JP2019118048A - インターホンシステム、安否確認方法、及び安否確認実行プログラム。 - Google Patents

インターホンシステム、安否確認方法、及び安否確認実行プログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】多角的な情報に基づく安否判断を実行でき、人への安否の確認も可能になるインターホンシステム、インターホンを用いた安否確認方法、及び安否確認実行プログラムを提供すること。【解決手段】インターホンシステム1が、人の活動を表す活動情報を含む活動信号であって、親機41及び住居外インターホン装置の少なくとも一方を介した活動信号に基づくか、又は活動信号の受信の有無に基づいて、人の状態の確認が必要か否かを判定する判定部を備える。また、インターホンシステム1が、判定部が人の状態の確認が必要であると判定すると、人の状態を確認可能な出力を実行するための状態確認信号を出力する出力部と、を備える。判定部は、例えば、各住居に設置された親機41の制御部や、集合住宅の制御装置90で構成されることができる。また、出力部は、親機41の制御部や、親機の出力端子で構成されることができる。【選択図】図1

Description

本開示は、インターホン親機を含むインターホンシステム、インターホンシステムを用いた安否確認方法、及び安否確認実行プログラムに関する。
従来、インターホンシステムとしては、特許文献1に記載されているものがある。このインターホンシステムは、マンション等の集合住宅に設けられ、ロビーインターホン装置、インターホン親機、応答判定部、及び安否判定部を備える。ロビーインターホン装置は、集合住宅の内部領域を画定する共用ゲートの外側に配置され、全ての住居で共有される。また、インターホン親機は、各住居内に設けられ、ロビーインターホン装置からの呼び出しを報知するスピーカと、呼び出しに対する人の応答を受け付ける応答釦を有する。このインターホンシステムは、応答判定部が、応答釦によって応答が受け付けられたか否かの判定を実行し、安否判定部が、応答判定部による判定結果に基づいて人の安否を判定する。
特開2016−72953号公報
上記インターホンシステムでは、呼び出しに対する人の応答動作のみで安否判断を行っており、呼び出しが存在しないと緊急事態を検出する機会がない。よって、手遅れになってしまうおそれが大きくなる。
そこで、本開示の目的は、多角的な情報に基づく安否判断を実行でき、人への安否の確認も可能になるインターホンシステム、インターホンを用いた安否確認方法、及び安否確認実行プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本開示のインターホンシステムは、人の活動を表す活動情報を含む活動信号であって、インターホン親機及び住居外インターホン装置の少なくとも一方を介した活動信号に基づくか、又は活動信号の受信の有無に基づいて、人の状態の確認が必要か否かを判定する判定部と、判定部が人の状態の確認が必要であると判定すると、人の状態を確認可能な出力を実行するための状態確認信号を出力する出力部と、を備える。
また、本開示の安否確認方法は、人の活動を表す活動情報を含む活動信号であって、インターホン親機及び住居外インターホン装置の少なくとも一方を介した活動信号に基づくか、又は活動信号の受信の有無に基づいて、当該人の状態の確認が必要か否かを判定する判定ステップと、判定ステップで人の状態の確認が必要であると判定すると、人の状態を確認可能な出力を実行させる出力実行ステップと、を有する。
また、本開示の安否確認実行プログラムは、人の活動を表す活動情報を含む活動信号であって、インターホン親機及び住居外インターホン装置の少なくとも一方を介した活動信号に基づくか、又は活動信号の受信の有無に基づいて、当該人の状態の確認が必要か否かを判定する判定処理と、判定処理で人の状態の確認が必要であると判定すると、人の状態を確認可能な出力を実行させる出力実行処理と、をコンピュータに実行させる。
本開示に係る、インターホンシステム、安否確認方法、及び安否確認実行プログラムによれば、多角的な情報に基づく安否判断を実行でき、人への安否の確認も可能になる。
本開示の一実施形態に係るインターホンシステムの概略構成図である。 人の安否確認を実行するインターホン親機の制御部の処理手続の一例を示すフローチャートである。 人の安否確認を実行する親機41の制御部の処理手続の他の例を示すフローチャートであり、満足する条件に対応する連絡先に信号を出力し、満足する条件によって信号を異なる連絡先に出力する処理手続を行う場合の一例のフローチャートである。
以下に、本開示に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて新たな実施形態を構築することは当初から想定されている。また、以下の説明では、インターホンシステム1が、デジタル信号で情報をやり取りする場合について説明する。しかし、インターホンシステムは、アナログ信号で情報をやり取りしてもよい。
図1は、本開示の一実施形態に係るインターホンシステム1の概略構成図である。インターホンシステム1は、例えばマンション等の集合住宅で利用できる。図1に示すように、インターホンシステム1は、共用部システム10、玄関システム30、室内システム40、エネルギーシステム60、防犯システム70、通報システム80、及び制御装置90を備える。
