JP2019120856A - トナー収容部と廃トナー収容部との連結構造及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トナー収容部と廃トナー収容部とを一体化させると共に、廃トナー収容部本体に上蓋を固定する際の組み立て作業性を向上させることができるトナー収容部と廃トナー収容部との連結構造及びそれを備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】連結構造は、トナーを収容するトナー収容部と、廃トナーを収容する廃トナー収容部とを連結する。廃トナー収容部は、廃トナー収容部本体の上部の開口を塞ぐ上蓋を有している。トナー収容部には、トナー収容部と廃トナー収容部とが連結された状態で廃トナー収容部における上蓋を覆う覆い部が設けられている。【選択図】図2
Description
本発明は、トナー収容部と廃トナー収容部との連結構造及びそれを備えた複写機、複合機、プリンタ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
画像形成装置には、一般的に、トナーを供給するトナー収容部と、廃トナーを収容する廃トナー収容部とが設けられる(例えば特許文献1,2参照)。
このような画像形成装置においては、トナー収容部と廃トナー収容部とを別体のものとすると、装置が大型化する。このことから、トナー収容部と廃トナー収容部とを連結してこれらを一体化させることが要求されている。
ところで、廃トナー収容部では、廃トナー収容部本体の上部の開口を塞ぐ上蓋を有している場合、一般的に、廃トナー収容部本体に上蓋を固定する際には締結部材を用いる。そうすると、締結部材が別途必要となり、また、締結部材により廃トナー収容部本体に蓋を固定するための作業工程が必要となる。
すなわち、トナー収容部と廃トナー収容部とを一体化させると共に、廃トナー収容部本体に上蓋を固定する際の組み立て作業性を向上させることが求められている。
そこで、本発明は、トナー収容部と廃トナー収容部とを一体化させると共に、廃トナー収容部本体に上蓋を固定する際の組み立て作業性を向上させることができるトナー収容部と廃トナー収容部との連結構造及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る連結構造は、トナーを収容するトナー収容部と、廃トナーを収容する廃トナー収容部とを連結する連結構造であって、前記廃トナー収容部は、廃トナー収容部本体の上部の開口を塞ぐ上蓋を有し、前記トナー収容部には、該トナー収容部と前記廃トナー収容部とが連結された状態で該廃トナー収容部における前記上蓋を覆う覆い部が設けられていることを特徴とする。また、本発明に係る画像形成装置は、前記本発明に係るトナー収容部と廃トナー収容部との連結構造を備えていることを特徴とする。
本発明によると、トナー収容部と廃トナー収容部とを一体化させると共に、廃トナー収容部本体に上蓋を固定する際の組み立て作業性を向上させることができる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[画像形成装置]
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置100を正面から視た概略断面図である。画像形成装置100は、モノクロ画像形成装置である。図において、符号Xは正面から視て左右方向、符号X1,X2はそれぞれ左側、右側を表している。符号Yは左右方向Xに直交する奥行方向、符号Y1,Y2はそれぞれ正面側、背面側を表している。符号Zは上下方向、鉛直方向を表している。画像形成装置100は、画像読取装置106により読み取られた画像データ、又は、外部から伝達された画像データに応じて、画像形成処理を行う。なお、画像形成装置100は、用紙Pに対して多色及び単色の画像を形成するカラー画像形成装置であってもよい。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置100を正面から視た概略断面図である。画像形成装置100は、モノクロ画像形成装置である。図において、符号Xは正面から視て左右方向、符号X1,X2はそれぞれ左側、右側を表している。符号Yは左右方向Xに直交する奥行方向、符号Y1,Y2はそれぞれ正面側、背面側を表している。符号Zは上下方向、鉛直方向を表している。画像形成装置100は、画像読取装置106により読み取られた画像データ、又は、外部から伝達された画像データに応じて、画像形成処理を行う。なお、画像形成装置100は、用紙Pに対して多色及び単色の画像を形成するカラー画像形成装置であってもよい。
