JP2019114003A - プログラム制御装置、プログラム制御システムおよびプログラム制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】正規プログラムへの書き換えを早期に行うことができるプログラム制御装置、プログラム制御システムおよびプログラム制御方法を提供すること。【解決手段】実施形態に係るプログラム制御装置は、記憶部と、取得部と、処理部とを備える。記憶部は、車両に搭載される電子装置の正規プログラムに関するプログラム情報を記憶する。取得部は、所定のタイミングが到来した場合に、電子装置に書き込まれたプログラムが正規であるか非正規であるかの照合結果を含む照合情報を取得する。処理部は、取得部が取得した照合情報に基づきプログラムが非正規であった場合、当該プログラムを記憶部に記憶された正規プログラムに書き換える処理を行う。【選択図】図2
Description
本発明は、プログラム制御装置、プログラム制御システムおよびプログラム制御方法に関する。
従来、例えば、車載ECU(Electronic Control Unit)が実行するプログラムを書き換えるプログラム制御装置がある。プログラム制御装置は、例えば、センタから新しいプログラムが配信された場合に、車載ECUのプログラムを新しいプログラムに更新する(たとえば、特許文献1参照)。
しかしながら、例えば、車載ECUの検査を行う際に、正規プログラムから検査用の非正規プログラムに書き換えられた場合に、検査後に正規プログラムへの戻し忘れが発生するおそれがある。そして、従来の技術では、車載ECUが非正規プログラムであった場合、新しい正規プログラムが配信されるまでの間、非正規プログラムのままとなってしまうため、早期に非正規プログラムから正規プログラムへの書き換えを行うことが望ましい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、正規プログラムへの書き換えを早期に行うことができるプログラム制御装置、プログラム制御システムおよびプログラム制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るプログラム制御装置は、記憶部と、取得部と、処理部とを備える。前記記憶部は、車両に搭載される電子装置の正規プログラムに関するプログラム情報を記憶する。前記取得部は、所定のタイミングが到来した場合に、前記電子装置に書き込まれたプログラムが正規であるか非正規であるかの照合結果を含む照合情報を取得する。前記処理部は、前記取得部が取得した前記照合情報に基づき前記プログラムが前記非正規であった場合、当該プログラムを前記記憶部に記憶された前記正規プログラムに書き換える処理を行う。
本発明によれば、正規プログラムへの書き換えを早期に行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するプログラム制御装置、プログラム制御システムおよびプログラム制御方法の実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
まず、図1を用いて実施形態に係るプログラム制御システムSについて説明する。図1は、実施形態に係るプログラム制御システムSを示す図である。図1に示すように、プログラム制御システムSは、例えば、プログラム制御装置1と、サーバ装置10と、車両ECU(Electronic Control Unit)100(電子装置の一例)とを含む。
プログラム制御装置1とサーバ装置10とは、例えば、図示しないネットワークによって接続される。かかるネットワークは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、電話網(携帯電話網、固定電話網等)、地域IP(Internet Protocol)網、インターネット等の通信ネットワークである。また、プログラム制御装置1と車両ECU100は、例えば、CAN(Controller Area Network)等の車内ネットワークによって接続される。
プログラム制御装置1は、車両に搭載される電子制御装置であり、実施形態に係るプログラム制御方法を実行する。例えば、プログラム制御装置1は、サーバ装置10からの指示に基づいて車両ECU100のプログラムを書き換える処理を行う。
サーバ装置10は、プログラム制御装置1から送信される情報に基づいて各種処理を行う情報処理装置である。サーバ装置10は、プログラム制御装置1から送信される情報に基づいて車両ECU100のプログラムが正規プログラムであるか非正規プログラムであるかを判定する判定処理を行う情報処理装置である。
また、サーバ装置10は、かかる判定処理の結果に基づいてプログラム制御装置1へ車両ECU100のプログラムの書き換えを指示する情報処理装置でもある。なお、サーバ装置10は、判定処理を行うサーバ装置と、書き換えを指示するサーバ装置とが別体で構成されてもよい。