共用部システム10は、ロビーインターホン装置11を備え、ロビーインターホン装置11は、ロビーインターホン本体12と、非接触キー制御装置13を含む。ロビーインターホン装置11は、住居外インターホン装置に含まれ、集合住宅の内部と外部を区切る共用ゲート14よりも外部側に設けられて全ての住居で共有される。ロビーインターホン本体12は、音声を入出力するマイクロホン(図示せず)及びスピーカ(図示せず)と、来訪者を撮像するカメラと、カメラからの映像信号をデジタル変調する映像デジタル変調回路を備える。また、ロビーインターホン本体12は、音声処理回路(図示せず)と、音声デジタル変復調回路(図示せず)を備える。音声処理回路は、マイクから入力されるアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換して出力する一方、受信されて復調されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換してスピーカから出力する。また、ロビーインターホン本体12は、操作部を備え、操作部は、住居番号を入力するための入力部と、呼出釦を含む。後述するが、入力部で住居番号を選択した後に呼出釦を操作すると、選択した住居内のインターホン親機41等が内蔵スピーカを用いて呼出音を出力する。
ロビーインターホン本体12の周辺には、非接触キー検知部15が設けられる。非接触キー検知部15も、共用ゲート14よりも外部側に設けられる。非接触キー検知部15は、例えば、IC(integrated circuit)カードリーダまたはICタグリーダで構成される。非接触キーが非接触キー検知部15にかざされると、非接触キー検知部15は、非接触キー内に埋め込まれたICチップの識別コードを読み込む。識別コードは、使用者を特定可能な情報を含む。非接触キー制御装置13は、情報記憶部を有する。非接触キー制御装置13は、上記ICリーダを介して読み込まれた識別コードと、情報記憶部に格納された解錠を許可する識別コードを照合する。非接触キー制御装置13は、照合した識別コードの結果が一致すれば、共用ゲート14の扉を開閉するドア開閉機構に解除を表す信号を出力し、共用ゲート14の扉を開く。
共用部システム10は、制御装置90、及び玄関システム30を経由した伝送線Lで室内システム40に接続される。制御装置90は、集合住宅の共有機器等を統括制御するために設けられ、通報システム80の通報機81へ所定の通報先に通報信号を送信させる制御や、図示しないエレベータの昇降制御等を行う。所定の通報先には、例えば管理会社や消防署が含まれる。また、制御装置90は、管理人室の管理事務室親機92にも接続される。管理事務室親機92は、制御装置90を介してインターホンシステム1の各機器に信号を出力でき、インターホンシステム1の各機器は、制御装置90を介して管理事務室親機92へ信号を出力できる。
伝送線Lは、共用部システム10のロビーインターホン装置11から制御装置90を介して玄関システム30の分岐器31に接続される伝送線L1と、分岐器31と室内システム40のインターホン親機(以後、単に親機という)41を接続する住居別線L2を含む。伝送線Lとしては、例えば、1対以上のペア線をシース内に含む多対ツイストペアケーブルを好適に採用できる。伝送線Lは、ロビーインターホン装置11と親機41との間で、ロビーインターホン本体12のカメラ(図示せず)で撮像された映像信号と音声信号とを搬送波デジタル信号で多重伝送する信号線を含む。また、伝送線Lは、ロビーインターホン本体12の操作部で選択された親機41を指定する制御信号を伝送する制御線を含む。尚、伝送線Lが1対のペア線を含むようにし、1対のペア線で制御信号と映像及び音声デジタル信号とを多重伝送してもよく、制御線を設けなくてもよい。
玄関システム30の分岐器31は、制御装置90からのびる伝送線Lを分岐して各住居の玄関システム30に接続するために設けられる。各住居の親機41は、適切な設定を行うことで分岐器31を介して所望の住居の親機41と信号の送受信を実行可能になる。玄関システムの30のインターホン子機(以下、単に子機という)32は、集合住宅の各住居の玄関先に配置される。子機32は、住居外インターホン装置に含まれる。子機32は、音声を入出力するマイクロホン(図示せず)及びスピーカ(図示せず)と、来訪者を撮像するカメラ(図示せず)と、カメラからの映像信号をデジタル変調する映像デジタル変調回路を含む。また、子機32は、音声処理回路(図示せず)と、音声デジタル変復調回路(図示せず)と、送受信回路(図示せず)と、多重分離回路(図示せず)を有する。音声処理回路は、マイクから入力されるアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換して出力すると共に、受信されて復調されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換してスピーカから出力する。音声デジタル変復調回路は、音声処理回路から出力されるデジタル音声信号を適宜な方式でデジタル変調して出力すると共に、受信されたデジタル音声信号を復調する。送受信回路は、親機41にデジタル音声信号及びデジタル映像信号を送信すると共に、親機41から送られてくるデジタル音声信号を受信する。多重分離回路は、音声デジタル変復調回路で変調されたデジタル音声信号、及び映像デジタル変調回路で変調されたデジタル映像信号を多重化する。この多重化された信号は、送受信回路から住居別線L3を介して親機41に送信される。また、多重分離回路は、送受信回路により受信されるデジタル音声信号を分離して音声デジタル変復調回路へ出力する。子機32は、呼出釦(図示せず)を有する。子機32の呼出釦が操作されると、呼出音が、音声処理回路に入力されてスピーカから送出される。