画像形成装置100は、原稿送り装置108と、画像形成装置本体110とを備えている。画像形成装置本体110には、画像形成部102と用紙搬送系103とが設けられている。
画像形成部102は、露光ユニット1、現像ユニット2、静電潜像担持体として作用する感光体ドラム3、クリーニング部4、帯電装置5及び定着ユニット7を備えている。これらの構成部材は、画像形成装置100の本体フレーム101に支持されている。また、用紙搬送系103は、給紙トレイ81、手差し給紙トレイ82、排出ローラ31及び排出トレイ14を備えている。
画像形成装置本体110の上部には、原稿Gの画像を読み取るための画像読取装置106が設けられている。画像読取装置106は、原稿Gが載置される原稿載置台107を備えている。原稿載置台107は、透明の強化ガラスからなる四角形状ものとされている。また、原稿載置台107の上側には原稿送り装置108が設けられている。画像形成装置100では、画像読取装置106で読み取られた原稿Gの画像は、画像データとして画像形成装置本体110に送られ、用紙P上に画像が記録される。
画像形成装置本体110には用紙搬送路W1が設けられている。給紙トレイ81又は手差し給紙トレイ82は、用紙Pを用紙搬送路W1に供給する。用紙搬送路W1は、用紙Pを転写ローラ10及び定着ユニット7を経て排出トレイ14に導く。定着ユニット7は、用紙P上に形成されたトナー像を用紙Pに加熱定着する。用紙搬送路W1の近傍には、ピックアップローラ11a,11b、搬送ローラ12a、レジストローラ13、転写ローラ10、定着ユニット7におけるヒートローラ71及び加圧ローラ72、排出ローラ31が配設されている。
画像形成装置100では、給紙トレイ81又は手差し給紙トレイ82にて供給された用紙Pはレジストローラ13まで搬送される。次に、用紙Pはレジストローラ13により用紙Pと感光体ドラム3上のトナー像とを整合するタイミングで転写ローラ10に搬送される。感光体ドラム3上のトナー像は転写ローラ10により用紙P上に転写される。その後、用紙Pは定着ユニット7におけるヒートローラ71及び加圧ローラ72に通過し、搬送ローラ12a及び排出ローラ31を経て排出トレイ14上に排出される。用紙Pの表面だけでなく、裏面に画像形成を行う場合は、用紙Pは排出ローラ31から反転用紙搬送路W2へ逆方向に搬送される。用紙Pは反転搬送ローラ12b〜12bを経て用紙Pの表裏を反転してレジストローラ13へ再度導かれる。そして、用紙Pは、表面と同様にして、裏面にトナー像が形成されて定着された後、排出トレイ14へ向けて排出される。
[トナー収容部及び廃トナー収容部の構成]
図2は、トナー収容部210及び廃トナー収容部220を正面側の斜め上方から視た斜視図である。図3は、トナー収容部210及び廃トナー収容部220を分離した状態を正面側の斜め上方から視た斜視図である。図4は、図3に示すトナー収容部210及び廃トナー収容部220から上蓋212,222を取り外した状態を正面側の斜め上方から視た斜視図である。図5は、図4に示すトナー収容部210及び廃トナー収容部220を背面側の斜め上方から視た斜視図である。図4及び図5において上蓋212は図示を省略している。また、図6A及び図6Bは、それぞれ、トナー収容部210及び廃トナー収容部220の縦断面図である。
図2は、トナー収容部210及び廃トナー収容部220を正面側の斜め上方から視た斜視図である。図3は、トナー収容部210及び廃トナー収容部220を分離した状態を正面側の斜め上方から視た斜視図である。図4は、図3に示すトナー収容部210及び廃トナー収容部220から上蓋212,222を取り外した状態を正面側の斜め上方から視た斜視図である。図5は、図4に示すトナー収容部210及び廃トナー収容部220を背面側の斜め上方から視た斜視図である。図4及び図5において上蓋212は図示を省略している。また、図6A及び図6Bは、それぞれ、トナー収容部210及び廃トナー収容部220の縦断面図である。
画像形成装置100は、トナーを収容するトナー収容部210と、廃トナーを収容する廃トナー収容部220とを備えている。トナー収容部210及び廃トナー収容部220は、樹脂で形成されている。
トナー収容部210は、トナー収容部本体211(具体的には筐体)と、上蓋212と、トナー撹拌部材213と、搬送スクリュー部材214とを備えている。トナー収容部本体211は、トナーを収容する。上蓋212は、トナー収容部本体211の上部の開口211aを塞ぐ。上蓋212は、トナー収容部本体211の開口211aに接着剤等の接合部材で固定されている。
