JP2019120340A - 回転伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】離反ばねとの接触による部材の摩耗を抑える。【解決手段】同軸上に配置された第1軸S1と第2軸S2とを係合及び解除する電磁クラッチ40を備え、電磁クラッチ40は、第1軸S1又は第2軸S2に対して軸方向移動自在のアーマチュア41と、アーマチュア41に対して軸回り回転自在でアーマチュア41と軸方向で対向する電磁石44と、アーマチュア41を電磁石44から離反する方向へ付勢する弾性部材20とを備え、弾性部材20は、電磁石44に対して回転自在でアーマチュア41を軸方向移動自在に支持する第1軸S1又は第2軸S2に設けられた係止部21,22で支持されている回転伝達装置とした。【選択図】図1

Description

この発明は、電磁式ローラクラッチを備えた回転伝達装置に関するものである。
同軸上に配置された2軸の相互間において回転の伝達と遮断の切換えを行うために、電磁式ローラクラッチを備えた回転伝達装置が用いられる。この種の電磁式ローラクラッチを備えた回転伝達装置として、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1の回転伝達装置は、2方向クラッチと、その2方向クラッチの係合、解除を制御する電磁クラッチとからなる。2方向クラッチは、外輪の内側に内輪を組込み、その内輪の外周に、外輪の内周に形成された円筒面との間で周方向の両端部に向けて狭小となるくさび空間を形成する複数のカム面を備え、各カム面と円筒面との間にローラからなる係合子を組込んで、そのローラを保持器で保持している。また、保持器と内輪との間にはスイッチばねが組み込まれている。
電磁クラッチは、外輪の開口端に対向して配置されたアーマチュアと、アーマチュアに対向して配置されて外輪に接続されたロータと、ロータに対向して配置された電磁石とを備えている。電磁石に通電しない状態では、アーマチュアとロータとの間に十分な摩擦力が働かないため、保持器及びローラは、スイッチばねの弾性力によって係合解除された中立位置に保持されている。電磁石に対する通電によりロータにアーマチュアを吸着させると、スイッチばねの弾性力に抗して保持器と内輪とが相対回転し、その相対回転により、ローラは外輪の円筒面および内輪のカム面に係合し、内輪と外輪との相互間で回転トルクが伝達可能な状態とされる。
保持器には周方向に沿ってローラと同数のポケットが形成され、各ポケットに係合子としてのローラが組込まれている。保持器は周方向に回転可能で、保持器の回転とともにローラも周方向に移動する。ローラがカム面の中央付近にある中立状態では、ローラと外輪との間には隙間があり、内輪と外輪とは非係合状態にある。ローラがカム面の端部付近に移動すると、ローラは外輪と係合して外輪と内輪とを一体化する。
特開2007−247713号公報
特許文献1の回転伝達装置では、電磁クラッチの電磁石に通電しない状態では、アーマチュアとロータとが接触しないように、両者の間に離反ばねを配置している。
しかし、この非通電時において、ロータと離反ばね、アーマチュアと離反ばねとはそれぞれ常に接触している状態である。このため、例えば、想定を超えるような高速回転が発生すると、これらの接触部での摺動により、部材の摩耗が発生する可能性がある。
また、特許文献1の回転伝達装置では、入力側の高速回転時におけるミス係合対策のため、内輪(入力軸)に固定された止め輪に設けた突起により、中立状態において、アーマチュアが回転することを防止する構造としている。
しかし、この構造では、止め輪の突起によって、アーマチュアの回転を固定しているため、突起自体の肉厚を厚くすることが難しいという問題がある。このため、同じく、想定を超えるような高速回転が発生した場合には、突起の変形が発生する可能性があることから、許容できる回転速度には限界があった。
そこで、この発明は、離反ばねとの接触による部材の摩耗を抑えることを第一の課題とし、アーマチュアの回転を固定する手段をより強固にすることを第二の課題とする。