上述のように、親機41は、住居別線L3を介して子機32に接続される。親機41は、音声を入出力するマイクロホン(図示せず)及びスピーカ(図示せず)を有する。また、親機41は、送受信回路(図示せず)と、音声処理回路(図示せず)と、音声デジタル変復調回路(図示せず)と、多重分離回路(図示せず)と、映像デジタル復調回路(図示せず)と、モニタ装置(図示せず)を有する。送受信回路は、デジタル音声信号を送信すると共に、ロビーインターホン装置11及び子機32から送られてくるデジタル音声信号及びデジタル映像信号を受信する。音声処理回路は、マイクから入力されるアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換して出力すると共に、受信されて復調されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換してスピーカから出力する。音声デジタル変復調回路は、音声処理回路から出力されるデジタル音声信号を適宜な方式でデジタル変調して出力すると共に、受信されたデジタル音声信号を復調する。多重分離回路は、音声デジタル変復調回路で変調されたデジタル音声信号をロビーインターホン装置11から送信されるデジタル映像信号やデジタル音声信号に対して多重化して送受信回路から送信させる。また、多重分離回路は、送受信回路により受信されたデジタル映像信号を分離する。映像デジタル復調回路は、多重分離回路で分離されたデジタル映像信号から映像信号に復調する。モニタ装置は、復調された映像信号を入力して映像を映し出す。
親機41は、内部回路を制御するCPU(図示せず)を有する。CPUは、制御線とのインタフェースを構成する制御信号送受信回路(図示せず)に接続される。制御信号送受信回路は、CPUから出力された制御信号を制御線に送出し、制御線から受信した制御信号をCPUに引き渡す。
制御装置90から送出された制御信号は、制御線に接続される全ての親機41に伝送される。各親機41のCPUには、アドレス(例えば、住居番号)が個別に設定されている。例えば、ロビーインターホン装置11においてアドレスを選択することで、アドレスを指定する制御信号が、制御装置90から伝送線(制御線)Lを介して全ての親機41に伝送される。親機41のCPUは、制御信号に含まれるアドレスが自己のアドレスであれば、ロビーインターホン装置11との間に通信路を確立する。そして、親機41のCPUは、ロビーインターホン本体12のカメラにおいて撮像された来訪者の映像を親機41のモニタ装置に表示させ、スピーカから呼出音を鳴動させる。
室内システム40は、必要に応じて副親機(モニタ付副親機42及び通話副親機43)を含む。モニタ付副親機42は、伝送線L4を介して親機41に接続され、通話副親機43は、伝送線L5を介してモニタ付副親機42に接続される。親機41は、ロビーインターホン装置11や子機32と、副親機42,43との間の通信を中継する機能を有し、人は、副親機42,43を用いて、ロビーインターホン本体12や子機32を使用する来訪者との間で通話できる。
モニタ付副親機42は、例えば、音声回路(図示せず)と、映像回路(図示せず)と、第1フィルタ及び第2フィルタ(図示せず)を含む。モニタ付副親機42と親機41を接続する伝送線L4は、2線の信号線からなる。音声信号と、映像信号と、副親機を制御するための制御信号は、周波数多重化が実行され、伝送線L4を伝送する。モニタ付副親機42と通話副親機43とを接続する伝送線L5も、2線の信号線からなる。音声信号と制御信号は、周波数多重化が実行され、伝送線L5を伝送する。第1フィルタは、音声信号の周波数帯域を通過周波数帯域とするバンドパスフィルタからなる。また、第2フィルタは、映像信号の周波数帯域を通過周波数帯域とするバンドパスフィルタからなる。
音声回路は、通話のためのスピーカ(図示せず)とマイク(図示せず)を備え、マイクによって電気信号に変換された音声信号を親機41に送信し、親機41から自機に送信された音声信号をスピーカから送出する。音声回路は、第1フィルタを介して親機41に接続されるとともに、別の第1フィルタを介して通話副親機43に接続される。映像回路は、例えば液晶ディスプレイからなるモニタ(図示せず)を含み、親機41から送信された映像信号を元に、ロビーインターホン本体12や子機32のカメラで撮影された映像をモニタに表示させる。映像回路は、例えば、第2フィルタを介して親機41に接続される。
通話副親機43は、音声回路(図示せず)を含む。上述のように、伝送線L5には音声信号と制御信号が周波数多重化されて伝送される。該音声回路は、通話のためのスピーカ(図示せず)とマイク(図示せず)を備え、伝送線L5を介して入力された音声信号をスピーカから出力し、マイクに入力された音声を電気信号に変換して得た音声信号を伝送線L5に送出する。
