JP2019117534A - 誘導案内システム - Google Patents

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善貴 立山
Yoshitaka Tateyama
善貴 立山
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【課題】すいている出入り口地点に利用者を誘導することができる誘導案内システムを提供する。【解決手段】誘導案内システム100は、第1エリア210から第2エリア320へ移動する第1利用者の移動を誘導する。誘導案内システム100は、第1撮像装置20と、第2撮像装置30と、表示装置40と、制御装置10とを備える。第1撮像装置20は、第1画像を撮像する。第1画像は、第1エリア210を示す。第2撮像装置30は、第2画像を撮像する。第2画像は、第2エリア320を示す。表示装置40は、誘導表示51を表示する。誘導表示51は、第1利用者を誘導する。表示装置40は、複数の出入り口地点EPのそれぞれに配置される。誘導表示51は、第1利用者を複数の出入り口地点EPのいずれかに誘導する。制御装置10は、第1画像と第2画像とに基づいて、誘導表示51を表示装置40に表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、誘導案内システムに関する。
特許文献1に記載の混雑予想システムは、ソーシャルメディアの情報と駅構内への入場者数に基づいて、現在時刻以降の駅構内に存在する人数を予測する。
特開2014−206829号公報
しかしながら、特許文献1に記載の駅構内の全体の混雑を予測することはできるものの、列車のすいている乗車口(出入り口地点)に利用者を誘導することができない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的はすいている出入り口地点に利用者を誘導することができる誘導案内システムを提供することにある。
本発明に係る誘導案内システムは、第1エリアから第2エリアへ移動する第1利用者の移動を誘導する。前記誘導案内システムは、第1撮像装置と、第2撮像装置と、表示装置と、制御装置とを備える。前記第1撮像装置は、第1画像を撮像する。前記第1画像は、前記第1エリアを示す。前記第2撮像装置は、第2画像を撮像する。前記第2画像は、前記第2エリアを示す。前記表示装置は、誘導表示を表示する。前記誘導表示は、前記第1利用者を誘導する。前記制御装置は、前記表示装置を制御する。複数の出入り口地点において、前記第1エリアから前記第2エリアへの前記第1利用者の移動が可能である。複数の出入り口地点において、前記第2エリアから前記第1エリアへの第2利用者の移動が可能である。前記表示装置は、前記複数の出入り口地点のそれぞれに配置される。前記誘導表示は、前記第1利用者を前記複数の出入り口地点のいずれかに誘導する。前記制御装置は、前記第1画像と前記第2画像とに基づいて、前記誘導表示を前記表示装置に表示させる。
本発明によれば、すいている出入り口地点に利用者を誘導することができる。
本発明の実施形態に係る誘導案内システムのブロック図である。 駅を示す模式図である。 表示装置と客室とを示す模式図である。 駅を示す模式図である。 表示装置と客室とを示す模式図である。 本発明の実施形態に係る誘導案内システムの誘導案内方法を示すフローチャートである。 表示装置と客室とを示す模式図である。 本発明の実施形態に係る誘導案内システムの誘導案内方法を示すフローチャートである。 表示装置と客室とを示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る誘導案内システム100について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る誘導案内システム100のブロック図である。
図1に示すように、誘導案内システム100は、第1撮像装置20と、第2撮像装置30と、表示装置40と、制御装置10とを備える。誘導案内システム100は、第1エリアから第2エリアへ移動する第1利用者の移動を誘導する。第1エリアは、例えば、駅のホームである。第2エリアは、例えば、列車の客室である。第1利用者は、例えば、駅のホームで列車の到着を待つ人である。
複数の出入り口地点において、第1エリアから第2エリアへの第1利用者の移動が可能である。また、複数の出入り口地点において、第2エリアから第1エリアへの第2利用者の移動が可能である。第2利用者は、例えば、列車に乗っている人である。
