JP2019120884A - 投影画像制御装置、投影画像制御システム、及び投影画像制御方法 - Google Patents

投影画像制御装置、投影画像制御システム、及び投影画像制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スクリーンの前の状況を考慮しつつ、コンテンツのシーンに応じた投影を実現することができる投影画像制御装置を提供する。【解決手段】画像出力端末から出力される出力画像が投影されるスクリーンにおける遮蔽の状態を検知する検知センサにより検知された情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された情報に基づいて、前記スクリーンを遮蔽する遮蔽物があるか否かを判定し、前記遮蔽物があると判定した場合、前記スクリーンの領域のうち前記遮蔽物により遮蔽されている領域を判定する判定部と、前記判定部により判定された内容に基づいて、代替画像を生成する生成部と、前記出力画像のうち前記遮蔽物により遮蔽されている領域に含まれる部分に前記代替画像を合成する合成部とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、投影画像制御装置、投影画像制御システム、及び投影画像制御方法に関する。
従来、スクリーン前に立つ話者に応じてスクリーンに投影させる画像の輝度を調整する技術がある(例えば、特許文献1〜3)。特許文献1〜3においては、プロジェクタからの光が話者を眩しく感じさせないように、スクリーンに投影している画像のうち話者に投影される領域の画像の輝度を暗くする技術が開示されている。
特開2009−31334号公報 特許第3630015号公報 特開2003−84746号公報
しかしながら、特許文献1〜3においては、話者に眩しく感じさせないような投影をするものである。このため、例えば、話者はあるシーンにおいてはスクリーンに投影している画像を強調させて話者自身を極力目立たないようにしたいが、一方で別のシーンにおいてはスクリーンに投影している画像より、スクリーンの前に立っている話者自身を強調させる演出をしたい場合もあり得る。そのため、単に、防眩処理をするだけでは、シーンに応じた投影をすることができない場合がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、スクリーンの前の状況を考慮しつつ、コンテンツのシーンに応じた投影を実現することができる投影画像制御装置、投影画像制御システム、及び投影画像制御方法を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、画像出力端末から出力される出力画像が投影されるスクリーンにおける遮蔽の状態を検知する検知センサにより検知された情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された情報に基づいて、前記スクリーンを遮蔽する遮蔽物があるか否かを判定し、前記遮蔽物があると判定した場合、前記スクリーンの領域のうち前記遮蔽物により遮蔽されている領域を判定する判定部と、前記判定部により判定された内容に基づいて、代替画像を生成する生成部と、前記出力画像のうち前記遮蔽物により遮蔽されている領域に含まれる部分に前記代替画像を合成する合成部とを備えることを特徴とする投影画像制御装置である。
また、本発明の一態様は、前記検知センサと、上述した投影画像制御装置と、前記投影画像制御装置により合成された画像をスクリーンに投影する投影装置とを備えることを特徴とする投影画像制御システムである。
また、本発明の一態様は、取得部が画像出力端末から出力される出力画像が投影されるスクリーンにおける遮蔽の状態を検知する検知センサにより検知された情報を取得する工程と、判定部が前記取得部により取得された情報に基づいて前記スクリーンを遮蔽する遮蔽物があるか否かを判定し、前記遮蔽物があると判定した場合、前記スクリーンの領域のうち前記遮蔽物により遮蔽されている領域を判定する工程と、生成部が、前記判定部により判定された内容に基づいて、代替画像を生成する工程と、合成部が、前記出力画像のうち前記遮蔽物により遮蔽されている領域に含まれる部分に前記代替画像を合成する工程とを有することを特徴とする投影画像制御方法である。
本発明によれば、スクリーンの前の状況(例えば、遮蔽物)を考慮しつつ、コンテンツのシーンに応じた投影を実現することができる。
実施形態の投影画像制御システム10が適用される適用例を示す図である。 実施形態の投影画像制御装置20の構成例を示すブロック図である。 実施形態のシナリオ情報記憶部230に記憶される情報の例を示す図である。 実施形態のリモート制御装置24の構成例を示すブロック図である。 実施形態の投影画像制御システム10により表示される画像の一例を示す図である。 実施形態の投影画像制御システム10により表示される画像の他の例を示す図である。 実施形態の投影画像制御装置20の動作例を示すフローチャートである。
以下、実施形態の投影画像制御装置、投影システム、及び投影画像制御方法を、図面を参照して説明する。
(実施形態)
まず、実施形態について説明する。
図1は、実施形態における投影画像制御システム10が適用される適用例を示す図である。図1に示すように、投影画像制御システム10は、例えば、舞台やプレゼンテーションルーム等に設置されたスクリーン50に画像を投影する投影システム1に適用される。なお、「画像」には、静止画像と動画像(映像)との両方が含まれる。
投影システム1は、例えば、画像出力端末2と、投影画像制御システム10と、スクリーン50とを備える。図1の例では、投影画像制御システム10の投影装置30からスクリーン50に画像が投影される。また、投影装置30とスクリーン50との間には話者P−1および演壇P−2が存在し、投影装置30からスクリーン50に投影される光を遮っている。ここで、話者P−1および演壇P−2は、「遮蔽物」の一例である。
画像出力端末2は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)などの情報処理端末である。画像出力端末2には、例えばスクリーン50に投影させる画像が記憶される。画像出力端末2は、スクリーン50に投影させる画像に関する情報を投影画像制御システム10に出力する。画像に関する情報には、例えば、画像における画素毎の色や輝度を示す情報が含まれる。
