の付け根側面から親指の付け根までの形状にほぼ沿った円弧状に湾曲した板形状に形成することも可能である。筆記具4の先端方向を前方とすると、保持台座部1H2の後方の上下方向中央部に、略高さ2mm、巾3mm、長さ12mmの突起部11を設けていて、回動する筆記具が止まる中央部に僅かな凹部を設けている。この突起部11も保持台座部1H2に一体成形して設けている。
保持部2aと突起部11との間隔により突起部の必要な高さの数値は変化する。突起部11の位置が保持部2aへ近づくにつれ突起部11の高さは小さな数値で規制可能となる。
図13の保持台座部1H2の保持部2aから裏側に出てくる部分の保持部長さ調節部2aaによって、使用する筆記具4の軸の太さに対応して、その保持部2aの長さを調節することが可能である。保持部2aが挿通する保持台座部1H2の穴1b はその嵌合を動きにくく設定する。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図14、図15、図46の本発明の第3の実施の形態703において、前記本発明の第2の実施の形態と主に異なる点は、保持台座部1H3の形状が円形状から横長楕円形状になっていて、突起部11が装着部2や保持部2aと同素材の線状の伸縮可能な丸ゴム紐により保持台座部1H3に形成されている点が異なっている。また、2本の装着部2をまとめる装着部巻き帯部15を備え、装着部末端の結び目2kがなく止め玉2tになっている。図2で示す結び目2kの代わりに止め玉2tに同じ役目がある。装着部2の長さを調節して余った部分を手5のひら側にまとめてブラブラさせないで止めておく為の役目である。保持部2aも一本になっていることが異なる。二本の場合より一本の方が待機姿勢へ戻る筆記具4の保持部2aから受ける回動する復元力が弱くなり優しい動きになる。保持部2aと突起部11と装着部2は別々に分けて形成することもできるが、ここでは一本に繋がった丸ゴム紐で形成されていて、その一本の両端部と保持部2aから裏側に出てくる部分を合わせた三ヶ所は保持台座部1H3裏面に接着されていて、保持部長さ調節部2aaがない。両端部は接着し保持部2aから裏側に出てくる部分一ヶ所だけを接着しないことで、保持部長さ調節部2aaを設けることもできる。突起部11の部分を保持台座部1H3に一体成形することも可能である。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第2の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図16、図17, 図47の本発明の第4の実施の形態704において、前記本発明の第3の実施の形態と主に異なる点は、装着部2が帯状のゴム紐からなっている点である。その装着部材末端切り口2dを斜めにして末端切り口の繊維のほつれを防止している。保持部2aと突起部11は別々に分けて形成することもできるが、ここでは一本に繋がった線状の伸縮可能な丸ゴム紐で形成されていて、その両端部は保持台座部1H4裏面に接着されている。突起部11部分を保持台座部1H4と同素材で一体成形することも可能である。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第3の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図18、図19、図48の本発明の第5の実施の形態705において、前記本発明の第4の実施の形態と主に異なる点は、突起部11の形状の違いである。保持台座部1H5裏側に出てくる保持部2aの部材二本を裏側から表側へそれぞれ保持台座部1H5の上下の外周を回して二本分が通る穴1f+穴1g(図48保持台座部1H5の部品図参照)に挿通して突起部11を形成している。保持部2aと突起部11は一本に繋がった線状の伸縮可能な丸ゴム紐で形成されていて、その両端部は保持台座部1H5裏面に接着されている。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第4の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図20、図21、図49の本発明の第6の実施の形態706において、前記本発明の第5の実施の形態及び第2の実施の形態と主に異なる点は、保持台座部1H6に突起部11を設けずに、保持台座部1H6の表側に一つの穴(穴1a+穴1d 図49保持台座部1H6の部品図参照)から二本まとめて出てくる装着部2の部分が突起相当部11eとして突起部11同様の目的を備えている点である。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第2の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図22、図23、図50の本発明の第7の実施の形態707において、前記本発明の第6の実施の形態と主に異なる点は、保持部2aを二本から一本にした点である。鉛筆やボールペン等比較的軽い筆記具では一本の保持部2aのもので十分軽快に使用できる。