JP2019122147A - ロータ及びモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】磁性部材をロータヨークに取り付ける際に、磁性部材の寸法精度の影響を受けることを抑制できるロータ及びモータを提供する。【解決手段】ロータRTは、中心軸AXの回りに回転する。ロータRTは、ロータヨーク11と、マグネット13と、単一の環状の磁性部材15とを有する。ロータヨーク11は、軸方向AXに沿って延びる筒状の筒部21を有する。マグネット13は、筒部21の径方向DR内側に配置される。磁性部材15は、筒部21の径方向DR外側の外周面211に配置される。磁性部材15の周方向DCの一端部151と他端部152とは、周方向DCに対向する。【選択図】図2
Description
本発明は、ロータ及びモータに関する。
従来のモータのプラスチックロータは、概略円筒構造であるフレーム内周面上には磁路形成に必須のバックヨークが取り付けられ、このバックヨーク内側面にはマグネットが取り付けられる構造である(例えば、特許文献1)。
しかしながら、従来のモータでは、分割された形態で打ち抜かれるバックヨークの継ぎ目は互いに係合するように曲線状(蛇形)構造で成形される。そして、曲線状(蛇形)構造により、分割された形態の複数のバックヨークが連結される。しかし、バックヨーク(磁性部材)の寸法精度が高くないと、バックヨーク端部の曲線状(蛇形)構造同士が連結し難い。その結果、フレーム(ロータヨーク)へのバックヨークの取り付けが困難になる可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、磁性部材をロータヨークに取り付ける際に、磁性部材の寸法精度の影響を受けることを抑制できるロータ及びモータを提供することにある。
本発明の例示的なロータは、中心軸の回りに回転する。ロータは、ロータヨークと、マグネットと、単一の環状の磁性部材とを有する。ロータヨークは、軸方向に沿って延びる筒状の筒部を有する。マグネットは、前記筒部の径方向内側に配置される。磁性部材は、前記筒部の径方向外側の外周面に配置される。前記磁性部材の周方向の一端部と他端部とは、周方向に対向する。
本発明の例示的なモータは、上述した本発明の例示的なロータと、ステータとを有する。前記ロータは、前記ステータの径方向外側に配置される。
例示的な本発明によれば、磁性部材をロータヨークに取り付ける際に、磁性部材の寸法精度の影響を受けることを抑制できるロータ及びモータを提供できる。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
本明細書では、図1に示すように、モータの中心軸AXと平行な方向を単に「軸方向DA」と記載し、モータの中心軸AXを中心とする径方向および周方向を単に「径方向DR」および「周方向DC」と記載する。同様にして、ロータ及びステータについても、モータ内に組み込まれた状態においてモータの軸方向DA、径方向DR、及び周方向DCと一致する方向を単に「軸方向DA」、「径方向DR」及び「周方向DC」と記載する。なお、「平行な方向」は、略平行な方向も含む。
本明細書では、便宜上、モータの中心軸AX(図1参照)の方向を上下方向として説明する場合がある。図中、理解の容易のため、三次元直交座標系のX軸、Y軸、およびZ軸を適宜記載している。Z軸の正方向は上方向を示し、Z軸の負方向は下方向を示す。ただし、上下方向、上方向、および下方向は、説明の便宜上定められており、鉛直方向に一致する必要はない。例えば、上下方向は、鉛直方向に一致してもよいし、水平方向に一致してもよいし、水平方向に交差する方向に一致してもよい。例えば、上方向と下方向とは反対方向であればよい。また、あくまで説明の便宜のために上下方向を定義したに過ぎず、本発明に係るモータの使用時の向きを限定しない。例えば、「軸方向DA一方側」は「軸方向DA上側」と読み替えることができ、「軸方向DA他方側」は「軸方向DA下側」と読み替えることができる。
図1〜図7を参照して、本発明の実施形態に係るモータMTを説明する。まず、図1を参照してモータMTを説明する。図1は、モータMTを示す斜視図である。図1に示すように、モータMTは、ステータSTと、ロータRTと、回転軸SHとを有する。
ステータSTは中心軸AXを中心として配置される。ステータSTは略環状である。本実施形態では、ステータSTは略円環状である。ステータSTは、ロータRTと径方向DRに対向する。