上記第一の課題を解決するために、この発明は、同軸上に配置された第1軸と第2軸とを係合及び解除する電磁クラッチを備え、前記電磁クラッチは、前記第1軸又は前記第2軸に対して軸方向移動自在のアーマチュアと、前記アーマチュアに対して軸回り回転自在で前記アーマチュアと軸方向で対向する電磁石と、前記アーマチュアを前記電磁石から離反する方向へ付勢する弾性部材と、を備え、前記弾性部材は、前記電磁石に対して回転自在で前記アーマチュアを軸方向移動自在に支持する前記第1軸又は前記第2軸に設けられた係止部で支持されている回転伝達装置を採用した。
ここで、前記電磁クラッチは、前記第1軸と前記第2軸との係合及び解除を2方向クラッチによって制御し、前記2方向クラッチは、前記第1軸に設けられた内方部材と、前記第2軸に設けられた外方部材と、前記内方部材と前記外方部材との間に組み込まれた保持器と、前記保持器に保持され前記内方部材に対する前記保持器の相対回転により前記内方部材及び前記外方部材の一方に設けられた円筒面と他方に設けられたカム面との間に係合するローラと、前記ローラが係合解除される中立位置に前記保持器を付勢する中立保持用弾性部材と、を備える構成を採用することができる。
また、上記第二の課題を解決するために、この発明は、上記の構成において、前記アーマチュアは、前記係止部が設けられた前記第1軸又は前記第2軸及び前記アーマチュアの一方に設けられた突起と他方に設けた切欠きとの噛合いにより、前記電磁石への非通電時に前記係止部が設けられた前記第1軸又は前記第2軸と前記アーマチュアとの相対回転を防止する構成を採用した。
ここで、前記一方は前記係止部が設けられた前記第1軸又は前記第2軸であり、前記他方は前記アーマチュアである構成を採用することができる。すなわち、前記突起は前記第1軸又は前記第2軸に、前記切欠きは前記アーマチュアに設けられた構成を採用することができる。
これらの各態様において、前記係止部は、前記第1軸又は前記第2軸に嵌合した止め輪である構成を採用することができる。あるいは、前記係止部は、前記第1軸又は前記第2軸に一体に設けられた凸部である構成を採用することができる。さらには、前記係止部は、前記第1軸又は前記第2軸に設けた凹部である構成を採用することができる。
これらの各態様において、前記弾性部材は、コイルスプリングである構成を採用することができる。あるいは、前記弾性部材は、ウェーブスプリングである構成を採用することができる。さらには、前記弾性部材は、皿ばねである構成を採用することができる。
この発明は、アーマチュアを電磁石から離反させる弾性部材を、第1軸又は第2軸に設けられた係止部で支持したので、アーマチュアと弾性部材、電磁石と弾性部材との摺動部を無くして部材の摩耗の発生を抑えることができる。また、第1軸又は第2軸とアーマチュアとの間に設けられた突起と切欠きとを噛み合わせてアーマチュアの回転を防止したので、アーマチュアの回転を固定する手段をより強固なものにすることができる。
この発明の実施形態を示す縦断面図 図1の要部拡大図 図2の要部拡大断面図 図2のIV-IV断面図 図2のV-V断面図 ロータとアーマチュアが密着した状態を示す要部拡大図 アーマチュアと第1軸との接続部付近の斜視図 離反ばねの例を示す詳細図 他の実施形態を示す要部拡大図 さらに他の実施形態を示す要部拡大図 さらに他の実施形態を示す縦断面図
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、この実施形態の回転伝達装置の縦断面図である。回転伝達装置は、第1軸S1と、その第1軸S1と同軸上に配置された第2軸S2と、第1軸S1から第2軸S2への回転の伝達と遮断とを行なう2方向クラッチ10、及び、その2方向クラッチ10の係合、解除を制御する電磁クラッチ40とを備えている。2方向クラッチ10が係合すると第1軸S1から第2軸S2への回転の伝達が可能となり、2方向クラッチ10の係合が解除されると第1軸S1から第2軸S2への回転の伝達が遮断される。
