JP2019111729A - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019111729A
JP2019111729A JP2017247154A JP2017247154A JP2019111729A JP 2019111729 A JP2019111729 A JP 2019111729A JP 2017247154 A JP2017247154 A JP 2017247154A JP 2017247154 A JP2017247154 A JP 2017247154A JP 2019111729 A JP2019111729 A JP 2019111729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminating
temperature
roller
heater
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017247154A
Other languages
English (en)
Inventor
徹也 寺田
Tetsuya Terada
徹也 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Finetech Nisca Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Finetech Nisca Inc filed Critical Canon Finetech Nisca Inc
Priority to JP2017247154A priority Critical patent/JP2019111729A/ja
Publication of JP2019111729A publication Critical patent/JP2019111729A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】ラミネートフィルムにクリーニングペーパー等の清掃部材を設ける必要をなくすることにより、ラミネートフィルムのコストを抑制すると共に装置の損傷を防ぐこと。【解決手段】ラミネート装置100は、シート状の媒体とラミネートフィルムとをローラ103、ローラ105、圧着ローラ107及び圧着ローラ109で搬送しながら加熱及び加圧して媒体にラミネートフィルムをラミネートするヒータ部104及びプレス部106と、ローラ103、ローラ105、圧着ローラ107及び圧着ローラ109を非接触で清掃するファン101と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像や文字等が記録されたシート状の媒体をラミネートフィルムでラミネートするラミネート装置に関する。
従来、シート状の媒体に形成された画像の表面保護等を目的として、媒体の画像が形成された表面に透明樹脂等のラミネートフィルムをラミネートするラミネート装置が知られている。このようなラミネート装置では、媒体を挟んだラミネートフィルムを搬送しながら、媒体の画像が形成された表面に対してラミネートフィルムをラミネートする。
媒体に対してラミネートフィルムをラミネートする方法としては、媒体に対してラミネートフィルムを接着剤でラミネートするか、又はラミネートフィルムを媒体と共に加熱加圧して媒体にラミネートする。一方、従来のラミネート装置では、ラミネートフィルムより溢れた接着剤又は溶融したラミネートフィルムの一部がローラ等に付着して、媒体を汚染等してしまうという課題があった。
これに対して、特許文献1は、クリーニングペーパーを装着したラミネートフィルムを通紙することにより、ローラ等に付着している付着物をクリーニングペーパーにより除去してローラ等の清掃を行う技術を開示している。
特開2003−025447号公報
しかしながら、特許文献1においては、ローラ等の清掃のための専用の清掃部材をラミネートフィルムに設ける必要があるため、ラミネートフィルムのコストが上昇するという課題を有する。また、特許文献1においては、ラミネートフィルム以外の清掃部材をローラ等の搬送部材で搬送して清掃するため、清掃部材によって搬送部材を損傷させる可能性があるという課題を有する。
本発明の目的は、清掃部材を搬送して清掃する必要をなくすることにより、ラミネートフィルムのコストを抑制することができると共に装置の損傷を防ぐことができるラミネート装置を提供することである。
本発明のラミネート装置は、シート状の媒体とラミネートフィルムとを搬送部材で搬送しながら加熱及び加圧して前記媒体に前記ラミネートフィルムをラミネートするラミネート手段と、前記搬送部材を非接触で清掃する清掃手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ラミネートフィルムにクリーニングペーパー等の清掃部材を設ける必要をなくすることにより、ラミネートフィルムのコストを抑制することができると共に装置の損傷を防ぐことができる。
