JP2019125644A - 成膜装置、および薄膜製造方法 - Google Patents

成膜装置、および薄膜製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019125644A
JP2019125644A JP2018004153A JP2018004153A JP2019125644A JP 2019125644 A JP2019125644 A JP 2019125644A JP 2018004153 A JP2018004153 A JP 2018004153A JP 2018004153 A JP2018004153 A JP 2018004153A JP 2019125644 A JP2019125644 A JP 2019125644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
holder
heating element
forming apparatus
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018004153A
Other languages
English (en)
Inventor
明洋 高里
Akihiro Takasato
明洋 高里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2018004153A priority Critical patent/JP2019125644A/ja
Publication of JP2019125644A publication Critical patent/JP2019125644A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

【課題】成膜装置の内方に配置された基板を赤外線により均一に加熱する。【解決手段】チャンバ101内に収容された基板200上に薄膜を成膜する成膜装置100であって、貫通孔を覆う様に配置される基板200の周縁部を保持するホルダ105と、ホルダ105に保持された基板200を赤外線により加熱する加熱装置103と、基板200の成膜面とは反対側の裏面の中央部にホルダ105との間に所定間隔を空けて配置され、加熱装置103からの赤外線を受けて基板200を加熱する発熱体108とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、基板上に薄膜を形成する成膜装置、および薄膜製造方法に関する。
薄膜を基板上に形成させる成膜方法として、ガス状の原料を基板上部で化学反応させて薄膜を形成する化学気相成長法(CVD: chemical vapor deposition)、固体状の原料を気化させて基板に堆積させて薄膜を形成したり、気化した原料とガスとを反応させながら基板に薄膜を形成する物理気相成長法(PVD:Physical Vapor Deposition)などがある。
これらの成膜方法において、成膜中の基板の温度は重要な要素であり、例えば特許文献1には、窒化ガリウム(GaN)に代表されるIII−V族半導体を成膜する際に適した温度が記載されている。
また、特許文献2には、ヒータを備えたホルダを用いて保持する基板を加熱することができる成膜装置が記載されている。
特表2004−502298号公報 特開2006−278616号公報
ところが、ヒータを備えたホルダと共に基板を加熱する場合、全体として熱容量が大きくなるため、必要な温度になるまで長時間を要し、成膜後に基板を取り出すための冷却時間も長時間になる。また、成膜中に基板の温度を変更して異なる膜種を成膜したい場合にも基板の温度がゆっくりと変化するため、異なる膜種の成膜に長時間を要することになる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、基板の温度を迅速かつ均一に管理することができる成膜装置、および薄膜製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の1つである成膜装置は、チャンバ内に収容された基板上に薄膜を成膜する成膜装置であって、貫通孔を有し、前記貫通孔を覆う様に配置される前記基板の周縁部を保持するホルダと、前記ホルダに保持された前記基板を赤外線により加熱する加熱装置と、前記基板の成膜面とは反対側の裏面の中央部に前記ホルダとの間に所定間隔を空けて配置され、前記加熱装置からの赤外線を受けて前記基板を加熱する発熱体とを備える。
また、上記目的を達成するために、本発明の他の1つである薄膜製造方法は、チャンバ内に収容された基板上に薄膜を成膜する薄膜製造方法であって、貫通孔を有するホルダを用いて前記貫通孔を覆う様に配置される前記基板の周縁部を保持し、前記基板の成膜面とは反対側の裏面の中央部に前記ホルダとの間に所定間隔を空けて発熱体を配置し、前記ホルダに保持された前記基板、および前記発熱体を加熱装置から放射される赤外線により加熱し、前記基板の成膜面に薄膜を成膜する。