トナー撹拌部材213は、トナー収容部本体211に収容されるトナーを撹拌しつつ搬送スクリュー部材214に送り出す。トナー撹拌部材213は、第1回転軸213aと、第1撹拌部213bとを有している。第1撹拌部213bは、第1回転軸213aに設けられている。トナー撹拌部材213は、第1回転軸213a及び第1撹拌部213bが回転することによりトナーを撹拌する。第1回転軸213aは、トナー収容部本体211に奥行方向Yに沿った回転軸線回りに回転自在に支持されている。第1回転軸213aは、トナー収容部本体211の奥行方向Yにおける両外側に突出している。第1回転軸213aの背面側端部には係合部213cが設けられている。第1回転軸213aの背面側端部の係合部213cは、駆動部(図示せず)からの回転駆動力が伝達される。第1回転軸213aの廃トナー収容部220側端部には第1回転係合部213dが設けられている。第1回転軸213aの廃トナー収容部220側端部の第1回転係合部213dは、駆動部からの回転駆動力を廃トナー収容部220の第2回転軸223aに伝達する。
搬送スクリュー部材214は、トナー撹拌部材213から送り出されてくるトナーを現像ユニット2のトナー補給口(図示せず)に連通したトナー供給口211tに向けて搬送する。そして、搬送スクリュー部材214は、トナー収容部本体211に収容されるトナーをトナー供給口211tから現像ユニット2のトナー補給口に補給する。
廃トナー収容部220は、廃トナー収容部本体221(具体的には筐体)と、上蓋222と、廃トナー撹拌部材223とを備えている。廃トナー収容部本体221は、廃トナーを収容する。上蓋222は、廃トナー収容部本体221の上部の開口221aを塞ぐ。
廃トナー撹拌部材223は、廃トナー収容部本体221に収容される廃トナーを撹拌する。廃トナー撹拌部材223は、第2回転軸223aと、第2撹拌部223bとを有している。第2撹拌部223bは、第2回転軸223aに設けられている。廃トナー撹拌部材223は、第2回転軸223a及び第2撹拌部223bが回転することにより廃トナーを撹拌する。第2回転軸223aは、廃トナー収容部本体221に奥行方向Yに沿った回転軸線回りに回転自在に支持されている。第2回転軸223aは、廃トナー収容部本体221のトナー収容部210側に突出している。第2回転軸223aのトナー収容部210側端部には第2回転係合部223dが設けられている。第2回転軸223aのトナー収容部210側端部の第2回転係合部223dは、トナー収容部本体211における第1回転軸213aの第1回転係合部213dに係合されて第1回転軸213aからの回転駆動力が伝達される。
[トナー収容部と廃トナー収容部との連結構造]
(第1実施形態)
本実施の形態に係る連結構造は、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを連結する連結構造である。トナー収容部210には、トナー収容部210と廃トナー収容部220とが連結された状態で廃トナー収容部220における上蓋222を覆う覆い部215が設けられている。
(第1実施形態)
本実施の形態に係る連結構造は、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを連結する連結構造である。トナー収容部210には、トナー収容部210と廃トナー収容部220とが連結された状態で廃トナー収容部220における上蓋222を覆う覆い部215が設けられている。
本実施の形態によれば、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを連結するので、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを一体化させることができる。しかも、トナー収容部210に設けられた覆い部215は、トナー収容部210と廃トナー収容部220とが連結された状態で廃トナー収容部220における上蓋222を覆う。従って、締結部材を用いることなく、廃トナー収容部本体221に上蓋222を固定することができる。これにより、廃トナー収容部本体221に上蓋222を固定する際の組み立て作業性を向上させることができる。
本実施の形態において、トナー収容部210及び廃トナー収容部220は、水平方向(この例では奥行方向Y)に沿って連結されている。こうすることで、トナー収容部210及び廃トナー収容部220を水平方向に一体化させることができる。これにより、トナー収容部210及び廃トナー収容部220の上下方向Zにおけるスペースを確保することができる。
この例では、廃トナー収容部220が正面側Y1に位置し、トナー収容部210が背面側Y2に位置している。
