JP2019120424A - 厨房システム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、厨房機から発生する熱気を効率良く排出することができる厨房システムを提供することを目的とする。
ここで、前記集中排気手段は、前記第1の厨房機の排気ダクトと、前記第2の厨房機の排気ダクトとを連結して集中排気しても良い。
また、前記第1の厨房機の排気ダクトと、前記第2の厨房機の排気ダクトとは、各々の前記本体の背面に形成された筐体内に設けられ、前記集中排気手段は、前記第1の厨房機の背面に形成された筐体と、前記第2の厨房機の背面に形成された筐体とを連結する連結構造を介して、各々の排気ダクトからの排気を集中排気しても良い。
また、前記第1の厨房機の囲い体と前記第2の厨房機の囲い体とは、調理による前記作業面からの調理排気を行なう排気構造を備えていても良い。
また、他の観点から捉えると、本発明は、上面を作業面として厨房処理を可能にするとともに、排熱の拡散を抑制する本体と、当該本体の上方に昇降可能に設けられ降りた際に当該作業面を囲う箱形の囲い体と、当該本体により発生した排気を上昇気流により排出するための排気ダクトと、を有する第1の厨房機と、前記第1の厨房機と並んで配置され、当該第1の厨房機の前記作業面と略同一高さに作業面を有するとともに、当該第1の厨房機とは異なる厨房処理を可能とし、排熱の拡散を抑制する本体と、当該本体の上方にて昇降可能に設けられ、降りた際に当該作業面を囲う箱形の囲い体と、当該本体により発生した排気を上昇気流により排出するための排気ダクトと、を有する第2の厨房機と、を備える厨房システムである。
ここで、並んで配置される前記第1の厨房機と前記第2の厨房機との略同一高さとなる前記作業面の接続部に、異物の落下を抑制する異物落下抑制手段をさらに備えても良い。
図1は、本実施の形態に係る厨房システム1の概略構成を示す図である。
本実施の形態に係る厨房システム1は、厨房処理を可能にする第1の加熱調理機10と、第1の加熱調理機10と並んで配置され、第1の加熱調理機10とは異なる厨房処理を可能にする第2の加熱調理機20と、を備えている。また、本実施の形態に係る厨房システム1は、第1の加熱調理機10の排気ダクトからの排気と、第2の加熱調理機20の排気ダクトからの排気とを集めて集中排気するための集中排気手段の一例としての集中排気ダクト30を備えている。また、本実施の形態に係る厨房システム1は、並んで配置される第1の加熱調理機10と第2の加熱調理機20との間の隙間から異物が落下するのを抑制する異物落下抑制手段の一例としての抑制部材40を備えている。
抑制部材40は、第1の加熱調理機10の調理面131と、第2の加熱調理機20の調理面231との間に配置されて、調理面131と調理面231との間の隙間から異物が落下するのを抑制する。
以下の説明において、厨房システム1に対して、調理者が調理等を行う際に位置する側を手前側と称し、その逆側を背面側と称する。また、第1の加熱調理機10と第2の加熱調理機20との並び方向を左右方向とし、厨房システム1の手前側に位置する使用者から見て、第1の加熱調理機10が配置されている側を左側と称し、第2の加熱調理機20が配置されている側を右側と称す。また。図1の上下方向を上下方向と称する。
図2は、第1の加熱調理機10の全体図である。
図3は、第1の加熱調理機10の断面図である。
第1の加熱調理機10は、ガス燃料の燃焼熱によって加熱容器11を加熱する機器である。そして、第1の加熱調理機10は、加熱容器11に油を溜め、食材が入れられたフライバスケット11Bを加熱容器11に浸すことで、食材を揚げるフライヤーである。
第1の加熱調理機10は、食材を揚げる調理機本体100と、調理機本体100に対して昇降可能に設けられた蓋160とを備えている。
調理機本体100は、ガス燃料を燃焼させる燃焼部110と、燃焼部110を囲う仕切部120と、少なくとも燃焼部110及び仕切部120を覆う調理台130と、を備えている。また、調理機本体100は、燃焼部110から生じた燃焼排気を外部に排出する排気ダクト140と、燃焼部110の燃焼を制御するコントローラ150と、を備えている。
また、仕切部120は、第1の加熱調理機10の背面側に、排気ダクト140と接続する開口部121を有している。そして、仕切部120は、開口部121を介して排気ダクト140に接続する。これによって、仕切部120は、燃焼部110にて発生した燃焼排気が排気ダクト140に流れるようにしている。
