JP2019122106A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源装置を小型化することを目的とする。【解決手段】第1スイッチS1の一端は第2スイッチS2の一端に接続され、第2スイッチS2の他端は第3スイッチS3の一端に接続されている。第1スイッチS1の他端および第3スイッチS3の他端との間には負荷26が設けられている。第1スイッチS1および第2スイッチS2の接続点と、第3スイッチS3の他端との間には第1バッテリ10が設けられている。第1スイッチS1の他端と、第2スイッチS2および第3スイッチS3の接続点との間には第2バッテリ12が設けられている。リアクトル16は、第1スイッチS1および第2スイッチS2がオフの状態で第3スイッチS3がオンになったとき、および、第1スイッチS1および第3スイッチS3がオフの状態で第2スイッチS2がオンになったときのいずれにおいても、負荷26に流れる電流が流れる経路に挿入されている。【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置に関し、特に、2つの直流電源の接続状態を切り換えて用いる装置に関する。
電気自動車やハイブリッド自動車等の電動車両が広く用いられている。電動車両には、駆動用モータに電力を供給するためのバッテリおよびインバータが搭載されている。バッテリから出力された電力は、インバータによって交流電力に変換された上で駆動用モータに出力される。バッテリから駆動用モータに至るまでの電力経路では電力損失が生じる。そのため駆動用モータの駆動出力(仕事率)は、通常、バッテリから出力される電力を下回り、バッテリの出力電力に対する駆動出力の割合として定義される電力効率は100%未満となる。
電動車両における電力効率は、インバータに印加される電圧、駆動用モータが発生するトルク、駆動用モータの回転速度等の回転状況によって異なる。そこで、従来の電動車両では、バッテリからインバータに印加される電圧を調整する回路が設けられ、インバータに印加される直流電圧を調整して電力効率を向上させる制御が行われている。
このような電圧調整回路には、リアクトルに流れる電流のスイッチングによって、リアクトルに発生する誘導起電力を調整して出力電圧を調整する電圧コンバータがある。以下の特許文献1〜3には、電圧コンバータによって車両搭載用インバータ等の負荷に印加される電圧を調整する電源装置が記載されている。これらの特許文献に記載の電源装置には、2つの直流電源と2つのリアクトルが設けられている。2つの直流電源についての複数通りの接続状態のそれぞれについて電圧コンバータが構成され、駆動用モータを含む負荷の印加電圧が調整される。
特開2012−70514号公報 特開2015−165759号公報 特開2014−64416号公報
特許文献1〜3に記載の電源装置には2つのリアクトルが設けられている。これらのリアクトルは、電源装置を構成する他の部品と比べて体積が大きいため、電源装置が占有する体積が大きくなってしまうことがある。また、リアクトルには冷却装置が設けられることが多く、リアクトルの数が多いことは、電源装置の大型化につながる。
本発明は、電源装置を小型化することを目的とする。
本発明は、第1スイッチ、第2スイッチおよび第3スイッチと、第1直流電源と、第2直流電源と、を備える電源装置において、前記第1スイッチの一端は、前記第2スイッチの一端に接続され、前記第2スイッチの他端は、前記第3スイッチの一端に接続され、前記第1スイッチの他端および前記第3スイッチの他端との間に負荷が設けられ、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチの接続点と、前記第3スイッチの他端との間に前記第1直流電源が設けられ、前記第1スイッチの他端と、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチの接続点との間に前記第2直流電源が設けられ、前記電源装置は、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチがオフの状態で前記第3スイッチがオンになったとき、および、前記第1スイッチおよび前記第3スイッチがオフの状態で前記第2スイッチがオンになったときのいずれにおいても、前記負荷に流れる電流が流れる経路に挿入されるリアクトル、を備えることを特徴とする。