本発明によれば、貫通孔を有するホルダにより基板を保持し、中央部に発熱体が配置された基板を発熱体と共に直接赤外線で加熱するため、基板の温度を迅速に、かつ均一に調整し管理することができる。
成膜装置全体を模式的に示す断面図である。 基板を保持したホルダを発熱体と共に裏面側から示す斜視図である。 ホルダ、発熱体、基板などを分解して示す斜視図である。 図2に示すA−A線における断面図である。 発熱体保持具を用いない態様を示す斜視図である。 発熱体と発熱体保持具が一体となった態様を示す斜視図である。
まず、発明者の知見を説明する。成膜対象である基板を迅速に加熱するために、赤外線を用いて基板を直接加熱する着想を得た。この着想に基づき鋭意実験を行い、基板の成膜面側から赤外線を照射するのではなく、成膜面とは反対側の裏面から赤外線を照射して基板を加熱することで、チャンバ内の空間を有効に利用し、加熱装置が成膜に悪影響を与えないという知見を得た。発明者は、実験に先立ち貫通孔を備えたホルダを新規に製作し、このホルダの貫通孔を覆う様に基板を配置することにより、基板の裏面から赤外線を照射して加熱しながら成膜面に成膜することを実現させた。
ところが、半導体を成膜するための基板に使用される材料は、シリコンやサファイアなどがあり、これらの材料は赤外線の透過率が比較的高い。一方、基板を保持するホルダの材料は、高温に耐える必要から高融点のモリブデンなどが用いられ、かつ赤外線の照射方向に対する肉厚が基板よりも厚いため基板よりも温度が高くなる。このため、基板の中央部の温度が低くなるような温度勾配が発生することを見出すに至った。基板に温度ムラが生じると、成膜した薄膜の品質に悪影響が生じる。
本発明は、発明者の上記知見に基づきなされたものである。以下に、本発明に係る成膜装置、および薄膜製造方法の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、図面は、本発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
図1は、成膜装置全体を模式的に示す断面図である。成膜装置100の形式は、特に限定されるものではないが、成膜装置100として、分子線エピタキシー(Molecular Beam Epitaxy:MBE)装置を用いて実施の形態を説明する。また、成膜する物質も特に限定されるものではないが、GaN、GaAlN等のIII−V族半導体結晶の成膜を例として説明する。
成膜装置100は、基板上に薄膜を成膜する装置であり、Ga、AlなどのIII族元素の原料を真空中でそれぞれ気化させながら窒素などV族の原料をガスとして真空中に導入し、基板200上にて反応させながら薄膜を形成する。本実施の形態の場合、成膜装置100は、チャンバ101と、原料供給源102と、加熱装置103と、ホルダ固定部104と、ホルダ105と、ガス導入口106と、真空排気口107と、発熱体108とを備えている。
チャンバ101は、内方の空間を真空に維持することができる筐体である。なお、チャンバ101の形状は特に限定されるものではなく、矩形、円筒形などを例示することができる。
原料供給源102は、気化させた原料を基板200の表面に供給する装置である。本実施の形態の場合、原料供給源102はいわゆるクヌーセンセルであり、常温では固体であるIII族元素が充填される坩堝と、坩堝に取り付けられたヒータとを備え、原料を蒸発温度まで加熱することで真空中にいわゆる分子線と称される原料のビームを発生させる。なお、GaAlNなどの結晶を成膜する場合、原料供給源102は、チャンバ101内に複数配置される場合がある。また、原料供給源102は、原料の放出を遮蔽する遮蔽機構(不図示)が備えられており、原料の供給量を正確に調整することができるものとなっている。
ホルダ固定部104は、チャンバ101内の所定の位置に基板200を保持するホルダ105をチャンバ101に対して保持する部材である。ホルダ固定部104の形状は特に限定されるものではなく、また、材質も特に限定されるものではないが、成膜中はホルダ105が高温になるため、ホルダ固定部104はモリブデンやタングステンなどの高融点金属で形成することが好ましい。
なお、ホルダ固定部104は、複数のホルダを保持し、複数のホルダを移動させることができる移動機構を備えていてもかまわない。
ガス導入口106は、反応ガスをチャンバ101内に導入するための導入口である。ガス導入口106にはマスフローコントローラーなどガスの導入量を正確に調整できる装置が接続されており、例えばV族の窒素ガスなどが反応ガスとして導入される。
真空排気口107は、チャンバ101内の空気などをチャンバ101の外に排出することができる真空ポンプ、および配管などからなる真空系に接続される開口である。真空ポンプとは例えば、ターボ分子ポンプ、クライオポンプ、ロータリーポンプなどを含み、複数種類のポンプが配管により接続されて真空系が構成される場合が多い。