この実施形態では、第1軸S1は入力側であり、その第1軸S1の軸心に設けた孔に入力軸S1’が挿通され、セレーションやスプライン等の結合手段17等を介して、第1軸S1と入力軸S1’とは一体回転可能となっている。また、第2軸S2は出力側であり、その第2軸S2の端部の軸心に設けた孔に出力軸S2’が挿通され、第2軸S2と出力軸S2’とは一体回転可能となっている。なお、第1軸S1と入力軸S1’、あるいは、第2軸S2と出力軸S2’は、それぞれ一体の部材で構成した態様も考えられる。
電磁クラッチ40は、第1軸S1上に設けられて2方向クラッチ10に並設され、その2方向クラッチ10および電磁クラッチ40は筒状のハウジング11によって覆われている。
入力軸S1’は、ハウジング11の端壁12に形成された軸挿入孔13に軸端部が挿入され、その軸挿入孔13内に組み込まれた軸受18、及び、電磁クラッチ40の内径側に組み込まれた軸受58等によって、ハウジング11に対して回転自在に支持されている。入力軸S1’の軸端部と第1軸S1の他端部内周間は、シール部材59によって密閉されている。
出力軸S2’は、ハウジング11の他端開口部内に組み込まれた軸受15によりハウジング11に対して回転自在で、且つ、止め輪15a,15b,50等によって軸方向へ非可動の状態で支持されている。出力軸S2’とハウジング11の他端部内周間は、シール部材16によって密閉されている。
2方向クラッチ10は、第2軸S2に設けられた環状の外方部材2と、第1軸S1に設けられて外方部材2の内側に組み込まれた内方部材1と、その内方部材1と外方部材2の対向部間に組み込まれた係合子としてのローラ4と、そのローラ4を保持する環状の保持器3等を備えた2方向ローラクラッチである。ここで、内方部材1や外方部材2は、それぞれ第1軸S1や第2軸S2と一体の部材で形成されているが、その内方部材1と第1軸S1、あるいは、外方部材2と第2軸S2をそれぞれ別部材で構成するとともに、互いにセレーションやスプライン等の結合手段により一体化してもよい。
第1軸S1には、内方部材1の軸方向の両端部にその内方部材1よりも小径の小径筒部が設けられ、第2軸S2と対向する軸方向他端側の小径筒部が、軸受19によって第2軸S2に対して相対的に回転自在に支持されている。図中の符号19a,19bで示す部材は、軸受19を第1軸S1、第2軸S2に対して軸方向へ固定する止め輪である。
内方部材1の外周には、外方部材2の内周に形成された円筒面2aとの間で周方向の両端が狭小となるくさび空間を形成する複数の平坦なカム面1aが、周方向に沿って等間隔に形成されている。各カム面1aと円筒面2aとの間に、円筒状を成すローラ4が組み込まれている。
保持器3には、内方部材1のカム面1aと径方向で対向する位置にポケット3aが形成され、そのポケット3a内にそれぞれローラ4が収容されている。ローラ4は、外周に転動面4aを有する円筒状の部材である。内方部材1に対して保持器3が相対回転した際に、ローラ4は、円筒面2a及びカム面1aに係合して第1軸S1と第2軸S2とを結合させ、その第1軸S1と第2軸S2との相互間で回転トルクを伝達する。
保持器3には、第1軸S1と対向する軸方向他端側の端部に、内向きのフランジ3cを備えている。フランジ3cが、内方部材1の軸方向他端側の小径筒部に回転自在に嵌合されている。また、フランジ3cは、内方部材1の軸方向他端側の小径筒部の外周に取り付けた止め輪25によって軸方向に位置決めされている。
内方部材1の軸方向一端側の小径筒部上には、ローラ4が円筒面2a及びカム面1aと係合解除する中立位置に、保持器3を弾性保持する中立保持用弾性部材5が設けられている。この実施形態では、中立保持用弾性部材5として、図5に示すスイッチばね(以下、スイッチばね5と称する。)を採用しているが、他の種別からなるスプリング等であってもよい。
スイッチばね5は、図5に示すように、周方向の一部に切り離し端を有するリング部5aの両端に一対の係合片5bを外向きに設けた構成とされている。スイッチばね5は、リング部5aが小径筒部の外径面上に嵌め合されて内方部材1の一端面に形成された円形凹部1c内に嵌合され、一対の係合片5bが円形凹部1cの外周壁に形成された切欠部1bから保持器3の一端部に形成された切欠き3b内に挿入される。