車両ECU100は、車両を制御するECUである。例えば、車両ECU100は、エンジンの燃料噴射量等を制御する制御装置である。あるいは、車両ECU100は、エアバッグの展開を制御する制御装置や、エアコンを制御する制御装置等であってもよい。
なお、図1では一例として、1台のプログラム制御装置1に1台の車両ECU100が接続される場合を示しているが、1台のプログラム制御装置1に複数台の車両ECU100が接続されてもよい。
ところで、例えば、ディーラ等において、車両ECU100は、ECU検査を行うために、正規プログラムから検査用の非正規プログラムに一時的に書き換えられる場合がある。
しかしながら、従来のプログラム制御方法では、例えば、検査後に正規プログラムへの戻し忘れが発生した場合、新しい正規プログラムが配信されるまでの間、非正規プログラムのままとなってしまうおそれがあり、かかる場合には、早期に非正規プログラムから正規プログラムへの書き換えを行うことが望ましい。
そこで、実施形態に係るプログラム制御装置1は、正規プログラムを予め記憶しておく。そして、実施形態に係るプログラム制御装置1は、所定のタイミングが到来した場合に、車両ECU100のプログラムが正規であるか非正規であるかの照合結果を取得し、かかるプログラムが非正規であった場合、記憶した正規プログラムを使って書き戻す。このようなプログラムの書き戻しは、ロールバックとも呼ばれる。
所定のタイミングは、例えば、イグニッションがオンされたタイミングや、あるいは一定期間毎に到来してもよい。つまり、プログラム制御装置1が正規プログラムの情報を予め記憶しておくことで、新しい正規プログラムが配信されずとも、非正規プログラムから正規プログラムへの書き換えが可能となる。これにより、実施形態に係るプログラム制御方法によれば、正規プログラムへの書き換えを早期に行うことができる。また、イグニッションがオンされたタイミングで動作することで、車両の走行前に非正規プログラムから正規プログラムへ書き換えることができるため、安全性を高めることができる。
次に、図2を参照して、実施形態に係るプログラム制御装置1の構成について詳細に説明する。図2は、実施形態に係るプログラム制御装置1の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、実施形態に係るプログラム制御装置1は、制御部2と、記憶部3と、通信部4とを備える。通信部4は、ネットワークを介してサーバ装置10と通信を行う通信インターフェースである。制御部2は、取得部2aと、送信部2bと、接続判定部2cと、処理部2dとを備える。記憶部3は、プログラム情報3aと、ECU情報3bとを記憶する。
ここで、プログラム制御装置1は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、たとえば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の取得部2a、送信部2b、接続判定部2cおよび処理部2dとして機能する。
また、制御部2の取得部2a、送信部2b、接続判定部2cおよび処理部2dの少なくともいずれか一つまたは全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部3は、たとえば、RAMやHDDに対応する。RAMやHDDは、プログラム情報3aや、ECU情報3b、各種プログラムの情報等を記憶することができる。なお、プログラム制御装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
記憶部3に記憶されるプログラム情報3aは、車両ECU100の正規プログラムに関する情報である。例えば、プログラム情報3aは、車両ECU100を設置した作業者等によって予め記憶される。ここで、図4を用いて、プログラム情報3aについて説明する。
図4は、プログラム情報3aの説明図である。図4に示すように、プログラム情報3aは、「プログラムID」、「ECUID」、「正規プログラムデータ」といった項目を有する。
「プログラムID」は、車両ECU100のプログラムを識別する情報である。「ECUID」は、車両ECU100を識別する情報である。「正規プログラムデータ」は、正規プログラムに書き換えるための情報であり、例えばソースコードを含む情報である。
なお、図4に示すプログラム情報3aは、一例であり、正規プログラムのバージョンに関する情報や、最新版に更新された日時が含まれてもよい。
図2に戻ってECU情報3bについて説明する。ECU情報3bは、車両ECU100に関する情報である。ECU情報3bは、後述する取得部2aによって車両ECU100から取得される情報である。ここで、図5を用いて、ECU情報3bについて説明する。
図5は、ECU情報3bの説明図である。図5に示すように、ECU情報3bは、「ECUID」、「名称」、「ECU品番」および「ソフト品番」といった項目を含む。
