JP2019109605A - チャネル別収益管理装置、チャネル別収益管理方法、および、チャネル別収益管理プログラム - Google Patents

チャネル別収益管理装置、チャネル別収益管理方法、および、チャネル別収益管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】物理倉庫内に、流通チャネル毎の論理倉庫を作成し、チャネル別の在庫管理を行うことを可能とするチャネル別収益管理装置、チャネル別収益管理方法、および、チャネル別収益管理プログラムを提供することを課題とする。【解決手段】商品の仕入数量を含む仕入データを取得し、仕入データ、倉庫マスタおよびチャネル別振分数量算出マスタに基づいて、論理倉庫毎の商品の振分数量を算出し、当該振分数量を各論理倉庫の商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを作成する。【選択図】図1

Description

本発明は、チャネル別収益管理装置、チャネル別収益管理方法、および、チャネル別収益管理プログラムに関する。
特許文献1には、複数の実在の倉庫をグルーピングした倉庫群を論理倉庫とみなし、製品の引当を論理倉庫毎に行うことにより、論理倉庫毎の在庫管理を実行する構成が開示されている。
特開2000−215254号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の発明においては、会社としての収益は管理できるが、流通チャネルごとの収益は管理できていなかったため、どの流通チャネルをどのように改善するべきか、または、伸ばすべきかが数字上分からなかったという課題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、物理倉庫内に、流通チャネル毎の論理倉庫を作成し、チャネル別の在庫管理を行うことを可能とするチャネル別収益管理装置、チャネル別収益管理方法、および、チャネル別収益管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るチャネル別収益管理装置は、記憶部と制御部とを備えたチャネル別収益管理装置であって、前記記憶部は、物理倉庫に設定された流通チャネル毎の論理倉庫を設定した倉庫マスタを記憶する倉庫記憶手段と、前記各論理倉庫に対する商品の振分比率を設定したチャネル別振分数量算出マスタを記憶するチャネル別振分記憶手段と、を備え、前記制御部は、前記商品の仕入数量を含む仕入データを取得する仕入取得手段と、前記仕入データ、前記倉庫マスタおよび前記チャネル別振分数量算出マスタに基づいて、前記論理倉庫毎の前記商品の振分数量を算出し、当該振分数量を前記各論理倉庫の前記商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを作成する振分手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るチャネル別収益管理装置は、前記記憶部は、前記論理倉庫毎の未引当の前記商品の受注数量を含む受注データを記憶する受注記憶手段、を更に備え、前記チャネル別振分数量算出マスタは、更に、前記受注数量を優先するか否かに関する変数が設定され、前記振分手段は、前記変数が前記受注数量を優先すると設定されている場合、前記仕入データ、前記倉庫マスタおよび前記チャネル別振分数量算出マスタに基づいて、前記仕入数量から前記受注数量を差し引いた差分数量を前記論理倉庫毎に振り分けた前記振分数量を算出し、当該振分数量と前記受注数量との合計を前記各論理倉庫の前記商品の在庫数量として振り分けた前記振分在庫データを作成することを特徴とする。
また、本発明に係るチャネル別収益管理装置は、前記制御部は、前記論理倉庫毎の前記商品の売上データを取得する売上取得手段、を更に備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るチャネル別収益管理装置は、前記制御部は、前記仕入データ、前記振分在庫データおよび前記売上データに基づいて、前記商品の仕訳データを作成する仕訳作成手段、を更に備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るチャネル別収益管理装置は、前記仕訳作成手段は、更に、前記論理倉庫毎の前記商品の損益計算書データを作成することを特徴とする。
また、本発明に係るチャネル別収益管理装置は、前記振分手段は、前記仕入データ、前記倉庫マスタおよび前記チャネル別振分数量算出マスタに基づいて、前記仕入数量に前記振分比率を乗じた前記論理倉庫毎の前記振分数量を算出し、当該振分数量を前記各論理倉庫の前記商品の在庫数量として振り分けた前記振分在庫データを作成することを特徴とする。
また、本発明に係るチャネル別収益管理装置は、前記振分手段は、前記変数が前記受注数量を優先すると設定されている場合、前記仕入データ、前記倉庫マスタおよび前記チャネル別振分数量算出マスタに基づいて、前記差分数量に前記振分比率を乗じた前記論理倉庫毎の前記振分数量を算出し、当該振分数量と前記受注数量との合計を前記各論理倉庫の前記商品の在庫数量として振り分けた前記振分在庫データを作成することを特徴とする。