保持台座部1H7に突起部11を設けずに、保持台座部1H7の表側に一つの穴(穴1a+穴1d 図50保持台座部1H7の部品図参照)から二本まとめて出てくる装着部2の部分が突起相当部11eとして突起部11同様の目的を備えている点は前記第6の実施の形態と同様である。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第6の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図24、図25、図50の本発明の第8の実施の形態708において、前記本発明の第7の実施の形態と主に異なる点は、二本の装着部2をまとめる装着部巻き帯部15を設けている点である。この巻き帯部に商品ロゴを入れられる。装着部巻き帯部15は筒状になっていて装着部2に接着されておらず左右に位置を移動できるので、左手使用の場合でも右手使用同様に手5の甲側に移動でき商品ロゴを表示できる。保持台座部1H8は保持台座部1H7と同形である。また、図25の保持台座部1H8の裏側の図示で明らかなように、保持部2aと装着部2を形成する線状の伸縮可能な丸ゴム紐の末端は保持台座部1H8裏面に接着している点が第7の実施の形態と異なっている。また、結び目2kの代わりに止め玉2tを備えている点も異なる点である。図2で示すように装着部2の長さを調節して余った部分をブラブラさせない為に結び目2kと同様に止め玉2tを使用する。左手使用の場合でも止め玉2tを手5のひら内側にして使用できる。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第7の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図26、図27、図51の本発明の第9の実施の形態709において、図16の前記本発明の第4の実施の形態と主に異なる点は、帯状の装着部2のものとしては、保持台座部1H9を極めて小さくできる点である。また、突起部11を備えていないことも第4の実施の形態と異なる点である。図26に示す保持部2aと装着部2との間隔Fを狭くすることで、装着部2の保持部2a側に近い部分の部材の厚み自体が突起相当部11eとして機能し、突起部11と同様の目的を果たすことができる。保持部2aを形成する線状の伸縮可能な丸ゴム紐の末端は保持台座部1H9裏面に接着されている。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第4の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図28、図29、図52の本発明の第10の実施の形態710において、前記本発明の第9の実施の形態と主に異なる点は、保持部2aが二本である点であり、且つ図28に示す通り保持台座部1H10に備わる二本の保持部2aの付根の間隔寸法がA>Bとなっている点が異なっている。前方Aより後方Bを小さくすることで、二本の保持部2aに保持される筆記具4は前方A側より後方B側が浮き上がって保持され、よって筆記具先端は人差指先端に近づいて保持されることになる。突起部11を備えていなくても、後方B側の保持部2aの付根部分が突起相当部11eとして、突起部11と同様の目的を果たすことになる。なお、装着部2に関しては図28に示す通り線状の所要の太さの丸ゴム紐で形成されるが、保持台座部1H10の装着部2の挿通部分を変更すれば、装着部2を所要の巾の帯状のゴム紐にすることも可能である。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第9の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図30、図31、図53の本発明の第11の実施の形態711において、前記本発明の第10の実施の形態と主に異なる点は、図30と図53の上面視で示す通り、装着した際の手の位置側に中心点を持つ円弧状に保持台座部1H11が湾曲している点である。この湾曲面12の上面視による保持台座部1H11の保持部2a付根部分の設置面角度の前方方向への延長線が人差指先端方向へ近づくことになる。よって保持部2aに挿通した筆記具先端は人差指先端へ近づいて規制される。保持台座部1H11の装着部2の挿通部分を変更すれば装着部2は所要の巾の帯状ゴム紐でも可能である。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第10の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図32、図33、図54の本発明の第12の実施の形態712において、前記本発明の第11の実施の形態と主に異なる点は、図32と図54の上面視の通り、保持台座部1H12は湾曲面12ではなく屈曲面13になっている点である。屈曲部の谷折り面側が装着した人差指付根側になる。この屈曲面13の上面視による保持台座部1H12の保持部2a付根部分の設置面角度の前方への延長線が人差指先端方向へ近づくことになる。