加熱装置103は、ホルダ105に保持された基板200、および発熱体108などを赤外線により加熱する装置である。加熱装置103は、赤外線を照射できる装置であれば、特に限定されるものではないが、例えば赤外線ランプを例示することができる。また、加熱装置103は、赤外線ランプとミラーなどを組み合わせて、赤外線を基板200、およびその近傍に集光するものでもよい。
基板200は、薄膜が形成される基礎となる板状の部材である。基板200の材質は特に限定されるものではないが、例えばSi、SiC、GaN、サファイアなどを例示することができる。また、基板200の大きさも特に限定されるものではないが、本実施の形態では、直径2インチ、肉厚1mm程度の基板200を想定して説明している。
図2は、基板を保持したホルダを発熱体と共に基板の裏面側から示す斜視図である。図3は、ホルダ、発熱体、基板などを分解して示す斜視図である。図4は、図2に示すA−A線における断面図である。これらの図に示すように、ホルダ105は、貫通孔152を有し、貫通孔152を覆う様に配置される基板200の周縁部を保持する部材である。ホルダ105を構成する材料は特に限定されるものではないが、高温に加熱された基板200を保持し、また、赤外線により加熱される部材であるため、成膜に影響しないモリブデンやタングステンなどの高融点金属が好適と考えられる。
ホルダ105の形状、およびホルダ105に設けられる貫通孔152の形状は、特に限定されるものではない。本実施の形態の場合、ホルダ105は、円板形状の基板200に対応し円環形状であり、ホルダ105の中央部に設けられる貫通孔152は、基板200を挿入することができる径の円形である。また、貫通孔152の一端部には、基板200の周縁に当接して基板200を保持するために内方に突出したフランジ部153が一体に設けられている。
また本実施の形態の場合、ホルダ105は、基板200の保持位置に対してフランジ部153の反対側に発熱体保持具151が嵌まり込む保持溝154を備えている。保持溝154は、貫通孔152の内周面から外側に陥凹し貫通孔152に向かって開口する円環状の溝であり、溝の幅は発熱体保持具151と嵌め合うことができる値に設定されている。
発熱体108は、基板200の成膜面201(図4参照)とは反対側の裏面202の中央部にホルダ105との間に所定間隔を空けて配置され、加熱装置103からの赤外線を受けて発熱し、基板200を加熱する部材である。発熱体108の形状は、特に限定されるものではないが、基板200の形状、およびホルダ105の形状、特に貫通孔152の形状の少なくとも一方に依存して決定される。本実施の形態の場合、基板200が円形、貫通孔152も円形であるため、発熱体108は、貫通孔152の径よりも小径の円板形状となっている。
発熱体108を構成する材料は、基板200よりも赤外線の透過率が低く、基板200よりも耐熱性の高い材料が好ましい。具体的には、発熱体108の材料としては、ホルダ105と同様、モリブデンやタングステンを例示することができる。
発熱体保持具151は、ホルダ105に取り付けられると共に、発熱体108をホルダ105に対して所定の位置に固定的に保持して基板200の裏面の中央部に配置する部品である。発熱体保持具151の形状や発熱体108を保持する構造は特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、発熱体保持具151は、いわゆるCリングなどと称される部品と同様の構造を有するC字状の部分である係合部161と、発熱体108の周縁を保持する環状の保持部162と、係合部161と保持部162とを架橋状に接続するアーチ状の架橋部163とを備えている。
発熱体保持具151の架橋部163は、保持部162を介して発熱体108を基板200に向かって押しつける付勢力を備えている。これにより発熱体108と基板200とが面状に密着し真空中であっても発熱体108が発生させる熱を均一に基板200に伝達させることが可能となる。
発熱体保持具151の係合部161は、ホルダ105の貫通孔152よりも小径に変形させることができ、ホルダ105の保持溝154の位置で形状を戻すことで、保持溝154に嵌まる形状となっている。このようにホルダ105の保持溝154に対し発熱体保持具151の係合部161が嵌合することで、発熱体保持具151がホルダ105に保持される。また、係合部161の幅は、保持溝154に嵌合した状態で、基板200の裏面の周縁部にまで突出する幅となっており、係合部161は、ホルダ105のフランジ部153との間で基板200の周縁部を挟持する挟持部として機能している。
また、ホルダ105のフランジ部153は、基板200の成膜面201側の周縁部に当接し、発熱体保持具151は、基板200の裏面202から成膜面201に向かって発熱体108を押圧しているため、基板200は、発熱体108を介してホルダ105と発熱体保持具151に挟持されている。以上によりホルダ105をチャンバ101内で任意の姿勢に配置した場合でもホルダ105から基板200が脱落することがない。従って、基板200の成膜面を上に向けて配置する成膜装置100や、基板200を縦に配置する成膜装置100などあらゆる成膜装置に対応することができる。
