JP2019111745A - 画像処理装置 - Google Patents

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寿行 高橋
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Abstract

【課題】インクジェット印刷装置による印刷画質の低下を軽減できる画像処理装置を提供する。【解決手段】明度算出部42は、R,G,Bの画像データにおける各画素の明度Lを算出し、吐出データ生成部43は、明度算出部42で算出された各画素の明度Lに応じた最小ドロップ数を、各画素に対する最小ドロップ数として設定した吐出データを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェット印刷装置による印刷のための画像処理を行う画像処理装置に関する。
インクジェットヘッドのノズルからインクの液滴を吐出して印刷媒体に着弾させ、画像を形成するインクジェット印刷装置が知られている。
インクジェット印刷装置では、インクジェットヘッドと印刷媒体との間における気流の影響によるインクの着弾ずれやミスト汚れにより、印刷画質の低下が生じることがある。このようなインクの着弾ずれやミスト汚れは、特に、インクジェットヘッドのノズル面と印刷媒体との距離であるヘッドギャップが大きい場合に生じやすく、また、インクの液滴が小さいほど顕著になる。
これに対し、上述のような気流の影響による印刷画質の低下を抑える技術として、小さなインク滴の吐出を行わないようにして印刷を行うことが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−98464号公報
しかしながら、上述のように小さなインク滴の吐出を行わない場合、印刷画像において小さなドットがなくなることで、印刷画像の粒状性が悪化し、それにより印刷画質が低下することがある。例えば、印刷画像の粒状性の悪化により、写真画像のハイライト領域の印刷画質が低下する。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、インクジェット印刷装置による印刷画質の低下を軽減できる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像処理装置は、印刷媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドを備えるインクジェット印刷装置において各画素に対して吐出するインクのドロップ数を示す吐出データを生成する画像処理装置であって、印刷画像データにおける各画素の明度を算出する明度算出部と、印刷画像データに基づき、前記明度算出部で算出された各画素の明度に応じた最小ドロップ数を、各画素に対する最小ドロップ数として設定した吐出データを生成する吐出データ生成部とを備えることを特徴とする。
本発明の画像処理装置によれば、インクジェット印刷装置による印刷画質の低下を軽減できる。
実施の形態に係るインクジェット印刷装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すインクジェット印刷装置の搬送部および印刷部の概略構成図である。 画像処理部の動作を説明するためのフローチャートである。 ハーフトーン処理部による吐出データ生成動作を説明するためのフローチャートである。 明度が低い画像を、少ないドロップ数によるドットで表現した場合のドットイメージと、多いドロップ数によるドットで表現した場合のドットイメージとを示す図である。 明度が高い画像を、少ないドロップ数によるドットで表現した場合のドットイメージと、多いドロップ数によるドットで表現した場合のドットイメージとを示す図である。 粒状性の悪化による印刷画質の低下を抑えつつ、気流の影響による印刷画質の低下を軽減するように印刷する方法の説明図である。 通常処理、一律ドロップレス処理、および本実施の形態の処理のそれぞれによる印刷画像の比較を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。
