JP2019113758A - レンズ鏡筒及び光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】カム部材のカム溝の作動域全域において、調整するレンズ群の位置変化が発生しないレンズ鏡筒を提供する。【解決手段】レンズ鏡筒は、レンズ群を保持する保持部材102と、保持部材102を支持するカムフォロア103と、カムフォロア103を光軸方向に案内する案内部材104と、カムフォロア103に係合するカム溝105aが設けられた回転可能なカム部材105とを備える。カムフォロア103は、同軸配置された円筒部103a、円筒部103b及び円筒部103dと、円筒部103bに対して偏心配置された円筒部103cとを有し、円筒部103aは、溝部104aに係合し、円筒部103bは、保持部材102に設けられた溝部102aに係合し、円筒部103cは、保持部材102に設けられて溝部102aに対して交差する方向に延伸された溝部102bに係合し、円筒部103dは、カム溝105aに係合する。【選択図】図7

Description

本発明は、カメラ等の光学機器に搭載されるレンズ鏡筒及びそれを備える光学機器に関する。
デジタルカメラやビデオカメラ等の光学機器に用いられるレンズ鏡筒は、レンズの光学性能を向上させるために、構成されるレンズの位置をずらし、倒れや偏心の調整を行う調整機構を備えることがある。調整機構は、レンズ鏡筒を組み立てた後に調整可能に構成されることにより、各構成部品による累積公差を打ち消す調整を行うことが一般的である。
特許文献1に開示された技術では、レンズ保持枠をカムフォロアにより支持し、カムフォロアに偏心部を設けることにより、レンズの倒れや偏心を調整する技術が開示されている。一方、カムフォロアの係合するカム部材は、ズームやフォーカス駆動を行う為に傾斜角度(進み角)が作動領域に応じて変化するカム溝が一般的に用いられる。
特開2013−238792号公報
しかし、上記特許文献1のようにレンズの位置調整を行うと、カムフォロアは、レンズの調整を行ったカム溝内でのカム溝との接触位置でズームやフォーカス動作を行うことでカム溝の傾斜角度が異なるカム溝との接触位置に移動する。そのことにより、位置調整を行った位置でのレンズの倒れ量や偏芯量がズームやフォーカス動作の後にカム溝の傾斜角度が変わることにより変化してしまう問題がある。
そこで、本発明は、カム部材のカム溝の作動域全域において、調整するレンズ群の位置変化が発生しないレンズ鏡筒及びそれ備える光学機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のレンズ鏡筒は、レンズを保持するレンズ保持部材と、前記レンズ保持部材を支持するカムフォロアと、前記カムフォロアが係合する第1の溝部が前記レンズの光軸の方向に延伸して設けられて前記レンズ保持部材を前記光軸の方向に案内する案内部材と、前記カムフォロアが係合し、回転角度に応じて進み角が変化するカム溝が設けられて回転することにより前記レンズ保持部材を前記光軸の方向に移動させるカム部材と、を備え、前記カムフォロアは、互いに同軸に配置された第1の円筒部、第2の円筒部および第4の円筒部と、前記第2の円筒部に対して偏心配置された第3の円筒部と、を有し、前記第1の円筒部は、前記案内部材の前記第1の溝部に係合し、前記第2の円筒部は、前記レンズ保持部材に設けられた第2の溝部に係合し、前記第3の円筒部は、前記レンズ保持部材に設けられて前記第2の溝部に対して交差する方向に延伸された第3の溝部に係合し、前記第4の円筒部は、前記カム部材の前記カム溝に係合することを特徴とする。
本発明によれば、カム部材のカム溝の作動域全域において、簡単な構成によりレンズ群の倒れ量を変化させることなく高精度にレンズ群を保持することができる。
本発明の実施形態の一例であるレンズ鏡筒の分解斜視図である。 レンズ鏡筒の光軸方向に沿う断面図である。 レンズ鏡筒の斜視図である。 レンズ群保持部材の斜視図である。 第2の溝部と第3の溝部を拡大した図である。 カムフォロアの斜視図である。 カムフォロアがそれぞれの部材に係合し、レンズ群保持部材に固定された状態を示す断面図である。 カムフォロアが回転し、第3の円筒部が光軸方向にもっとも変位した位置での断面図である。 カムフォロアが回転し、第3の円筒部が光軸方向にもっとも変位した位置での断面図である。 カムフォロアを回転させた際のカムフォロアの回転量と第2の円筒部、第3の円筒部、第2の溝部、第3の溝部の位置関係を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例であるレンズ鏡筒の分解斜視図である。図2は、レンズ鏡筒の光軸方向に沿う断面図である。図1及び図2に示すように、本実施形態のレンズ鏡筒は、例えばカメラ等の光学機器に搭載され、撮影光学系の一部を構成するレンズ群101、レンズ群101を保持するレンズ群保持部材(レンズ保持部材)102、カム部材105及び案内部材104を備える。レンズ群保持部材102には、カムフォロア103が取り付けられ、レンズ群保持部材102は、カムフォロア103とともにカム部材105及び案内部材104により保持される。
