JP2019122161A - 非接触充電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】充電装置に設けられた駆動装置の動きが異物によって阻害されにくい非接触充電装置を提供する。【解決手段】非接触充電装置は、固定筒壁部を有する固定ハウジングと、固定筒壁部に沿って往復移動可能な可動筒壁部を有する可動ハウジングと、可動ハウジングの可動端壁部に配置されたワイヤレス給電装置と、固定ハウジングと可動ハウジングの内部に配置され、固定ハウジングに対して可動ハウジングを移動させる駆動装置とを備える。駆動装置により移動されうる可動端壁部の移動限界に可動端壁部が位置する際に、可動ハウジングの移動方向に対して垂直な方向において、可動ハウジングの可動筒壁部が、固定ハウジングの固定筒壁部に重なっているか、可動ハウジングの可動端壁部とは反対側の可動筒壁部の端縁が固定筒壁部の一端縁と面一である。【選択図】図4
Description
本発明は、非接触充電装置に関する。
従来、電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド自動車(PHEV)の二次電池は、充電コネクタに車両のコネクタを接続することによって、充電されていた。
近年では、容易に充電作業ができることから、非接触式充電方式の開発が行われている(特許文献1〜4)。非接触式充電方式においては、エネルギーの損失を低減して効率を高めるため、車両の外部の給電装置と、車両の内部の被給電装置の間隔を小さくする、例えば昇降装置のような駆動装置が使用されることがある。駆動装置としては、例えば、シザーリフト(パンタグラフに類似する昇降装置)、関節式アーム、エアシリンダー、ポンプが提案されている。
乗り物の非接触式充電は、屋外またはガレージのような、清浄でないかもしれない環境で行われ、長時間を要する。このため、充電装置内に小石または小動物(例えば、ミミズ、ネズミ、昆虫)のような異物が侵入し、充電装置に設けられた駆動装置の動きを阻害しないことが望まれる。
そこで、本発明は、充電装置に設けられた駆動装置の動きが異物によって阻害されにくい非接触充電装置を提供する。
本発明のある態様に係る非接触充電装置は、固定筒壁部を有する固定ハウジングと、前記固定ハウジングの前記固定筒壁部に沿って往復移動可能な可動筒壁部と、前記可動筒壁部の一端を閉塞する可動端壁部とを有する可動ハウジングと、前記可動ハウジングの前記可動端壁部に配置されたワイヤレス給電装置と、前記固定ハウジングと前記可動ハウジングの内部に配置され、前記固定ハウジングに対して前記可動ハウジングを移動させる駆動装置とを備える。前記駆動装置により移動されうる前記可動端壁部の移動限界に前記可動端壁部が位置する際に、前記可動ハウジングの移動方向に対して垂直な方向において、前記可動ハウジングの前記可動筒壁部が、前記固定ハウジングの前記固定筒壁部に重なっているか、前記可動ハウジングの前記可動端壁部とは反対側の前記可動筒壁部の端縁が前記固定筒壁部の一端縁と面一である。
上記の態様においては、可動ハウジングの可動端壁部の移動限界に可動端壁部が位置しても、可動ハウジングの可動筒壁部が、可動ハウジングの移動方向に対して垂直な方向において、固定ハウジングの固定筒壁部に重なっているか、可動ハウジングの可動端壁部とは反対側の可動筒壁部の端縁が固定筒壁部の一端縁と面一である。このため、可動ハウジングと固定ハウジングとの間の間隙が常に小さく、この間隙を通じて異物が侵入しにくい。したがって、充電装置に設けられた駆動装置の動きが異物によって阻害されにくい。
好ましくは、非接触充電装置は、前記固定筒壁部と前記可動筒壁部との間の間隙を封止する密封装置をさらに備える。この場合には、密封装置によって、間隙を通じて異物がさらに侵入しにくい。
この場合、好ましくは、前記密封装置は、前記固定筒壁部と前記可動筒壁部のうち一方の筒壁部に固定される固定部と、前記固定筒壁部と前記可動筒壁部のうち他方の筒壁部に全周にわたって接触する弾性材料から形成されたリップと、前記リップに形成されており、前記可動端壁部が前記固定ハウジングから離れる方向に移動させられる時、前記他方の筒壁部に接触し、前記他方の筒壁部と前記リップの先端との間に間隙を生じさせる突起とを有する。リップを有する密封装置が設けられた場合には、可動ハウジングの可動端壁部が固定ハウジングから離れる方向に移動させられる時、可動ハウジングの内部空間の圧力が低下し、リップが過剰に弾性変形して、リップが接触している面に強く密着しやすく、これに起因して、リップの摩耗が大きくなることがある。しかし、この時にこの面に接触する突起を設けることによって、この面とリップの先端との間に間隙が生じ、可動ハウジングの内部空間と外部空間が一時的につながり、外面へリップを密着させる気圧差がなくなる。このため、リップの摩耗を抑制し、装置の寿命を長くすることができる。