第1撮像装置20は、例えば、ネットワークカメラである。第1撮像装置20は、第1画像を撮像する。第1画像は、第1エリアを示す。第1撮像装置20は、例えば、駅のホームを撮像する。詳しくは、第1撮像装置20は、駅のホーム内の全体を撮像できるように配置されている。第1撮像装置20は、ネットワークを介して第1画像を制御装置10へ送信する。
第2撮像装置30は、例えば、ネットワークカメラである。第2撮像装置30は、第2画像を撮像する。第2画像は、第2エリアを示す。第2撮像装置30は、例えば、列車の客室を撮像する。第2撮像装置30は、ネットワークを介して第2画像を制御装置10へ送信する。
表示装置40は、第1利用者を誘導する誘導表示を表示する。表示装置40は、例えば、LED(Light Emitting Diode)である。表示装置40は、複数の出入り口地点のそれぞれに配置される。
制御装置10は、制御部12と、記憶部14とを有する。制御装置10は、例えば、サーバーである。制御装置10は、第1撮像装置20と、第2撮像装置30と、表示装置40とを制御する。
制御部12は、記憶部14に記憶された制御プログラムを実行することによって制御装置10が備える各部の動作を制御する。制御部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサーによって構成される。
記憶部14は、撮像画像データなどの各種データを記憶する。記憶部14は、ストレージデバイスおよび半導体メモリーによって構成される。ストレージデバイスは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)および/またはSSD(Solid State Drive)によって構成される。半導体メモリーは、例えば、RAM(Random Access Memory)
およびROM(Read Only Memory)を構成する。
制御装置10は、第1画像と第2画像とに基づいて、誘導表示を表示装置40に表示させる。誘導表示は、第1利用者を複数の出入り口地点のいずれかに誘導する表示である。誘導表示は、例えば、矢印マークを含む。
図1および図2を参照して、誘導案内システム100が適用される駅200について説明する。図2は、駅200を示す模式図である。
図2に示すように、駅200は、第1ホーム210と、第2ホーム410と、エレベーター520と、階段530とを含む。第1ホーム210と第2ホーム410とには、異なる路線の列車が到着する。詳しくは、第1ホーム210には、列車310が到着する。第2ホーム410には、列車510が到着する。なお、第1ホーム210は、「第1エリア」の一例である。第1ホーム210と、第2ホーム410とは、エレベーター520または階段530を介して接続している。したがって、利用者は、エレベーター520または階段530を使用して、第1ホーム210と第2ホーム410とを往来可能である。
第1ホーム210は、複数の流入口230を有する。複数の流入口230は、流入口231〜233を含む。流入口231と流入口232とは、駅200の外に通じる出入り口である。すなわち、流入口231と流入口232からは駅200の外から第1ホーム210に向かう第1利用者が流入する。また、流入口233は、階段530に通じる出入り口である。すなわち、流入口233からは第2ホーム410から第1ホーム210に向かう第1利用者が流入する。このように、第1ホーム210へは複数の流入口230から第1利用者が流入する。
第1ホーム210には、複数の第1撮像装置20が配置されている。複数の第1撮像装置20は、第1撮像装置21〜25を含む。第1撮像装置20は、第1ホーム210を示す第1画像を撮像する。すなわち、第1撮像装置21〜25によって、第1ホーム210の全体が撮像される。詳しくは、第1撮像装置21は、流入口231から第1ホーム210に流入する第1利用者を撮像する。第1撮像装置22は、流入口232から第1ホーム210に流入する第1利用者を撮像する。第1撮像装置23は、流入口233から第1ホーム210に流入する第1利用者を撮像する。第1撮像装置24は、エレベーター520から出てくる第1利用者を撮像する。第1撮像装置25は、エレベーター520に乗っている第1利用者を撮像する。
列車310は、複数の客室320を有する。複数の客室320は、客室321〜326を含む。なお、客室320は、「第2エリア」の一例である。複数の客室320のそれぞれは、第2撮像装置30と、ドア330とを有する。なお、ドア330は、「出入り口」の一例である。
第2撮像装置30は、客室320を示す第2画像を撮像する。すなわち、第2撮像装置30によって、複数の客室320のそれぞれが撮像される。