よって保持部2aに挿通した筆記具先端は人差指先端へ近づいて規制される。保持台座部1H12の装着部2の挿通部分を変更すれば装着部2は所要の巾の帯状ゴム紐でも可能である。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第11の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図34、図35、図55の本発明の第13の実施の形態713において、前記本発明の第12の実施の形態と主に異なる点は、図34と図55の上面視の通り、保持台座部1H13の表面が傾斜面14になっている点である。この傾斜面14の上面視による保持台座部1H13の保持部2a付根部分の設置面角度の前方への延長線が人差指先端方向へ近づくことになる。よって保持部2aに挿通した筆記具先端は人差指先端へ近づいて規制される。保持台座部1H13の装着部2の挿通部分を変更すれば装着部2は所要の太さの丸ゴム紐でも可能である。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第12の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、前記第11、第12、第13の実施の形態711、712、713においては、湾曲面12、屈曲面13、傾斜面14をそれぞれの保持台座部1H表面全体に設けた実施例三例を示したが、保持部2a付根部分の設置面角度の前方への延長線が人差指先端方向へ近づくことが肝要な点であり、その点を実現できれば、前記三例に限らず、保持台座部1Hの全体ではなく部分的に湾曲面や屈曲面や傾斜面を設けることによる可能性もある。
図36、図37、図56の本発明の第14の実施の形態714において、前記本発明の図16に示す第4の実施の形態と主に異なる点は、図36の太線往復矢印が示すように、保持台座部1H14に設けた可動突起部11eeの位置を前後に変動可能とし、保持部2aに挿通した待機時の筆記具4の先端位置を人差指先端へ近づける複数の位置から使用時に選択できる点が大きく異なっている。可動突起部11eeの位置と筆記具先端位置との関係は、可動突起部11eeを保持部2aに近づける程、その筆記具先端位置は人差指先端へ近づく方向に動き、保持部2aから離す程、その筆記具先端位置は人差指先端から離れることになる。その筆記具先端周辺部19の待機時に規制される位置は、前記「所定の位置の範囲20」の複数位置に設定でき、その複数位置から、使い心地の良さや好みにより自由にその位置を使用時に選択できる。
図56に示す穴1hの可動突起部組立用半円穴部は、組立ての際、可動突起部11eeを保持台座部1H14に取付ける為の可動突起部11ee背面部の上下にある二つの半円形留め具17部分を保持台座部1H14の表側から裏側に通すための半円穴部である。そこを通して可動突起部11eeを保持部2a側へ移動させて、後に装着部2を穴1hへ挿通して組立てることで、可動突起部11eeを保持台座部1H14の前後に可動する巾の定位置から外れなくしている。
保持部2aを形成する所要の太さの丸ゴム紐の末端は保持台座部1H14裏面に接着されている。
保持台座部1H14の装着部2の挿通部分を変更すれば装着部2は所要の太さの丸ゴム紐でも可能である。
その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第4の実施の形態と同様な作用効果が得られる。加えて待機時の筆記具先端周辺部19の位置を複数位置から使用時に選択できるようになり、更なる使い心地の良さや好みへの対応力の向上が得られる。
図38、図39、図57の本発明の第15の実施の形態715において、前記本発明の第14の実施の形態と主に異なる点は、保持台座部1H15に設けた可動突起部11eeを、極めて単純簡略化した点である。保持部2aと同じ部材で作った小さい輪状の丸ゴム紐を、図38に示すように保持台座部1H15の保持部2aと装着部2の間の所要の位置に可動突起部11eeとして設ける。図57に示すように保持台座部1H15の外周の上下複数カ所に半円形をした可動突起部取付用凹部16を設けてあり、そこに小さい輪状の丸ゴム紐を伸ばしてはめることで可動突起部11eeとする。図38では本発明の筆記具用保持具715として保持台座部1H15の上下外周にそれぞれ二ヶ所で計4つの半円形凹部を設けていて、太線往復矢印で示す様に、相対する半円形凹部へはめる場合と上下左右を斜めにはめる場合とで、三ヶ所の可動突起部11eeの位置を選択できるようになる。その三ヶ所による筆記具先端周辺部19の待機時に規制される位置は、前記「所定の位置の範囲20」に三ヶ所設定でき、その三ヶ所から、使い心地の良さや好みにより自由にその位置を使用時に選択できる。
