JP4534731B2 - 電子制御装置及びその識別コード生成方法 - Google Patents
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Description
(イ)当該電子制御装置の搭載対象となる車両に固有の識別番号。
或いは請求項3、請求項8に記載の発明によるように、
(ロ)当該電子制御装置の製造時にそれら電子制御装置の別に一意的に割り振られる番号。
等々、を採用することができる。ちなみに、上記識別コードの取得要求が発行されるタイミングが同一であったとしても、上記(イ)の構成或いは方法によれば車両毎に異なる識別コードが電子制御装置から返送されることになり、また上記(ロ)の構成或いは方法によれば電子制御装置毎に異なる識別コードが電子制御装置から返送されることとなる。いずれにしろ、上記固有のセキュリティコードとしてこのような番号が用いられることで、上記演算結果として生成される識別コードの秘匿性も好適に維持されるようになる。
同図1に示すように、電子制御装置10(便宜上、1つだけ図示)は車両1に搭載されており、外部バスOB及びインターフェース回路(I/F回路)20を介して外部ツール30と電気的に且つ通信可能に接続されている。
また、上記外部ツール30は、電子制御装置10に格納されている制御プログラムや制御データの上述した書き換えに際し、車両1(正確にはインターフェース回路20)にコネクタ等を介して電気的に接続されて、電子制御装置10との間での既定のプロトコルに従った通信を行う装置である。そして、電子制御装置10からアクセス許可が発行されることを条件に、それら制御プログラムや制御データの書き換えを実行する。また、この外部ツール30は上述のように、電子制御装置10の設定や、エラー対策等を目的とした各種制御情報の閲覧を行う機能等も併せ有している。
(1)外部ツール30及び電子制御装置10の認証アルゴリズムにおいて用いられる識別コードは、フリーランカウンタ13のカウント値と車両1に固有の車両コードとの演算結果として生成されるようにした。このため、フリーランカウンタのカウント値が同一となるタイミングで外部ツール30から識別コード要求信号が発行されたとしても、同一の識別コード、ひいては同一の認証コードが生成されることはない。したがって、識別コードとしての秘匿性が好適に維持されるとともに、より高いセキュリティレベルをもって、外部ツール30による不揮発性メモリ12の内容の不正書き換えを予防することができる。
Claims (10)
- 車載機器を制御する制御プログラム及び制御データが不揮発性メモリの書き換え可能な領域に格納されており、外部ツールを通じてのそれら制御プログラム及び制御データの書き換え要求に際し、同外部ツールから識別コードの取得要求が発行されることに基づき識別コードを生成してこれに応答するとともに、外部ツールとの間で共通に定められている認証アルゴリズムに基づき前記識別コードから作成した認証コードと外部ツールにて同様に作成されて発行される認証コードとを照合し、それら認証コードが一致していることを条件に前記外部ツールによる前記不揮発性メモリへのアクセスを許可する電子制御装置において、
前記外部ツールからの識別コードの取得要求の発行に基づき生成される識別コードが、該識別コードの取得要求が発行されたタイミングで定まる値と固有のセキュリティコードとの演算結果として生成される
ことを特徴とする電子制御装置。 - 前記固有のセキュリティコードが、当該電子制御装置の搭載対象となる車両に固有の識別番号からなる
請求項1に記載の電子制御装置。 - 前記固有のセキュリティコードが、当該電子制御装置の製造時にそれら電子制御装置の別に一意的に割り振られる番号からなる
請求項1に記載の電子制御装置。 - 前記外部ツールからの2回目以降の識別コードの取得要求の発行に基づく識別コードの生成に際しては、前記演算結果として生成された前回の識別コードが新たな固有のセキュリティコードとして用いられる
請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子制御装置。 - 前記外部ツールから前記識別コードの取得要求が発行されたタイミングで定まる値が、フリーランカウンタのカウント値からなる
請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子制御装置。 - 車載機器を制御する制御プログラム及び制御データが不揮発性メモリの書き換え可能な領域に格納されており、外部ツールを通じてのそれら制御プログラム及び制御データの書き換え要求に際し、同外部ツールから識別コードの取得要求が発行されることに基づき識別コードを生成してこれに応答するとともに、外部ツールとの間で共通に定められている認証アルゴリズムに基づき前記識別コードから作成した認証コードと外部ツールにて同様に作成されて発行される認証コードとを照合し、それら認証コードが一致していることを条件に前記外部ツールによる前記不揮発性メモリへのアクセスを許可する電子制御装置にあって前記識別コードを生成する方法であって、
前記外部ツールからの識別コードの取得要求が発行されるとき、この識別コードの取得要求が発行されたタイミングで定まる値と固有のセキュリティコードとの演算結果として前記識別コードを生成する
ことを特徴とする電子制御装置の識別コード生成方法。 - 前記固有のセキュリティコードとして、当該電子制御装置の搭載対象となる車両に固有の識別番号を用いる
請求項6に記載の電子制御装置の識別コード生成方法。 - 前記固有のセキュリティコードとして、当該電子制御装置の製造時にそれら電子制御装置の別に一意的に割り振られる番号を用いる
請求項6に記載の電子制御装置の識別コード生成方法。 - 前記外部ツールからの2回目以降の識別コードの取得要求の発行に基づく識別コードの生成に際しては、前記演算結果として生成された前回の識別コードを新たな固有のセキュリティコードとして用いる
請求項6〜8のいずれか一項に記載の電子制御装置の識別コード生成方法。 - 前記外部ツールから前記識別コードの取得要求が発行されたタイミングで定まる値として、フリーランカウンタのカウント値を用いる
請求項6〜9のいずれか一項に記載の電子制御装置の識別コード生成方法。
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