以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置が設けられたインクジェット印刷装置の構成を示すブロック図である。図2は、図1に示すインクジェット印刷装置の搬送部および印刷部の概略構成図である。なお、以下の説明において、図2における紙面の上下左右を上下左右方向とする。また、図2の紙面に直交する方向を前後方向とする。
図1に示すように、本実施の形態に係るインクジェット印刷装置1は、搬送部2と、印刷部3と、制御部4とを備える。
搬送部2は、図示しない給紙部から給紙された印刷媒体である用紙Pを搬送する。図2の左から右に向かう方向が、用紙Pの搬送方向である。搬送部2は、搬送ベルト11と、駆動ローラ12と、従動ローラ13〜15と、搬送モータ16と、ファン17とを備える。
搬送ベルト11は、用紙Pを吸着保持して搬送する。搬送ベルト11は、駆動ローラ12および従動ローラ13〜15に掛け渡される環状のベルトである。搬送ベルト11には、用紙Pを吸着保持するための貫通穴である複数のベルト穴(図示せず)が形成されている。搬送ベルト11は、ファン17によるエア吸引によりベルト穴に発生する吸着力により、搬送面(上面)11a上に用紙Pを吸着保持する。搬送ベルト11は、図2における時計回り方向に回転することで、吸着保持した用紙Pを右方向に搬送する。
駆動ローラ12は、搬送ベルト11を図2における時計回り方向に回転させる。
従動ローラ13〜15は、駆動ローラ12とともに搬送ベルト11を支持する。従動ローラ13〜15は、搬送ベルト11を介して駆動ローラ12に従動回転する。従動ローラ13は、駆動ローラ12と同じ高さで、駆動ローラ12の左方に配置されている。従動ローラ14,15は、駆動ローラ12および従動ローラ13より下方において、互いに左右方向に離間して、同じ高さに配置されている。
搬送モータ16は、駆動ローラ12を回転駆動させる。
ファン17は、下方向への気流を生じさせる。これにより、ファン17は、搬送ベルト11のベルト穴を介して空気を吸引してベルト穴に負圧を発生させ、用紙Pを搬送ベルト11の搬送面11a上に吸着させる。ファン17は、搬送ベルト11に囲まれた領域に配置されている。
印刷部3は、搬送部2により搬送される用紙Pに画像を印刷する。印刷部3は、搬送部2の上方に配置されている。印刷部3は、インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yと、ヘッドホルダ22と、ヘッドギャップ調整部23とを備える。なお、以下において、インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yの符号におけるアルファベットの添え字を省略して総括的に表記することがある。
インクジェットヘッド21は、搬送ベルト11により搬送される用紙Pにインクを吐出する。インクジェットヘッド21は、ノズル列(図示せず)を有する。ノズル列は、主走査方向(前後方向)に沿って配置された複数のノズル(図示せず)からなる。ノズルは、インクジェットヘッド21の下面であるノズル面21aに開口し、インクを吐出する。インクジェットヘッド21は、1つのノズルから1つの画素に対して複数のインク滴を吐出可能なマルチドロップ方式のものであり、インク滴の数(ドロップ数)により濃度を表現する階調印刷を行う。
インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yは、用紙Pの搬送方向である副走査方向(左右方向)に沿って並列して配置されている。インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yは、それぞれブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のインクをノズルから吐出する。
ヘッドホルダ22は、インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yを保持する。ヘッドホルダ22は、中空状の直方体形状に形成されている。ヘッドホルダ22は、インクジェット印刷装置1の筐体(図示せず)内の所定位置に固定されている。
ヘッドギャップ調整部23は、ヘッドギャップHgを調整する。ヘッドギャップHgは、搬送ベルト11の搬送面11aとインクジェットヘッド21のノズル面21aとの間の距離である。ヘッドギャップHgは、インクジェットヘッド21への用紙Pの接触(ヘッドアタック)を防止するために、印刷に使用される用紙種類(用紙Pの厚さ等)に応じて調整される。ヘッドギャップ調整部23は、昇降機構部26と、昇降モータ27と、調整部材28とを備える。