また、本発明に係るチャネル別収益管理装置は、前記論理倉庫は、流通業者を介した間接流通チャネル向けの卸倉庫、直営店舗での直接流通チャネル向けの直営倉庫、および/または、電子商取引での直接流通チャネル向けのEC倉庫であることを特徴とする。
また、本発明に係るチャネル別収益管理方法は、記憶部と制御部とを備えたチャネル別収益管理装置に実行させるためのチャネル別収益管理方法であって、前記記憶部は、物理倉庫に設定された流通チャネル毎の論理倉庫を設定した倉庫マスタを記憶する倉庫記憶手段と、前記各論理倉庫に対する商品の振分比率を設定したチャネル別振分数量算出マスタを記憶するチャネル別振分記憶手段と、を備え、前記制御部で実行させる、前記商品の仕入数量を含む仕入データを取得する仕入取得ステップと、前記仕入データ、前記倉庫マスタおよび前記チャネル別振分数量算出マスタに基づいて、前記論理倉庫毎の前記商品の振分数量を算出し、当該振分数量を前記各論理倉庫の前記商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを作成する振分ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るチャネル別収益管理プログラムは、記憶部と制御部とを備えたチャネル別収益管理装置に実行させるためのチャネル別収益管理プログラムであって、前記記憶部は、物理倉庫に設定された流通チャネル毎の論理倉庫を設定した倉庫マスタを記憶する倉庫記憶手段と、前記各論理倉庫に対する商品の振分比率を設定したチャネル別振分数量算出マスタを記憶するチャネル別振分記憶手段と、を備え、前記制御部において、前記商品の仕入数量を含む仕入データを取得する仕入取得ステップと、前記仕入データ、前記倉庫マスタおよび前記チャネル別振分数量算出マスタに基づいて、前記論理倉庫毎の前記商品の振分数量を算出し、当該振分数量を前記各論理倉庫の前記商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを作成する振分ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、流通チャネル毎の収益が管理できるようになり、どの流通チャネルの粗利率がよく、どの部分を改善するべきなのか、伸ばすべきなのか、を明確にすることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、仕訳を自動で作成できることで、経営のスピーディな判断ができるという効果を奏する。
図1は、チャネル別収益管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態におけるチャネル別収益管理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図3は、本実施形態におけるチャネル別収益管理処理の一例を示すフロー図である。 図4は、本実施形態における振分在庫データの一例を示す図である。 図5は、本実施形態における仕訳データの一例を示す図である。 図6は、本実施形態における仕訳データの一例を示す図である。 図7は、本実施形態における仕訳データの一例を示す図である。 図8は、本実施形態における損益計算書データの一例を示す図である。 図9は、本実施形態におけるチャネル別収益管理処理の一例を示すフロー図である。 図10は、本実施形態における振分在庫データの一例を示す図である。 図11は、本実施形態における仕訳データの一例を示す図である。 図12は、本実施形態における仕訳データの一例を示す図である。 図13は、本実施形態における仕訳データの一例を示す図である。 図14は、本実施形態における損益計算書データの一例を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.構成]
本実施形態に係るチャネル別収益管理装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、チャネル別収益管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
チャネル別収益管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、チャネル別収益管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