投影画像制御システム10は、投影画像制御装置20と、リモート制御装置24と、投影装置30と、検知センサ40(検知センサ40−1〜40−N、Nは任意の自然数)とを備える。
投影画像制御装置20は、画像出力端末2から出力される画像情報と、検知センサ40からの検知結果とを入力する。投影画像制御装置20は、投影装置30によりスクリーン50に投影させる画像の画像情報を投影装置30に出力する。
リモート制御装置24は、例えば、投影画像制御装置20のユーザにより操作されるリモコンである。リモート制御装置24は、ユーザの入力操作に基づいて生成された制御信号を投影画像制御装置20に出力する。
投影装置30は、例えばプロジェクタに代表される投影型の表示装置である。投影装置30は、投影画像制御装置20から出力される画像情報を入力する。投影装置30は、入力した画像情報に応じた画像をスクリーン50に投影する。
検知センサ40は、スクリーン50における遮蔽の状態を検知する。検知センサ40は、検知した検知結果を投影画像制御装置20に出力する。検知センサ40により検知される遮蔽の状態とは、スクリーン50が遮蔽されている場合に、その遮蔽の状態を示すものであり、例えば、スクリーン50と遮蔽物とが一緒に撮像された撮像画像である。
検知センサ40は、例えば、複数の撮像装置を含むステレオカメラである。この場合、検知センサ40は、複数の異なる位置からスクリーン50の方向を同時に撮像することで、三角測量の原理に基づいて撮像位置から被写体までの距離を取得する。図1の例では、被写体にはスクリーン50、話者P−1および演壇P−2が含まれる。
図2は、実施形態の投影画像制御装置20の構成例を示すブロック図である。
投影画像制御装置20は、例えば、入出力部21と、制御部22と、記憶部23とを備える。
入出力部21は、装置(画像出力端末2、リモート制御装置24、投影装置30、および検知センサ40)に接続され、装置との間で情報の入出力を行う。入出力部21は、例えば、センサ情報入力部210と、画像情報入力部211と、リモート制御情報入力部212と、画像情報出力部213と、を備える。ここで、センサ情報入力部210は、「取得部」の一例である。
センサ情報入力部210には、検知センサ40により検出された情報が入力される。つまり、センサ情報入力部210は、検知センサ40により検知された情報を取得する。
画像情報入力部211には、画像出力端末2により出力された画像情報が入力される。リモート制御情報入力部212には、リモート制御装置24により出力された制御情報が入力される。画像情報出力部213は、投影装置30に接続され、投影装置30に画像情報を出力する。
記憶部23は、例えば、シナリオ情報記憶部230を備え、画像出力端末2からの出力信号に基づいて、あるいは制御部22の指示に従い、シナリオ情報記憶部230にシナリオ情報を記憶する。ここでいう「シナリオ」とは、プレゼンテーションの場面(シーン)毎に、スクリーン50に投影させる画像や、その画像に対して代替画像Dを合成するかなどを、予め定めた筋書きである。シナリオ情報には、シーン毎に、代替画像Dを生成するか否かを示す情報や、どのような代替画像Dを生成するかを示す情報が含まれる。シナリオ情報は、「代替画像に関する情報」の一例である。
図3は、シナリオ情報記憶部230が記憶する情報の例を示す図である。
シナリオ情報記憶部230は、例えば、シーン番号、対応画像番号、処理種別1、および処理種別2のそれぞれの項目を有する。シーン番号には、プレゼンテーションの場面(シーン)を識別する番号が記憶される。対応画像番号にはシーン番号に対応する出力画像を識別する番号が記憶される。出力画像を識別する番号は、例えば、スライド等の静止画像に付した番号であってもよいし、動画像における時間の長さを持つコンテンツに付した番号であってもよい。処理種別1には、遮蔽物がある場合に投影画像制御装置20が行う処理の第1の種別が記憶される。図3の例では、処理種別1として「処理なし」、「マスク処理」、「ハイライト処理」が記憶されている。処理種別2には、遮蔽物がある場合に投影画像制御装置20が行う処理の第2の種別が記憶される。図3の例では、処理種別2として「全体」、「部分」が記憶されている。なお、処理種別1に「処理なし」が記憶される場合、処理種別1には情報は記憶されない。処理種別1、および2に記憶される「マスク処理」、「ハイライト処理」、「全体」、および「部分」が意味する具体的な内容については後で説明する。
図2に戻り、制御部22は、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、投影画像制御装置20を統括的に制御する。制御部22は、例えば、遮蔽領域判定部220と、代替画像生成部221と、画像合成部222とを備える。ここで、遮蔽領域判定部220は、「判定部」の一例である。代替画像生成部221は、「生成部」の一例である。画像合成部222は、「合成部」の一例である。
制御部22は、画像出力端末2から画像情報入力部211を介して取得した画像に関する情報に含まれる代替画像に関する情報を、シナリオ情報記憶部230に記憶させる。
遮蔽領域判定部220は、センサ情報入力部210により取得された情報に基づいて、投影装置30とスクリーン50との間にスクリーン50を遮蔽する遮蔽物があるか否かを判定し、遮蔽物がある場合、スクリーン50の領域のうち遮蔽物により遮蔽されている領域(以下、遮蔽領域という)を判定する。
なお、遮蔽領域判定部220により判定される遮蔽物は、スクリーン50を遮蔽する物体の全てであってもよいし、一部であってもよい。図1の例で、遮蔽領域判定部220は、例えば、話者P−1のみを遮蔽物と判定してもよいし、話者P−1と演壇P−2の両方を遮蔽物と判定してもよい。また、遮蔽領域判定部220は、話者P−1の聞き手がスクリーン50の前に近づいた場合には、その聞き手によりスクリーン50が遮られる部分について遮蔽物と判定してもよい。
遮蔽領域判定部220は、例えば、検知センサ40のステレオカメラにより取得された撮像位置から被写体までの距離の情報に基づいて、撮像位置からスクリーン50までの距離よりも撮像位置からの距離が短い地点の点群により形成される被写体に対応する物体を遮蔽物と判定する。また、遮蔽領域判定部220は、撮像位置からスクリーン50までの距離よりも撮像位置からの距離が短い地点の点群に基づいて定まる輪郭の形状を抽出することにより遮蔽物の形状を取得する。