昇降機構部26は、搬送部2を昇降させる。昇降機構部26は、ワイヤ、プーリ等を有し、ワイヤにより搬送部2を吊り下げ支持している。昇降機構部26は、昇降モータ27の駆動力で回転するプーリによりワイヤの巻き取りおよび繰り出しを行うことで、搬送部2を昇降させる。
昇降モータ27は、昇降機構部26にワイヤの巻き取りおよび繰り出しを行うための駆動力を供給する。
調整部材28は、ヘッドギャップHgを調整するための部材である。調整部材28は、ヘッドホルダ22の底面の四隅にそれぞれ立設されている。搬送部2が調整部材28の下端に突き当てられることで、搬送部2が位置決めされる。調整部材28は、設定するヘッドギャップHgに応じて上下方向の長さを複数段階に調整可能に構成されている。
制御部4は、インクジェット印刷装置1全体の動作を制御する。制御部4は、メカ制御部31と、画像処理部(請求項の画像処理装置に相当)32と、ヘッド制御部33とを備える。制御部4の各部は、CPU、RAM、ROM、ハードディスク等によってソフトウェア的またはハードウェア的に実現できる。
メカ制御部31は、搬送部2を制御して用紙Pを搬送させる。また、メカ制御部31は、ヘッドギャップ調整部23を制御してヘッドギャップHgを調整させる。
画像処理部32は、パーソナルコンピュータ等の外部装置から送信されたPDL形式の印刷ジョブデータを処理して、インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yが吐出する各インク色に対応する各色(K,C,M,Y)の吐出データを生成する。各色の吐出データは、各画素に対して吐出する各色のインクのドロップ数を示すデータである。
画像処理部32は、RIP(Raster Image Processor)処理部41と、明度算出部42と、吐出データ生成部43とを備える。
RIP処理部41は、印刷ジョブデータをRIP処理して、R,G,Bの画像データ(請求項の印刷画像データに相当)を生成する。このR,G,Bの画像データは、例えば、各色8ビットの256階調のデータである。
明度算出部42は、RIP処理部41により生成されたR,G,Bの画像データをLab色空間のデータに変換することで、R,G,Bの画像データにおける各画素の明度Lを算出する。
吐出データ生成部43は、R,G,Bの画像データに基づき、インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yにそれぞれ対応する各インク色(K,C,M,Y)の吐出データを生成する。吐出データ生成部43は、色変換部46と、ハーフトーン処理部47とを備える。
色変換部46は、RIP処理部41で生成されたR,G,Bの画像データをC,M,Y,Kの画像データに変換する色変換処理を行う。C,M,Y,Kの画像データは、例えば、各色8ビットの256階調のデータである。
ハーフトーン処理部47は、色変換部46で生成されたC,M,Y,Kの画像データをハーフトーン処理して、各インク色の吐出データを生成する。ここで、ハーフトーン処理部47は、明度算出部42で算出された各画素の明度Lに応じた最小ドロップ数を、各画素に対する最小ドロップ数として設定した吐出データを生成する。最小ドロップ数は、インク滴の吐出が行われる画素に対する1画素あたりの最小のドロップ数である。
ヘッド制御部33は、吐出データ生成部43で生成された各色の吐出データに基づき、インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yを駆動させてインクを吐出させる。
次に、インクジェット印刷装置1の動作について説明する。
外部装置から送信された印刷ジョブデータを受信すると、インクジェット印刷装置1は、画像処理部32において、印刷ジョブデータに基づき吐出データを生成する動作を行う。この画像処理部32の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
図3のステップS1において、画像処理部32のRIP処理部41は、印刷ジョブデータをRIP処理して、R,G,Bの画像データを生成する。
