JP2019124676A - 車両用障害物検知装置の調整冶具 - Google Patents

車両用障害物検知装置の調整冶具 Download PDF

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健 國友
Ken Kunitomo
健 國友
博明 坂井
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Abstract

【課題】作業者が熟練をすることなく、簡単にミリ波レーダーなどの車両用障害物検知装置の角度を知ることのできる調整冶具を提供しようとするものである。【解決手段】本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具は、レーダー4などの障害物検知装置である被調整物を係止するレーダーフック3、レーダー4の前面に当たる3本の位置決め突起5、を有するレーダー把持部1と、水準センサ15からの信号を処理する電子回路基板14、真空ポンプ11に連結した吸盤6を有する本体8とを有し、レーダー把持部1はこの本体に対して搖動自在に取り付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、例えばミリ波レーダーなど車両用障害物検知装置の取り付けが正確に容易に行うことのできる車両用障害物検知装置の調整冶具に関するものである。
近年、高齢者による運転が増加し、それに伴う事故も増加している。このため障害物や歩行者を検知して自動的にブレーキを作動させる安全装置を有する車両が求められており、急速にこのような車両用障害物検知装置が普及している。このような車両用障害物検知装置の精度が向上するに伴い、製造ラインや修理工場で、車両用障害物検知装置を正確に取り付けるための冶具が求められている。
このような冶具の例として、特許文献1に開示されたものがある。これも車両用障害物検知装置に関するものであるが、特にバンパーなどを取り外すことなく、車両用障害物検知装置の検知軸の調整が可能になるようにしたものである。このため、特に車両の生産ラインでの検知軸の調整を合理化するという観点でなされたものではない。
また特許文献2には車両用障害物の検知を行う装置の調整方法が記載されている。この特許文献2に開示されたものは、ミリ波レーダーの前に基準反射体Rを置いて、この基準反射体によって反射された電波によって検知軸の調整を行うようにしたものである。
特許文献2に開示されたものは、調整を行う場合に基準反射体とミリ波レーダーとの間に作業者が入ることができず、製造ラインでの調整をより簡単にするという観点からなお改善が必要である。
特開平2007−108126号公報
特開2003−240837号公報
上記の特許文献1に開示された技術には、車両の製造ラインでバンパーが取り付けられる前に、どのようにして作業者が簡単に検知軸の調整を行うか開示されていない。現実の車両の製造ラインでは、いかにして短時間で容易にかつ正確に検知軸の調整を行うかが重要である。また特許文献2に開示されたものは、調整中は作業者がミリ波レーダーと基準反射体との間に入る事ができず、作業性が損なわれるという問題がある。
本発明は以上の点に着目し、作業者が容易に検知軸の調整作業を行うことができる車両用障害物検知装置の調整冶具を提供するものである。
本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具は、水準センサ、ミリ波レーダーなどの障害物検知装置である被調整物(以下、文章の冗長性を避けるために「レーダー」と記載するが、障害物を検知するものとして、赤外線や超音波を使うものなどがあり、レーダーに限定されるものではない。)を係止するレーダーフック、レーダーの前面に当たる少なくとも3本の位置決め突起、を有するレーダー把持部と、水準センサからの信号を処理したりスイッチなどの入力手段からの信号を処理する電気的操作部、真空ポンプ、真空ポンプに連結した吸盤、吸盤を本体に搖動可能に結合するジンバルおよび電池などを有する本体とを有し、レーダー把持部はこの本体に対して搖動自在に取り付けられている。
本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具は、以上の手段により、車両の製造ラインや車両の修理工場で、車両に取り付けられたレーダーにレーダーフックを嵌める。次に真空ポンプを稼働させると吸盤がレーダーに吸い付き、レーダーが本体側に引き寄せられるため、レーダーの前面は位置決め突起の先端が当たる。また同時に吸盤はレーダー側に引き付けられるため、吸盤はジンバルの弾性に抗して少しレーダー側に移動する。この状態で、レーダーの正面と把持部との位置関係が決定される。位置関係が決定された状態で、把持部内の水準センサを動作させると、レーダーの正面が水平に対してどのような角度になっているか検出することができる。レーダーの正面の角度すなわちエイミング角度を検出することができる。この角度が所定角度でなかった場合は、水準センサの出力信号を見ながら車両へのレーダーの取り付け角度を調整することができる。特に把持部が本体と別体であって搖動自在に取り付けられているため、質量の大きな本体が揺れても把持部には影響がなく、正確にレーダーのエイミング角度を検出することができる。
本体に液晶パネルなどを取り付け、作業者が容易に所定のエイミング角度との相違をチェックすることができるようにすることもできる。さらに、レーダーの全面に対し、本体から出た3本以上の位置決め突起が吸盤の吸引力でしっかりと当たるため、レーダーと本体との角度は正確に決められることになる。よって、作業者は熟練することなく、正確に本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具を使うことができる。
特に本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具は、車両に先ずレーダー(車両用障害物検知装置)を取り付け、その状態で簡単に本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具でレーダーの取り付け角度が所定の範囲内にあるか検出できる。特に、本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具は吸盤で簡単にレーダーに取り付けることができ、作業者の熟練を必要としない。
つまり本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具は、車両に取り付けられたレーダーの角度を簡単に検出可能であり、レーダーへの取り付けも容易であるため、車両の量産性が高くなるものである。
本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具の実施例1を示す斜視図である。 本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具の実施例1を示す上面図である。 本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具の実施例1を示す透視斜視図である。 本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具の実施例1を示す上断面図である。 本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具の実施例1を示す側断面図である。 本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具の実施例1を示す部分側面図である。 本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具の実施例1を示す部分側面図である。