本発明の実施の形態に係るラミネート装置の模式図である。 本発明の実施の形態に係るラミネート装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るラミネート処理を示すフロー図である。 本発明の実施の形態に係る清掃処理を示すフロー図である。 本発明の実施の形態に係る温調処理を示すフロー図である。 本発明の実施の形態に係る温調温度UP処理及び温調温度KEEP処理を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<ラミネート装置の構成>
本発明の実施の形態に係るラミネート装置100の構成について、図1及び図2を参照しながら、詳細に説明する。
ラミネート装置100は、ファン101と、フィルタ102と、ヒータ部104と、プレス部106と、挿入口113と、排出口115と、を有している。また、ラミネート装置100は、電源部201と、ヒータ制御部203と、ヒータ205と、操作部207と、温度検出部209と、制御部211と、センサ213と、搬送モータ215と、を有している。ラミネート装置100において、挿入口113から排出口115 に至る搬送路( 案内路) は、直線的に形成されている。
ファン101は、ラミネート装置100の側面の挿入口113の上部であって、ヒータ部104の側方に設けられている。ファン101は、制御部211からの制御信号に基づいて動作し、ラミネート装置100の内部の空気を吸気して外部に吐き出す。この際に、ファン101は、ヒータ部104の一対のローラ103及びローラ105、又はプレス部106の一対の圧着ローラ107及び圧着ローラ109に付着している付着物を吸引する。
フィルタ102は、ファン101のラミネート装置100の内部の空気を吸気する側に設けられ、ファン101によって吸引された付着物を回収する。
ファン101とフィルタ102とは、搬送部材としてのローラ103、ローラ105、圧着ローラ107又は圧着ローラ109を非接触で清掃する清掃手段を構成している。
ヒータ部104は、挿入口113よりも原稿の搬送方向(以下、単に「搬送方向」と記載する)の下流側に設けられ、一対の回転可能なローラ103及びローラ105を備えている。ヒータ部104は、一対のローラ103及びローラ105が回転することにより、挿入口113から搬送されてくるシート状の媒体としての原稿とラミネートフィルムとを挟持して加熱しながらプレス部106に向けて搬送する。ここで、ラミネートフィルムは、透明な樹脂等により形成されており、原稿の画像が形成された表面を覆って原稿の画像が形成された表面を保護等するものである。
プレス部106は、ヒータ部104よりも搬送方向の下流側に設けられ、一対の回転可能な圧着ローラ107及び圧着ローラ109を備えている。プレス部106は、一対の圧着ローラ107及び圧着ローラ109が回転することにより、ヒータ部104から搬送されてくる加熱された原稿とラミネートフィルムとを挟持して、加圧しながら排出口115に向けて搬送する。
ヒータ部104及びプレス部106は、原稿とラミネートフィルムとを搬送しながら加熱及び加圧して原稿にラミネートフィルムをラミネートするラミネート手段を構成している。
挿入口113は、上下に互いに離間した板状の一対の挿入ガイドを備えており、下側の挿入ガイドが上側の挿入ガイドよりも長くなっている。
排出口115は、プレス部106よりも搬送方向の下流側に設けられ、上下に互いに離間した板状の一対の排出ガイドを備えている。
電源部201は、交流電流を直流電流に変換して制御部211に供給する。
ヒータ制御部203は、制御部211からの制御信号に基づいて、ヒータ205をオンオフ制御する。ヒータ制御部203は、制御部211から供給されたDC電源をヒータ205に供給する。
ヒータ205は、ヒータ部104に設けられ、ヒータ制御部203の制御によりヒータ部104及びヒータ部104の周囲を加熱する。ヒータ205は、ヒータ205の温度に応じた信号を出力するサーミスタ205a及びサーミスタ205bを備えている。
操作部207は、ユーザー等による外部操作に応じた電気信号を制御部211に出力する。
温度検出部209は、サーミスタ205a及びサーミスタ205bからの信号に基づいて温度を検出し、その検出結果を制御部211に出力する。
制御手段としての制御部211は、電源部201からDC電源の供給を受けて起動してラミネート装置100の動作を制御する。制御部211は、操作部207、温度検出部209又はセンサ213からの電気信号に基づいて、ファン101、ヒータ制御部203又は搬送モータ215に制御信号を出力してファン101、ヒータ制御部203又は搬送モータ215の動作を制御する。制御部211は、電源部201から供給されたDC電源をヒータ制御部203に供給する。
センサ213は、原稿及びラミネートフィルムを検出し、その検出結果を制御部211に出力する。
搬送モータ215は、制御部211からの制御信号に基づいて駆動して、ヒータ部104の一対のローラ103及びローラ105、又はプレス部106の一対の圧着ローラ107及び圧着ローラ109を回転させる。