望ましくは、前記第1スイッチ、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチを制御する制御部を備え、前記制御部は、前記第1スイッチおよび前記第3スイッチをオンにし、前記第2スイッチをオフにする並列モードから、前記第1スイッチおよび前記第3スイッチをオフにし、前記第2スイッチをオンにする直列モードに、各前記スイッチの設定を切り換えるまでの間、または、前記直列モードから前記並列モードに各前記スイッチの設定を切り換えるまでの間に、前記第1スイッチをオフにした状態で、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチを交互にオンオフする。
また、本発明は、第1スイッチ、第2スイッチおよび第3スイッチと、第1直流電源と、第2直流電源と、を備える電源装置において、前記第1スイッチの一端は、前記第2スイッチの一端に接続され、前記第2スイッチの他端は、前記第3スイッチの一端に接続され、前記第1スイッチの他端および前記第3スイッチの他端との間に負荷が設けられ、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチの接続点と、前記第3スイッチの他端との間に前記第1直流電源が接続され、前記第1スイッチの他端と、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチの接続点との間に前記第2直流電源が接続され、前記電源装置は、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチがオフの状態で前記第1スイッチがオンになったとき、および、前記第1スイッチおよび第3スイッチがオフの状態で前記第2スイッチがオンになったときのいずれにおいても、前記負荷に流れる電流が流れる経路に挿入されるリアクトル、を備える。
望ましくは、前記第1スイッチ、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチを制御する制御部を備え、前記制御部は、前記第1スイッチおよび前記第3スイッチをオンにし、前記第2スイッチをオフにする並列モードから、前記第1スイッチおよび前記第3スイッチをオフにし、前記第2スイッチをオンにする直列モードに、各前記スイッチの設定を切り換えるまでの間、または、前記直列モードから前記並列モードに各前記スイッチの設定を切り換えるまでの間に、前記第3スイッチをオフにした状態で、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチを交互にオンオフする。
望ましくは、前記リアクトルは、前記第2直流電源と前記第1スイッチの他端との間に設けられている。
望ましくは、前記リアクトルは、前記負荷と前記第1スイッチの他端との間、または、前記負荷と前記第3スイッチの他端との間、に設けられている。
望ましくは、前記リアクトルは、前記第1直流電源と前記第3スイッチS3の他端との間に設けられている。
望ましくは、前記第1スイッチの他端と前記第2直流電源との間の経路に設けられた第1充電端子と、前記第3スイッチの他端と前記第1直流電源との間の経路に設けられた第2充電端子と、前記第2スイッチに並列接続された整流素子と、を備え、各前記スイッチの状態に応じて、前記第1充電端子と前記第2充電端子との間に前記第1直流電源および前記第2直流電源が直列に接続されるときに、前記第1充電端子から前記第1直流電源および前記第2直流電源を通って前記第2充電端子に至る経路に、前記リアクトルが設けられていない。
本発明によれば、電源装置を小型化することができる。
車両搭載用電源装置の構成を示す図である。 負荷の構成例を示す図である。 直列状態において流れる電流を示す図である。 第2バッテリ単独状態において流れる電流を示す図である。 負荷電圧、負荷電流、第1バッテリ電流およびリアクトル電流の各時間波形を示す図である。 充電器が接続された車両搭載用電源装置を示す図である。 充電器が接続された車両搭載用電源装置を示す図である。 第1変形例に係る車両搭載用電源装置を示す図である。 第2変形例に係る車両搭載用電源装置を示す図である。 第3変形例に係る車両搭載用電源装置を示す図である。
図1には、本発明の実施形態に係る車両搭載用電源装置の構成が示されている。車両搭載用電源装置は、第1バッテリ10および第2バッテリ12の接続状態をスイッチング素子によって切り換え、複数の異なるレベルの電圧を負荷26に出力するものである。