そして、調理台130は、上側に設けられる調理面131と、調理面131の下側に設けられる少なくとも燃焼部110及び仕切部120を囲う側部筐体132とを有する。
さらに、側部筐体132は、背面側に、空気を流通可能に開口する導入部133を有している。この導入部133では、調理台130の外部から内部に空気が導き入れられる。
なお、コントローラ150は、必須の構成ではない。例えば、ユーザが操作部を直接操作することで燃焼部110の燃焼量を調整する機器の場合には、コントローラ150を設けなくても良い。
図2に示すように、蓋160は、調理台130の上側に設けられる蓋本体161と、ユーザが操作する把手部162と、蓋本体161を上下方向において昇降可能にする昇降部163と、を有する。
蓋本体161は、手前側、背面側、左側及び右側にそれぞれ設けられる矩形状の板材を備えて構成される。なお、本実施形態において、蓋本体161は、例えばステンレスなどの金属の板材を用いて成形されていることを例示することができる。また、蓋本体161は、内側に空間部161Sを有している。そして、蓋本体161は、全体として箱形の形状を有している。
さらに、蓋本体161は、内側に設けられる内側蓋本体161iと、内側蓋本体161iの外側に設けられる外側蓋本体161oとを有している。内側蓋本体161i及び外側蓋本体161oは、手前側、背面側、左側および右側にそれぞれ設けられる矩形状の板材を備えて構成される。そして、内側蓋本体161iと外側蓋本体161oとは、予め定められた間隔を有して対向して設けられている。これによって、蓋本体161は、内側蓋本体161iと外側蓋本体161oとの間に空気の層が形成される。すなわち、蓋本体161は、空気断熱構造を有している。
また、蓋本体161は、空間部161Sにおいて、加熱容器11、フライバスケット11B、食材など調理面131から上側に向けて突出するものを内側に収容する。
なお、加熱容器11に置く調理器具の形状によっては、蓋本体161が下降した際に、蓋本体161が調理器具に接触する可能性がある。例えば、フライバスケット11Bの持ち手が水平方向に伸びており、持ち手が蓋本体161の外形よりも外側にある場合である。このような場合には、蓋本体161の一部の形状を切り欠くなどして、蓋本体161と調理器具との干渉を抑制すれば良い。
また、本実施形態の第1の加熱調理機10では、排気ダクト140によって蓋本体161を支持することにより、蓋本体161を支持するための構造部を別途設ける必要を無くし、また、省スペース化を図るようにしている。
蓋本体161は、上昇状態にて、調理面131に対して離れ、調理台130の上側に位置する。この状態にて、蓋本体161は、調理面131から発生する調理排気を捕集し、捕集した調理排気を上側開口部161Tから排出する。
このように、第1の加熱調理機10では、蓋本体161によって、調理を行っていない待機時における第1の加熱調理機10の外部への熱の拡散を抑制している。
図4は、第2の加熱調理機20の全体図である。
図5は、第2の加熱調理機20の断面図である。
第2の加熱調理機20は、ガス燃料の燃焼熱によって貯湯槽201を加熱する機器である。そして、第2の加熱調理機20は、貯湯槽201に茹で湯を溜め、麺が入れられた麺カゴ21Bを貯湯槽201に浸すことで、麺を茹でる茹で麺器である。
第2の加熱調理機20は、麺を茹でる調理機本体200と、調理機本体200に対して昇降可能に設けられた蓋290とを備えている。
調理機本体200は、ガス燃料を燃焼させる燃焼部210と、燃焼部210を囲う仕切部220と、少なくとも燃焼部210及び仕切部220を覆う調理台230と、を備えている。また、調理機本体200は、燃焼部210から生じた燃焼排気を外部に排出する排気ダクト240と、燃焼部210の燃焼を制御するコントローラ250と、を備えている。
燃焼部210、仕切部220、調理台230及びコントローラ250は、それぞれ、第1の加熱調理機10における燃焼部110、仕切部120、調理台130及びコントローラ150と同一であるので、詳細な説明は省略する。なお、調理機本体200は、調理台230の調理面231の高さが、調理台130の調理面131の高さと略同一となるように設置されている。
貯湯槽201は、凹状の部材である。貯湯槽201の底面には、貯湯槽201内の茹で湯を排水するための排水孔が形成されている。この排水孔には、オーバーフロー管280が嵌め込まれている。貯湯槽201における排水孔に対向する下面には、茹で湯を調理機本体200の外部に排出する排水管(不図示)が接続されている。