次いで、ステップS2において、明度算出部42は、RIP処理部41により生成されたR,G,Bの画像データにおける各画素の明度Lを算出する。具体的には、明度算出部42は、R,G,Bの画像データをLab色空間のデータに変換して、各画素の明度Lを取得する。
また、ステップS2において、色変換部46は、R,G,Bの画像データをC,M,Y,Kの画像データに変換する色変換処理を行う。
次いで、ステップS3において、ハーフトーン処理部47は、C,M,Y,Kの画像データをハーフトーン処理して、各インク色の吐出データを生成する。ここで、ハーフトーン処理部47は、各画素に対する最小ドロップ数を明度Lに応じて設定したハーフトーン処理により、吐出データを生成する。これにより、画像処理部32による吐出データを生成する動作が終了となる。
次いで、上述した図3のステップS3で行われる、ハーフトーン処理部47による吐出データ生成動作について説明する。
ここで、本実施の形態において、ハーフトーン処理部47は、ディザ法によるハーフトーン処理により、吐出データを生成する。また、上述のように、ハーフトーン処理部47は、各画素に対する最小ドロップ数を明度Lに応じて設定したハーフトーン処理を行う。ここでは、ハーフトーン処理部47は、明度Lが閾値Lth以上の画素に対しては最小ドロップ数を「1」に設定し、明度Lが所定の閾値Lth未満の画素に対しては最小ドロップ数を「2」に設定したハーフトーン処理を行うものとする。
図4は、ハーフトーン処理部47による吐出データ生成動作を説明するためのフローチャートである。図4のフローチャートの動作は、C,M,Y,Kのインク色に対応する画像データごとに行われるものである。
図4のステップS11において、ハーフトーン処理部47は、画像データにおけるライン番号を示す変数lに「1」を設定する。
次いで、ステップS12において、ハーフトーン処理部47は、ライン上における画素番号を示す変数mに「1」を設定する。
次いで、ステップS13において、ハーフトーン処理部47は、lライン目のm番目の画素である注目画素の明度Lが閾値Lth以上であるか否かを判断する。
注目画素の明度Lが閾値Lth以上であると判断した場合(ステップS13:YES)、ステップS14において、ハーフトーン処理部47は、通常のドロップ数変換処理により、インク色に対応する画像データにおける注目画素の画素値をドロップ数に変換する。
ここで、通常のドロップ数変換処理は、1画素あたり1ドロップのみの吐出も除外しないように、画素値をドロップ数に変換する処理である。すなわち、通常のドロップ数変換処理は、最小ドロップ数を「1」に設定して、画素値をドロップ数に変換する処理である。
具体的には、ハーフトーン処理部47は、通常のドロップ数変換処理においては、ディザマトリクスを用いた通常のハーフトーン処理により、注目画素の画素値をドロップ数に変換する。この後、ハーフトーン処理部47は、ステップS16の処理に進む。
ステップS13において、注目画素の明度Lが閾値Lth未満であると判断した場合(ステップS13:NO)、ステップS15において、ハーフトーン処理部47は、ドロップレス変換処理により、インク色に対応する画像データにおける注目画素の画素値をドロップ数に変換する。
ここで、明度Lが閾値Lth未満の画素に対して設定された最小ドロップ数未満のドロップ数は除外して、画素値をドロップ数に変換する処理である。すなわち、ここでは、ドロップレス変換処理は、最小ドロップ数を「2」に設定して、画素値をドロップ数に変換する処理である。
具体的には、ハーフトーン処理部47は、ドロップレス変換処理においては、ディザマトリクスを用いた、最小ドロップ数を「2」とするハーフトーン処理により、注目画素の画素値をドロップ数に変換する。この後、ハーフトーン処理部47は、ステップS16の処理に進む。
ステップS16では、ハーフトーン処理部47は、変数mが1ラインにおける最終画素であることを示すMであるか否かを判断する。
m=Mでないと判断した場合(ステップS16:NO)、ステップS17において、ハーフトーン処理部47は、変数mに「1」を加算する。この後、ハーフトーン処理部47は、ステップS13の処理に戻る。
m=Mであると判断した場合(ステップS16:YES)、ステップS18において、ハーフトーン処理部47は、変数lが最終ラインであることを示すLであるか否かを判断する。