遮蔽領域判定部220は、例えば、取得した遮蔽物の形状において基準となる位置(例えば、遮蔽物の重心の位置)と、スクリーン50の全体の形状において基準となる位置(例えば、スクリーン50の重心の位置)との相対的な位置関係を算出する。これにより、遮蔽領域判定部220は、スクリーン50の領域のうちの遮蔽領域を判定する。
代替画像生成部221は、遮蔽領域判定部220により判定された内容に基づいて、代替画像D(図5参照)を生成する。ここで、遮蔽領域判定部220により判定された内容には、遮蔽物があるか否かの判定、および遮蔽物がある場合のスクリーン50の領域における遮蔽物により遮蔽される領域否かの判定が含まれる。また、代替画像Dとは、スクリーン50が遮蔽物により遮蔽された場合に、出力画像のうちの遮蔽領域に相当する部分に元々描画されていた画像に対して置き換えられる画像である。
本実施形態においては、出力画像のうちの遮蔽領域に相当する部分を代替画像Dに置き換えることにより、例えば、話者P−1により行われるプレゼンテーションの場面などのコンテンツのシーンに応じて、遮蔽物を目立たたないようにしたり、遮蔽物を目立たせるようにしたりする。
以下の説明において、出力画像における遮蔽領域に相当する部分を代替画像Dに代替することで、遮蔽物を目立たせないようにすることを「代替画像Dにより遮蔽物をマスクする」などと称し、逆に遮蔽物を目立たせるようにすることを「代替画像Dにより遮蔽物をハイライトする」などと称する。また、以下では、代替画像Dが単色(例えば、灰色、白色等)である場合を例に説明するが、これに限定されることはなく、例えば、代替画像Dがグラデーションのように色が連続的に変化する配色であってもよい。
代替画像生成部221は、遮蔽物をマスクする代替画像Dを生成する場合、代替画像Dの輝度と出力画像の輝度との差を小さくする。
また、代替画像生成部221は、遮蔽物をハイライトする代替画像Dを生成する場合、代替画像Dの輝度を出力画像の輝度よりも高くする。
代替画像生成部221は、遮蔽領域判定部220により遮蔽物があると判定された場合、シナリオ情報記憶部230を参照することで、遮蔽物をマスクする代替画像Dを生成するか否かを決定する。
代替画像生成部221は、例えば、シナリオ情報記憶部230を参照し、投影装置30に対して現在出力させている画像に対応するシーン番号における処理種別1に記憶されている情報を取得する。代替画像生成部221は、処理種別1に「マスク処理」が記憶されている場合、遮蔽物をマスクする代替画像Dを生成すると決定する。この場合、代替画像生成部221は、遮蔽物を目立たせないようにする代替画像Dを生成する。以下、代替画像生成部221が遮蔽物を目立たせないようにする代替画像Dを生成する方法について説明する。
まず、代替画像生成部221は、代替画像Dの輝度を決定する。代替画像生成部221は、代替画像Dの輝度と、遮蔽される部分の画像の輝度との差を所定の範囲内とすることにより、遮蔽物を目立たせない代替画像Dを生成する。
例えば、代替画像生成部221は、センサ情報入力部210に入力された、スクリーン50に投影された画像を撮像した画像の情報を取得する。また、代替画像生成部221は、取得した画像の情報に基づいて、スクリーン50に投影された画像のうち遮蔽領域に相当する部分の周辺にある画像の輝度を平均した平均輝度を算出する。あるいは、シナリオ情報記憶部230にあらかじめ代替画像Dの輝度を記憶しておいて、その輝度を用いても良い。そして、代替画像生成部221は、例えば、算出した平均輝度を代替画像Dの輝度とする。ここで、遮蔽領域に相当する部分の周辺とは、例えば、遮蔽領域と遮蔽領域でない領域の境界を示す境界線と、当該境界線から遮蔽領域の外側に所定の距離離間した線との間の領域をいう。
次に、代替画像生成部221は、代替画像Dの色を決定する。代替画像生成部221は、例えば、代替画像Dの色を暗い色(例えば、灰色)とする。代替画像生成部221は、代替画像Dの色を暗い色とすることにより、遮蔽物を目立たせない代替画像Dを生成する。
次に、代替画像生成部221は、代替画像Dの形状を決定する。代替画像生成部221は、シナリオ情報記憶部230を参照することで、遮蔽物の全体をマスクする代替画像Dを生成するか、遮蔽物の一部をマスクする代替画像Dを生成するかを決定する。
代替画像生成部221は、シナリオ情報記憶部230を参照し、投影装置30に対して現在出力させている画像に対応するシーン番号における処理種別2に記憶されている情報を取得する。代替画像生成部221は、処理種別2に「全体」が記憶されている場合、遮蔽物の全体をマスクする代替画像Dを生成すると決定する。また、代替画像生成部221は、処理種別2に「部分」が記憶されている場合、遮蔽物の一部分をマスクする代替画像Dを生成すると決定する。
代替画像生成部221は、遮蔽物の全体をマスクする代替画像Dを生成する場合、代替画像Dの形状を遮蔽物の形状とする。
代替画像生成部221は、遮蔽物の一部分をマスクする代替画像Dを生成する場合、例えば、画像認識等により遮蔽物に話者P−1等の人物(特に人物の頭部等)が含まれていると認識される場合には、遮蔽物のうち、人物の頭部に相当する部分をマスクする丸形や方形など所定の形状の代替画像Dを生成する。
また、代替画像生成部221は、遮蔽領域判定部220により遮蔽物があると判定された場合、シナリオ情報記憶部230を参照することで、遮蔽物をハイライトする代替画像Dを生成するか否かを決定する。
代替画像生成部221は、例えば、シナリオ情報記憶部230を参照し、投影装置30に対して現在出力させている画像に対応するシーン番号における処理種別1に記憶されている情報を取得する。代替画像生成部221は、処理種別1に「ハイライト処理」が記憶されている場合、遮蔽物をハイライトさせる代替画像Dを生成すると決定する。この場合、代替画像生成部221は、遮蔽物を目立たせるようにする代替画像Dを生成する。以下、代替画像生成部221が遮蔽物を目立たせるようにする代替画像Dを生成する方法について説明する。
まず、代替画像生成部221は、代替画像Dの輝度を決定する。代替画像生成部221は、代替画像Dの輝度と、遮蔽される部分の画像の輝度との差を所定の範囲内とすることにより、遮蔽物を目立たせない代替画像Dを生成する。