「ECUID」は、車両ECU100を識別する情報である。「名称」は、車両ECU100の名称である。「ECU品番」は、車両ECU100の製造番号や型番等の車両ECU100に付けられた固有の番号を示す情報である。「ソフト品番」は、車両ECU100に現在書き込まれているプログラムの品番を示す情報である。
プログラム制御装置1の制御部2は、車両ECU100のECU情報3bを取得して、サーバ装置10へ送信するとともに、サーバ装置10からの指示に応じて車両ECU100のプログラムを正規プログラムに書き換える制御を行う。
取得部2aは、サーバ装置10および車両ECU100から各種情報を取得する。例えば、取得部2aは、車両ECU100からECU情報3bを取得して、記憶部3のECU情報3bとして記憶する。
なお、ECU情報3bの取得タイミングは任意である。例えば、取得部2aは、一定期間毎にECU情報3bを取得してもよく、あるいは所定のタイミングが到来した場合に、ECU情報3bを取得してもよい。所定のタイミングは、例えば、イグニッションがオンされたタイミング等がある。また、取得部2aは、サーバ装置10から取得指示があった場合に、ECU情報3bを取得するようにしてもよい。
また、取得部2aは、サーバ装置10から車両ECU100に書き込まれたプログラムが正規であるか非正規であるかの照合結果を含む照合情報を取得する。取得部2aは、取得した照合情報を処理部2dへ出力する。なお、サーバ装置10が生成する照合情報については後述する。
送信部2bは、記憶部3に記憶されたECU情報3bをサーバ装置10へ送信する。送信部2bは、例えば、サーバ装置10から送信要求があった場合に、ECU情報3bを送信する。あるいは、送信部2bは、イグニッションがオンされる等の所定のタイミングが到来した場合に、ECU情報3bを送信する。
接続判定部2cは、車両ECU100のプログラムを非正規に書き換え可能な外部装置が車両ECU100に接続されているか否かを判定する。
具体的には、接続判定部2cは、CAN等の車内ネットワーク上に接続されている装置の識別情報を取得し、未知の識別情報がCANに接続されていた場合、かかる識別情報によって識別される装置を外部装置と判定し、処理部2dへ判定結果を出力する。なお、かかる外部装置とは、例えば、車両ECU100の検査用に一時的に接続される装置である。
これにより、後述の処理部2dは、検査用の外部装置が接続されているか否か、すなわち車両ECU100が現在検査中であるか否かを判定できる。
処理部2dは、サーバ装置10からの指示に基づいて車両ECU100のプログラムを正規プログラムに書き換える処理を行う。例えば、処理部2dは、取得部2aがサーバ装置10から書き換え指示を含む照合情報を取得した場合、車両ECU100のプログラムの書き換え処理を行う。
具体的には、処理部2dは、取得部2aが取得した照合結果に基づいて車両ECU100の現在のプログラムが非正規であった場合に、サーバ装置10からの書き換え指示により、記憶部3に記憶したプログラム情報3aを使って正規プログラムに書き換える。
また、処理部2dは、取得部2aがサーバ装置10から書き換え不要指示を含む照合情報を取得した場合、車両ECU100のプログラムの書き換え処理を行わない。
また、例えば、処理部2dは、車両ECU100に外部装置が接続されている旨の判定結果を受け付けた場合、現在のプログラムが非正規であっても正規プログラムへの書き換えを行わない。
すなわち、処理部2dは、外部装置と車両ECU100とが接続されている場合、車両ECU100の正規プログラムへの書き換えを禁止する。これにより、ディーラが検査中であるにも関わらず、検査用の非正規プログラムから正規プログラムに切り替わることを防止できるため、検査時の作業性を向上させることができる。
次に、図3を用いて、実施形態に係るサーバ装置10の構成について詳細に説明する。図3は、実施形態に係るサーバ装置10の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、サーバ装置10は、制御部20と、記憶部30と、通信部40とを備える。通信部40は、プログラム制御装置1とネットワークを介して通信を行う通信インターフェースである。なお、サーバ装置10も、プログラム制御装置1と同様に、コンピュータや各種回路にて構成することができる。
制御部20は、照合部20aと、指示部20bとを備える。記憶部30は、品番情報30aを記憶する。
品番情報30aは、車両ECU100の品番に関する情報を含む。品番情報30aは、照合部20aの照合処理の際用いられる情報である。ここで、図6を用いて、品番情報30aについて説明する。
図6は、品番情報30aの説明図である。図6に示すように、品番情報30aは、「ECUID」および「正規ソフト品番」といった項目を含む。「ECUID」は、車両ECU100を識別する情報である。「正規ソフト品番」は、車両ECU100の正規プログラムの品番を示す情報である。