l=Lでないと判断した場合(ステップS18:NO)、ステップS19において、ハーフトーン処理部47は、変数lに「1」を加算する。この後、ハーフトーン処理部47は、ステップS12の処理に戻る。
l=Lであると判断した場合(ステップS18:YES)、ハーフトーン処理部47は、一連の動作を終了する。
上述のような吐出データ生成動作により、R,G,Bの画像データにおける明度Lが閾値Lth以上の画素については最小ドロップ数が「1」であり、明度Lが閾値Lth未満の画素については最小ドロップ数が「2」である吐出データがインク色ごとに生成される。
各色の吐出データが生成された後、ヘッド制御部33は、吐出データに基づき、インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yを駆動させて、搬送部2により搬送される用紙Pにインクを吐出させる。
ここで、用紙搬送の開始に先立ち、メカ制御部31は、ヘッドギャップ調整部23によるヘッドギャップHgの調整を行っている。メカ制御部31は、RIP処理部41がRIP処理により取得する用紙種類情報をRIP処理部41から取得し、ヘッドギャップHgをその用紙種類に応じた大きさに調整するようヘッドギャップ調整部23を制御する。
ヘッドギャップHgの調整が終了した後、メカ制御部31は、搬送部2の駆動を開始させる。具体的には、メカ制御部31は、駆動ローラ12およびファン17の駆動を開始させる。
この後、図示しない給紙部から用紙Pが搬送部2へ給紙されると、搬送面11a上に用紙Pが吸着保持されつつ搬送される。この搬送される用紙Pに対し、インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yからインクが吐出されて画像が印刷される。ここで、上述のように生成された吐出データに基づいてインク吐出が行われるので、R,G,Bの画像データにおける明度Lが閾値未満の画素に対しては、1画素に1ドロップのみのインク吐出は行われず、最小ドロップ数が「2」となる。明度Lが閾値未満の画素については、最小ドロップ数が「1」であり、1画素に1ドロップのみの吐出も除外しない。
次に、上述のように各画素に対する最小ドロップ数を明度Lに応じて設定する理由について説明する。
マルチドロップ方式では、1つの画素に複数のインク滴が吐出された場合、それらのインク滴は吐出後に合体して1つのインク滴となって飛翔する。すなわち、飛翔するインク滴の大きさは、1つの画素に対して吐出されるインクのドロップ数に比例する。
そして、飛翔するインク滴が小さいほど、インクジェットヘッド21と用紙Pとの間の気流の影響によるインクの着弾ずれやミスト化が生じやすくなり、それによる印刷画質の低下が生じやすい。このため、1つの画素に対して吐出されるインクのドロップ数が少ないほど、気流の影響による印刷画質の低下が生じやすい。
そこで、1画素あたりの最小ドロップ数を増大させれば、気流の影響による印刷画質の低下が軽減する。例えば、1画素あたりの最小ドロップ数を「2」として、1画素に1ドロップのみの吐出を行わないようにすれば、気流の影響による印刷画質の低下が軽減する。
一方、1画素あたりの最小ドロップ数を増大させて印刷を行うと、印刷画像の粒状性が悪化し、それにより印刷画質が低下する。すなわち、1画素あたりの最小ドロップ数を増大させて印刷を行うと、気流の影響による印刷画質の低下を軽減することができるが、粒状性の悪化による印刷画質の低下が生じる。
ここで、印刷画像における粒状性は、印刷画像の明度が高いほど、また、1画素あたりのドロップ数が大きいほど、視認されやすい。この印刷画像における明度と、1画素あたりのドロップ数と、粒状性の視認性との関係について、図5、図6を参照して説明する。
図5は、明度が低い画像を、少ないドロップ数によるドットD1で表現した場合のドットイメージと、多いドロップ数によるドットD2で表現した場合のドットイメージとを示している。図6は、図5の例に比べて明度が高い画像を、少ないドロップ数によるドットD1で表現した場合のドットイメージと、多いドロップ数によるドットD2で表現した場合のドットイメージとを示している。ここで、図5、図6の例において、ドットD1は1画素あたり1ドロップの吐出により形成されるものであり、ドットD2は1画素あたり2ドロップの吐出により形成されるものである。ドットD2はドットD1よりも大きい。