カムフォロア103は、レンズ群保持部材102に締結部材106及びナット部材107により取り付けられるが、この点については後述する。カム部材105には、カム溝105aが周方向に複数箇所設けられ、カム溝105aは、カムフォロア103に設けられた第4の円筒部103d(図6参照)と係合する。
案内部材104には、光軸A方向に一定幅で延伸する第1の溝部104aが周方向に複数箇所設けられ、第1の溝部104aは、カムフォロア103に設けられた第1の円筒部103a(図6参照)と係合する。
カム部材105と案内部材104は、案内部材104に設けられた径嵌合部104bとカム部材105に設けられた径嵌合部105bが嵌合することによりレンズ群101の光軸A回りに相対回転可能に支持される。案内部材104の図2の右端部外周面には、カム部材105をレンズ群101の光軸A方向に移動可能に支持するためのバヨネット部104cが設けられている。
案内部材104に設けられたバヨネット部104cは、カム部材105の径嵌合部105bの周上に形成された溝105cに係合することで、カム部材105が案内部材104に対して光軸A方向に一定の位置で支持される。案内部材104の図2の右端部104dに例えば不図示の撮像素子を固定することでレンズ鏡筒として機能する。
図3は、レンズ鏡筒の斜視図である。図3に示すように、カムフォロア103は、カム部材105のカム溝105aと係合し、また、案内部材104の第1の溝部104aと係合する。カム溝105aと第1の溝部104aは、溝幅方向においてそれぞれカムフォロア103と略同一寸法として微小なガタを持たせるか、カムフォロア103を微小な隙間を介して圧入等して摺動可能に保持する。
これにより、カムフォロア103は、カム部材105をレンズ群101の光軸A周りに回転させることで、光軸A方向に進退することが可能となる。また、詳細は後述するが、カムフォロア103は、図2に示すように、レンズ群保持部材102と一体に保持されることにより、レンズ群101が光軸A方向に進退可能となる。
図4は、レンズ群保持部材102の斜視図である。図4に示すように、レンズ群保持部材102は、カムフォロア103と係合する第2の溝部102a及び第3の溝部102bを有する。第2の溝部102a及び第3の溝部102bは、周方向に複数箇所配置されている。
図5は、第2の溝部102aと第3の溝部102bを拡大した図である。図5に示すように、第2の溝部102aと第3の溝部102bは、それぞれ矩形状に形成されてカムフォロア103と係合する一定幅で延伸する溝である。第3の溝部102bは、第2の溝部102aの底部に形成され、第3の溝部102aの底部には、ナット部材107が挿入される挿入穴102cが形成されている。第2の溝部102aと第3の溝部102bは、図5において互いに交差する方向に延伸しており、本実施形態では、第2の溝部102aが光軸方向に長く延伸され、第3の溝部102bが周方向に長く延伸されて互いに略直交する方向に交差している。
図6は、カムフォロア103の斜視図である。図6に示すように、カムフォロア103は、中央部に貫通穴103eが形成された略円筒状をなしており、第1の円筒部103a、第2の円筒部103b、第3の円筒部103c、及び第4の円筒部103dを有する。本実施形態では、第4の円筒部103d、第1の円筒部103a及び第2の円筒部103bの順にそれぞれ同軸配置され、第3の円筒部103cは第2の円筒部103bの中心軸に対して偏心配置されて第2の円筒部103bの端面の領域内に配置されている。なお、第4の円筒部103d、第1の円筒部103a及び第2の円筒部103bは、本実施形態では、いずれも同径としているが、異なる径であってもよい。
図7は、カムフォロア103がそれぞれの部材に係合し、レンズ群保持部材102に固定された状態を示す断面図である。図7に示すように、カムフォロア103の第1の円筒部103aは案内部材104の第1の溝部104aと係合し、第2の円筒部103bはレンズ群保持部材102の第2の溝部102aと係合する。また、第3の円筒部103cはレンズ群保持部材102の第3の溝部102bと係合し、第4の円筒部103dはカム部材105のカム溝105aと係合する。
また、カムフォロア103の貫通穴103eは、光軸Aと直交する軸B方向に貫通しており、第3の円筒部103c内に締結部材106の頭部が当接する段差面が形成されている。締結部材106は貫通穴103eに外側から挿入されて第3の円筒部103c内の段差面に頭部が当接してネジ部が貫通穴103eから突出し、この突出部分を挿入穴102cに挿入されるナット部材107に螺合して締結する。
これにより、カムフォロア103の第3の円筒部103cの端面103fが第3の溝部102bと挿入穴102cとの段差面に当接し、締結部材106とナット部材107により、カムフォロア103がレンズ群保持部材102に対して狭持され保持される。本実施形態では、カムフォロア103は外側からカム溝105aを貫通して挿入され、光軸Aに近い第3の円筒部103cを第2の円筒部103bの内径側に配置することによりカムフォロア103を挿入する際に抵抗なく挿入することが可能である。