具体的には、ステータSTは、ステータコア1と、複数のコイル3と、複数のインシュレータ5とを有する。ステータコア1は、例えば、電磁鋼板が軸方向DAに積層した積層鋼板によって構成される。電磁鋼板は例えばケイ素鋼板である。複数のコイル3は、中心軸AXの回りに周方向DCに沿って円周上に配置される。複数のコイル3は、それぞれ、複数のインシュレータ5を介してステータコア1の複数のティース(不図示)に巻かれている。インシュレータ5は絶縁体によって構成される。例えば、インシュレータ5は樹脂によって構成される。
ロータRTは中心軸AXを中心として配置される。ロータRTは、ステータSTに対して、中心軸AXの回りに回転する。ロータRTは略環状である。本実施形態では、ロータRTは略円環状である。ロータRTは、ステータSTの径方向RD外側に配置されている。つまり、モータMTは、アウターロータ型モータである。
回転軸SHは中心軸AXを中心として配置される。回転軸SHは軸方向DAに沿って延びる。回転軸SHは略柱状である。回転軸SHは、ステータSTに対して、中心軸AXの回りにロータRTとともに回転する。
次に、図2〜図4を参照して、ロータRTを説明する。図2は、ロータRTを示す斜視図である。図2に示すように、ロータRTは、ロータヨーク11と、複数のマグネット13と、単一の磁性部材15とを有する。
図3は、ロータヨーク11を示す斜視図である。図3に示すように、ロータヨーク11は、中心軸AXを中心として配置される。ロータヨーク11は、例えば、鋼板によって構成される。ロータヨーク11は、軸方向DAに沿って延びる筒状の筒部21を有する。本実施形態では、筒部21は略円筒状である。筒部21は、略円形状の開口縁250を有する。
ロータヨーク11はフランジ部25を有することが好ましい。フランジ部25は、筒部21の軸方向DA一方側に位置する開口縁250から径方向DR外側に張り出す。フランジ部25は、開口縁250に沿った略円形状である。
ロータヨーク11は底板部27を有することが好ましい。底板部27は、筒部21の軸方向DA一方側と他方側とのうち他方側の少なくとも一部と繋がる。従って、ロータヨーク11は略有底円筒状である。底板部27は略円板状である。底板部27は、中心軸AXに対して径方向RD外側に向かって広がっている。
本実施形態では、フランジ部25と筒部21と底板部27とは、一体物として構成される。従って、ロータヨーク11をプレス金型による絞り加工によって容易に形成することができる。
図2及び図3に示すように、複数のマグネット13は、筒部21の径方向DR内側に配置される。具体的には、複数のマグネット13は、筒部21の径方向DR内側の内周面210に固定される。マグネット13は、例えば、永久磁石である。なお、ロータRTは、複数のマグネット13に代えて、単一の略円環状のマグネットを有していてもよい。また、ロータRTが略円環状のロータコアを有していて、ロータコアが筒部21の径方向DR内側の内周面210に固定されていてもよい。そして、複数のマグネット13又は単一の略円環状のマグネットが、ロータコアの径方向DR内側の内周面に固定されていてもよい。
図4は、磁性部材15を示す斜視図である。図4に示すように、磁性部材15は、中心軸AXを中心として配置される。磁性部材15は、軸方向DAに沿って延びる。磁性部材15は、磁性体によって構成される。磁性部材は、例えば、強磁性体によって構成される。磁性部材は、例えば、軟磁性材料によって構成される。磁性部材15は、例えば、鉄を含む。磁性部材15は、例えば、鋼板によって構成される。本実施形態では、ロータRTを円滑に駆動可能な磁路幅が、磁性部材15によって容易に確保される。
磁性部材15は、単一の部材であり、略環状である。本実施形態では、磁性部材15は略円環状で、かつ、薄肉の帯形状である。具体的には、磁性部材15は、一部が途切れた略環状である。本実施形態では、磁性部材15は、一部が途切れた略円環状で、かつ、薄肉の帯形状である。従って、磁性部材15の周方向DCの一端部151と他端部152との間には、空隙Gが形成される。
図2〜図4に示すように、磁性部材15は、ロータヨーク11の筒部21の径方向DR外側の外周面211に配置される。
