JP2019126318A - 収穫機 - Google Patents
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刈取部を昇降駆動する昇降駆動ユニットと、前記刈取部をロール方向に揺動駆動する揺動駆動ユニットと、前記昇降駆動ユニット及び前記揺動駆動ユニットの作動を制御する制御装置と、前記刈取部の刈り高さを検出する刈り高さセンサとを備え、
前記制御装置は、
前記刈り高さセンサの検出に基づいて前記刈取部の刈り高さが制御目標刈り高さに維持されるように前記昇降駆動ユニットの作動を制御する刈り高さ制御と、
前記刈り高さセンサの検出に基づいて前記刈取部のロール姿勢が対地平行姿勢に維持されるように前記揺動駆動ユニットの作動を制御する水平制御と、
収穫作業時の制御状態を、前記刈り高さ制御と前記水平制御とを同時に実行する同時制御状態と、前記刈り高さ制御を優先して実行する刈り高さ制御優先状態と、前記水平制御を優先して実行する水平制御優先状態とに切り換える制御状態切り換え制御とを実行し、
前記制御状態切り換え制御では、収穫作業時の制御状態の切り換えに関する特定条件が成立したか否かを判定し、この判定結果に基づいて収穫作業時の制御状態を切り換える点にある。
つまり、特定条件の設定を適正に行うことにより、特定条件が成立したときと成立していないときとのそれぞれの収穫作業中に生じる収穫機のピッチング方向やロール方向の姿勢変化に応じて、収穫作業時の制御状態を、同時制御状態と刈り高さ制御優先状態と水平制御優先状態とのいずれかに適切に切り換えることができる。
その結果、特定条件が成立したときと成立していないときとのそれぞれの収穫作業中において、刈取部が圃場に接触して土を取り込んでしまう虞や、刈取部の刈取装置が収穫対象穀稈の着粒部に作用して穀粒の取り残しが生じる虞を確実に回避することができる。
前記制御装置は、前記刈取部の種別情報を取得し、前記制御状態切り換え制御において、前記特定条件が成立しているときは収穫作業時の制御状態を前記同時制御状態に切り換え、前記特定条件が成立していないときは、前記種別情報に基づいて収穫作業時の制御状態を前記刈り高さ制御優先状態又は前記水平制御優先状態に切り換える点にある。
その結果、特定条件が成立したときと成立していないときとのそれぞれの収穫作業中において、刈取部が圃場に接触して土を取り込んでしまう虞や、刈取部の刈取装置が収穫対象穀稈の着粒部に作用して穀粒の取り残しが生じる虞をより確実に回避することができる。
前記制御装置は、前記制御状態切り換え制御において、前記特定条件が成立しているときは収穫作業時の制御状態を前記同時制御状態に切り換え、前記特定条件が成立していないときは、収穫作業時の制御状態の切り換えに関する例外条件が成立したか否かを判定し、この判定結果に基づいて収穫作業時の制御状態を切り換える点にある。
その結果、特定条件が成立したときと成立していないときとのそれぞれの収穫作業中において、刈取部が圃場に接触して土を取り込んでしまう虞や、刈取部の刈取装置が収穫対象穀稈の着粒部に作用して穀粒の取り残しが生じる虞をより確実に回避することができる。
前記制御装置は、前記制御状態切り換え制御において、前記特定条件の成立判定として収穫作業時の車速が設定速度未満か否かを判定し、前記車速が設定速度未満のときは収穫作業時の制御状態を前記同時制御状態に切り換え、前記車速が設定速度以上のときは、前記刈取部が高刈り作業用である場合に収穫作業時の制御状態を前記水平制御優先状態に切り換え、前記刈取部が低刈り作業用である場合に収穫作業時の制御状態を前記刈り高さ制御優先状態に切り換える点にある。
その結果、車速が設定速度未満のときと設定速度以上のときとのそれぞれの収穫作業中において、刈取部が圃場に接触して土を取り込んでしまう虞や、刈取部の刈取装置が収穫対象穀稈の着粒部に作用して穀粒の取り残しが生じる虞を確実に回避することができる。
