JP2019114914A - 撮像装置、その制御方法、プログラムならびに撮像システム - Google Patents
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Abstract
【課題】外部同期可能なインタフェースで接続された複数の撮像装置において、同一のタイミングで撮影された映像フレームのタイムコードを一致させることが可能な撮像装置を提供する。【解決手段】撮影した映像信号を出力する撮像手段と、映像信号に付加される補助データが所定の情報を含むように、補助データを制御する制御手段と、補助データが付加された映像信号を、外部装置に外部同期可能に出力する出力手段と、を有する。制御手段は、映像信号の各フレームの撮影時点の第1のタイムコードと、映像信号の各フレームが出力手段で出力される時点の第2のタイムコードを取得するための情報と、を含むように補助データを制御する。【選択図】図4
Description
本発明は、タイムコードの同期が可能な撮像装置、その制御方法、プログラムならびに撮像システムに関する。
ビデオカメラなどの撮像装置は、様々な用途に対応するために、複数の端子を備えている。例えば、タイムコード信号を入力する用途のために、タイムコード信号のみを入力可能な端子を備えるビデオカメラや、タイムコード信号を出力する用途のために、タイムコード信号のみを出力可能な端子を備えるビデオカメラが知られている。その他、Genlock(Generator Lock)信号などの外部同期信号を入力するために、外部同期信号のみを入力可能な端子を備えるビデオカメラも知られている。
一方、ビデオカメラに複数の端子を設けることは、ビデオカメラの小型化及び低コスト化を阻害する要因となる場合がある。そこで、特許文献1は、1つの端子にGenlockとタイムコード入出力の機能の両方を持たせたうえで、入力される信号の種別に応じて機能を切り替えることで、入力する信号数の増加と小型化とを両立可能な技術を開示している。
しかしながら、複数のビデオカメラを用いた同時撮影を行う場合、外部同期信号を入力してフレームの外部同期をとりつつタイムコードも同時に入力する必要がある。特許文献1に記載の技術では、Genlock信号を用いた外部同期とタイムコード入出力の両方を実現するためには入力信号を切り替える必要があり、手間がかかってしまう。
一方、外部同期信号とタイムコードとを用いるための基準信号としてSDI(Serial Digital Interface)信号を用いることができれば、SDI端子で外部同期信号とタイムコードとを同時に取得可能になる。しかし、タイムコードのマスタであるビデオカメラxとスレーブであるビデオカメラyとの間で、従来のSDI信号を用いてタイムコードを一致(同期)させようとすると、スレーブ側のタイムコードが遅延する問題がある。具体的には、ビデオカメラxが撮影してからSDI出力端子に映像を出力するまでの間にビデオカメラxの処理によるタイムラグ(遅延)が含まれる。このため、ビデオカメラyがSDI信号から取得するタイムコードは、ビデオカメラyが現在撮影している映像に対応するタイムコードよりも遅延したものになる。すなわち、接続された複数のビデオカメラ間で同時刻に撮影した映像の同期を取ろうとする場合、同時刻に撮影した映像フレームに対して、異なるタイムコードが付加されるという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、外部同期可能なインタフェースで接続された複数の撮像装置において、同一のタイミングで撮影された映像フレームのタイムコードを一致させることが可能な技術を提供することである。
この課題を解決するため、例えば本発明の撮像装置は以下の構成を備える。すなわち、撮影した映像信号を出力する撮像手段と、前記映像信号に付加される補助データが所定の情報を含むように、前記補助データを制御する制御手段と、前記補助データが付加された前記映像信号を、外部装置に外部同期可能に出力する出力手段と、を有し、前記制御手段は、前記映像信号の各フレームの撮影時点の第1のタイムコードと、前記映像信号の各フレームが前記出力手段で出力される時点の第2のタイムコードを取得するための情報と、を含むように前記補助データを制御する、ことを特徴とする。
本発明によれば、外部同期可能なインタフェースで接続された複数の撮像装置において、同一のタイミングで撮影された映像フレームのタイムコードを一致させることが可能な技術を提供可能になる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では撮像装置の一例として、SDI端子を用いて同一の時刻に撮影された映像フレームのタイムコードを一致(単にタイムコードの同期ともいう)させることが可能なビデオカメラを用いる例を説明する。しかし、本実施形態は、SDI端子を用いる場合に限らず、外部同期可能であって、タイムコードを伝送可能な有線又は無線のインタフェースにも適用可能である。また、ビデオカメラに限らず、他の機器にも適用可能である。これらの機器には、例えばスマートフォンを含む携帯電話機、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、タブレット端末、医療機器、監視システムや車載用システムの機器などが含まれてよい。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では撮像装置の一例として、SDI端子を用いて同一の時刻に撮影された映像フレームのタイムコードを一致(単にタイムコードの同期ともいう)させることが可能なビデオカメラを用いる例を説明する。しかし、本実施形態は、SDI端子を用いる場合に限らず、外部同期可能であって、タイムコードを伝送可能な有線又は無線のインタフェースにも適用可能である。また、ビデオカメラに限らず、他の機器にも適用可能である。これらの機器には、例えばスマートフォンを含む携帯電話機、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、タブレット端末、医療機器、監視システムや車載用システムの機器などが含まれてよい。
(システム構成)
図1は、本実施形態に係る撮像システム100の一例を示している。撮像システム100は、複数のビデオカメラ(例えばビデオカメラx、ビデオカメラy)によって同時に撮影を行うためのシステムである。それぞれのビデオカメラは、外部同期可能であって、後述する処理を行ってタイムコードを同期させることが可能なSDIケーブルによって接続されている。図1に示す例では、ビデオカメラxはタイムコードのマスタとして動作し、ビデオカメラyはスレーブとして動作する。
図1は、本実施形態に係る撮像システム100の一例を示している。撮像システム100は、複数のビデオカメラ(例えばビデオカメラx、ビデオカメラy)によって同時に撮影を行うためのシステムである。それぞれのビデオカメラは、外部同期可能であって、後述する処理を行ってタイムコードを同期させることが可能なSDIケーブルによって接続されている。図1に示す例では、ビデオカメラxはタイムコードのマスタとして動作し、ビデオカメラyはスレーブとして動作する。
次に、図2を参照して、撮像装置としてのビデオカメラ200の機能構成例について説明する。なお、図2を参照して説明するビデオカメラ200の機能構成は、ビデオカメラx、yのいずれにも適用される。