本実施の形態において、トナー収容部210の上端部の外周縁部には、水平方向における外側に延設された第1延設部216を有している。第1延設部216の一部が覆い部215を構成している。こうすることで、覆い部215の強度を向上させることができる。しかも、トナー収容部210に設けられた第1延設部216を用いるといった簡単な構成で廃トナー収容部220に上蓋222を確実に固定することができる。
トナー収容部210の廃トナー収容部220側端部の外周縁部には、廃トナー収容部220側に延設された第2延設部217を有している。第2延設部217の一部が覆い部215を構成している。こうすることで、覆い部215の強度を向上させることができる。しかも、トナー収容部210に設けられた第2延設部217を用いるといった簡単な構成で廃トナー収容部220に上蓋222を確実に固定することができる。
本実施の形態において、上蓋222は、廃トナー収容部本体221と係合部230により保持されている。こうすることで、係合部230といった簡単な構成で廃トナー収容部本体221に上蓋222を確実に固定することができる。
本実施の形態において、上蓋222の廃トナー収容部本体221との係合部230は、上下方向Zに着脱される凹凸係合部である。こうすることで、廃トナー収容部本体221に対して上側に離脱する上蓋222をトナー収容部210における覆い部215で押さえることができる。
詳しくは、係合部230は、第1係合部231,231及び第2係合部232,232を備えている。第1係合部231,231は、廃トナー収容部本体221に奥行方向Yの両外側に突出した突出部とされている。第2係合部232,232は、廃トナー収容部本体221の下方に延設されると共に第1係合部231,231の下面と係合するように内側に屈曲している。
(第2実施形態)
本実施の形態において、第1回転軸213aと第2回転軸223aとが同軸上に係合される。こうすることで、トナー撹拌部材213及び廃トナー撹拌部材223を単一の駆動部により駆動させることができる。これにより、トナー撹拌部材213及び廃トナー撹拌部材223を駆動するための構成を簡素化することができ、それだけ装置の小型化を実現させることができる。また、トナー収容部210と廃トナー収容部220との組み立て作業では、第1回転軸213aと第2回転軸223aとを同軸上に合わせた状態でトナー収容部210と廃トナー収容部220とを連結することができる。これにより、トナー収容部210と廃トナー収容部220との組み立て作業性の容易化を実現させることができる。
本実施の形態において、第1回転軸213aと第2回転軸223aとが同軸上に係合される。こうすることで、トナー撹拌部材213及び廃トナー撹拌部材223を単一の駆動部により駆動させることができる。これにより、トナー撹拌部材213及び廃トナー撹拌部材223を駆動するための構成を簡素化することができ、それだけ装置の小型化を実現させることができる。また、トナー収容部210と廃トナー収容部220との組み立て作業では、第1回転軸213aと第2回転軸223aとを同軸上に合わせた状態でトナー収容部210と廃トナー収容部220とを連結することができる。これにより、トナー収容部210と廃トナー収容部220との組み立て作業性の容易化を実現させることができる。
本実施の形態において、第1回転軸213a及び第2回転軸223aには、互いに係合して第1回転軸213aからの回転駆動を第2回転軸223aに伝達するための第1回転係合部213d及び第2回転係合部223dがそれぞれ設けられている。
本実施の形態では、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを第1回転軸213a及び第2回転軸223aの回転軸線方向に対して斜めから連結する。
詳しくは、覆い部215には、第1連結係合部211b,211bが設けられている。この例では、第1連結係合部211b,211bは、上下方向Zに貫通した貫通孔である。廃トナー収容部本体221の第1連結係合部211b,211bに対応する位置には、第1連結係合部211b,211bと係合する第2連結係合部221b,221bが設けられている。この例では、第2連結係合部221b,221bは、上方向に突出した突出部である。
図7Aから図7Dは、それぞれ、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを連結させるための第1連結工程から第4連結工程を示す斜視図である。