保持部2aを形成する所要の太さの丸ゴム紐の末端は保持台座部1H15裏面に接着されている。図39の保持台座部1H15裏面後方にある横向きU字型の丸ゴム紐の接着部2sは保持台座部1H15を装着した際の、手5の装着位置との安定したバランスを取るためのものであり、保持台座部1H15と同素材での一体成形も可能である。保持台座部1H15の装着部2の挿通部分を変更すれば装着部2は所要の太さの丸ゴム紐でも可能である。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第4の実施の形態と同様な作用効果が得られる。加えて待機時の筆記具先端周辺部19の位置を三ヶ所の位置から使用時に選択できるようになり、更なる使い心地の良さや好みへの対応力の向上が得られる。
図40、図41、図58の本発明の第16の実施の形態716において、前記本発明の第15の実施の形態と主に異なる点は、突起部の位置を変えるものではなく、突起部分の高さを変える点である。保持部2aに挿通した待機時の筆記具4の先端位置を人差指先端へ近づける複数の位置から選択できる点は同様であるが、その方法が異なる。図40にある保持台座部1H16のほぼ中央部に設けられた高さ可変突起部11ehは、太線往復回転矢印で示すように、正面視で120度毎に回転させて高さ可変突起部11ehの高さを低中高から選択できる。その突起部部分は保持部2aの設置位置を中心にして湾曲し、三通りの高さを形成している。三通りの高さ可変突起部11ehの回転中心軸部分は、保持台座部1H16の板厚方向に貫通した穴1jに嵌合して回転する。高さ可変突起部11ehは弾性のあるポリブロピレンやポリエチレンやナイロン等の素材で成形されるが、嵌合部分に対処すれば硬質樹脂素材や金属素材によっても可能である。
高さ可変突起部11ehの三通りの高さにより、待機時の筆記具先端周辺部19の規制される位置は、前記「所定の位置の範囲20」に設定され、その三通りの位置から、使い心地の良さや好みにより自由に使用時に選択できる。保持部2aを形成する所要の太さの丸ゴム紐の末端は保持台座部1H16裏面に接着されている。保持台座部1H16の装着部2の挿通部分を変更すれば装着部2は所要の太さの丸ゴム紐でも可能である。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第15の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図42、図43、図59の本発明の第17の実施の形態717において、前記本発明の第16の実施の形態と主に異なる点は、保持台座部1H17の保持部2aの設置面角度を変化させることによって、保持部2aに挿通した待機時の筆記具4の先端位置を人差指先端へ近づける複数位置から選択できる構成にした点である。その角度可変保持部設置面14eは保持台座部1H17可動部分18を図42、図43、図59の太線往復矢印で示すように、矢印方向へ動かすことで保持部設置面角度を変化させる。可動部分18を前方に押して保持部2aに近付ける程、その規制される待機時の筆記具先端は人差指先端に近づくことになる。保持台座部1H17とその可動部分18は、弾性のあるポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン等の合成樹脂材の組合せにより形成され嵌合して可動しその位置を定めることができる。嵌合部分に対処すれば、硬質樹脂のものやアルミニュウムやステンレスや金銀など金属素材の可能性もある。貴金属素材の採用により装身具としての装飾的価値を備え持つようにもできる。
保持部2a付根部分の設置面角度を変化させることによって規制される待機時の筆記具先端周辺部19の位置は、前記「所定の位置の範囲20」の複数位置に設定され、その複数位置から使い心地の良さや好みにより自由に使用時に選択できる。保持部2aを形成する所要の太さの丸ゴム紐の末端は保持台座部1H17裏面に接着されている。保持台座部1H17の装着部2の挿通部分を変更すれば装着部2は所要の太さの丸ゴム紐でも可能である。その他、使用する際の基本動作は全て同様であり、前記本発明の第4の実施の形態と同様な作用効果が得られる。加えて待機時の筆記具先端周辺部19の位置を複数位置から使用時に選択できるようになり、使用者の使い心地の良さへの対応力の向上が得られる。
図60の本発明の第18の実施の形態718において、前記本発明の第17の実施の形態と主に異なる点は、保持台座部1H18に規制手段を設けずに、保持台座部1H18の保持部2aに保持する筆記具本体軸に規制手段の付属部品である突起部品21を取付ける点が異なっている。取付ける規制手段の突起部品21は、直径2mmから3mm程の伸縮可能な丸ゴム紐(外側ナイロン糸の丸ゴム紐)で筆記具の軸径より小さくリング状に形成されたもの、あるいは厚さ1mmから2mm程の帯状の伸縮可能なゴム紐で筆記具の軸径より小さくリング状に形成されたもの、あるいは筆記具本体軸に横から嵌められるアルファベットのCのような略半リング状の弾性のある合成樹脂材や金属のバネ材で形成されたもの、同じくアルファベットのCのような略半リング状に形成された合成樹脂材と金属バネ材を組合せて形成されたもの、これらの突起部品21を保持部2aより後方の筆記具本体軸に嵌めて使用する。