撮影レンズ201は、後述のシステム制御部205の指示あるいはユーザからの操作指示に応じて絞り変更機能、画角変更機能、焦点距離変更機能を実現しながら、被写体の光学像を撮像素子202の撮像面上に結像させる。撮像素子202は、光電変換素子を有する画素が複数、2次元的に配列された構成を有する。撮像素子202は、撮影レンズ201により結像された被写体の光学像を各画素で光電変換し、さらにA/D変換回路によってアナログ・デジタル変換して画素単位のデジタル信号(映像信号)を出力する。撮像素子202は、映像信号をフレーム単位で順次出力する。また、システム制御部205に対して露光タイミングを通知する。
画像処理部203は、例えば画像処理用の回路であり、撮像素子202から出力される映像信号を1フレーム分の期間をかけて現像した後、現像後データとして画像メモリ204に格納する。画像処理部203は、画像メモリ204に格納した現像後データを、さらに1フレーム分の期間をかけてリサイズ等の画像処理を適用し、SDI用の映像データとして再度、画像メモリ204に格納する。画像処理部203は、画像メモリ204に格納されたSDI用の映像データに、アンシラリーデータ(補助データ)として、システム制御部205からのタイムコードや他のデータを付加し、SDIドライバ/イコライザ206に出力する。なお、アンシラリーデータは映像信号の各フレームに対して別個のタイムコードやその他のデータを付与することができる。SDIドライバ/イコライザ206は、入力された信号を、SDI信号としてSDI端子207を介して外部へ出力する。SDI端子207から出力されたSDI信号は、SDIケーブルを介して不図示のレコーダやモニタに入力される。このように、撮像素子202が映像を電気信号として取り込んでから、映像信号がSDI端子207から出力されるまでには、2フレーム分の期間の遅延がある。
一方、SDI端子207からSDI用の映像データが入力された場合、画像処理部203は、SDIドライバ/イコライザ206から映像データを取得し、当該映像データからタイムコードやその他のアンシラリーデータを抽出する。画像処理部203は、抽出したアンシラリーデータ(タイムコードやその他のアンシラリーデータ)をシステム制御部205に出力する。
画像メモリ204は、例えばSDRAMなどの揮発メモリであり、動画データや静止画データ、音声データ等の各種のデータを一時的に記憶する。
システム制御部205は、例えば、CPU(或いはMPU)等の演算回路を含み、プログラムメモリ208に記憶されたプログラムを実行して、ビデオカメラ200の各ブロックを制御したり、各ブロック間でのデータ転送を制御したりする。また、システム制御部205は、ユーザからの操作を受け付ける入力装置211からの操作信号に応じて、ビデオカメラ200の各ブロックを制御する。システム制御部205は、画像処理部203によって画像処理のなされた映像信号に対し、所定の圧縮符号化方式で圧縮符号化又は復号化を行うことができる。そして、システム制御部205は、圧縮した映像信号をワーキングメモリ209に一時的に格納しておき、その後、ワーキングメモリ209に格納された圧縮映像信号を必要に応じて適宜読み出して記録手段であるストレージ210に記録する。また、システム制御部205は、撮像素子202から取得した露光タイミングの情報に基づいてタイムコードを生成し、画像処理部203に出力する機能を有する。システム制御部205は他に、SDI端子207からSDI信号を受信する場合、画像処理部203で取得された当該SDI信号のタイムコードを処理して自機の撮影と同期させ、映像信号に付加してストレージ210に記録させる機能も有する。その他、システム制御部205は、撮影レンズ201と通信を行って、撮影レンズ201に対して絞り、画角変更、焦点距離の調整を行うための指示を送信する。
SDI端子207は、SDIケーブルを介して外部装置から伝送されるSDI形式の映像データを取得し、或いは、画像処理部203から出力されるSDI形式の映像データを、SDIケーブルを介して外部装置へ出力するインタフェースとして機能する。
プログラムメモリ208は、不揮発性の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。プログラムメモリ208は、システム制御部205で実行されるプログラムや、動作用の定数などを記憶する。ワーキングメモリ209は、例えばSDRAMなどの揮発メモリであり、システム制御部205の処理に必要なデータ等を一時的に格納する。
ストレージ210は、撮影された映像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。入力装置211は、スイッチやボタンで構成される操作部材を含み、ユーザからの操作指示を電気的な信号に変換してシステム制御部205に通知する。表示装置212は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパー等の表示デバイスを含む。表示装置212は、撮影映像やビデオカメラ200の状態を、システム制御部205の指示に応じて表示する。
(タイムコードの付加・同期方法)
まず、図3を参照して、SDI端子を用いて映像を送信する際に付加するタイムコードの遅延情報について説明する。図3は、SDI信号を用いて、2つのビデオカメラ間のタイムコードを同期させようとする動作を示している。タイムコードマスタであるビデオカメラxとスレーブであるビデオカメラyからなるシステムにおいて、センサ映像、カメラの内部タイムコード、SDI端子において入出力される映像データ(映像フレームおよびタイムコード)を示している。なお、以降の説明では、外部同期信号によって映像フレームの位相を合わせた状態が維持されているものと仮定する。また、この例では、ビデオカメラxは、映像を撮影してからSDI出力端子に映像を出力するまでに2フレーム分の時間がかかるものとする。
まず、図3を参照して、SDI端子を用いて映像を送信する際に付加するタイムコードの遅延情報について説明する。図3は、SDI信号を用いて、2つのビデオカメラ間のタイムコードを同期させようとする動作を示している。タイムコードマスタであるビデオカメラxとスレーブであるビデオカメラyからなるシステムにおいて、センサ映像、カメラの内部タイムコード、SDI端子において入出力される映像データ(映像フレームおよびタイムコード)を示している。なお、以降の説明では、外部同期信号によって映像フレームの位相を合わせた状態が維持されているものと仮定する。また、この例では、ビデオカメラxは、映像を撮影してからSDI出力端子に映像を出力するまでに2フレーム分の時間がかかるものとする。
「Ax〜Fx」はビデオカメラxの撮像素子(センサ)で撮影された映像フレームであり、「Ay〜By」はビデオカメラyのセンサで撮影された映像フレームである。「Ax」と「Ay」、「Bx」と「By」などはそれぞれ同時刻にビデオカメラxとビデオカメラyのセンサで撮影された映像フレームである。また、「11〜16」の数字はタイムコードのフレーム数部分を示している。すなわち、ビデオカメラxは、映像フレーム「Ax」に対してタイムコード「11」を付加し、SDI出力端子から出力する。ビデオカメラyでは、ビデオカメラxからタイムコード「11」を取得し、ビデオカメラyが撮影する映像フレームに付加する。上述のように、ビデオカメラxでは、映像フレーム「Ax」を撮影した時点からSDI信号を出力されるまでに2フレーム分の処理遅延が入るため、ビデオカメラyにおけるタイムコード「11」は、映像フレーム「Cy」が撮影されるタイミングで入力される。SMPTE ST12に準拠したタイムコード端子を使用した同期と同じ手法を行う場合、本来タイムコード「13」となるべきビデオカメラyで撮影された映像フレーム「Cy」にタイムコード「11」が付加されることになる。
