JP2019118884A - 塗布装置 - Google Patents

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東克隆 艾
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昭浩 山中
陽香 中村
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陽香 中村
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Abstract

【課題】塗布針および液体材料を貯留する容器が交換可能に設けられ、予め定められた条件と異なる条件で塗布処理を防止することができる塗布装置を提供する。【解決手段】塗布装置100は、第1塗布針モジュール1A、第1容器2A、第1被識別部3A、第2被識別部4A、読取部5、および判定部6を備える。第1塗布針モジュール1Aは、第1塗布針10Aを含む。第1容器2Aは液体材料が貯留される内部空間と、基板140との間に配置され、第1貫通孔が設けられている。第1被識別部3Aは、第1塗布針モジュール1Aに固定され、第1塗布針10Aの識別情報が表示され、第2被識別部4Aは、第1容器2Aに固定され識別情報が表示されている。読取部5は、第1被識別部3Aおよび第2被識別部4Aから識別情報を読み取る。判定部6は、第1塗布針10Aと第1容器2Aの識別情報との第1対応関係が第1基準条件を満足するか否かを判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、塗布装置に関し、特に塗布針および液体材料を貯留する容器の少なくとも一方を交換可能に設けられている塗布装置に関する。
近年、病気の早期発見を目的として、病原体の同定する検査などにバイオチップが用いられている。
1つのバイオチップには、例えば一度の検査で複数種の病気について検査できるように、複数の抗体材料などが予め塗布されている。この場合、1つのバイオチップ上の各抗体材料について抗原との結合状態を検査し、当該抗原を有する異物の同定が行われる。
バイオチップに抗体材料を塗布する方法としては、ディスペンサ方式、インクジェット方式、塗布針方式などがある。
塗布針方式では、特開2015−112577号公報に記載の液体塗布ユニットが用いられている。当該液体塗布ユニットによれば、非常に微細な塗布を高速でかつ安定して行うことができる。
また、特開2015−112577号公報に記載の液体塗布ユニットでは、塗布針、および液体材料を貯留する容器が交換可能に設けられている。そのため、予め、複数種の塗布針および液体材料を準備しておき、複数種の塗布対象物に対してこれらの適切な組み合わせを定めておくことで、上記液体塗布ユニットを用いて複数種の塗布対象物に適切な塗布処理を施すことができる。特に、上記液体塗布ユニットでは、塗布針および容器の各々は、液体塗布ユニットにおいて磁力により固定されているため、着脱が容易である。
特開2015−112577号公報
しかしながら、上記液体塗布ユニットでは、塗布針および容器の少なくともいずれかを交換する場合に、複数種のうちから誤って選択された1つが装着される可能性を排除することは困難である。このような誤装着に気が付かずに塗布処理が実施されると、予め定められた条件とは異なる条件で塗布処理が実施されてしまうという問題がある。
本発明の主たる目的は、塗布針および液体材料を貯留する容器が交換可能に設けられていながらも、予め定められた条件とは異なる条件での塗布処理の実施を防止することができる塗布装置を提供することにある。
本発明の塗布装置は、塗布針を用いて対象物の表面に液体材料を塗布するための塗布装置である。上記塗布装置は、第1塗布針を含み、塗布装置に対して第1塗布針と一体として着脱可能に設けられている第1塗布針モジュールと、液体材料が貯留される内部空間と、内部空間と対象物との間に配置され第1塗布針を挿通可能とされた第1貫通孔とが設けられている第1容器と、第1塗布針モジュールに固定されており、第1塗布針の識別情報が表示された第1被識別部と、第1容器に固定されており、第1容器の識別情報が表示された第2被識別部と、第1被識別部および第2被識別部から識別情報を読み取る読取部と、読取部が第1被識別部から識別した第1塗布針の識別情報と読取部が第2被識別部から識別した第1容器の識別情報との第1対応関係が予め定められた第1基準条件を満足するか否かを判定する判定部とを備える。
本発明によれば、塗布針および液体材料を貯留する容器が交換可能に設けられていながらも、予め定められた条件とは異なる条件での塗布処理の実施を防止することができる塗布装置を提供することができる。
実施の形態1に係る塗布装置を示す側面図である。 図1に示される塗布ユニットを示す正面図である。 図1に示される塗布ユニットを示す側面図である。 (a)は図3に示される塗布針ユニットの第1状態を示す正面図であり、(b)は図4(a)に示される塗布針ユニットの側面図である。 (a)は図3に示される塗布針ユニットの第2状態を示す正面図であり、(b)は図5(a)に示される塗布針ユニットの側面図である。 (a)は図3に示される塗布針ユニットの第3状態を示す正面図であり、(b)は図6(a)に示される塗布針ユニットの側面図である。 実施の形態2に係る塗布装置を示す正面図である。 実施の形態3に係る塗布装置を示す正面図である。 図8に示される塗布装置を示す上面図である。 図8に示される塗布装置全体を示す斜視図である。 実施の形態3に係る塗布装置の変形例を示す正面図である。 図11に示される液体塗布ユニットの上面図である。 実施の形態4に係る塗布装置を示す正面図である。
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の図面においては、同一又は相当する部分に同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さないものとする。
(実施の形態1)
図1に示されるように、実施の形態1に係る塗布装置100は、第1塗布針ユニット20Aを用いて対象物としての基板140の表面に液体材料を塗布するためのものである。塗布装置100は、第1塗布針ユニット20Aと、読取部5と、判定部6と、駆動部30とを主に備える。
第1塗布針ユニット20Aは、第1塗布針モジュール1Aと、液体材料が貯留される第1容器2Aと、第1塗布針モジュール1Aの識別情報が表示された第1被識別部3Aと、第1容器2Aの識別情報が表示された第2被識別部4Aとを主に含む。第1塗布針モジュール1Aおよび第1容器2Aは、第1塗布針ユニット20Aからそれぞれ独立して着脱可能に設けられている。
図1および図2に示されるように、第1塗布針モジュール1Aは、第1塗布針10A、塗布針支持部11Aを有している。塗布針10Aは、第1方向D1に沿って延在している。第1方向D1は、基板140の表面に交差する方向であって、第1塗布針モジュール1Aが駆動部30によって駆動される方向である。塗布針10Aの第1方向D1の一端(後述する駆動部30から離れた側に位置する塗布針10Aの端部)は、対象物としての基板140(図5参照)と接触され得る針先である。塗布針10Aの第1方向D1の他端は、塗布針支持部11Aに接続され、支持されている。