図5、図6に示すように、ドットの大きさ(1画素あたりのドロップ数)が同じ場合では、明度が高い画像の方が、明度が低い画像よりも、ドット数の密度が低くなる。また、同濃度の画像を表現する場合、大きいドットD2で表現する方が、小さいドットD1で表現するよりも、ドット数の密度が低くなる。このことから、ドットの大きさが同じ場合では、明度が高い画像の方が、明度が低い画像よりも、粒状性が視認されやすい。また、同濃度の画像では、ドットD2で表現する方がドットD1で表現するよりも、粒状性が視認されやすい。
ただし、明度が低い画像では、ドットD2で表現する場合でも、ドット数の密度が比較的高いため、粒状性は比較的目立ちにくい。これに対し、明度が高い画像では、大きいドットD2で表現した場合、ドット数の密度が低いことにより、粒状性が目立ちやすくなる。
そこで、図7に示すように、明度が低い画像についてはドットD2で印刷することで気流の影響による着弾ずれ等を軽減し、明度が高い画像についてはドットD1で印刷することで粒状性の悪化を抑えるようにすれば、粒状性の悪化による印刷画質の低下を抑えつつ、気流の影響による印刷画質の低下を軽減できる。
このことから、本実施の形態のインクジェット印刷装置1では、各画素に対する最小ドロップ数を明度Lに応じて設定している。すなわち、前述の例では、R,G,Bの画像データにおける明度Lが閾値Lth以上の画素については最小ドロップ数を「1」に設定し、明度Lが閾値Lth未満の画素については最小ドロップ数を「2」に設定している。ここで、閾値Lthは、最小ドロップ数を「2」としても、画像の粒状性が目立たない程度となる明度の値として設定されたものである。
これにより、明度Lが閾値Lth未満の画像については、1画素に1ドロップのみのインク吐出が行われないことで、気流の影響による印刷画質の低下が抑えられる。また、1画素に1ドロップのみのインク吐出が行われないとしても、画像の明度Lが低いため、粒状性の悪化による印刷画質の低下も抑えられる。
また、明度Lが閾値Lth以上の画像については、1画素に1ドロップのみのインク吐出を除外しないことで、画像の粒状性の悪化が抑えられる。1画素に1ドロップのみのインク吐出が行われることで、気流の影響による着弾ずれやミスト汚れが生じても、画像の粒状性の悪化を抑えた方が、印刷画質の低下を抑える効果が大きい。ここで、明度Lが閾値Lth以上の高明度の画像としては、例えば、写真画像のハイライト領域がある。写真画像のハイライト領域は、低解像度であることが多く、ミストによるゴースト等が発生しても目立ちにくい。
次に、ヘッド用紙間距離Hpの大きさごとの、通常処理、一律ドロップレス処理、および本実施の形態の処理のそれぞれによる印刷画像の比較について、図8を参照して説明する。
ここで、ヘッド用紙間距離Hpは、図2に示すように、ノズル面21aと用紙Pとの間の距離である。すなわち、ヘッド用紙間距離Hpは、ヘッドギャップHgから用紙Pの厚さを差し引いたものである。前述のように、ヘッドギャップHgは、ヘッドアタックを防止するために、用紙種類(用紙Pの厚さ等)に応じて調整される。ヘッドギャップHgは、調整部材28の長さ調整により複数段階に調整可能であるが、必ずしもすべての用紙種類に個別の値を設定することはできない。このため、例えば、厚さが近い用紙種類に対して同じ値のヘッドギャップHgが割り当てられることがある。このことから、ヘッド用紙間距離Hpは、用紙種類に応じて異なる。
図8では、ヘッド用紙間距離Hpの大きさを「小」、「中」、「大」の3段階に分けた場合の、通常処理、一律ドロップレス処理、および本実施の形態の処理のそれぞれによる印刷画像の比較を示している。
図8における本実施の形態の処理は、上述のように、各画素に対する最小ドロップ数を明度Lに応じて設定したハーフトーン処理により生成された吐出データに基づき印刷を行う処理である。図8における通常処理は、全画素について最小ドロップ数が「1」である通常のハーフトーン処理により生成された吐出データに基づき印刷を行う処理である。図8における一律ドロップレス処理は、全画素について一律に最小ドロップ数を2以上の値に設定したハーフトーン処理により生成された吐出データに基づき印刷を行う処理である。
図8では、それぞれの処理に対して、印刷画像に関する評価要素として、気流の影響の受けにくさ、文字画質、および写真画質を設け、それぞれにおける優劣を、優れている方から「特A」、「A」、「B」、「C」の順でランク付けして示している。ここで、文字の画像は、低明度の画像である。
