JP2019110638A - 充電装置、充電システム、及び充電方法 - Google Patents

充電装置、充電システム、及び充電方法 Download PDF

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Abstract

【課題】充電完了時に2次キャパシタセルの充電率を高めた充電装置、充電システム、及び充電方法を提供する。【解決手段】充電装置100は、1次キャパシタセル10を有する1次蓄電部1と、2次キャパシタセル20を有する2次蓄電部2に接続するためのコネクタ50と、1次蓄電部1とコネクタ50との間に接続されるスイッチ40と、1次蓄電部1とコネクタ50との間を、スイッチ40を介して接続する配線30と、スイッチ40を制御する制御部60とを備え、1次蓄電部1の静電容量は2次蓄電部2の静電容量の2倍以上であり、制御部60は、スイッチ40をオン状態にすることで1次蓄電部1と2次蓄電部2との間を短絡状態とし、1次蓄電部1と2次蓄電部2との間の電圧差により1次蓄電部1から2次蓄電部2に電流を流して2次蓄電部2を充電する。【選択図】図1

Description

本発明は、キャパシタを充電する充電装置、キャパシタを充電する充電システム、及びキャパシタの充電方法に関するものである。
蓄電装置を搭載した物流用搬送車と、物流量搬送車の充電装置で構成された充電システムが知られている(例えば特許文献1を参照)。蓄電装置は、電気二重層キャパシタを有しており、この電気二重層キャパシタは車両側接続電極を介して直流電力が供給されると、この直流電力を蓄電する。充電装置はスイッチング電源の後段に接続された電気二重層キャパシタを有しており、この電気二重層キャパシタはスイッチング電源から出力された直流電力により充電される。充電装置は、車両側接続電極と地上側接続電極との接続を確認した後、スイッチをオン状態にて、充電装置側の電気二重層キャパシタから、接続電極を介して、搬送車側の電気二重キャパシタへの給電を開始する。
特開2010−4587号公報
上記の充電システムにおいて、充電装置側(1次側)の電気二重層キャパシタと搬送車側の電気二重層キャパシタを同じキャパシタの構成にした場合には、1次側の電気二重層キャパシタを満充電の状態(充電率(SOC:State оf Charge))を100%にした状態)とし、2次側の電気二重層キャパシタを空の状態(SOCを0%にした状態)で充電を実施しても、充電完了後の2次側の電気二重層キャパシタのSOCは最大でも50%までにしかならない。
本発明が解決しようとする課題は、充電完了時に2次キャパシタセルの充電率を高めた充電装置、充電システム、及び充電方法を提供することである。
[1]本発明に係る充電装置は、1次キャパシタセルを有する1次蓄電部と、2次キャパシタセルを有する2次蓄電部に接続するためのコネクタと、前記1次蓄電部と前記コネクタとの間に接続されるスイッチと、前記1次蓄電部と前記コネクタとの間を、前記スイッチを介して接続する配線と、前記スイッチを制御する制御部とを備え、前記1次蓄電部の静電容量は前記2次蓄電部の静電容量の2倍以上であり、前記制御部は、前記スイッチをオン状態にすることで前記1次蓄電部と前記2次蓄電部との間を短絡状態とし、前記1次蓄電部と前記2次蓄電部との間の電圧差により、前記1次蓄電部から前記2次蓄電部に電流を流して前記2次蓄電部を充電する充電装置である。
[2]上記発明において、1次蓄電部は、複数の前記1次キャパシタセルを並列に接続し、前記1次キャパシタセルの並列数は、前記2次キャパシタセルの並列数より多くしてもよい。
[3]上記発明において、前記1次蓄電部は、複数の前記1次キャパシタセルを直列に接続し、直列に接続された前記複数の1次キャパシタセルを並列に接続し、前記2次蓄電部は、複数の前記2次キャパシタセルを直列に接続し、直列に接続された前記複数の2次キャパシタセルを並列に接続し、前記1次キャパシタセルの直列数は、前記2次キャパシタセルの直列数と同一であり、前記1次キャパシタセルの並列数は、前記2次キャパシタセルの並列数に対して10倍以上としてもよい。