例えば、来訪者がロビーインターホン装置11を用いて呼出操作を行うと、ロビーインターホン装置11が、呼出信号を親機41へ送信すると共にカメラからの映像信号を親機41へ送信する。親機41は、呼出信号と映像信号を受信すると、呼出音をスピーカ(図示せず)から出力させるとともに、モニタにカメラで撮影された映像を表示させる。親機41は、更に、伝送線L4を介してモニタ付副親機42に呼出信号及び映像信号を送信し、モニタ付副親機42は、呼出音をスピーカから出力させると共に、モニタに映像信号を表示させる。また、モニタ付副親機42は、親機41から受信した呼出音を通話副親機43に送信し、通話副親機43は、呼出音をスピーカから出力する。人が呼出音を聞いて応答することに決めた場合、人は親機41又は副親機42,43を用いて応答操作を行う。応答操作が行われると、人が応答操作を行った親機41又は副親機(モニタ付副親機42及び通話副親機43)と、ロビーインターホン本体12との間で通話路が形成され、人と来訪者が、インターホンシステム1を利用した通話を実行可能になる。
詳述しないが、親機41は、モニタ付副親機42、アダプタ45と、無線LANルータ46を介して携帯機器、例えば、携帯電話やタブレット等と信号のやり取りを実行可能になっている。アダプタ45は、例えば、親機41又は副親機42,43間の通信で用いられる通信規格の信号と、携帯機器で用いられる通信規格の信号の変換を行う。この通信システムで、人は、ロビーインターホン装置11又は子機32からの呼び出しに携帯機器で応答可能になる。
親機41は、エネルギーシステム60からの信号を受信可能になっている。詳しくは、エネルギーシステム60は、電力測定器61、ガスメータ62、水道メータ63、及び計測ボックス64を含む。電力測定器61は、例えば各住居の分電盤に設置されて住居での消費電力を検出し、所定の電力量が消費される度に所定のパルス信号を計測ボックス64に出力する。また、ガスメータ62は、例えば所定のガス量が消費される度に所定のパルス信号を計測ボックス64に出力し、水道メータ63は、例えば所定量の水が消費される度に所定のパルス信号を計測ボックス64に出力する。計測ボックス64は、電力測定器61、ガスメータ62、及び水道メータ63の夫々からのパルス信号を計測し、電力を表す信号と、消費ガス量を表す信号と、消費した水量を表す信号を親機41に出力する。親機41は、消費電力、消費ガス量、及び消費水量を表示部に表示させる操作部を有する。人は、該操作部を操作することで、消費電力、消費ガス量、及び消費水量を認識でき、電力料金、ガス料金、水道料金を認識できる。
親機41は、更に防犯システム70からの信号を受信可能になっており、通報システム80へ信号を出力可能になっている。詳しくは、防犯システム70は、例えば、玄関防犯センサ71と、窓防犯センサ72を含む。玄関防犯センサ71及び窓防犯センサ72の夫々は、例えばスイッチを含むマグネットセンサで構成される。玄関防犯センサ71は、玄関扉周辺に設置される。玄関扉が開くと玄関防犯センサ71のスイッチが磁力でオンになり、玄関扉が開いたことを表す信号が親機41に出力される。また、窓防犯センサ72は、窓周辺に設置される。窓が開くと窓防犯センサ72のスイッチがオンになり、窓が開いたことを表す信号が親機41に出力される。
親機41は、留守設定を登録できる操作部(図示せず)を含む。留守設定がされている状態で、親機41が防犯センサ71,72からの信号で玄関や窓が開いたと認識すると不特定者の住居への侵入を表す異常信号が、親機41から制御装置90を介して通報機81に伝送される。通報機81は、異常信号に含まれる送信先情報に基づいて異常信号を例えば警備会社に出力する。異常信号は、制御装置90から通報機81に出力される通報信号に含まれる。
以下、多角的な情報に基づく人の正確な安否判断を実行でき、人への安否の確認も可能になる親機41の制御部の制御について、図2、及び図3を用いて説明する。図2は、人の安否確認を実行する親機41の制御部の処理手続の一例を示すフローチャートである。親機41が適切に設置されて親機41が稼動すると、制御がスタートし、ステップS1で、制御部が、留守モードとなっているか否かを判定する。留守モードは、例えば、親機41、いずれかの副親機42,43、又は下記で説明する警戒操作スイッチ等で設定される。ステップS1で肯定判定されると、ステップS1以下が繰り返される。他方、ステップS1で否定判定されると、ステップS2に移行して、親機41の制御部が、活動信号が第1所定時間継続して受信できない状態が継続した否かを判定する。
第1所定時間は、例えば、7:00時から24:00時までの間のみに設定されてもよく、例えば3時間に設定されてもよい。そして、24:00時から7:00時までの間は、活動信号を受信できなくても、ステップS2で否定判定され、肯定判定されることがないようにしてもよい。しかし、第1所定時間は、人の好みで自在に設定されればよく、上記設定以外の如何なる設定がされてもよい。