次に、図4を参照して、本実施形態に係るタイムコードの同期処理について説明する。ビデオカメラxは、SDI形式の信号によるタイムコードの出力モードとして、黒画などの無効映像にタイムコードを付加して信号を出力するモードと、撮影映像に、タイムコードと遅延情報を付加して信号を出力するモードとを有する。以下の説明では、撮影映像に、タイムコードと遅延情報とを付加して信号を出力するモードを用いる場合について説明する。なお、本実施形態の遅延情報は、例えば、撮像素子202で撮影されてからSDI端子207に出力されるまでの時間ずれを表す。
ビデオカメラxでは、画像処理部203が、システム制御部205の指示に応じて、遅延情報(例えば、時間ずれの大きさを表す遅延量)とタイムコードとを、アンシラリーデータとして映像フレームに付加して出力する。図4に示す例では、タイムコードが「11」のときに撮影した映像フレーム「Ax」をタイムコード「13」において出力しており、2フレーム分の遅延が生じている。このとき、SDI形式の映像データに付加される遅延量は「2」である。なお、遅延量は、撮影モードや動作状態等に応じて異なり得る。例えば、撮影モードや動作状態ごとに想定される遅延量を予めプログラムメモリ208に格納しておくことができる。システム制御部205は、撮影モードや動作状態に応じて遅延量をプログラムメモリ208から読み出し、アンシラリーデータに付加する。
ビデオカメラyは、ビデオカメラxのSDI形式の映像データを入力すると、当該SDI信号から映像フレーム、タイムコード、遅延量を取得する。また、ビデオカメラyは、取得したタイムコードに遅延量を加算して補正したものを、ビデオカメラyが撮影した映像フレームに付加してストレージ210に記録する。
図4に示す例では、ビデオカメラyのシステム制御部205は、ビデオカメラxから入力したSDI形式の映像データに含まれるタイムコード「11」と遅延量「2」とを取得する。そして、映像フレーム「Cy」に対し、タイムコード「11」に遅延量「2」を加算したタイムコード「13」(すなわち、SDI端子から出力される時点のタイムコード)を求め、求めたタイムコードが現在撮影された映像フレームに対応するように同期させる。その後、システム制御部205は、タイムコードの付加された映像信号をストレージ210に記録する。このようにすることで、ビデオカメラyは、同時刻に撮影された映像フレーム「Cy」に、ビデオカメラxが撮影した「Cx」と同一のタイムコード「13」を付与することができる。すなわち、ビデオカメラxとビデオカメラyとは、正しくタイムコードの同期をとることができる。
(スレーブ側のビデオカメラにおける例外処理)
スレーブであるビデオカメラyは、タイムコードや遅延量の含まれない信号が入力された場合でも適切な処理を行わなければならない。以下、図5を参照して、スレーブ側のビデオカメラにおける例外処理について説明する。なお、本処理は、システム制御部205が、プログラムメモリ208から読み出したプログラムを実行することによって実現される。また、本処理は、システム制御部205が、(外部装置であるマスタ側ビデオカメラxから出力された)SDI形式の映像データの入力を検出した時点から開始される。
スレーブであるビデオカメラyは、タイムコードや遅延量の含まれない信号が入力された場合でも適切な処理を行わなければならない。以下、図5を参照して、スレーブ側のビデオカメラにおける例外処理について説明する。なお、本処理は、システム制御部205が、プログラムメモリ208から読み出したプログラムを実行することによって実現される。また、本処理は、システム制御部205が、(外部装置であるマスタ側ビデオカメラxから出力された)SDI形式の映像データの入力を検出した時点から開始される。
S501では、システム制御部205は、SDI形式の映像データにタイムコードが含まれるかどうかを判定する。例えば、SDI端子207から映像データが入力されると、画像処理部203は、SDIドライバ/イコライザ206から映像データを取得して、当該映像データからアンシラリーデータ(タイムコードや他のアンシラリーデータ)を抽出する。そして、画像処理部203は抽出したアンシラリーデータをシステム制御部205に出力する。システム制御部205は、画像処理部203から出力されたデータにタイムコードが含まれるかを判定し、タイムコードが含まれると判定した場合にS503に進み、そうでない場合はS502に進む。
S502において、システム制御部205は、タイムコードを同期することができないため、表示装置212にエラーメッセージ等を表示して、ユーザに対しタイムコードの同期ができない旨を通知する。システム制御部205は、ユーザに対する通知を終了すると、その後、本処理を終了する。
S503では、システム制御部205は、SDI形式の映像データに遅延量が含まれるかどうかを判定する。例えば、システム制御部205は、画像処理部203から取得したアンシラリーデータに遅延量が含まれるかを判定し、遅延量が含まれると判定した場合はS504に進み、そうでない場合は、S505に進む。例えば、システム制御部205は、タイムコード「11」と遅延量「2」とが含まれるアンシラリーデータを画像処理部203から取得した場合、遅延量が含まれると判定してS504に進む。なお、システム制御部205は、SDI形式の映像データに遅延量が含まれる場合であっても、有効な値でない場合は遅延量が含まれないと判定してS505に進んでよい。
S504では、システム制御部205は、取得した遅延量を用いてタイムコードを補正し同期を行う。例えば、システム制御部205は、図4に示した例において、画像処理部203からタイムコード「11」と遅延量「2」とを含むデータを取得したものとする。この場合、現在撮影している映像フレーム「Cy」に対し、タイムコード「11」に遅延量「2」を加算して、補正したタイムコード「13」を求め、スレーブ側の装置内のタイムコードを同期させる。この結果、映像フレーム「Cy」にタイムコード「13」が対応付けられる。システム制御部205は、例えば映像フレームごとにタイムコードの遅延補正と同期を行い、SDI信号が完了すると、その後、本処理を終了する。
S505では、システム制御部205は、入力されたSDI形式の信号に、有効な映像が含まれるかどうかを判定する。システム制御部205は、入力されたSDI形式の信号に有効な映像が含まれると判定した場合はS506に進み、そうでないと判定した場合はS508に進む。S508では、システム制御部205は、遅延補正を行わずにタイムコード同期を行う。システム制御部205は、例えばフレームごとに同様のタイムコードの同期を行い、SDI信号が完了すると、その後、本処理を終了する。