スイッチばね5の組み込みによって、一対の係合片5bが切欠部1b及び切欠き3bの周方向で対向する両端部を相反する方向に向けて押圧する。その押圧によって保持器3はローラ4が円筒面2a及びカム面1aに対して係合解除する中立位置に弾性保持される。すなわち、スイッチばね5は、内方部材1に対する保持器3の相対回転により弾性変形した際、その弾性力によりローラ4が中立位置に維持されるように、保持器3を周方向へ付勢する。
また、保持器3の軸方向一端側の端部には、突片部3dが設けられている。突片部3dは、アーマチュア41に設けられた孔43にスライド自在に嵌合される。これにより、アーマチュア41は保持器3に対して回り止めされている。
電磁クラッチ40は、保持器3に対して回り止めされて第1軸S1に対して軸方向へ移動自在に支持されたアーマチュア41と、第1軸S1に対して軸回り回転自在に支持されてアーマチュア41と軸方向で対向する電磁石44と、アーマチュア41を電磁石44から離反する方向へ付勢する弾性部材20とを備えている。
電磁石44は、磁性体からなるロータ45と、そのロータ45に保持された電磁コイル46とを備えている。ロータ45は、内筒部と外筒部とを軸方向他端側の端壁で結んだ断面コ字状の筒状部材で構成される。ロータ45の軸方向他端側の端壁がアーマチュア41と対向し、内筒部と第1軸S1との間に組み込まれた軸受58により、第1軸S1に対して相対回転自在に支持されている。また、ロータ45は、非磁性体からなる筒体47を介して、2方向クラッチ10の外方部材2に連結され、外方部材2と一体に回転する。
ここで、外方部材2と筒体47との連結は、外方部材2の軸方向一端側の端部の外径面に突出部を設け、その突出部を筒体47の軸方向他端側の端部の内径面に開口する切欠部に嵌合して、さらに、筒体47の外径面に取り付けた止め輪50によって、突出部の抜け止めとしている。
また、ロータ45と筒体47との連結は、筒体47の軸方向一端側の端部に嵌合された外筒部の一端部外径面に突出部51を設け、その突出部51を、筒体47の軸方向一端側の内径面に開口する切欠部52に嵌合し、さらに、筒体47の内径面に取り付けた止め輪53によって、突出部51の抜け止めとしている。電磁コイル46の軸方向一端は、ハウジング11に固定されたプレート54に当接して保持されている。プレート54は、止め輪55及びシム56を介して、ハウジング11に対して軸方向移動が規制された状態に固定されている。
アーマチュア41は、第1軸S1に設けられた突起23と、アーマチュア41に設けられた切欠き42との噛合いにより、電磁石44への非通電時において、第1軸S1との相対回転が防止されている。電磁石44への通電時においては、この噛合いは解除され、第1軸S1とアーマチュア41とは相対回転可能な状態となる。
この実施形態では、突起23は、第1軸S1におけるアーマチュア41を支持するための円筒部外周の周方向に沿って、その一部が外径側へ突出するように設けられ、切欠き42はアーマチュア41の軸心の孔の内周41aの周方向に沿って、その一部が凹むように設けられているが、これ以外にも、例えば、突起23は第1軸S1の外周に設けたフランジ部の側面(軸方向へ向く面)から、その一部が軸方向側へ突出するように設けられ、切欠き42はアーマチュア41の側面(軸方向へ向く面)に、その一部が凹むように設けられた態様も考えられる。
突起23とそれに対応する切欠き42は、図4や図7に示すように、周方向に沿って複数箇所(実施形態では3箇所)設けることができるが、相対回転防止の機能が発揮できるものであれば、突起23とそれに対応する切欠き42は、周方向のいずれかの箇所に少なくとも1箇所あればよい。
このように、第1軸S1に突起23を設け、アーマチュア41には、これに対応する切欠き42を設けて相対回転防止機能を発揮させたので、突起23は、第1軸S1の鍛造時に同時に成形できるという利点がある。また、突起23は、第1軸S1と一体の部材で形成できるため、肉厚の設定にあまり制限がなく強度の確保が容易である。
なお、上記の各態様において、突起23と切欠き42を入れ替えて、切欠き42を第1軸S1に、突起23をアーマチュア41に設けた態様としてもよい。