前述したように、カムフォロア103の第4の円筒部103dはカム溝105aに対して摺動可能に保持され、第1の円筒部103aは第1の溝部104aに対して摺動可能に保持される。第1の溝部104aは、光軸Aと平行に延伸する一定幅の溝として構成され、このことにより、カムフォロア103は、カム部材105を光軸A周りに回転させると、光軸A方向に移動することが可能となる。また、カムフォロア103は、レンズ群保持部材102に対して狭持され保持される為、カム部材105が回転すると、レンズ群保持部材102と一体になって光軸A方向へ駆動される。
また、カムフォロア103の第2の円筒部103bが係合する第2の溝部102aは、光軸A方向に延伸する一定幅の溝となっている。本実施形態では、カムフォロア103と各溝部102a,102bを周方向に略等間隔で3箇所配置する構成としている。第2の溝部102aと第2の円筒部103bが係合し、カムフォロア103がレンズ群保持部材102に狭持されることにより、一体となったカムフォロア103とレンズ群保持部材102は軸B方向と軸B周りの回転方向にのみ自由度を持って拘束される。また、カムフォロア103と各溝部102a,102bを光軸A周りの円周状に複数箇所配置することにより、レンズ群保持部材102は、光軸Aと直交する面内や軸B周りに回転する方向においても拘束される。
カムフォロア103の外側端には、軸Bに対して放射状に形成されるスリット部(係合部)103gが形成されている。スリット部103gにスクリュードライバのような工具を係合させることによりカムフォロア103を軸B周りに回転させることが可能である。なお、カムフォロア103は、例えばポリアセタール樹脂等の摺動性に優れた材料を使用することにより、当接面103fや締結部材106との当接面での摩擦力を小さくすることができる。これにより、スクリュードライバのような工具でカムフォロア103を軸B周りに容易に回転させることが可能である。
前述したように、カムフォロア103の第1の円筒部103a、第2の円筒部103b及び第4の円筒部103dは、互いに同軸Bに配置されている為、軸B周りにカムフォロア103を回転させてもカム部材105や案内部材104との位置は変わらない。しかしながら、第3の円筒部103cは、第2の円筒部103bに対して偏心した軸Cを中心に回転する為、カムフォロア103を回転させることにより軸Cと軸Bの距離分、偏心回転する。
第3の円筒部103cと第3の溝部102bは係合し、第3の溝部102bは第2の溝部102aと交差する方向に一定の幅を持ち、延伸する。第3の溝部102bと第3の円筒部103cは微小なガタを持つか、微小な隙間を介した圧入量をもって係合する。前述したように、カムフォロア103が軸B周りに回転すると、第3の円筒部103cは軸Bに対して偏心回転し、第3の円筒部103cと係合したレンズ群保持部材102は、カムフォロア103と当接する位置において光軸方向に移動する。
図8及び図9は、それぞれカムフォロア103が軸B周りに回転し、第3の円筒部103cが光軸A方向にもっとも変位した位置での断面図である。図8及び図9に示すように、カムフォロア103の第3の円筒部の位相においてレンズ群保持部材102を光軸A方向(図中矢印方向)に変位させることにより、自在にレンズ群保持部材102の傾きを変えることが可能となる。また、同様に、カムフォロア103をレンズ群保持部材102の周方向に複数個所配置することで自在にレンズ群101を傾けることが可能となる。
図10は、カムフォロア103を回転させた際のカムフォロア103の回転量と第2の円筒部103b、第3の円筒部103c、第2の溝部102a、第3の溝部102bの位置関係を模式的に示す図である。なお、図10において、カムフォロア103の回転量は図7の位置を回転量0度とする。図10に示すように、カムフォロア103を回転させることで、カムフォロア103により保持されるレンズ群保持部材102を自在に倒すことが可能であることが判る。
ところで、レンズ群101は、他の不図示のレンズ群とともに撮影光学系を構成する。一般的に光学系の各レンズ群を幾何学的に理想な位置に保持することはレンズ群を保持する部材等の精度公差が存在するため不可能である。したがって、光学系の性能向上の為にレンズ群とレンズ群を保持する部材等が組み込まれた状態でレンズ群の位置合わせの調整が行われる。
上記特許文献1のように、カム溝に対して偏心した円筒部を有するカムフォロアを係合させ、カムフォロアを回転させることで、レンズ群保持部材を傾けることも可能である。しかしながら、カム溝は一般的に領域に応じて進み角が異なる傾斜を持った溝となる。例えば図3におけるカム溝105a内の領域105d、105eのように、傾斜角の異なる領域が混在していることが一般的ある。
ここで、例えば図3の領域105dに偏心した円筒部を有するカムフォロアを回転させてレンズ群の調整が行われたと仮定する。この領域105dで光学性能が良好となるようにレンズ群の倒れ量が適切に調整されていても、領域105eにカムフォロアが移動することでカム溝と係合するカムフォロアの円筒部の当接点は領域105dにおける円筒部の当接点と異なる。
そのことにより、領域105dの位置においてレンズ群を倒れ調整するためにカムフォロアを回転させてレンズ群保持部材をある変位量に変位させたとしても領域が変わりカム溝の進み角が変わることでレンズ群保持部材の変位量が異なってしまう。レンズ群保持部材の変位量の変化によりレンズ群の倒れ量が変化してしまうことで光学性能の劣化が発生する。