一方、S506では、遅延情報が存在しなければ、図3に示した場合のようにビデオカメラxとビデオカメラyで同時刻に撮影した映像にも関わらず、付加されるタイムコードが異なってしまう可能性がある。そのため、システム制御部205は、エラーメッセージ等を表示装置212に表示させることで、ユーザに対し正確なタイムコード同期ができない旨を通知する。S507では、システム制御部205は、タイムコードの調整画面を表示装置212に表示させ、ユーザが手動で補正する事を促す。システム制御部205は、ユーザから補正値を受け付けると当該補正値を用いてタイムコード同期を行ってもよい。SDI信号が完了すると、その後、本処理を終了する。
以上説明したように、上述した第1の実施形態によれば、マスタ側ビデオカメラは、撮影から出力までの間に発生するタイムコードの遅延情報と、撮影時点のタイムコードとを、アンシラリーデータ(補助データ)として映像信号に付加するようにした。一方、スレーブ側ビデオカメラでは、マスタ側ビデオカメラにおける映像フレームの遅延情報と撮影時点のタイムコードとを取得して、マスタ側の出力時点のタイムコードを求め、スレーブ側のビデオカメラのタイムコードを同期させるようにした。このようにすることで、スレーブ側ビデオカメラ側で遅延量に応じた処理を行って、タイムコードを適切に同期させることができる。すなわち、外部同期可能なインタフェースで接続された複数の撮像装置において、同一のタイミングで撮影された映像フレームのタイムコードを一致させることが可能になる。
また、スレーブ側ビデオカメラは、SDI信号にタイムコードが含まれていないなど、タイムコードの遅延補正ができないような信号が入力された場合には、当該信号による同期処理を行うことなくエラー通知を行うようにした。このため、不適切なタイムコードを用いた同期を防ぐことができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、マスタ側のビデオカメラが、撮影の時点のタイムコードと遅延補正を行ったタイムコードとを映像信号に付加する構成を有する。なお、本実施形態のビデオカメラは、第1の実施形態とはタイムコードの付加及び同期を行うための構成が異なるが、その他の構成は第1の実施形態と同一である。このため、同一の構成については同一の符号を付して重複する説明は省略し、相違点について重点的に説明する。
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、マスタ側のビデオカメラが、撮影の時点のタイムコードと遅延補正を行ったタイムコードとを映像信号に付加する構成を有する。なお、本実施形態のビデオカメラは、第1の実施形態とはタイムコードの付加及び同期を行うための構成が異なるが、その他の構成は第1の実施形態と同一である。このため、同一の構成については同一の符号を付して重複する説明は省略し、相違点について重点的に説明する。
(タイムコードの付加・同期方法)
次に、図6を参照して、第2の実施形態に係るタイムコードの同期処理について説明する。本実施形態では、マスタ側であるビデオカメラxは、SDI形式の信号によるタイムコードの出力モードの1つとして、撮影映像に、通常のタイムコードと、遅延補正済みタイムコードの2つを付加して信号を出力するモードとを有する。なお、以下の説明では、撮影映像に、2つのタイムコードを付加して出力するモードを用いる場合を例に説明する。
次に、図6を参照して、第2の実施形態に係るタイムコードの同期処理について説明する。本実施形態では、マスタ側であるビデオカメラxは、SDI形式の信号によるタイムコードの出力モードの1つとして、撮影映像に、通常のタイムコードと、遅延補正済みタイムコードの2つを付加して信号を出力するモードとを有する。なお、以下の説明では、撮影映像に、2つのタイムコードを付加して出力するモードを用いる場合を例に説明する。
ビデオカメラxは、2種類のタイムコード:LTC(Longitudinal Time Code)およびVITC(Vertical Interval Time Code)をアンシラリーデータとして、映像フレームに付加して出力する。このとき、LTCは遅延補正をしていないタイムコード(すなわち撮影された時点で付与されるタイムコード)であり、VITCは遅延補正を施したタイムコードであるものとする。
この例では、上述の実施形態と同様、ビデオカメラxの処理遅延は2フレーム分である。ビデオカメラxは、アンシラリーデータに、映像フレーム「Ax」が撮影された時点のタイムコード「11」をLTCとして付加するとともに、遅延補正を行って(遅延量の「2」を加えて)算出した、出力時点のタイムコード「13」をVITCとして付加する。なお、遅延量は、例えば、予めテーブルとしてプログラムメモリ208に格納されており、システム制御部205が遅延量をプログラムメモリ208から読み出して遅延補正を行ってよい。
一方、スレーブ側のビデオカメラyは、映像フレームと、LTCおよびVITCのタイムコードとを含むSDI信号をビデオカメラxから取得する。また、ビデオカメラyは、自身のタイムコードを、取得したVITCによって同期する。そして、ビデオカメラyで撮影した映像フレームに当該VITCで同期をとったタイムコードを付加し、ストレージ210に記録する。
この例では、ビデオカメラyは、ビデオカメラxから伝送されたVITC「13」を映像フレーム「Cy」に付加して、ストレージ210に記録する。このようにすることで、同時刻に撮影された映像フレーム「Cx」と「Cy」には同一のタイムコード「13」が与えられ、ビデオカメラxとビデオカメラyとは正しいタイムコードで同期をとることができる。
ここでは、LTCを遅延補正なしのタイムコード、VITCを遅延補正ありのタイムコードとして処理する例を示したが、逆にVITCを遅延補正なしのタイムコード、LTCを遅延補正ありのタイムコードとして付加してもよい。その他、LTC、VITCのいずれか若しくは両方を遅延補正なしのタイムコードとし、さらに他のアンシラリーデータとして遅延補正を行ったタイムコードを付加してもよい。なお、スレーブ側のビデオカメラyは、複数のタイムコードを取得した場合に、それぞれを比較し、最も時刻の先行するタイムコードを同期用タイムコードとして選択すればよい。このようにすれば、遅延補正ありのタイムコードと遅延補正なしのタイムコードとを取得する場合に、タイムコードがどの形式で付加されていても対応することができる。
(スレーブ側の例外処理)
次に、図7を参照して、スレーブ側であるビデオカメラyによる例外処理について説明する。なお、本処理は、システム制御部205が、プログラムメモリ208から読み出したプログラムを実行することによって実現される。また、本処理は、システム制御部205が、(マスタであるビデオカメラxから出力された)SDI信号の入力を検出した時点から開始される。
次に、図7を参照して、スレーブ側であるビデオカメラyによる例外処理について説明する。なお、本処理は、システム制御部205が、プログラムメモリ208から読み出したプログラムを実行することによって実現される。また、本処理は、システム制御部205が、(マスタであるビデオカメラxから出力された)SDI信号の入力を検出した時点から開始される。