第1ホーム210は、複数の出入り口地点EPを含む。複数の出入り口地点EPは、列車310が第1ホーム210に到着した際の出入り口地点である。すなわち、複数の出入り口地点EPは、列車310が第1ホーム210に到着した際の、客室320のドア330の位置に対応する。複数の出入り口地点EPにおいて、第1ホーム210から客室320への第1利用者の移動が可能である。すなわち、出入り口地点EPにおいて、第1利用者は列車310に乗車可能である。また、複数の出入り口地点EPにおいて、客室320から第1ホーム210への第2利用者の移動が可能である。すなわち、出入り口地点EPにおいて、第2利用者は列車310から第1ホーム210に降車可能である。
複数の表示装置40は、複数の出入り口地点EPのそれぞれに配置される。複数の表示装置40は、表示装置41〜46を含む。詳しくは、表示装置41〜46は、列車310が第1ホーム210に到着した際の客室321〜客室326のドア330に対応する位置にそれぞれ配置される。表示装置40は、例えば、第1ホーム210の床面に配置される。
図3を参照して、誘導表示51について説明する。図3は、表示装置40と客室320とを示す模式図である。図3に示すように、制御装置10は、第1画像と第2画像とに基づいて、誘導表示51を表示装置40に表示させる。誘導表示51は、第1利用者を複数の出入り口地点EPのいずれかに誘導する表示である。誘導表示51は、例えば、矢印マークである。第1利用者は、例えば、矢印マークに沿って整列する。矢印マークの向きは、第1利用者の整列方向を示す。ここでは、第1利用者は、左方向に整列する。制御装置10は、第1利用者の誘導人数に応じて、矢印マークの長さを変更する。制御装置10は、第1画像および第2画像に基づいて、矢印マークの向きおよび矢印マークの長さを変更する。制御装置10の矢印マークの向きおよび矢印マークの長さの変更については、図4および図5を参照して後述する。
図1〜図5を参照して、誘導案内システム100についてさらに説明する。図4は、駅200を示す模式図である。図4は、第1ホーム210に列車310が到着する前の駅200を示す模式図である。図5は、表示装置40と客室320とを示す模式図である。
図4に示すように、制御装置10は、列車310が第1ホーム210に到着する前に複数の表示装置40のそれぞれに誘導表示51を表示させる。以下、制御装置10の誘導表示51の制御方法について説明する。
制御装置10は、誘導表示51の矢印マークの向きを変更するように表示装置40を制御する。
制御装置10は、第1ホーム210に流入してくる第1利用者の流入量に基づいて、第1利用者の整列方向を示す誘導表示51を表示装置40に表示させる。流入量は、第1利用者の第1ホーム210へ流入する量を示す。
制御装置10は、複数の流入口230ごとに、第1画像に基づいて流入量を算出する。詳しくは、制御装置10は、第1撮像装置21が撮像した第1画像を解析し、流入口231から第1ホーム210へ方向Aに流入する第1利用者の人数を算出する。以下、流入口231から第1ホーム210へ方向Aに流入する第1利用者の人数を第1流入量と記載する。また、制御装置10は、第1撮像装置22が撮像した第1画像を解析し、流入口232から第1ホーム210へ方向Bに流入する第1利用者の人数を算出する。以下、流入口232から第1ホーム210へ方向Bに流入する第1利用者の人数を第2流入量と記載する。また、制御装置10は、第1撮像装置23が撮像した第1画像を解析し、流入口233から第1ホーム210へ方向Cに流入する第1利用者の人数を算出する。以下、流入口233から第1ホーム210へ方向Cに流入する第1利用者の人数を第3流入量と記載する。
制御装置10は、流入量に基づいて、第1利用者の整列方向を示す誘導表示51を表示装置40に表示させる。詳しくは、複数の流入口230ごとの流入量を比較し、第1利用者の整列方向を示す誘導表示51を表示装置40に表示させる。例えば、第1流入量に対し、第2流入量および第3流入量が多い場合、第1ホーム210の右方向から第1ホーム210へ向かってくる第1利用者が多くなる。したがって、制御装置10は、複数の表示装置40のうち右方向から左方向に向かう矢印マークを表示する表示装置40の数が多くなるように、制御装置10は表示装置40を制御する。例えば、図4に示すように、右方向への整列を誘導するように、制御装置10は、表示装置43〜46を制御する。表示装置43〜46は、右寄りの4つの客室(客室323〜326)(図2参照)に対応する。一方、左方向への整列を誘導するように、制御装置10は、表示装置41、42を制御する。表示装置41、42は、左寄りの2つの客室(客室321、322)(図2参照)に対応する。このように、制御装置10は、流入量に基づいて、第1利用者の整列方向を示す誘導表示51を変更する。すなわち、流入量に基づいて、制御装置10は、誘導表示51の矢印マークの向きを変更するように表示装置40を制御する。詳しくは、流入量に基づいて、制御装置10は、整列方向の境界(切り換わり目)を切り換えて、第1利用者の整列方向を示す誘導表示51を表示装置40に表示させる。