磁性部材15の周方向DCの一端部151と他端部152とは、周方向DCに対向する。つまり、磁性部材15には周方向DCの一端部151と他端部152とが存在して、磁性部材15が所定箇所で分断されている。従って、磁性部材15の一端部151と他端部152とは、周方向DCに離れるように広がることが可能である。その結果、磁性部材15の一端部151と他端部152とを広げることによって、略円環状の磁性部材15をロータヨーク11の筒部21に取り付けることができる。よって、筒部21に対する磁性部材15の寸法精度が比較的低い場合であっても、磁性部材15を筒部21に容易に取り付けることができる。つまり、本実施形態では、磁性部材15をロータヨーク11に取り付ける際に、磁性部材15の寸法精度の影響を受けることを抑制できる。
同様の理由により、磁性部材15に対する筒部21の寸法精度が比較的低い場合であっても、磁性部材15を筒部21に容易に取り付けることができる。つまり、磁性部材15をロータヨーク11に取り付ける際に、ロータヨーク11の寸法精度の影響を受けることを抑制できる。
また、本実施形態では、特許文献1に記載された従来のモータのような曲線状構造の継ぎ目同士を係合して磁性部材15を形成していないため、従来のモータと比較して、磁性部材15の径方向DRの厚みを薄くできる。従って、ロータRTが径方向DRに大型化することを抑制できる。
なお、特許文献1に記載された従来のモータのように、曲線状構造の継ぎ目同士を係合して磁性部材を形成する場合は、磁性部材には、継ぎ目同士の係合を可能にする程度に、径方向の厚みが要求される。従って、ロータの径方向の長さが大きくなって、モータが大型化する可能性がある。また、特許文献1に記載された従来のモータでは、プレス金型による打ち抜き加工が必要である。そして、磁性部材の径方向の厚みが大きくなってロータの径方向の長さが大きくなるほど、プレス金型が大型化する。その結果、プレス金型のコストが増加し、更に、プレス機械を設置するための広い場所が必要になる。これに対して、本実施形態では、磁性部材15の径方向DRの厚みを薄くできるため、ロータRTの製造装置の大型化を抑制できる。
また、本実施形態では、磁性部材15は、特許文献1に記載された従来のモータのような曲線状構造の継ぎ目を有していないため、従来のモータと比較して、磁性部材15を容易に製造できる。また、磁性部材15をロータヨーク11に溶接によって固定していないため、溶接を行う場合と比較して、ロータRTを容易に製造できる。
引き続き図2及び図3を参照して、磁性部材15を更に具体的に説明する。図2及び図3に示すように、磁性部材15は、径方向DR内側に向けてロータヨーク11の筒部21を締め付ける弾性を有する。その結果、磁性部材15は、磁性部材15の弾力によって筒部21を締め付けるため、磁性部材15が筒部21から抜けることを抑制できる。
磁性部材15の周方向DCの一端部151と他端部152とは、所定間隔dを空けて周方向DCに対向する。従って、磁性部材15の一端部151と他端部152との間に空隙G(図4)が形成される。その結果、空隙Gを目印として、磁性部材15の周方向DCの位置決めが容易になる。
磁性部材15の周方向DCの一端部151及び他端部152の各々は、軸方向DAに対して略平行に延びている。磁性部材15の周方向DCの一端部151と他端部152とは、互いに略平行である。
次に、図3及び図5を参照して、ロータヨーク11を更に具体的に説明する。図3に示すように、ロータヨーク11は、複数の突出部23を有することが好ましい。なお、ロータヨーク11は、単数の突出部23を有していてもよい。複数の突出部23は、中心軸AXの回りに周方向DCに沿って円周上に略等間隔で配置される。
図5は、突出部23を拡大して示す斜視図である。図5に示すように、突出部23は、ロータヨーク11の筒部21から径方向DR外側に向けて突出する。突出部23は、筒部21の軸方向DA一方側に位置する開口縁250よりも、筒部21の軸方向DA他方側に位置する。つまり、突出部23は、開口縁250及びフランジ部25よりも、軸方向DA下側に位置する。
具体的には、突出部23は、筒部21から径方向DR外側に向かって切り起こされて突出する。従って、筒部21の一部を径方向DR外側に向かって切り起こすことによって、突出部23を形成できる。その結果、本実施形態によれば、突出部23をロータヨーク11とは別部品として形成する場合と比較して、部品点数を削減できる。
次に、図6を参照して、突出部23を更に具体的に説明する。図6は、モータMTの一部を示す断面図である。図6は、図2のVI−VI線に沿ったモータMTの断面を示している。