好ましくは、非接触充電装置は、前記固定ハウジングと前記可動ハウジングの内部に配置され、前記可動ハウジングの移動に追随して伸縮可能であって、前記駆動装置を全周にわたって覆う蛇腹形状の保護部材をさらに備える。この場合には、蛇腹形状の保護部材によって、異物から駆動装置がさらに保護される。
好ましくは、前記固定ハウジングは、前記固定筒壁部の一端を閉塞し、前記可動ハウジングの前記可動端壁部に対向する固定端壁部をさらに有する。この場合には、可動筒壁部と可動端壁部とを有する可動ハウジングと、固定筒壁部と固定端壁部とを有する固定ハウジングとで囲まれた内部空間内に、駆動装置が配置されるので、水分または異物から駆動装置をさらに保護することが可能である。
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る複数の実施の形態を説明する。
図1に示すように、非接触充電装置1は、屋外またはガレージの地面2に埋設されている。非接触充電装置1の上部には、給電コイル4(ワイヤレス給電装置)が設けられている。給電コイル4は、図示しない給電制御装置に電気的に接続されている。
図1に示すように、非接触充電装置1は、屋外またはガレージの地面2に埋設されている。非接触充電装置1の上部には、給電コイル4(ワイヤレス給電装置)が設けられている。給電コイル4は、図示しない給電制御装置に電気的に接続されている。
地面2には、乗り物6(EVまたはPHEV)が駐車する。乗り物6の下部には、受電回路装置8が配置されており、受電回路装置8は受電コイル10(ワイヤレス受電装置)を有する。受電回路装置8は、乗り物6の二次電池12に接続されている。
非接触充電装置1は鉛直方向に伸縮可能である。非接触充電装置1が縮小した際、受電回路装置8が非接触充電装置1の真上になるように、乗り物6は駐車させられる。この後、非接触充電装置1は伸長させられ、給電コイル4が受電コイル10に接近させられる。但し、給電コイル4は受電コイル10には接触させられない。この後、給電制御装置によって、給電コイル4に電流が流される。これにより、例えば、電磁誘導または磁界共振の原理によって、受電コイル10に電流が流れ、受電回路装置8を介して二次電池12に充電される。すなわち、給電コイル4は一次コイルとして使用され、受電コイル10は二次コイルとして使用される。二次電池12への充電完了後、乗り物6の移動を阻害しないように、非接触充電装置1は縮小させられる。
第1の実施形態
図2から図5を参照し、本発明の第1の実施形態に係る非接触充電装置1の詳細を説明する。図5は、非接触充電装置1の斜視図である。図2および図4は、図5のII−II線矢視断面図であり、図3は、図5のIII−III線矢視断面図である。図2および図3は、縮小限界状態にある非接触充電装置1を示し、図4は、伸長限界状態にある非接触充電装置1を示す。図2から図4に示すように、非接触充電装置1は、固定ハウジング16と、可動ハウジング18と、給電コイル4と、駆動装置20とを備える。
図2から図5を参照し、本発明の第1の実施形態に係る非接触充電装置1の詳細を説明する。図5は、非接触充電装置1の斜視図である。図2および図4は、図5のII−II線矢視断面図であり、図3は、図5のIII−III線矢視断面図である。図2および図3は、縮小限界状態にある非接触充電装置1を示し、図4は、伸長限界状態にある非接触充電装置1を示す。図2から図4に示すように、非接触充電装置1は、固定ハウジング16と、可動ハウジング18と、給電コイル4と、駆動装置20とを備える。
固定ハウジング16と可動ハウジング18は、乗り物6の荷重に耐えうる剛体(例えば、金属またはプラスチック材料)から形成されている。好ましくは、可動ハウジング18は、給電コイル4で発生する磁界を阻害しないように、誘電体、例えば、プラスチック材料から形成されている。あるいは、可動ハウジング18は、おおむね金属から形成されてよく、給電コイル4の周囲の部分だけが誘電体から形成されていてよい。
固定ハウジング16は、地面2に形成された穴14の内部に固定されている。固定ハウジング16は、固定筒壁部16aと固定端壁部16bを有する。固定筒壁部16aは、この実施形態では、円筒形であり、その中心軸線が鉛直方向に向けられている。この実施形態では、固定端壁部16bは、固定筒壁部16aの下端に連結された円形の壁であり、固定筒壁部16aの下端を閉塞する。したがって、この実施形態では、固定端壁部16bは、固定ハウジング16ひいては非接触充電装置1の底壁をなす。
可動ハウジング18は、この実施形態では、穴14の内部に配置され、固定ハウジング16の上方に配置されている。可動ハウジング18は、可動筒壁部18aと可動端壁部18bを有する。可動筒壁部18aは、この実施形態では、円筒形であり、その中心軸線が鉛直方向に向けられている。この実施形態では、可動端壁部18bは、可動筒壁部18aの上端に連結された円形の壁であり、可動筒壁部18aの上端を閉塞する。したがって、この実施形態では、可動端壁部18bは、可動ハウジング18ひいては非接触充電装置1の天井壁をなす。