カゴ受け板260は、貯湯槽201内の湯面を覆う矩形状の覆い部261と、覆い部261の周囲に覆い部261と直交するように形成された周囲部262と、を備えている。また、カゴ受け板260は、周囲部262における左右方向の両端部から周囲部262と直交する方向の外側に形成されて、貯湯槽201の上端面に載るフランジ部263を備えている。
また、覆い部261には、給水パイプ280から供給された水を貯湯槽201内に落とすための孔である供給用貫通孔261dが形成されている。供給用貫通孔261dは、手前側の隅に複数(本実施形態においては2つ)形成されている。給水パイプ280から供給された水は、供給用貫通孔261dを通って貯湯槽201内に至る。
オーバーフロー管280は、管状部の下端部が貯湯槽201の底面に形成された排水孔に挿入されている。そして、貯湯槽201内に一定量以上の茹で湯が貯まると、上部に形成された連通孔を介して、オーバーフローした茹で湯が、管状部内を通って排水孔から排水管へと流れる。使用後は、把持部を掴んでオーバーフロー管280を抜き取ることで、排水孔が開放され、排水孔を介して貯湯槽201内部の茹で湯が排出される。
図4に示すように、蓋290は、調理台230の上側に設けられる蓋本体291と、ユーザが操作する把手部292と、蓋本体291を上下方向において昇降可能にする昇降部293と、を有する。
蓋本体291は、手前側、背面側、左側及び右側にそれぞれ設けられる矩形状の板材を備えて構成される。なお、本実施形態において、蓋本体291は、例えばステンレスなどの金属の板材を用いて成形されていることを例示することができる。また、蓋本体291は、内側に空間部291Sを有している。そして、蓋本体291は、全体として箱形の形状を有している。
さらに、蓋本体291は、内側に設けられる内側蓋本体291iと、内側蓋本体291iの外側に設けられる外側蓋本体291oとを有している。内側蓋本体291i及び外側蓋本体291oは、手前側、背面側、左側および右側にそれぞれ設けられる矩形状の板材を備えて構成される。そして、内側蓋本体291iと外側蓋本体291oとは、予め定められた間隔を有して対向して設けられている。これによって、蓋本体291は、内側蓋本体291iと外側蓋本体291oとの間に空気の層が形成される。すなわち、蓋本体291は、空気断熱構造を有している。
そして、蓋本体291は、最も上側に上げられた状態(以下、上昇状態と呼ぶ)にて、蓋本体291の上側の縁(上端291a)が排気ダクト240の上側の縁(上端)よりもやや下方となるようになっている。また、蓋本体291は、最も下側に降ろされた状態(以下、下降状態と呼ぶ)にて、調理台230の前後及び左右の縁と揃うようになっている。これによって、第2の加熱調理機20では、蓋本体291の上昇状態と下降状態との両方の状態において、すっきりとした形状に見えるデザインとなっている。さらに、第2の加熱調理機20では、全体として、調理台230、排気ダクト240及び蓋290の外面が揃っていることで、例えば第2の加熱調理機20の清掃を行う際の作業を容易にする。
また、蓋本体291は、空間部291Sにおいて、貯湯槽201、麺カゴ21B、給水パイプ270など調理面231から上側に向けて突出するものを内側に収容する。
また、本実施形態の第2の加熱調理機20では、排気ダクト240によって蓋本体291を支持することにより、蓋本体291を支持するための構造部を別途設ける必要を無くし、また、省スペース化を図るようにしている。
蓋本体291は、上昇状態にて、調理面231に対して離れ、調理台230の上側に位置する。この状態にて、蓋本体291は、調理面231から発生する調理排気を捕集し、捕集した調理排気を上側開口部291Tから排出する。
このように、第2の加熱調理機20では、蓋本体291によって、調理を行っていない待機時における第2の加熱調理機20の外部への熱の拡散を抑制している。
図6(a)は、集中排気ダクト30を、前後方向に直交する面で切断した断面図である。
図6(b)は、集中排気ダクト30を、左右方向に直交する面で切断した断面図である。なお、図6(b)においては、第1の加熱調理機10の上方に位置する部位の断面図である。
集中排気ダクト30は、第1の加熱調理機10の排気ダクト140及び第2の加熱調理機20の排気ダクト240からの燃焼排気を吸入する吸入部31と、吸入部31から吸入した燃焼排気を排出する排出部32とを備えている。吸入部31は、集中排気ダクト30の下部に設けられており、排出部32は、集中排気ダクト30の上部に設けられている。