例えば、代替画像生成部221は、センサ情報入力部210に入力された、スクリーン50に投影された画像を撮像した画像の情報を取得する。また、代替画像生成部221は、取得した画像の情報に基づいて、スクリーン50に投影された画像のうち遮蔽領域に相当する部分の周辺にある画像の輝度を平均した平均輝度を算出する。そして、代替画像生成部221は、例えば、算出した平均輝度より所定の値以上高い値を代替画像Dの輝度とする。
次に、代替画像生成部221は、代替画像Dの色を決定する。代替画像生成部221は、例えば、代替画像Dの色を明るい色(例えば、白色)とする。代替画像生成部221は、代替画像Dの色を明るい色とすることにより、遮蔽物を目立たせる代替画像Dを生成する。
次に、代替画像生成部221は、代替画像Dの形状を決定する。代替画像生成部221は、シナリオ情報記憶部230を参照することで、遮蔽物の全体をハイライトさせる代替画像Dを生成するか、遮蔽物の一部をハイライトさせる代替画像Dを生成するかを決定する。
代替画像生成部221は、シナリオ情報記憶部230を参照し、投影装置30に対して現在出力させている画像に対応するシーン番号における処理種別2に記憶されている情報を取得する。代替画像生成部221は、処理種別2に「全体」が記憶されている場合、遮蔽物の全体をハイライトさせる代替画像Dを生成する。また、代替画像生成部221は、処理種別2に「部分」が記憶されている場合、遮蔽物の一部分をハイライトさせる代替画像Dを生成する。
代替画像生成部221は、遮蔽物の全体をハイライトさせる代替画像Dを生成する場合、代替画像Dの形状を遮蔽物の形状とする。
代替画像生成部221は、遮蔽物の一部分をハイライトさせる代替画像Dを生成する場合、例えば、画像認識等により遮蔽物に話者P−1等の人物が含まれていると認識される場合には、遮蔽物のうち、人物に相当する部分をマスクする丸形や方形など所定の形状の代替画像Dを生成する。
なお、代替画像生成部221は、遮蔽物がある場合であって、処理種別1に「処理なし」が記憶されている場合には、以下に述べるリモート制御装置24からの制御信号を取得した場合を除いて、代替画像Dを生成しない。
代替画像生成部221は、リモート制御情報入力部212を介してリモート制御装置24からの制御信号を取得した場合、当該制御信号に基づいて代替画像Dを生成する。リモート制御装置24からの制御信号には、例えば、「全体マスク」、「部分マスク」、「全体ハイライト」、および「部分ハイライト」のそれぞれを示す制御信号が含まれる。
代替画像生成部221は、リモート制御装置24から「全体マスク」を示す制御信号を取得した場合、遮蔽物の全体をマスクする代替画像Dを生成する。この場合に代替画像生成部221が生成する代替画像Dは、シナリオ情報記憶部230の処理種別1に「マスク処理」、処理種別2に「全体」が記憶されている場合に生成する画像と同様である。
また、代替画像生成部221は、リモート制御装置24から「部分マスク」を示す制御信号を取得した場合、遮蔽物の一部(例えば、話者P−1の顔の部分)の領域をマスクする代替画像Dを生成する。この場合に代替画像生成部221が生成する代替画像Dは、シナリオ情報記憶部230の処理種別1に「マスク処理」、処理種別2に「部分」が記憶されている場合に生成する画像と同様である。
代替画像生成部221は、リモート制御装置24から「全体ハイライト」を示す制御信号を取得した場合、遮蔽物の全体をハイライトする代替画像Dを生成する。この場合に代替画像生成部221が生成する代替画像Dは、シナリオ情報記憶部230の処理種別1に「ハイライト処理」、処理種別2に「全体」が記憶されている場合に生成する画像と同様である。
代替画像生成部221は、リモート制御装置24から「部分ハイライト」を示す制御信号を取得した場合、遮蔽物の一部(例えば、話者P−1の上半身)の領域をハイライトさせる代替画像Dを生成する。この場合に代替画像生成部221が生成する代替画像Dは、シナリオ情報記憶部230の処理種別1に「ハイライト処理」、処理種別2に「部分」が記憶されている場合に生成する画像と同様である。
画像合成部222は、出力画像のうち遮蔽物により遮蔽されている領域に含まれる部分に代替画像Dを合成する。画像合成部222は、画像情報入力部211から出力画像の画像情報を取得し、代替画像生成部221から代替画像Dの画像情報を取得する。そして、画像合成部222は、代替画像Dの形状が遮蔽物の形状である場合、出力画像のうち遮蔽物により遮蔽されている領域に代替画像Dを合成する。また、画像合成部222は、代替画像Dの形状が遮蔽物の形状とは異なる所定の形状である場合、例えば、代替画像生成部221からの指示に基づいて、出力画像のうち遮蔽物により遮蔽されている領域の所定の部分に代替画像Dを合成する。
なお、図2では、制御部22に画像合成部222が備えられた場合を例示しているが、これに限定されることはない。本実施形態では、複数の投影画像制御装置20を備えていてもよく、ある投影画像制御装置20が画像を合成する専用装置として用いられ、当該投影画像制御装置20における制御部22に画像合成部222を備える構成であってもよい。この場合、画像合成部222を備える投影画像制御装置20とは異なる他の投影画像制御装置20は、画像合成部222を備えず、画像合成部222によって実現される機能(画像を合成する機能)を有しなくともよい。
図4は、リモート制御装置24の構成例を示すブロック図である。
リモート制御装置24は、例えば、入出力部25と制御部26とを備える。入出力部25は、操作入力部250と制御信号出力部251とを備える。
操作入力部250は、例えばリモート制御装置24の操作ボタン(不図示)と接続する。操作ボタンには、例えば、「全体マスク」、「部分マスク」、「全体ハイライト」、および「部分ハイライト」をそれぞれ示すボタンがある。例えば、ユーザから「部分マスク」の操作ボタンが押下された場合、操作入力部250には、その「部分マスク」の操作ボタンが押下された旨を示す信号(操作信号)が入力される。
制御信号出力部251は、制御部26からの指示に基づいて、「全体マスク」、「部分マスク」、「全体ハイライト」、および「部分ハイライト」のうちいずれかを示す制御信号を、投影画像制御装置20に出力する。
制御部26は、操作入力部250を介してユーザからの信号を取得し、取得した信号に応じて、「全体マスク」、「部分マスク」、「全体ハイライト」、および「部分ハイライト」のうちいずれかを示す制御信号を生成する。