塗布針支持部11Aの第1方向D1の一端(駆動部30から離れた側に位置する塗布針支持部11Aの端部)は、塗布針10Aの第1方向D1の上記他端と接続されている。塗布針支持部11Aの第1方向D1の他端は、第1バネ12の第1方向D1の一端(駆動部30から離れた側に位置する第1バネ12の端部)と接続されている。塗布針支持部11Aは、第1方向D1において第1容器2Aよりも駆動部30側に配置されている。
図3に示されるように、第1容器2Aには、液体材料を貯留するための内部空間200と、内部空間200と連なり、第1塗布針10Aを挿通させるための第1挿通路とが形成されている。第1挿通路の一部からなる第1貫通孔201は、内部空間200よりも駆動部30から離れた側、すなわち内部空間200と基板140との間に配置されており、内部空間200と第1容器2Aの外部とを接続している。第1挿通路の他の一部は、内部空間200よりも駆動部30に近い側に配置されている。第1挿通路は、第1塗布針10Aと干渉しないように配置されている。第1挿通路は、例えば第1塗布針10Aの延在方向に沿って延びるように配置されている。第1容器2Aは、ベース部15に着脱可能に支持されている。第1容器2Aは、例えば図示しない磁石を含み、当該磁石とベース部15の磁石との間に生じる磁力によってベース部15に対し着脱可能に保持されている。
第1被識別部3Aは、塗布針ホルダ51Aの外周面上に固定されており、第1塗布針10Aの識別情報を表示している。第1被識別部3Aは、第1塗布針10Aの識別情報として、例えばその形状、寸法および構成材料等を含む。
第2被識別部4Aは、第1容器2Aの外周面上に固定されており、第1容器2Aの識別情報を表示している。第2被識別部4Aは、第1容器2Aの識別情報として、例えば内部空間200の容積、第1挿通路の孔径、および内部空間200に貯留された液体の構成材料等を含む。
第1被識別部3Aおよび第2被識別部4Aは、上記識別情報を読取部5によって識別され得るように表示することができる限りにおいて、任意の構成を有していればよく、例えばバーコード、QR(Quick Response)コード(登録商標)、およびRFID(Radio−Frequency Identification)のいずれかにより構成されている。好ましくは、第1被識別部3Aおよび第2被識別部4Aは、読取部5によって同時に確認し得るように配置されている。第1被識別部3Aおよび第2被識別部4Aは、例えば第1塗布針10Aの中心軸に対して後述するベース部15とは反対側に配置されている。
読取部5は、第1塗布針ユニット20Aに取り付けられた第1被識別部3Aから第1塗布針10Aの識別情報を読み取り可能であり、かつ第1塗布針ユニット20Aに取り付けられた第2被識別部4Aから第1容器2Aの識別情報を識別可能である。読取部5は、第1被識別部3Aおよび第2被識別部4Aがバーコードにより構成されている場合には、バーコードリーダとして構成されている。読取部5は、第1被識別部3Aおよび第2被識別部4AがQRコードにより構成されている場合には、QRリーダとして構成されている。読取部5は、第1被識別部3Aおよび第2被識別部4AがRFIDにより構成されている場合には、RFIDリーダとして構成されている。
判定部6は、読取部5が第1被識別部3Aから識別した第1塗布針10Aの識別情報と読取部5が第2被識別部4Aから識別した第1容器2Aの識別情報との第1対応関係が予め定められた第1基準条件を満足するか否かを判定することができる。言い換えると、判定部6は、第1塗布針ユニット20Aの第1塗布針モジュール1Aと第1容器2Aとが予め定められた組み合わせの通りに組み合わされているか否かを判定することができる。判定部6が上記第1対応関係が予め定められた第1基準条件を満足していないと判定した場合に、第1塗布針ユニット20Aは後述する第1状態から第2状態へと切替されない。上記第1対応関係は、例えば第1塗布針10Aの外径と第1貫通孔201の孔径との大小関係、第1塗布針10Aの構成材料と第1容器2Aの内部空間200に貯留された液体の構成材料との対応関係等を含む。さらに、判定部6は、例えば第1塗布針10Aの形状、寸法および構成材料が基板140に対して適切か否か、第1容器2Aに貯留された液体の構成材料が基板140に対して適切か否か、を判定可能である。なお、判定部6による判定結果は、塗布装置100の状態や塗布処理のレシピ等を表示する図示しないモニタに表示可能に設けられていてもよい。判定部6は、上記第1対応関係が予め定められた第1基準条件を満足していないと判定した場合には、例えば所定の時間経過後再度同様の判定を行うように設けられていてもよい。
好ましくは、判定部6は、読取部5が第1被識別部3Aから識別した識別情報から第1塗布針10Aの位置情報および読取部5が第2被識別部4Aから識別した識別情報から第1容器2Aの位置情報の少なくともいずれかが予め定められた第2基準条件を満足するか否かを判定可能である。具体的には、読取部5は、第1塗布針ユニット20Aにおいて第1塗布針10Aおよび第1容器2Aの交換作業によって位置が変更されない部分、例えば後述するベース部15、に対する第1塗布針10Aおよび第1容器2Aの相対的な位置関係を読取可能に設けられている。塗布装置100は、第1塗布針10Aおよび第1容器2Aの少なくともいずれかの位置情報が第2基準条件を満足しないと判定された場合に、第1塗布針10Aが第1貫通孔201内に挿通されないように構成されている。
図1および図2に示されるように、第1塗布針ユニット20Aは、第1塗布針モジュール1A、第1容器2A、第1被識別部3Aおよび第2被識別部4Aに加え、例えば第1バネ12(弾性部)、移動部13、第1ガイド部材14、ベース部15、第2ガイド部材16(案内部)、受動部17、伝達部18、および第2バネ19をさらに有している。第1塗布針ユニット20Aは、例えば駆動部30に対して着脱可能に設けられている。
第1バネ12の第1方向D1の他端(駆動部30側に位置する第1バネ12の端部)は、移動部13の第1方向D1の他端(駆動部30側に位置する移動部13の端部)の駆動部30から離れた側に位置する面(例えば下面)と接続されている。第1バネ12は、移動部13に対し塗布針10Aおよび塗布針支持部11Aを第1方向D1に付勢し得る。第1バネ12のバネ定数は、例えば基板140の強度に応じて設定され得る。