[4]本発明に係る充電システムは、1次キャパシタセルを有する1次蓄電部と、2次キャパシタセルを有する2次蓄電部と、前記2次蓄電部に接続するためのコネクタと、前記1次蓄電部と前記コネクタとの間に接続されるスイッチと、前記1次蓄電部と前記コネクタとの間を、前記スイッチを介して接続する配線と、前記スイッチを制御する制御部とを備え、前記1次蓄電部の静電容量は前記2次蓄電部の静電容量の2倍以上であり、前記制御部は、前記スイッチをオン状態にすることで前記1次蓄電部と前記2次蓄電部との間を短絡状態とし、前記1次蓄電部と前記2次蓄電部との間の電圧差により、前記1次蓄電部から前記2次蓄電部に電流を流して、前記2次蓄電部を充電する。
[5]本発明に係る充電方法は、配線の先端に設けられたコネクタを、2次キャパシタセルを有する2次蓄電部に接続して、1次キャパシタセルを有する1次蓄電部と前記2次蓄電部との間を、前記配線を介して電気的に接続させる工程と、前記1次蓄電部と前記コネクタとの間に接続されたスイッチをオン状態にして、前記1次蓄電部と前記2次蓄電部との間を短絡状態とする工程と、前記1次蓄電部と前記2次蓄電部との間の電圧差により、前記1次蓄電部から前記2次蓄電部に電流を流して、前記2次蓄電部を充電する工程と、を備える。前記1次蓄電部の静電容量は前記2次蓄電部の静電容量の2倍以上である。
本発明では、1次蓄電部の静電容量を2次蓄電部の静電容量の2倍以上とし、1次蓄電部とコネクタとの間を、スイッチを介して配線で接続し、スイッチをオン状態にすることで1次蓄電部と2次キャパシタセルとの間を短絡状態とし、1次蓄電部と2次蓄電部との間の電圧差により、1次蓄電部から2次蓄電部に電流を流して2次蓄電部を充電する。このため、充電完了時に2次キャパシタセルの充電率を高めることができる。
図1は、本発明の実施形態における充電システムのブロック図である。 図2は、図1に示す充電システムの回路図である。 図3は、CCCV充電方式で充電した場合のキャパシタの電圧特性と電流特性を示すグラフである。 図4は、CC充電方式で充電した場合のキャパシタの電圧特性と電流特性を示すグラフである。 図5は、図1に示す充電システムの等価回路を示している。 図6は、1次側セルの電圧特性、2次側セルの電圧特性、及び充電電流の特性を示す。 図7は、比較例1及び実施例1で使用した検証回路の回路図である。 図8は、比較例1の充電システムにおける、電圧特性及び電流特性を示すグラフである。 図9は、比較例1の充電システムにおける、2次側キャパシタの充電率の特性を示すグラフである。 図10は、実施例1の充電システムにおける、電圧特性及び電流特性を示すグラフである。 図11は、実施例1の充電システムにおける、2次側キャパシタの充電率の特性を示すグラフである。 図12は、実施例2の充電システムにおける、電圧特性及び電流特性を示すグラフである。 図13は、実施例2の充電システムにおける、2次側キャパシタの充電率の特性を示すグラフである。 図14は、実施例の充電システムにおける、セルの並列数に対する充電率(SOC)の特性を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る充電システムのブロック図である。図2は、本実施形態に係る充電システムの回路図である。本実施形態における充電システム1000は、図1に示すように、1次蓄電部1、2次蓄電部2、配線30、スイッチ(SW)40、コネクタ50、及び制御部60を備えている。1次蓄電部1、配線30、スイッチ40、及び制御部60を含む装置が、充電装置100に相当する。
図2に示すように、1次蓄電部1は、複数の1次キャパシタセル10を直列に接続したセル群11(1)〜11(n)(nは自然数とする)を複数備えており、複数のセル群11nは並列に接続されている。なお図2において、セル群11(1)〜11(n)のうち最も左側に配置されるセル群をセル群11(1)とし、左側から2番目のセル群を11(2)とし、最も右側に配置されるセル群をセル群11(n)とし、右側から2番目のセル群を11(n−1)とする。2次蓄電部2は、複数の2次キャパシタセル20を直列に接続したセル群21を備えている。1次側のセル群11(1)〜11(n)は10個(n=10)あり、2次側のセル群は1つである。1次蓄電部1に含まれる1次キャパシタセル10と、2次蓄電部2に含まれる2次キャパシタセル20は同一性能のキャパシタである。また1つのセル群11(1)〜11(n)に含まれる1次キャパシタセル10の数は、セル群21に含まれる2次キャパシタセル20の数と同数である。また、1次蓄電部1は、セル群11(1)〜11(n)毎に、同数の1次キャパシタセル10を有している。すなわち、1次キャパシタセル10の直列数と2次キャパシタセル20の直列数は同一であり、1次キャパシタセル10の並列数は、2次キャパシタセル20の並列数よりも多い。セル群11(1)〜11(n)に含まれる1次キャパシタセル10のセル数とセル群21に含まれる2次キャパシタセルのセル数を同数にし、セル群11(1)〜11(n)の並列数(1次キャパシタセル10の並列数)をセル群21の並列数の2倍以上とする。なお、セル群21は1つのため、2次側のキャパシタの並列数は1である。すなわち、1次蓄電部1の静電容量は2次蓄電部2の静電容量の2倍以上である。