図6に示すように、磁性部材15の軸方向DAの一端部153と他端部154とのうち他端部154は、ロータヨーク11の突出部23に接触している。従って、本実施形態によれば、突出部23によって、磁性部材15の軸方向DAの位置決めを容易に行うことができる。なお、磁性部材15の一端部153は、磁性部材15の軸方向DAの上端部を示し、磁性部材15の他端部154は、磁性部材15の軸方向DAの下端部を示す。
突出部23は、マグネット13の軸方向DAの両端部131及び筒部21の軸方向DA一方側に位置する開口縁250よりも、筒部21の軸方向DA他方側に位置する。従って、突出部23をマグネット13の背面に配置する場合と比較して、突出部23が磁束に与える影響を軽減できる。また、例えば、マグネット13を接着剤によって筒部21に固定する場合に、突出部23がマグネット13の背面に位置する場合と比較して、マグネット13と筒部21との接着面積を大きくできる。
具体的には、突出部23は、マグネット13の両端部131のうち底板部27側の下端部131aよりも、底板部27の近くに位置する。つまり、突出部23は、マグネット13の軸方向DAの下端部131aよりも、軸方向DA下側に位置する。その結果、突出部23とマグネット13とは、径方向DRに重ならず、軸方向DAにずれた位置に配置される。
また、突出部23の径方向DR外側の先端231は、フランジ部25の径方向DR外側の先端253に対して、径方向DR内側に位置する。従って、本実施形態によれば、突出部23の先端231がフランジ部25の先端253に対して径方向DR外側に位置する場合と比較して、ロータRTの径方向DRの長さを小さくできる。なお、図6では、フランジ部25の先端253に対する突出部23の先端231の位置を明確にするために、仮想線VLを図示している。仮想線VLは、フランジ部25の先端253の位置を示す。
引き続き図6を参照して、フランジ部25を更に具体的に説明する。図6に示すように、フランジ部25は、ロータヨーク11の筒部21の軸方向DA一方側から筒部21の軸方向DA他方側に向かって曲がっている。つまり、フランジ部25は、筒部21の軸方向DA上側から、筒部21の軸方向DA下側に向かって曲がっている。そして、磁性部材15の軸方向DAの一端部153と他端部154とのうち一端部153は、フランジ部25に収容される。その結果、本実施形態によれば、スプリングバックに起因して磁性部材15が径方向DR外側に向かって拡がることがフランジ部25によって抑制される。なお、スプリングバックとは、磁性部材15を曲げ加工により成形した場合に、磁性部材15が元の形状に戻ろうとする性質のことである。
特に、本実施形態では、フランジ部25と筒部21と底板部27との一体物であるロータヨーク11をプレス金型による絞り加工で形成する場合、絞り加工によりフランジ部25が形成される。フランジ部25を利用することによって、スプリングバックに起因して磁性部材15が径方向DR外側に向かって拡がることを抑制できる。
具体的には、フランジ部25は、張出部251と、壁部252とを有する。張出部251は、ロータヨーク11の筒部21の軸方向DA一方側に位置する開口縁250から径方向DR外側に張り出す。つまり、張出部251は、筒部21の軸方向DA上側に位置する開口縁250から径方向DR外側に張り出す。壁部252は、張出部251の径方向DR外側の端部から、筒部21の軸方向DA他方側に向かって延びる。つまり、壁部252は、張出部251の径方向DR外側の端部から、筒部21の軸方向DA下側に向かって延びる。磁性部材15の軸方向DAの一端部153は、フランジ部25の壁部252の径方向DR内側の内周面254と筒部21の径方向DR外側の外周面211とで挟まれる。従って、本実施形態によれば、スプリングバックに起因して磁性部材15が径方向DR外側に向かって拡がることをフランジ部25によって更に抑制できる。また、磁性部材15の軸方向DAの一端部153をフランジ部25によって筒部21に容易に固定できる。
次に、図7を参照して、マグネット13に対する磁性部材15の一端部151及び他端部152の位置を説明する。図7は、磁性部材15とマグネット13とを拡大して示す斜視図である。図7に示すように、複数のマグネット13の各々は、周方向DCに沿って配置される複数の磁極133を有する。互いに隣り合う磁極133のうち、一方の磁極133はN極133Nであり、他方の磁極133はS極133Sである。本実施形態では、複数のマグネット13の各々は、2つの磁極133を有する。なお、複数のマグネット13の各々は、4以上の偶数個の磁極133を周方向DCに有していてもよい。また、複数のマグネット13の各々は、1個の磁極133であってもよい。