車両搭載用電源装置は、第1バッテリ10、第2バッテリ12、第1スイッチS1、第2スイッチS2、第3スイッチS3、制御部14、リアクトル16、正極負荷端子18、負極負荷端子20、第1充電端子22、および第2充電端子24を備える。
第1スイッチS1、第2スイッチS2および第3スイッチS3のそれぞれは、半導体スイッチング素子によって構成されている。半導体スイッチング素子としては、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)が用いられる。IGBTのコレクタとエミッタとの間には、エミッタに接続される側をアノードとして、ダイオード(整流素子)が接続されている。半導体スイッチング素子としてIGBT以外のものが用いられる場合には、スイッチが導通したときに流れる電流とは逆向きの電流が流れるように、半導体スイッチング素子にダイオードが並列接続される。ダイオードは、半導体スイッチング素子に伴う寄生ダイオードであってもよい。本明細書では、半導体スイッチング素子とダイオードを併せたものをスイッチという。第1スイッチS1、第2スイッチS2、および第3スイッチS3は、それぞれ、制御部14によってオンからオフに制御され、または、オフからオンに制御される。
第1スイッチS1の一端(エミッタ)は、第2スイッチS2の一端(コレクタ)に接続されている。第2スイッチS2の他端(エミッタ)は、第3スイッチS3の一端(コレクタ)に接続されている。第1スイッチS1の他端(コレクタ)は、正極負荷端子18に接続され、第3スイッチS3の他端(エミッタ)は、負極負荷端子20に接続されている。正極負荷端子18と負極負荷端子20との間には、負荷26が接続されている。
第1スイッチS1および第2スイッチS2の接続点と、第3スイッチS3の他端との間には、第1直流電源としての第1バッテリ10が設けられている。すなわち、第1スイッチS1および第2スイッチS2の接続点には第1バッテリ10の正極が接続され、第3スイッチS3の他端には第1バッテリ10の負極が接続されている。
第1スイッチS1の他端と、第2スイッチS2および第3スイッチS3の接続点との間には、第2直流電源としての第2バッテリ12が設けられている。ただし、第1スイッチS1の他端と第2バッテリ12の正極との間にはリアクトル16が介在する。すなわち、第1スイッチS1の他端には、リアクトル16の一端が接続され、リアクトル16の他端には、第2バッテリ12の正極が接続されている。そして、第2スイッチS2および第3スイッチS3の接続点には第2バッテリ12の負極が接続されている。
第1スイッチS1と第2バッテリ12との間の経路におけるリアクトル16と第2バッテリ12との接続点には、第1充電端子22が接続されている。また、第1バッテリ10の負極と第3スイッチS3との間の経路には、第2充電端子24が接続されている。
図2に例示されているように、負荷26は、キャパシタ27、インバータ28および駆動用モータ30を含んでいる。キャパシタ27は、正極負荷端子18と負極負荷端子20との間に接続されている。インバータ28は、車両搭載用電源装置と駆動用モータ30との間で直流/交流変換を行う。すなわち、インバータ28は、正極負荷端子18および負極負荷端子20から出力される直流電力を交流電力に変換して駆動用モータ30に出力する。また、インバータ28は、駆動用モータ30が回生制動によって発電した交流電力を直流電力に変換して、正極負荷端子18および負極負荷端子20に出力する。力行状態の駆動用モータ30は、インバータ28から与えられた電力に応じてトルクを発生して車両を加速させる。また、回生状態の駆動用モータ30は車両を減速させ、発電電力をインバータ28に出力する。
図1に戻って、車両搭載用電源装置の動作について説明する。第1バッテリ10の出力電圧は第1出力電圧V1である。第2バッテリ12の出力電圧は第2出力電圧V2である。本実施形態においては、第1出力電圧V1および第2出力電圧V2は等しい。
車両搭載用電源装置の動作モードには、直列モード、並列モード、第1バッテリ単独モードおよび第2バッテリ単独モードがある。