作業者は、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを連結させるにあたり、先ず、トナー収容部210及び廃トナー収容部220の少なくとも一方を傾斜させる(図7A参照)。次に、作業者は、第1連結係合部211b,211bと第2連結係合部221b,221bとを係合させる(図7B参照)。次に、作業者は、第1連結係合部211b,211b及び第2連結係合部221b,221bを中心にトナー収容部210及び廃トナー収容部220を回動させて連結させる(図7C参照)。そして、作業者は、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを締結部材SC,SC(具体的にはビス)により固定する(図7D参照)。これにより、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを強固に連結することができる。
ところで、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを斜めから連結させると、第1回転軸213aの第1回転係合部213d及び第2回転軸223aの第2回転係合部223dが斜めから当接して、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを円滑に連結させることができないことがある。
この点、本実施の形態では、第1回転係合部213dの角部及び第2回転係合部223dの角部の少なくとも一方が第1回転軸213a及び第2回転軸223aの回転軸線方向に対して傾斜している。こうすることで、第1回転係合部213d及び第2回転係合部223dを円滑に係合することができる。これにより、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを円滑に連結させることができる。
図8Aは、トナー収容部210の廃トナー収容部220側端部を斜め上方から視た斜視図である。図8Bは、図8Aに示す第1回転係合部213d部分を拡大した拡大斜視図である。図8Cは、第1回転係合部213d部分を示す正面図である。図9Aは、廃トナー収容部220のトナー収容部210側端部を斜め上方から視た斜視図である。図9Bは、図9Aに示す第2回転係合部223d部分を拡大した拡大斜視図である。また、図9Cは、第2回転係合部223d部分を示す正面図である。
図8Aから図8Cに示すように、第1回転軸213aにおける第1回転係合部213dは、十字状の係合凸部とされている。図9Aから図9Cに示すように、第2回転軸223aにおける第2回転係合部223dは、十字状の係合凹部とされている。なお、第1回転係合部213dは、十字状の係合凹部とされ、第2回転係合部223dは、十字状の係合凸部とされていてもよい。
第1回転係合部213dは、第1回転軸213a及び第2回転軸223aの回転方向Rにおける上流側及び下流側が傾斜していてもよいが、この例では、図8Aから図8Cに示すように、回転方向Rにおける上流側が傾斜している。詳しくは、第1回転係合部213dの回転方向Rにおける上流側には、第1回転軸213aの軸線方向における外側に行くに従って低くなるように傾斜した傾斜面213e〜213eが設けられている。第1回転係合部213dの回転方向Rにおける下流側には、第1回転軸213aの回転軸線方向に沿った壁面213f〜213fが設けられている。
第2回転係合部223dは、回転方向Rにおける上流側及び下流側が傾斜していてもよいが、この例では、図9Aから図9Cに示すように、回転方向Rにおける下流側が傾斜している。詳しくは、第2回転係合部223dの回転方向Rにおける下流側には、第2回転軸223aの軸線方向における外側に行くに従って低くなるように傾斜した傾斜面223e〜223eが設けられている。第2回転係合部223dの回転方向Rにおける上流側には、第2回転軸223aの回転軸線方向に沿った壁面223f〜223fが設けられている。これにより、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを斜めから連結させて第1回転係合部213d及び第2回転係合部223dが斜めから当接しても、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを円滑に連結させることができる。
そして、第1回転係合部213d及び第2回転係合部223dが係合された状態で第1回転軸213a及び第2回転軸223aが回転方向Rに回転する際には、第1回転係合部213dの壁面213f〜213fと第2回転係合部223dの壁面223f〜223fとが当接する。
(第3実施形態)
図10Aは、トナー収容部210における充填口210bを塞ぐ充填蓋210cを示す斜視図である。また、図10Bは、廃トナー収容部本体221における抜け防止部221cを示す斜視図である。