本発明の請求項1に記載の発明は、水準センサ、ミリ波レーダーなどの障害物検知装置であるレーダーを係止するレーダーフック、レーダーの前面に当たる少なくとも3本の位置決め突起、を有するレーダー把持部と、水準センサからの信号を処理したりスイッチなどの入力手段からの信号を処理する電気的操作部、真空ポンプ、真空ポンプに連結した吸盤、吸盤を本体に搖動自在に取り付けるジンバルおよび電池などを有する本体とを有し、レーダー把持部はこの本体に対して搖動自在に取り付けられている構成を有する。これによって、上記の発明の効果を発揮する。
以下本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具について、実施例を示す図面とともに説明する。1はレーダー把持部であり、基板2から4本のレーダーフック3が突出している。レーダーフック3は被調整部材であるレーダー4(図4及び図5参照)の4つの側面と係合し、レーダー把持部1にレーダー4を仮止めする。また基板2から3本の位置決め突起5が突出している。この位置決め突起5はレーダー4の前面に当たって、レーダー4の位置決めをする物である。さらに基板2の裏面(レーダーフック3の突出面と反対面)に、水準センサ6が取り付けられている。(図2参照)
基板2の中心には吸盤6が貫通口7を通して位置している。この吸盤6は本体8にジンバル16を介して取り付けられている。ジンバル16はバネ材などの弾性を有する薄板から構成され、その四隅が本体8にネジ止めされ、中心の穴に吸盤が貫通し固定されている(図3参照)。またレーダー把持部1はスプリング9を貫通するボルト10によって本体8に搖動自在に取り付けられている。また、本体8には真空ポンプ11が設けられ、この真空ポンプ11は吸盤6に連通しており、スイッチ12を操作することによって真空ポンプ11が動作し、吸盤6内部の気圧を下げる。
また、本体8の内部には電池13やマイクロコンピュータを有する電子回路基板14が設けられ、水準センサ15の出力信号を、本体8に設けたディスプレイや電波を介してタブレットコンピュータに出力することができる。水準センサとしては傾斜センサとして株式会社村田製作所などから既に市販されており、水準センサ15の出力信号を表示する技術についても、推奨回路などが開示されているため、説明は省略する。
本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具は以上のような構成よりなり、以下その使用方法を説明する。図4に示すように、車両に取り付けられたレーダー4にレーダー把持部1のレーダーフック3を嵌め、レーダー4を仮止めする。この状態では、レーダー4は少し傾いている可能性がある。図4では、レーダー4が傾いている状態を示している。
次にスイッチ12を入れて真空ポンプ11を起動させると、吸盤6内部の気圧が負圧となり、レーダー4の前面を吸着する。するとレーダー4はレーダー把持部1の方に引き寄せられ、3本の位置決め突起5とレーダー4の前面が当たり、レーダー4とレーダー把持部1との位置関係が決定される。
ここで、電子回路基板14のマイクロコンピュータを動作させ、レーダー把持部1の水準センサ15の出力信号を解析し、水準センサの水平に対する角度を測定する。この測定値は、すなわちレーダー4の水平に対する角度となる。これによって、レーダー4のエイミング角度を知ることができる。
レーダー4の水平に対する角度が所定値の範囲より外れていた場合は、レーダー4をレーダー把持部1に把持させたまま、レーダー4の車両への取り付け角度を調整する。そしてレーダー4の角度が所定値の範囲に入った時に、レーダー4の角度調整の作業が終了する。
上記説明のとおり、車両に取り付けられたレーダー4にレーダー把持部1を嵌めて、吸盤6でレーダー4を吸着させるだけでレーダー4と水準センサ15との位置関係が正確に決定され、簡単にレーダー4の角度を検出できる車両用障害物検知装置の調整冶具を提供することができる。
このように簡単な操作でレーダー4の角度を検出することができ、熟練の必要がなく、車両の製造の合理化に寄与することができる。
1 レーダー把持部
2 基板
3 レーダーフック
4 レーダー
5 位置決め突起
6 吸盤
7 貫通口
8 本体
9 スプリング
10 ボルト
11 真空ポンプ
12 スイッチ
13 電池
14 電子回路基板
15 水準センサ
16 ジンバル
本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具の実施例1を示す斜視図である。 本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具の実施例1を示す上面図である。 本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具の実施例1を示す透視斜視図である。 本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具の実施例1を示す上断面図である。 本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具の実施例1を示す側断面図である。 本発明の車両用障害物検知装置の調整冶具の実施例1を示す部分側面図である。

Claims (3)

  1. 水準センサ、車両の障害物検知装置である被調整物を係止するレーダーフック、レーダーの前面に当たる少なくとも3本の位置決め突起、を有するレーダー把持部と、水準センサからの信号を処理したりスイッチなどの入力手段からの信号を処理する電気的操作部、真空ポンプ、真空ポンプに連結した吸盤および電池などを有する本体とを有し、レーダー把持部はこの本体に対して搖動自在に取り付けられた車両用障害物検知装置の調整冶具。
  2. 車両の障害物検知装置がミリ波レーダーである請求項1記載の車両用障害物検知装置の調整冶具。
  3. レーダー把持部は、本体に対して搖動自在に取り付けられている請求項1記載の車両用障害物検知装置の調整冶具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110386230A (zh) * 2019-08-20 2019-10-29 广州拓浪智能应急科技有限公司 一种雷达避障装置和系统
CN112180335A (zh) * 2020-09-29 2021-01-05 北京富奥星电子技术有限公司 一种多普勒雷达模组验证装置及验证方法
DE102022106923A1 (de) 2022-03-24 2023-09-28 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Vorrichtung zur bestimmung einer ausrichtung eines an einer stossstange eines kraftfahrzeugs verbauten sensors

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