より詳しくは、インターホンシステム1は、親機41の操作部、子機32の操作部、副親機42,43の操作部、管理人事務室親機92の操作部、及び携帯機器47の操作部のうちの1以上の操作部で、安否確認を行う時間帯を事前に設定できるようになっていてもよい。また、図1のステップS1の前に、親機41の制御部が、安否監視を行う時間帯になっているか否かを判定するステップS0(図示せず)が存在してもよい。また、親機41の制御部は、上記事前に設定された時間帯、又は親機41の記憶部に変更不可能に記憶されている時間帯に基づいて、ステップS0の制御を実行してもよい。そして、ステップS0で否定判定されると、ステップS0以下が繰り返される一方、ステップS0で肯定判定されると、ステップS1に移行するようにしてもよい。
また、活動信号とは、人の活動を表す活動情報を含む信号である。活動信号は、ロビーインターホン本体12、子機32、管理事務室親機92、又は他の住居の親機41や副親機42,43等からの呼出に応答するために、親機41、副親機42,43、又は携帯機器47の各操作部を介して入力された応答信号を含んでもよい。また、応答信号には、共用ゲート14の扉を解錠する信号や、通話を表す信号等が含まれてもよい。
また、非接触キー検知部15が非接触キーを検出すると、非接触キーを検出したことを表す信号が、制御装置90、分岐器31を介して、その非接触キーを所有する住居の親機41に出力される。活動信号は、非接触キー検知部15がICチップを内蔵した非接触キーを検知したことを表す信号を含んでもよい。また、活動信号は、計測ボックス64からの、電力消費を表す信号や、ガス消費を表す信号や、水消費を表す信号を含んでもよい。また、活動信号は、玄関防犯センサ71からの玄関扉が開いたことを表す信号と、窓防犯センサ72からの窓が開いたことを表す信号を含んでもよい。玄関防犯センサ71及び窓防犯センサ72は、留守設定がされた際の不特定者の住居への侵入を検出するために設置される。また、親機41は留守設定を行う操作部を含み、留守設定がされると防犯機能が稼動する。しかし、これらの防犯センサ71,72は、留守設定がされていない状態でも玄関や窓が開いたことを表す信号を親機41に出力する。よって、この信号を活動信号として利用してもよい。
また、活動信号が、親機41が、電気錠及びスイッチストライクのうちの少なくとも一方から受けた信号を含んでもよい。スイッチストライクとは、錠のデッドボルトの動きを施解錠信号として出力(無電圧接点出力)するものである。また、活動信号が、警戒操作キースイッチからの信号を含んでもよい。警戒操作キースイッチは、人が玄関を出て施錠した後に家屋を防犯警戒状態にセットするために用いるものである。人は、帰宅時に防犯を解除してから玄関を解除する。親機41は、警戒操作キースイッチを電気的に接続する端子を有する。警戒操作キースイッチを用いた操作で、防犯警戒のセット・解除を行う。防犯スイッチの操作は、活動の監視の要因にできる。また、防犯スイッチの操作で、在室か外出かを判断できる。また、親機41が制御装置90から受けた宅配ロッカー又は宅配ボックスの情報を、安否情報をして利用してもよい。すなわち、親機41が、制御装置90から、宅配ロッカー又は宅配ボックスの着荷状態が滞留し続けていることを表す信号を受けている時間は、活動信号を受けていない時間として判定できる。また、親機41が制御装置90から受けた信号であって、宅配ロッカー又は宅配ボックスの着荷状態が解消されたことを表す信号を、活動信号として利用してもよい。
説明をフローの手順に戻して、ステップS2で否定判定されると、ステップS1以下が繰り返される他方、ステップS2で肯定判定されると、ステップS3に移行する。ステップS3では、安否の入力を催促する音声が、親機41及び全ての副親機42,43のスピーカから出力される。続いて、ステップS4では、親機41の制御部が、第2所定時間応答がない事と、各機41,42,43を用いた助けが欲しい旨の操作がある事のうちの少なくとも一方を満足するか否かを判定する。ここで、第2所定時間は、例えば、10分以内の時間に設定できるが、10分よりも長い時間に設定されてもよい。ステップS4で否定判定されるとステップS1以下が繰り返される。例えば、人が、大丈夫である旨、返答した場合、ステップS4で否定判定される。安否の入力を催促する出力を各機41,42,43のスピーカに実行させる制御信号は、状態確認信号を構成する。また、親機41においてスピーカの出力を制御する制御部、及び親機41における伝送線L4への信号の送信部(伝送線L4への接続端)は、状態確認信号を出力する出力部を構成する。
他方、ステップS4で肯定判定されると、ステップS5に移行する。ステップS5では、人の安否確認が必要であることを表す安否確認信号が、管理事務室親機92に出力されると共に、当該人の親族の携帯機器へ通報機81を介して出力され、その後、制御がエンドになる。
図3は、人の安否確認を実行する親機41の制御部の処理手続の他の例を示すフローチャートであり、満足する条件に対応する連絡先に信号を出力し、満足する条件によって信号を異なる連絡先に出力する処理手続を行う場合の一例のフローチャートである。
親機41が適切に設置されて親機41が稼動すると、制御がスタートし、ステップS11で、制御部が、留守モードとなっているか否かを判定する。留守モードは、例えば、親機41、いずれかの副親機42,43、又は警戒操作スイッチ等で設定される。ステップS11で肯定判定されると、ステップS11以下が繰り返される。他方、ステップS11で否定判定されると、ステップS12に移行して、親機41の制御部が、異なる2以上の活動情報を含む活動信号を第1所定時間の間継続して受信しなかったか否か判定する。