S701では、システム制御部205は、SDI形式の映像データにタイムコードが含まれるかどうかを判定する。具体的には、SDI端子207からSDI形式の映像データが入力されると、画像処理部203は、SDIドライバ/イコライザ206から映像データを取得して、当該映像データのアンシラリーデータを抽出し、システム制御部205に出力する。システム制御部205は、画像処理部203から出力されるアンシラリーデータにタイムコードが含まれるかを判定する。システム制御部205は、複数のタイムコードが含まれると判定した場合にはS702に進み、1つのタイムコードが含まれると判定した場合にはS505に進む。また、タイムコードを含まないと判定した場合、S502に進む。
システム制御部205は、S502、S505〜508について、第1の実施形態と同様に処理を行う。
S702では、システム制御部205は、複数のタイムコードに異なるものがあるかを判定する。具体的に、システム制御部205は、複数のタイムコードの位相比較を行う。位相比較の結果、全てのタイムコードの位相が一致している場合、システム制御部205は、複数のタイムコードに異なるものがないと判定して、(タイムコードが1つである場合と同じである)S705に進む。一方、システム制御部205は、少なくとも1つのタイムコードの位相が他のタイムコードの位相と異なる場合、複数のタイムコードに異なるものがあると判定して、S703に進む。
S703では、システム制御部205は、複数のタイムコードのうち最も先行するタイムコードを選択し、選択したタイムコードを用いてビデオカメラy自身の内部タイムコードを同期させる。更に、S704では、システム制御部205は、表示装置212を制御して、S703で選択した(最も先行する)タイムコードを表示させて、どのタイムコードで同期したかをユーザに通知する。このようにすることで、マスタ側のビデオカメラから伝送された複数のタイムコードのうちどのタイムコードが選択されたのかを、ユーザに確認する機会を与えることができる。システム制御部205は、例えば映像フレームごとにタイムコードの同期を行い、SDI信号が完了すると、その後、本処理を終了する。
以上説明したように、上述の第2の実施形態によれば、マスタ側ビデオカメラは、撮影の時点で付与するタイムコードと遅延補正したタイムコードとを、補助データとして映像信号に付加して出力するようにした。また、スレーブ側ビデオカメラでは、取得したSDI形式の映像データのアンシラリーデータから最も進んだタイムコードを抽出し、抽出したタイムコードを用いて、スレーブ側の撮影時点の映像に対応するタイムコードを同期させるようにした。このようにすることで、マスタ側とスレーブ側との間でタイムコードを容易かつ適切に同期させることができる。また本実施形態では、LTC及びVITCといった既存のタイムコード用アンシラリーデータを使用するため、新規にアンシラリーデータを定義する必要がないという利点がある。
また、スレーブ側のビデオカメラは、複数のタイムコードを取得した場合に、それぞれを比較し、最も時刻の先行するタイムコードを同期用タイムコードとして選択するようにした。このようにすれば、遅延補正ありのタイムコードと遅延補正なしのタイムコードとを混在して取得する場合に、タイムコードがどの形式で付加されていても対応することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。実施形態3のスレーブ側のビデオカメラは、マスタ側ビデオカメラが実施形態1に従って遅延量を付加して映像信号を出力する場合と、実施形態2に従って遅延補正したタイムコードを付加して映像信号を出力する場合との両方に対応可能な構成を有する。なお、本実施形態のビデオカメラは、上述の実施形態とはタイムコードの同期を行うための構成が異なるが、その他の構成は同一である。このため、同一の構成については同一の符号を付して重複する説明は省略し、相違点について重点的に説明する。
次に、第3の実施形態について説明する。実施形態3のスレーブ側のビデオカメラは、マスタ側ビデオカメラが実施形態1に従って遅延量を付加して映像信号を出力する場合と、実施形態2に従って遅延補正したタイムコードを付加して映像信号を出力する場合との両方に対応可能な構成を有する。なお、本実施形態のビデオカメラは、上述の実施形態とはタイムコードの同期を行うための構成が異なるが、その他の構成は同一である。このため、同一の構成については同一の符号を付して重複する説明は省略し、相違点について重点的に説明する。
図8を参照して、スレーブ側であるビデオカメラyによる例外処理について説明する。なお、本処理は、システム制御部205が、プログラムメモリ208から読み出したプログラムを実行することによって実現される。また、本処理は、システム制御部205が、(マスタであるビデオカメラxから出力された)SDI形式の映像データの入力を検出した時点から開始される。
S801において、システム制御部205は、SDI形式の映像データにタイムコードが含まれるかどうかを判定する。具体的には、SDI端子207からSDI信号が入力されると、画像処理部203は、SDIドライバ/イコライザ206から信号を取得して、当該信号のアンシラリーデータを抽出し、システム制御部205に出力する。システム制御部205は、画像処理部203から出力されるアンシラリーデータにタイムコードが含まれるかを判定し、複数のタイムコードが含まれると判定した場合にはS702に進み、1つのタイムコードが含まれると判定した場合にはS503に進む。また、タイムコードを含まないと判定した場合、S502に進む。
システム制御部205は、アンシラリーデータに複数のタイムコードが含まれると判定した場合、S702〜S704について、第2の実施形態と同様に処理を行う。すなわち、マスタ側のビデオカメラxが複数のタイムコードを付加したSDI信号を伝送する構成であっても、スレーブ側のビデオカメラyはS702〜S704の処理によりタイムコードを同期させることができる。
また、システム制御部205は、アンシラリーデータに含まれるタイムコードが1つであるか存在しないと判定した場合、S503〜S508について、第1の実施形態と同様に処理を行う。すなわち、マスタ側のビデオカメラxが遅延量を付加したSDI信号を伝送する構成であっても、スレーブ側のビデオカメラyはS503〜S504の処理により、遅延補正を行ってタイムコードを同期させることができる。
以上説明したように、上述の第3の実施形態によれば、スレーブ側のビデオカメラは、マスタ側が複数の異なるタイムコードを出力する場合や遅延量を付加して出力する場合でも、適切に同期処理あるいはエラー通知などの処理を行うことができる。換言すれば、タイムコードを補正可能な補助データが入力されている場合にタイムコード同期を行い、不適切な場合にはユーザに通知することができる。そして、タイムコードを不正な外部タイムコードに同期してしまうことを抑止することができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、マスタ側のビデオカメラが、撮影の途中でタイムコードに対する遅延量を変更した場合に、スレーブ側のビデオカメラも出力する映像フレームの遅延量を同期させる。なお、本実施形態のビデオカメラは、第1の実施形態とはタイムコードの付加及び同期を行うための構成が異なるが、その他の構成は第1の実施形態と同一である。このため、同一の構成については同一の符号を付して重複する説明は省略し、相違点について重点的に説明する。