弾性部材20は、アーマチュア41と第1軸S1に設けられた係止部21,22との間で支持されている。弾性部材20の一端は係止部21,22で支持され、弾性部材20の他端はアーマチュア41で支持され、その係止部21,22とアーマチュア41との間を遠ざける方向へ弾性力で突っ張る構成である。
この実施形態では、図1〜図3に示すように、係止部21は、第1軸S1に嵌合した止め輪である。以下、止め輪21と称する。
第1軸S1におけるアーマチュア41を支持するための円筒部には、軸方向一端側の端部に止め輪溝21aがあり、この止め輪溝21aに止め輪21が挿入される。止め輪21には、環状部材の1箇所が分断されたC字状の部材を採用する。
この止め輪21の側面と、アーマチュア41の側面との間に弾性部材20が配置されているので、弾性部材20は、止め輪21に反力を負担させながら、その弾性力で、アーマチュア41をロータ45から離反する方向(軸方向他端側)へ常時押圧している。
電磁クラッチ40の電磁石44に対する通電が無い場合には、弾性部材20の押圧力で、アーマチュア41は第1軸S1の突起23側に押されているため、図2、図3に示すように、突起23と切欠き42とが噛合い、第1軸S1に対してアーマチュア41が回転することはなく、ローラ4の引き摺りトルクによるミス係合を防止できる。また、弾性部材20はアーマチュア41とロータ45とを離反させているものの、そのアーマチュア41とロータ45とが互いに相対回転する際に、第1軸S1と弾性部材20、弾性部材20とアーマチュア41との間には、互いに摺動する部分が無いため、部材の摩耗の発生を防止することが可能となる。
電磁クラッチ40の電磁コイル46への通電の遮断状態では、2方向クラッチ10のローラ4は、図5に示すように、外方部材2の円筒面2a及び内方部材1のカム面1aに対して係合解除する中立位置に保持されている。すなわち、ローラ4は、カム面1aの中央付近(周方向に対する中央付近)に位置し、2方向クラッチ10は係合解除状態にある。
ここで、回転伝達装置は、第1軸S1と第2軸S2のいずれを入力側として使用してもよい。この実施形態のように、第1軸S1を入力軸S1’に接続して使用する場合において、2方向クラッチ10が係合解除とされる状態で第1軸S1が回転すると、その回転は第2軸S2に伝達されず、第1軸S1および内方部材1がフリー回転する(図5参照)。
このとき、内方部材1の回転はスイッチばね5を介して保持器3に伝達されて、保持器3及びローラ4が共に回転する。また、アーマチュア41は、保持器3に回り止めされているため、アーマチュア41も回転する。
この第1軸S1のフリー回転状態において、電磁クラッチ40の電磁コイル46に通電すると、アーマチュア41が電磁石44のロータ45に磁気吸引されてロータ45の端壁にアーマチュア41が近づき、アーマチュア41はロータ45の端壁に吸着される(図6参照)。
アーマチュア41がロータ45側へと軸方向へ移動するので、突起23と切欠き42との噛合いは解除され、第1軸S1に対してアーマチュア41が相対回転可能な状態となる。ロータ45は、筒体47を介して外方部材2に連結されているため、アーマチュア41の吸着により保持器3は外方部材2に連結され、保持器3と内方部材1とが相対回転する。
これにより、保持器3は、アーマチュア41とともに、第1軸S1(内方部材1)に対して相対回転する。このとき、アーマチュア41の軸方向への移動は、保持器3に設けた突片部3dによってガイドされている。突片部3dは、アーマチュア41に設けた回り止め孔43内に軸方向へスライド自在に挿入されているので、アーマチュア41の軸方向移動とともに、その突片部3dが回り止め孔43内で進退することで、アーマチュア41の軸方向移動のガイドが行われる。
なお、ハウジング11の端壁12には、電気供給用の電線が接続されるコネクタ(図示せず)が取り付けられており、そのコネクタに設けられたブラシとロータ45に設けられた環状の接点との接触により、電磁コイル46に電気が供給されるようになっている。