移動部13の第1方向D1の一端(駆動部30から離れた側に位置する移動部13の端部)には、ストッパ部13aが配置されている。ストッパ部13aと移動部13の第1方向D1の上記他端とは、第1方向D1において塗布針支持部11Aおよび第1バネ12を挟んで対向するように配置されている。ストッパ部13aは、塗布針支持部11Aの第1方向D1の上記一端と、第1方向D1に対向するように配置されている。ストッパ部13aは、第1方向D1において塗布針支持部11Aよりも駆動部30から離れている。ストッパ部13aは、第1方向D1において第1容器2Aよりも駆動部30に近い。ストッパ部13aには貫通孔(図示しない)が配置されている。当該貫通孔の孔軸は、第1方向D1に沿って延びている。ストッパ部13aの貫通孔には塗布針10Aが挿通されている。ストッパ部13aの当該貫通孔は、塗布針10Aと干渉しないように配置されている。
図2および図3に示されるように、移動部13の第1方向D1の上記他端は、伝達部18の第1方向D1の一端(駆動部30から離れた側に位置する伝達部18の端部)と接続されている。
図2および図3に示されるように、第1塗布針ユニット20Aが第1駆動部30により駆動されていない状態(第1状態)において、塗布針支持部11Aの上記一端の駆動部30から離れた側に位置する面(例えば下面)はストッパ部13aの駆動部30側に位置する面(例えば上面)と接触されている。
第1ガイド部材14は、移動部13に対する塗布針支持部11Aの第1方向D1への相対的な移動を可能とする。第1ガイド部材14は、移動部13に対する塗布針支持部11Aの第1方向D1に垂直な方向への相対的な移動を制限とする。第1ガイド部材14は、第1方向D1に沿って延在している複数(例えば3つ)の面を有している。塗布針支持部11Aは、第1ガイド部材14の上記複数の面の各々と第1方向D1に垂直な方向に対向するように配置され、かつ第1方向D1に沿って延在している複数(例えば3つ)の面を有している。第1ガイド部材14および塗布針支持部11Aの各複数の面は、第1方向D1に直交する方向における一方および他方の側に向いた面を有している。
ベース部15の第1方向D1の一端(駆動部30から離れた側に位置するベース部15の端部)は、第1容器2Aを保持する容器保持部15a(図3参照)として構成されている。
図3に示されるように、容器保持部15aには貫通孔15bが配置されている。当該貫通孔15bの孔軸は、第1方向D1に沿って延びている。容器保持部15aの貫通孔15bには塗布針10Aが挿通されている。容器保持部15aの当該貫通孔は、塗布針10Aと干渉しないように配置されている。
容器保持部15aは、第1方向D1において駆動部30から離れた側に突出している凸部15cを有している。さらに、容器保持部15aは、凸部15cを囲むように配置されている磁石15dを有している。凸部15cおよび磁石15dは、例えば貫通孔15bを囲むように配置されている。つまり、凸部15cおよび磁石15dの第1方向D1から視た平面形状は、例えば円環状である。
図4に示されるように、第1方向D1と交差する平面において第1貫通孔201が塗布針10Aと干渉しないように、第1容器2Aは、ベース部15の容器保持部15aにインロー嵌合されている。
ベース部15の第1方向D1の他端(駆動部30側に位置するベース部15の端部)には、貫通孔(図示しない)が配置されている。当該貫通孔の孔軸は、第1方向D1に沿って延びている。ベース部15の当該貫通孔には、伝達部18が挿通されている。ベース部15の当該貫通孔は、伝達部18と干渉しないように配置されている。
第2ガイド部材16は、ベース部15に対する移動部13の第1方向D1への相対的な移動を可能とする。第2ガイド部材16は、ベース部15に対する移動部13の第1方向D1に垂直な方向への相対的な移動を制限とする。第2ガイド部材16は、例えば第1ガイド部材14と同様の構成を有している。すなわち、第2ガイド部材16は、第1方向D1に沿って延在している複数(例えば3つ)の面を有している。移動部13は、第2ガイド部材16の上記複数の面の各々と第1方向D1に垂直な方向に対向するように配置され、かつ第1方向D1に沿って延在している複数(例えば3つ)の面を有している。第2ガイド部材16および移動部13の各複数の面は、第1方向D1に直交する方向における一方および他方の側に向いた面を有している。
受動部17の第1方向D1の一端(駆動部30から離れた側に位置する受動部17の端部)は、伝達部18の第1方向D1の他端(駆動部30側に位置する伝達部18の端部)と接続されている。受動部17の第1方向D1の他端(駆動部30側に位置する受動部17の端部)は、第1方向D1において第1駆動部30の可動部26よりも駆動部30から離れた側に配置されており、かつ可動部26と接触可能に設けられている。異なる観点から言えば、受動部17の第1方向D1の上記他端は、第1駆動部30の可動部26と着脱可能に接続されている。
伝達部18の第1方向D1の一端(駆動部30から離れた側に位置する伝達部18の端部)は、ベース部15の第1方向D1の上記他端と接続されている。伝達部18の第1方向D1の他端は、受動部17の第1方向D1の上記一端と接続されている。
第2バネ19の第1方向D1の一端は、ベース部15の第1方向D1の上記他端と接続されている。第2バネ19の第1方向D1の他端は、受動部17の第1方向D1の上記他端と接続されている。第2バネ19は、第1駆動部30に対する相対的な位置が固定されているベース部15に対し、受動部17を第1方向D1に付勢し得る。
駆動部30は、受動部17の上記第1方向D1における位置を変更可能に設けられている。駆動部30により、第1塗布針ユニット20Aは、少なくとも第1塗布針10Aの針先が第1容器2Aの内部空間200内に収容されている第1状態と、第1塗布針10Aの針先が第1容器2Aの第1貫通孔201から突出されている第2状態とを切替可能に設けられている。第1塗布針ユニット20Aは、例えば待機時および針先へ液体材料を補充する時に第1状態とされ、塗布時に第2状態とされる。上述のように、駆動部30による受動部17の上記第1方向D1における位置を変更する動作は、例えば判定部6によって制御される。
<塗布装置の動作>
塗布装置100を用いた基板140に対する液体材料の塗布方法は、例えば以下の手順で実施される。
まず、第1塗布針ユニット20Aが準備される(工程(S10))。具体的には、第1塗布針10Aを有し、かつ第1被識別部3Aが固定された第1塗布針モジュール1Aと、液体材料が貯留されており、かつ第2被識別部4Aが固定された第1容器2Aとが準備される。次に、準備された第1塗布針モジュール1Aが第1バネ12を介して移動部13に取り付けられ、第1容器2Aがベース部15に取り付けられる。これにより、図1〜図3に示される第1塗布針ユニット20Aが準備される。なお、このときの第1塗布針ユニット20Aは、例えば上記第1状態とされている。
次に、第1塗布針ユニット20Aが予め定められた条件を満足するか否かを判定する(工程(S20))。具体的には、まず読取部5により、第1被識別部3Aから第1塗布針モジュール1Aの識別情報を読み取るとともに、読取部5を用いて第2被識別部4Aから第1容器2Aの識別情報が読み取られる。次に、判定部6により、読取部5によって読み取られた第1塗布針モジュール1Aの識別情報と第1容器2Aの識別情報との第1対応関係が、予め定められた第1基準条件を満足するか否かを判定する。本工程(S20)は、例えば基板140において液体材料が塗布されるべき領域から離れた場所で実施される。