刈取部を昇降駆動する昇降駆動ユニットと、前記刈取部をロール方向に揺動駆動する揺動駆動ユニットと、前記昇降駆動ユニット及び前記揺動駆動ユニットの作動を制御する制御装置と、前記刈取部の刈り高さを検出する刈り高さセンサとを備え、
前記制御装置は、
前記刈り高さセンサの検出に基づいて前記刈取部の刈り高さが制御目標刈り高さに維持されるように前記昇降駆動ユニットの作動を制御する刈り高さ制御と、
前記刈り高さセンサの検出に基づいて前記刈取部のロール姿勢が対地平行姿勢に維持されるように前記揺動駆動ユニットの作動を制御する水平制御と、
前記刈り高さ制御及び前記水平制御における応答速度の設定を、前記刈り高さ制御及び前記水平制御での応答速度とを標準速度に設定する標準設定状態と、前記水平制御での応答速度を前記標準速度に設定しつつ前記刈り高さ制御での応答速度を前記標準速度よりも速い高速に設定する刈り高さ優先設定状態と、前記刈り高さ制御での応答速度を前記標準速度に設定しつつ前記水平制御での応答速度を前記標準速度よりも速い高速に設定する水平優先設定状態とに切り換える設定切り換え制御とを実行し、
前記設定切り換え制御では、前記応答速度の設定切り換えに関する特定条件が成立したか否かを判定し、この判定結果に基づいて前記応答速度の設定を切り換える点にある。
つまり、特定条件の設定を適正に行うことにより、特定条件が成立したときと成立していないときとのそれぞれの収穫作業中に生じる収穫機のピッチング方向やロール方向の姿勢変化に応じて、刈り高さ制御及び水平制御における応答速度の設定を、標準設定状態と刈り高さ優先設定状態と水平優先設定状態とのいずれかに適切に切り換えることができる。
その結果、特定条件が成立したときと成立していないときとのそれぞれの収穫作業中において、刈取部が圃場に接触して土を取り込んでしまう虞や、刈取部の刈取装置が収穫対象穀稈の着粒部に作用して穀粒の取り残しが生じる虞を確実に回避することができる。
尚、本実施形態で例示する普通型コンバインは、稲、麦、そば、大豆、とうもろこし、などの穀類を収穫対象とする汎用性の高いものである。
又、本発明は、普通型コンバインの他に、野菜収穫機、さとうきび収穫機、などの収穫機に適用可能である。
第1固定軸43は、プラットホーム15の左側壁15Bに、左側壁15Bから左方に突出するように取り付けられている。
第2アーム45は、第1固定軸43に相対回転可能に嵌合されるボス部45Aと、ボス部45Aから前後に延びるアーム部45Bと、アーム部45Bの前部上端に固定された接触部45Cとを有している。
第1引っ張りバネ46は、第1アーム44の後端部と第2アーム45の後端部とに架設されている。
第1ねじりバネ48は、第1アーム44のボス部44Aに支持されている。そして、第1ねじりバネ48の一端部がプラットホーム15に受け止められ、第1ねじりバネ48の他端部が第1アーム44に作用することで、第1アーム44を下方に揺動付勢する。
第1ストッパ49は、アーム部45Bの接触部45Cを受け止めることで第2アーム45の揺動を制限し、これにより、第2アーム45と連動する第1アーム44及び第1接地体31の、第1ねじりバネ48の作用による下降揺動を制限する。
第4アーム52は、第3回転軸50の右端部に嵌合されるボス部52Aと、ボス部52Aから後上方に延びるアーム部52Bとを有している。そして、ボス部52Aが第3回転軸50の右端部にピン連結されることで、第3回転軸50の右端部に固定されている。
第5アーム55は、第3回転軸50の左端部に嵌合されるボス部55Aと、ボス部55Aから後方に延びるアーム部55Bとを有している。そして、ボス部55Aが第3回転軸50の左端部にピン連結されることで、第3回転軸50の左端部に固定されている。
第2固定軸54は、プラットホーム15の左側壁15Bに、左側壁15Bから左方に突出するように取り付けられている。