制御装置10は、複数の出入り口地点EPごとに、第2画像に基づいて混雑度合を算出する。すなわち、制御装置10は、ドア330ごとに第2画像に基づいて混雑度合を算出する。詳しくは、制御装置10は、例えば、第2画像を解析し、客室320ごとに、客室320の面積に対して第2利用者が占める面積の割合を算出することによって混雑度合を算出する。客室320の面積は、例えば、床の面積および座席の面積の合計である。第2利用者が占める面積は、第2利用者および第2利用者が携帯する携帯物の合計である。携帯物は、例えば、荷物およびベビーカーを含む。あるいは、制御装置10は、例えば、第2画像を解析し、客室320に乗っている第2利用者の人数を算出することによって混雑度合を算出する。なお、スーツケースのような大きな荷物およびベビーカーを持っている第2利用者が居る場合は、大きな荷物およびベビーカーの分を第2利用者の人数に加算する。制御装置10は、例えば、大きな荷物を1人分、ベビーカーを2人分として第2利用者の人数を算出する。制御装置10は、例えば、客室320が満員の場合を100%とした場合の、第2利用者の割合を混雑度合として百分率を算出する。制御装置10は、例えば、混雑度合を80%と算出する。
なお、制御装置10は、統計データに基づいて、混雑度合を変更することが好ましい。統計データは、記憶部14に記憶されている。統計データは、第2エリアから第1エリアへ移動する第2利用者の人数の統計を示すデータである。すなわち、統計データは、客室320から第1ホーム210に降車する第2利用者の人数の統計を示すデータである。記憶部14は、例えば、統計データとして、曜日および時間に対応付けて、降車する割合を記憶している。降車する割合は、客車に乗車している第2利用者のうち降車する第2利用者の割合を示す。記憶部14は、例えば、「月曜から金曜の7時〜8時」に対応づけて、降車する割合を「50%」と記憶してしいる。制御装置10は、統計データに基づいて、混雑度合を変更する。例えば、列車310の第1ホーム210への到着時刻が「月曜から金曜の7時〜8時」に該当する場合は、降車する割合が「50%」であるため、制御装置10は、混雑度合を「80%」から「40%」に変更する。なお、記憶部14は、統計データとして、イベントの日時に対応づけて、降車する割合を記憶していてもよい。イベントは、例えば、コンサートまたは夏祭りである。
制御装置10は、混雑度合に基づいて、移動可能人数を算出する。移動可能人数は、第1エリアから第2エリアへ移動可能な第1利用者の人数を示す。すなわち、制御装置10は、第1ホーム210から客室320に乗車可能な第1利用者の人数を算出する。
図5(a)および図5(b)に示すように、制御装置10は、移動可能人数に基づいて、誘導表示51を変化させる。図5(a)は、混雑度合が80%である場合の、誘導表示51の状態を示す。図5(b)は、混雑度合が20%である場合の、誘導表示51の状態を示す。すなわち、移動可能人数は、図5(a)に示す状態よりも、図5(b)に示す状態のほうが4倍多い。制御装置10は、例えば、移動可能人数に基づいて、誘導表示51の矢印マークの長さを変更する。例えば、図5(a)に示すように、混雑度が80%である出入り口地点EPについては、制御装置10は、20%分の長さd1の矢印マークを表示装置40に表示させる。一方、図5(b)に示すように、混雑度が20%である出入り口地点EPについては、制御装置10は、80%分の長さd2の矢印マークを表示装置40に表示させる。長さd1は、長さd2の4倍である。なお、図5(a)および図5(b)において、列車310の客室320を記載しているが、列車310が第1ホーム210に到着する前から、制御装置10は、誘導表示51を表示している。
列車310が第1ホーム210に到着すると、制御装置10は、第1画像と第2画像との少なくとも一方に基づいて、第2利用者移動人数を複数の出入り口地点EPごとに算出する。第2利用者移動人数は、第2エリアから前記第1エリアへ移動する前記第2利用者の人数を示す。そして、制御装置10は、混雑度合と第2利用者移動人数とに基づいて、誘導表示51を変化させる。したがって、実際の混雑度に基づいて、リアルタイムに誘導表示51を表示装置40に表示させることができる。その結果、実際の混雑度に応じて第1利用者の誘導を案内することができる。なお、この場合、列車310が発車直前であるため、足元(床面)の誘導表示51のみではなく、例えば、高い位置にも誘導表示51を表示するようにしてもよい。したがって、誘導表示51が見えにくくなることを抑制することができる。