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、マスタ側のビデオカメラが、撮影の途中でタイムコードに対する遅延量を変更した場合に、スレーブ側のビデオカメラも出力する映像フレームの遅延量を同期させる。なお、本実施形態のビデオカメラは、第1の実施形態とはタイムコードの付加及び同期を行うための構成が異なるが、その他の構成は第1の実施形態と同一である。このため、同一の構成については同一の符号を付して重複する説明は省略し、相違点について重点的に説明する。
(システム構成)
まず図9を参照して、撮像システム100のビデオカメラx、yとして用いられる、ビデオカメラ900の内部構成について説明する。201〜212については、第1の実施形態における構成と同様である。SDIドライバ901及びSDI端子902は、SDI信号の出力用として設けられている。すなわち、SDI端子207から同期用のSDI形式の映像データを入力しながら、当該映像データに同期させた、撮影映像のSDI形式の映像データを出力可能である。画像処理部203は、システム制御部205より入力されたタイムコードや、その他のアンシラリーデータを映像信号に付加し、SDIドライバ901に対して出力する。そして、SDIドライバ901に入力された信号はSDI端子902を介してSDI信号として外部出力され、ケーブルを介して不図示のレコーダやモニタに入力される。
まず図9を参照して、撮像システム100のビデオカメラx、yとして用いられる、ビデオカメラ900の内部構成について説明する。201〜212については、第1の実施形態における構成と同様である。SDIドライバ901及びSDI端子902は、SDI信号の出力用として設けられている。すなわち、SDI端子207から同期用のSDI形式の映像データを入力しながら、当該映像データに同期させた、撮影映像のSDI形式の映像データを出力可能である。画像処理部203は、システム制御部205より入力されたタイムコードや、その他のアンシラリーデータを映像信号に付加し、SDIドライバ901に対して出力する。そして、SDIドライバ901に入力された信号はSDI端子902を介してSDI信号として外部出力され、ケーブルを介して不図示のレコーダやモニタに入力される。
(タイムコードの付加・同期方法)
次に、図10を参照して、第4の実施形態に係るタイムコードの同期処理について説明する。ビデオカメラxは、タイムコードと、撮像素子202で撮影されてからSDI端子207、902に出力されるまでの遅延量を、アンシラリーデータとして映像フレームに付加して出力する。遅延量は、撮影モードや動作状態等に応じて変わるものであり、上述のように、撮影モードや動作状態ごとに予めプログラムメモリ208に格納されていてよい。例えば、画像メモリ204に一度保持した映像データを、画像処理部203が逆から読み込んで外部出力するスキャンリバースというモードがある。スキャンリバースモードでは、撮像素子202で撮影された映像フレームは、通常より1フレーム分遅延してSDI端子902から出力される。そのため、モードがスキャンリバースモード以外のモードからスキャンリバースモードに変更された場合、遅延量は「2」から「3」になる。図10に示す例では、撮影途中でスキャンリバースモードへモード変更を行い、遅延量が「2」フレームから「3」フレームへと変化している。SDI形式で出力される映像データには、遅延量の変化するタイミングで、遅延量「3」を付加した映像フレーム「Bx’」が挿入される。
次に、図10を参照して、第4の実施形態に係るタイムコードの同期処理について説明する。ビデオカメラxは、タイムコードと、撮像素子202で撮影されてからSDI端子207、902に出力されるまでの遅延量を、アンシラリーデータとして映像フレームに付加して出力する。遅延量は、撮影モードや動作状態等に応じて変わるものであり、上述のように、撮影モードや動作状態ごとに予めプログラムメモリ208に格納されていてよい。例えば、画像メモリ204に一度保持した映像データを、画像処理部203が逆から読み込んで外部出力するスキャンリバースというモードがある。スキャンリバースモードでは、撮像素子202で撮影された映像フレームは、通常より1フレーム分遅延してSDI端子902から出力される。そのため、モードがスキャンリバースモード以外のモードからスキャンリバースモードに変更された場合、遅延量は「2」から「3」になる。図10に示す例では、撮影途中でスキャンリバースモードへモード変更を行い、遅延量が「2」フレームから「3」フレームへと変化している。SDI形式で出力される映像データには、遅延量の変化するタイミングで、遅延量「3」を付加した映像フレーム「Bx’」が挿入される。
一方、スレーブ側のビデオカメラyは、ビデオカメラxから伝送されるSDI出力から、映像フレーム、タイムコード、遅延量を取得する。そして、ビデオカメラyは、映像フレーム「Bx’」に対して取得したタイムコード「12」に遅延量「3」を加算して遅延補正したタイムコードを、ビデオカメラyが撮影した映像フレームに付加してSDI端子902から出力する。
ビデオカメラyのシステム制御部205は、取得した遅延量に合わせて、撮像素子202で撮影されてからSDI端子902に出力されるまでの遅延量を制御する。すなわち、図10に示す例では、SDI端子207から入力された遅延量が「2」から「3」への変化に応じて、ビデオカメラyの撮像素子202で撮影されてからSDI端子902に出力されるまでの遅延が「3」になるように制御される。図10に示す例では、遅延量が変化したタイミングで、遅延量の変化分だけSDI信号のフレームとタイムコード(「15」及び「Ey」)を重複させて、ビデオカメラyの撮影時点からSDI端子902に出力されるまでの遅延量を調整している。
このように、ビデオカメラxが遅延量を変更した場合であっても、同時刻に撮影されたSDI端子902から出力される映像フレーム「Fx’」と「Fy」には同一のタイムコード「16」が与えられる。すなわち、ビデオカメラxとビデオカメラyのSDI端子902は同じタイミングで、同じタイムコードの映像を出力することができ、3D撮影時にリアルタイムで映像を確認する際に有用である。
なお、本実施形態における上述の説明は、第1の実施形態のように、SDI信号にタイムコードと共に遅延量を付加する方式を例について説明したが、第2の実施形態のように、遅延補正済みタイムコードを別途付加する方式で同様の動作を実現させてもよい。
(第5の実施形態)
更に、第5の実施形態について説明する。第4の実施形態では、マスタ側のビデオカメラが撮影モードや動作状態等のモード情報をアンシラリーデータに含めて出力し、スレーブ側のビデオカメラはこのモード情報を用いてタイムスタンプの同期を行う。なお、本実施形態のビデオカメラは、第4の実施形態とはタイムコードの付加及び同期を行うための構成が異なるが、その他の構成は第4の実施形態と同一である。このため、同一の構成については同一の符号を付して重複する説明は省略し、相違点について重点的に説明する。
更に、第5の実施形態について説明する。第4の実施形態では、マスタ側のビデオカメラが撮影モードや動作状態等のモード情報をアンシラリーデータに含めて出力し、スレーブ側のビデオカメラはこのモード情報を用いてタイムスタンプの同期を行う。なお、本実施形態のビデオカメラは、第4の実施形態とはタイムコードの付加及び同期を行うための構成が異なるが、その他の構成は第4の実施形態と同一である。このため、同一の構成については同一の符号を付して重複する説明は省略し、相違点について重点的に説明する。