発熱体保持具151の架橋部163は、基板200に接触しないように配置されている。従って、架橋部163が加熱装置103からの赤外線により加熱された場合でも架橋部163の熱が基板200に直接伝わることを防止している。これにより、基板200をより均一に加熱することができる。
発熱体保持具151を構成する材料は、特に限定されるものではないが、赤外線の透過率が基板200と同程度、またはそれ以上のものを採用することが好ましい。発熱体保持具151が赤外線により加熱されることを抑制できるため、発熱体保持具151の熱により基板200の熱の均一性が阻害されることを回避できる。
次に、上記成膜装置100を用いた薄膜製造方法を説明する。チャンバ101外、またはチャンバ101内にて、ホルダ105の貫通孔152を覆うようにして基板200をフランジ部153に載置する。次に、発熱体108が取り付けられた発熱体保持具151をホルダ105に固定し、基板200の周縁部を保持する。これにより基板200の成膜面とは反対側の裏面の中央部にホルダ105との間に環状の間隔(空間)を空けて発熱体108が配置される。
次に、発熱体保持具151と共に基板200を保持したホルダ105をチャンバ101内のホルダ固定部104に固定する。これにより、基板200の成膜面が原料供給源102側に面し、基板200の裏面が加熱装置103に面した状態となる。
次に、チャンバ101を閉塞して真空排気口107からチャンバ101内の空気を、真空系を用いて排出する。
所定の真空度に達すると、ホルダ105に保持された基板200、および発熱体108を加熱装置103から放射される赤外線により加熱し、基板200を所定の温度にまで均一に昇温する。
以上の状態で、原料供給源102から原料の分子線を放出し、基板200の成膜面に薄膜を成膜する。
具体的に例えば、III−V族半導体である窒化ガリウムを成膜する場合は、ガス導入口106から窒素ガスをチャンバ101内に導入し、電磁波などを用いて基板200の成膜面上で窒素ガスをプラズマ化し、窒素ガスのプラズマ中にガリウムの分子線を投入することにより、基板200の成膜面に窒化ガリウムが成膜される。なお、基板200に窒化ガリウムが直接成膜されるのではなく、例えばバッファ層と称されるような複数種類の膜を成膜した後、窒化ガリウムを成膜する場合が多い。
ここで、窒化ガリウムを成膜する際の基板200の温度は、600℃以上、800℃以下の範囲内の所定の温度に設定される。本実施の形態の場合、例えば基板200の温度を700℃にまで加熱した場合、基板200全体の温度分布は±1%の範囲に収まっている。
上記のような成膜装置100によれば、基板200の裏面の中央部分に接触状態で配置された発熱体108が、加熱装置103からの赤外線によって加熱される。そして、発熱体108の発熱により、基板200が加熱される。従って、赤外線の透過率が高い基板200を用いた場合でも効果的に基板200を加熱することができる。また、ホルダ105と発熱体108とを所定の間隔で配置することで、基板200の温度を均一に維持することができ、上記のような薄膜製造方法によれば高品質の膜を製造することが可能となる。
また、ホルダ105、発熱体108、および発熱体保持具151の体積を少なくすることで熱容量を抑制し、真空中であっても、基板200の温度制御を容易かつ迅速に行う事ができるため、複数種類の膜を異なる温度帯で短時間に製造することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、発熱体保持具151を用いて発熱体108を基板200の中央に配置したが、基板200を水平に保ち、裏面を上方に向けて保持し、図5に示すように、発熱体保持具151を用いることなく、発熱体108を基板200の中央に載置するだけでも基板200を均一に加熱することができる。
また、図6に示すように、発熱体108と発熱体保持具151とが一体となっていてもかまわない。この場合、発熱体保持具151に該当する部分の肉厚を発熱体108に該当する部分の肉厚よりも薄くして、適切な弾性力を発生させ、発熱体108に該当する部分を基板200に押しつけてもかまわない。また、ホルダ105には、発熱体保持具151に該当する矩形棒状部分の先端が挿入される被挿入部159が設けられている。
また、上記実施の形態の場合では、PVDを実現する成膜装置100を例として説明したが、成膜装置100は、CVDを実現する装置であってもかまわない。また、PVDとCVDを組み合わせた成膜装置100であってもかまわない。
本発明はIII−V族半導体膜の形成の他、機能性薄膜を製造する成膜装置、および成膜方法に利用可能である。
100 成膜装置
101 チャンバ
102 原料供給源
103 加熱装置
104 ホルダ固定部
105 ホルダ
106 ガス導入口
107 真空排気口
108 発熱体
151 発熱体保持具
152 貫通孔
153 フランジ部
154 保持溝
159 被挿入部
161 係合部
162 保持部
163 架橋部
200 基板
201 成膜面
202 裏面

Claims (5)