可動ハウジング18は、固定ハウジング16ひいては地面2に対して、鉛直方向に往復移動可能である。この実施形態では、可動ハウジング18の可動筒壁部18aは、固定ハウジング16の固定筒壁部16aの外側に配置されている。すなわち、可動筒壁部18aの内径は、固定筒壁部16aの外径より大きい。可動ハウジング18の可動端壁部18bは、固定ハウジング16の固定端壁部16bに対して平行に配置され、固定端壁部16bに対向する。この実施形態では、固定端壁部16bおよび可動端壁部18bは、水平に配置されている。
給電コイル4は、可動ハウジング18の可動端壁部18bに埋設されている。給電コイル4の軸線は鉛直方向に向けられている。受電コイル10の軸線も鉛直方向に向けられている。
駆動装置20は、固定ハウジング16と可動ハウジング18の内部に配置され、固定ハウジング16に対して可動ハウジング18を移動させる。図3に示されるように、この実施形態では、2つの駆動装置20が設けられているが、駆動装置20の数は2には限定されず、1でも3以上でもよい。
この実施形態では、各駆動装置20は、シザーリフトであって、複数の同長のリンクアーム22と、これらのリンクアーム22を連結するピン24を有する。駆動装置20の最下部は、固定ハウジング16の固定端壁部16bの上面に接触し、駆動装置20の最上部は、可動ハウジング18の可動端壁部18bの下面に接触する。
各駆動装置20は、鉛直方向に伸縮可能である。図2および図3は、縮小限界時の駆動装置20を示し、図4は伸長限界時の駆動装置20を示す。駆動装置20の縮小限界時には、非接触充電装置1は縮小限界状態にあり、可動ハウジング18の可動端壁部18bの上面と地面2との間の段差が小さい。この状態で、可動端壁部18bの上面は、地面2と面一であってもよいし、地面2よりわずかに突出していてもよいし、地面2よりわずかに窪んでいてもよい。駆動装置20の伸長限界時には、非接触充電装置1は伸長限界状態にあり、可動ハウジング18の可動端壁部18bの上面は、地面2より上方に配置される。
各駆動装置20には、図示しない電気式アクチュエーター、気圧式アクチュエーター(エアシリンダー)、または油圧式アクチュエーター(油圧シリンダー)が設けられ、アクチュエーターによって、各駆動装置20は、鉛直方向に伸縮させられる。具体的には、アクチュエーターは、各駆動装置20のいずれかのリンクアーム22を搖動させることにより、駆動装置20の全体を鉛直方向に伸縮する。電気式アクチュエーターとしては、例えばソレノイドアクチュエータでもよいし、モーターの回転運動を直線運動に変換するリードネジとナットの組合せ、またはラックとピニオンの組合せであってもよい。
乗り物6の非接触式充電は、清浄でないかもしれない環境で行われ、長時間を要する。このため、非接触充電装置1内に小石または小動物のような異物が侵入し、非接触充電装置1に設けられた駆動装置20の動きを阻害しないことが望まれる。
そこで、この実施形態では、図4に示すように、非接触充電装置1が伸長限界状態にある際、すなわち駆動装置20により移動されうる可動端壁部18bの移動限界に可動端壁部18bが位置する際(可動端壁部18bが固定ハウジング16から最も離れた限界に位置する際)に、可動ハウジング18の可動筒壁部18aが、可動ハウジング18の移動方向に対して垂直な方向(ハウジング16,18の径方向)において、固定ハウジング16の固定筒壁部16aに重なっている。つまり、可動ハウジング18の可動端壁部18bの移動限界に可動端壁部18bが位置しても、可動ハウジング18の可動筒壁部18aが、可動ハウジング18の移動方向に対して垂直な方向において、固定ハウジング16の固定筒壁部16aに部分的に重なっている(図4において、重なり部分の長さを段差dで示す)。このため、可動ハウジング18と固定ハウジング16との間の間隙が常に小さく、この間隙を通じて異物が侵入しにくい。換言すれば、可動筒壁部18aと固定筒壁部16aとの間には、一種のラビリンスシールが設けられている。したがって、非接触充電装置1に設けられた駆動装置20の動きが異物によって阻害されにくい。
好ましくは、図4に示す、可動ハウジング18の移動方向における、可動端壁部18bとは反対側の可動筒壁部18aの端縁と、固定端壁部16bとは反対側の固定筒壁部16aの端縁との間の段差dは、ゼロより大きい。但し、段差dはゼロであってもよい。すなわち、可動ハウジング18の可動端壁部18bの移動限界に可動端壁部18bが位置する際に、可動ハウジング18の移動方向に対して垂直な方向において、可動ハウジング18の可動端壁部18bとは反対側の可動筒壁部18aの端縁が、固定端壁部16bとは反対側の固定筒壁部16aの端縁と面一であってもよい。この場合にも、可動ハウジング18と固定ハウジング16との間の間隙が常に小さく、この間隙を通じて異物が侵入しにくい。
