JP2019126162A - 導線位置検査方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステータコアのスロットに挿入されたセグメント(導線)の位置が基準範囲内であるか否かの検査を効率よく行う。【解決手段】導線位置検査装置は、ステータコア20の径方向に配置される基準ブロック42と、セグメント10と基準ブロック42を撮影するカメラ44と、得られた画像に基づいてセグメント10の基準ブロック42に対する相対位置及び相対角度を求めるコンピュータ46とを備える。コンピュータ46は、さらに、求めた相対位置及び相対角度が許容範囲内であるか否かを判定し、許容範囲内であるものを合格と判定する。【選択図】図2

Description

本発明は、ステータコアのスロットに挿入された導線の位置が基準範囲内であるか否かを検査する導線位置検査方法及びその装置に関する。
円環形状のステータコアの周方向に沿って形成された複数個のスロット中の2個に、導線であるコイル用セグメント(以下、単に「セグメント」とも表記する)を挿入したステータが知られている。ここで、セグメントは、第1脚部と、該第1脚部に対して略平行に延在する第2脚部と、湾曲して第1脚部から第2脚部に連なるターン部とを有し、略U字型形状をなす。複数個のスロットは放射状に形成されているので、ステータを作製するべくスロットに第1脚部、第2脚部を挿入する際には、例えば、第1脚部がステータコアの内周側に臨み、第2脚部が外周側に臨む。
スロットから突出した第1脚部及び第2脚部は、その先端位置が、ステータコアの周方向及び径方向に対して所定の基準値内である必要がある。位置ズレが基準値から外れると、セグメントを捻り併せて他の脚部と接合したとき、その接合強度が不十分となるからである。
そこで、第1脚部及び第2脚部をスロットに挿入した後、第1脚部及び第2脚部の先端位置を検査することが行われている。例えば、特許文献1には、撮像手段によって脚部の先端面を撮影するとともに、該先端面内で対角線の交点位置を求め、該交点位置と正規位置とのズレ量を演算にて求める検査方法が記載されている。
特開2014−135819号公報
特許文献1に記載された検査方法では、本来では四角形でない先端面を擬似的に四角形として対角線の交点を求めるようにしている。このため、複雑な演算を行う必要がある。また、個々の脚部の先端面につき演算を行うので、全ての脚部に対する演算が終了するまでに長時間を要する。すなわち、検査効率が良好ではないという不具合が顕在化している。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、開始から終了までの時間を短縮することが可能であり、効率を向上させ得る導線位置検査方法及びその装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ステータコアのスロットに挿入された導線の位置を検査する導線位置検査方法であって、
前記ステータコアの径方向に、前記スロットから突出した導線と並列するように基準体を配置する配置工程と、
前記導線と前記基準体を撮像手段にて撮像する撮像工程と、
前記撮像手段で得られた画像に基づき、前記導線の前記基準体に対する相対位置及び相対角度を求める演算工程と、
前記演算工程にて求めた前記相対位置及び前記相対角度が許容範囲内であるものを合格と判定する判定工程と、
を有することを特徴とする。
また、本発明は、ステータコアのスロットに挿入された導線の位置を検査する導線位置検査装置であって、
前記ステータコアの径方向に、前記スロットから突出した導線と並列するように配置される基準体と、
前記導線と前記基準体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段で得られた画像に基づき、前記導線の前記基準体に対する相対位置及び相対角度を求める演算手段と、
前記演算手段にて求めた前記相対位置及び前記相対角度が許容範囲内であるものを合格と判定する判定手段と、
を備えることを特徴とする。
このように、本発明においては、位置の基準となる基準体を導線とは別に設け、この基準体に対する導線の相対位置及び相対角度を求めるようにしている。すなわち、基準体を基準として導線のズレ量を演算によって求め、このズレ量が許容範囲(基準範囲)内であるか否かを判定する。このため、個々の脚部の先端面につき演算を行う必要がない。換言すれば、演算が簡素となる。この分、演算に要する時間の短縮を図り得るとともに、検査効率の向上を図ることができる。