チャネル別収益管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。チャネル別収益管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、チャネル別収益管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、チャネル別収益管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、倉庫マスタ106aと、仕入ファイル106bと、チャネル別振分数量算出マスタ106cと、受注ファイル106dと、在庫ファイル106eと、売上ファイル106fと、仕訳ファイル106gとを備えている。
倉庫マスタ106aは、物理倉庫に設定された流通チャネル毎の論理倉庫を設定したマスタである。ここで、論理倉庫は、流通業者を介した間接流通チャネル向けの卸倉庫、直営店舗での直接流通チャネル向けの直営倉庫、および/または、電子商取引での直接流通チャネル向けのEC(Electronic Commerce)倉庫等であってもよい。また、物理倉庫は、物流倉庫等であってもよい。倉庫マスタ106aは、倉庫名称および/または倉庫コード(CD)等を含んでいてもよい。
仕入ファイル106bは、仕入データを記憶する。ここで、仕入データは、仕入番号、仕入日付、仕入先名称、仕入先コード、仕入倉庫名称、仕入倉庫コード、商品名称、商品コード、仕入数量、商品単価および/または仕入金額等を含んでいてもよい。
チャネル別振分数量算出マスタ106cは、各論理倉庫に対する商品の振分比率を設定したマスタである。ここで、チャネル別振分数量算出マスタ106cは、論理倉庫毎の未引当の商品の受注数量を優先するか否かに関する変数(未引当優先フラグ)が設定されていてもよい。また、チャネル別振分数量算出マスタ106cは、振分元(移動元)倉庫名称、振分元(移動元)倉庫コード、振分先(移動先)倉庫名称および/または振分先(移動先)倉庫コード等を含んでいてもよい。
受注ファイル106dは、受注データを記憶する。ここで、受注ファイル106dは、論理倉庫毎の未引当の商品の受注数量を含む受注データを記憶してもよい。また、受注データは、受注番号、受注日付、出荷(予定)日付、(振分先)倉庫名称、(振分先)倉庫コード、得意先名称、得意先コード、納入先名称、納入先コード、商品名称、商品コード、受注数量、未引当数量、商品単価および/または受注金額等を含んでいてもよい。ここで、売上金額は、税抜金額および税額等を含んでいてもよい。
在庫ファイル106eは、在庫データを記憶する。ここで、在庫ファイル106eは、論理倉庫毎の商品の振分在庫データを記憶していてもよい。ここで、振分在庫データは、仕入番号、仕入日付、仕入倉庫(振分元倉庫)名称、仕入倉庫(振分元倉庫)コード、商品名称、商品コード、仕入数量、振分先倉庫名称、振分先倉庫コード、受注(伝票)番号、行番号、受注日付、出荷(予定)日付、得意先名称、得意先コード、納入先名称、納入先コード、受注数量、商品単価、仕入金額および/または受注金額等を含んでいてもよい。
売上ファイル106fは、売上データを記憶する。ここで、売上ファイル106fは、論理倉庫毎の商品の売上データを記憶していてもよい。また、売上データは、売上日付、得意先名称、得意先コード、出荷元(振分先)倉庫名称、出荷元(振分先)倉庫コード、商品名称、商品コード、売上数量および/または売上金額等を含んでいてもよい。
仕訳ファイル106gは、仕訳データを記憶する。ここで、仕訳ファイル106gは、論理倉庫毎の商品の仕訳データを記憶していてもよい。また、仕訳ファイル106gは、論理倉庫毎の商品の損益計算書データを記憶していてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(タッチパネルを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114またはプリンタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
制御部102は、チャネル別収益管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、マスタ設定部102aと、仕入取得部102bと、受注取得部102cと、振分部102dと、売上取得部102eと、仕訳作成部102fとを備えている。
マスタ設定部102aは、マスタを設定する。ここで、マスタ設定部102aは、倉庫マスタ106aを設定してもよい。また、マスタ設定部102aは、チャネル別振分数量算出マスタ106cを設定してもよい。
仕入取得部102bは、仕入データを取得する。ここで、仕入取得部102bは、商品の仕入数量、仕入先データ、商品を移動させる物理倉庫データおよび/または当該商品の商品データ等を含む仕入データを取得し、当該仕入データを仕入ファイル106bに格納してもよい。
受注取得部102cは、受注データを取得する。ここで、受注取得部102cは、論理倉庫毎の商品の受注数量、論理倉庫毎の得意先データ、振分先倉庫データ、商品データおよび/または論理倉庫毎の未引当の商品の受注数量を含む受注データを取得し、当該受注データを受注ファイル106dに格納してもよい。