また、この実施形態では、固定ハウジング16は、固定筒壁部16aの一端を閉塞し、可動ハウジング18の可動端壁部18bに対向する固定端壁部16bをさらに有する。可動筒壁部18aと可動端壁部18bとを有する可動ハウジング18と、固定筒壁部16aと固定端壁部16bとを有する固定ハウジング16とで囲まれた内部空間内に、駆動装置20が配置されている。したがって、水分または異物から駆動装置20をさらに保護することが可能である。但し、固定ハウジング16の固定端壁部16bは、必ずしも必須ではなく、例えば排水性が良好な場所に非接触充電装置1を設置する場合には、固定端壁部16bを設けずに、穴14の底面に駆動装置20の最下部を直接接触させてもよい。また、固定端壁部16bには、排水のために貫通孔を形成してもよい。
第1の実施形態の変形例
図6は、変形例に係る非接触充電装置1の斜視図である。この変形例では、固定ハウジング16の固定筒壁部16aおよび可動ハウジング18の可動筒壁部18aは、四角筒形であり、その中心軸線が鉛直方向に向けられている。固定端壁部16bは、固定筒壁部16aの下端に連結された四角形の壁であり、固定筒壁部16aの下端を閉塞する。可動端壁部18bは、可動筒壁部18aの上端に連結された四角形の壁であり、可動筒壁部18aの上端を閉塞する。図2および図4は、図6のII−II線矢視断面図であってよく、図3は、図6のIII−III線矢視断面図であってよい。
図6は、変形例に係る非接触充電装置1の斜視図である。この変形例では、固定ハウジング16の固定筒壁部16aおよび可動ハウジング18の可動筒壁部18aは、四角筒形であり、その中心軸線が鉛直方向に向けられている。固定端壁部16bは、固定筒壁部16aの下端に連結された四角形の壁であり、固定筒壁部16aの下端を閉塞する。可動端壁部18bは、可動筒壁部18aの上端に連結された四角形の壁であり、可動筒壁部18aの上端を閉塞する。図2および図4は、図6のII−II線矢視断面図であってよく、図3は、図6のIII−III線矢視断面図であってよい。
固定ハウジング16および可動ハウジング18の輪郭は、円形および四角形に限定されず、他の形状であってもよい。
第2の実施形態
図7を参照し、本発明の第2の実施形態に係る非接触充電装置1を説明する。図7以降の図面において、すでに説明した構成要素を示すため、同一の符号が使用され、それらの構成要素については詳細には説明しない。
図7を参照し、本発明の第2の実施形態に係る非接触充電装置1を説明する。図7以降の図面において、すでに説明した構成要素を示すため、同一の符号が使用され、それらの構成要素については詳細には説明しない。
この実施形態においては、第1の実施形態の構成に加えて、非接触充電装置1は、密封装置30をさらに備える。密封装置30は、固定筒壁部16aの内面と、可動筒壁部18aの外面との間の間隙を封止する。この実施形態では、密封装置30によって、間隙を通じて異物がさらに侵入しにくい。
図8に拡大して示すように、密封装置30の一例は、弾性材料(例えばエラストマー)から形成されたOリングである。Oリングを固定するため、可動筒壁部18aの内面には、Oリングが嵌め込まれる周溝32が形成されている。非接触充電装置1が伸縮する際(可動ハウジング18が昇降する際)、密封装置30は可動ハウジング18とともに移動させられ、密封装置30の内周面は固定端壁部16bの外面に対して摺動する。
但し、固定端壁部16bの外面に密封装置30を嵌め込む周溝を形成してもよい。この場合には、非接触充電装置1が伸縮する際(可動ハウジング18が昇降する際)、密封装置30は固定位置に維持され、密封装置30の外周面に対して可動端壁部18bの内面が摺動する。
Oリングの代わりに、断面がD形のDリング、断面がX形のXリング、または断面がT形のTリングを使用してもよい。
第3の実施形態
図9を参照し、本発明の第3の実施形態に係る非接触充電装置1を説明する。この実施形態においても、第1の実施形態の構成に加えて、非接触充電装置1は、密封装置をさらに備える。この実施形態に係る密封装置40は、固定筒壁部16aの内面と、可動筒壁部18aの外面との間の間隙を封止する。この実施形態では、密封装置40によって、間隙を通じて異物がさらに侵入しにくい。
図9を参照し、本発明の第3の実施形態に係る非接触充電装置1を説明する。この実施形態においても、第1の実施形態の構成に加えて、非接触充電装置1は、密封装置をさらに備える。この実施形態に係る密封装置40は、固定筒壁部16aの内面と、可動筒壁部18aの外面との間の間隙を封止する。この実施形態では、密封装置40によって、間隙を通じて異物がさらに侵入しにくい。