演算工程では、例えば、基準体からステータコアの径方向に沿って延在する基準線を引き、この基準線に対する導線の相対位置及び相対角度を求めるようにすればよい。基準線を用いることにより、演算が一層簡素なものとなる。
導線がステータコアの径方向に沿って複数個配列されているとき、演算工程では、複数個の導線の基準体に対する相対位置及び相対角度を求めることが好ましい。これにより、複数個の導線につき相対位置及び相対角度が許容範囲(基準範囲)内であるか否かを一括して判定することができる。従って、検査効率が一層向上する。
導線が、ステータコアの周方向に沿って複数個配列されていることもある。この場合、検査対象の導線が判定工程により合格と判定された後、周方向に隣り合う導線に対して撮像工程、演算工程、判定工程を行うようにすればよい。これにより、ステータコアのスロットに挿入された全ての導線に対して検査を行うことが可能となる。
周方向に隣り合う導線に対して撮像工程、演算工程、判定工程を順次行うようにするには、ステータコアを撮像手段に対して相対的に回転させる回転手段を設けるようにすればよい。なお、撮像手段を位置決め固定してステータコアを回転させるようにしてもよいし、これとは逆に、ステータコアを位置決め固定して撮像手段を回転させるようにしてもよい。
いずれの場合においても、基準体を位置決め固定することが好ましい。この場合、ステータコアに対して基準体が位置ズレを起こすことが回避される。換言すれば、ステータコアに対する基準体の相対位置が画定される。
基準線を用いて演算を行う場合、基準線は、演算手段による演算で付与するようにしてもよいが、撮像手段、又は、撮像手段と基準体との間に介在された部材に設けることもできる。この場合、基準線を付与するための演算が不要となるので、演算が一層簡素となる。
本発明によれば、位置の基準となる基準体を設け、この基準体に対する導線の相対位置及び相対角度を求め、該相対位置及び該相対角度が許容範囲(基準範囲)内であるか否かを判定するようにしている。基準体を基準とするため、個々の脚部の先端面につき演算を行う必要がなく、この分、演算が簡素となる。
従って、演算に要する時間、ひいては検査開始から終了に要する時間の短縮を図ることができる。このため、検査効率の向上を図ることもできる。
ステータの電磁コイルとなる導線(セグメント)の概略全体斜視図である。 図1のセグメントがスロットに挿入されたステータコアと、本発明の実施の形態に係る導線位置検査装置の要部とを併せて示した平面模式図である。 基準体に対するセグメントの相対位置及び相対角度の演算法を示す要部拡大平面模式図である。 基準体の画像に垂直辺が認められないときの補正法を示す要部拡大平面模式図である。
以下、本発明に係る導線位置検査方法につき、それを実施するための検査装置との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
はじめに、図1に示すセグメント10(導線)、及び図2に示すステータコア20につき説明する。図1は、ステータコア20(図2参照)のスロット22に挿入されるセグメント10の概略全体斜視図である。セグメント10は、互いに略平行に延在する2本の脚部12、12と、脚部12、12同士の間に介在するターン部16とを有する。ターン部16が、一方の脚部12から他方の脚部12に向かうように湾曲していることから、セグメント10は略U字形状をなす。
ターン部16には、蛇行した形状のクランク部18が形成される。このクランク部18により、セグメント10において、ステータコア20の径方向に沿う方向にズレが生じる。
以上のような形状のセグメント10は、図2中のステータコア20に設けられた複数個のスロット22中の1個に脚部12が挿入されるとともに、別の1個に別の脚部12が挿入される。これにより、セグメント10が2個のスロット22間の電気的経路となる。すなわち、脚部12が挿入されたスロット22と、別の脚部12が挿入された別のスロット22との間で導通可能な状態となる。
一方のステータコア20は、複数個のコアプレートが積層された積層体として構成される。各コアプレートは、円環部24と、該円環部24の外周部から突出したタブ部26とを有する。前記スロット22は、円環部24の内周に沿って周回するように形成されている。なお、スロット22の長手方向は円環部24の直径方向であり、従って、スロット22は放射状に延在する。