  1. チャンバ内に収容された基板上に薄膜を成膜する成膜装置であって、
    貫通孔を有し、前記貫通孔を覆う様に配置される前記基板の周縁部を保持するホルダと、
    前記ホルダに保持された前記基板を赤外線により加熱する加熱装置と、
    前記基板の成膜面とは反対側の裏面の中央部に前記ホルダとの間に所定間隔を空けて配置され、前記加熱装置からの赤外線を受けて前記基板を加熱する発熱体と
    を備える成膜装置。
  2. 前記ホルダに取り付けられると共に、前記発熱体を保持して前記中央部に配置する発熱体保持具を備える
    請求項1に記載の成膜装置。
  3. 前記発熱体保持具は、前記発熱体を前記基板に向かって押しつける付勢力を備える
    請求項2に記載の成膜装置。
  4. 前記発熱体保持具は、前記ホルダと共に前記基板の周縁部を挟む挟持部を備える
    請求項2または3に記載の成膜装置。
  5. チャンバ内に収容された基板上に薄膜を成膜する薄膜製造方法であって、
    貫通孔を有するホルダを用いて前記貫通孔を覆う様に配置される前記基板の周縁部を保持し、
    前記基板の成膜面とは反対側の裏面の中央部に前記ホルダとの間に所定間隔を空けて発熱体を配置し、
    前記ホルダに保持された前記基板、および前記発熱体を加熱装置から放射される赤外線により加熱し、
    前記基板の成膜面に薄膜を成膜する
    薄膜製造方法。
JP2018004153A 2018-01-15 2018-01-15 成膜装置、および薄膜製造方法 Pending JP2019125644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018004153A JP2019125644A (ja) 2018-01-15 2018-01-15 成膜装置、および薄膜製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018004153A JP2019125644A (ja) 2018-01-15 2018-01-15 成膜装置、および薄膜製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019125644A true JP2019125644A (ja) 2019-07-25

Family

ID=67399018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018004153A Pending JP2019125644A (ja) 2018-01-15 2018-01-15 成膜装置、および薄膜製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019125644A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI646214B (zh) 在化學氣相沉積反應器中的基座的設計
KR101084830B1 (ko) 탑재대 구조체
KR102189785B1 (ko) 고온 가스 분배 어셈블리
KR102531090B1 (ko) 고 성장률 epi 챔버를 위한 열 차폐 링
TW201218301A (en) Apparatus having improved substrate temperature uniformity using direct heating methods
TWI597376B (zh) 具有溫度調整裝置的處理裝置及處理基板的方法
CN116190266A (zh) 灯头中的多分区灯控制和单独灯控制
JP6052184B2 (ja) 静電クランプおよびイオン注入システム
JP2009188289A (ja) 気相成長装置
KR102121893B1 (ko) 후면 패시베이션을 위한 장치 및 방법
TW202215567A (zh) 處理基板的方法、基板舟以及熱處理系統
JP2019125644A (ja) 成膜装置、および薄膜製造方法
TW202301475A (zh) 旋轉器蓋
JP2019179903A (ja) 薄膜製造方法、および基板
KR20160135343A (ko) 나노튜브들을 증착시키기 위한 디바이스
JP4210060B2 (ja) 熱処理装置
JP2016145391A (ja) 気化装置及び成膜装置
JP2013093461A (ja) 成膜装置
KR101400155B1 (ko) 원료 공급 장치 및 성막 장치
CN114144546A (zh) 能够适用于大直径半导体衬底的半导体衬底制造装置
JP4758385B2 (ja) 気相成長装置及び気相成長方法
JP2004335861A (ja) 薄膜形成装置
TWI853825B (zh) 燈頭中的多分區燈控制和單獨燈控制
KR101679903B1 (ko) 제논 플래시 램프를 이용한 원자층 증착 장치 및 방법
US20210217648A1 (en) Susceptor and chemical vapor deposition apparatus