図1〜図6を参照して、本発明の実施形態に係る誘導案内システム100の誘導表示51の表示方法について説明する。図6は、本発明の実施形態に係る誘導案内システム100の誘導案内方法を示すフローチャートである。図6に示すステップS102〜ステップS112の処理が実行されることによって、誘導表示51の表示が行われる。
ステップS102:第1撮像装置20は、第1画像を撮像する。第1画像は、第1エリアを示す。処理は、ステップS104に進む。
ステップS104:制御装置10は、複数の流入口230ごとに、第1画像に基づいて流入量を算出する。処理は、ステップS106に進む。
ステップS106:第2撮像装置30は、第2画像を撮像する。第2画像は、第2エリアを示す。処理は、ステップS108に進む。
ステップS108:制御装置10は、第2画像に基づいて混雑度合を算出する。処理は、ステップS110に進む。
ステップS110:制御装置10は、混雑度合に基づいて、移動可能人数を算出する。処理は、ステップS112に進む。
ステップS112:制御装置10は、流入量と移動可能人数とに基づいて誘導表示51を表示装置40に表示させる。処理は、終了する。
以上、図1〜図6を参照して説明したように、制御装置10は、第1画像と第2画像とに基づいて、第1利用者を複数の出入り口地点EPのいずれかに誘導する誘導表示51を表示装置40に表示させる。したがって、すいている客室320(第2エリア)に対応する出入り口地点EPへ第1利用者を誘導することができる。その結果、客室320の混雑を緩和することができる。
また、制御装置10は、複数の出入り口地点EPごとに、第2画像に基づいて混雑度合を算出する。そして、制御装置10は、混雑度合に基づいて、第1エリアから第2エリアへ移動可能な第1利用者の人数を示す移動可能人数を算出する。そして、移動可能人数に基づいて、誘導表示51を変化させる。したがって、すいている客室320(第2エリア)に対応する出入り口地点EPへ第1利用者を誘導することができる。その結果、客室320の混雑を緩和することができる。
制御装置10は、統計データに基づいて、混雑度合を変更する。したがって、混雑度合を予測し、移動可能人数を予測することができる。その結果、効果的に客室320の混雑を緩和することができる。
なお、第1利用者に優先利用者が含まれる場合、優先利用者に対して優先的に誘導できるように、誘導表示51を表示させることが好ましい。図1、図2および図7を参照して、誘導案内システム100についてさらに説明する。図7は、表示装置40と客室320とを示す模式図である。
制御装置10は、第1画像に基づいて第1利用者に優先利用者が含まれるか否かを判定する。詳しくは、制御装置10は、第1画像を解析することによって、第1利用者の特徴を認識する。制御装置10は、例えば、ベビーカーを押している第1利用者、車椅子に乗っている第1利用者および杖を持っている第1利用者を優先利用者と特定する。そして、制御装置10が第1利用者に優先利用者が含まれると判定した場合、優先利用者が乗車可能であり、優先利用者から最も近い出入り口地点EPに対応する表示装置40に制御装置10は誘導表示51を表示させる。
制御装置10は、第1利用者に優先利用者が含まれると判定した場合、優先利用者に対する誘導表示51aと、非優先利用者に対する誘導表示51bとを表示形態が異なるように表示装置40に表示させる。非優先利用者は、優先利用者とは異なる。詳しくは、例えば、図7に示すように、優先利用者に対する誘導表示51aと、非優先利用者に対する誘導表示51bとで、誘導表示51の色を変更してもよい。例えば、誘導表示51aの色は赤色で、誘導表示51bの色は緑色である。なお、誘導表示51aとして、矢印マークと共に、「優先」のような文字を表示するように、制御装置10は表示装置40を制御してもよい。あるいは、誘導表示51aを点滅させるように、制御装置10は表示装置40を制御してもよい。
なお、制御装置10は、優先利用者のために確保した人数分だけ移動可能人数を減少させる。したがって、誘導表示51aの矢印マークの長さの分だけ、誘導表示51bの矢印マークの長さを短くするように、制御装置10は、表示装置40を制御する。
なお、誘導表示51aに対応する出入り口地点EPを優先利用者が通過した場合、次の誘導候補となる出入り口地点EPに対応する表示装置40に誘導表示51aを表示させることが好ましい。詳しくは、誘導表示51aに対応する出入り口地点EPを優先利用者が通過した場合、まず、制御装置10は、第1画像に基づいて、優先利用者の進行方向を特定する。そして、制御装置10は、特定した進行方向に基づいて次の誘導候補となる出入り口地点EPを特定する。そして、制御装置10は、特定した出入り口地点EPに対応する表示装置40に誘導表示51aを表示させる。したがって、優先利用者が誘導表示51aを通り過ぎた場合であっても、次の誘導候補の出入り口地点EPへ優先利用者を誘導することができる。