例えば、制御部26は、操作入力部250から「全体マスク」の操作ボタンが押下された旨を示す信号を取得した場合、「全体マスク」を示す制御信号を生成する。制御部26は、操作入力部250から「部分マスク」の操作ボタンが押下された旨を示す信号を取得した場合、「部分マスク」を示す制御信号を生成する。
また、操作入力部250から「全体ハイライト」の操作ボタンが押下された旨を示す信号を取得した場合、「全体ハイライト」を示す制御信号を生成する。制御部26は、操作入力部250から「部分ハイライト」の操作ボタンが押下された旨を示す信号を取得した場合、「部分ハイライト」を示す制御信号を生成する。
制御部26は、生成した制御信号を、制御信号出力部251により投影画像制御装置20に対して出力させる。
図5は、実施形態の投影画像制御システム10によりスクリーン50に表示される画像の一例を示す図である。図5(a)は、代替画像生成部221により遮蔽物の全体をマスクする代替画像Dが生成された場合に、投影画像制御システム10によりスクリーン50に表示される画像の一例を示す。図5(b)は、代替画像生成部221により遮蔽物の全体をマスクする代替画像Dが生成された場合に、投影画像制御システム10によりスクリーン50に表示される画像の他の例を示す。図5(c)は、代替画像生成部221により遮蔽物の全体をハイライトさせる代替画像Dが生成された場合に、投影画像制御システム10によりスクリーン50に表示される画像の一例を示す。図5(d)は、代替画像生成部221により遮蔽物の全体をハイライトさせる代替画像Dが生成された場合に、投影画像制御システム10によりスクリーン50に表示される画像の他の例を示す。
すでに説明したように、代替画像生成部221は、スクリーン50に投影される画像の輝度に応じて、遮蔽物の全体をマスクする代替画像Dを生成する。
図5(a)では、図5(b)の場合と比較して、スクリーン50に投影される画像の輝度が低い場合の例を示す。また、図5(b)では、図5(a)の場合と比較して、スクリーン50に投影される画像の輝度が高い場合の例を示す。図5(a)、(b)に示すように、代替画像生成部221によりスクリーン50に投影される画像の輝度との差が小さい輝度を持つ代替画像Dが生成されることにより、遮蔽物をより目立たなくすることができる。
図5(c)では、図5(d)の場合と比較して、スクリーン50に投影される画像の輝度が低い場合の例を示す。代替画像生成部221がスクリーン50に投影される画像の輝度に応じて、当該画像の輝度よりも高い輝度を持つ代替画像Dを生成することにより、図5(c)の場合においては5(d)の場合と比較して暗い輝度を持つ代替画像Dが生成され、図5(d)の場合においては5(c)の場合と比較して明るい輝度を持つ代替画像Dが生成される。このように、代替画像生成部221によりスクリーン50に投影される画像の輝度に応じた輝度を持つ代替画像Dが生成されることにより、遮蔽物を適度に目立たせることができる。
図6は、実施形態の投影画像制御システム10によりスクリーン50に表示される画像の他の例を示す図である。図6(a)は、代替画像生成部221により遮蔽物の一部分をマスクする代替画像Dが生成された場合に、投影画像制御システム10によりスクリーン50に表示される画像の一例を示す。図6(b)は、代替画像生成部221により遮蔽物の一部分をマスクする代替画像Dが生成された場合に、投影画像制御システム10によりスクリーン50に表示される画像の他の例を示す。
すでに説明したように、代替画像生成部221は、シナリオ情報記憶部230の「処理種別2」に「部分」を示す情報が記憶されていた場合、遮蔽物の一部分をマスクする(または、ハイライトさせる)、代替画像Dを生成する。
図6(a)では、代替画像生成部221により、遮蔽物の一部(図6(a)の例では、話者P−1の頭部)をマスクする代替画像Dが生成された例を示す。代替画像Dにより、話者P−1の頭部がマスクされることで、話者P−1に対し眩しさを低減させることができる。また、代替画像Dによりマスクされなかった部分には画像が投影させることができるため、代替画像Dによりマスクされる領域を減らして画像に含まれる情報の低減を抑制することができる。
図6(b)では、代替画像生成部221により遮蔽物の一部(図6(b)の例では、話者P−1の上半身)をハイライトさせる代替画像Dが生成された例を示す。代替画像生成部221により、遮蔽物全体ではなく話者P−1の上半身が強調されることで、話者P−1をより目立たせ、聞き手を話者P−1により注目させることができる。
図7は、実施形態の投影画像制御装置20の動作例を示すフローチャートである。
まず、投影画像制御装置20の遮蔽領域判定部220が、センサ情報入力部210を介して、検知センサ40により検知されたスクリーン50、およびスクリーン50の前に存在する遮蔽物等の状況が撮像された画像の画像情報を取得する(ステップS1)。
次に、遮蔽領域判定部220は、ステップS1で取得した画像情報に基づいて、スクリーン50が遮蔽物により遮蔽されているか否かを判定する(ステップS2)。スクリーン50が遮蔽物により遮蔽されていると判定された場合、遮蔽領域判定部220は、スクリーン50の領域における遮蔽物により遮蔽されている領域を判定する(ステップS3)。
次に、投影画像制御装置20の代替画像生成部221は、代替画像Dを生成する(ステップS4)。代替画像生成部221は、シナリオ情報記憶部230の処理種別1に記憶された情報に基づいて、代替画像Dの輝度、および色を決定する。また、代替画像生成部221は、シナリオ情報記憶部230の処理種別2に記憶された情報に基づいて、代替画像Dの形状を決定する。そして、代替画像生成部221は、決定した内容に応じて代替画像Dを生成する。
次に、投影画像制御装置20の画像合成部222が、画像情報入力部211を介して、画像出力端末2により出力された出力画像に、代替画像生成部221により生成された代替画像Dを合成する(ステップS5)。
なお、ステップS2において、スクリーン50が遮蔽物により遮蔽されていないと判定された場合、遮蔽領域判定部220はステップS1に示す処理に戻る。