保持器3と内方部材1との相対回転により、ローラ4は、外方部材2の円筒面2a及び内方部材1のカム面1aに係合し、2方向クラッチ10は係合状態となり、内方部材1の回転が外方部材2に伝達されて、第2軸S2が回転する。
保持器3と内方部材1とが相対回転した際、図5に示す切欠部1bの端面と切欠き3bの端面とが周方向に位置がずれ、スイッチばね5のリング部5aが弾性変形して縮径する。このため、電磁コイル46に対する通電を解除すると、スイッチばね5の復元弾性により保持器3が復帰回動し、ローラ4が係合解除する中立位置に戻され、2方向クラッチ10が係合解除する。その係合解除によって第1軸S1から第2軸S2への回転トルクの伝達が遮断される。
なお、図1に示す第2軸S2を入力側として使用する場合は、2方向クラッチ10の係合解除状態において、入力軸の回転によって第2軸S2が回転すると、その第2軸S2と外方部材2、筒体47及び電磁石44が共にフリー回転する。
第2軸S2のフリー回転状態において、電磁コイル46に通電すると、前述と同様に、ロータ45の端壁にアーマチュア41が吸着され、そのアーマチュア41及び筒体47を介して保持器3が外方部材2に連結される。これにより、内方部材1と保持器3とが相対回転する。この相対回転により、ローラ4は、外方部材2の円筒面2a及び内方部材1のカム面1aに係合し、2方向クラッチ10が係合状態となり、第2軸S2の回転が第1軸S1に伝達されることとなる。
図8に弾性部材20の具体的構成を示す。図8(a)の例では、弾性部材20として皿ばね20aを採用している。皿ばね20aは、軸方向に沿って複数配置してよい。図8(b)の例では、弾性部材20としてウェーブスプリング20bを採用している。さらに、図8(c)の例では、弾性部材20としてコイルスプリング20cを採用している。このように、弾性部材20としては種々の構成のものを採用できる。
また、他の実施形態を図9に示す。この実施形態は、弾性部材20を第1軸S1に支持する係止部22として、第1軸S1に設けた凹部を採用したものである。以下、凹部22と称する。
この凹部22内の軸方向一端側の側面と、アーマチュア41の側面との間に弾性部材20が配置されているので、弾性部材20は、凹部22内の側面に反力を負担させながら、その弾性力で、アーマチュア41をロータ45から離反する方向(軸方向他端側)へ常時押圧することができる。
凹部22は、第1軸S1の外周に形成できるので、止め輪21を採用した場合のように別部材を取り付ける必要がないという利点がある。また、凹部22は、第1軸S1の鍛造時に同時に成形できるという利点もある。
さらに他の実施形態の係止部21,22として、第1軸S1に一体に設けられた凸部を採用することができる。凸部が、第1軸S1を構成する部材と一体の部材で形成されるものであれば、同じく、第1軸S1に別部材を取り付ける必要がないという利点がある。また、凸部は、第1軸S1の鍛造時に同時に成形できるという利点もある。凸部は、弾性部材20が係止されるものであれば、第1軸S1の外周の周方向に沿って断続的なものであってもよいし、外周の周方向に沿って連続的なものであってもよい。特に、凸部を、第1軸S1の外周全周に亘る突条とすることもできる。
このように、第1軸S1側に係止部21,22を設けて高速回転をさせた場合、弾性部材20は、その構造によっては高速回転に伴う遠心力で拡径し、所定の性能を発揮できない場合もあり得る。このため、その回転伝達装置が使用される回転数(遠心力)の領域に応じて、複数の種別の弾性部材20の中から最適なものを使い分けることが望ましい。
例えば、比較的遠心力が小さい低回転域で使用される回転伝達装置では、弾性部材20としてコイルスプリングを採用することができる。コイルスプリングはコストが安いという利点がある。逆に、比較的遠心力が大きい高回転域で使用される回転伝達装置では、弾性部材20として皿ばねを採用することができる。皿ばねは、比較的コストが高い場合もあるが、大きな遠心力が作用する条件下でも、所定の性能を発揮することができる。また、高回転域と低回転域との間の中間領域では、弾性部材20としてウェーブスプリングを採用することができる。ウェーブスプリングは、耐遠心力性能においてコイルスプリングと皿ばねとの間の中間的な性能を発揮することができ、また、コスト面においても同様である。