図2の例では、1次蓄電部1は複数のセル群11(1)〜11(n)を10個並列し、1次キャパシタセル10の並列数は2次キャパシタセル20の並列数の10倍になっている。そのため、1次蓄電部1の静電容量は2次蓄電部2の静電容量に対して10倍となり、1次蓄電部1の内部抵抗は2次蓄電部2の内部抵抗に対して1/10となる。なお、1次側で、並列に接続されるセル群の数は、10個に限らず11個以上でもよい。並列数が増えるほど、1次蓄電部1の静電容量は大きくなり、内部抵抗は低くなる。
1次蓄電部1に含まれる1次キャパシタセル10及び2次蓄電部2に含まれる2次キャパシタセル20について説明する。
1次キャパシタセル10は、扁平型のラミネートタイプのリチウムイオンキャパシタである。この1次キャパシタセル10は、正極板、負極板と、セパレータとを交互の積層した電極積層体と、電極積層体を封止するラミネートフィルム、及び、リードを備えている。正極板は、正極活物質、導電助剤、バインダ、及び分散剤を溶媒中に分散させた塗料を正極集電体上に塗布し、付着させることで形成されている。正極活物質としては黒鉛や活性炭等を例示でき、導電助剤はカーボンブラックなどを例示でき、バインダはSBR等を例示でき、分散剤はカルボキシメチルセルロース等を例示できる。
負極板は、負極活物質、導電助剤、バインダ、及び分散剤を溶媒中に分散させた塗料を負極集電体上に塗布し、付着させることで形成されている。負極活物質としては黒鉛や活性炭等、リチウムを吸蔵、放出可能な活物質を例示できる。導電助剤はカーボンブラックなどを例示でき、バインダはSBR等を例示でき、分散剤はカルボキシメチルセルロース等を例示できる。負極は、プレドープとして、負極とリチウム極との間を電源で接続した状態とし所定の条件下で電流を流し、その後にエージング等を行い、リチウムイオンをドープさせる。
セパレータは、電解液、正極活物質、及び負極活物質等に対して耐久性があり、連通孔を有する一方で電子導電性は有しない多孔体から構成されている。このセパレータは、具体的には、セルロース、ポリエチレン等から形成される不織布や微多孔膜から構成されている。このセパレータには電解液が含浸されている。電解液の具体例としては、リチウム塩の非プロトン性有機溶媒電解質溶液を例示することができる。リチウム塩としては、特に限定されないが、例えば、LiPF6、LiBF4、LiFSI、LiTFSIを用いることができる。また、非プロトン性有機溶媒の具体例としては、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネートなどのカーボネートを例示することができる。なお、これら非プロトン性有機溶媒の二種以上を混合した混合液を用いてもよい。
リードは、正極板及び負極板にそれぞれ接続され、板状の金属板であり端子として機能する。ラミネートフィルムは、矩形状のフィルムであって、電極積層体を内部に収容しつつ、外縁部分を熱融着することで、電極集電体、電解液等を封止する。
2次キャパシタセル20は、1次キャパシタセル10と同様なリチウムイオンキャパシタである。2次キャパシタセルの構成は、1次キャパシタセル10と同様である。なお、1次キャパシタセル10及び2次キャパシタセル20は、リチウムイオンキャパシタ(LIC)に限定されず、例えば電気二重層キャパシタ(EDLC)等のキャパシタであってもよい。すなわち、1次キャパシタセル10及び2次キャパシタセル20は、少なくとも、電気二重層を形成して物理的な作用により充放電可能な構造になっていればよい。
次に、配線30、スイッチ40、コネクタ50、及び制御部60について説明する。
配線30は、1次キャパシタセル10と2次キャパシタセル20との間を電気的に接続するための導線である。配線30は正極側の電源ラインと負極側の電源ラインを有している。正極側の電源ラインには、スイッチ40が接続されている。配線30の一端には1次蓄電部1が接続されており、配線30の他端にはコネクタ50が設けられている。