直列モードにおいて制御部14は、第1スイッチS1および第3スイッチS3をオフにし、第2スイッチS2をオンにする。これによって、第2スイッチS2を介して第1バッテリ10の正極と第2バッテリ12の負極とが接続され、第1バッテリ10および第2バッテリ12が直列に接続される。負荷26には、第1出力電圧V1および第2出力電圧V2を加算した加算電圧V3=V1+V2が出力される。また、負極負荷端子20から第1バッテリ10、第2スイッチS2、第2バッテリ12、およびリアクトル16を通って正極負荷端子18に至る電流、あるいは、その逆方向の電流が流れる。
並列モードにおいて制御部14は、第1スイッチS1および第3スイッチS3をオンにし、第2スイッチS2をオフにする。これによって、第1バッテリ10の正極と第2バッテリ12の正極とが、第1スイッチS1およびリアクトル16を介して接続され、第3スイッチS3を介して第1バッテリ10の負極と第2バッテリ12の負極とが接続される。負荷26には、第1出力電圧V1(これと等しい第2出力電圧V2)が出力される。また、負極負荷端子20から第1バッテリ10および第1スイッチS1を通って正極負荷端子18に至る電流、あるいは、その逆方向の電流が流れる。さらに、負極負荷端子20から第3スイッチS3、第2バッテリ12、およびリアクトル16を通って正極負荷端子18に至る電流、あるいは、その逆方向の電流が流れる。
第1バッテリ単独モードにおいて制御部14は、第1スイッチS1をオンにし、第2スイッチS2および第3スイッチS3をオフにする。これによって、第1スイッチS1を介して第1バッテリ10の正極が正極負荷端子18に接続される。負荷26には第1出力電圧V1が出力され、負極負荷端子20から第1バッテリ10および第1スイッチS1を通って正極負荷端子18に至る電流、あるいは、その逆方向の電流が流れる。
第2バッテリ単独モードにおいて制御部14は、第3スイッチS3をオンにし、第1スイッチS1および第2スイッチS2をオフにする。これによって、リアクトル16を介して第2バッテリ12の正極が正極負荷端子18に接続され、第3スイッチS3を介して第2バッテリ12の負極が負極負荷端子20に接続される。負荷26には第2出力電圧V2が出力され、負極負荷端子20から第3スイッチS3、第2バッテリ12、およびリアクトル16を通って正極負荷端子18に至る電流、あるいは、その逆方向の電流が流れる。
各モードにおいて負荷26に流れる電流の向きは、負荷26における駆動用モータが力行状態にあるか回生状態にあるかに応じて定まる。すなわち、駆動用モータが力行状態にあるときは正極負荷端子18から負荷26に電流が流出し、駆動用モータが回生状態にあるときは負荷26から正極負荷端子18に電流が流入する。
車両の走行状態に応じて、すなわち、駆動用モータが発生するトルクや駆動用モータの回転数等に応じて、制御部14は、直列モード、並列モード、第1バッテリ単独モード、または第2バッテリ単独モードのいずれかに車両搭載用電源装置の動作モードを設定する。
上述のように直列モードでは、加算電圧V3が負荷26に印加され、並列モードでは、第1出力電圧V1およびこれと等しい第2出力電圧V2が負荷26に印加される。車両搭載用電源装置の動作モードが直列モードから並列モードに切り換えられたとき、または、並列モードから直列モードに切り換えられた場合には、負荷26に印加される電圧が急激に変化し、大きな電流が負荷26に流れてしまう。このような突入電流が負荷26に流れると、負荷26に含まれる電気部品の寿命が短縮されることがある。
そこで、制御部14は、車両搭載用電源装置の動作モードを直列モードから並列モードに切り換えるまでの所定時間の間、または、並列モードから直列モードに切り換えるまでの所定時間の間、車両搭載用電源装置を次に説明するような直並列遷移モードで動作させる。
直並列遷移モードでは、直列モードにおける各スイッチの状態と、第2バッテリ単独モードにおける各スイッチの状態が、所定の周波数で交互に繰り返される。直列モードと第2バッテリ単独モードではいずれも第1スイッチS1がオフであり、第2スイッチS2がオンであるか否か、第3スイッチS3がオフであるか否かが異なる。制御部14は、第1スイッチS1をオフに維持した状態で、第2スイッチS2および第3スイッチS3を交互にオンオフする。すなわち、制御部14は、第1スイッチS1をオフに維持した状態で、第2スイッチS2をオフからオンにするときは第3スイッチS3をオンからオフにし、第2スイッチS2をオンからオフにするときは、第3スイッチS3をオフからオンにする。