密封装置40は、弾性環42および補強環44を有する複合構造である。弾性環42は、弾性材料、例えばエラストマーで形成されている。補強環44は、剛性材料、例えば金属から形成されており、弾性環42を補強する。
補強環44は、断面がL字形であって、筒部44aと端壁部44bを有する。筒部44aは、密封装置40を可動ハウジング18の可動筒壁部18aに固定する固定部として機能する。具体的には、例えば、筒部44aには、可動筒壁部18aが締まり嵌め方式で嵌め入れられている(圧入されている)。端壁部44bは、可動筒壁部18aの下端面に接触する。
弾性環42は、補強環44を覆うように補強環44に密着している。弾性環42の内側端には、リップ46が形成されている。リップ46は、固定ハウジング16の固定筒壁部16aの外面に全周にわたって接触する薄い板である。リップ46は、その基部から下方かつ内側に向けて斜めに延びている。非接触充電装置1が伸縮する際(可動ハウジング18が昇降する際)、リップ46は固定筒壁部16aの外面に対して摺動する。
不可欠ではないが、好ましくは、図10に拡大して示すように、リップ46の内側の面には、少なくとも1つの突起48が形成されている。好ましくは、複数の突起48が、例えば等しい角間隔をおいて、リップ46の内側の面に形成されている。図10では、複数の突起48を良好に見せるため、固定筒壁部16aを仮想線で示す。
可動ハウジング18が昇降しない時、突起48は、固定ハウジング16の固定筒壁部16aから離間している。可動端壁部18bが固定ハウジング16から離れる方向に移動させられる時(可動ハウジング18が上昇させられ、非接触充電装置1が伸長させられる時)、突起48は、固定ハウジング16の固定筒壁部16aの外面に接触して、固定筒壁部16aの外面とリップ46の先端との間に間隙を生じさせる。これに関して、図11を参照して説明する。
リップ46を有する密封装置40が設けられた場合には、可動ハウジング18の可動端壁部18bが固定ハウジング16から離れる方向に移動させられる時、可動ハウジング18の内部空間Sの圧力が低下し、リップ46が過剰に弾性変形して、リップ46が接触している固定筒壁部16aの外面に強く密着しやすく、これに起因して、リップ46の摩耗が大きくなることがある。しかし、可動端壁部18bが固定ハウジング16から離れる方向に移動させられる時に、固定筒壁部16aの外面に接触する突起48を設けることによって、固定筒壁部16aの外面とリップ46の先端との間に間隙gが生じ、可動ハウジング18の内部空間Sと外部空間が一時的につながり、固定筒壁部16aの外面へリップ46を密着させる気圧差がなくなる。このため、リップ46の摩耗を抑制し、非接触充電装置1の寿命を長くすることができる。一旦、気圧差がなくなると、リップ46の先端は再び固定筒壁部16aの外面に全周にわたって接触し、再び気圧差が過大になると、固定筒壁部16aの外面とリップ46の先端との間に間隙gが生ずる。
可動端壁部18bが固定ハウジング16に近づく方向に移動させられる時(可動ハウジング18が下降させられ、非接触充電装置1が縮小させられる時)、可動ハウジング18の内部空間Sの圧力が上昇し、固定筒壁部16aの外面とリップ46の先端との間に間隙が時々生ずることがあるが、密封装置40の異物の侵入を抑制する機能には問題はないと考えられる。
この実施形態では、可動ハウジング18の可動筒壁部18aが密封装置40に嵌め入れられ、リップ46が固定ハウジング16の固定筒壁部16aの外面に接触している。但し、固定ハウジング16の固定筒壁部16aが密封装置に嵌め入れられ、外側に向けて延びるリップが可動ハウジング18の可動筒壁部18aの内面に接触してもよい。この場合に、リップの可動筒壁部18a側の面に、突起48に類似の突起を形成し、突起が可動筒壁部18aの内面に接触するようにして、リップの摩耗を抑制してもよい。
第4の実施形態
図12を参照し、本発明の第4の実施形態に係る非接触充電装置1を説明する。この実施形態においても、第1の実施形態の構成に加えて、非接触充電装置1は、密封装置をさらに備える。この実施形態に係る密封装置50は、固定筒壁部16aの内面と、可動筒壁部18aの外面との間の間隙を封止する。この実施形態では、密封装置50によって、間隙を通じて異物がさらに侵入しにくい。
図12を参照し、本発明の第4の実施形態に係る非接触充電装置1を説明する。この実施形態においても、第1の実施形態の構成に加えて、非接触充電装置1は、密封装置をさらに備える。この実施形態に係る密封装置50は、固定筒壁部16aの内面と、可動筒壁部18aの外面との間の間隙を封止する。この実施形態では、密封装置50によって、間隙を通じて異物がさらに侵入しにくい。
密封装置50は、弾性環52および補強環54を有する複合構造である。弾性環52は、弾性材料、例えばエラストマーで形成されている。補強環54は、剛性材料、例えば金属から形成されており、弾性環52を補強する。