第6アーム56は、第2固定軸54に相対回転可能に嵌合されるボス部56Aと、ボス部56Aから後方に延びるアーム部56Bとを有している。
第2引っ張りバネ57は、第5アーム55の後端部と第6アーム56の後端部とに架設されている。
第2ねじりバネ60は、第3アーム51のボス部51Aに支持されている。そして、第2ねじりバネ60の一端部がプラットホーム15に受け止められ、第2ねじりバネ60の他端部が補助アーム59に作用することで、補助アーム59とともに第3アーム51を下方に揺動付勢する。
第2ストッパ61は、第6アーム56の下縁を受け止めることで第6アーム56の揺動を制限し、これにより、第6アーム56と連動する第3アーム51及び第2接地体32などの、第2ねじりバネ60の作用による下降揺動を制限する。
尚、第1検出アーム34A及び第2検出アーム36Aは、ねじりバネなどの作用によって第1連係ピン47又は第2連係ピン58との接触状態を維持するように構成されていてもよい。
第2操作アーム67は、第2固定軸54に相対回転可能に嵌合されるボス部67Aと、ボス部67Aから前後に延びるアーム部67Bとを有している。そして、アーム部67Bの前部側が、第2連係ロッド68を介して第1操作アーム66の前部側に連係されている。又、アーム部67Bの後部側に、前述した第2検出器36と第2ストッパ61とが取り付けられている。そして、第2操作アーム67は、操作レバー69が上方の使用位置から下方の格納位置に揺動操作された場合は、第2ストッパ61を介して第6アーム56を上方に押し上げる方向に揺動して、第6アーム56を上昇揺動させる。逆に、操作レバー69が下方の格納位置から上方の使用位置に揺動操作された場合は、第2ストッパ61を第6アーム56から下方に離す方向に揺動して、第2ねじりバネ60の作用による第6アーム56の揺動を許容する。
これにより、操作レバー69の使用位置から格納位置への揺動操作が行われた場合は、その操作が第1操作アーム66から第2アーム45を含む第1連係機構33を介して第1接地体31に伝わることで、第1接地体31が使用姿勢から格納姿勢に切り換わり、又、その操作が第2操作アーム67から第6アーム56を含む第2連係機構35を介して第2接地体32に伝わることで、第2接地体32が使用姿勢から格納姿勢に切り換わる。
逆に、操作レバー69の格納位置から使用位置への揺動操作が行われた場合は、第1ねじりバネ48の作用によって、第2アーム45を含む第1連係機構33が第1操作アーム66に追従連動することで、第1接地体31が格納姿勢から使用姿勢に切り換わり、又、第2ねじりバネ60の作用によって、第6アーム56を含む第2連係機構35が第2操作アーム67に追従連動することで、第2接地体32が格納姿勢から使用姿勢に切り換わる。
上記の構成により、操作レバー69は、操作ロッド72が圧縮バネ74の作用に抗する方向に押し込み操作されることにより、接触部72Aが上下の拡径部から離脱し、これにより、操作レバー69の上下方向への揺動操作が許容される。そして、操作ロッド72がガイド溝70Aの上端部まで揺動操作された後、圧縮バネ74の作用による操作ロッド72のスライド操作が行われると、接触部72Aが上側の拡径部に挿し込まれて接触することで上方の使用位置に保持される。又、操作ロッド72がガイド溝70Aの下端部まで揺動操作された後、圧縮バネ74の作用による操作ロッド72のスライド操作が行われると、接触部72Aが下側の拡径部に挿し込まれて接触することで下方の格納位置に保持される。
つまり、レバーガイド70における上下の拡径部、接触部72Aを有する操作ロッド72、及び、圧縮バネ74によって保持機構71が構成されている。
尚、本機用電子制御ユニット80は、ユーザが操作可能な刈取部2の種別情報選択部の操作に基づいて刈取部2の種別情報を取得するように構成されていてもよく、又、無線通信又は有線通信にて刈取部2の種別情報を管理端末から取得するように構成されていてもよい。
