JP2019120421A - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019120421A
JP2019120421A JP2017253349A JP2017253349A JP2019120421A JP 2019120421 A JP2019120421 A JP 2019120421A JP 2017253349 A JP2017253349 A JP 2017253349A JP 2017253349 A JP2017253349 A JP 2017253349A JP 2019120421 A JP2019120421 A JP 2019120421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
superheated steam
oil
cooking chamber
heating
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017253349A
Other languages
English (en)
Inventor
裕 出野
Yutaka Ideno
裕 出野
中山 正樹
Masaki Nakayama
正樹 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2017253349A priority Critical patent/JP2019120421A/ja
Publication of JP2019120421A publication Critical patent/JP2019120421A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Abstract

【課題】酸化防止剤等を添加することなく油の酸化を抑制すること。【解決手段】装置本体1の内部に形成された調理室10と、調理室10に設置された貯油槽12とを備え、貯油槽12に貯留された油を加熱することにより調理室10にて食物を加熱調理する加熱調理装置において、供給された水を加熱して過熱水蒸気を生成する過熱水蒸気生成部20と、貯油槽12に貯留された油の温度を検出する油温検出部16と、油温検出部16により検出された温度が予め決められた閾値以上となる場合には、過熱水蒸気生成部20で生成された過熱水蒸気を調理室10に供給する一方、油温検出部16により検出された温度が閾値未満となる場合には、過熱水蒸気生成部20で生成された過熱水蒸気を調理室10に供給することを規制する過熱水蒸気供給部30とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、加熱調理装置に関するものである。
従来、貯油槽に貯留された油を加熱し、加熱された油に例えばポテトやコロッケ等の食物を投入して加熱調理する方法として、種々のものが知られている。
ところで、油は、大気中、特に加熱を伴う場合には、時間の経過とともに酸化してしまい、変質劣化してしまう。そのため、加熱された油により食物の加熱調理を複数回行うと、急速に油が変質劣化し、油の粘性が高くなって色やにおいの悪化の原因となっていた。これに伴い、調理された食物は色や味等が低下し、品質の低下を招来する虞れがあった。
そこで、食物を加熱する油に酸化防止剤等を添加して加熱調理する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−81477号公報
しかしながら、上述したような加熱調理方法では、油に酸化防止剤を添加するものであり、酸化防止の観点からは一定の効果が奏されるものの、上述した変質劣化を実用上十分に抑制されるものとはいえない。しかも、食物の調理に用いるものに酸化防止剤が添加されることに抵抗を感じさせるのも事実である。
本発明は、上記実情に鑑みて、酸化防止剤等を添加することなく油の酸化を抑制することができる加熱調理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る加熱調理装置は、装置本体の内部に形成された調理室と、前記調理室に設置された貯油槽とを備え、前記貯油槽に貯留された油を加熱することにより前記調理室にて食物を加熱調理する加熱調理装置において、供給された水を加熱して過熱水蒸気を生成する過熱水蒸気生成手段と、前記貯油槽に貯留された油の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段により検出された温度が予め決められた閾値以上となる場合には、前記過熱水蒸気生成手段で生成された過熱水蒸気を前記調理室に供給する一方、前記温度検出手段により検出された温度が前記閾値未満となる場合には、前記過熱水蒸気生成手段で生成された過熱水蒸気を前記調理室に供給することを規制する過熱水蒸気供給手段とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記加熱調理装置において、前記過熱水蒸気生成手段は、前記貯油槽の油を誘導加熱により加熱するとともに、供給された水を誘導加熱により加熱する誘導加熱手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、過熱水蒸気生成手段が、供給された水を加熱して過熱水蒸気を生成し、過熱水蒸気供給手段が、温度検出手段により検出された温度が予め決められた閾値以上となる場合には、過熱水蒸気生成手段で生成された過熱水蒸気を調理室に供給するので、調理室の内部雰囲気の酸素濃度を低減させることができ、油に酸化防止剤等を添加させなくても、低酸素雰囲気下で食物の加熱調理を行うことができる。