スイッチ40は、1次キャパシタセル10と2次キャパシタセル20との間で、配線30に接続されている。スイッチ40は、1次キャパシタセル10と2次キャパシタセル20との間の電気的な導通及び遮断を切り替える。
コネクタ50は、2次キャパシタセル20を充電装置100に接続させるための部品である。制御部60は、充電装置100を制御するコントローラである。制御部60は、スイッチ40のオン、オフを切り換えることで、1次キャパシタセルから2次キャパシタセルへの充電を制御する。
次に、本実施形態における充電システムの充電方法について説明する。
まず、2次キャパシタセル20を充電するために、2次蓄電部2がコネクタ50に接続される。1次蓄電部1と2次蓄電部2との間には、配線30、スイッチ40、及びコネクタ50が接続されているが、配線30の配線抵抗、スイッチ40の接点部分の抵抗、コネクタ50の抵抗は十分に小さい。1次キャパシタセル10の電極と2次キャパシタセル20との間には、固定抵抗など、抵抗値の高い素子が接続されていない。そのため、スイッチ40がオン状態に切り替えると、1次蓄電部1と2次蓄電部2との間は短絡状態になる。
本実施形態における充電システムは、1次キャパシタセル10に蓄えられている電気を2次キャパシタセル20に供給して、2次キャパシタセル20を充電する。そのため、充電の前提条件として、1次キャパシタセル10の電圧が2次キャパシタセル20よりも高くなっている。通常、2次キャパシタセル20の残容量が少ない状態で2次キャパシタセル20の充電は行われる。そのため、1次キャパシタセル10の電圧は、2次キャパシタセルの電圧よりも高くなっている。
上記の充電の前提条件が満たされている状態で、制御部60は、スイッチ40をオフ状態からオン状態に切り替える。1次キャパシタセル10と2次キャパシタセル20との間が電気的に導通すると、1次蓄電部1と2次蓄電部2との間の電圧差により、1次蓄電部1から2次蓄電部2に電流が流れ、2次キャパシタセル20が充電される。
1次蓄電部1及び2次蓄電部2は複数のキャパシタを接続しているため、蓄電部の内部抵抗は、複数の電池を接続した電池群と比べて低くなっている。また、1次蓄電部1と2次蓄電部2の間は短絡状態である。そのため、2次キャパシタセル20を充電する際には、1次蓄電部1から2次蓄電部2に大電流が流れる。
2次蓄電部2の充電が開始すると、1次キャパシタセル10の電圧は降下し、2次キャパシタセルの20の電圧は充電と共に上昇する。そして、1次蓄電部1の電圧と2次蓄電部20の電圧が同じ大きさになったときに、2次蓄電部2の充電が終了する。制御部60は、2次蓄電部2の充電完了後に、スイッチ40をオフ状態に切り替える。なお、制御部60は、2次蓄電部2の充電完了のタイミングを充電時間で管理してもよい。
次に、キャパシタの一般的な充電方法として、定電圧−定電流(CCCV)充電方式と、定電流(CC)充電方式について説明する。図3は、CCCV充電方式で充電した場合のキャパシタの電圧特性と電流特性を示すグラフである。横軸は時間(秒)を表しており、縦軸は電圧(ボルト)又は電流(アンペア)を示している。
図3に示すように、CCCV充電では、時間(t)の時点から、一定電流でキャパシタの充電を開始する。一定電流で充電中、キャパシタ電圧は徐々に上昇し、時間(t)の時点で、キャパシタ電圧は目標終止電圧に到達する。時間(t)の時点で、定電流から定電圧に切り換わり、時間(t)以降、充電電流を徐々に絞る。そして、充電電流はほぼゼロとなり、充電は終了する。図3の例では、充電終了時点から所定の休止期間を経過した時間(t)で、キャパシタの放電を開始する。キャパシタは一定の放電電流を出力し、キャパシタ電圧は徐々に下降する。そして、キャパシタ電圧が下限電圧に達した時点(t)で、放電が終了する。
CCCV充電方式による充電及びCCCV充電方式による充電後のキャパシタの放電では、充放電電流を切り替える際に以下のような電圧変化が発生する。まず時間(t)では、キャパシタへの充電電流の印加とキャパシタの内部抵抗により電圧変化(ΔV)が発生し、キャパシタ電圧が電圧変化(ΔV)分上昇する。時間(t)では、キャパシタの放電電流の印加とキャパシタの内部抵抗により電圧変化(ΔV)が発生し、キャパシタ電圧が電圧変化(ΔV)分下降する。また、時間(t)では、キャパシタの放電電流の停止とキャパシタの内部抵抗により電圧変化(ΔV)が発生し、キャパシタ電圧が電圧変化(ΔV)分上昇する。各時点における電圧変化は、電流の変化量と内部抵抗とを乗じた値に相当する。