振分部102dは、仕入データ、倉庫マスタ106aおよびチャネル別振分数量算出マスタ106cに基づいて、論理倉庫毎の商品の振分数量を算出し、当該振分数量を各論理倉庫の商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを作成する。ここで、振分部102dは、チャネル別振分数量算出マスタ106cに設定された論理倉庫毎の未引当の商品の受注数量を優先するか否かに関する変数(未引当優先フラグ)が受注数量を優先すると設定されている場合、仕入データ、倉庫マスタ106aおよびチャネル別振分数量算出マスタ106cに基づいて、仕入数量から受注数量を差し引いた差分数量を論理倉庫毎に振り分けた振分数量を算出し、当該振分数量と受注数量との合計を各論理倉庫の商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを作成してもよい。また、振分部102dは、仕入データ、倉庫マスタ106aおよびチャネル別振分数量算出マスタ106cに基づいて、仕入数量に振分比率を乗じた論理倉庫毎の振分数量を算出し、当該振分数量を各論理倉庫の商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを作成してもよい。
また、振分部102dは、チャネル別振分数量算出マスタ106cに設定された論理倉庫毎の未引当の商品の受注数量を優先するか否かに関する変数(未引当優先フラグ)が受注数量を優先すると設定されている場合、仕入データ、倉庫マスタ106aおよびチャネル別振分数量算出マスタ106cに基づいて、差分数量に振分比率を乗じた論理倉庫毎の振分数量を算出し、当該振分数量と受注数量との合計を各論理倉庫の商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを作成してもよい。また、振分部102dは、仕入データ、倉庫マスタ106aおよびチャネル別振分数量算出マスタ106cに基づいて、論理倉庫毎の商品の振分数量を算出し、当該振分数量を含む振分(移動)データを作成し、当該振分(移動)データに基づいて、当該振分数量を各論理倉庫の商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを作成してもよい。ここで、振分(移動)データは、振分(移動)日時、振分(移動)元倉庫データ、振分(移動)先倉庫データ、商品データ、ならびに/または、論理倉庫毎の商品の振分数量もしくは論理倉庫毎の商品の振分数量と受注数量との合計を含んでいてもよい。また、振分部102dは、振分在庫データを在庫ファイル106eに格納(登録)してもよい。また、振分部102dは、振分(移動)データを在庫ファイル106eに格納してもよい。
売上取得部102eは、売上データを取得する。ここで、売上取得部102eは、論理倉庫毎の商品の売上データを取得してもよい。また、売上取得部102eは、売上日付、得意先データ、出荷元(振分先)倉庫データ、商品データおよび/または売上数量等を含む売上データを取得し、当該売上データを売上ファイル106fに格納してもよい。
仕訳作成部102fは、仕訳データを作成する。ここで、仕訳作成部102fは、仕入データ、振分在庫データおよび売上データに基づいて、商品の仕訳データを作成してもよい。また、仕訳作成部102fは、商品の損益計算書データを作成してもよい。また、仕訳作成部102fは、仕訳データを仕訳ファイル106gに格納してもよい。また、仕訳作成部102fは、損益計算書データを仕訳ファイル106gに格納してもよい。
[2.具体例]
本実施形態の具体例について、図2から図14を参照して説明する。
[チャネル別収益管理処理]
ここで、図2を参照して、本実施形態におけるチャネル別収益管理処理の一例について説明する。図2は、本実施形態におけるチャネル別収益管理装置100の処理の一例を示すフローチャートである。
図2に示すように、マスタ設定部102aは、ユーザにより入力装置112を介してユーザが活用している流通チャネルの名称が入力された場合、ユーザの物流倉庫に当該流通チャネル毎の論理倉庫を設定した、倉庫名称および倉庫コードを含む倉庫マスタ106aを設定し、ユーザにより入力装置112を介して各論理倉庫に対する商品の振分比率が入力された場合、倉庫マスタ106aに基づいて、振分元倉庫コード、振分先倉庫コード、未引当優先フラグおよび当該振分比率を含むチャネル別振分数量算出マスタ106cを設定する(ステップSA−1)。
そして、仕入取得部102bは、商品の発注先から物流倉庫への納品があった際に、ユーザにより入力装置112を介して仕入日付、仕入先名称、商品名称および仕入数量が入力された場合、仕入先名称、商品名称、仕入数量、仕入日付および物流倉庫の倉庫コードを含む仕入データを取得し、当該仕入データを仕入ファイル106bに格納する(ステップSA−2)。
そして、振分部102dは、受注ファイル106dに論理倉庫毎の未引当の商品の受注数量を含む受注データが登録されているか否かを判定する(ステップSA−3)。
そして、振分部102dは、論理倉庫毎の未引当の商品の受注数量を含む受注データが登録されていないと判定した場合(ステップSA−3:No)、処理をステップSA−5に移行させる。