なお、制御装置10は、優先利用者が誘導位置に到達する時刻に基づいて、誘導する列車310を切り換えてもよい。図1、図2および図8を参照して、本発明の実施形態に係る誘導案内システム100の誘導表示51の表示方法について説明する。図8は、本発明の実施形態に係る誘導案内システム100の誘導案内方法を示すフローチャートである。図8に示すステップS202〜ステップS208の処理が実行されることによって、誘導表示51の表示が行われる。
ステップS202:制御装置10は、到達時刻を算出する。到達時刻は、誘導位置に優先利用者が到達する時刻を示す。誘導位置は、制御装置10が優先利用者を誘導する出入り口地点EPを示す。処理は、ステップS204に進む。
ステップS204:制御装置10は、到達時刻が第1候補の列車310の到着時刻に間に合うか否かを判定する。第1候補の列車310は、次に第1ホーム210に到着する列車310を示す。到達時刻が第1候補の列車310の到着時刻に間に合わないと制御装置10が判定した場合(ステップS204:No)、処理は、ステップS208に進む。到達時刻が第1候補の列車310の到着時刻に間に合うと制御装置10が判定した場合(ステップS204:Yes)、処理は、ステップS206に進む。
ステップS206:制御装置10は、第1候補の列車310に対応する誘導表示51を表示装置40に表示させる。処理は、終了する。
ステップS208:制御装置10は、第2候補の列車310に対応する誘導表示51を表示装置40に表示させる。第2候補の列車310は、第1候補の列車310の次に第1ホーム210に到着する列車310を示す。処理は、終了する。
以上、図1、図2および図8を参照して説明したように、制御装置10は、到達時刻が到着時刻に間に合うと判定した場合、第1候補の列車310に対応する誘導表示51aを表示する。一方、制御装置10は、到達時刻が到着時刻に間に合わないと判定した場合、第2候補の列車310に対応する誘導表示51aを表示する。したがって、適切な列車310の出入り口地点EPに優先利用者を誘導することができる。
なお、1つの客室320に対して第2撮像装置30は1つであったが、客室320に対して第2撮像装置30は複数でもよい。図9は、表示装置40と客室320とを示す模式図である。
図9に示すように、客室320は、第2撮像装置31と、第2撮像装置32と、ドア331と、ドア332とを有する。第2撮像装置30は、ドア330ごとに第2画像を撮像する。詳しくは、第2撮像装置31は、ドア331に対応する領域R1を撮像する。第2撮像装置32は、ドア332に対応する領域R2を撮像する。
制御装置10は、出入り口地点EPごとに混雑度合を算出する。すなわち、制御装置10は、第2撮像装置31が撮像した第2画像に基づいて領域R1の混雑度合を算出する。また、制御装置10は、第2撮像装置31が撮像した第2画像に基づいて領域R2の混雑度合を算出する。したがって、制御装置10は、出入り口地点EPごとの混雑度合に応じた誘導表示51を表示装置40に表示させることができる。その結果、すいている出入り口地点EPへ第1利用者を誘導することができる。その結果、客室320の混雑を緩和することができる。
以上、図面(図1〜図9)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
図1〜図9を参照して説明した誘導案内システム100では、駅のホームで列車の到着を待つ人を出入り口地点EPに誘導したが、本発明はこれに限定されない。例えば、混雑度合に基づいて、利用者を複数の飲食店からいずれかの飲食店に誘導するようにしてもよい。
10 制御装置
14 記憶部
20、21、22、23、24、25 第1撮像装置
30、31、32 第2撮像装置
40、41、42、43、44、45、46 表示装置
51、51a、51b 誘導表示
100 誘導案内システム
210 第1ホーム(第1エリア)
230、231、232、233 流入口
320、322、323、324、325、326 客室(第2エリア)
EP 出入り口地点

Claims (11)

  1. 第1エリアから第2エリアへ移動する第1利用者の移動を誘導する誘導案内システムであって、
    前記第1エリアを示す第1画像を撮像する第1撮像装置と、
    前記第2エリアを示す第2画像を撮像する第2撮像装置と、
    前記第1利用者を誘導する誘導表示を表示する表示装置と、
    前記表示装置を制御する制御装置と
    を備え、