定電流(CC)充電方式について説明する。図4は、CC充電方式で充電した場合のキャパシタの電圧特性と電流特性を示すグラフである。横軸は時間(秒)を表しており、縦軸は電圧(ボルト)又は電流(アンペア)を示している。
CC充電は、急速充電でよく用いられる。CC充電では、時間(t)の時点から、一定電流でキャパシタの充電を開始する。一定電流で充電中、キャパシタ電圧は徐々に上昇し、時間(t)の時点で、キャパシタ電圧は目標終止電圧に到達し、充電が終了する。図4の例では、充電終了時点から所定の休止期間を経過した時間(t)で、キャパシタの放電を開始する。キャパシタは一定の放電電流を出力し、キャパシタ電圧は徐々に下降する。そして、キャパシタ電圧が下限電圧に達した時点(t)で、放電が終了する。
CC充電方式による充電及びCC充電方式による充電後のキャパシタの放電では、充放電電流を切り替える際に以下のような電圧変化が発生する。まず時間(t)では、キャパシタへの充電電流の印加とキャパシタの内部抵抗により電圧変化(ΔV)が発生し、キャパシタ電圧が電圧変化(ΔV)分上昇する。時間(t)では、キャパシタへの充電電流の停止とキャパシタの内部抵抗により電圧変化(ΔV)が発生し、キャパシタ電圧が電圧変化(ΔV)分下降する。時間(t)では、キャパシタの放電電流の印加とキャパシタの内部抵抗により電圧変化(ΔV)が発生し、キャパシタ電圧が電圧変化(ΔV)分下降する。また、時間(t)では、キャパシタの放電電流の停止とキャパシタの内部抵抗により電圧変化(ΔV)が発生し、キャパシタ電圧が電圧変化(ΔV)分上昇する。各時点における電圧変化は、電流の変化量と内部抵抗との積に相当する。
上記のとおりCCCV充電方式では、キャパシタの充電完了時の充電電流がほぼゼロとなるため、キャパシタ充電完了時の電圧変化はほぼゼロとなり、充電完了後のSOCを高く保つことができる。一方、CCCV充電方式では、キャパシタ電圧が目標終止電圧に到達した後に、CV充電を行うため、充電時間が長くなってしまう。
CC方式では、キャパシタの充電完了時(図4の時刻t)の充電電流が高いため、充電完了時の電圧変化(ΔV)が大きくなる。すなわち、充電完了時に、充電電流とキャパシタの内部抵抗との積に相当する電圧降下が生じるため、充電完了後にキャパシタのSOCが低下する。その一方で、CC充電方式の充電時間は、CCCV充電方式の充電時間よりも短くなる。
電圧変化は充電電流と内部抵抗との積で表されるため、充電完了時の電圧降下を小さくするには、充電電流を小さくする、又は、内部抵抗の低い蓄電デバイスを用いればよい。しかしながら、充電電流を小さくした場合には充電時間が長くなってしまう。
1次キャパシタセル10及び2次キャパシタセル20は、リチウムイオン電池などの電池に比べて内部抵抗が低いという特徴を有している。本実施形態では、1次キャパシタセル10と2次キャパシタセル20との間を短絡状態とできるような配線系が形成されているため、2次キャパシタセル20を充電する際には、1次蓄電部1から2次蓄電部2に大電流を流すことができ、2次キャパシタセル20を短時間で充電できる。また、内部抵抗が低いため、充電完了後の電圧降下が小さくなるため、充電効率も高い。
ここで、図2に示すような充電システムにおいて、1次キャパシタセル10及び2次キャパシタセル20の代わりに、リチウムイオン電池等の電池を1次側と2次側に接続したときのシステムを、比較例として説明する。電池は、キャパシタと比較して内部抵抗が高い。そのため、電池間を配線で接続したとしても、電池間に大電流を流すことが難しい。また、電池のような内部抵抗の高いデバイスでは、過剰に電流が流れると、電池自体の発熱が問題となる。さらに、電池はキャパシタと比較して、レート特性がよくない。そのため、比較例に係るシステムを用いて、短時間で電池を充電した場合には、電池の容量劣化又はサイクル劣化が促進される可能性が高い。一方、本実施形態では、キャパシタの特性として、大電流で充電したときの容量特性(レート特性)が優れているため、本実施形態のような充電システムは、キャパシタの充電に特に適している。