一方、振分部102dは、論理倉庫毎の未引当の商品の受注数量を含む受注データが登録されていると判定した場合(ステップSA−3:Yes)、処理をステップSA−4に移行させる。
そして、振分部102dは、チャネル別振分数量算出マスタ106cに設定された論理倉庫毎の未引当の商品の受注数量を優先するか否かに関する未引当優先フラグが受注数量を優先すると設定されている(未引当優先フラグが立っている)か否かを判定する(ステップSA−4)。
そして、振分部102dは、未引当優先フラグが立っていないと判定した場合(ステップSA−4:No)、処理をステップSA−5に移行させる。
そして、振分部102dは、仕入ファイル106bに登録された仕入データ、倉庫マスタ106aおよびチャネル別振分数量算出マスタ106cに基づいて、仕入数量に振分比率を乗じた論理倉庫毎の振分数量を算出し、当該振分数量を各論理倉庫の商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを作成し、振分在庫データを在庫ファイル106eに登録し(ステップSA−5)、処理をステップSA−7に移行させる。
一方、振分部102dは、未引当優先フラグが立っていると判定した場合(ステップSA−4:Yes)、処理をステップSA−6に移行させる。
振分部102dは、仕入ファイル106bに登録された仕入データ、受注ファイル106dに登録された受注データ、倉庫マスタ106aおよびチャネル別振分数量算出マスタ106cに基づいて、仕入数量から未引当優先フラグが立っている論理倉庫の受注数量を差し引いた差分数量に振分比率を乗じた論理倉庫毎の振分数量を算出し、未引当優先フラグが立ってない各論理倉庫の振分数量、および/または、未引当優先フラグが立っている各論理倉庫の振分数量と受注数量との合計を論理倉庫の商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを作成し、振分在庫データを在庫ファイル106eに登録する(ステップSA−6)。
そして、売上取得部102eは、商品の売上があった際に、ユーザにより入力装置112を介して売上日付、得意先名称および売上数量が入力された場合、売上日付、得意先名称、振分先倉庫コード、商品名称および売上数量を含む売上データを取得し、当該売上データを売上ファイル106fに格納する(ステップSA−7)。
そして、仕訳作成部102fは、仕入データ、振分在庫データおよび売上データに基づいて、仕入、振分(移動)および売上に関する商品の仕訳データ、および、論理倉庫(流通チャネル)毎の商品の損益計算書データを作成し、仕訳データおよび損益計算書データを仕訳ファイル106gに格納し(ステップSA−8)、処理を終了する。
[未引当受注を加味しないチャネル別収益管理処理]
ここで、図3から図8を参照して、本実施形態における未引当受注を加味しないチャネル別収益管理処理の詳細について説明する。図3は、本実施形態におけるチャネル別収益管理処理の一例を示すフロー図である。
図3に示すように、本実施形態においては、物流倉庫と流通チャネル毎の論理倉庫(卸倉庫、直営倉庫およびEC倉庫)とを設定した、倉庫コードおよび倉庫名称を含む倉庫マスタ106aを設定する(ステップSB−1)。
そして、本実施形態においては、流通チャネル別振分時に在庫の振分をする上での推奨値を算出するための設定を行う、振分元倉庫CD、未引当受注を優先するかの未引当優先フラグ、振分先倉庫CDおよび振分比率を含むチャネル別振分数量算出マスタ106cを設定する(ステップSB−2)。
そして、本実施形態においては、ユーザにより各メーカーへの商品(Tシャツ)の発注の入力があった場合、仕入れる商品を纏めた発注データを各メーカーに送信する(ステップSB−3)。
そして、本実施形態においては、商品の発注先から物流倉庫への納品があった際に、ユーザにより仕入倉庫を「100:物流倉庫」とする仕入計上(在庫計上)があった場合、仕入日付、仕入先名称、(仕入)倉庫CD、商品名称および仕入数量を含む仕入データを仕入ファイル106bに登録する(ステップSB−4)。
そして、本実施形態においては、仕入データ、倉庫マスタ106aおよびチャネル別振分数量算出マスタ106cに基づいて、仕入数量に振分比率を乗じたチャネル(論理倉庫)別の振分数量を自動算出し、当該振分数量を含む移動データを作成する(ステップSB−5)。
そして、本実施形態においては、自動算出されたチャネル別の振分数量を元に、最終の振分数量を調整し、確定した振分数量の取込を行い、在庫を移動(振分)する移動取込処理を行うことにより、振分数量を各チャネルの商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを在庫ファイル106eに登録する(ステップSB−6)。
ここで、図4を参照して、本実施形態における振分在庫データの一例について説明する。図4は、本実施形態における振分在庫データの一例を示す図である。