上記の構成を有するラミネート装置100は、ユーザーによる操作部207の操作により、ラミネートフィルムの厚さ等が設定されると共に、ラミネート処理の動作開始を指示されてラミネート処理等の実行を開始する。ラミネート装置100は、ラミネート処理を実行することにより、ラミネートフィルムに挟まれた原稿が挿入口113から挿入された際に、原稿及びラミネートフィルムを加熱及び加圧すると共に、ラミネートされた成果物を排出口115より排出する。
<ラミネート処理>
本発明の実施の形態に係るラミネート処理について、図3を参照しながら、詳細に説明する。
図3に示すラミネート処理は、ユーザーにより操作部207のスタートキー等が操作されて動作開始を指示されたタイミングで開始される。
まず、制御部211は、ラミネートフィルムに挟まれた原稿をラミネートするための温度に調整する温調処理1(以下、「温調1」と記載する)を開始する(S1)。これにより、制御部211は、ヒータ制御部203に制御信号を出力してヒータ制御部203によりヒータ205の動作を制御させる。温調1は、ラミネート処理を実行している間において継続して実行される。
次に、制御部211は、搬送モータ215に制御信号を出力して搬送モータ215を駆動させることにより、ヒータ部104の一対のローラ103及びローラ105とプレス部106の一対の圧着ローラ107及び圧着ローラ109を正回転させる(S2)。ここで、正回転とは、原稿及びラミネートフィルムを搬送方向に搬送することが可能な方向への回転である。これにより、原稿及びラミネートフィルムは、搬送方向に搬送される。
次に、ヒータ部104は、挿入口113から搬送されてきた原稿及びラミネートフィルムを、ローラ103及びローラ105で挟持搬送しながら加熱すると共に(S3)、プレス部106に向けて搬送する。
次に、プレス部106は、ヒータ部104から搬送されてきた原稿及びラミネートフィルムを、圧着ローラ107及び圧着ローラ109で挟持搬送しながら加圧して圧着させると共に(S4)、排出口115に向けて搬送する。このように、原稿及びラミネートフィルムは、加熱及び加圧されることによりラミネートされる。
次に、制御部211は、センサ213からの電気信号に基づいて、原稿がセンサ213を抜けたか否かを判定する(S5)。ここで、センサ213は、原稿及びラミネートフィルムの先端がセンサ213の検知領域に突入してから、原稿及びラミネートフィルムの後端がセンサ213の検知領域を抜けるまでを検知することになる。
制御部211は、原稿及びラミネートフィルムがセンサ213を抜けていない場合に(S5:No)、ステップS5の処理を繰り返す。
一方、制御部211は、原稿及びラミネートフィルムがセンサ213を抜けた場合に(S5:Yes)、自動的に後述の清掃処理を実行し(S6)、その後にラミネート処理を終了する。このように、自動的に清掃処理を実行することにより、ユーザーにおける清掃処理を実行するか否かを判断する手間を省くことができる。
なお、制御部211は、自動的に清掃処理を実行せずに、操作部207により清掃処理を実行することを選択する選択操作がなされた際に清掃処理を実行するようにしてもよい。制御部211は、清掃処理が選択されなかった場合には、ステップS5の処理の終了後にステップS6の処理をスキップしてラミネート処理を終了することができる。
また、制御部211は、原稿及びラミネートフィルムがセンサ213を抜ける毎に清掃処理を実行せずに、ラミネート処理における搬送モータ215の動作量が所定量以上になった際に清掃処理を実行してもよい。この場合には、制御部211は、動作量が所定量以上であるか否かを判定し、動作量が所定量未満の場合には、ステップS5の処理の終了後にステップS6の処理をスキップしてラミネート処理を終了することができる。
<清掃処理>
本発明の実施の形態に係る清掃処理について、図4を参照しながら、詳細に説明する。
図4に示す清掃処理は、図3に示すラミネート処理のステップS5の処理において原稿がセンサ213を抜けた場合に(S5:Yes)、開始される。
まず、制御部211は、ヒータ部104を清掃するための温度に調整する温調処理2(以下、「温調2」と記載する)を開始する(S11)。これにより、制御部211は、ヒータ制御部203に制御信号を出力してヒータ制御部203によりヒータ205の動作を制御させる。温調2は、清掃処理を実行している間において継続して実行される。
次に、制御部211は、ファン101に制御信号を出力してファン101を動作(回転)させる(S12)。ファン101は、動作することにより、ローラ103、ローラ105、圧着ローラ107又は圧着ローラ109に付着した付着物を吸引する。そして、フィルタ102は、ファン101により吸引された付着物を回収する。これにより、ファン101及びフィルタ102は、ローラ103、ローラ105、圧着ローラ107又は圧着ローラ109を非接触で清掃する。ここで、付着物は、ラミネートフィルムより溢れた接着剤又は溶融したラミネートフィルムの一部等である。