図8に示すように、通常処理の場合、ヘッド用紙間距離Hpが大きいほど、気流の影響を受けやすく、それによる印刷画質の低下が生じやすい。
通常処理の場合、最小ドロップ数が「1」であるため、気流の影響を受けやすい、1画素あたり1ドロップのみの吐出が行われる。そして、ヘッド用紙間距離Hpが大きいほど、インク滴の飛翔時間が長くなるため、インク滴が気流の影響を受けやすくなる。したがって、通常処理の場合、ヘッド用紙間距離Hpが大きいほど、気流の影響による着弾ずれやミスト汚れが生じやすく、印刷画質の低下が生じやすい。
また、通常処理の場合、上述のように、ヘッド用紙間距離Hpが大きいほど気流の影響による着弾ずれやミスト汚れが生じやすいことから、図8に示すように、ヘッド用紙間距離Hpが大きいほど文字画質は低下する。
また、通常処理の場合、最小ドロップ数が「1」であるため、写真画像においてきめ細かな階調表現ができる。一方、写真画像では、気流の影響による着弾ずれやミスト汚れは目立ちにくい。このため、図8に示すように、通常処理の場合、ヘッド用紙間距離Hpの大きさにかかわらず、写真画質は良好(Aランク)である。
一律ドロップレス処理の場合、最小ドロップ数が2以上であるため、気流の影響を受けやすい、1画素あたり1ドロップのみ等の、少ないドロップ数の吐出は行われない。このため、一律ドロップレス処理の場合、ヘッド用紙間距離Hpの大きさにかかわらず、気流の影響による印刷画質の低下を抑える効果が高い(特Aランク)。
また、一律ドロップレス処理の場合、最小ドロップ数が2以上であるため、画像の粒状性は悪化するが、低明度の文字画像では、粒状性の悪化による画質の低下は目立ちにくい。また、一律ドロップレス処理の場合、上述のように、気流の影響による印刷画質の低下は抑えられる。このため、図8に示すように、一律ドロップレス処理の場合、ヘッド用紙間距離Hpの大きさにかかわらず、文字画質は良好(Aランク)である。
また、一律ドロップレス処理の場合、最小ドロップ数が2以上であるため、ヘッド用紙間距離Hpの大きさにかかわらず、画像の粒状性の悪化により、写真画質が低い(Cランク)。
本実施の形態の処理の場合、低明度の画像に対しては一律ドロップレス処理と同様の処理が行われ、高明度の画像に対しては通常処理と同様の処理が行われる。このため、印刷画像全体としてみれば、ヘッド用紙間距離Hpの大きさにかかわらず、印刷画質への気流の影響を抑制できる(Aランク)。
また、本実施の形態の処理の場合、文字画質は一律ドロップレス処理の場合と同様(ヘッド用紙間距離Hpの大きさにかかわらずAランク)であり、写真画質は通常処理の場合と同様(ヘッド用紙間距離Hpの大きさにかかわらずAランク)である。
上述のような図8の比較内容から分かるように、本実施の形態の処理では、通常処理の場合および一律ドロップレス処理の場合に比べて、ヘッド用紙間距離Hpの大きさにかかわらず安定して良好な印刷画質を得ることができる。
なお、図8には、ヘッド用紙間距離Hpの大きさによるヘッドアタックを防止する効果の度合いについても示している。ヘッドアタックを防止する効果の度合いは、効果が高い方からA〜Cの3段階としている。ヘッド用紙間距離Hpが大きいほどヘッドアタックは生じにくいため、ヘッド用紙間距離Hpが「大」、「中」、「小」の場合のヘッドアタックを防止する効果の度合いは、それぞれAランク、Bランク、Cランクとなっている。
以上説明したように、インクジェット印刷装置1では、吐出データ生成部43は、各画素の明度Lに応じた最小ドロップ数を、各画素に対する最小ドロップ数として設定した吐出データを生成する。これにより、ヘッドアタックを防止するためにヘッド用紙間距離Hpを大きくしても、印刷画像における粒状性の低下を抑制しつつ、インクの着弾ずれやミスト汚れを抑制できる。したがって、インクジェット印刷装置1によれば、印刷画質の低下を軽減できる。
なお、上述した実施の形態では、1つの閾値Lthを用いて、明度Lに応じた最小ドロップ数を2通りに設定したが、明度Lの閾値を複数設定してもよい。この場合、明度が高くなるほど最小ドロップ数が小さくなるように、複数の閾値によって分けられる明度Lの範囲ごとに、最小ドロップ数を設定する。これにより、明度Lに応じた最小ドロップ数をきめ細かく設定することで、印刷画質の低下をより軽減することが可能になる。