図4は、図3に示す未引当受注を加味しないチャネル別収益管理処理に含まれる移動取込処理において作成された、仕入番号、商品コード、商品名称、仕入日付、仕入倉庫CD、仕入倉庫名称、仕入数量、移動先倉庫CD、移動先倉庫名称および振分数量を含む振分在庫データを示している。
図3に戻り、本実施形態においては、ユーザにより流通チャネル毎の売上計上(売上入力)があった場合、流通チャネル毎に振り分けた振分在庫データを使用して、売上日付、得意先名称、(振分先)倉庫CD、商品名称および売上数量を含む売上データを売上ファイル106fに登録する(ステップSB−7)。
そして、本実施形態においては、仕入データ、移動データおよび売上データより、会計への仕訳連携処理を実行し(ステップSB−8)、処理を終了する。
ここで、図5から図8を参照して、本実施形態における仕訳連携処理の一例について説明する。図5から図7は、本実施形態における仕訳データの一例を示す図である。図8は、本実施形態における損益計算書データの一例を示す図である。
図5は、図3に示す未引当受注を加味しないチャネル別収益管理処理において1個¥1,000の商品を2,000個仕入れた際の、仕入計上に関する仕訳データを示している。また、図6は、図3に示す未引当受注を加味しないチャネル別収益管理処理において1,000個を卸用、400個を直営用、および、600個をEC用に仕入数量を振り分け(移動)した際の、商品のチャネル別振分に関する仕訳データを示している。図7は、図3に示す未引当受注を加味しないチャネル別収益管理処理において1個¥3,000の商品を卸倉庫から1,000個、直営倉庫から400個、および、EC倉庫から600個売り上げた際の、売上計上するに関する仕訳データを示している。また、図8には、図3に示す未引当受注を加味しないチャネル別収益管理処理における、流通チャネル(卸チャネル、小売(直営)チャネル、および、ECチャネル)毎の商品の損益計算書データを示している。
[未引当受注を加味するチャネル別収益管理処理]
また、図9から図14を参照して、本実施形態における未引当受注を加味するチャネル別収益管理処理の詳細について説明する。図9は、本実施形態におけるチャネル別収益管理処理の一例を示すフロー図である。
図9に示すように、本実施形態においては、物流倉庫と流通チャネル毎の論理倉庫(卸倉庫、直営倉庫およびEC倉庫)とを設定した、倉庫コードおよび倉庫名称を含む倉庫マスタ106aを設定する(ステップSC−1)。
そして、本実施形態においては、流通チャネル別振分時に在庫の振分をする上での推奨値を算出するための設定を行う、振分元倉庫CD、未引当受注を優先するかの未引当優先フラグ、振分先倉庫CDおよび振分比率を含むチャネル別振分数量算出マスタ106cを設定する(ステップSC−2)。
そして、本実施形態においては、ユーザにより各得意先からの商品(Tシャツ)の発注についての入力があった場合、受注日付、得意先名称、(振分先)倉庫コード、商品名称、受注数量および未引当数量を含む受注データを受注ファイル106dに登録する(ステップSC−3)。
そして、本実施形態においては、ユーザにより各メーカーへの商品の発注の入力があった場合、仕入れる商品を纏めた発注データを各メーカーに送信する(ステップSC−4)。
そして、本実施形態においては、商品の発注先から物流倉庫への納品があった際に、ユーザにより仕入倉庫を「100:物流倉庫」とする仕入計上(在庫計上)があった場合、仕入日付、仕入先名称、(仕入)倉庫CD、商品名称および仕入数量を含む仕入データを仕入ファイル106bに登録する(ステップSC−5)。
そして、本実施形態においては、仕入データ、受注データ、倉庫マスタ106aおよびチャネル別振分数量算出マスタ106cに基づいて、仕入数量から受注数量を差し引いた差分数量に振分比率を乗じたチャネル(論理倉庫)別の振分数量を自動算出し、当該振分数量を含む移動データを作成する(ステップSC−6)。
そして、本実施形態においては、未引当受注数を加味して自動算出されたチャネル別の振分数量を元に、最終の振分数量を調整し、確定した振分数量の取込を行い、在庫を移動(振分)する移動取込処理を行うことにより、振分数量を各チャネルの商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを在庫ファイル106eに登録する(ステップSC−7)。
ここで、図10を参照して、本実施形態における振分在庫データの一例について説明する。図10は、本実施形態における振分在庫データの一例を示す図である。
図10は、図9に示す未引当受注を加味するチャネル別収益管理処理に含まれる移動取込処理において作成された、仕入番号、商品コード、商品名称、仕入日付、仕入倉庫CD、仕入倉庫名称、仕入数量、移動先倉庫CD、移動先倉庫名称、受注総数量、受注数量、振分数量、伝票(受注)番号、行番号、得意先コード、得意先名称、受注日付、出荷日付および受注残数量を含む振分在庫データを示している。