次に、図5及び図6を用いて、2次側蓄電部2に含まれる2次キャパシタセル21を充電するときの電圧特性と電流特性について説明する。図5は、図1に示す充電システムの等価回路を示している。抵抗Rxはコネクタ50の抵抗及び配線抵抗に相当する。C1は1次側のセル(1次キャパシタセル10に相当)を示しており、C2は2次側のセル(2次キャパシタセル20に相当)を示している。またR1は1次側のセルの内部抵抗を示し、R2は2次側のセルの内部抵抗を示す。iは1次側のセルから出力される充電電流を示す。
図6は、1次側セルの電圧特性、2次側セルの電圧特性、及び充電電流(i)の特性を示す。なお、図6に示すグラフの横軸は時間を表し、縦軸は電圧及び電流を表す。
時間(t)の時点で充電が開始したとき、1次側セルの電圧は電圧変化量(ΔV1а)分降下し、2次側セルの電圧は電圧変化量(ΔV2а)分上昇する。そして、時間(t)の時点で充電が終了したとき、充電完了後の1次側セルの電圧は電圧変化量(ΔV1b)分上昇し、2次側セルの電圧は電圧変化量(ΔV2b)分下降する。各電圧変化量(ΔV1а、ΔV1b、ΔV2а、ΔV2b)は下記式(1)〜(4)で示される。
Figure 2019110638
Figure 2019110638
Figure 2019110638
Figure 2019110638
ただし、iは充電開始時の充電電流を示し、iは充電完了時の充電電流を示す。
上記のとおり、キャパシタ間で充電を行う場合に、1次側のキャパシタ電圧は、充電開始時の電圧低下により低くなり、2次側のキャパシタ電圧は、充電開始時の電圧上昇により高くなる。すなわち、充電開始時の1次側と2次側の電圧差は、初期電圧の電圧差よりも小さくなるため、充電完了時に2次キャパシタセルの充電率を高くするには、初期電圧の電圧差を大きく、あるいは、充電開始時の電圧降下を低くすることが考えられる。
本実施形態では、1次蓄電部1に含まれる1次キャパシタセル10の並列数を、2次蓄電部2に含まれる2次キャパシタセル20の並列数よりも多くしている。1次側の並列数を多くすることで、1次キャパシタセルの合成抵抗は低くなり、充電開始時の電圧変化が小さくなるため、充電完了時の2次キャパシタセルの充電率を高くすることができる。
以上のように、本実施形態では、1次蓄電部1と2次蓄電部2との間が、スイッチ40及びコネクタ50を介しつつ、配線30で接続されている。また、1次蓄電部1の静電容量が2次蓄電部2の静電容量の2倍以上である。そして、制御部60は、スイッチ40をオン状態にすることで1次キャパシタセル10と2次キャパシタセル20との間を短絡状態とし、1次キャパシタセル10と2次キャパシタセル20との間の電圧差により、1次キャパシタセル10から2次キャパシタセル20に電流を流して2次キャパシタセル20を充電させる。これにより、本実施形態では、短く規定された充電時間でキャパシタを高SOCで充電できる。
本実施形態では、1次蓄電部1と2次蓄電部2との間に、変圧器のような大きなデバイスを接続する必要がないため、装置又はシステムの小型化を実現できる。また、例えば特許文献1のような充電システムでは、キャパシタ間で流れる大電流を、キャパシタ間に接続されたスイッチング素子をチョッパ動作(スイッチング素子のオン、オフ動作)により、制限をかけて、2次側キャパシタを充電している。しかしながら、スイッチング素子のチョッパ動作によりキャパシタ間で電流が制限されるため、キャパシタの充電時間が長くなる。一方、本実施形態では、キャパシタ間で大電流を流しているため、短時間で2次キャパシタセル20を充電できる。
本実施形態では、1次蓄電部1に含まれる1次キャパシタセル10の並列数を、2次蓄電部2に含まれる2次キャパシタセル20の並列より多い。これにより、充電電流が大きくなり、充電時間が短くなる。また、充電完了時の2次キャパシタセル20の充電率(SOC)を高くすることができる。
本実施形態では、1次キャパシタセル10の並列数が2次キャパシタセル20の並列数の10倍以上になっている。これにより、1次蓄電部1が満充電に近い状態から充電を行う場合に、充電完了時の2次キャパシタセル20の充電率(SOC)を約85%以上にすることができる。
以下に、実施例を挙げて、本発明についてより具体的に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されない。
<キャパシタ>
1次キャパシタセル10及び2次キャパシタセル20には、扁平型のリチウムイオンキャパシタを用いた。静電容量は3600Fとし、内部抵抗は1mΩとした。