図3に示されているように、第1スイッチS1および第3スイッチS3がオフであり、第2スイッチS2がオンであるときは、負極負荷端子20から第1バッテリ10、第2スイッチS2、第2バッテリ12およびリアクトル16を通って負荷26に至る電流I1、あるいは、その逆方向の電流が流れる。この状態は、直列モードと同様の状態である。また、図4に示されているように、第1スイッチS1および第2スイッチS2がオフであり、さらに、第3スイッチS3がオンであるときは、負極負荷端子20から第3スイッチS3、第2バッテリ12およびリアクトル16を通って負荷26に至る電流I2、あるいは、その逆方向の電流が流れる。この状態は第2バッテリ単独状態と同様の状態である。
直並列遷移モードでは、第1スイッチS1および第2スイッチS2がオフの状態で第3スイッチS3がオンになったとき、および、第1スイッチS1および第3スイッチS3がオフの状態で第2スイッチS2がオンになったときのいずれにおいても、負荷26に流れる電流の経路にリアクトル16が挿入される。リアクトル16に現れる誘導起電力によって、負荷26に印加される電圧の変化が抑制され、ひいては負荷26に流れる電流の変化が抑制される。
図5(a)および(b)には、車両搭載用電源装置についてのシミュレーション結果が示されている。図5(a)には負荷に印加される電圧32および負荷に流れる電流34が示されている。横軸は時間を示し縦軸は負荷電圧32および負荷電流34を示す。時間t1から時間t1+δ1の間に動作モードが並列モードから直列モードに切り換えられ、負荷電圧32がV1からV1+V2(=2・V1=2・V2)に増加している。また、時間t2から時間t2+δ2の間に動作モードが直列モードから並列モードに切り換えられ、負荷電圧32がV1+V2からV1(=V2)に減少している。並列モードから直列モードに切り換えられると共に負荷電流34は減少し、直列モードから並列モードに切り換えられると共に負荷電流34は増加する。これは、負荷における駆動用モータの駆動出力を一定にする制御が行われているためである。
車両搭載用電源装置は、時間t1から時間t1+δ1の間、および時間t2から時間t2+δ2の間、直並列遷移モードで動作している。図5(b)には、時間t1から時間t1+δ1の間に第1バッテリに流れる電流(第1バッテリ電流36)の時間波形、リアクトルに流れる電流(リアクトル電流38)の時間波形、および負荷電流34の時間波形が示されている。横軸は時間を示し縦軸は電流値を示す。直列状態にある期間ではリアクトル電流38は時間経過と共に増加し、第2バッテリ単独状態にある期間ではリアクトル電流38は時間経過と共に減少する。したがって、リアクトル電流38は、直列状態および第2バッテリ単独状態の繰り返しと共に増減を繰り返す。直列状態の期間では、リアクトル電流38は第1バッテリ電流36と同一である。
車両搭載用電源装置が直列状態から第2バッテリ単独状態に切り換えられると共に、第1バッテリ電流36は減少して0となる。その後、車両搭載用電源装置が第2バッテリ単独状態から直列状態に切り換えられると共に、第1バッテリ電流36は増加して、リアクトル電流38と一致した電流となる。シミュレーションによって、動作モードが並列モードから直並列遷移モードを経て直列モードに切り換えられたとき、動作モードが直列モードから直並列遷移モードを経て並列モードに切り換えられたときのいずれについても、負荷電流34が過大とならないことが確かめられた。
車両搭載用電源装置は、第1バッテリ10および第2バッテリ12を充電するための第1充電端子22および第2充電端子24を備えている。図6には、第1充電端子22および第2充電端子24との間に充電器40が接続された状態が示されている。制御部14は、第1スイッチS1および第3スイッチS3をオンとし、第2スイッチS2をオフとして、第1バッテリ10および第2バッテリ12を並列に接続する。すなわち、第1バッテリ10の正極および第2バッテリ12の正極が、リアクトル16および第1スイッチS1を介して接続され、第1バッテリ10の負極および第2バッテリ12の負極が、第2スイッチS2を介して接続される。
充電器40は、商用電源のコンセント(ACアウトレット)から得られる交流電力を直流電力に変換し、第1充電端子22の側を正極として、第1充電端子22と第2充電端子24との間に直流電圧を出力する。また、充電器40は、非接触供給装置から交流電力を取得し、その交流電力を直流電力に変換し、直流電圧を第1充電端子22と第2充電端子24との間に出力する機器であってもよい。この場合、充電器40は、非接触給電装置が備える送電コイルと電磁気的に結合する受電コイルを備える。充電器40は、送電コイルおよび受電コイルの磁気的な結合、または、送電コイルおよび受電コイルの共鳴によって非接触供給装置から交流電力を取得する。