図9に戻り、本実施形態においては、ユーザにより流通チャネル毎の売上計上(売上入力)があった場合、流通チャネル毎に振り分けた振分在庫データを使用して、売上日付、得意先名称、(振分先)倉庫CD、商品名称および売上数量を含む売上データを売上ファイル106fに登録する(ステップSC−8)。
そして、本実施形態においては、仕入データ、移動データおよび売上データより、会計への仕訳連携処理を実行し(ステップSC−9)、処理を終了する。
ここで、図11から図14を参照して、本実施形態における仕訳連携処理の一例について説明する。図11から図13は、本実施形態における仕訳データの一例を示す図である。図14は、本実施形態における損益計算書データの一例を示す図である。
図11は、図9に示す未引当受注を加味するチャネル別収益管理処理において1個¥1,000の商品を2,000個仕入れた際の、仕入計上に関する仕訳データを示している。また、図12は、図9に示す未引当受注を加味するチャネル別収益管理処理において1,100個を卸用、360個を直営用、および、540個をEC用に仕入数量を振り分け(移動)した際の、商品のチャネル別振分に関する仕訳データを示している。図13は、図9に示す未引当受注を加味するチャネル別収益管理処理において1個¥3,000の商品を卸倉庫から500個、直営倉庫から200個、および、EC倉庫から300個売り上げた際の、売上計上するに関する仕訳データを示している。また、図14には、図9に示す未引当受注を加味するチャネル別収益管理処理における、流通チャネル(卸チャネル、小売(直営)チャネル、および、ECチャネル)毎の商品の損益計算書データを示している。
このように、本実施形態においては、物流倉庫内に、流通チャネル(卸・直営・EC)毎の論理倉庫を作成し、チャネル別の在庫管理を行ってもよい。また、本実施形態においては、発注をする際、流通チャネル毎に同一メーカーへ発注するのではなく、会社として発注したい分を取り纏めて、物理倉庫を指定して発注を行ってもよい。また、本実施形態においては、仕入計上後、未引当受注、および、マスタ設定値のルールに従って、流通チャネル別に振分するための指標を出力して調整を行い、調整を行った結果を、仕入計上を行った物理倉庫から流通チャネル別の倉庫への移動データとして取り込んでもよい。また、本実施形態においては、移動データを元に、流通チャネル毎の仕入として会計上判断するために、チャネルコードに各チャネルコードをセットして仕訳連携を行い、チャネル毎の原価を管理してもよい。
[3.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、チャネル別収益管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、チャネル別収益管理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じてチャネル別収益管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、チャネル別収益管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、本実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、チャネル別収益管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、チャネル別収益管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、流通チャネル別収支を管理する必要のある流通小売業等の業界において有用である。
100 チャネル別収益管理装置
102 制御部
102a マスタ設定部
102b 仕入取得部
102c 受注取得部
102d 振分部
102e 売上取得部
102f 仕訳作成部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 倉庫マスタ
106b 仕入ファイル
106c チャネル別振分数量算出マスタ
106d 受注ファイル
106e 在庫ファイル
106f 売上ファイル
106g 仕訳ファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (10)

  1. 記憶部と制御部とを備えたチャネル別収益管理装置であって、
    前記記憶部は、
    物理倉庫に設定された流通チャネル毎の論理倉庫を設定した倉庫マスタを記憶する倉庫記憶手段と、
    前記各論理倉庫に対する商品の振分比率を設定したチャネル別振分数量算出マスタを記憶するチャネル別振分記憶手段と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記商品の仕入数量を含む仕入データを取得する仕入取得手段と、
    前記仕入データ、前記倉庫マスタおよび前記チャネル別振分数量算出マスタに基づいて、前記論理倉庫毎の前記商品の振分数量を算出し、当該振分数量を前記各論理倉庫の前記商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを作成する振分手段と、