<シミュレーション>
以下の比較例1及び各実施例では、1次側及び2次側で使用するセルの接続形態が実施例毎に異なっている。1次のキャパシタを満充電として、2次キャパシタセルを空の状態とした上で、本実施形態に係る充電システムを用いて、2次キャパシタセルを充電した。図7は検証回路を示しており、本実施形態に係る充電システムの等価回路に相当する。図7の回路では、スイッチ40がオンになった状態を表している。Rxは、1次側のキャパシタと2次側のキャパシタとの間を接続する配線部の配線抵抗を示している。配線部には、配線30、スイッチ40及びコネクタ50が含まれる。C1は1次側のセル(1次キャパシタセル10又は1次蓄電部1に相当)を示しており、C2は2次側のセル(2次キャパシタセル20又は2次蓄電部2に相当)を示している。
<<比較例1>>
1次側と2次側には、同一性能の大型セルをそれぞれ8個直列に接続した。つまり、1次側のキャパシタの接続形態及び2次側のキャパシタの接続形態は、それぞれ8直1並とした。1次側のキャパシタの初期電圧を30.4Vとし、2次側のキャパシタの初期電圧を17.6Vとした。配線抵抗(Rx)は3mΩとした。スイッチ40のオン時間は10秒とした。
図8は、1次側のキャパシタの電圧特性、2次側のキャパシタの電圧特性、及び充電電流特性を示すグラフである。図9は、2次側のキャパシタのSOC特性を示すグラフである。図8において、点線はキャパシタの上限電圧(Vmax)である。図8に示すように、充電開始時に1次側の電圧が初期電圧(30.4V)から25V以下まで低下しさらに時間の経過とともに低下し、2次側の電圧は、充電完了時に25V以下となった。図9に示すように、充電完了時(充電開始時から10秒経過後)に、2次側のキャパシタの充電率(SOC)は約50%となった。
1次側の電圧は、充電開始時、電圧降下により低くなる。そして、1次側と2次側で初期電圧の差が小さい時には、充電開始後の電圧差がさらに小さくなるため、比較例1では、キャパシタの静電容量の半分程度した充電できないことが確認できた。
<<実施例1>>
1次側には、大型セルを8直1並で接続したセル群を2個並列に接続した。2次側には大型セルを8個直列に接続した。つまり、1次側のキャパシタの接続形態は8直2並とし、2次側のキャパシタの接続形態は8直1並とした。1次側のキャパシタの初期電圧を30.4Vとし、2次側のキャパシタの初期電圧を17.6Vとした。配線抵抗(Rx)は3mΩとした。スイッチ40のオン時間は10秒とした。
図10は、1次側のキャパシタの電圧特性、2次側のキャパシタの電圧特性、及び充電電流特性を示すグラフである。図11は、2次側のキャパシタのSOC特性を示すグラフである。図10において、点線はキャパシタの上限電圧(Vmax)である。図9に示すように、充電開始時に1次側の電圧が初期電圧(30.4V)から27V程度に低下し、さらに時間の経過とともに低下し、2次側の電圧は充電完了時に約26Vとなった。図11に示すように、充電完了時に、2次側のキャパシタの充電率(SOC)は約66%となった。実施例1では、比較例1と比較して、1次側のキャパシタの並列数が1つ増えているため、充電開始時の1次側の電圧降下が実施例2より小さくなり、1次側の充電電流、充電完了時の2次側の電圧、及び充電完了時の2次側のキャパシタの充電率(SOC)は、比較例1と比較してそれぞれ高くなることが確認できた。
<<実施例2>>
1次側には、大型セルを8直1並で接続したセル群を10個並列に接続した。2次側には大型セルを8個直列に接続した。つまり、1次側のキャパシタの接続形態は8直10並とし、2次側のキャパシタの接続形態は8直1並とした。1次側のキャパシタの初期電圧を30.4Vとし、2次側のキャパシタの初期電圧を17.6Vとした。配線抵抗(Rx)は3mΩとした。スイッチ40のオン時間は10秒とした。
図12は、1次側のキャパシタの電圧特性、2次側のキャパシタの電圧特性、及び充電電流特性を示すグラフである。図13は、2次側のキャパシタのSOC特性を示すグラフである。図12において、点線はキャパシタの上限電圧(Vmax)である。図12に示すように、充電開始時に1次側の電圧が初期電圧(30.4V)から29V程度に低下し、さらに時間の経過とともに低下し、2次側の電圧は充電完了時に約29Vとなった。図13に示すように、充電完了時に、2次側のキャパシタの充電率(SOC)は約90%となった。実施例2では、実施例1と比較して、1次側のキャパシタの並列数が7個増えているため、充電開始時の1次側の電圧降下が実施例1より小さくなり、1次側の充電電流、充電完了時の2次側の電圧、及び充電完了時の2次側のキャパシタの充電率(SOC)は、実施例1と比較してそれぞれ高くなることが確認できた。