しかも、過熱水蒸気は、水を加熱して生成したものであるから、油に酸化防止剤を添加するのに比して、利用者に抵抗を与える虞れがない。従って、酸化防止剤等を添加することなく油の酸化を抑制することができるという効果を奏する。また過熱水蒸気供給手段が、温度検出手段により検出された温度が閾値未満となる場合には、過熱水蒸気生成手段で生成された過熱水蒸気を調理室に供給することを規制するので、油の温度が十分に温まっていない状態で過熱水蒸気を調理室に供給することを防止することができる。これにより、調理室に供給された過熱水蒸気が油の温度により凝縮して貯油槽に投入されることにより、油の加水分解反応が生ずることを防止することができ、油の劣化を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である加熱調理装置を模式的に示す模式図である。 図2は、図1に示した制御部が実施する過熱水蒸気供給制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る加熱調理装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である加熱調理装置を模式的に示す模式図である。ここで例示する加熱調理装置は、筐体である装置本体1の内部に、調理室10と、過熱水蒸気生成部20と、過熱水蒸気供給部30と、過熱水蒸気処理部40とを備えて構成されている。
調理室10は、上面に開口(以下、上面開口ともいう)11を有した室であり、内部に貯油槽12が設けられている。この調理室10の上面開口11は、蓋体13により開閉自在となっている。貯油槽12は、ステンレス(例えばSUS430)等の金属材料から構成され、上面に開口である投入口15を有している。この貯油槽12は、側部が調理室10の側壁部から離隔する態様で調理室10の底壁部の略中央部分に載置されている。
かかる貯油槽12には、食用の油が貯留されているとともに、油温検出部16が備えられている。油温検出部16は、貯油槽12の油の温度を検出する温度検出手段であり、その検出温度は温度信号として制御部50に送出するものである。
ここで制御部50は、加熱調理装置の各部の動作を統括的に制御するものである。尚、制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
過熱水蒸気生成部20は、水蒸気生成管路21及び誘導加熱コイル22を備えて構成されている。水蒸気生成管路21は、例えばステンレス等の金属材料から構成された複数の配管が接続されることにより構成されるもので、水供給管路2に連通する態様で設けられている。ここで水供給管路2は、例えば水道水を過熱水蒸気生成部20に供給するためのものである。
誘導加熱コイル22は、調理室10と水蒸気生成管路21との間において、これら調理室10及び水蒸気生成管路21から離隔する態様で設置されている。この誘導加熱コイル22は、自身の中心軸回りに巻回する態様で構成されている。
このような誘導加熱コイル22は、電気的に接続されるインバータ23により特定の周波数の電圧が印加される場合に、通電状態となり、貯油槽12を誘導加熱により加熱するとともに、水蒸気生成管路21を誘導加熱により加熱する誘導加熱手段である。
これにより、貯油槽12に貯留される油は加熱される。また水蒸気生成管路21を通過する水は、加熱されることで、湯→水蒸気→過熱水蒸気の順に状態変化して過熱水蒸気が生成される。つまり、過熱水蒸気生成部20は、供給された水を加熱して過熱水蒸気を生成する過熱水蒸気生成手段を構成している。
尚、インバータ23は、いわゆるインバータ回路を内蔵するものであり、制御部50から与えられる指令に応じて駆動することにより、図示せぬ商用電源から与えられる交流を特定の周波数の交流として誘導加熱コイル22に与えるものである。
過熱水蒸気供給部30は、過熱水蒸気供給管路31及び三方弁32を備えて構成されている。過熱水蒸気供給管路31は、複数の配管が接続されることにより構成されるもので、一端となる入口側端部が過熱水蒸気生成管路21に連通している。また過熱水蒸気供給管路31の他端となる出口側端部は、調理室10の底壁部に形成された底壁貫通孔(図示せず)を下方より貫通して該調理室10の内部を臨んでいる。