また、制御部211は、搬送モータ215に制御信号を出力して搬送モータ215を制御することにより、ローラ103、ローラ105、圧着ローラ107又は圧着ローラ109を逆回転させる。ここで、逆回転とは、原稿及びラミネートフィルムを搬送方向の逆方向に搬送することが可能な方向への回転である。これにより、ローラ103、ローラ105、圧着ローラ107又は圧着ローラ109に付着した付着物をファン101で吸引し易くすることができる。
次に、制御部211は、図示しないタイマーにカウントを開始させて、カウントアウトしたか否かを判定する(S13)。
制御部211は、カウントアウトしていない場合に(S13:No)、ステップS13の処理を繰り返す。
一方、制御部211は、カウントアウトした場合に(S13:Yes)、ヒータ制御部203に制御信号を出力してヒータ205を停止させることにより、温調2を終了する(S14)。これにより、温度検出部209で検出する温度は、低下していく。
ここで、タイマーによりカウントを開始してからカウントアウトするまでの時間は、ヒータ部104の一対のローラ103及びローラ105が1回転する時間以上の時間である。これにより、一対のローラ103及びローラ105の全周を満遍なく清掃することができる。
次に、制御部211は、温度検出部209からの電気信号に基づいて、温度検出部209で検出した温度が規定温度以下であるか否かを判定する(S15)。
制御部211は、温度検出部209で検出した温度が規定温度より高い場合に(S15:No)、ステップS15の処理を繰り返す。ここで、規定温度は、温調1の温度である。
一方、制御部211は、温度検出部209で検出した温度が規定温度以下の場合に(S15:Yes)、ファン101に制御信号を出力してファン101を停止させ(S16)、その後に清掃処理を終了する。
なお、ローラ103とローラ105とを互いに離間可能に構成して、上記の清掃処理の際にローラ103とローラ105とを離間させてもよい。これにより、ローラ103とローラ105とが接しない状態で清掃することができるため、ローラ103又はローラ105に付着する付着物を確実に取り除くことができる。
また、圧着ローラ107と圧着ローラ109とを互いに離間可能に構成して、上記の清掃処理の際に圧着ローラ107と圧着ローラ109とを離間させてもよい。これにより、圧着ローラ107と圧着ローラ109とが接しない状態で清掃することができるため、圧着ローラ107又は圧着ローラ109に付着する付着物を確実に取り除くことができる。
<温調処理>
本発明の実施の形態に係る温調処理について、図5及び図6を参照しながら、詳細に説明する。
温調処理には、ラミネートフィルムに挟まれた原稿を加熱するための温調1と、ヒータ部104の清掃を行うための温調2と、がある。温調1と温調2とでは、設定される温度、及びヒータ部104のローラ103及びローラ105の回転方向が異なる。具体的には、温調1で設定される温度は120℃であり、温調2で設定される温度は180℃である。
図5に示す温調処理における温調1は、図3に示すラミネート処理が開始されるタイミングで開始される。また、図5に示す温調処理における温調2は、図4に示す清掃処理が開始されるタイミングで開始される。
まず、制御部211は、ヒータ制御部203に制御信号を出力してヒータ制御部203を制御することによりヒータ205をONにする(S21)。
この際に、制御部211は、温調1を実行する場合に、搬送モータ215に制御信号を出力して駆動させることにより、一対のローラ103及びローラ105と、一対の圧着ローラ107及び圧着ローラ109と、を正回転させる。制御部211は、温調2を実行する場合に、搬送モータ215に制御信号を出力して駆動させることにより、一対のローラ103及びローラ105と、一対の圧着ローラ107及び圧着ローラ109と、を逆回転させる。
次に、制御部211は、温度検出部209からの電気信号に基づいて、設定温度であるか否かを判定する(S22)。
具体的には、制御部211は、温調1を実行する場合には120℃であるか否かを判定し、温調2を実行する場合には180℃であるか否かを判定する。
制御部211は、設定温度ではない場合に(S22:No)、ステップS22の処理を繰り返す。
一方、制御部211は、設定温度の場合に(S22:Yes)、温度検出部209からの電気信号に基づいて温度変化を検出する(S23)。
次に、制御部211は、検出した温度変化の所定時間における変化量ΔTが所定値よりも大きいか否かを判定する(S24)。
制御部211は、変化量ΔTが所定値よりも大きい場合に(S24:Yes)、ヒータ部104の温度が設定温度から大きく下がったと判断し、ヒータ制御部203に制御信号を出力して温調温度をアップさせる温調温度UP制御を行う(S25)。
一方、制御部211は、変化量ΔTが所定値以下の場合に(S24:No)、ヒータ制御部203に制御信号を出力して温調温度を維持させる温調温度KEEP制御を行う(S26)。
制御部211は、上記の温調処理を実行することにより、温調2を実行する際の熱量を温調1を実行する際の熱量よりも多くする。