    を備えたことを特徴とするチャネル別収益管理装置。
  2. 前記記憶部は、
    前記論理倉庫毎の未引当の前記商品の受注数量を含む受注データを記憶する受注記憶手段、
    を更に備え、
    前記チャネル別振分数量算出マスタは、
    更に、前記受注数量を優先するか否かに関する変数が設定され、
    前記振分手段は、
    前記変数が前記受注数量を優先すると設定されている場合、前記仕入データ、前記倉庫マスタおよび前記チャネル別振分数量算出マスタに基づいて、前記仕入数量から前記受注数量を差し引いた差分数量を前記論理倉庫毎に振り分けた前記振分数量を算出し、当該振分数量と前記受注数量との合計を前記各論理倉庫の前記商品の在庫数量として振り分けた前記振分在庫データを作成することを特徴とする請求項1に記載のチャネル別収益管理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記論理倉庫毎の前記商品の売上データを取得する売上取得手段、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のチャネル別収益管理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記仕入データ、前記振分在庫データおよび前記売上データに基づいて、前記商品の仕訳データを作成する仕訳作成手段、
    を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載のチャネル別収益管理装置。
  5. 前記仕訳作成手段は、
    更に、前記論理倉庫毎の前記商品の損益計算書データを作成することを特徴とする請求項4に記載のチャネル別収益管理装置。
  6. 前記振分手段は、
    前記仕入データ、前記倉庫マスタおよび前記チャネル別振分数量算出マスタに基づいて、前記仕入数量に前記振分比率を乗じた前記論理倉庫毎の前記振分数量を算出し、当該振分数量を前記各論理倉庫の前記商品の在庫数量として振り分けた前記振分在庫データを作成することを特徴とする請求項1に記載のチャネル別収益管理装置。
  7. 前記振分手段は、
    前記変数が前記受注数量を優先すると設定されている場合、前記仕入データ、前記倉庫マスタおよび前記チャネル別振分数量算出マスタに基づいて、前記差分数量に前記振分比率を乗じた前記論理倉庫毎の前記振分数量を算出し、当該振分数量と前記受注数量との合計を前記各論理倉庫の前記商品の在庫数量として振り分けた前記振分在庫データを作成することを特徴とする請求項2に記載のチャネル別収益管理装置。
  8. 前記論理倉庫は、
    流通業者を介した間接流通チャネル向けの卸倉庫、直営店舗での直接流通チャネル向けの直営倉庫、および/または、電子商取引での直接流通チャネル向けのEC倉庫であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載のチャネル別収益管理装置。
  9. 記憶部と制御部とを備えたチャネル別収益管理装置に実行させるためのチャネル別収益管理方法であって、
    前記記憶部は、
    物理倉庫に設定された流通チャネル毎の論理倉庫を設定した倉庫マスタを記憶する倉庫記憶手段と、
    前記各論理倉庫に対する商品の振分比率を設定したチャネル別振分数量算出マスタを記憶するチャネル別振分記憶手段と、
    を備え、
    前記制御部で実行させる、
    前記商品の仕入数量を含む仕入データを取得する仕入取得ステップと、
    前記仕入データ、前記倉庫マスタおよび前記チャネル別振分数量算出マスタに基づいて、前記論理倉庫毎の前記商品の振分数量を算出し、当該振分数量を前記各論理倉庫の前記商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを作成する振分ステップと、
    を含むことを特徴とするチャネル別収益管理方法。
  10. 記憶部と制御部とを備えたチャネル別収益管理装置に実行させるためのチャネル別収益管理プログラムであって、
    前記記憶部は、
    物理倉庫に設定された流通チャネル毎の論理倉庫を設定した倉庫マスタを記憶する倉庫記憶手段と、
    前記各論理倉庫に対する商品の振分比率を設定したチャネル別振分数量算出マスタを記憶するチャネル別振分記憶手段と、
    を備え、
    前記制御部において、
    前記商品の仕入数量を含む仕入データを取得する仕入取得ステップと、
    前記仕入データ、前記倉庫マスタおよび前記チャネル別振分数量算出マスタに基づいて、前記論理倉庫毎の前記商品の振分数量を算出し、当該振分数量を前記各論理倉庫の前記商品の在庫数量として振り分けた振分在庫データを作成する振分ステップと、
    を実行させるためのチャネル別収益管理プログラム。
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