また、タブ部26には、その略中央に締結孔28が形成される。この締結孔28に通される図示しないボルトが、図2に示す回転テーブル40(後述)に形成された図示しないボルト孔に螺合されることにより、積層されたコアプレート同士が緊締されるとともにステータコア20が回転テーブル40に位置決め固定される。
次に、本実施の形態に係る導線位置検査装置の要部につき、図2を参照して説明する。この導線位置検査装置は、ステータコア20を載置する回転テーブル40(回転手段)と、ステータコア20の上方に配設され且つ平面視でステータコア20の内周側に位置する基準ブロック42(基準体)と、撮像手段としてのカメラ44と、コンピュータ46とを備える。
回転テーブル40は、図示しない回転駆動用モータの作用下に、点Oを中心として回転可能である。この回転テーブル40には、セグメント10の脚部12がスロット22に挿入されたステータコア20が載置され、その後に該ステータコア20が上記に準じて位置決め固定される。なお、ステータコア20は、セグメント10の脚部12が上方を臨み、ターン部16が下方を臨む姿勢とされる。また、セグメント10は既に捻られている。
この場合、基準ブロック42は、ブロック本体50と第1基準爪部52a〜第3基準爪部52cを有する。この中のブロック本体50は略正方形体であり、その中心には、図示しない支持体に取り付けられた支持軸54が連結される。結局、基準ブロック42は、支持軸54を介して前記支持体に保持されている。
第1基準爪部52a〜第3基準爪部52cは、ブロック本体50の外縁部からステータコア20の径方向外方に向かって突出形成されている。すなわち、隣り合う基準爪部52a、52b(又は52b、52c)同士がなす角度は、隣り合うスロット22、22同士がなす角度に一致する。
カメラ44は、ステータコア20の上方に配置され、第1基準爪部52a〜第3基準爪部52cの上面と、脚部12の先端面とが同一の画像内となるように撮影する。撮影によって得られた画像は、信号線55aを介してコンピュータ46に送られる。また、カメラ44の近傍には、撮影範囲の近傍にレーザ光を照射するためのレーザ光照射器56が配設される。
コンピュータ46は、演算手段と判定手段を兼ねる。すなわち、カメラ44が撮影した画像に基づき、脚部12の先端面が基準範囲内であるか否かを演算して判定する。
前記回転駆動用モータには、信号線55bを介して回転テーブル40が電気的に接続されている。回転駆動用モータの回転駆動軸は、コンピュータ46の制御作用下にインデックス回転される。このインデックス回転に伴い、回転テーブル40は、回転駆動軸と一体的にインデックス回転する。
本実施の形態に係る導線位置検査装置は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その作用効果につき、本実施の形態に係る導線位置検査方法との関係で説明する。
はじめに、校正マスターを用いて校正を行う。すなわち、基準ブロック42の第1基準爪部52a〜第3基準爪部52cの近傍に校正マスターを配置し、第1基準爪部52a〜第3基準爪部52cから校正マスターまでの距離を実測する。その一方で、導線位置検査装置を用い、後述する導線位置検査方法に準じて第1基準爪部52a〜第3基準爪部52cから校正マスターまでの距離を求める。
そして、実測した距離と、導線位置検査装置を用いて求めた距離との差分を算出する。この差分を補正量とし、導線位置検査方法によって求められた距離に加えるようにすればよい。これにより、セグメント10の脚部12の先端位置が所定の基準値内であるか否かを一層精度よく判定することができる。
次に、導線位置検査を実施するべく、回転テーブル40にステータコア20を載置するとともに位置決め固定する。このとき、図3に示すように、第1基準爪部52a〜第3基準爪部52cの各々に対し、3個のスロット22が同一径上に並列する。すなわち、配置工程が実施される。以下、区別を容易にするべく、第1基準爪部52aと同一径上に並列するスロット22を下段スロット22a、第2基準爪部52bと同一径上に並列するスロット22を中段スロット22b、第3基準爪部52cと同一径上に並列するスロット22を上段スロット22cと表記する。カメラ44は、これら第1基準爪部52a〜第3基準爪部52cと、下段スロット22a〜上段スロット22cを撮影範囲とする。
レーザ光照射器56は、上記の撮影範囲に対してレーザ光を照射する。これにより、撮影範囲が明るくなる。一方、カメラ44は、明るく照らされた第1基準爪部52a〜第3基準爪部52cの上面と、下段スロット22a〜上段スロット22c内の各脚部12の先端面とを撮影(撮像)する。これにより、撮像工程が行われる。