三方弁32は、過熱水蒸気供給管路31の途中に設けられている。この三方弁32は、1つの入口部321と、2つの出口部322,323とを有している。入口部321は、過熱水蒸気供給管路31の上流側を構成しつつ、過熱水蒸気生成管路21に接続される配管に接続されている。2つの出口部322,323のうち第1出口部322は、過熱水蒸気供給管路31の下流側を構成しつつ、調理室10にまで延びる配管に接続されており、第2出口部323は、バイパス管路33に接続されている。バイパス管路33は、一端が第2出口部323に接続されており、他端が過熱水蒸気排出管路60の途中に合流する態様で接続されている。
そのような三方弁32は、入口部321と第1出口部322とを連通させて過熱水蒸気生成部20で生成した過熱水蒸気を調理室10に送出する第1送出状態と、入口部321と第2出口部323とを連通させて過熱水蒸気生成部20で生成した過熱水蒸気をバイパス管路33に送出する第2送出状態との間で択一的に切り替え可能なバルブである。かかる三方弁32の切替動作は、制御部50から与えられる指令に応じて行われる。
上記過熱水蒸気排出管路60は、複数の配管が接続されることにより構成されるもので、一端となる入口側端部が調理室10の側壁部上部に形成された側壁貫通孔(図示せず)を貫通して該調理室10の内部を臨んでいる。尚、側壁貫通孔は、過熱水蒸気供給管路31の出口側端部より吐出された過熱水蒸気が調理室10の内部において上方に向けて通過した後に貯油槽12の投入口15に沿って通過することができる個所に形成されている。また過熱水蒸気排出管路60の他端となる出口側端部は、過熱水蒸気処理部40に接続されている。
このような過熱水蒸気排出管路60は、調理室10を通過した過熱水蒸気を過熱水蒸気処理部40に流通させるためのものであり、バイパス管路33との接続個所よりも上流側には逆止弁61が設けられている。
過熱水蒸気処理部40は、オイルフィルタ41及び熱交換器42を備えて構成されている。オイルフィルタ41は、調理室10から吐出され、かつ過熱水蒸気排出管路60を流通した過熱水蒸気に含まれるオイルを除去するためのものである。
熱交換器42は、水供給管路2の一部を構成するとともに水道水が通過する流路421を有しており、該流路421を通過する水道水と、オイルフィルタ41を通過した過熱水蒸気とを熱交換させるものである。つまり、熱交換器42は、オイルフィルタ41を通過した過熱水蒸気の熱を利用して過熱水蒸気生成部20に供給される水道水(水)を予備的に加熱する予備加熱手段を構成している。
そして、熱交換器42は、水道水を加熱した過熱水蒸気を凝縮させ、水として装置本体1の外部に排出するものである。つまり、過熱水蒸気処理部40は、調理室10を通過した過熱水蒸気を凝縮させて装置本体1の外部に排出するものである。
以上のような構成を有する加熱調理装置においては、制御部50がインバータ23に対して駆動指令を与えて誘導加熱コイル22を通電状態にさせることにより、貯油槽12及び水蒸気生成管路21を誘導加熱させ、次のような過熱水蒸気供給制御処理を実施する。
図2は、図1に示した制御部50が実施する過熱水蒸気供給制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
この過熱水蒸気供給制御処理において制御部50は、油温検出部16からの温度信号の入力待ちとなる(ステップS101)。油温検出部16により油の温度が検出されて検出温度が温度信号として与えられることで温度信号を入力した場合(ステップS101:Yes)、制御部50は、内蔵するメモリ(図示せず)より閾値である基準温度(例えば120〜135℃)を読み出し、温度信号に含まれる検出温度が基準温度以上であるか否かを判断する(ステップS102)。
検出温度が基準温度未満である場合(ステップS102:No)、制御部50は、三方弁32に第2送出指令を送出して該三方弁32を第2送出状態にさせ(ステップS103)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
これによれば、過熱水蒸気生成部20で生成された過熱水蒸気を調理室10に供給することを規制することができる。
かかる過熱水蒸気は、バイパス管路33を通過した後に過熱水蒸気処理部40に至る。過熱水蒸気処理部40に至った過熱水蒸気はオイルフィルタ41を通過した後に熱交換器42の周囲を通過する。これにより熱交換器42では、周囲を通過する過熱水蒸気と流路421を通過する水道水とを熱交換させて、過熱水蒸気の熱を利用して過熱水蒸気生成部20に供給される水道水を予備的に加熱することができる。過熱水蒸気処理部40において、熱交換器42の周囲を通過することで凝縮した水は、装置本体1の外部に排出される。
一方、検出温度が基準温度以上である場合(ステップS102:Yes)、制御部50は、三方弁32に第1送出指令を送出して該三方弁32を第1送出状態にさせ(ステップS104)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