以上、説明したように、実施形態の投影画像制御装置20は、画像出力端末2から出力される出力画像が投影されるスクリーン50における遮蔽の状態を検知する検知センサ40により検知された情報を取得するセンサ情報入力部210と、センサ情報入力部210により取得された情報に基づいて、スクリーン50を遮蔽する遮蔽物があるか否かを判定し、遮蔽物があると判定した場合、スクリーン50における遮蔽物により遮蔽されている領域が何処であるかを判定する遮蔽領域判定部220と、遮蔽領域判定部220により判定された内容に基づいて代替画像Dを生成する代替画像生成部221と、出力画像のうち遮蔽物により遮蔽されている領域に含まれる部分に相当する画像に代替画像Dを合成する画像合成部222と、を備える。
これにより、実施形態の投影画像制御装置20は、スクリーンの前の遮蔽物を考慮しつつ、コンテンツのシーンに応じた投影を実現することができる。センサ情報入力部210に、スクリーン50に投影された画像が撮像された撮像画像の情報等を入力させることができ、この情報に基づいて、遮蔽領域判定部220は遮蔽物があるか否かを判定し、遮蔽物があると判定した場合、スクリーン50における遮蔽物により遮蔽されている領域が何処であるかを判定しても良い。このため、代替画像生成部221は遮蔽物をマスクする代替画像Dを生成することができ、画像合成部222は出力画像に代替画像Dを合成することができるためである。遮蔽物には代替画像Dが投影されるため、例えば、コンテンツのシーンに応じて、代替画像Dを暗い色とすることで遮蔽物を目立たせないようにすることができ、代替画像Dを明るい色とすることで遮蔽物を強調させることができるためである。また、代替画像Dを暗い色とすれば、スクリーン50の前にいる話者P−1に対し眩しさを低減させることができる。
また、実施形態の投影画像制御装置20において、代替画像生成部221は、遮蔽物をマスクする代替画像Dを生成する場合、代替画像Dの輝度と出力画像の輝度との差を小さくする。
これにより、実施形態の投影画像制御装置20は、上述した効果を奏する他、シーンに応じて遮蔽物をより目立たせないようにすることができる。代替画像生成部221が遮蔽物をマスクする代替画像Dを生成する場合に、代替画像Dの輝度と出力画像の輝度との差を少なくすることができるためである。輝度を揃えることで遮蔽物を目立たせないようにすることができる。これにより、スクリーン50に投影される画像を没入感のあるものとすることができ、聞き手は画像に集中することができる。
また、実施形態の投影画像制御装置20において、遮蔽物をハイライトさせる代替画像Dを生成する場合、代替画像Dの輝度を出力画像の輝度よりも高くする。
これにより、実施形態の投影画像制御装置20は、上述した効果を奏する他、シーンに応じて遮蔽物をより強調させることができる。代替画像生成部221が遮蔽物をハイライトさせる代替画像Dを生成する場合、代替画像Dの輝度を出力画像の輝度より高くすることができるためである。輝度に有意な差をつけることで、遮蔽物を強調することができ、聞き手は話者P−1に注目することができる。
また、実施形態の投影画像制御装置20は、画像出力端末2からの出力信号に基づいてシナリオ情報を記憶するシナリオ情報記憶部230を更に備え、代替画像生成部221は、シナリオ情報記憶部230に記憶された「処理種別2」に基づいて、代替画像Dの形状を決定する。これにより、実施形態の投影画像制御装置20は、上述した効果を奏する他、出力画像に含まれる情報の低減を抑制することができる。代替画像生成部221は、「処理種別2」に「部分」を示す情報が記憶されていれば、代替画像Dの形状を、遮蔽物の全体の形状とせずに遮蔽物の一部分をマスクする形状とすることができるためである。代替画像Dにより遮蔽物の一部分のみがマスクされ、残りの部分がマスクされることなく画像を表示されることにより、出力画像に含まれる情報の低減を抑制することができる。
また、実施形態の投影画像制御装置20において、代替画像生成部221は、シナリオ情報記憶部230に記憶された、シーン毎の前記代替画像に関する情報を示すシナリオに基づいて代替画像Dを生成する。これにより、実施形態の投影画像制御装置20は、上述した効果を奏する他、予め組み立てられたシナリオに沿った演出を行うことができる。代替画像生成部221は、シナリオ情報記憶部230に記憶されたシナリオに基づいて代替画像Dを生成することができるためである。
また、実施形態の投影画像制御装置20は、ユーザによる指示に基づいて所定の制御信号を送信するリモート制御装置24を更に備え、代替画像生成部221は、制御信号に基づいて、代替画像Dを生成する。これにより、実施形態の投影画像制御装置20は、上述した効果を奏する他、ユーザの操作により演出を行うことができる。リモート制御装置24が、スクリーン50の前に立つユーザ等により操作されることで遮蔽物をマスクしたりハイライトしたりすることができ、予めシーンに応じた投影が予定されていなかった場合でも、話者P−1によりシーンに応じて演出を行うことができるためである。
また、実施形態の投影画像制御システム10は、検知センサ40と、投影画像制御装置20と、投影画像制御装置20により合成された画像をスクリーン50に投影する投影装置30とを備える。これにより、実施形態の投影画像制御システム10は、スクリーンの前の遮蔽物を考慮しつつ、コンテンツのシーンに応じた投影を実現することができる。検知センサ40はスクリーン50に投影される画像の遮蔽の状態を検知することができ、投影画像制御装置20は、検知された遮蔽の状態に基づいて代替画像Dを生成して出力画像と合成することができ、投影装置30は合成された画像をスクリーン50に投影することができる。このため、コンテンツのシーンに応じて、スクリーン50に投影される画像に含まれる代替画像Dが遮蔽物をマスクしたり、遮蔽物をハイライトしたりすることができる。
(実施形態の変形例1)
次に、実施形態の変形例1について説明する。本変形例において、複数の投影装置30により投影された画像がスクリーン50に表示される点において、実施形態と相違する。
本変形例において、複数の投影装置30のそれぞれは、例えば、同一の画像における略同じ領域をスクリーン50に対して投影する。この場合、スクリーン50に投影される画像を、投影装置30の台数に応じて、明るく表示させることができる。複数の投影装置30のそれぞれは、自身の装置が設置された場所に応じて、投影する画像を変形しても良い。