    複数の出入り口地点において、前記第1エリアから前記第2エリアへの前記第1利用者の移動、および前記第2エリアから前記第1エリアへの第2利用者の移動が可能であり、
    前記表示装置は、前記複数の出入り口地点のそれぞれに配置され、
    前記誘導表示は、前記第1利用者を前記複数の出入り口地点のいずれかに誘導し、
    前記制御装置は、前記第1画像と前記第2画像とに基づいて、前記誘導表示を前記表示装置に表示させる、誘導案内システム。
  2. 前記制御装置は、
    前記複数の出入り口地点ごとに、前記第2画像に基づいて混雑度合を算出し、
    前記混雑度合に基づいて、前記第1エリアから前記第2エリアへ移動可能な前記第1利用者の人数を示す移動可能人数を算出し、
    前記移動可能人数に基づいて、前記誘導表示を変化させる、請求項1に記載の誘導案内システム。
  3. 前記制御装置は、統計データを記憶する記憶部をさらに備え、
    前記統計データは、前記第2エリアから前記第1エリアへ移動する前記第2利用者の人数の統計を示すデータであり、
    前記制御装置は、前記統計データに基づいて、前記混雑度合を変更する、請求項2に記載の誘導案内システム。
  4. 前記制御装置は、前記第1画像と前記第2画像との少なくとも一方に基づいて、前記第2エリアから前記第1エリアへ移動する前記第2利用者の人数を示す第2利用者移動人数を前記複数の出入り口地点ごとに算出し、
    前記制御装置は、前記混雑度合と前記第2利用者移動人数とに基づいて、前記誘導表示を変化させる、請求項2または請求項3に記載の誘導案内システム。
  5. 前記第1エリアへは複数の流入口から前記第1利用者が流入し、
    前記制御装置は、
    前記複数の流入口ごとに、前記第1画像に基づいて流入量を算出し、
    前記流入量に基づいて、前記第1利用者の整列方向を示す前記誘導表示を前記表示装置に表示させ、
    前記流入量は、前記第1利用者の前記第1エリアへ流入する量を示す、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の誘導案内システム。
  6. 前記制御装置は、
    前記第1画像に基づいて前記第1利用者に優先利用者が含まれるか否かを判定し、
    前記第1利用者に前記優先利用者が含まれると判定した場合、前記優先利用者に対する前記誘導表示と、非優先利用者に対する前記誘導表示とを表示形態が異なるように前記表示装置に表示させ、
    前記非優先利用者は、前記優先利用者とは異なる、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の誘導案内システム。
  7. 前記優先利用者を誘導する前記誘導表示に対応する前記出入り口地点を前記優先利用者が通過した場合、
    前記制御装置は、前記第1画像に基づいて、前記優先利用者の進行方向を特定し、特定した前記進行方向に基づいて次の誘導候補となる前記出入り口地点を特定し、特定した前記出入り口地点に対応する前記表示装置に前記誘導表示を表示させる、請求項6に記載の誘導案内システム。
  8. 前記第1エリアは駅のホームであり、
    前記第2エリアは列車の客室であり、
    前記制御装置は、
    誘導位置に前記優先利用者が到達する時刻を示す到達時刻を算出し、
    前記到達時刻が第1候補の列車の到着時刻に間に合うか否かを判定し、
    前記到達時刻が前記到着時刻に間に合うと判定した場合、前記第1候補の列車に対応する前記誘導表示を表示し、
    前記到達時刻が前記到着時刻に間に合わないと判定した場合、第2候補の列車に対応する前記誘導表示を表示し、
    前記第2候補の列車は、前記第1候補の列車の次に前記ホームに到着する列車を示す、請求項6または請求項7に記載の誘導案内システム。
  9. 前記誘導表示は、矢印マークを含む、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の誘導案内システム。
  10. 前記制御装置は、前記第1利用者の誘導人数に応じて、前記矢印マークの長さを変更する、請求項9に記載の誘導案内システム。
  11. 前記矢印マークの向きは、前記第1利用者の整列方向を示す、請求項9または請求項10に記載の誘導案内システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7496289B2 (ja) 2020-11-04 2024-06-06 株式会社日立製作所 行動変容誘導装置及び行動変容誘導方法

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