補強環54は、断面がL字形であって、筒部54aと端壁部54bを有する。筒部54aは、密封装置50を可動ハウジング18の可動筒壁部18aに固定する固定部として機能する。具体的には、例えば、筒部54aは、可動筒壁部18aに締まり嵌め方式で嵌め入れられている(圧入されている)。端壁部54bは、筒部54aから内側に広がっている。
弾性環52は、補強環54を覆うように補強環54に密着している。弾性環52の内側端には、リップ56が形成されている。リップ56は、固定ハウジング16の固定筒壁部16aの外面に全周にわたって接触する薄い板である。リップ56は、その基部から下方かつ内側に向けて斜めに延びている。非接触充電装置1が伸縮する際(可動ハウジング18が昇降する際)、リップ56は固定筒壁部16aの外面に対して摺動する。
不可欠ではないが、好ましくは、リップ56の内側の面には、第3の実施形態に関連して上記した突起48が形成されている。突起48によって、リップ56の摩耗を抑制し、非接触充電装置1の寿命を長くすることができる。
この実施形態では、可動ハウジング18の可動筒壁部18aに密封装置50が嵌め入れられ、リップ56が固定ハウジング16の固定筒壁部16aの外面に接触している。但し、固定ハウジング16の固定筒壁部16aに密封装置が嵌め入れられ、外側に向けて延びるリップが可動ハウジング18の可動筒壁部18aの内面に接触してもよい。この場合に、リップの可動筒壁部18a側の面に、突起48に類似の突起を形成し、突起が可動筒壁部18aの内面に接触するようにして、リップの摩耗を抑制してもよい。
第5の実施形態
図13および図14を参照し、本発明の第5の実施形態に係る非接触充電装置1を説明する。この実施形態に係る非接触充電装置1は、例えば、図5または図6に示す外観を有してよく、図13は、図5または図6のII−II線矢視断面図であってよく、図14は、図5または図6のIII−III線矢視断面図であってよい。
図13および図14を参照し、本発明の第5の実施形態に係る非接触充電装置1を説明する。この実施形態に係る非接触充電装置1は、例えば、図5または図6に示す外観を有してよく、図13は、図5または図6のII−II線矢視断面図であってよく、図14は、図5または図6のIII−III線矢視断面図であってよい。
この実施形態においては、第1の実施形態の構成に加えて、非接触充電装置1は、蛇腹形状の保護部材60をさらに備える。各保護部材60は、固定ハウジング16と可動ハウジング18の内部に配置され、駆動装置20を全周にわたって覆う。具体的には、保護部材60は、蛇腹の折り目がほぼ水平になるように、固定ハウジング16の固定端壁部16bと可動ハウジング18の可動端壁部18bの間で延びており、保護部材60の下端は可動端壁部18bに接合され、保護部材60の上端は固定端壁部16bに接合されている。
この実施形態では、蛇腹形状の保護部材60によって、異物から駆動装置20がさらに保護される。蛇腹形状の保護部材60は、鉛直方向に伸縮可能であって、可動ハウジング18の移動に追随して伸縮し、常に駆動装置20を保護する。
保護部材60は、好ましくは、伸縮性が大きい弾性材料、例えばエラストマーから形成されている。但し、伸縮性が乏しい布または網で保護部材60を形成してもよい。
この実施形態において、密封装置30が設けられているが、密封装置30は必ずしも不可欠ではない。また、密封装置30の代わりに、他の密封装置、例えば、密封装置40または50を設けてもよい。
第6の実施形態
図15を参照し、本発明の第6の実施形態に係る非接触充電装置1を説明する。この実施形態では、シザーリフトタイプの駆動装置20の代わりに、駆動装置62が設けられている。駆動装置62は、電気式アクチュエーター、気圧式アクチュエーター、または油圧式アクチュエーターであり、固定ハウジング16の固定端壁部16bの上面に設置され、可動ハウジング18の可動端壁部18bを昇降させる。電気式アクチュエーターとしては、例えばソレノイドアクチュエータでもよいし、モーターの回転運動を直線運動に変換するリードネジとナットの組合せ、またはラックとピニオンの組合せであってもよい。
図15を参照し、本発明の第6の実施形態に係る非接触充電装置1を説明する。この実施形態では、シザーリフトタイプの駆動装置20の代わりに、駆動装置62が設けられている。駆動装置62は、電気式アクチュエーター、気圧式アクチュエーター、または油圧式アクチュエーターであり、固定ハウジング16の固定端壁部16bの上面に設置され、可動ハウジング18の可動端壁部18bを昇降させる。電気式アクチュエーターとしては、例えばソレノイドアクチュエータでもよいし、モーターの回転運動を直線運動に変換するリードネジとナットの組合せ、またはラックとピニオンの組合せであってもよい。