図6に示されているように、充電器40から第1充電端子22に流入し、リアクトル16、第1スイッチS1および第1バッテリ10を流れて第2充電端子24から充電器40に流出する電流I3によって第1バッテリ10が充電される。また、充電器40から第1充電端子22に流入し、第2バッテリ12および第3スイッチS3を流れて第2充電端子24から充電器40に流出する電流I4によって第2バッテリ12が充電される。
制御部14は、充電器40の出力電圧が十分大きい場合には、第1バッテリ10および第2バッテリ12を直列接続した状態で各バッテリを充電してもよい。この場合、制御部14は図7に示されているように、第1スイッチS1および第3スイッチS3をオフとして、第1バッテリ10および第2バッテリ12を直列に接続する。すなわち、第1バッテリ10の正極および第2バッテリ12の負極が、第2スイッチS2を介して接続される。第2スイッチS2を構成するIGBTのコレクタとエミッタとの間には、エミッタに接続される側をアノードとしてダイオードが接続されているため、第2スイッチS2はオンであってもオフであってもよい。
充電器40から第1充電端子22に流入し、第2バッテリ12、第2スイッチS2におけるダイオード、第1バッテリ10を流れて第2充電端子24から充電器40に流出する電流I5によって第1バッテリ10および第2バッテリ12が充電される。
第1バッテリ10および第2バッテリ12を直列接続して充電する場合、これらのバッテリの充電経路にリアクトル16が挿入されていない。すなわち、第1充電端子22と第2充電端子24との間に第1バッテリ10および第2バッテリ12が直列に接続されるときに、第1充電端子22から第1バッテリ10および第2バッテリ12を通って第2充電端子24に至る経路に、リアクトル16が設けられていない。したがって、リアクトル16の発熱を抑制するために第1バッテリ10および第2バッテリ12に流れる電流の大きさを制限する必要がなく、第1バッテリ10および第2バッテリ12に流れる電流を増加させて迅速な充電が行われてもよい。
本発明の実施形態に係る車両搭載用電源装置では、1つのリアクトルが設けられている。したがって、複数のリアクトルが必要とされる電源装置に比べて小型となる。
図8には、第1変形例に係る車両搭載用電源装置が示されている。この変形例は、図1に示されているリアクトル16の部分を短絡し、代わりに、第3スイッチS3と負極負荷端子20との間にリアクトル42を設けたものである。図9には、第2変形例に係る車両搭載用電源装置が示されている。この変形例は、図1に示されているリアクトル16の部分を短絡し、代わりに、第2バッテリ12の正極と正極負荷端子18との間にリアクトル44を設けたものである。第1変形例および第2変形例のいずれについても、図1に示される構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。各動作モードにおける各スイッチの状態、およびバッテリ充電時における各スイッチの状態は、図1に示された車両搭載用電源装置と同様である。
第1変形例および第2変形例においても、図1に示された車両搭載用電源装置と同様の技術的効果が得られる。すなわち、直並列遷移モードにおいて第1スイッチS1および第2スイッチS2がオフの状態で第3スイッチS3がオンになったとき、および、第1スイッチS1および第3スイッチS3がオフの状態で第2スイッチS2がオンになったときのいずれにおいても、負荷26に流れる電流の経路にリアクトル(42,44)が挿入される。リアクトル(42,44)に現れる誘導起電力によって、負荷26に印加される電圧の変化が抑制され、負荷26に流れる電流の変化が抑制される。
また、第1バッテリ10および第2バッテリ12を直列接続して充電する場合には、これらのバッテリの充電経路にリアクトル16が挿入されない。したがって、リアクトル16の発熱を抑制するために各バッテリに流れる電流の大きさを制限する必要がなく、各バッテリに流れる電流を増加させて迅速な充電が行われてもよい。
さらに、各変形例に係る車両搭載用電源装置では、1つのリアクトルが設けられている。したがって、複数のリアクトルが必要とされる電源装置に比べて小型となる。