上記判定工程(S20)において上記第1対応関係が上記第1基準条件を満足すると判定された場合、第1塗布針ユニット20Aが液体材料を基板140に塗布する(工程(S30))。この場合、第1塗布針ユニット20Aは、駆動部30によって例えば以下のように駆動される。
図4(a)および(b)に示されるように、上記第1状態にある第1塗布針ユニット20Aは、上記第1方向D1が基板140の表面に交差する方向に沿うように配置され、基板140の上記塗布されるべき領域に液体材料を塗布し得る位置に移動される。これにより、第1塗布針ユニット20Aは、基板140の表面に沿った方向において、基板140に対し位置決めされる。
次に、図5(a)および(b)に示されるように、第1塗布針ユニット20Aの上記被駆動部が第1駆動部30により駆動されることにより、基板140の表面に交差する方向において第1塗布針モジュール1Aが基板140に近づけられて、第1塗布針10Aが基板140に接触する。具体的には、まず第1駆動部30が駆動されて受動部17が基板140側に向かって移動する。受動部17と伝達部18を介して接続されている移動部13は、基板140に対し位置決めされている第1容器2Aおよびベース部15に対し、第2ガイド部材16に案内されて基板140側に向かって第1方向D1に移動する。このとき、塗布針10Aおよび塗布針支持部11Aは、基板140に向かう側に移動する移動部13に対し、第1バネ12によって基板140に向かう側に付勢されている。そのため、第1塗布針ユニット20Aでは、塗布針10A、塗布針支持部11A、第1バネ12および移動部13の第1状態における相対的な位置関係が、塗布針10Aが基板140に接触するまで維持される。
つまり、図4(a)および(b)に示される第1状態から図5(a)および(b)に示される第2状態までの間、塗布針10Aの第1方向D1の移動距離は、受動部17の第1方向D1の移動距離L1(図6参照)に等しい。また、塗布針10Aの第1方向D1の移動距離は、第2バネ19の第1方向D1の長さの変化量に等しい。
図6(a)および(b)に示されるように、図5(a)および(b)に示される第2状態にあった受動部17は、可動部26によって基板140側に向かってさらに移動され得る。この場合にも、受動部17と伝達部18を介して接続されている移動部13およびそのストッパ部13aは、基板140に対し位置決めされている第1容器2Aおよびベース部15に対し、第2ガイド部材16に案内されて基板140側に向かって第1方向D1に移動する。このとき、塗布針10Aが基板140と既に接触しているため、塗布針10Aおよび塗布針支持部11Aは基板140側に向かって第1方向D1に移動し得ない。そのため、塗布針支持部11Aと移動部13との間に配置された第1バネ12は圧縮される。これにより、第2状態にあった受動部17が可動部26によって基板140側に向かってさらに移動される場合にも、これに塗布針10Aは直ちに連動しないため、基板140の損傷および破壊を防止することができる。このとき基板140には、第2状態での受動部17の第1方向D1の移動距離L2に応じた第1バネ12の弾性力が塗布針10Aを介して印加される。そのため、塗布針10Aが基板140を損傷させ得る力よりも上記弾性力が弱くなるように、第1バネ12のバネ定数が決められていればよい。
上記判定工程(S20)において第1塗布針ユニット20Aの上記第1対応関係が上記第1基準条件を満足しないと判定された場合には、上記塗布工程(S30)が実施されない。言い換えると、上記第1対応関係が上記第1基準条件を満足しないと判定された場合、第1塗布針ユニット20Aは第2状態とされないように、すなわち第1塗布針10Aが第1貫通孔201内に挿通されないように、構成されている。塗布装置100の上記モニタの表示等から上記判定結果を認識した作業者が上記第1対応関係を上記第1基準条件を満足するように変更することで、再び実施される上記判定工程(S20)において上記第1対応関係が上記第1基準条件を満足すると判定され、該判定結果に基づいて上記塗布工程(S30)が実施される。
好ましくは、上記判定工程(S20)において、判定部6は、読取部5が第1被識別部3Aから識別した識別情報から第1塗布針10Aの位置情報および読取部5が第2被識別部4Aから識別した識別情報から第1容器2Aの位置情報が予め定められた第2基準条件を満足するか否かをさらに判定する。この場合、上記判定工程(S20)において、上記第1対向関係が上記第1基準条件を満足し、かつ第1塗布針10Aおよび第1容器2Aの各位置情報が上記第2基準条件を満足すると判定された場合には、上記塗布工程(S30)が実施される。一方、上記第1対向関係ならびに第1塗布針10Aおよび第1容器2Aの各位置情報の少なくともいずれかが第1基準条件または第2基準条件を満足しないと判定された場合には、上記塗布工程(S30)が実施されない。つまり、判定部6が第1塗布針10Aおよび第1容器2Aの少なくともいずれかの位置情報が第2基準条件を満足しないと判定した場合には、仮に上記第1対向関係が上記第1基準条件を満足していると判定された場合にも、第1塗布針10Aが第1貫通孔201内に挿通されないように構成されている。なお、第1塗布針10Aおよび第1容器2Aの各位置情報が第2基準条件を満足すると判定された場合にも、上記第1対向関係が上記第1基準条件を満足していないと判定された場合には、第1塗布針10Aが第1貫通孔201内に挿通されないように構成されている。
より好ましくは、判定部6は、読取部5が第1被識別部3Aから識別した識別情報から第1塗布針10Aの位置情報が予め定められた基準条件を満足するか否かをさらに判定する。この場合、上記判定工程(S20)において、上記第1対向関係が上記第1基準条件を満足し、第1容器2Aの位置情報が上記第2基準条件を満足し、かつ第1塗布針10Aの位置情報が上記基準条件を満足すると判定された場合には、上記塗布工程(S30)が実施される。一方、上記第1対向関係、第1容器2Aの位置情報および第1塗布針10Aの位置情報の少なくともいずれかが第1基準条件または第2基準条件を満足しないと判定された場合には、上記塗布工程(S30)が実施されない。
なお、上記準備工程(S10)および上記判定工程(S20)は、塗布対象物としての基板140が塗布装置100に対し塗布可能な状態とされる前、例えば塗布可能な位置に位置決めされる前、に実施されてもよい。つまり、上記準備工程(S10)および上記判定工程(S20)は、第1塗布針10Aおよび第1容器2Aの交換作業として実施され、上記塗布工程(S30)とは連続的に実施されなくてもよい。この場合、上記判定工程(S20)の判定結果から、上記塗布工程(S30)が実行可能な状態とされた後に、基板140が塗布装置100に対し塗布可能な状態とされて上記塗布工程(S30)が実行されてもよい。