更には筆記具4の本体軸面に貼付けて使用し、貼付けたときリング状あるいは略半リング状になる厚さ1mmから2mm程度で長さ20mmから35mm程の帯状のもの。等様々な突起部品21は考えられるが、それらに共通する点は保持部2aに挿通した部分より後方の筆記具本体軸に取付けられることと、その保持部2aの後方の保持台座部1H18と筆記具本体軸との間に間隙を設けられることであり、それによって保持部2aの前方にある筆記具先端周辺部19を人差指側に近づけて規制することができる点である。
また、筆記具本体軸への取付け位置は、前後にその位置を動かして調節ができ、その筆記具先端周辺部19の待機時に規制される位置は、前記「所定の位置の範囲20」に設定して、使い心地の良さや好みにより自由にその位置を使用時に選択できる。図60の保持部2aを形成する所要の太さの丸ゴム紐の末端は保持台座部1H18裏面に接着されている。
保持台座部1H18の装着部2の挿通部分を変更すれば装着部2は所要の太さの丸ゴム紐でも可能である。その他、使用する際の基本動作は同様であり、前記本発明の第14の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
1:保持台座部

1P4:保持台座部(装着部長さ調節機能付)特許文献2の特許第4746113号記載の筆記具用保持具301の保持台座部の符号

1H1、1H2、1H3、1H4、1H5、1H6、1H7、1H8、1H9、1H10、1H11、1H12、1H13、1H14、1H15、1H16、1H17、1H18:保持台座部(装着部長さ調節機能付)

1a 、1b 、1c 、1d 、1e 、1f 、1g、1h 、1j:穴(保持台座部の板厚方向に貫通して設ける穴)
2:装着部
2a:保持部
2aa:保持部長さ調節部
2s:接着部
2k:結び目
2t:止め玉
2d:装着部材末端切り口
3a:保持台座部に設ける装着部長さ調節機能部分
4:筆記具
5:手
11:突起部
11e:突起相当部
11ee:可動突起部
11eh:高さ可変突起部
12:湾曲面
13:屈曲面
14:傾斜面
14e :角度可変保持部設置面
15:装着部巻き帯部
16:可動突起部取付用凹部
17:可動突起部背面部半円形留め具
18:保持台座部1H17可動部分
19:筆記具先端周辺部
20:所定の位置の範囲(待機時の筆記具先端周辺部19の伸ばした人差指に近づける位置の範囲)
21:突起部品の付属部品

F:保持台座部1H9の保持部2aと装着部2との間隔
A > B :保持台座部1H10の前後2本の保持部2aの付根部分の間隔を前方A側より後方B側を小さくすること

301、302、303:筆記具用保持具 特許文献2に記載の筆記具用保持具の符号

701、702、703、704、705、706、707、708、709、710、711、712、713、714、715、716、717、718:筆記具用保持具

Claims (7)

  1. 使用者の手に装着される装着部と、この装着部につながる保持台座部と、この保持台座部に設けた筆記具を保持する伸縮可能な保持部とからなる筆記具用保持具であって、前記保持部は、筆記具使用時には筆記具を指で持つことにより筆記具を回動させ、不使用時には筆記具を持つ指から離すと前記保持部の復元力で逆方向に筆記具を回動させ元に戻り、その筆記具が伸ばした人差指側面に沿って保持され、その筆記具先端周辺部を所定の位置に規制する規制手段を備えることを特徴とする筆記具用保持具。
  2. 前記規制手段が、前記規制を目的とする突起部であって、且つ前記保持部に保持する筆記具本体軸を前記保持台座部に設けた前記突起部に当てることで、筆記具先端周辺部を所定の位置へ規制することを特徴とする請求項1に記載の筆記具用保持具。
  3. 前記規制手段が、請求項2に記載の前記突起部に代えて、前記装着部あるいは前記保持部を形成する一部分を、前記突起部同様の目的を果たす突起相当部として前記保持台座部に設けていることを特徴とする請求項1に記載の筆記具用保持具。
  4. 前記規制手段が、前記保持台座部に湾曲面あるいは屈曲面あるいは傾斜面のいずれかを設けて、前記保持部の設置面の角度を規制していることを特徴とする請求項1に記載の筆記具用保持具。
  5. 前記規制手段が、請求項1から4に記載の規制手段の位置あるいは高さあるいは保持部設置面の角度を変動可能にして、その規制する筆記具先端周辺部を所定の位置の範囲の複数位置に設定でき、その複数位置から選択可能に規制できる変動可能な規制手段を設けていることを特徴とする請求項1に記載の筆記具用保持具。
  6. 前記規制手段が、前記保持部に保持する筆記具本体軸の外周に突起部品を取付けて、待機時の筆記具先端周辺部の位置を所定の位置に規制して、前記突起部品を付属部品として備えることを特徴とする請求項1に記載の筆記具用保持具。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の筆記具用保持具に使用する保持台座部部品と請求項5に記載の変動可能規制手段部品と請求項6に記載の突起部品の付属部品。
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