図10には、第3変形例に係る車両搭載用電源装置が示されている。この変形例は、図1に示されているリアクトル16の部分を短絡し、代わりに、第3スイッチS3と第1バッテリ10の負極との間にリアクトル46を設けたものである。図1に示される構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
各動作モードにおける各スイッチの状態は、直並列遷移モードの各スイッチの状態を除いて、図1に示された車両搭載用電源装置と同様である。第3変形例における直並列遷移モードでは、直列モードにおける各スイッチの状態と、第1バッテリ単独モードにおける各スイッチの状態とが、所定の周波数で交互に繰り返される。直列モードと第1バッテリ単独モードではいずれも第3スイッチS3がオフであり、第2スイッチS2がオンであるか否か、第1スイッチS1がオフであるか否かが異なる。制御部14は、第3スイッチS3をオフに維持した状態で、第2スイッチS2および第1スイッチS1を交互にオンオフする。すなわち、制御部14は、第3スイッチS3をオフに維持した状態で、第2スイッチS2をオフからオンにするときは第1スイッチS1をオンからオフにし、第2スイッチS2をオンからオフにするときは、第1スイッチS1をオフからオンにする。第3変形例においても、バッテリ充電時における各スイッチの状態は、図1に示された車両搭載用電源装置と同様である。
第3変形例に係る車両搭載用電源装置においても、図1に示された車両搭載用電源装置と同様の技術的効果が得られる。すなわち、直並列遷移モードでは、第3スイッチS3および第2スイッチS2がオフの状態で第1スイッチS1がオンになったとき、および、第2スイッチS2および第3スイッチS3がオフの状態で第1スイッチS1がオンになったときのいずれにおいても、負荷26に流れる電流の経路にリアクトル46が挿入される。リアクトル46に現れる誘導起電力によって、負荷26に印加される電圧の変化が抑制され、負荷26に流れる電流の変化が抑制される。
また、第1バッテリ10および第2バッテリ12を直列接続して充電する場合には、これらのバッテリの充電経路にリアクトル46が挿入されていない。したがって、リアクトル46の発熱を抑制するために各バッテリに流れる電流の大きさを制限する必要がなく、各バッテリに流れる電流を増加させて迅速な充電が行われてもよい。さらに、本変形例に係る車両搭載用電源装置では、1つのリアクトルが設けられている。したがって、複数のリアクトルが必要とされる電源装置に比べて小型となる。
なお、上記では、車両搭載用電源装置に用いられる直流電源として、バッテリが用いられた例について説明した。直流電源としてはキャパシタ等の他の直流電源が用いられてもよい。
また、本発明に係る電源装置は、上記のような車両搭載用電源装置として用いられる他、オフィスや工場における産業機械の電源装置、家庭用製品の電源装置等として用いられてもよい。
10 第1バッテリ、12 第2バッテリ、14 制御部、16,42,44,46 リアクトル、18 正極負荷端子、20 負極負荷端子、22 第1充電端子、24 第2充電端子、26 負荷、27 キャパシタ、28 インバータ、30 駆動用モータ、32 負荷電圧、34 負荷電流、36 第1バッテリ電流、38 リアクトル電流、40 充電器。

Claims (8)

  1. 第1スイッチ、第2スイッチおよび第3スイッチと、
    第1直流電源と、
    第2直流電源と、を備える電源装置において、
    前記第1スイッチの一端は、前記第2スイッチの一端に接続され、
    前記第2スイッチの他端は、前記第3スイッチの一端に接続され、
    前記第1スイッチの他端および前記第3スイッチの他端との間に負荷が設けられ、
    前記第1スイッチおよび前記第2スイッチの接続点と、前記第3スイッチの他端との間に前記第1直流電源が設けられ、
    前記第1スイッチの他端と、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチの接続点との間に前記第2直流電源が設けられ、
    前記電源装置は、
    前記第1スイッチおよび前記第2スイッチがオフの状態で前記第3スイッチがオンになったとき、および、前記第1スイッチおよび前記第3スイッチがオフの状態で前記第2スイッチがオンになったときのいずれにおいても、前記負荷に流れる電流が流れる経路に挿入されるリアクトル、を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置において、