図6(a)は、温調温度UP処理における電源部201からヒータ205に電源を供給する際のAC電圧及びヒータ205のオンタイミングを示している。図6(b)は、温調温度KEEP処理における電源部201からヒータ205に電源を供給する際のAC電圧及びヒータ205のオンタイミングを示している。図6(a)及び図6(b)において、上方はAC電圧を示しており、下方はヒータ205のオンタイミングを示している。ヒータ205は、パルスの立ち上がりでオンする。また、図6(a)及び図6(b)において、横軸は時間軸である。
図6(a)及び図6(b)において、ヒータ205がオンしてからAC電圧が0になるまでの塗り潰し部分R1又は塗り潰し部分R2の横軸の長さは、ヒータ205を焚いている時間を示している。また、塗り潰し部分R1又は塗り潰し部分R2の面積は、ヒータ205からヒータ部104及びヒータ部104の周囲に供給される熱量を示している。
制御部211は、電圧が0のタイミングからヒータ205をオンさせるまでの時間(以下、「制御時間」と記載する)を制御してヒータ205から供給する熱量を変化させることにより、温調温度UP制御又は温調温度KEEP制御を行う。具体的には、制御部211は、温調温度KEEP制御におけるヒータ205をオンさせるタイミングを温調温度UP制御よりも遅らせることにより、温調温度KEEP制御での制御時間Tbを温調温度UP制御での制御時間Taよりも長くする(Tb>Ta)。これにより、温調温度UP制御においてヒータ205から供給される熱量を、温調温度KEEP制御においてヒータ205から供給される熱量よりも多くすることができる。
このように、本実施の形態では、ローラ103、ローラ105、圧着ローラ107又は圧着ローラ109を非接触で清掃する。これにより、ラミネートフィルムにクリーニングペーパー等の清掃部材を設ける必要をなくすることにより、ラミネートフィルムのコストを抑制することができると共に装置の損傷を防ぐことができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。
具体的には、上記実施の形態において、ローラ103等に付着している付着物をファン101で吸引したが、ローラ103等に付着している付着物を吹き飛ばす等のローラ103等を非接触で清掃する任意の清掃手段を用いることができる。
また、上記実施の形態において、清掃処理の際に温調2を実行したが、温調処理を実行せずにローラ103等に付着している付着物をファン101で吸引してもよい。
また、上記実施の形態において、ラミネート処理と清掃処理とでローラ103、ローラ105、圧着ローラ107及び圧着ローラ109を、異なる方向に回転させたが同一方向に回転させてもよいし、回転させなくてもよい。
100 ラミネート装置
101 ファン
102 フィルタ
103 ローラ
104 ヒータ部
105 ローラ
106 プレス部
107 圧着ローラ
109 圧着ローラ
113 挿入口
115 排出口
201 電源部
203 ヒータ制御部
205 ヒータ
205a サーミスタ
205b サーミスタ
207 操作部
211 制御部
213 センサ
215 搬送モータ

Claims (8)

  1. シート状の媒体とラミネートフィルムとを搬送部材で搬送しながら加熱及び加圧して前記媒体に前記ラミネートフィルムをラミネートするラミネート手段と、
    前記搬送部材を非接触で清掃する清掃手段と、
    を有することを特徴とするラミネート装置。
  2. 前記清掃手段は、
    前記搬送部材に付着した付着物を吸引することにより前記搬送部材を清掃する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のラミネート装置。
  3. 前記ラミネート手段から供給される熱量を制御すると共に、前記清掃手段により前記搬送部材を清掃する際の前記熱量を、前記媒体に前記ラミネートフィルムをラミネートする際の前記熱量よりも多くする制御手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のラミネート装置。
  4. 前記搬送部材は、
    回転可能であると共に、前記清掃手段により清掃される際に、前記媒体に前記ラミネートフィルムをラミネートする際の回転方向と逆方向に回転する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のラミネート装置。
  5. 前記搬送部材は、
    前記清掃手段により清掃される際に回転し、
    前記清掃手段は、
    前記搬送部材が1回転する時間以上の時間において前記搬送部材を清掃する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のラミネート装置。
  6. 前記清掃手段は、
    前記ラミネート手段により前記媒体に前記ラミネートフィルムをラミネートした後に自動的に前記搬送部材の清掃を行う、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のラミネート装置。