磁性部材15の周方向DCの一端部151と他端部152とは、磁極133の周方向DCの端部134に対して、周方向DCにずれた位置に配置される。従って、本実施形態によれば、磁性部材15の一端部151と他端部152とが、磁束量の多い箇所である磁極133の端部134において磁束に与える影響を軽減できる。なお、図7では、理解の容易のため、N極133NとS極133Sとの境界に位置する端部134を破線で表している。
具体的には、磁性部材15の一端部151と他端部152とは、互いに隣り合う磁極133と磁極133との境界部分に対して、周方向DCにずれた位置に配置される。
特に、磁性部材15の一端部151と他端部152とは、磁極133の周方向DCの中央部分135と、ロータヨーク11の筒部21を介して径方向DRに対向することが好ましい。磁極133の中央部分135の磁束量は、磁極133の端部134の磁束量よりも少なく、モータMTの駆動に対する寄与が、磁極133の端部134の磁束と比較して小さいからである。
また、磁性部材15の一端部151と他端部152との周方向DCの間隔dは、磁極133の各々の周方向DCの長さLCよりも短いことが好ましい。磁性部材15の一端部151と他端部152とが、磁束に与える影響を軽減できるからである。
(第1変形例)
図8を参照して、本実施形態の第1変形例に係るモータMTを説明する。第1変形例に係る磁性部材15の一端部151と他端部152とが接触している点で、第1変形例は図1〜図7を参照して説明した本実施形態と異なる。以下、第1変形例が本実施形態と異なる点を主に説明する。
図8を参照して、本実施形態の第1変形例に係るモータMTを説明する。第1変形例に係る磁性部材15の一端部151と他端部152とが接触している点で、第1変形例は図1〜図7を参照して説明した本実施形態と異なる。以下、第1変形例が本実施形態と異なる点を主に説明する。
図8は、第1変形例に係るモータMTのロータRTを示す斜視図である。図8に示すように、ロータRTの磁性部材15の周方向DCの一端部151と他端部152とは、接触している。従って、第1変形例によれば、磁性部材15の一端部151と他端部152とが磁束に与える影響を小さくできる。その他、第1変形例は、図1〜図7を参照して説明した本実施形態と同様の効果を有する。なお、磁性部材15の一端部151と他端部152とは、分断されており、接合されていない。
なお、図1〜図8を参照して説明した本実施形態及び第1変形例において、磁性部材15の一端部151と他端部152とは、互いに接触しているか否かに関わらず、分断されている限りにおいては、任意の形状を取り得る。例えば、磁性部材15の一端部151と他端部152とは、次に示す第2変形例及び第3変形例に示す形状を取り得る。
(第2変形例)
図9(a)を参照して、本実施形態の第2変形例に係るモータMTを説明する。第2変形例に係る磁性部材15の一端部151aと他端部152aとが傾斜している点で、第2変形例は図1〜図7を参照して説明した本実施形態と異なる。以下、第2変形例が本実施形態と異なる点を主に説明する。
図9(a)を参照して、本実施形態の第2変形例に係るモータMTを説明する。第2変形例に係る磁性部材15の一端部151aと他端部152aとが傾斜している点で、第2変形例は図1〜図7を参照して説明した本実施形態と異なる。以下、第2変形例が本実施形態と異なる点を主に説明する。
図9(a)は、第2変形例に係るモータMTのロータRTの磁性部材15を示す側面図である。図9(a)に示すように、磁性部材15の周方向DCの一端部151aと他端部152aとは、軸方向DAに対して傾斜している。従って、第2変形例によれば、磁性部材15の一端部151aと他端部152aとが軸方向DAにずれるような力が、磁性部材15に作用した場合であっても、磁性部材15の一端部151aと他端部152aとが接触することで、磁性部材15の一端部151aと他端部152aとの軸方向DAのずれを規制できる。その他、第2変形例は、図1〜図7を参照して説明した本実施形態と同様の効果を有する。
(第3変形例)
図9(b)を参照して、本実施形態の第3変形例に係るモータMTを説明する。第3変形例に係る磁性部材15の一端部151aと他端部152aとが接触している点で、第3変形例は図9(a)を参照して説明した第2変形例と異なる。以下、第3変形例が第2変形例と異なる点を主に説明する。