(タイムコードの付加・同期方法)
図11を参照して、本実施形態に係るタイムコードの同期について説明する。この例では、ビデオカメラxは、タイムコードと、撮像素子202で撮影されてからSDI端子207或いはSDI端子902に出力されるまでの標準の遅延量とを、アンシラリーデータとして映像フレームに付加して出力する。更に、ビデオカメラxは、撮影モードや動作状態等のモード情報をアンシラリーデータとして映像フレームに付加して出力する。
図11を参照して、本実施形態に係るタイムコードの同期について説明する。この例では、ビデオカメラxは、タイムコードと、撮像素子202で撮影されてからSDI端子207或いはSDI端子902に出力されるまでの標準の遅延量とを、アンシラリーデータとして映像フレームに付加して出力する。更に、ビデオカメラxは、撮影モードや動作状態等のモード情報をアンシラリーデータとして映像フレームに付加して出力する。
撮像素子202で撮影されてからSDI端子207或いはSDI端子902に出力されるまでの遅延量は、ビデオカメラxの撮影モードや動作状態等に応じて変化し得る。しかし、本実施形態では、ビデオカメラxからアンシラリーデータとして出力する遅延量は、標準値となる一定値を設定し、変更しない。図11に示す例では、ビデオカメラxが撮影途中でモード変更を行っているが、アンシラリーデータとして出力する(映像フレーム「Bx’」以降の)遅延量は「2」のままである。
ビデオカメラyは、ビデオカメラxのSDI形式の映像データから、映像フレーム、及び、アンシラリーデータに含まれるタイムコード、遅延量、モード情報を取得する。また、ビデオカメラyのプログラムメモリ208には、例えばモード情報に応じた遅延量(すなわち遅延量補正値)を予め定めたテーブルが格納されている。ビデオカメラyは、ビデオカメラxから取得した遅延量と、モード情報に応じた遅延量補正値とを加算して、ビデオカメラxにおける真の遅延量を求める。そして、ビデオカメラxから取得したタイムコードに、求めた遅延量を加算することでタイムコードを補正し、補正したタイムコードと、ビデオカメラyが撮影した映像フレームとをSDI端子902から出力する。
また、ビデオカメラyのシステム制御部205は、自機における撮影時点からSDI端子902に出力されるまでの遅延量と、求めたビデオカメラxの遅延量とが一致するように、取得したモード情報に合わせてモード変更を行う。例えば、システム制御部205は、ビデオカメラxのスキャンリバースモードへの変更をモード情報から検知した場合、画像処理部203に、画像メモリ204に一度保持した映像データを読むタイミングを変更させ、遅延量を合わせるようモード変更を行う。図11に示す例では、SDI形式の映像データから取得したモード情報が標準から「M」に変化している。ここで、プログラムメモリ208にはモード「M」に応じた遅延量「+1」を示すテーブルが格納されている。そこで、システム制御部205は、モード情報が「M」に変化したことに応じて、ビデオカメラyの撮影時点からSDI端子902に出力されるまでの遅延量が合計「3」になるように、モード変更を行っている。
このようにすることで、同時刻に撮影された、SDI端子902から出力される映像フレーム「Fx’」と、「Fy」とには同一のタイムコード「16」が与えられる。すなわち、ビデオカメラx、yのSDI端子902は同じタイミングで、同じタイムコードの映像を出力することができる。これは、3D撮影時にリアルタイムで映像を確認する際に有用である。
なお、ビデオカメラxの出力から取得したモード情報に応じた遅延量が、ビデオカメラyのモード情報に応じた遅延量と異なる場合、ビデオカメラyのモード切り替えを促すユーザに対するメッセージを、ビデオカメラyの表示装置212に表示してもよい。また、本実施形態は、第1の実施形態と同様にSDI形式の映像データにタイムコードと遅延量を付加する場合について説明した。しかし、上述した第2の実施形態のように、遅延補正済みタイムコードを別途付加する方式で同様の動作を実現させてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、マスタ側のビデオカメラは、一定値となる標準の遅延量と、撮影モードや動作状態等を示すモード情報とをアンシラリーデータとして映像データを出力するようにした。そして、スレーブ側のビデオカメラは、モード情報に応じた遅延量補正値を求め、ビデオカメラxから取得した遅延量と、遅延量補正値とを加算して、ビデオカメラxにおける真の遅延量を推定する。そして、ビデオカメラyの遅延量と、推定したビデオカメラxの遅延量とが一致するように、自機のモード変更を行うようにした。このようにすることで、ビデオカメラxとビデオカメラyは、同じタイミングで撮影した映像フレームに、同じタイムコードを付与した映像を出力することができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、映像やタイムコードを出力する信号形式および端子の形態をSDIを例に説明したが、HDMIなどその他の形式で規定される信号を出力する場合に適用してもよい。また、補助データとしてアンシラリーデータ以外の他のデータを用いてもよい。
上述の実施形態では、映像やタイムコードを出力する信号形式および端子の形態をSDIを例に説明したが、HDMIなどその他の形式で規定される信号を出力する場合に適用してもよい。また、補助データとしてアンシラリーデータ以外の他のデータを用いてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
202…撮像素子、203…画像処理部、205…システム制御部、207…SDI端子、212…表示手段
Claims (20)
- 撮影した映像信号を出力する撮像手段と、
前記映像信号に付加される補助データが所定の情報を含むように、前記補助データを制御する制御手段と、
前記補助データが付加された前記映像信号を、外部装置に外部同期可能に出力する出力手段と、を有し、
前記制御手段は、前記映像信号の各フレームの撮影時点の第1のタイムコードと、前記映像信号の各フレームが前記出力手段で出力される時点の第2のタイムコードを取得するための情報と、を含むように前記補助データを制御する、ことを特徴とする撮像装置。 - 前記制御手段は、前記第2のタイムコードを取得するための前記情報として、撮影されてから前記出力手段で出力されるまでの時間ずれを表す遅延情報を含むように前記補助データを制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記撮像装置における撮影モード或いは動作状態に応じて、前記映像信号の各フレームに対する前記遅延情報を異ならせる、ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記第2のタイムコードを取得するための前記情報として、撮影されてから前記出力手段で出力されるまでの一定の時間ずれを表す遅延情報と、前記撮像装置における撮影モード或いは動作状態を表すモード情報とを含むように前記補助データを制御する、ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 撮影されてから前記出力手段で出力されるまでの時間ずれを用いて前記第1のタイムコードを補正する補正手段を更に有し、