次に、コンピュータ46によって演算工程を行う。すなわち、コンピュータ46は、第1基準爪部52a〜第3基準爪部52cの各々から、ステータコア20の径方向に沿って延在する第1基準線L1〜第3基準線L3を求める演算を行う。第1基準爪部52a及び第1基準線L1を例示して具体的に説明すると、コンピュータ46は、先ず、第1基準爪部52aの、ステータコア20の周方向に略平行に延在する垂直辺60を画定する。
次に、コンピュータ46は、第1基準爪部52aの、ステータコア20の径方向に略平行に延在する第1水平辺62a、第2水平辺62bを画定する。これにより、垂直辺60と第1水平辺62aとの交点A、垂直辺60と第2水平辺62bとの交点Bが求まる。
次に、コンピュータ46は、交点Aと交点Bを通る線分を引く。この線分の垂直二等分線が、第1基準線L1となる。コンピュータ46は、第1基準線L1を求めると略同時に、第2基準線L2及び第3基準線L3を上記と同様にして求める。
このようにして求めた第1基準線L1〜第3基準線L3が通る位置と、下段スロット22a〜上段スロット22c内の脚部12の中心線(脚部12の中心点を通るステータコア20の直径)の位置とを対比する。図3では、第2基準線L2と中段スロット22b内の脚部12の中心線とが合致する一方、第1基準線L1、第3基準線L3が、下段スロット22a、上段スロット22c内の一部の脚部12の中心線M1、M3よりも若干上方に位置した状態を示している。
次に、判定工程を行うべく、コンピュータ46は、第1基準線L1と下段スロット22a内の脚部12の中心線とのズレ量X(相対位置)と、第3基準線L3と上段スロット22c内の脚部12の中心線とのズレ量Y(相対位置)とが、予め設定された許容範囲(基準範囲)内であるか否かをさらに演算する。さらには、第1基準線L1〜第3基準線L3と、脚部12の中心線とがなす角度(相対角度)を演算して求める。
そして、判定工程を行うべく、コンピュータ46は、ズレ量X、Y、及び前記角度、換言すれば、第1基準爪部52a〜第3基準爪部52cに対する脚部12の相対位置及び相対角度が許容範囲内であるか否かを判定する。許容範囲内であれば、コンピュータ46は「合格」と判定し、回転駆動軸と回転テーブル40を一体的にインデックス回転させる。
このインデックス回転により、第1基準爪部52a〜第3基準爪部52cに対して新たな3個のスロット22が、新たな下段スロット22a〜上段スロット22cとなる。これら新たな下段スロット22a〜上段スロット22c内の脚部12につき、上記と同様の演算及び判定がなされる。これを繰り返し、全ての脚部12が合格であれば、ステータコア20は、脚部12同士を接合する接合ステーションに搬送される。これに対し、不合格となった脚部12に対しては、ズレ量を許容範囲内とするための再配置が行われる。
このように、本実施の形態では、簡素な演算を行うのみで、複数個のスロット22内の脚部12の位置が基準範囲内であるか否かを同時に判定することができる。すなわち、全ての脚部12に対する位置検査に要する時間を、従来技術よりも短縮することができる。従って、位置検査の効率が上昇する。
なお、乱反射やゴースト等で第1基準爪部52a〜第3基準爪部52cの隅部が傾斜しているような画像となることがあり得る。そこで、コンピュータ46が演算を行う際、図4中のC〜D間のように、垂直辺60から隅部を除いた部分を取り出すようにしてもよい。この場合、その後に該取り出し部分を等間隔に分割し、平均化することで垂直辺60を求めるようにすればよい。
又は、カメラ44のレンズに第1基準線L1〜第3基準線L3を予め設けるようにしてもよい。この場合、コンピュータ46による演算は、第1基準線L1〜第3基準線L3と、下段スロット22a〜上段スロット22c内の脚部12の中心線とのズレ量を算出するのみとなる。従って、検査に要する時間の一層の短縮や、検査効率の一層の向上を図ることができる。カメラ44のレンズに代替して透明体に第1基準線L1〜第3基準線L3を設け、この透明体をカメラ44と基準ブロック42の間に介在させるようにしてもよい。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記した実施の形態では、ステータコア20を、脚部12が上方、ターン部16が下方を臨む姿勢とし、且つ脚部12の上方に基準ブロック42とカメラ44を配設するようにしているが、これとは逆にしてもよい。すなわち、脚部12が下方、ターン部16が上方を臨む姿勢とし、且つ脚部12の下方に基準ブロック42とカメラ44を配設することも可能である。この場合、回転テーブル40に、ステータコア20を把持する把持爪等を設けるようにしてもよい。