図9(b)を参照して、本実施形態の第3変形例に係るモータMTを説明する。第3変形例に係る磁性部材15の一端部151aと他端部152aとが接触している点で、第3変形例は図9(a)を参照して説明した第2変形例と異なる。以下、第3変形例が第2変形例と異なる点を主に説明する。
図9(b)は、第3変形例に係るモータMTのロータRTの磁性部材15を示す側面図である。図9(b)に示すように、磁性部材15の周方向DCの一端部151aと他端部152aとは、接触している。従って、第3変形例では、第2変形例と同様に、磁性部材15の一端部151aと他端部152aとの軸方向DAのずれを規制できる。その他、第3変形例は、第2変形例と同様の効果を有する。また、第3変形例によれば、第1変形例と同様に、磁性部材15の一端部151aと他端部152aとが磁束に与える影響を小さくできる。
(第4変形例)
図10及び図11を参照して、本実施形態の第4変形例に係るモータMTを説明する。第4変形例に係る突出部23Xが軸方向DA上側に延びている点で、第4変形例は図1〜図7を参照して説明した本実施形態と異なる。以下、第4変形例が本実施形態と異なる点を主に説明する。
図10及び図11を参照して、本実施形態の第4変形例に係るモータMTを説明する。第4変形例に係る突出部23Xが軸方向DA上側に延びている点で、第4変形例は図1〜図7を参照して説明した本実施形態と異なる。以下、第4変形例が本実施形態と異なる点を主に説明する。
図10は、第4変形例に係るモータMTの突出部23Xを拡大して示す斜視図である。図11は、第4変形例に係るモータMTの一部を示す断面図である。図10に示すように、ロータヨーク11は、複数の突出部23Xを有する。なお、図10では、説明の便宜上、1つの突出部23Xを図示している。ロータヨーク11は、単数の突出部23Xを有していてもよい。
突出部23Xは、筒部21の軸方向DA一方側に位置する開口縁250よりも、筒部21の軸方向DA他方側に位置する。突出部23Xは、筒部21から径方向DR外側に向けて突出し、更に、筒部21の軸方向DA他方側から筒部21の軸方向DA一方側に向かって曲がっている。つまり、突出部23Xは、筒部21から径方向DR外側に向けて突出し、更に、筒部21の軸方向DA下側から筒部21の軸方向DA上側に向かって曲がっている。従って、図11に示すように、第4変形例によれば、突出部23Xは、磁性部材15の軸方向DAの他端部154を、突出部23(図5)と比較して更に容易に保持できる。
なお、図10及び図11の例では、突出部23Xは、筒部21の軸方向DA他方側から筒部21の軸方向DA一方側に向かって折れ曲がっている。ただし、突出部23Xは、筒部21の軸方向DA他方側から筒部21の軸方向DA一方側に向かって湾曲していてもよい。
具体的には、突出部23Xは、凸部23aと、爪部23bとを有する。凸部23aは、筒部21の径方向DR外側の外周面211に対して径方向DR外側に突出する。加えて、爪部23bは、凸部23aの径方向DR外側の端部から、筒部21の軸方向DA一方側に向かって延びる。つまり、爪部23bは、凸部23aの径方向DR外側の端部から、筒部21の軸方向DA上側に向かって延びる。従って、第4変形例によれば、磁性部材15の軸方向DAの他端部154は、凸部23aと爪部23bとで保持される。その結果、磁性部材15の軸方向DAの他端部154を更に容易に保持できる。
凸部23aは、磁性部材15の軸方向DAの他端部154と接触している。従って、第4変形例によれば、凸部23aによって、磁性部材15の軸方向DAの位置決めを容易に行うことができる。また、爪部23bは、磁性部材15を介して、筒部21と径方向DRに対向する。つまり、爪部23bは、筒部21の外周面211に沿って延びる。さらに、爪部23bは、磁性部材15の径方向DR外側の外周面155のうち磁性部材15の他端部154側の面と対向する。従って、第4変形例によれば、複数の爪部23bによって、スプリングバックに起因して磁性部材15が径方向DR外側に向かって拡がることを抑制できる。
(第5変形例)
図12を参照して、本実施形態の第5変形例に係るモータMTを説明する。第5変形例に係る突出部23Xが磁性部材15の周方向DCの一端部151及他端部152の一部を覆う点で、第5変形例は図10及び図11を参照して説明した第4変形例と異なる。以下、第5変形例が第4変形例と異なる点を主に説明する。