また、上記準備工程(S10)および上記判定工程(S20)は、塗布対象物としての基板140が塗布装置100に対し塗布可能な状態とされた後に、実施されてもよい。この場合、上記準備工程(S10)から上記塗布工程(S30)までの各工程は、連続的に実施され得る。仮に、上記判定工程(S20)において上記第1対向関係が上記第1基準条件を満足しないと判定されたときには、当該判定結果を上記モニタ等の表示から認識した作業者が上記第1対向関係の見直しを行うことで基板140が塗布装置100に対し塗布可能な状態とされる。その後、再度上記判定工程(S20)が実施されて上記第1対向関係が上記第1基準条件を満足すると判定されることで、上記塗布工程(S30)が実施される。
<作用効果>
塗布装置100は、第1塗布針モジュール1A、第1容器2A、第1被識別部3A、第2被識別部4A、読取部5、および判定部6を備える。第1塗布針モジュール1Aは、第1塗布針10Aを含み、塗布装置100に対して第1塗布針10Aと一体として着脱可能に設けられている。第1容器2Aには、液体材料が貯留される内部空間200と、内部空間200と対象物としての基板140との間に配置され第1塗布針10Aを挿通可能とされた第1貫通孔201とが設けられている。第1被識別部3Aは、第1塗布針モジュール1Aに固定されており、第1塗布針10Aの識別情報が表示されている。第2被識別部4Aは、第1容器2Aに固定されており、第1容器2Aの識別情報が表示されている。読取部5は、第1被識別部3Aおよび第2被識別部4Aから識別情報を読み取る。判定部6は、読取部5が第1被識別部3Aから識別した第1塗布針10Aの識別情報と読取部5が第2被識別部4Aから識別した第1容器2Aの識別情報との第1対応関係が予め定められた第1基準条件を満足するか否かを判定する。
このような塗布装置100によれば、基板140に液体材料を塗布する前に、第1塗布針10Aの識別情報と第1容器2Aの識別情報との第1対応関係が予め定められた第1基準条件を満足するか否かを判定することができる。そのため、仮に判定部6が上記第1対応関係が上記第1基準条件を満足しないと判定した場合、当該判定結果に基づいて基板140に対する液体材料の塗布処理を停止することができる。つまり、塗布装置100によれば、第1塗布針ユニット20Aにおいて第1塗布針モジュール1Aおよび第1容器2Aの少なくともいずれかの誤装着があった場合に、塗布処理を停止させることができる。その結果、塗布装置100は、例えば第1塗布針10Aが第1容器2Aと干渉して所定の塗布量を塗布できない、基板140に誤った液体材料が塗布される、適切でない第1塗布針10Aによって基板140に損傷が加えられる、等の異常の発生を抑制することができる。
上記塗布装置100では、判定部6が上記第1対応関係が上記第1基準条件を満足しないと判定した場合に、第1塗布針10Aが第1貫通孔201内に挿通されないように構成されている。つまり、上記塗布装置100では、判定部6が上記第1対応関係が上記第1基準条件を満足しないと判定した場合に、駆動部30が第1塗布針ユニット20Aを下降させないように設けられている。その結果、塗布装置100は、例えば第1塗布針10Aが第1容器2Aと干渉して所定の塗布量を塗布できない、基板140に誤った液体材料が塗布される、適切でない第1塗布針10Aによって基板140に損傷が加えられる、等の異常の発生を抑制することができる。
(実施の形態2)
図7に示されるように、実施の形態2に係る塗布装置は、実施の形態1に係る塗布装置100と基本的に同様の構成を備えるが、判定部6が上記第1対応関係が上記第1基準条件を満足しないと判定した場合にこのことを報知する第1報知部7をさらに備える点で異なる。
第1報知部7は、作業者に対し上記第1対応関係が上記第1基準条件を満足しないとの判定結果を認知させ得る限りにおいて任意の構成を有していればよいが、例えば視覚的に報知可能に構成されている。第1報知部7は、例えばLED等の発光素子を有している。第1報知部7は、例えば上記第1対応関係が上記第1基準条件を満足しているとの判定結果と、上記第1対応関係が上記第1基準条件を満足していないとの判定結果とを、異なる色で表示可能である。第1報知部7は、作業者に対し判定結果を視覚的に認知させ得る限りにおいて、上記塗布装置の任意の場所に配置されていればよいが、例えば移動部13上に配置されている。
なお、第1報知部7は、例えば任意の音源を有しており、聴覚的に報知可能に構成されていてもよい。第1報知部7は、例えば、上記第1対応関係が上記第1基準条件を満足しているとの判定結果と、上記第1対応関係が上記第1基準条件を満足していないとの判定結果とを、異なる音色で表示可能である。この場合、第1報知部7は作業者に対し判定結果を聴覚的に認知させ得る限りにおいて、上記塗布装置の任意の場所に配置され得る。
上記塗布装置は、判定部6が第1容器2Aの位置情報が上記第2基準条件を満足しないと判定した場合にこのことを報知する第2報知部8をさらに備えている。第2報知部8は、例えば第1報知部7と同様の構成を有しており、視覚的に報知可能に構成されている。
このような上記塗布装置によれば、塗布装置100と基本的に同様の構成を備えているため、塗布装置100と同様の効果を奏することができる。
さらに、上記塗布装置によれば、第1報知部7により判定部6による判定結果を作業者に報知することができる。つまり、作業者は、図示しないモニタ等を確認することなく、第1報知部7から判定部6による判定結果を認識することができる。特に、第1報知部7が第1塗布針ユニット20Aに設けられている上記塗布装置によれば、第1塗布針ユニット20Aに対する塗布針モジュール1Aおよび第1容器2Aの交換作業中の作業者は、その交換作業の適否を容易に認識することができる。
なお、上記塗布装置は、判定結果毎を個別に報知する複数の報知部を備えているが、全判定結果を総合して報知する1つの報知部のみを備えていてもよい。この場合、当該1つの報知部は、上記第1対応関係が上記第1基準条件を満足していないとの判定結果と、第1塗布針10Aの位置情報または第1容器2Aの位置情報が上記第2基準条件を満足していないとの判定結果とを、作業者が認識できるように報知可能である。
また、上記塗布装置では、判定部6は、判定結果に基づいて駆動部30を制御可能に設けられていなくてもよい。言い換えると、上記塗布装置は、上記準備工程(S10)および上記判定工程(20)による交換作業と、上記塗布工程(S30)からなる塗布作業とが互いに独立した処理として実施されるように、設けられていてもよい。この場合、作業者が、第1報知部7および第2報知部8から上記判定工程(S20)での判定結果を認識した上で、上記塗布工程(S30)を実施するか否かを判断してもよい。
(実施の形態3)
図8および図9に示されるように、実施の形態3に係る塗布装置101は、実施の形態1に係る塗布装置100と基本的に同様の構成を備えるが、第1塗布針ユニット20Aに加えて、第2塗布針ユニット20Bをさらに備えている点で異なる。