制御状態切換部80Eは、先ず、特定条件のうちの第1条件が成立したか否かを判定する第1条件判定処理(ステップ#1)と、特定条件のうちの第2条件が成立したか否かを判定する第2条件判定処理(ステップ#2)と、特定条件のうちの第3条件が成立したか否かを判定する第3条件判定処理(ステップ#3)とを行う。
第1条件判定処理(ステップ#1)では、収穫作業時に車速センサ82が検出する車速に基づいて、収穫作業時の車速が設定範囲内(例えば1.5m/s未満)か否かを判定する。
第2条件判定処理(ステップ#2)では、種別情報に含まれている収穫作業時の制御目標刈り高さと、収穫作業時に刈り高さセンサ30が検出する刈取部2の刈り高さとに基づいて、収穫作業時の刈り高さが設定範囲内(例えば制御目標刈り高さから−10cmの範囲内)か否かを判定する。
第3条件判定処理(ステップ#3)では、収穫作業時に刈り高さセンサ30が検出する刈取部2の刈り高さに基づいて、左右の刈り高さの差から得られる刈取部2のロール方向での対地姿勢角度が設定範囲内(例えば左右の刈り高さの差が同じになる対地水平から±0.5度の範囲内)か否かを判定する。
又、種別情報のうちの収穫作業時の制御目標刈り高さに基づいて、搬送部3に連結された刈取部2が高刈り作業用か低刈り作業用かを判定する第1種別判定処理(ステップ#4)と、種別情報のうちの刈取部2の作業幅に基づいて、刈取部2の作業幅が作業幅判定用の設定値を境にして広いか狭いかを判定する第2種別判定処理(ステップ#5)とを行う。
そして、上記の各判定処理での判定結果と制御優先テーブルとに基づいて採用する制御状態を選択する制御状態選択処理(ステップ#6)と、収穫作業時の制御状態を選択した作業状態に切り換える作業状態切り換え処理(ステップ#7)とを行う。
そして、図8に示すように、制御状態選択処理においては、第1条件と第2条件と第3条件の全てが成立しているときは、各種別判定処理での判定結果に関係なく、収穫作業時の制御状態として同時制御状態を選択する。第1条件が成立していないときは、第1種別判定処理での判定結果に基づいて、刈取部2が高刈り作業用である場合に収穫作業時の制御状態として水平制御優先状態を選択し、刈取部2が低刈り作業用である場合に収穫作業時の制御状態として刈り高さ制御優先状態を選択する。第2条件が成立していないときは、第2種別判定処理での判定結果に基づいて、刈取部2の作業幅が広い場合に収穫作業時の制御状態として水平制御優先状態を選択し、刈取部2の作業幅が狭い場合に収穫作業時の制御状態として刈り高さ制御優先状態を選択する。第3条件が成立していないときも第2条件が成立していないときと同様の選択を行う。
その結果、特定条件が成立したときと成立していないときとのそれぞれの収穫作業中において、刈取部2が圃場に接触して土を取り込んでしまう虞や、刈取部2の刈取装置14が収穫対象穀稈の着粒部に作用して穀粒の取り残しが生じる虞を確実に回避することができる。
本発明の他の実施形態について説明する。
尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
尚、応答速度(制御感度)の設定切り換えは、刈り高さ制御及び水平制御における不感帯幅の変更、及び、刈り高さ制御及び水平制御におけるゲインの変更、などを採用することができる。
又、応答速度(制御感度)の設定切り換えに関する特定条件は、前述した実施形態や別実施形態の(6)〜(8)で例示した収穫作業時の制御状態の切り換えに関する特定条件と同様のものなどを採用することができる。
更に、前述した実施形態や別実施形態の(6)〜(8)と同様に、特定条件の成立判定と種別判定処理や例外条件の成立判定とを併用するように構成されていてもよい。
30 刈り高さセンサ
75 昇降駆動ユニット
76 揺動駆動ユニット