なお、係止部21,22として凹部22を採用する場合、弾性部材20として、例えば、ウェーブスプリングや皿ばねを採用すれば、その凹部22に弾性部材20を係止しやすいという利点がある。ウェーブスプリングや皿ばねとしては、その円環状の部材の周方向の一部に切欠きが設けられ、その切欠きの幅の拡縮を伴って円環状の部材の外径が変化するものを採用する。ウェーブスプリングや皿ばねは、それを取り付ける軸に対してその外径を変化(拡径)させて凹部22内へ嵌め込み、嵌め込んだ後はもとの状態の外径に復帰して固定される。
上記の実施形態では、2方向クラッチ10は、第1軸S1に設けられた内方部材1と、第2軸S2に設けられた外方部材2との間で構成され、外方部材2の内周に円筒面2a、内方部材1の外周にカム面1aを備えた構成としたが、これを内外逆転させた構成を採用することができる。
例えば、図10に示すように、第1軸S1に設けられた内方部材1と、第2軸S2に設けられた外方部材2との間で構成され、内方部材1の外周に円筒面1a’、外方部材2の内周にカム面2a’を備えた2方向クラッチ10の構成である。この場合、弾性部材20は第2軸S2の内周に配置されるので、遠心力による弾性部材20の変形を考慮する必要がないという利点がある。電磁石44に対して第2軸S2が固定され、アーマチュア41が第1軸S1に対して軸方向移動自在に支持され、弾性部材20を係止する係止部21,22は、第1軸S1に備えられる点は同様である。
なお、電磁石44に対して第1軸S1が固定され、アーマチュア41が第2軸S2に対して軸方向移動自在に支持され、弾性部材20を係止する係止部21,22が、第2軸S2に備えられる態様も考えられる。係止部21,22が第2軸S2に備えられる場合、その係止部21,22は、第2軸S2の外周に備えられる態様とすることができる。また、筒軸で構成される部分を備えた第2軸S2の場合、係止部21,22は、第2軸S2の内周に備えられる構成とすることもできる。第2軸S2の内周に備えられる係止部21,22としては、例えば、第2軸S2の内周に嵌合した止め輪21、第2軸S2の内周に一体に設けられた凸部、第2軸S2の内周に設けた凹部22等を採用することができる。
さらに、他の実施形態を図11に示す。図11の実施形態は、2方向クラッチ10を用いずに電磁クラッチ40のみによって、第1軸S1と第2軸S2とを係合及び解除するものである。
電磁クラッチ40は、第1軸S1又は第2軸S2に対して軸方向移動自在のアーマチュア41と、アーマチュア41に対して軸回り回転自在でそのアーマチュア41と軸方向で対向する電磁石44と、アーマチュア41を電磁石44から離反する方向へ付勢する弾性部材20とを備えている。
図11の態様では、アーマチュア41は第1軸S1に対して軸方向移動自在で、電磁石44は、第1軸S1に対して軸回り回転自在に支持されている。アーマチュア41と第1軸S1とは、図中の符号48,26に示すスプラインによる嵌合、あるいは、周方向に沿って設けた凸部と凹部との噛み合い等によって軸方向移動自在に支持され、また、アーマチュア41と第1軸S1とは軸回りに一体回転可能である。
図11に示すように、弾性部材20は、アーマチュア41を軸方向移動自在に支持する第1軸S1に設けられた係止部21,22で支持されている。このため、弾性部材20は電磁石44に対して回転自在である。ここでは、係止部21,22として凹部22を採用しているが、前述の実施形態と同様に、係止部21,22として軸と一体に形成された凸部や、軸に固定される止め輪21等を採用することもできる。
ただし、アーマチュア41が第2軸S2に対して軸方向移動自在で、電磁石44は、第2軸S2に対して軸回り回転自在に支持されている態様も考えられる。この場合、弾性部材20を支持する係止部21,22は、第2軸S2に設けられる。