これによれば、過熱水蒸気生成部20で生成された過熱水蒸気を調理室10に供給するができる。調理室10に供給された過熱水蒸気は、過熱水蒸気供給管路31の出口側端部から吐出されることで、調理室10の内部を上方に向けて通過した後に貯油槽12の投入口15に沿って通過する。このようにして調理室10を通過した過熱水蒸気は、側壁貫通孔を貫通する過熱水蒸気排出管路60の入口側端部より該過熱水蒸気排出管路60に進入し、この過熱水蒸気排出管路60を通過した後に過熱水蒸気処理部40に至る。過熱水蒸気処理部40に至った過熱水蒸気はオイルフィルタ41を通過した後に熱交換器42の周囲を通過する。これにより熱交換器42では、周囲を通過する過熱水蒸気と流路421を通過する水道水とを熱交換させて、過熱水蒸気の熱を利用して過熱水蒸気生成部20に供給される水道水を予備的に加熱することができる。過熱水蒸気処理部40において、熱交換器42の周囲を通過することで凝縮した水は、装置本体1の外部に排出される。
このようにして過熱水蒸気生成部20で生成された過熱水蒸気を調理室10に供給した状態で、蓋体13を取り外して調理室10の上面開口11を開放させ、該上面開口11及び投入口15を通じて食物が貯油槽12の油に投入されて加熱調理が行われる。
以上説明したように、本発明の実施の形態である加熱調理装置によれば、過熱水蒸気生成部20で供給された水道水を加熱して過熱水蒸気を生成し、過熱水蒸気供給部30で過熱水蒸気生成部20にて生成した過熱水蒸気を調理室10に供給するので、調理室10の内部雰囲気の酸素濃度を低減させることができ、油に酸化防止剤等を添加させなくても、低酸素雰囲気下で食物の加熱調理を行うことができる。しかも、過熱水蒸気は、水道水を加熱して生成したものであるから、油に酸化防止剤を添加するのに比して、利用者に抵抗を与える虞れがない。従って、酸化防止剤等を添加することなく油の酸化を抑制することができる。
上記加熱調理装置によれば、過熱水蒸気処理部40を構成する熱交換器42が、オイルフィルタ41を通過した過熱水蒸気の熱を利用して過熱水蒸気生成部20に供給される水道水を予備的に加熱するので、過熱水蒸気生成部20での投入電力を低減させることができ、これにより消費電力の低減化を図ることができる。
上記加熱調理装置によれば、制御部50が油温検出部16により検出された温度が予め決められた基準温度(閾値)以上となる場合には、過熱水蒸気生成部20で生成された過熱水蒸気を調理室10に供給する一方、油温検出部16により検出された温度が基準温度未満となる場合には、過熱水蒸気生成部20で生成された過熱水蒸気を調理室10に供給することを規制するので、油温が十分に温まっていない状態で過熱水蒸気を調理室10に供給することを防止することができる。これにより、調理室10に供給された過熱水蒸気が油の温度により凝縮して貯油槽12に投入されることにより、油の加水分解反応が生ずることを防止することができ、油の劣化を抑制することができる。
また本実施の形態である加熱調理装置によれば、次のような作用効果を奏する。
過熱水蒸気生成部20で生成した過熱水蒸気を調理室10に供給することを規制する場合も、過熱水蒸気がバイパス管路33を通過して過熱水蒸気処理部40に至ることで、熱交換器42において過熱水蒸気の熱を利用して過熱水蒸気生成部20に供給される水道水を予備的に加熱することができ、これによっても過熱水蒸気生成部20での投入電力を低減させることができ、これにより消費電力の低減化を図ることができる。
調理室10に供給された過熱水蒸気が貯油槽12の投入口15に沿って通過することにより、貯油槽12の油の上部を加熱することができ、これにより誘導加熱コイル22により主に下部が加熱される油の温度分布の幅を小さくすることができ、結果的に、油を略均一に加熱することができる。
このように調理室10に供給された過熱水蒸気が貯油槽12の投入口15に沿って通過することにより、食物を加熱調理する際に飛散するオイルミストを過熱水蒸気とともに過熱水蒸気処理部40に送出することができ、かかるオイルをオイルフィルタ41で除去することで、オイルが装置本体1の外部に排出されることを良好に抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、過熱水蒸気処理部40に至った過熱水蒸気と、過熱水蒸気生成部20に供給される水道水とを熱交換させる熱交換器42を予備加熱手段の一例として説明したが、本発明においては、調理室を通過した過熱水蒸気の熱を利用して過熱水蒸気生成手段に供給される水を予備的に加熱することができれば、その形態は特に限定されるものではない。
上述した実施の形態では、油温検出部16により検出された温度が基準温度未満となる場合には、バイパス管路33を経由して過熱水蒸気を過熱水蒸気処理部40に供給することにより、該過熱水蒸気を調理室10に供給することを規制していたが、本発明においては、調理室に供給することを規制することができれば、過熱水蒸気の供給先は限定されるものではない。
1 装置本体
10 調理室
11 上面開口
12 貯油槽
13 蓋体
15 投入口
16 油温検出部
20 過熱水蒸気生成部
21 水蒸気生成管路
22 誘導加熱コイル
23 インバータ
30 過熱水蒸気供給部
31 過熱水蒸気供給管路
32 三方弁
33 バイパス管路
40 過熱水蒸気処理部
41 オイルフィルタ
42 熱交換器