80 制御装置
80D 種別情報取得部
Claims (5)
- 刈取部を昇降駆動する昇降駆動ユニットと、前記刈取部をロール方向に揺動駆動する揺動駆動ユニットと、前記昇降駆動ユニット及び前記揺動駆動ユニットの作動を制御する制御装置と、前記刈取部の刈り高さを検出する刈り高さセンサとを備え、
前記制御装置は、
前記刈り高さセンサの検出に基づいて前記刈取部の刈り高さが制御目標刈り高さに維持されるように前記昇降駆動ユニットの作動を制御する刈り高さ制御と、
前記刈り高さセンサの検出に基づいて前記刈取部のロール姿勢が対地平行姿勢に維持されるように前記揺動駆動ユニットの作動を制御する水平制御と、
収穫作業時の制御状態を、前記刈り高さ制御と前記水平制御とを同時に実行する同時制御状態と、前記刈り高さ制御を優先して実行する刈り高さ制御優先状態と、前記水平制御を優先して実行する水平制御優先状態とに切り換える制御状態切り換え制御とを実行し、
前記制御状態切り換え制御では、収穫作業時の制御状態の切り換えに関する特定条件が成立したか否かを判定し、この判定結果に基づいて収穫作業時の制御状態を切り換える収穫機。 - 前記制御装置は、前記刈取部の種別情報を取得し、前記制御状態切り換え制御において、前記特定条件が成立しているときは収穫作業時の制御状態を前記同時制御状態に切り換え、前記特定条件が成立していないときは、前記種別情報に基づいて収穫作業時の制御状態を前記刈り高さ制御優先状態又は前記水平制御優先状態に切り換える請求項1に記載の収穫機。
- 前記制御装置は、前記制御状態切り換え制御において、前記特定条件が成立しているときは収穫作業時の制御状態を前記同時制御状態に切り換え、前記特定条件が成立していないときは、収穫作業時の制御状態の切り換えに関する例外条件が成立したか否かを判定し、この判定結果に基づいて収穫作業時の制御状態を切り換える請求項1又は2に記載の収穫機。
- 前記制御装置は、前記制御状態切り換え制御において、前記特定条件の成立判定として収穫作業時の車速が設定速度未満か否かを判定し、前記車速が設定速度未満のときは収穫作業時の制御状態を前記同時制御状態に切り換え、前記車速が設定速度以上のときは、前記刈取部が高刈り作業用である場合に収穫作業時の制御状態を前記水平制御優先状態に切り換え、前記刈取部が低刈り作業用である場合に収穫作業時の制御状態を前記刈り高さ制御優先状態に切り換える請求項1〜3のいずれか一項に記載の収穫機。
- 刈取部を昇降駆動する昇降駆動ユニットと、前記刈取部をロール方向に揺動駆動する揺動駆動ユニットと、前記昇降駆動ユニット及び前記揺動駆動ユニットの作動を制御する制御装置と、前記刈取部の刈り高さを検出する刈り高さセンサとを備え、
前記制御装置は、
前記刈り高さセンサの検出に基づいて前記刈取部の刈り高さが制御目標刈り高さに維持されるように前記昇降駆動ユニットの作動を制御する刈り高さ制御と、
前記刈り高さセンサの検出に基づいて前記刈取部のロール姿勢が対地平行姿勢に維持されるように前記揺動駆動ユニットの作動を制御する水平制御と、
前記刈り高さ制御及び前記水平制御における応答速度の設定を、前記刈り高さ制御及び前記水平制御での応答速度とを標準速度に設定する標準設定状態と、前記水平制御での応答速度を前記標準速度に設定しつつ前記刈り高さ制御での応答速度を前記標準速度よりも速い高速に設定する刈り高さ優先設定状態と、前記刈り高さ制御での応答速度を前記標準速度に設定しつつ前記水平制御での応答速度を前記標準速度よりも速い高速に設定する水平優先設定状態とに切り換える設定切り換え制御とを実行し、
前記設定切り換え制御では、前記応答速度の設定切り換えに関する特定条件が成立したか否かを判定し、この判定結果に基づいて前記応答速度の設定を切り換える収穫機。
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