照合部20aは、プログラム制御装置1から送信されるECU情報3bと、記憶部30に記憶された品番情報30aとを照合する。具体的には、照合部20aは、ECU情報3bの「ソフト品番」と、品番情報30aの「正規ソフト品番」とが一致するか否かを判定する。
例えば、照合部20aは、ECU情報3bの「ソフト品番」と、品番情報30aの「正規ソフト品番」とが一致する場合、車両ECU100の現在のプログラムが正規であるとの照合結果を生成する。
一方、照合部20aは、ECU情報3bの「ソフト品番」と、品番情報30aの「正規ソフト品番」とが一致しない場合、車両ECU100の現在のプログラムが非正規であるとの照合結果を生成する。そして、照合部20aは、かかる照合結果を含む照合情報を指示部20bへ出力する。
例えば、照合部20aは、図5に示すECU情報3bを取得したとする。かかる場合、照合部20aは、ECUIDが「E1」のソフト品番「ES111」が、正規ソフト品番「ES111」と一致しているため、「E1」である車両ECU100の現在のプログラムが正規であるとする。
一方、照合部20aは、ECUIDが「E2」のソフト品番「ES999」が、正規ソフト品番「ES222」と一致していないため、「E2」である車両ECU100の現在のプログラムが非正規であるとする。
指示部20bは、照合部20aから入力される照合情報に基づいてプログラム制御装置1へ指示を行う。例えば、指示部20bは、車両ECU100の現在のプログラムが非正規であるとの照合結果であった場合、車両ECU100のプログラムを非正規から正規へ書き換える書き換え指示を行う。
そして、指示部20bは、かかる書き換え指示を含む照合情報をプログラム制御装置1へ送信する。これにより、プログラム制御装置1の処理部2dは、車両ECU100のプログラムを正規プログラムへ書き換える。
また、指示部20bは、車両ECU100の現在のプログラムが正規であるとの照合結果であった場合、車両ECU100のプログラムを書き換えなくてよい旨の書き換え不要指示を行う。そして、指示部20bは、書き換え不要指示を含む照合情報をプログラム制御装置1へ送信する。
次に、図7を用いて、実施形態に係るプログラム制御装置1が実行する処理の処理手順について説明する。図7は、実施形態に係るプログラム制御装置1が実行する処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、取得部2aは、所定のタイミングが到来したか否かを判定する(ステップS101)。取得部2aは、所定のタイミングが到来していない場合(ステップS101,No)、所定のタイミングが到来するまでステップS101の判定処理を繰り返す。
取得部2aは、所定のタイミングが到来した場合(ステップS101,Yes)、車両ECU100のECU情報3bを取得する(ステップS102)。つづいて、送信部2bは、取得部2aが取得したECU情報3bをサーバ装置10へ送信する(ステップS103)。
つづいて、処理部2dは、取得部2aが取得した照合情報に基づいて正規プログラムへの書き換え指示があったか否かを判定する(ステップS104)。処理部2dは、書き換え指示があった場合(ステップS104,Yes)、車両ECU100の非正規プログラムを正規プログラムへ書き換え(ステップS105)、処理を終了する。
一方、処理部2dは、書き換え指示がなかった場合(ステップS104,No)、すなわち書き換え不要指示があった場合、処理を終了する。つまり、処理部2dは、車両ECU100のプログラムの書き換えを行わない。
次に、図8を用いて、実施形態に係るサーバ装置10が実行する処理の処理手順について説明する。図8は、実施形態に係るサーバ装置10が実行する処理の処理手順を示すフローチャートである。
まず、照合部20aは、プログラム制御装置1からECU情報3bを取得したか否かを判定する(ステップS201)。照合部20aは、ECU情報3bを取得していない場合(ステップS201,No)、ECU情報3bを取得するまでステップS201の判定処理を繰り返す。
そして、照合部20aは、ECU情報3bを取得した場合(ステップS201,Yes)、記憶部30に記憶された品番情報30aとECU情報3bとを照合する(ステップS202)。
指示部20bは、照合部20aによる照合結果において、車両ECU100の現在のプログラムが正規であるか否かを判定する(ステップS203)。指示部20bは、車両ECU100の現在のプログラムが正規であった場合(ステップS203,Yes)、書き換え不要指示を含む照合情報を送信し(ステップS204)、処理を終了する。
一方、指示部20bは、車両ECU100の現在のプログラムが非正規であった場合(ステップS203,No)、書き換え指示を含む照合情報を送信し(ステップS205)、処理を終了する。