ステップS12で否定判定されると、ステップS11以下が繰り返される。他方、ステップS12で肯定判定されると、ステップS13に移行する。ステップS13では、安否の入力を催促する音声が、親機41及び全ての副親機42,43のスピーカから出力されると共に、安否の入力を催促することを表す信号が携帯機器47に送信される。安否の入力を催促する出力を各機41,42,43のスピーカに実行させる制御信号と、携帯機器47に送信され、安否入力を催促する信号は、状態確認信号を構成する。また、親機41においてスピーカの出力を制御する制御部、及び親機41における伝送線L4への信号の送信部(伝送線L4への接続端子)は、状態確認信号を出力する出力部を構成する。そして、その後、ステップS14に移行する。ステップS14では、親機41、副親機42,43、及び携帯機器47のうちの少なくとも1つを用いた助けが欲しい旨の操作があったか否かを判定する。
ステップS14で肯定判定されるとステップS15に移行し、親機41の制御部が、制御装置90を介して管理事務室親機92に人の救出を表す救出信号を送信すると共に、制御装置90及び通報機81を介して、管理会社、親族の携帯機器、及び消防署に人の救出を表す救出信号を送信する。
他方、ステップS14で否定判定されるとステップS16に移行し、第2所定時間応答がないか否かが判定される。ここで、第2所定時間は、例えば、10分以内の時間に設定できるが、10分よりも長い時間に設定されてもよい。ステップS16で否定判定されるとステップS11以下が繰り返される。例えば、人が、大丈夫である旨、返答した場合、ステップS16で否定判定される。他方、ステップS16で肯定判定されると、ステップS17に移行する。ステップS17では、人の安否確認が必要であることを表す安否確認信号が、管理事務室親機92に出力されると共に、当該人の親族の携帯機器へ通報機81を介して出力され、その後、制御がエンドになる。
なお、図2及び図3に示す制御フローの例では、ステップS1,S11で、留守モードに設定されているか否かが判定され、ステップS1,S11で肯定判定されると、ステップS1,S11以下が繰り返される。その結果、留守モードとなっている場合には、安否確認のアラートを実行しないようになっている。しかし、制御部は、必ずしも、留守モードに設定されているか否かを判定しなくてもよく、ステップS1,S11を省略してもよい。但し、この場合、ステップS2,S12における第1所定時間を長く設定すると好ましい。
以上、インターホンシステム1は、活動信号に基づくか、又は活動信号の受信の有無に基づいて、上記人の状態の確認が必要か否かを判定する判定部を備える。ここで、活動信号は、人の活動を表す活動情報を含む信号であって、親機41及び住居外インターホン装置の少なくとも一方を介した信号である。また、インターホンシステム1は、判定部が人の状態の確認が必要であると判定すると、人の状態を確認可能な出力を実行するための状態確認信号を出力する出力部を備える。なお、判定部は、例えば、親機41の制御部で構成される。また、本実施例では、住居外インターホン装置には、ロビーインターホン装置11と子機32が含まれる。また、出力部は、例えば、親機41のスピーカ、及び親機41における伝送線L4への信号の送信部(伝送線L4への接続端子)で構成される。
本構成によれば、インターホンシステム1が、親機41及びロビーインターホン装置11の少なくとも一方を介して収集した多角的な情報に基づいて人の安否判断を行う。したがって、安否判断を正確に実行できる。また、インターホンシステム1の判定部が人の状態の確認が必要であると判定すると、出力部が、人の状態を確認可能な状態確認信号を出力する。よって、人が、判定部が下した誤判定を訂正可能になる。よって、安否判断を誤るおそれが小さくなり、通報を受けた親族等に多大な迷惑等がかかるおそれも抑制できる。更には、人の安否確認を行うための専用装置を導入せずに、既存の親機41を用いて正確な人の安否確認を簡単安価に実行できる。
また、活動信号は、親機41の操作部を介して入力された入力信号を含んでもよい。
また、その入力信号は、親機41以外の機器からの親機41を介した呼び出しに応答するために操作部を介して入力された応答信号を含んでもよい。ここで、親機41以外の機器には、ロビーインターホン装置11、子機32、管理事務室親機92、及び集合住宅の他の住居に設置された親機41及び副親機42,43、及び人の親族や友人の携帯機器のうちの1以上の機器が含まれてもよい。
また、活動信号は、人の活動を検知可能な活動検知センサから親機41に入力されたセンサ信号を含んでもよい。ここで、活動検知センサに、防犯センサ71,72、電力測定器61、ガスメータ62、及び水道メータ63のうちの少なくとも1つが含まれてもよい。
また、住居外インターホン装置に、集合住宅のロビーと外部とを区切る共用ゲート14よりも外部側に設けられ、全ての住宅で共有されるロビーインターホン装置11が含まれてもよい。そして、活動信号が、共用ゲートを解錠するための信号であってロビーインターホン装置11の非接触キー検知部15に入力された信号を含んでもよい。
これらの構成によれば、人の活動を簡易な構成で確実に認識でき、人の安全を確実に確認できる。