集中排気ダクト30は、例えばステンレスなどの金属の板材を用いて成形されていることを例示することができる。
下方部312の高さは、第1の加熱調理機10の排気ダクト140の上端と蓋本体161の上端161aとの高さや第2の加熱調理機20の排気ダクト240の上端と蓋本体291の上端291aとの高さよりも小さくなるように設定されている。
排出部32は、最上部の内側の縁にて燃焼排気を排出する排出口321を形成する。
そして、下方部312は、第1の加熱調理機10の排気ダクト140の排気ダクト140及び第2の加熱調理機20の排気ダクト240の外側部材242の外面の外側に配置される。
これにより、集中排気ダクト30は、第1の加熱調理機10の排気ダクト140からの燃焼排気と、第2の加熱調理機20の排気ダクト240からの燃焼排気とを吸入口313から吸入し、これらの燃焼排気をまとめて排出口321から排出する。
また、集中排気ダクト30を、本実施の形態に係る厨房システム1を設置する施設の壁や天井に固定しても良い。
図7は、抑制部材40の概略構成を示す図である。
抑制部材40は、第1の加熱調理機10と第2の加熱調理機20との略同一高さとなる調理面131,231の接合部に配置された、前後方向に延びる棒状の部材である。抑制部材40は、例えばステンレスなどの金属の薄い板材を用いて成形されていることを例示することができる。抑制部材40は、前後方向に直交する面で切断した断面形状が略T字状であり、水平方向の水平部41と、垂直方向の垂直部42とを有している。
垂直部42は、第1の加熱調理機10の調理台130と、第2の加熱調理機20の調理台230との間の隙間に存在するように配置される。垂直部42が、第1の加熱調理機10の調理台130の側面又は第2の加熱調理機20の調理台230の側面に接触することで、抑制部材40の左右方向の移動を規制する。
水平部41及び垂直部42の大きさは、抑制部材40が、第1の加熱調理機10の調理台130と、第2の加熱調理機20の調理台230との間の隙間から下方に脱落しない大きさに設定されている。
なお、水平部41の上側に、垂直方向に上方に延びる部位を設けても良い。つまり、抑制部材40は、前後方向に直交する面で切断した断面形状が略十字状であっても良い。上方に延びる部位は、第1の加熱調理機10や第2の加熱調理機20から、油や水が飛び散ることを抑制することが可能となる。
また、水平部41と第1の加熱調理機10の調理面131との間や、水平部41と第2の加熱調理機20の調理面231との間をシール剤等で塞いでも良い。これにより、抑制部材40と第1の加熱調理機10の調理面131との間の隙間や、抑制部材40と第2の加熱調理機20の調理面231との間の隙間に異物等が入り込むことを抑制することが可能となる。
以上のように構成された第1の加熱調理機10及び第2の加熱調理機20において、第1の加熱調理機10の調理面131までの高さ(床面から調理面131までの長さ)と、第2の加熱調理機20の調理面231までの高さ(床面から調理面231までの長さ)とは略同一である。
また、以上のように構成された第1の加熱調理機10及び第2の加熱調理機20において、第1の加熱調理機10の蓋160及び第2の加熱調理機20の蓋290が上昇状態である場合(図1の状態である場合)における、第1の加熱調理機10の調理面131から蓋本体161の下端161cまでの高さと、第2の加熱調理機20の調理面231から蓋本体291の下端291cまでの高さは略同一である。つまり、第1の加熱調理機10の蓋本体161の下端161cまでの高さ(床面から蓋本体161の下端161cまでの長さ)と、第2の加熱調理機20の蓋本体291の下端までの高さ(床面から蓋本体291の下端291cまでの長さ)とは略同一である。
第1の加熱調理機10の蓋160の蓋本体161の上下方向の長さと、第2の加熱調理機20の蓋290の蓋本体291の上下方向の長さとは、略同一である。
それゆえ、図8に示すように、第1の加熱調理機10の蓋160及び第2の加熱調理機20の蓋290が下降状態である場合における、第1の加熱調理機10の蓋本体161の上端161aまでの高さ(床面から蓋本体161の上端161aまでの長さ)と、第2の加熱調理機20の蓋本体291の上端291aまでの高さ(床面から蓋本体291の上端291aまでの長さ)とは略同一である。