これに対し、本実施形態では、カム部材105の回転角度の領域に応じて傾斜角が異なるカム溝105aにおいても第1の円筒部103aと第4の円筒部103dが同軸配置されている。このため、カムフォロア103を回転させてレンズ群保持部材102をある変位量に変位させ、光学性能が良好となるように倒れ調整しても、カムフォロア103が停止するカム溝105a内の領域によりレンズ群保持部材102の変位量が異なることはない。即ち、レンズ群101の倒れ量を傾斜角(進み角)異なるカム溝105aの領域によらず一定に保つことが可能である。
以上説明したように、本実施形態では、カム部材105のカム溝(カム部)105aの作動域全域において、簡単な構成によりレンズ群101の倒れ量を変化させることなく、高精度にレンズ群101を保持することができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
101 レンズ群
102 レンズ群保持部材
102a 第2の溝部
102b 第3の溝部
103 カムフォロア
103a 第1の円筒部
103b 第2の円筒部
103c 第3の円筒部
103d 第4の円筒部
104 案内部材
104a 第1の溝部
105 カム部材
105a カム溝

Claims (12)

  1. レンズを保持するレンズ保持部材と、
    前記レンズ保持部材を支持するカムフォロアと、
    前記カムフォロアが係合する第1の溝部が前記レンズの光軸の方向に延伸して設けられて前記レンズ保持部材を前記光軸の方向に案内する案内部材と、
    前記カムフォロアが係合し、回転角度に応じて進み角が変化するカム溝が設けられて回転することにより前記レンズ保持部材を前記光軸の方向に移動させるカム部材と、を備え、
    前記カムフォロアは、互いに同軸に配置された第1の円筒部、第2の円筒部および第4の円筒部と、前記第2の円筒部に対して偏心配置された第3の円筒部と、を有し、
    前記第1の円筒部は、前記案内部材の前記第1の溝部に係合し、前記第2の円筒部は、前記レンズ保持部材に設けられた第2の溝部に係合し、前記第3の円筒部は、前記レンズ保持部材に設けられて前記第2の溝部に対して交差する方向に延伸された第3の溝部に係合し、前記第4の円筒部は、前記カム部材の前記カム溝に係合することを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記カムフォロアは、前記第3の円筒部が前記レンズ保持部材に対して前記光軸と直交する方向に当接し、前記当接する面は前記光軸と平行な面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第3の円筒部は、前記第2の円筒部より前記光軸に近い側に配置され、前記第2の円筒部の前記光軸と平行な端面の領域内で前記第2の円筒部に対して偏心配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記カムフォロアは、前記光軸と直交する方向に貫通する穴を有し、前記穴に挿入された締結部材のネジ部をナット部材に螺合することで、前記締結部材と前記ナット部材により狭持された状態で前記レンズ保持部材を支持することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記カムフォロアには、前記カムフォロアを回転させるための工具が係合する係合部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記係合部は、前記カムフォロアの軸方向の外側の端面に放射状に複数箇所設けられたスリット部であることを特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記カムフォロアは、ポリアセタール樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記カムフォロアは、前記レンズ保持部材の周方向に複数の箇所に配置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  9. 前記第2の溝部は、前記光軸の方向に延伸し、前記第3の溝部は、前記レンズ保持部材の周方向に延伸されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  10. 前記第2の溝部と前記第3の溝部は、互いに光軸と直交する方向に交差していることを特徴とする請求項9に記載のレンズ鏡筒。
  11. 前記レンズ保持部材の外側に前記案内部材が配置され、前記案内部材の外側に前記カム部材が配置されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  12. 請求項1乃至11のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒を備える光学機器。
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