また、出力部が状態確認信号を出力した後に1以上の所定条件のうちの少なくとも1つが満たされると、人の安否確認が必要であることを表す安否確認信号を1以上の連絡先に出力してもよい。
例えば、図2のフローを例に説明すると、所定条件は、所定時間応答がない事と、各機41,42,43を用いた助けが欲しい旨の操作がある事のうちの少なくとも一方であってもよい。また、1以上の連絡先は、管理事務室親機92と、人の親族の携帯機器であってもよい。
上記構成によれば、人の安全を確認できないときに、安否確認信号を1以上の連絡先に出力できる。よって、人に何らかの問題が生じたときの早期の対処が可能になる。
また、1以上の所定条件には、第1所定条件と、第2所定条件が含まれてもよい。そして、第1所定条件を満足すると、安否確認信号を1以上の連絡先に出力してもよく、第2所定条件を満足すると、安否確認信号を上記1以上の連絡先と一致しない1以上の連絡先に出力してもよい。
例えば、図3のフローを例に説明すると、第1所定条件は、親機41、副親機42,43、及び携帯機器47のうちの少なくとも1つを用いた助けが欲しい旨の操作があることでもよい。そして、この場合の1以上の連絡先が、管理事務室親機92、管理会社、親族の携帯機器、及び消防署であってもよい。また、第2所定条件が、所定時間応答がないことでもよい。そして、この場合の1以上の連絡先が、管理事務室親機92、及び親族の携帯機器のみであってもよい。
この構成によれば、緊急性の度合に応じて連絡先を変えることができる。よって、非常事態を確認できた場合における人の高い安全性を実現できる。
更には、図3に示す変形例にように、人の第1段階の安否確認を、親機41の制御部が、異なる2以上の活動情報を含む活動信号を所定時間継続して受信しなかったか否かで判断してもよい。
この構成によれば、1つだけの活動情報だけでは、人の安全を確認しない。したがって、人の第1段階における安全の確認の正確性を上げることができる。
また、本開示のコンピュータを用いて実行する安否確認方法は、活動信号に基づくか、又は活動信号の受信の有無に基づいて、人の状態の確認が必要か否かを判定する判定ステップを含む。ここで、活動信号は、人の活動を表す活動情報を含む活動信号であって、親機41及び住居外インターホン装置の少なくとも一方を介した信号である。また、安否確認方法は、判定ステップで人の状態の確認が必要であると判定すると、人の状態を確認可能な出力を実行させる出力実行ステップを含む。
この構成によれば、多角的な情報に基づく安否判断を実行でき、人への安否の確認も可能になる。
また、以下に説明する判定処理及び出力実行処理をコンピュータに実行させる安否確認実行プログラムは、人の安否確認で利用できる。ここで、上記判定処理は、人の活動を表す活動情報を含む活動信号であって、親機41及び住居外インターホン装置の少なくとも一方を介した活動信号に基づくか、又は活動信号の受信の有無に基づいて、当該人の状態の確認が必要か否か判定する処理である。また、上記出力実行処理は、判定処理で人の状態の確認が必要であると判定された場合の処理であり、人の状態を確認可能な出力を実行する処理である。この安否確認実行プログラムを用いると、インターホンシステム1や上記安否確認方法を容易に実現できて好ましい。
尚、本開示は、上記実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等な範囲において種々の改良や変更が可能である。
例えば、活動信号は、上記説明した信号以外の信号を含んでもよい。例えば、親機が、HEMS(Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム))のモニタを兼ね、HEMSと通信で信号をやり取り可能な場合がある。この場合、人は、例えば、親機を操作することで太陽電池の発電量等を確認できる。このような場合、活動信号には、このようなHEMSに信号を出力する親機の操作が含まれてもよい。
また、集合住宅では、被接触キーを所定箇所にかざすのではなくて、接触キーを所定の箇所に差し込んで回転させることで、共用ゲートを開く場合がある。このような場合、活動信号は、接触キーを所定の箇所に差し込んで回転させる際に生じる信号を含んでもよい。
また、携帯機器に専用のアプリをインストールしておくと、携帯機器の操作で住居ドアの解錠を実行できる。このような場合、活動信号は、この携帯機器の操作に基づく信号を含んでもよい。
また、活動信号は、親機の操作部を介して入力された入力信号を含まなくてもよい。また、活動信号が、親機の操作部を介して入力された入力信号を含み、入力信号が、親機以外の機器からの親機を介した呼び出しに応答するために親機の操作部を介して入力された応答信号を含まなくてもよい。また、活動信号は、上述の複数のセンサ61,62,63,71,72のうちの1以上のセンサからの信号を含まなくてもよい。活動信号は、人の活動を検知可能な活動検知センサから親機に入力されたセンサ信号を含まなくてもよい。また、インターホンシステムが集合住宅で用いられている場合において、活動信号は、共用ゲートを解錠するためにロビーインターホン装置の非接触キー検知部及び接触キー検知部の少なくとも一方を介して入力された信号を含まなくてもよい。