第1塗布針ユニット20Aは、第1塗布針モジュール1Aおよび第1容器2Aと、第1塗布針モジュール1Aに固定されており、かつ第1塗布針10Aの識別情報が表示された第1被識別部3Aと、第1容器2Aに固定されており、かつ第1容器2Aの識別情報が表示された第2被識別部4Aとを含む。第1塗布針モジュール1Aおよび第1容器2Aは、塗布装置101に対し、互いに独立して着脱可能に設けられている。
第2塗布針ユニット20Bは、第2塗布針モジュール1Bと、第2容器2Bと、第2塗布針モジュール1Bに固定されており、かつ第2塗布針10Bの識別情報が表示された第3被識別部3Bと、第2容器2Bの識別情報が表示された第4被識別部4Bとを含む。第2塗布針モジュール1Bおよび第2容器2Bは、塗布装置101に対し、互いに独立して着脱可能に設けられている。第2塗布針ユニット20Bは、塗布装置101に対し、第1塗布針ユニット20Aとは独立して着脱可能に設けられている。第2容器2Bは、塗布装置101に対し、第1容器2Aとは独立して着脱可能に設けられている。
第1塗布針10Aと第2塗布針10Bとは、例えば形状、寸法等が異なっている。第1容器2Aと第2容器2Bとは、例えば貯留している液体材料が異なっている。このため、第1被識別部3Aと第3被識別部3Bとは異なっており、第2被識別部4Aと第4被識別部4Bとは異なっている。読取部5は、第3被識別部3Bおよび第4被識別部4Bから上記識別情報を読み取り可能に設けられている。
判定部6は、読取部5が第1被識別部3Aから識別した第1塗布針10Aの識別情報と読取部5が第2被識別部4Aから識別した第1容器2Aの識別情報との第1対応関係が予め定められた第1基準条件を満足するか否かを判定するとともに、読取部5が第3被識別部3Bから識別した第2塗布針10Bの識別情報と読取部5が第4被識別部4Bから識別した第2容器2Bの識別情報との第2対応関係が予め定められた第3基準条件を満足するか否かを判定する。
このような塗布装置101によれば、第1塗布針ユニット20Aにおける上記第1対応関係が上記第1対応関係を満足し、かつ第2塗布針ユニット20Bにおける上記第2対応関係が上記第2対応関係を満足する場合にのみ、上記塗布工程(S30)が実施され得る。そのため、第1塗布針ユニット20Aおよび第2塗布針ユニット20Bを用いて、異なる塗布条件での塗布処理が連続して実施される場合にも、予め定められた条件とは異なる条件での塗布処理の実施を防止することができる。
なお、塗布装置101は、第1塗布針ユニット20Aおよび第2塗布針ユニット20Bの各ベース部15を連結してこれらを支持する連結部40をさらに備えていてもよい。連結部40は、例えば第1塗布針ユニット20Aおよび第2塗布針ユニット20Bの各ベース部15に接続され、これらを連結している。
この場合、好ましくは、塗布装置101は、連結部40に固定されており、連結部40における第1塗布針モジュール1Aの位置情報が表示された第5被識別部9Aと、連結部40に固定されており、連結部40における第2塗布針モジュール1Bの位置情報が表示された第6被識別部9Bとをさらに備えている。
第1被識別部3A、第2被識別部4A,および第5被識別部9Aは、読取部5により同時に識別され得るように、配置されている。第3被識別部3B、第4被識別部4B,および第6被識別部9Bは、読取部5により同時に識別され得るように、配置されている。言い換えると、第3被識別部3B、第4被識別部4B,および第6被識別部9Bは、読取部5が同時に識別し得る識別視野FV内に配置されている。
読取部5は、第5被識別部9Aおよび第6被識別部9Bから第1塗布針モジュール1Aの位置情報および第2塗布針モジュール1Bの位置情報を読み取り可能に設けられている。判定部6は、読取部5が第5被識別部9Aから識別した第1塗布針モジュール1Aの位置情報と読取部5が第6被識別部9Bから識別した第2塗布針モジュール1Bの位置情報とが予め定められた第4基準条件を満足するか否かを判定する。
例えば、第1塗布針ユニット20Aおよび第2塗布針ユニット20Bによる塗布処理が連続して実施される場合、塗布処理の順番は連結部40における第1塗布針ユニット20Aおよび第2塗布針ユニット20Bの位置情報に基づいて設定され得る。この場合、仮に第1塗布針ユニット20Aにおける上記第1対応関係が上記第1対応関係を満足し、かつ第2塗布針ユニット20Bにおける上記第2対応関係が上記第2対応関係を満足する場合であっても、連結部40における第1塗布針モジュール1Aおよび第2塗布針ユニット20Bの各位置情報が予め定められた第4基準条件を満足しないように、これらが誤って配置がされていると、予め定められた条件とは異なる条件での塗布処理が実施されることになる。
これに対し、塗布装置101によれば、第1塗布針ユニット20Aおよび第2塗布針ユニット20Bを用いて、異なる塗布条件での塗布処理が連続して実施される場合にも、予め定められた条件とは異なる条件での塗布処理の実施を防止することができる。
なお、連結部40は、任意の構成を有していればよいが、例えば以下のように構成されている。
連結部40を第1方向D1から視たときの外形状は、例えば円形状である。第1塗布針ユニット20Aおよび第2塗布針ユニット20Bは、例えば連結部40の外周に接続されており、かつ当該外周に沿って互いに間隔を隔てて配置されている。この場合、第1塗布針ユニット20A、第2塗布針ユニット20Bおよび連結部40は、第1駆動部30に対し、一体として着脱可能である。
この場合、塗布装置101は、第1塗布針ユニット20Aおよび第2塗布針ユニット20Bと第1駆動部30との相対的な位置関係を変更する第2駆動部31とをさらに備える。第2駆動部31は、第1方向D1の延びる直線に対する周方向において、第1塗布針ユニット20Aおよび第2塗布針ユニット20Bと第1駆動部30との相対的な位置関係を変更する。第2駆動部31は、例えばサーボモータを含む。連結部40は、第2駆動部31の回転部材に着脱可能に取り付けられ、該回転部材とともに回転部材の回転軸を中心に回転される。塗布針ユニット20を第1方向D1から視たときに、第2駆動部31の回転軸は連結部40の中心と重なるように配置されている。該回転部材の回転軸は、第1方向D1に沿うように配置されている。
第1駆動部30および第2駆動部31は、例えば一体として構成されている。第1駆動部30は、例えば第1接続部28を介して支持部29と接続されている。第2駆動部31は、支持部29と接続されている。第1駆動部30および第2駆動部31は、支持部29に対する相対的な位置関係が固定されている。第1駆動部30の可動部26は、例えば第2駆動部31の回転軸に対する円周上に配置されている。支持部29は、第2接続部32を介して後述するZ軸テーブル120の移動体に接続されている。第2駆動部31は、第1駆動部30または連結部40を介してのみ第1塗布針ユニット20Aおよび第2塗布針ユニット20Bと接続されている。
これにより、複数の塗布針ユニットおよび連結部40は、第1駆動部30および第2駆動部31に対し、一体として着脱可能である。
なお、複数の塗布針ユニット20A〜20Lの個数は、任意の数であればよいが、例えば図8および図9に示されるように12個である。複数の塗布針ユニット20A〜20Lの数の分だけ、連結部40に対するこれらの位置情報が表示された被識別部9A〜9Lが連結部40に固定されている。