50 制御部
60 過熱水蒸気排出管路
61 逆止弁

Claims (2)

  1. 装置本体の内部に形成された調理室と、
    前記調理室に設置された貯油槽と
    を備え、
    前記貯油槽に貯留された油を加熱することにより前記調理室にて食物を加熱調理する加熱調理装置において、
    供給された水を加熱して過熱水蒸気を生成する過熱水蒸気生成手段と、
    前記貯油槽に貯留された油の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段により検出された温度が予め決められた閾値以上となる場合には、前記過熱水蒸気生成手段で生成された過熱水蒸気を前記調理室に供給する一方、前記温度検出手段により検出された温度が前記閾値未満となる場合には、前記過熱水蒸気生成手段で生成された過熱水蒸気を前記調理室に供給することを規制する過熱水蒸気供給手段と
    を備えたことを特徴とする加熱調理装置。
  2. 前記過熱水蒸気生成手段は、前記貯油槽の油を誘導加熱により加熱するとともに、供給された水を誘導加熱により加熱する誘導加熱手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理装置。
JP2017253349A 2017-12-28 2017-12-28 加熱調理装置 Pending JP2019120421A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017253349A JP2019120421A (ja) 2017-12-28 2017-12-28 加熱調理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017253349A JP2019120421A (ja) 2017-12-28 2017-12-28 加熱調理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019120421A true JP2019120421A (ja) 2019-07-22

Family

ID=67307064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017253349A Pending JP2019120421A (ja) 2017-12-28 2017-12-28 加熱調理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019120421A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7323145B1 (ja) * 2022-12-23 2023-08-08 有限会社ティエスエンジニアリング 過熱蒸気を用いた温水ボイラ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7323145B1 (ja) * 2022-12-23 2023-08-08 有限会社ティエスエンジニアリング 過熱蒸気を用いた温水ボイラ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2010032661A1 (ja) 加熱調理器
JP2008008539A (ja) 加熱調理器
KR101000803B1 (ko) 과열증기를 이용한 조리기구
JP2019120421A (ja) 加熱調理装置
TWI675991B (zh) 過熱水蒸氣生成裝置
JP3671168B2 (ja) 食品調理装置
JP2019118441A (ja) 加熱調理装置
JP5421681B2 (ja) 加熱調理器
WO2018088067A1 (ja) 加熱調理装置
CN114278917B (zh) 一种蒸汽产生系统的进水控制方法
US7995905B2 (en) Flash steam generator
JP2008116092A (ja) 電熱ボイラ装置
KR102580619B1 (ko) 과열 수증기 생성 장치 및 과열 수증기 생성 장치를 이용한 처리 방법
JP6806530B2 (ja) 過熱水蒸気生成装置及び過熱水蒸気生成装置を用いた処理方法
CN116997750A (zh) 家用蒸汽烹饪器具和用于排出水汽的方法
KR102320126B1 (ko) 전력 가변형 전기 보일러
JP2022502096A (ja) 容器に収められた食品を処理する装置および方法
JP2020099515A (ja) 加熱調理装置
KR20110117942A (ko) 전두부 제조장치
KR101618058B1 (ko) 증기 취사기용 전기식 증기 가열장치
EP3315648A1 (en) Washing and drying machine
JP2007010190A (ja) 加熱調理器
JP4943234B2 (ja) 流体昇温装置及び加熱調理器
JP2011025206A (ja) 脱気水供給システム
JP2004202223A (ja) 食品機械の消毒方法