  7. 前記清掃手段は、
    前記媒体に前記ラミネートフィルムをラミネートする際の動作量が所定量以上になった際に前記搬送部材の清掃を行う、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のラミネート装置。
  8. 前記搬送部材は、
    前記清掃手段により清掃される際に互いに離間するローラである、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のラミネート装置。
JP2017247154A 2017-12-25 2017-12-25 ラミネート装置 Pending JP2019111729A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017247154A JP2019111729A (ja) 2017-12-25 2017-12-25 ラミネート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017247154A JP2019111729A (ja) 2017-12-25 2017-12-25 ラミネート装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019111729A true JP2019111729A (ja) 2019-07-11

Family

ID=67221244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017247154A Pending JP2019111729A (ja) 2017-12-25 2017-12-25 ラミネート装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019111729A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113525765A (zh) * 2021-07-22 2021-10-22 佛山市顺德区容桂意达电子薄膜器件有限公司 一种装饰面板的制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113525765A (zh) * 2021-07-22 2021-10-22 佛山市顺德区容桂意达电子薄膜器件有限公司 一种装饰面板的制备方法
CN113525765B (zh) * 2021-07-22 2022-11-22 佛山市顺德区容桂意达电子薄膜器件有限公司 一种装饰面板的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4970521B2 (ja) 自動シートラミネート加工装置と自動シートラミネート加工法
JP5930779B2 (ja) 定着装置
JP2016161744A5 (ja)
TW201008861A (en) Method for transferring optical film and apparatus employing the method
JP4714898B2 (ja) 用紙搬送機構、中間用紙搬送装置およびそれを備えた画像形成装置
CN107973153B (zh) 介质输送装置以及图像形成装置
TW201008736A (en) Cutting method of optical film and device employing it
JP2019111729A (ja) ラミネート装置
JP2008129089A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2022015583A (ja) 画像形成装置、および画像形成方法
JP2016088585A (ja) シート貼付装置
JP2001337574A (ja) 画像形成装置
JP2022185805A (ja) ラミネート処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
JP2017009936A (ja) 加熱装置
JP2020029071A (ja) ラミネート装置及びラミネート装置の制御方法
JP2003195681A (ja) 画像形成装置
JP2020067475A (ja) 定着装置を備えた画像形成装置の駆動制御方法
JP2019136918A (ja) ラミネート装置
JP2020001246A (ja) ラミネート装置
JP2006039477A (ja) 画像形成装置
JP2013120346A (ja) 画像形成装置
US20230398775A1 (en) Sheet laminator and image forming system incorporating the sheet laminator
JP2023181082A (ja) ラミネート処理装置及び画像形成システム
JP2020104446A (ja) ラミネート装置及びラミネート装置の制御方法
JP2017080934A (ja) ラミネータ