図10に示されるように、上記塗布装置は、複数の塗布針ユニットに加え、例えば観察光学系110と、観察光学系110に接続されたCCDカメラ111と、Z軸テーブル120と、X軸テーブル121と、Y軸テーブル122と、基台123と、制御部130とを含む。
観察光学系110は、塗布対象の基板140の塗布位置を観察するために設けられる。観察光学系110のCCDカメラ111は、観察した画像を電気信号に変換する。塗布装置100および観察光学系110は、Z軸テーブル120の移動体に搭載されている。これにより、塗布装置100および観察光学系110は、Z軸テーブル120によって図8中のZ軸方向に移動可能に支持されている。Z軸テーブル120は、X軸テーブル121の移動体に搭載されている。これにより、Z軸テーブル120は、X軸テーブル121によって図8中のX軸方向に移動可能に支持されている。塗布対象の基板140は、Y軸テーブル122の移動体に載置されている。これにより、塗布対象の基板140は、Y軸テーブル122によって図8中のY軸方向に移動可能に支持されている。Y軸テーブル122は、基台123の上面に設置されている。Y軸テーブル122は、Y軸方向に移動可能に設けられている。なお、図8中のZ軸方向は重力方向に沿う方向である。読取部5は、例えばY軸テーブル122において、基板140を上記塗布装置に投入または取出作業が実施される位置、いわゆるメンテナンスボジション、に固定されている。
制御部130は、操作パネル131、モニタ132、および制御用コンピュータ133を備える。制御部130は、塗布装置100、観察光学系110、Z軸テーブル120、X軸テーブル121、およびY軸テーブル122を制御する。操作パネル131は、制御用コンピュータ133への指令を入力するために用いられる。モニタ132は、観察光学系110のCCDカメラ111で変換された画像データおよび、制御用コンピュータ133からの出力データを表示する。モニタ132は、判定部6による判定結果を表示可能に設けられている。
(変形例)
図11および図12に示されるように、複数の塗布針ユニット20A〜20Lは、第1方向D1と直交する第2方向D2に並んで配置されていてもよい。このような塗布装置103は、複数の塗布針ユニット20A〜20Lと第1駆動部30との相対的な位置関係を変更可能な第2駆動部31を備えている。この場合、複数の塗布針ユニット20A〜20Lは、第2方向D2に沿って延在する連結部41により互いに連結されており、被識別部9A〜9Lは連結部41に固定されていればよい。
第2駆動部31は、例えばリニアモータを含む。該リニアモータは、例えば水平方向に沿った第2方向D2に沿って延在する固定部と、固定部に案内されて第2方向D2に直線運動する可動部とを含む。可動部は、第2方向D2に沿って延在する連結部41に取り付けられている。第2駆動部31は、第2接続部32を介して上記Z軸テーブル120の移動体に接続されている。つまり、上記塗布装置101において、複数の塗布針ユニット20A〜20Lは、第2方向D2に沿って並んで配置されていてもよい。第2駆動部31は、複数の塗布針ユニットの各々と第1駆動部30との相対的な位置関係を変更する。
また、上記複数の塗布針ユニット20A〜20Lにおいて、隣り合う2つの塗布針ユニットの連結部40,41に対する位置情報は、該隣り合う2つの塗布針ユニットの間に配置された1つの被識別部により表示されていてもよい。言い換えると、1つの第5被識別部9Aは、第5被識別部9Aを平面視したときにその一方側に配置されている第1塗布針ユニット20Aの連結部40,41における位置情報と、他方に配置されている第2塗布針ユニット20Bの連結部40,41における位置情報とを含んでいてもよい。
(実施の形態4)
図13に示されるように、実施の形態4に係る塗布装置は、実施の形態1に係る塗布装置100と基本的に同様の構成を備えるが、第1塗布針ユニット20Aに替えて第3塗布針ユニット50を備えている点で異なる。
第3塗布針ユニット50は、駆動部30と一体として設けられている点で、第1塗布針ユニット20Aと異なる。第3塗布針ユニット50は、第1塗布針モジュール1Aと、液体材料が貯留される第1容器2Aと、第1塗布針モジュール1Aの識別情報が表示された第1被識別部3Aと、第1容器2Aの識別情報が表示された第2被識別部4Aと、駆動部30とを主に含む。第1塗布針モジュール1Aおよび第1容器2Aは、第1塗布針ユニット20Aからそれぞれ独立して着脱可能に設けられている。
図13に示されるように、第1塗布針モジュール1Aは、例えば第1塗布針10Aと、塗布針支持部11A、塗布針ホルダ51Aとを主に有している。第1塗布針10Aは、針先を有し、少なくとも一部が第1容器2Aにおいて液体材料が貯留されている内部空間200(図2参照)および該内部空間200に連なる挿通路に挿通される。第1塗布針10Aの針先は、基板140に液体材料を塗布または滴下可能に設けられている。第1塗布針10Aは、塗布針支持部11Aに固定されている。塗布針支持部11Aの少なくとも一部は、塗布針ホルダ51Aに収容されている。
第1塗布針モジュール1Aは、塗布針ホルダ保持部21、カム連結部22、軸受23、カム部材24および回転部25を介して駆動部30に接続されている。塗布針ホルダ51Aは、塗布針ホルダ保持部21に着脱可能に保持されている。第1塗布針モジュール1Aは、駆動部30に対して着脱可能である。
塗布針ホルダ保持部21は、カム連結部22の一端(例えば下端)に固定されている。カム連結部22の他端(上端)は、軸受23の内輪(図示しない)と固定されている。軸受23の外輪は、カム部材24と摺動可能に接続されている。軸受23の外輪の外周面は、カム面24A(カム部材24の駆動部30側の表面)と接触して摺動可能な摺動面である。カム部材24は、駆動部30によって回転駆動される回転部25に固定されている。軸受23およびカム部材24は、駆動部30による回転部25の回転運動を第1塗布針モジュール1Aの重力方向における運動(上下運動)に変換可能に設けられている。
これにより、第1塗布針モジュール1A、塗布針ホルダ保持部21、カム連結部22、および軸受23は、駆動部30によって、重力方向に沿って移動可能に設けられている。
駆動部30による回転軸は、例えば延在方向に沿って延びている。駆動部30は、例えばサーボモータとして構成されている。駆動部30は、読取部5による第1被識別部3Aおよび第2被識別部4Aの識別結果に応じて、駆動される(詳細は後述する)。
第1塗布針ユニット20Aは、例えば基板140に対する相対的な位置関係を変更可能に設けられている。第1塗布針ユニット20Aは、例えば基板140が保持されるYステージに対する相対的な位置関係を変更可能に設けられている。