この実施形態において、密封装置30が設けられているが、密封装置30は必ずしも不可欠ではない。また、密封装置30の代わりに、他の密封装置、例えば、密封装置40または50を設けてもよい。
また、この実施形態において、蛇腹形状の保護部材60が設けられている。保護部材60は、固定ハウジング16と可動ハウジング18の内部に配置され、駆動装置62を全周にわたって覆う。但し、保護部材60は必ずしも不可欠ではない。
他の変形例
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記の説明は本発明を限定するものではなく、本発明の技術的範囲において、構成要素の削除、追加、置換を含む様々な変形例が考えられる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記の説明は本発明を限定するものではなく、本発明の技術的範囲において、構成要素の削除、追加、置換を含む様々な変形例が考えられる。
例えば、上記の密封装置30,40,50(第2〜第4の実施形態)の代わりに、他のタイプの密封装置を設けてもよい。
上記の実施形態では、非接触充電装置1は、電磁誘導または磁界共振の原理を利用して、給電コイル4により二次電池12に充電を行う。しかし、充電の方式は、上記の実施形態には限定されず、ワイヤレス給電装置は、給電コイル4に限定されない。例えば、電界結合式のワイヤレス給電方式を利用して、二次電池12に充電を行ってもよい。この場合には、非接触充電装置1の可動端壁部18bに複数の送電電極(ワイヤレス給電装置)を設け、乗り物6の受電回路装置8に複数の受電電極を設け、送電電極と受電電極が接近した時に、非接触充電装置1から受電回路装置8に給電される。あるいは、エバネセント波方式を利用して、二次電池12に充電を行ってもよい。
あるいは、電波方式を利用して、二次電池12に充電を行ってもよい。この場合には、非接触充電装置1の可動端壁部18bに送電アンテナ装置(ワイヤレス給電装置)を設け、乗り物6の受電回路装置8に受電アンテナ装置を設け、送電アンテナ装置から放射される電波(好ましくはマイクロ波のビーム)を受電アンテナ装置が受けることにより、非接触充電装置1から受電回路装置8に給電される。
あるいは、光ビーム給電方式を利用して、二次電池12に充電を行ってもよい。この場合には、非接触充電装置1の可動端壁部18bに光源(ワイヤレス給電装置)を設け、乗り物6の受電回路装置8に太陽電池またはその他の光電変換素子を設け、送電アンテナから放射される光(赤外線、可視光、紫外線を含む)を光電変換素子が受けることにより、非接触充電装置1から受電回路装置8に給電される。
あるいは、超音波給電方式を利用して、二次電池12に充電を行ってもよい。この場合には、非接触充電装置1の可動端壁部18bに超音波発信源(ワイヤレス給電装置)を設け、乗り物6の受電回路装置8に超音波を電力に変換する装置を設け、超音波発信源から放射される超音波を電力に変換する装置が受けることにより、非接触充電装置1から受電回路装置8に給電される。
上記の実施の形態においては、非接触充電装置1は、地面2に埋設されている。しかし、非接触充電装置1は地面の上に置かれてもよい。例えば、非接触充電装置1をパネルまたは箱のようなユニットに組み込んでもよい。この場合、このユニットが乗り物6の下方の空間に配置された後、非接触充電装置1を伸長させることになる。
上記の実施の形態においては、非接触充電装置1は、地面2に設置されており、鉛直方向に伸縮する。しかし、非接触充電装置1は、例えば壁に設置されて、水平方向に伸縮可能であってもよい。
上記の実施の形態においては、可動ハウジング18の可動筒壁部18aは、固定ハウジング16の固定筒壁部16aの外側に配置されている。しかし、固定ハウジング16の固定筒壁部16aが可動ハウジング18の可動筒壁部18aの外側に配置されてもよい。
上記の実施の形態においては、非接触充電装置1により、乗り物6(EVまたはPHEV)の二次電池12が充電される。但し、充電対象の二次電池が搭載される物体は、船舶、ヘリコプターを含む航空機、鉄道車両、無人搬送車(AGV)、無人ヘリコプター、ドローンを含む無人航空機(UAV)であってよい。
上記の実施の形態および変形例は、矛盾しない限り、組み合わせてもよい。
1 非接触充電装置
4 給電コイル(ワイヤレス給電装置)
6 乗り物
8 受電回路装置
10 受電コイル(ワイヤレス受電装置)
12 二次電池
16 固定ハウジング
16a 固定筒壁部
16b 固定端壁部
18 可動ハウジング
18a 可動筒壁部
18b 可動端壁部
20,62 駆動装置
30,40,50 密封装置
42,52 弾性環
44,54 補強環
44a,54a 筒部(固定部)
46,56 リップ
48 突起
60 保護部材
4 給電コイル(ワイヤレス給電装置)
6 乗り物
8 受電回路装置
10 受電コイル(ワイヤレス受電装置)
12 二次電池
16 固定ハウジング