例えば、スクリーン50に対して、左右に二台の投影装置30が設置された場合、左側に設置された投影装置30からスクリーン50の左端部までの距離は、左側に設置された投影装置30からスクリーン50の右端部までの距離よりも短くなる。また、右側に設置された投影装置30からスクリーン50の右端部までの距離は、右側に設置された投影装置30からスクリーン50の左端部までの距離よりも短くなる。投影装置30は、これを考慮して画像を投影する。二台の投影装置30からの投影させた画像をスクリーン50の表示面において一致させることで、位置の合った画像をスクリーン50に表示させる。
本変形例の投影画像制御装置20は、例えば、投影画像制御装置20から遮蔽物までの距離に応じた代替画像Dを生成する。また、投影画像制御装置20は、出力画像に代替画像Dを合成させた画像を、複数の投影装置30それぞれに出力する。この場合、投影画像制御装置20は、複数の投影装置30それぞれが設置された位置に応じて、出力画像に代替画像Dを合成させた画像を変形させるようにしてもよい。
例えば、投影画像制御装置20は、スクリーン50の左側に設置された投影装置30に対して、出力画像に代替画像Dを合成させた画像の左側がスクリーン50に到達するまでの距離と画像の右側がスクリーン50に到達するまでの距離との差分を考慮した画像を出力する。また、投影画像制御装置20は、スクリーン50の右側に設置された投影装置30に対して、出力画像に代替画像Dを合成させた画像の右側がスクリーン50に到達するまでの距離と画像の左側がスクリーン50に到達するまでの距離との差分を考慮した画像を出力する。
これにより、本変形例の投影画像制御装置20では、遮蔽物をマスクする場合に、代替画像Dがずれることを抑制し、位置の合った代替画像Dを表示させることができる。
(実施形態の変形例2)
次に、実施形態の変形例2について説明する。本変形例において、複数の投影装置30により投影された画像がスクリーン50に表示される点において、実施形態と相違する。
本変形例において、複数の投影装置30のそれぞれは、例えば、同一の画像における異なる領域をスクリーン50に対して投影する。この場合、複数の投影装置30のそれぞれは、出力画像の一部の領域を、自身の装置が受け持つ領域に応じて投影する。
例えば、横に長い形状のスクリーン50に対して、三台の投影装置30のそれぞれが、右側部、中央部、左側部のそれぞれに表示させる画像を投影する場合、各々の投影装置30により投影された画像が互いに重なり合うように投影する。この場合、三台の投影装置30のそれぞれは、画像が互いに重なり合う部分の輝度を調整する。重なり合う部分を重なり合わない部分と同じ輝度にしてしまうと、重なり合う部分の輝度が、重なり合わない部分の輝度と比較して明るくなってしまうためである。このため、それぞれの投影装置30は、画像が重なり合う部分の輝度を、重なり合う部分の輝度よりも低くさせた画像を投影する。画像が重なり合う部分の輝度を調整することで、輝度が均一な画像をスクリーン50に表示させる。
本変形例の投影画像制御装置20は、例えば、投影画像制御装置20から遮蔽物までの距離に応じた代替画像Dを生成する。また、投影画像制御装置20は、出力画像に代替画像Dを合成させた画像を、複数の投影装置30それぞれに出力する。この場合、投影画像制御装置20は、複数の投影装置30それぞれが担当する画像の領域に応じて、出力画像に代替画像Dを合成させた画像における輝度を部分的に変化させる。
例えば、投影画像制御装置20は、スクリーン50を三分割した右側の部分に画像を投影する投影装置30に対して、出力画像に代替画像Dを合成させた画像を三分割した右側の領域の画像において、画像の左側の端部の輝度を低くした画像を出力する。また、投影画像制御装置20は、スクリーン50を三分割した中央の部分に画像を投影する投影装置30に対して、出力画像に代替画像Dを合成させた画像を三分割した中央の領域の画像において、画像の左側と右側との両方の端部の輝度を低くした画像を出力する。また、投影画像制御装置20は、スクリーン50を三分割した左側の部分に画像を投影する投影装置30に対して、出力画像に代替画像Dを合成させた画像を三分割した左側の領域の画像において、画像の右側の端部の輝度を低くした画像を出力する。
これにより、本変形例の投影画像制御装置20では、遮蔽物をマスクする場合に、画像が重なり合う部分において代替画像Dの輝度が変化してしまうことを抑制し、輝度が均一な代替画像Dを表示させることができる。
実施形態の投影画像制御システム10において、検知センサ40がステレオカメラである場合を例示したが、検知センサ40は、撮像装置であってもよいし、距離センサであってもよいし、温度センサであってもよい。
検知センサ40が撮像装置である場合、検知センサ40は、投影装置30の側からスクリーン50を撮像する。そして遮蔽領域判定部220は、例えば、画像認識により、検知センサ40により撮像された撮像画像に含まれる人の顔を認識し、人の顔が認識された場合、当該顔の部分を遮蔽物と判定する。この場合、スクリーン50に投影された画像が人の顔が描画されている画像であった場合に、スクリーン50に投影された画像の一部を遮蔽物と判定してしまうことが考えられる。このため、遮蔽領域判定部220は、例えば、記憶部23に話者P−1の顔を記憶させることにより、話者P−1の顔を特定した認識を行うことができるようにし、遮蔽物(話者P−1の顔の部分)を判定するようにしてもよい。
検知センサ40が距離センサである場合、検知センサ40は、例えば、照射装置と受光装置とを組み合わせることにより距離を計測する。例えば、検知センサ40の照射装置と受光装置とは、例えば、投影画像制御装置20に設置され、スクリーン50の方向に赤外線等を照射する。照射された赤外線の反射光が受光装置に受光される。スクリーン50や話者P−1等に再帰性反射材を付着させ、それにより受光装置に受光される光量を増やしても良い。検知センサ40は、照射装置から照射された照射光が受光装置に受光されるまでの時間に応じてスクリーン50や話者P−1までの距離を計測する。この場合、遮蔽領域判定部220は、例えば、検知センサ40により取得された距離センサが配置された所定の位置からスクリーン50までの間の距離よりも所定の位置からの距離が短い地点を繋ぎ合わせることにより形成される物体を遮蔽物と判定する。また、遮蔽領域判定部220は、所定の位置からスクリーン50までの間の距離よりも所定の位置からの距離が短い地点の点群に基づいて定まる輪郭の形状を抽出することにより遮蔽物の形状を取得する。