図14は、1次側に並列接続されるセル群を1個ずつ増やしたときの2次側のキャパシタの充電率(SOC)の特性を示している。横軸は並列数を、縦軸は充電率(SOC)を示す。図14に示すように、1次側のセル群の並列数を増やすごとに、2次側のキャパシタの充電率(SOC)が増えることが確認できた。また、1次側に並列接続されるセル群を10個にすることで、2次側のキャパシタの充電率(SOC)が約90%になることが確認できた。実施例1、2の結果から、1次側のキャパシタの並列数を増やすことで、1次側の電圧降下が抑制されるため、充電電流が増加し充電率が向上することが確認できた。
1…1次蓄電部
2…2次蓄電部
10…1次キャパシタセル
20…2次キャパシタセル
30…配線
40…スイッチ
50…コネクタ
60…制御部
100…充電装置
1000…充電システム

Claims (5)

  1. 1次キャパシタセルを有する1次蓄電部と、
    2次キャパシタセルを有する2次蓄電部に接続するためのコネクタと、
    前記1次蓄電部と前記コネクタとの間に接続されるスイッチと、
    前記1次蓄電部と前記コネクタとの間を、前記スイッチを介して接続する配線と、
    前記スイッチを制御する制御部とを備え、
    前記1次蓄電部の静電容量は前記2次蓄電部の静電容量の2倍以上であり、
    前記制御部は、
    前記スイッチをオン状態にすることで前記1次蓄電部と前記2次蓄電部との間を短絡状態とし、
    前記1次蓄電部と前記2次蓄電部との間の電圧差により、前記1次蓄電部から前記2次蓄電部に電流を流して前記2次蓄電部を充電する充電装置。
  2. 請求項1記載の充電装置であって、
    前記1次蓄電部は、複数の前記1次キャパシタセルを並列に接続し、
    前記1次キャパシタセルの並列数は、前記2次キャパシタセルの並列数より多い充電装置。
  3. 請求項1記載の充電装置であって、
    前記1次蓄電部は、複数の前記1次キャパシタセルを直列に接続し、直列に接続された前記複数の1次キャパシタセルを並列に接続し、
    前記2次蓄電部は、複数の前記2次キャパシタセルを直列に接続し、直列に接続された前記複数の2次キャパシタセルを並列に接続し、
    前記1次キャパシタセルの直列数は、前記2次キャパシタセルの直列数と同一であり、
    前記1次キャパシタセルの並列数は、前記2次キャパシタセルの並列数に対して10倍以上である充電装置。
  4. 1次キャパシタセルを有する1次蓄電部と、
    2次キャパシタセルを有する2次蓄電部と、
    前記2次蓄電部に接続するためのコネクタと、
    前記1次蓄電部と前記コネクタとの間に接続されるスイッチと、
    前記1次蓄電部と前記コネクタとの間を、前記スイッチを介して接続する配線と、
    前記スイッチを制御する制御部とを備え、
    前記1次蓄電部の静電容量は前記2次蓄電部の静電容量の2倍以上であり、
    前記制御部は、
    前記スイッチをオン状態にすることで前記1次蓄電部と前記2次蓄電部との間を短絡状態とし、
    前記1次蓄電部と前記2次蓄電部との間の電圧差により、前記1次蓄電部から前記2次蓄電部に電流を流して、前記2次蓄電部を充電する充電システム。
  5. 配線の先端に設けられたコネクタを、2次キャパシタセルを有する2次蓄電部に接続して、1次キャパシタセルを有する1次蓄電部と前記2次蓄電部との間を、前記配線を介して電気的に接続させる工程と、
    前記1次蓄電部と前記コネクタとの間に接続されたスイッチをオン状態にして、前記1次蓄電部と前記2次蓄電部との間を短絡状態とする工程と、
    前記1次蓄電部と前記2次蓄電部との間の電圧差により、前記1次蓄電部から前記2次蓄電部に電流を流して、前記2次蓄電部を充電する工程と、を備え、
    前記1次蓄電部の静電容量は前記2次蓄電部の静電容量の2倍以上である充電方法。
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