また、上記の各実施形態では、第1軸S1を入力側、第2軸S2を出力側としたが、これを逆転させて、第1軸S1を出力側、第2軸S2を入力側としてもよい。また、2方向クラッチ10を用いた実施形態においては、2方向クラッチ10の仕様として、上記した実施形態には限定されず、電磁クラッチ40によって係合、解除の制御できる種々のクラッチを採用することができる。
S1 第1軸
S2 第2軸
1 内方部材
1a カム面
2 外方部材
2a 円筒面
3 保持器
4 ローラ
5 中立保持用弾性部材(スイッチばね)
10 2方向クラッチ(2方向ローラクラッチ)
11 ハウジング
20 弾性部材
21 係止部(止め輪)
22 係止部(凹部)
23 突起
40 電磁クラッチ
41 アーマチュア
41a 内周
42 切欠き
44 電磁石
45 ロータ

Claims (10)

  1. 同軸上に配置された第1軸(S1)と第2軸(S2)とを係合及び解除する電磁クラッチ(40)を備え、
    前記電磁クラッチ(40)は、前記第1軸(S1)又は前記第2軸(S2)に対して軸方向移動自在のアーマチュア(41)と、前記アーマチュア(41)に対して軸回り回転自在で前記アーマチュア(41)と軸方向で対向する電磁石(44)と、前記アーマチュア(41)を前記電磁石(44)から離反する方向へ付勢する弾性部材(20)と、を備え、
    前記弾性部材(20)は、前記電磁石(44)に対して回転自在で前記アーマチュア(41)を軸方向移動自在に支持する前記第1軸(S1)又は前記第2軸(S2)に設けられた係止部(21,22)で支持されている回転伝達装置。
  2. 前記電磁クラッチ(40)は、前記第1軸(S1)と前記第2軸(S2)との係合及び解除を2方向クラッチ(10)によって制御し、
    前記2方向クラッチ(10)は、前記第1軸(S1)に設けられた内方部材(1)と、前記第2軸(S2)に設けられた外方部材(2)と、前記内方部材(1)と前記外方部材(2)との間に組み込まれた保持器(3)と、前記保持器(3)に保持され前記内方部材(1)に対する前記保持器(3)の相対回転により前記内方部材(1)及び前記外方部材(2)の一方に設けられた円筒面(2a)と他方に設けられたカム面(1a)との間に係合するローラ(4)と、前記ローラ(4)が係合解除される中立位置に前記保持器(3)を付勢する中立保持用弾性部材(5)と、
    を備える請求項1に記載の回転伝達装置。
  3. 前記アーマチュア(41)は、前記係止部(21,22)が設けられた前記第1軸(S1)又は前記第2軸(S2)及び前記アーマチュア(41)の一方に設けられた突起(23)と他方に設けた切欠き(42)との噛合いにより、前記電磁石(44)への非通電時に前記係止部(21,22)が設けられた前記第1軸(S1)又は前記第2軸(S2)と前記アーマチュア(41)との相対回転を防止する
    請求項1又は2に記載の回転伝達装置。
  4. 前記一方は前記係止部(21,22)が設けられた前記第1軸(S1)又は前記第2軸(S2)であり、前記他方は前記アーマチュア(41)である
    請求項3に記載の回転伝達装置。
  5. 前記係止部(21,22)は、前記第1軸(S1)又は前記第2軸(S2)に嵌合した止め輪(21)である
    請求項1から4のいずれか一つに記載の回転伝達装置。
  6. 前記係止部(21,22)は、前記第1軸(S1)又は前記第2軸(S2)に一体に設けられた凸部である
    請求項1から4のいずれか一つに記載の回転伝達装置。
  7. 前記係止部(21,22)は、前記第1軸(S1)又は前記第2軸(S2)に設けた凹部(22)である
    請求項1から4のいずれか一つに記載の回転伝達装置。
  8. 前記弾性部材(20)は、コイルスプリングである
    請求項1から7のいずれか一つに記載の回転伝達装置。
  9. 前記弾性部材(20)は、ウェーブスプリングである
    請求項1から7のいずれか一つに記載の回転伝達装置。
  10. 前記弾性部材(20)は、皿ばねである
    請求項1から7のいずれか一つに記載の回転伝達装置。
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