上述してきたように、実施形態に係るプログラム制御装置1は、記憶部3と、取得部2aと、処理部2dとを備える。記憶部3は、車両に搭載される電子装置(例えば、車両ECU100)の正規プログラムに関するプログラム情報3aを記憶する。取得部2aは、所定のタイミングが到来した場合に、電子装置に書き込まれたプログラムが正規であるか非正規であるかの照合結果を含む照合情報を取得する。処理部2dは、取得部2aが取得した照合情報に基づきプログラムが非正規であった場合、当該プログラムを記憶部3に記憶された正規プログラムに書き換える処理を行う。これにより、正規プログラムへの書き換えを早期に行うことができる。
なお、上述したプログラム制御システムSでは、プログラム制御装置1とサーバ装置10とが別体で構成されたが、プログラム制御装置1とサーバ装置10とが一体で構成された装置が車両に搭載されてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 プログラム制御装置
2、20 制御部
2a 取得部
2b 送信部
2c 接続判定部
2d 処理部
3、30 記憶部
3a プログラム情報
3b ECU情報
4、40 通信部
10 サーバ装置
20a 照合部
20b 指示部
100 車両ECU
S プログラム制御システム
2、20 制御部
2a 取得部
2b 送信部
2c 接続判定部
2d 処理部
3、30 記憶部
3a プログラム情報
3b ECU情報
4、40 通信部
10 サーバ装置
20a 照合部
20b 指示部
100 車両ECU
S プログラム制御システム
Claims (6)
- 車両に搭載される電子装置の正規プログラムに関するプログラム情報を記憶する記憶部と、
所定のタイミングが到来した場合に、前記電子装置に書き込まれたプログラムが正規であるか非正規であるかの照合結果を含む照合情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記照合情報に基づき前記プログラムが前記非正規であった場合、当該プログラムを前記記憶部に記憶された前記正規プログラムに書き換える処理を行う処理部と
を備えることを特徴とするプログラム制御装置。 - 前記取得部は、
前記車両のイグニッションがオンされた場合に、前記所定のタイミングが到来したとして、前記照合情報を取得すること
を特徴とする請求項1に記載のプログラム制御装置。 - 前記非正規のプログラムは、
前記電子装置の検査用のプログラムであること
を特徴とする請求項1または2に記載のプログラム制御装置。 - 前記電子装置の前記プログラムを前記非正規に書き換え可能な外部装置が当該電子装置に接続されているか否かを判定する接続判定部をさらに備え、
前記処理部は、
前記接続判定部によって前記外部装置と前記電子装置とが接続されている場合、前記プログラムの前記正規プログラムへの書き換えを禁止すること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のプログラム制御装置。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載のプログラム制御装置と、
前記照合情報を生成して前記プログラム制御装置へ送信するサーバ装置と
を備えることを特徴とするプログラム制御システム。 - 車両に搭載される電子装置の正規プログラムに関するプログラム情報を記憶する記憶工程と、
所定のタイミングが到来した場合に、前記電子装置に書き込まれたプログラムが正規であるか非正規であるかの照合結果を含む照合情報を取得する取得工程と、
前記取得工程が取得した前記照合情報に基づき前記プログラムが前記非正規であった場合、当該プログラムを前記記憶工程で記憶された前記正規プログラムに書き換える処理を行う処理工程と
を含むことを特徴とするプログラム制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017246258A JP2019114003A (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | プログラム制御装置、プログラム制御システムおよびプログラム制御方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2021039795A1 (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-04 |
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2017
- 2017-12-22 JP JP2017246258A patent/JP2019114003A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2021039795A1 (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-04 |
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