図10Aは、トナー収容部210における充填口210bを塞ぐ充填蓋210cを示す斜視図である。また、図10Bは、廃トナー収容部本体221における抜け防止部221cを示す斜視図である。
本実施の形態において、トナー収容部210には、トナーを充填するための充填口210bと、充填口210bを塞ぐ充填蓋210cとが設けられている。そして、廃トナー収容部本体221には、充填蓋210cの抜けを防止する抜け防止部221cを設けられている。こうすることで、抜け防止部221cにより充填蓋210cの充填口210bからの抜けを効果的に防止することができる。これにより、トナー収容部210からのトナー漏れを有効に回避することができる。
詳しくは、抜け防止部221cは、廃トナー収容部本体221のトナー収容部210側端部からトナー収容部210側に突出した十字状の突出部とされている。抜け防止部221cは、充填蓋210cに対して、非接触であってもよいし、接触していてもよい。
(その他の実施の形態)
本実施の形態では、廃トナー収容部220が正面側Y1に位置し、トナー収容部210が背面側Y2に位置しているが、トナー収容部210が正面側Y1に位置し、廃トナー収容部220が背面側Y2に位置するようにしもよい。トナー収容部210及び廃トナー収容部220は、左右方向Xに連結されるようにしてもよい。また、本実施の形態では、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを第1回転軸213a及び第2回転軸223aの回転軸線方向に対して斜めから連結するようにしたが、トナー収容部210に対して廃トナー収容部220を下方から連結するようにしてもよい。この場合、第2延設部217の下部を開放することができる。
本実施の形態では、廃トナー収容部220が正面側Y1に位置し、トナー収容部210が背面側Y2に位置しているが、トナー収容部210が正面側Y1に位置し、廃トナー収容部220が背面側Y2に位置するようにしもよい。トナー収容部210及び廃トナー収容部220は、左右方向Xに連結されるようにしてもよい。また、本実施の形態では、トナー収容部210と廃トナー収容部220とを第1回転軸213a及び第2回転軸223aの回転軸線方向に対して斜めから連結するようにしたが、トナー収容部210に対して廃トナー収容部220を下方から連結するようにしてもよい。この場合、第2延設部217の下部を開放することができる。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、かかる実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 画像形成装置
210 トナー収容部
210b 充填口
210c 充填蓋
211 トナー収容部本体
213 トナー撹拌部材
213a 第1回転軸
213b 第1撹拌部
213d 第1回転係合部
213e 傾斜面
213f 壁面
215 覆い部
216 第1延設部
217 第2延設部
220 廃トナー収容部
221 廃トナー収容部本体
221a 開口
221b 第2連結係合部
221c 抜け防止部
222 上蓋
223 廃トナー撹拌部材
223a 第2回転軸
223b 第2撹拌部
223d 第2回転係合部
223e 傾斜面
223f 壁面
230 係合部
231 第1係合部
232 第2係合部
R 回転方向
SC 締結部材
X 左右方向
Y 奥行方向
Z 上下方向
210 トナー収容部
210b 充填口
210c 充填蓋
211 トナー収容部本体
213 トナー撹拌部材
213a 第1回転軸
213b 第1撹拌部
213d 第1回転係合部
213e 傾斜面
213f 壁面
215 覆い部
216 第1延設部
217 第2延設部
220 廃トナー収容部
221 廃トナー収容部本体
221a 開口
221b 第2連結係合部
221c 抜け防止部
222 上蓋
223 廃トナー撹拌部材
223a 第2回転軸
223b 第2撹拌部
223d 第2回転係合部
223e 傾斜面
223f 壁面
230 係合部
231 第1係合部
232 第2係合部
R 回転方向
SC 締結部材
X 左右方向
Y 奥行方向
Z 上下方向
Claims (9)
- トナーを収容するトナー収容部と、廃トナーを収容する廃トナー収容部とを連結する連結構造であって、
前記廃トナー収容部は、廃トナー収容部本体の上部の開口を塞ぐ上蓋を有し、
前記トナー収容部には、該トナー収容部と前記廃トナー収容部とが連結された状態で該廃トナー収容部における前記上蓋を覆う覆い部が設けられていることを特徴とする連結構造。 - 請求項1に記載のトナー収容部と廃トナー収容部との連結構造であって、