図12を参照して、本実施形態の第5変形例に係るモータMTを説明する。第5変形例に係る突出部23Xが磁性部材15の周方向DCの一端部151及他端部152の一部を覆う点で、第5変形例は図10及び図11を参照して説明した第4変形例と異なる。以下、第5変形例が第4変形例と異なる点を主に説明する。
図12は、第5変形例に係るモータMTのロータRTを示す斜視図である。図12に示すように、ロータヨーク11の突出部23Xは、磁性部材15の周方向DCの一端部151の一部と他端部152の一部とを、径方向DR外側から覆う。そして、突出部23Xの周方向DCの長さdAは、磁性部材15の周方向DCの一端部151と他端部152との周方向DCの間隔dよりも長い。従って、第5変形例によれば、スプリングバックに起因して磁性部材15が径方向DR外側に向かって拡がることを更に抑制できる。特に、磁性部材15の一端部151及び他端部152では、スプリングバックによる径方向DR外側への膨らみ量が磁性部材15の他の部分と比較して大きい可能性がある。従って、磁性部材15の一端部151の一部と他端部152の一部とを突出部23Xによって覆うことは、磁性部材15が径方向DR外側に向かって拡がることを抑制するために特に有効である。
具体的には、突出部23Xの爪部23bが、磁性部材15の周方向DCの一端部151の一部と他端部152の一部とに、径方向DRに対向する。そして、爪部23bが、磁性部材15の周方向DCの一端部151の一部と他端部152の一部とを、径方向DR外側から覆う。具体的には、爪部23bは、磁性部材15の一端部151の下端側と他端部152の下端側とを覆う。
なお、ロータヨーク11は、突出部23Xと、図5を参照して説明した本実施形態の突出部23との双方を有していてもよい。具体的には、ロータヨーク11は、単数又は複数の突出部23Xと、単数又は複数の突出部23とを有していてもよい。ただし、磁束の流れを良好にする観点からは、ロータヨーク11は、単数又は複数の突出部23Xだけを有するか、あるいは、単数又は複数の突出部23だけを有することが好ましい。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。なお、図1〜図12を参照して説明した本実施形態及び第1変形例〜第5変形例の特徴を適宜組み合わせることが可能である。例えば、第1変形例〜第3変形例の突出部23に代えて、第4変形例又は第5変形例の突出部23Xを設けてもよい。
本発明は、例えば、ロータ及びモータに好適に利用できる。
11 ロータヨーク
13 マグネット
15 磁性部材
21 筒部
23、23X 突出部
23a 凸部
23b 爪部
25 フランジ部
27 底板部
133 磁極
251 張出部
252 壁部
MT モータ
RT ロータ
ST ステータ
SH 回転軸
AX 中心軸
DA 軸方向
DC 周方向
DR 径方向
13 マグネット
15 磁性部材
21 筒部
23、23X 突出部
23a 凸部
23b 爪部
25 フランジ部
27 底板部
133 磁極
251 張出部
252 壁部
MT モータ
RT ロータ
ST ステータ
SH 回転軸
AX 中心軸
DA 軸方向
DC 周方向
DR 径方向
Claims (17)
- 中心軸の回りに回転するロータであって、
軸方向に沿って延びる筒状の筒部を有するロータヨークと、
前記筒部の径方向内側に配置されるマグネットと、
前記筒部の径方向外側の外周面に配置される単一の環状の磁性部材と
を有し、
前記磁性部材の周方向の一端部と他端部とは、周方向に対向する、ロータ。 - 前記磁性部材の周方向の前記一端部と前記他端部とは、所定間隔を空けて周方向に対向する、請求項1に記載のロータ。
- 前記磁性部材の周方向の前記一端部と前記他端部とは、接触している、請求項1に記載のロータ。
- 前記磁性部材は、径方向内側に向けて前記筒部を締め付ける弾性を有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のロータ。
- 前記ロータヨークは、前記筒部から径方向外側に向けて突出する突出部をさらに有し、
前記突出部は、前記筒部の軸方向一方側に位置する開口縁よりも、前記筒部の軸方向他方側に位置し、
前記磁性部材の軸方向の一端部と他端部とのうち前記他端部は、前記突出部に接触している、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のロータ。 - 前記突出部は、前記筒部から径方向外側に向かって切り起こされて突出する、請求項5に記載のロータ。