16a 固定筒壁部
16b 固定端壁部
18 可動ハウジング
18a 可動筒壁部
18b 可動端壁部
20,62 駆動装置
30,40,50 密封装置
42,52 弾性環
44,54 補強環
44a,54a 筒部(固定部)
46,56 リップ
48 突起
60 保護部材
Claims (5)
- 固定筒壁部を有する固定ハウジングと、
前記固定ハウジングの前記固定筒壁部に沿って往復移動可能な可動筒壁部と、前記可動筒壁部の一端を閉塞する可動端壁部とを有する可動ハウジングと、
前記可動ハウジングの前記可動端壁部に配置されたワイヤレス給電装置と、
前記固定ハウジングと前記可動ハウジングの内部に配置され、前記固定ハウジングに対して前記可動ハウジングを移動させる駆動装置とを備え、
前記駆動装置により移動されうる前記可動端壁部の移動限界に前記可動端壁部が位置する際に、前記可動ハウジングの移動方向に対して垂直な方向において、前記可動ハウジングの前記可動筒壁部が、前記固定ハウジングの前記固定筒壁部に重なっているか、前記可動ハウジングの前記可動端壁部とは反対側の前記可動筒壁部の端縁が前記固定筒壁部の一端縁と面一である
ことを特徴とする非接触充電装置。 - 前記固定筒壁部と前記可動筒壁部との間の間隙を封止する密封装置をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の非接触充電装置。 - 前記密封装置は、
前記固定筒壁部と前記可動筒壁部のうち一方の筒壁部に固定される固定部と、
前記固定筒壁部と前記可動筒壁部のうち他方の筒壁部に全周にわたって接触する弾性材料から形成されたリップと、
前記リップに形成されており、前記可動端壁部が前記固定ハウジングから離れる方向に移動させられる時、前記他方の筒壁部に接触し、前記他方の筒壁部と前記リップの先端との間に間隙を生じさせる突起と
を有することを特徴とする請求項2に記載の非接触充電装置。 - 前記固定ハウジングと前記可動ハウジングの内部に配置され、前記可動ハウジングの移動に追随して伸縮可能であって、前記駆動装置を全周にわたって覆う蛇腹形状の保護部材をさらに備える
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の非接触充電装置。 - 前記固定ハウジングは、前記固定筒壁部の一端を閉塞し、前記可動ハウジングの前記可動端壁部に対向する固定端壁部をさらに有する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の非接触充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018001085A JP2019122161A (ja) | 2018-01-09 | 2018-01-09 | 非接触充電装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=67306558
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2019122161A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110912284A (zh) * | 2019-11-18 | 2020-03-24 | 维沃移动通信有限公司 | 一种无线充电控制方法及无线充电组件 |
CN112248831A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-01-22 | 长春工程学院 | 一种利用低压架空线给无人机充电的装置及充电方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05125848A (ja) * | 1991-11-05 | 1993-05-21 | Gaio Technol Kk | 地下収納型車庫 |
JP2010226946A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-10-07 | Maspro Denkoh Corp | 移動体の電力供給システム |
JP2017512452A (ja) * | 2014-02-28 | 2017-05-18 | ボンバルディアー プリモーフ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングBombardier Primove GmbH | 誘導電力伝達パッドによる誘導電力伝達 |
-
2018
- 2018-01-09 JP JP2018001085A patent/JP2019122161A/ja active Pending
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