前記トナー収容部及び前記廃トナー収容部は、水平方向に沿って連結されていることを特徴とする連結構造。 - 請求項1又は請求項2に記載のトナー収容部と廃トナー収容部との連結構造であって、
前記トナー収容部の上端部の外周縁部には、水平方向における外側に延設された第1延設部を有し、前記第1延設部の一部が前記覆い部を構成していることを特徴とする連結構造。 - 請求項1から請求項3までの何れか1つに記載のトナー収容部と廃トナー収容部との連結構造であって、
前記トナー収容部の前記廃トナー収容部側端部の外周縁部には、前記廃トナー収容部側に延設された第2延設部を有し、前記第2延設部の一部が前記覆い部を構成していることを特徴とする連結構造。 - 請求項1から請求項4までの何れか1つに記載のトナー収容部と廃トナー収容部との連結構造であって、
前記上蓋は、前記廃トナー収容部本体と係合部により保持されていることを特徴とする連結構造。 - 請求項1から請求項5までの何れか1つに記載のトナー収容部と廃トナー収容部との連結構造であって、
前記トナー収容部は、第1回転軸を有するトナー撹拌部材を備え、
前記廃トナー収容部は、第2回転軸を有する廃トナー撹拌部材を備え、
前記第1回転軸と前記第2回転軸とが同軸上に係合されることを特徴とする連結構造。 - 請求項6に記載のトナー収容部と廃トナー収容部との連結構造であって、
前記第1回転軸及び前記第2回転軸には、互いに係合して該第1回転軸からの回転駆動を該第2回転軸に伝達するための第1回転係合部及び第2回転係合部がそれぞれ設けられ、
前記第1回転係合部の角部及び前記第2回転係合部の角部の少なくとも一方が前記第1回転軸及び前記第2回転軸の回転軸線方向に対して傾斜していることを特徴とする連結構造。 - 請求項1から請求項7までの何れか1つに記載のトナー収容部と廃トナー収容部との連結構造であって、
前記トナー収容部には、前記トナーを充填するための充填口と、該充填口を塞ぐ充填蓋とが設けられ、
前記廃トナー収容部本体には、前記充填蓋の抜けを防止する抜け防止部を設けられていることを特徴とする連結構造。 - 請求項1から請求項8までの何れか1つに記載のトナー収容部と廃トナー収容部との連結構造を備えていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018001762A JP2019120856A (ja) | 2018-01-10 | 2018-01-10 | トナー収容部と廃トナー収容部との連結構造及びそれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018001762A JP2019120856A (ja) | 2018-01-10 | 2018-01-10 | トナー収容部と廃トナー収容部との連結構造及びそれを備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019120856A true JP2019120856A (ja) | 2019-07-22 |
Family
ID=67306269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018001762A Pending JP2019120856A (ja) | 2018-01-10 | 2018-01-10 | トナー収容部と廃トナー収容部との連結構造及びそれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019120856A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11422486B2 (en) | 2020-09-07 | 2022-08-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
2018
- 2018-01-10 JP JP2018001762A patent/JP2019120856A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11422486B2 (en) | 2020-09-07 | 2022-08-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US11635709B2 (en) | 2020-09-07 | 2023-04-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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