- 前記突出部は、前記マグネットの軸方向の両端部及び前記筒部の軸方向一方側に位置する前記開口縁よりも、前記筒部の軸方向他方側に位置する、請求項5又は請求項6に記載のロータ。
- 前記突出部は、前記筒部の軸方向他方側から前記筒部の軸方向一方側に向かって曲がっている、請求項5から請求項7のいずれか1項に記載のロータ。
- 前記突出部は、
前記筒部の径方向外側の前記外周面に対して径方向外側に突出する凸部と、
前記凸部の径方向外側の端部から、前記筒部の軸方向一方側に向かって延びる爪部と
を有する、請求項8に記載のロータ。 - 前記突出部は、前記磁性部材の周方向の前記一端部の一部と前記他端部の一部とを、径方向外側から覆い、
前記突出部の周方向の長さは、前記磁性部材の周方向の前記一端部と前記他端部との周方向の間隔よりも長い、請求項8又は請求項9に記載のロータ。 - 前記ロータヨークは、前記筒部の軸方向一方側に位置する開口縁から径方向外側に張り出すフランジ部をさらに有し、
前記フランジ部は、前記筒部の軸方向一方側から前記筒部の軸方向他方側に向かって曲がっており、
前記磁性部材の軸方向の一端部と他端部とのうち前記一端部は、前記フランジ部に収容される、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のロータ。 - 前記フランジ部は、
前記筒部の軸方向一方側に位置する前記開口縁から径方向外側に張り出す張出部と、
前記張出部の径方向外側の端部から、前記筒部の軸方向他方側に向かって延びる壁部と
を有し、
前記磁性部材の軸方向の前記一端部は、前記フランジ部の前記壁部の径方向内側の内周面と前記筒部の径方向外側の前記外周面とで挟まれる、請求項11に記載のロータ。 - 前記ロータヨークは、前記筒部から径方向外側に向けて突出する突出部をさらに有し、
前記突出部は、前記筒部の軸方向一方側に位置する前記開口縁よりも、前記筒部の軸方向他方側に位置し、
前記磁性部材の軸方向の前記他端部は、前記突出部に接触し、
前記突出部の径方向外側の先端は、前記フランジ部の径方向外側の先端に対して、径方向内側に位置する、請求項11又は請求項12に記載のロータ。 - 前記ロータヨークは、底板部をさらに有し、
前記底板部は、前記筒部の軸方向一方側と他方側とのうち他方側の少なくとも一部と繋がり、
前記フランジ部と前記筒部と前記底板部とは、一体物として構成される、請求項11から請求項13のいずれか1項に記載のロータ。 - 前記マグネットは、磁極を有し、
前記磁性部材の周方向の前記一端部と前記他端部とは、前記磁極の周方向の端部に対して、周方向にずれた位置に配置される、請求項1から請求項14のいずれか1項に記載のロータ。 - 前記磁性部材の周方向の前記一端部と前記他端部とは、軸方向に対して傾斜している、請求項1から請求項15のいずれか1項に記載のロータ。
- 請求項1から請求項16のいずれか1項に記載のロータと、ステータとを有し、
前記ロータは、前記ステータの径方向外側に配置される、モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018000474A JP2019122147A (ja) | 2018-01-05 | 2018-01-05 | ロータ及びモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018000474A JP2019122147A (ja) | 2018-01-05 | 2018-01-05 | ロータ及びモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019122147A true JP2019122147A (ja) | 2019-07-22 |
Family
ID=67306593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018000474A Pending JP2019122147A (ja) | 2018-01-05 | 2018-01-05 | ロータ及びモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019122147A (ja) |
-
2018
- 2018-01-05 JP JP2018000474A patent/JP2019122147A/ja active Pending
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