検知センサ40が温度センサである場合、検知センサ40は、例えば、赤外線サーモグラフィカメラである。検知センサ40は、被写体から放射される赤外線の強度を検知し、検知した赤外線の強度に基づいて被写体の温度を測定する。この場合、遮蔽領域判定部220は、例えば、検知センサ40温度分布に基づいて、所定の範囲内の温度を示す領域をスクリーン50の領域とし、所定の範囲外の温度を示す領域に対応する物体を遮蔽物と判定する。また、遮蔽領域判定部220は、定の範囲外の温度を示す領域に基づいて定まる輪郭の形状を抽出することにより遮蔽物の形状を取得する。
なお、検知センサ40は、上述したステレオカメラ、撮像装置、距離センサ、および温度センサ、のいずれか一つであってもよいし、いずれか複数の組合せであってもよい。
また、実施形態の投影画像制御システム10において、投影装置30に、投影画像制御装置20や検知センサ40が内蔵されていてもよいし、内蔵されていなくともよい。投影装置30と検知センサ40(例えば、二台の撮像装置)と別体である場合、二台の撮像装置を投影装置30の左右に距離的に離間して設置することができる。二台の撮像装置が離間していることにより三角測量の原理に基づき、視差を利用して撮像位置から被写体の表面までの距離を計測することができるステレオカメラとして動作させることができる。また、投影装置30と検知センサ40とが別体である場合、検知センサ40を追加したり削除したりすることが容易となる。また、検知センサ40が、投影装置30の振動や、投影装置30から投影される光の影響を受けることを低減させる。例えば、検知センサ40が、光源の近くで強い光が照射されることにより埃等を撮像してしまうことで遮蔽物の存在を誤って判定してしまうことを抑制することができる。また、投影装置30と検知センサ40とが別体である場合、投影装置30が、静音ボックスや機械室など、スクリーン50が設置された空間とは別の隔離された空間に設置された場合であっても、検知センサ40をスクリーン50が設置された空間に設置することができる。これにより、空間を隔てる壁やガラス越しにスクリーン50を撮像する必要がなく、ガラス等による反射の影響を受けることなく、スクリーン50の遮蔽の状態を検知することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…投影システム、2…画像出力端末、10…投影画像制御システム、20…投影画像制御装置、210…センサ情報入力部、212…リモート制御情報入力部、220…遮蔽領域判定部、221…代替画像生成部、222…画像合成部、230…シナリオ情報記憶部、24…リモート制御装置、30…投影装置、40…検知センサ、50…スクリーン。

Claims (8)

  1. 画像出力端末から出力される出力画像が投影されるスクリーンにおける遮蔽の状態を検知する検知センサにより検知された情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された情報に基づいて、前記スクリーンを遮蔽する遮蔽物があるか否かを判定し、前記遮蔽物があると判定した場合、前記スクリーンの領域のうち前記遮蔽物により遮蔽されている領域を判定する判定部と、
    前記判定部により判定された内容に基づいて、代替画像を生成する生成部と、
    前記出力画像のうち前記遮蔽物により遮蔽されている領域に含まれる部分に前記代替画像を合成する合成部と
    を備えることを特徴とする投影画像制御装置。
  2. 前記生成部は、前記遮蔽物をマスクする前記代替画像を生成する場合、前記代替画像の輝度と前記出力画像の輝度との差を小さくした前記代替画像を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の投影画像制御装置。
  3. 前記生成部は、前記遮蔽物をハイライトさせる前記代替画像を生成する場合、前記代替画像の輝度を前記出力画像の輝度よりも高くした前記代替画像を生成する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の投影画像制御装置。
  4. 前記画像出力端末からの出力信号に基づいて前記代替画像に関する情報を記憶する記憶部を更に備え、
    前記生成部は、前記記憶部に記憶された前記代替画像の形状を示す情報に基づいて、生成する前記代替画像の形状を決定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の投影画像制御装置。
  5. 前記生成部は、前記記憶部に記憶された、シーン毎の前記代替画像に関する情報を示すシナリオに基づいて前記代替画像を生成する
    ことを特徴とする請求項4に記載の投影画像制御装置。
  6. (代替画像のリモコン制御)
    ユーザによる指示に基づいて所定の制御信号を送信するリモート制御部を更に備え、
    前記生成部は、前記制御信号に基づいて、前記代替画像を生成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の投影画像制御装置。
  7. 前記検知センサと、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の投影画像制御装置と、
    前記投影画像制御装置により合成された画像をスクリーンに投影する投影装置と
    を備えることを特徴とする投影画像制御システム。
  8. 取得部が、画像出力端末から出力される出力画像が投影されるスクリーンにおける遮蔽の状態を検知する検知センサにより検知された情報を取得する工程と、
    判定部が、前記取得部により取得された情報に基づいて、前記スクリーンを遮蔽する遮蔽物があるか否かを判定し、前記遮蔽物があると判定した場合、スクリーンの領域のうち前記遮蔽物により遮蔽されている領域を判定する工程と、
    生成部が、前記判定部により判定された内容に基づいて、代替画像を生成する工程と、
    合成部が、前記出力画像のうち前記遮蔽物により遮蔽されている領域に含まれる部分に前記代替画像を合成する工程とを有することを特徴とする投影画像制御方法。
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