また、状態確認信号に基づく出力に、親機41及び子副親機42,43のスピーカによる音声の出力や、携帯機器への信号の送信が含まれる場合について説明した。しかし、状態確認信号に基づく出力が、親機の表示灯の点灯、親機の表示画面による応答の催促、住居内の放送用スピーカによる音声の出力、住居内の表示灯の点灯、及び親機を介さないサーバー経由での住民の携帯機器への応答催促の通知のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
また、活動信号に基づくか、又は活動信号の受信の有無に基づいて、人の状態の確認が必要か否かを判定する判定部を、親機41の制御部で構成する場合について説明した。しかし、当該判定部は、インターホンシステム1における親機41以外の機器の制御部で構成してもよく、例えば、当該判定部を、制御装置90又は管理事務室親機92の制御部で構成してもよい。又は、当該判定部は、インターホンシステムと通信で信号をやり取り可能なクラウド上のサーバーの制御部等で構成されてもよい。
また、インターホンシステム1を、集合住宅で使用する場合について説明した。しかし、インターホンシステムは、サービス付き高齢者住宅、又は介護施設等で使用されてもよい。又は、インターホンシステムは、一戸建ての住居で使用されてもよい。この場合、住居外インターホン装置は、子機(玄関子機)を含む一方、ロビーインターホン装置を含まない。
また、インターホンシステムには、図1との比較で、1以上の機器が省略されてもよく、例えば、インターホンシステム1から、モニタ付副親機42及び通話副親機43のうちの少なくとも一方が省略されてもよい。又は、インターホンシステムを、図1に示すインターホンシステム1に1以上の機器を追加して構成してもよい。
1 インターホンシステム、 11 ロビーインターホン装置、 14 共用ゲート、 32 子機、 41 親機、 61 電力測定器、 62 ガスメータ、 63 水道メータ、 71 玄関防犯センサ、 72 窓防犯センサ、 92 管理事務室親機。

Claims (9)

  1. 人の活動を表す活動情報を含む活動信号であって、インターホン親機及び住居外インターホン装置の少なくとも一方を介した前記活動信号に基づくか、又は前記活動信号の受信の有無に基づいて、前記人の状態の確認が必要か否かを判定する判定部と、
    前記判定部が前記人の状態の確認が必要であると判定すると、前記人の状態を確認可能な出力を実行するための状態確認信号を出力する出力部と、
    を備える、インターホンシステム。
  2. 前記活動信号は、前記インターホン親機の操作部を介して入力された入力信号を含む、請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 前記入力信号は、前記インターホン親機以外の機器からの前記インターホン親機を介した呼び出しに応答するために前記操作部を介して入力された応答信号を含む、請求項2に記載のインターホンシステム。
  4. 前記活動信号は、前記人の活動を検知可能な活動検知センサから前記インターホン親機に入力されたセンサ信号を含む、請求項1乃至3のいずれか1つに記載のインターホンシステム。
  5. 前記住居外インターホン装置には、集合住宅のロビーと外部とを区切る共用ゲートよりも前記外部側に設けられ、全ての住宅で共有されるロビーインターホン装置が含まれ、
    前記活動信号は、前記共用ゲートを解錠するための信号であって前記ロビーインターホン装置に入力された信号を含む、請求項1乃至4のいずれか1つに記載のインターホンシステム。
  6. 前記出力部が前記状態確認信号を出力した後に1以上の所定条件のうちの少なくとも1つが満たされると、前記人の安否確認が必要であることを表す安否確認信号を1以上の連絡先に出力する、請求項1乃至5のいずれか1つに記載のインターホンシステム。
  7. 前記1以上の所定条件には、第1所定条件と、第2所定条件が含まれ、
    前記第1所定条件を満足すると、前記安否確認信号が1以上の連絡先に出力され、
    前記第2所定条件を満足すると、前記安否確認信号が前記1以上の連絡先と一致しない1以上の連絡先に出力される、請求項6に記載のインターホンシステム。
  8. 人の活動を表す活動情報を含む活動信号であって、インターホン親機及び住居外インターホン装置の少なくとも一方を介した前記活動信号に基づくか、又は前記活動信号の受信の有無に基づいて、当該人の状態の確認が必要か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記人の状態の確認が必要であると判定すると、前記人の状態を確認可能な出力を実行させる出力実行ステップと、
    を有する安否確認方法。
  9. 人の活動を表す活動情報を含む活動信号であって、インターホン親機及び住居外インターホン装置の少なくとも一方を介した前記活動信号に基づくか、又は前記活動信号の受信の有無に基づいて、当該人の状態の確認が必要か否かを判定する判定処理と、
    前記判定処理で前記人の状態の確認が必要であると判定すると、前記人の状態を確認可能な出力を実行させる出力実行処理と、
    をコンピュータに実行させる安否確認実行プログラム。
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