読取部5および判定部6は、例えば第1塗布針ユニット20Aとは別体として構成されている。読取部5および判定部6は、例えば塗布装置100において所定の位置に固定されている。読取部5および判定部6は、例えば重力方向において基板140と重ならない位置に配置されている。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1A 第1塗布針モジュール、1B 第2塗布針モジュール、2A 第1容器、2B 第2容器、3A 第1被識別部、3B 第3被識別部、4A 第2被識別部、4B 第4被識別部、5 読取部、6 判定部、7 第1報知部、8 第2報知部、9A 第5被識別部、9B 第6被識別部、10A 第1塗布針、10B 第2塗布針、11A 塗布針支持部、12 第1バネ、13 移動部、13a ストッパ部、14 第1ガイド部材、15 ベース部、15b 貫通孔、15c 凸部、15d 磁石、16 第2ガイド部材、17 受動部、18 伝達部、19 第2バネ、20A 第1塗布針ユニット、20B 第2塗布針ユニット、21 塗布針ホルダ保持部、22 カム連結部、23 軸受、24 カム部材、25 回転部、26 可動部、28 第1接続部、29 支持部、30 第1駆動部、31 第2駆動部、32 第2接続部、40,41 連結部、100,101,102,103 塗布装置、120 Z軸テーブル、140 基板、200 内部空間、201 第1貫通孔。

Claims (10)

  1. 塗布針を用いて対象物の表面に液体材料を塗布するための塗布装置であって、
    第1塗布針を含み、前記塗布装置に対して前記第1塗布針と一体として着脱可能に設けられている第1塗布針モジュールと、
    液体材料が貯留される内部空間と、前記内部空間と対象物との間に配置され前記第1塗布針を挿通可能とされた第1貫通孔とが設けられている第1容器と、
    前記第1塗布針モジュールに固定されており、前記第1塗布針の識別情報が表示された第1被識別部と、
    前記第1容器に固定されており、前記第1容器の識別情報が表示された第2被識別部と、
    前記第1被識別部および前記第2被識別部から前記識別情報を読み取る読取部と、
    前記読取部が前記第1被識別部から識別した前記第1塗布針の前記識別情報と前記読取部が前記第2被識別部から識別した前記第1容器の前記識別情報との第1対応関係が予め定められた第1基準条件を満足するか否かを判定する判定部とを備える、塗布装置。
  2. 前記判定部が前記第1対応関係が前記第1基準条件を満足しないと判定した場合に、前記第1塗布針が前記第1貫通孔内に挿通されないように構成されている、請求項1に記載の塗布装置。
  3. 前記判定部は、前記読取部が前記第2被識別部から識別した前記識別情報から前記第1容器の位置情報が予め定められた第2基準条件を満足するか否かを判定可能であり、
    前記判定部が前記第1容器の前記位置情報が前記第2基準条件を満足しないと判定した場合に、前記第1塗布針が前記第1貫通孔内に挿通されないように構成されている、請求項1または2に記載の塗布装置。
  4. 前記判定部が前記第1対応関係が前記第1基準条件を満足しないと判定した場合にこのことを報知する第1報知部をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の塗布装置。
  5. 前記判定部は、前記読取部が前記第2被識別部から識別した前記識別情報から前記第1容器の位置情報が予め定められた第2基準条件を満足するか否かを判定可能であり、
    前記判定部が前記第1容器の前記位置情報が前記第2基準条件を満足しないと判定した場合にこのことを報知する第2報知部をさらに備える、請求項3または4に記載の塗布装置。
  6. 第2塗布針を含む第2塗布針モジュールと、
    液体材料が貯留される内部空間と、前記内部空間と対象物との間に配置され前記第2塗布針を挿通可能とされた第2貫通孔とが設けられている第2容器と、
    前記第2塗布針モジュールに固定されており、前記第2塗布針の識別情報が表示された第3被識別部と、
    前記第2容器に固定されており、前記第2容器の識別情報が表示された第4被識別部とをさらに備え、
    前記読取部は、前記第3被識別部および前記第4被識別部から前記識別情報を読み取り可能に設けられており、
    前記判定部は、前記読取部が前記第3被識別部から識別した前記第2塗布針の前記識別情報と前記読取部が前記第4被識別部から識別した前記第2容器の前記識別情報との第2対応関係が予め定められた第3基準条件を満足するか否かを判定する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の塗布装置。
  7. 前記判定部が前記第2対応関係が前記第3基準条件を満足しないと判定した場合に、前記第2塗布針が前記第2貫通孔内に挿通されないように構成されている、請求項6に記載の塗布装置。
  8. 前記第1塗布針モジュールおよび前記第2塗布針モジュールを支持する支持部と、
    前記支持部に固定されており、前記支持部における前記第1塗布針モジュールの位置情報が表示された第5被識別部と、
    前記支持部に固定されており、前記支持部における前記第2塗布針モジュールの位置情報が表示された第6被識別部とをさらに備え、
    前記読取部は、前記第5被識別部および前記第6被識別部から前記第1塗布針モジュールの位置情報および前記第2塗布針モジュールの位置情報を読み取り可能に設けられており、
    前記判定部は、前記読取部が前記第5被識別部から識別した前記第1塗布針モジュールの位置情報と前記読取部が前記第6被識別部から識別した前記第2塗布針モジュールの位置情報とが予め定められた第4基準条件を満足するか否かを判定する、請求項6または7に記載の塗布装置。
  9. 前記判定部が前記第1塗布針モジュールの位置情報と前記第2塗布針モジュールの位置情報とが前記第4基準条件を満足しないと判定した場合に、前記第1塗布針10Aが前記第1貫通孔内に挿通されず、かつ前記第2塗布針が前記第2貫通孔内に挿通されないように構成されている、請求項8に記載の塗布装置。
  10. 前記第1被識別部および前記第2被識別部の各々は、バーコード、QR(Quick Response)コード、およびRFID(Radio−Frequency Identification)のいずれかであり、
    前記読取部は、バーコードリーダ、QRコードリーダ、およびRFIDリーダのいずれかである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の塗布装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022097628A1 (ja) * 2020-11-05 2022-05-12 国立大学法人浜松医科大学 イムノクロマト検査キット
WO2022097627A1 (ja) * 2020-11-05 2022-05-12 国立大学法人浜松医科大学 イムノクロマト検査キットの製造方法

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