    前記第1スイッチ、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記第1スイッチおよび前記第3スイッチをオンにし、前記第2スイッチをオフにする並列モードから、前記第1スイッチおよび前記第3スイッチをオフにし、前記第2スイッチをオンにする直列モードに、各前記スイッチの設定を切り換えるまでの間、または、前記直列モードから前記並列モードに各前記スイッチの設定を切り換えるまでの間に、前記第1スイッチをオフにした状態で、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチを交互にオンオフすることを特徴とする電源装置。
  3. 第1スイッチ、第2スイッチおよび第3スイッチと、
    第1直流電源と、
    第2直流電源と、を備える電源装置において、
    前記第1スイッチの一端は、前記第2スイッチの一端に接続され、
    前記第2スイッチの他端は、前記第3スイッチの一端に接続され、
    前記第1スイッチの他端および前記第3スイッチの他端との間に負荷が設けられ、
    前記第1スイッチおよび前記第2スイッチの接続点と、前記第3スイッチの他端との間に前記第1直流電源が接続され、
    前記第1スイッチの他端と、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチの接続点との間に前記第2直流電源が接続され、
    前記電源装置は、
    前記第2スイッチおよび前記第3スイッチがオフの状態で前記第1スイッチがオンになったとき、および、前記第1スイッチおよび第3スイッチがオフの状態で前記第2スイッチがオンになったときのいずれにおいても、前記負荷に流れる電流が流れる経路に挿入されるリアクトル、を備えることを特徴とする電源装置。
  4. 請求項3に記載の電源装置において、
    前記第1スイッチ、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記第1スイッチおよび前記第3スイッチをオンにし、前記第2スイッチをオフにする並列モードから、前記第1スイッチおよび前記第3スイッチをオフにし、前記第2スイッチをオンにする直列モードに、各前記スイッチの設定を切り換えるまでの間、または、前記直列モードから前記並列モードに各前記スイッチの設定を切り換えるまでの間に、前記第3スイッチをオフにした状態で、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチを交互にオンオフすることを特徴とする電源装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載の電源装置において、
    前記リアクトルは、
    前記第2直流電源と前記第1スイッチの他端との間に設けられていることを特徴とする電源装置。
  6. 請求項1または請求項2に記載の電源装置において、
    前記リアクトルは、
    前記負荷と前記第1スイッチの他端との間、または、前記負荷と前記第3スイッチの他端との間、に設けられていることを特徴とする電源装置。
  7. 請求項3または請求項4に記載の電源装置において、
    前記リアクトルは、
    前記第1直流電源と前記第3スイッチS3の他端との間に設けられていることを特徴とする電源装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電源装置において、
    前記第1スイッチの他端と前記第2直流電源との間の経路に設けられた第1充電端子と、
    前記第3スイッチの他端と前記第1直流電源との間の経路に設けられた第2充電端子と、
    前記第2スイッチに並列接続された整流素子と、を備え、
    各前記スイッチの状態に応じて、前記第1充電端子と前記第2充電端子との間に前記第1直流電源および前記第2直流電源が直列に接続されるときに、前記第1充電端子から前記第1直流電源および前記第2直流電源を通って前記第2充電端子に至る経路に、前記リアクトルが設けられていないことを特徴とする電源装置。
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