また、ヘッド用紙間距離Hpに基づき、明度Lに応じた最小ドロップ数を調整するようにしてもよい。具体的には、ヘッド用紙間距離Hpが大きいほど、最小ドロップ数を大きくするようにしてもよい。ここで、ある閾値よりも低い明度に対応する最小ドロップ数のみを、ヘッド用紙間距離Hpが大きいほど、大きくするようにしてもよい。これにより、気流の影響による印刷画質の低下を抑制する効果を高めることで、印刷画質の低下をより軽減することが可能になる。
また、ユーザの指示に基づき、明度Lに応じた最小ドロップ数を調整するようにしてもよい。これにより、例えば、ユーザが、画像の粒状性、着弾ずれ等のいずれを重視するかに応じて、最小ドロップ数を調整することができる。例えば、ユーザが、ある程度の粒状性の悪化を許容しても、着弾ずれ等による印刷画質の低下を抑えたい場合に、最小ドロップ数を大きくするように調整できる。したがって、印刷画質を調整したいユーザの要望に対応することが可能になる。ここで、ユーザによる指示は、例えば、図示しない操作パネルから行えるようにすることができる。
また、上述した実施の形態では、インクジェット印刷装置1において、印刷画像データ(R,G,Bの画像データ)から吐出データを生成したが、パーソナルコンピュータ等の外部装置において、印刷画像データから吐出データを生成する処理を行ってもよい。
本発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
[付記]
本出願は、以下の発明を開示する。
(付記1)
印刷媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドを備えるインクジェット印刷装置において各画素に対して吐出するインクのドロップ数を示す吐出データを生成する画像処理装置であって、
印刷画像データにおける各画素の明度を算出する明度算出部と、
印刷画像データに基づき、前記明度算出部で算出された各画素の明度に応じた最小ドロップ数を、各画素に対する最小ドロップ数として設定した吐出データを生成する吐出データ生成部と
を備えることを特徴とする画像処理装置。
(付記2)
前記吐出データ生成部は、前記インクジェット印刷装置における前記インクジェットヘッドと印刷媒体との間の距離に基づき、明度に応じた最小ドロップ数を調整することを特徴とする付記1に記載の画像処理装置。
(付記3)
前記吐出データ生成部は、ユーザの指示に基づき、明度に応じた最小ドロップ数を調整することを特徴とする付記1または2に記載の画像処理装置。
1 インクジェット印刷装置
2 搬送部
3 印刷部
4 制御部
21,21K,21C,21M,21Y インクジェットヘッド
22 ヘッドホルダ
23 ヘッドギャップ調整部
31 メカ制御部
32 画像処理部
33 ヘッド制御部
41 RIP処理部
42 明度算出部
43 吐出データ生成部
46 色変換部
47 ハーフトーン処理部

Claims (3)

  1. 印刷媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドを備えるインクジェット印刷装置において各画素に対して吐出するインクのドロップ数を示す吐出データを生成する画像処理装置であって、
    印刷画像データにおける各画素の明度を算出する明度算出部と、
    印刷画像データに基づき、前記明度算出部で算出された各画素の明度に応じた最小ドロップ数を、各画素に対する最小ドロップ数として設定した吐出データを生成する吐出データ生成部と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記吐出データ生成部は、前記インクジェット印刷装置における前記インクジェットヘッドと印刷媒体との間の距離に基づき、明度に応じた最小ドロップ数を調整することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記吐出データ生成部は、ユーザの指示に基づき、明度に応じた最小ドロップ数を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
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