前記制御手段は、前記第2のタイムコードを取得するための前記情報として、前記補正手段により補正されたタイムコードを含むように前記補助データを制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記出力手段は、前記補助データが付加された前記映像信号を、SDI形式で外部装置に出力し、
前記補助データは、アンシラリーデータに対応する、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 撮影した映像信号を出力する撮像手段と、
外部同期可能に接続される外部装置で撮影された映像信号と該映像信号に付加された補助データとを取得する取得手段と、
前記補助データを用いて、前記撮像手段で撮影された映像信号に付与する第1のタイムコードを制御する制御手段と、とを有し、
前記補助データは、前記外部装置で撮影された映像信号の各フレームの撮影時点の第2のタイムコードと、該映像信号の各フレームが前記外部装置から出力される時点の第3のタイムコードを取得するための情報と、を含み、
前記制御手段は、前記第1のタイムコードを、前記補助データを用いて得られる、前記外部装置で撮影された映像信号の各フレームが前記外部装置から出力される時点の前記第3のタイムコードに同期させる、ことを特徴とする撮像装置。 - 前記制御手段によって前記第3のタイムコードに同期された前記第1のタイムコードを前記撮像手段から出力される映像信号に付加して、他の外部装置へ出力する出力手段を更に有する、ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
- 前記補助データは、前記第3のタイムコードを取得するための前記情報として、前記外部装置で撮影されてから前記外部装置から出力されるまでの時間ずれを表す遅延情報を含み、
前記制御手段は、前記第1のタイムコードを、前記補助データに含まれる前記第2のタイムコードと前記時間ずれとから得られる前記第3のタイムコードに同期させる、ことを特徴とする請求項7又は8に記載の撮像装置。 - 前記補助データは、前記第3のタイムコードを取得するための前記情報として、前記外部装置で撮影されてから前記外部装置から出力されるまでの一定の時間ずれを表す遅延情報と、前記外部装置における撮影モード或いは動作状態を表すモード情報とを含み、
前記制御手段は、前記第1のタイムコードを、前記補助データに含まれる前記第2のタイムコードと前記一定の時間づれと前記モード情報とから得られる前記第3のタイムコードに同期させる、ことを特徴とする請求項7又は8に記載の撮像装置。 - 前記制御手段は、前記撮像装置で撮影されてから出力するまでの時間ずれを前記外部装置と合わせるように、前記モード情報に応じて、前記撮像装置の撮影モード或いは動作状態を制御する、ことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記取得手段によって取得された前記外部装置で撮影された映像信号が有効な映像を含み、且つ、前記補助データが前記遅延情報を含まない場合、表示手段を介してユーザに通知して、前記第1のタイムコードを同期させない、ことを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記補助データが前記第2のタイムコードを含まない場合には、表示手段を介してユーザに通知して、前記第1のタイムコードを同期させない、ことを特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記補助データは、前記第3のタイムコードを取得するための前記情報として、前記外部装置で撮影されてから前記外部装置で出力されるまでの時間ずれを用いて前記第2のタイムコードを補正したタイムコードを含み、
前記制御手段は、前記第1のタイムコードを、前記補正したタイムコードと前記第2のタイムコードのうち先行するタイムコードに同期させる、ことを特徴とする請求項7又は8に記載の撮像装置。 - 前記取得手段は、前記補助データが付加された前記外部装置で撮影された映像信号を、SDI形式で前記外部装置から取得し、
前記補助データは、アンシラリーデータに対応する、ことを特徴とする請求項7から14のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 第1の撮像装置と第2の撮像装置とから構成される撮像システムであって、
前記第1の撮像装置は、
撮影した映像信号を出力する第1の撮像手段と、
前記映像信号に付加される補助データが所定の情報を含むように、前記補助データを制御する第1の制御手段と、
前記補助データが付加された前記映像信号を、前記第2の撮像装置に外部同期可能に出力する出力手段と、を有し、
前記第1の制御手段は、前記映像信号の各フレームの撮影時点の第1のタイムコードと、前記映像信号の各フレームが前記出力手段で出力される時点の第2のタイムコードを取得するための情報と、を含むように前記補助データを制御し、
前記第2の撮像装置は、
撮影した映像信号を出力する第2の撮像手段と、
前記第1の撮像装置で撮影された映像信号と該映像信号に付加された前記補助データとを取得する取得手段と、
前記補助データを用いて、前記第2の撮像手段で撮影された映像信号に付与する第3のタイムコードを制御する第2の制御手段と、を有し、
前記第2の制御手段は、前記第3のタイムコードを、前記補助データを用いて得られる前記第2のタイムコードに同期させる、ことを特徴とする撮像システム。 - 撮像手段が、撮影した映像信号を出力する撮像工程と、
制御手段が、前記映像信号に付加される補助データが所定の情報を含むように、前記補助データを制御する制御工程と、
出力手段が、前記補助データが付加された前記映像信号を、外部装置に外部同期可能に出力する出力工程と、を有し、
前記制御工程では、前記映像信号の各フレームの撮影時点の第1のタイムコードと、前記映像信号の各フレームが前記出力工程で出力される時点の第2のタイムコードを取得するための情報と、を含むように前記補助データを制御する、ことを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 撮像手段が、撮影した映像信号を出力する撮像工程と、
取得手段が、外部同期可能に接続される外部装置で撮影された映像信号と該映像信号に付加された補助データとを取得する取得工程と、
制御手段が、前記補助データを用いて、前記撮像手段で撮影された映像信号に付与する第1のタイムコードを制御する制御工程と、とを有し、
前記補助データは、前記外部装置で撮影された映像信号の各フレームの撮影時点の第2のタイムコードと、該映像信号の各フレームが前記外部装置から出力される時点の第3のタイムコードを取得するための情報と、を含み、
前記制御工程では、前記第1のタイムコードを、前記補助データを用いて得られる、前記外部装置で撮影された映像信号の各フレームが前記外部装置から出力される時点の前記第3のタイムコードに同期させる、ことを特徴とする撮像装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項7から15のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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