厨房システム1が設置された厨房においては、集中排気ダクト30の排出部32の排出口321から、2つの加熱調理機からの燃焼排気が集中して排気されるので、排出口321の上方に排気フードを設置すれば良い。それゆえ、本実施の形態に係る厨房システム1によれば、集中排気ダクト30を備えていない構成よりも、排気フードにおける2つの加熱調理機からの燃焼排気を排気するための部位の小型化を図ることができる。
また、本実施の形態に係る厨房システム1において、第1の加熱調理機10を第2の加熱調理機20の右側に並べて配置しても良い。
また、並べて配置するのは、2つの厨房機に限定されない。3つ以上の厨房機を並べて配置しても良い。例えば、フライヤーである第1の加熱調理機10、茹で麺器である第2の加熱調理機20の横に、他の厨房機を並べて配置しても良い。そして、第1の加熱調理機10、第2の加熱調理機20の横に、背面部に設けられた排気ダクトから燃焼排気を排出する、そばかまどやスープ用の台付コンロを配置する場合には、以下のように構成すると良い。すなわち、第1の加熱調理機10の排気ダクト140からの排気と、第2の加熱調理機20の排気ダクト240からの排気と、他の厨房機の排気ダクトからの排気とを集めて集中排気するための集中排気ダクトを、これらの排気ダクトの上方に備えると良い。これにより、排気の効率を高めることができ、快適な厨房空間を実現することができる。
また、3つ以上の厨房機を並べて配置する場合には、第1の加熱調理機10、第2の加熱調理機20、他の厨房機の配置位置は特に限定されない。
Claims (6)
- 上面を作業面として厨房処理を可能にするとともに、排熱の拡散を抑制する本体と、当該本体の上方に昇降可能に設けられ降りた際に当該作業面を囲う箱形の囲い体と、当該本体により発生した排気を上昇気流により排出するための排気ダクトと、を有する第1の厨房機と、
前記第1の厨房機と並んで配置され、上面を作業面として当該第1の厨房機とは異なる厨房処理を可能にするとともに、排熱の拡散を抑制する本体と、当該本体の上方にて昇降可能に設けられ、降りた際に当該作業面を囲う箱形の囲い体と、当該本体により発生した排気を上昇気流により排出するための排気ダクトと、を有する第2の厨房機と、
前記第1の厨房機の排気ダクトからの排気と、前記第2の厨房機の排気ダクトの排気とを集めて集中排気するための集中排気手段と、
を備える厨房システム。 - 前記集中排気手段は、前記第1の厨房機の排気ダクトと、前記第2の厨房機の排気ダクトとを連結して集中排気することを特徴とする請求項1記載の厨房システム。
- 前記第1の厨房機の排気ダクトと、前記第2の厨房機の排気ダクトとは、各々の前記本体の背面に形成された筐体内に設けられ、
前記集中排気手段は、前記第1の厨房機の背面に形成された筐体と、前記第2の厨房機の背面に形成された筐体とを連結する連結構造を介して、各々の排気ダクトからの排気を集中排気することを特徴とする請求項2記載の厨房システム。 - 前記第1の厨房機の囲い体と前記第2の厨房機の囲い体とは、調理による前記作業面からの調理排気を行なう排気構造を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の厨房システム。
- 上面を作業面として厨房処理を可能にするとともに、排熱の拡散を抑制する本体と、当該本体の上方に昇降可能に設けられ降りた際に当該作業面を囲う箱形の囲い体と、当該本体により発生した排気を上昇気流により排出するための排気ダクトと、を有する第1の厨房機と、
前記第1の厨房機と並んで配置され、当該第1の厨房機の前記作業面と略同一高さに作業面を有するとともに、当該第1の厨房機とは異なる厨房処理を可能とし、排熱の拡散を抑制する本体と、当該本体の上方にて昇降可能に設けられ、降りた際に当該作業面を囲う箱形の囲い体と、当該本体により発生した排気を上昇気流により排出するための排気ダクトと、を有する第2の厨房機と、
を備える厨房システム。 - 並んで配置される前記第1の厨房機と前記第2の厨房機との略同一高さとなる前記作業面の接続部に、異物の落下を抑制する異物落下抑制手段を更に備えたことを特徴とする請求項5記載の厨房システム。
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Cited By (1)
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CN113827112A (zh) * | 2021-09-23 | 2021-12-24 | 广东粤有厨业科技有限公司 | 一种带物理散热冷凝蒸汽的煮面机 |
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