また、基準ブロック42を、ステータコア20の外周側に配設するようにしてもよい。この場合、基準線を、スロット22内の最も外周側に位置する脚部12に向かって引けばよい。
そして、基準ブロック42に設ける基準爪部の個数は、3個に特に限定されるものではなく、例えば、5個以上であってもよい。さらには、スロット22の個数に対応する個数であってもよい。後者の場合、カメラ44及びレーザ光照射器56をステータコア20の周方向に沿って周回させるようにしてもよい。
10…セグメント 12…脚部
16…ターン部 20…ステータコア
22、22a〜22c…スロット 40…回転テーブル
42…基準ブロック 44…カメラ
46…コンピュータ 50…ブロック本体
52a〜52c…第1〜第3基準爪部 56…レーザ光照射器
60…垂直辺 62a、62b…第1、第2水平辺
L1〜L3…第1〜第3基準線

Claims (8)

  1. ステータコアのスロットに挿入された導線の位置を検査する導線位置検査方法であって、
    前記ステータコアの径方向に、前記スロットから突出した導線と並列するように基準体を配置する配置工程と、
    前記導線と前記基準体を撮像手段にて撮像する撮像工程と、
    前記撮像手段で得られた画像に基づき、前記導線の前記基準体に対する相対位置及び相対角度を求める演算工程と、
    前記演算工程にて求めた前記相対位置及び前記相対角度が許容範囲内であるものを合格と判定する判定工程と、
    を有することを特徴とする導線位置検査方法。
  2. 請求項1記載の検査方法において、前記演算工程では、前記基準体から前記ステータコアの径方向に沿って延在する基準線を引き、前記基準線に対して前記相対位置及び前記相対角度を求めることを特徴とする導線位置検査方法。
  3. 請求項1又は2記載の検査方法において、前記導線は、前記ステータコアの径方向に沿って複数個配列されており、前記演算工程では、前記複数個の導線の前記基準体に対する相対位置及び相対角度を求めることを特徴とする導線位置検査方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の検査方法において、前記導線は、前記ステータコアの周方向に沿って複数個配列されており、
    前記判定工程により合格と判定された後、周方向に隣り合う導線に対して前記撮像工程、前記演算工程、前記判定工程を行うことを特徴とする導線位置検査方法。
  5. ステータコアのスロットに挿入された導線の位置を検査する導線位置検査装置であって、
    前記ステータコアの径方向に、前記スロットから突出した導線と並列するように配置される基準体と、
    前記導線と前記基準体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で得られた画像に基づき、前記導線の前記基準体に対する相対位置及び相対角度を求める演算手段と、
    前記演算手段にて求めた前記相対位置及び前記相対角度が許容範囲内であるものを合格と判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とする導線位置検査装置。
  6. 請求項5記載の検査装置において、前記ステータコアを前記撮像手段に対して相対的に回転させる回転手段をさらに備えることを特徴とする導線位置検査装置。
  7. 請求項5又は6記載の検査装置において、前記基準体が位置決め固定されていることを特徴とする導線位置検査装置。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載の検査装置において、前記基準体を出発して前記ステータコアの径方向に沿って延在する基準線が、前記撮像手段、又は、前記撮像手段と前記基準体との間に介在された部材に設けられていることを特徴とする導線位置検査装置。
JP2018004717A 2018-01-16 2018-01-16 導線位置検査方法及びその装置 Active JP6674483B2 (ja)

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